JPH0211919Y2 - - Google Patents

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JPH0211919Y2
JPH0211919Y2 JP2153584U JP2153584U JPH0211919Y2 JP H0211919 Y2 JPH0211919 Y2 JP H0211919Y2 JP 2153584 U JP2153584 U JP 2153584U JP 2153584 U JP2153584 U JP 2153584U JP H0211919 Y2 JPH0211919 Y2 JP H0211919Y2
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JP
Japan
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toilet bowl
toilet
toilet seat
holding member
base
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JP2153584U
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JPS60133999U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は洋式便器における便座の取付け装置
に関するものである。
〔従来技術〕
従来における便座の便器に対する取付け構造を
第1図に示す。すなわち、便器1の後部取付部2
には一対の穴3が貫通状態に設けてあり、一方、
予め便座5が枢支された取付用基体4の下面には
取付ボルト30が設けられている。そして、この
ような基体4を取付部2の上面に乗せることによ
り、取付ボルト30を穴3に挿通し、この取付ボ
ルト30にワツシヤー31を介しナツト32を螺
合して基体4つまり便座5を便器1に固定するよ
うにしていた。ところで、一般家庭における便所
はその室内巾が約半間程であつて便器の流側に十
分なスペースがなく、また、便器の後方にはロー
タンクが設置されているため、便座の便器への着
脱作業がしずらく、特にナツトの締付作業を便器
の横から床にひざをつき、のぞきこむようにその
上手さぐりで行なわなければならず、堅固に固定
するのに多くの時間と労力を必要としていた。こ
のことは、特に既設の便器に通常の便座に代えて
周知の暖房便座の局部洗浄機能のついた洗浄便座
等を取付ける場合に、きわめて不都合なものであ
つた。
〔考案の概要〕
この考案はかかる従来の欠点を除去したもの
で、便器に便座を簡単に取付けることができる便
座の取付け装置を提供することを目的としたもの
である。
〔考案の実施例〕
以下この考案の一実施例を図面により説明す
る。すなわち、1は洋式便器で、後部に水平に取
付部2を一体に形成するとともにこの取付部に所
定間隔で一対の穴3を貫通状態に設けている。4
は箱状をした基体で、前面に便座5を回転自在に
枢支している。この便座5は裏面にヒータ6を沿
わせた暖房便座であり、基体4内にその制御回路
に収納している。7は基体4の底板8に一体に突
設した一対のピンで、便器1に設けた穴3と同じ
間隔で設けられている。9は例えばゴムのような
弾性体から作られた中空の保持部材で、便器1の
穴3にほぼ等しい外径と、基体4のピン7の外径
にほぼ等しいかあるいは小さな内径とを有し、さ
らに上端にはフランジ10が設けられ穴3に挿通
した状態で下端が便器1の取付部2から下方に突
出するような長さを有している。そして、この保
持部材9の内径部分にはその下端部すなわち取付
部2のちようど下面と対応する位置に一体に膨出
部11が形成されている。
以上の構成において、便器1の取付部2の各穴
3に保持部材9を挿通しておき、この保持部材9
に基体4の各ピン7を押し込むと、ピン7はその
膨出部11を押し広げるようにして差し込まれ
る。この結果、保持部材9は取付部2から突出す
る部分が第3図のようにラツパ状に開くため、こ
の部分が穴3の縁に係止されて抜け出ることがな
くなる。一方、ピン7は保持部材9の膨出部11
の復元力で強固に締付けられて、固定される。逆
に基体4を便器1から取り外すには、基体4を上
方へ力を入れて引き上げればよい。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、便座が枢支さ
れた基体のピンを便器側の穴に挿し込むだけで、
便器に便座を取付けることができ、その作業は著
しく簡便になるものである。また便器に対して基
体と弾性を有する保持部材とは、ピンの挿通によ
つて初めて固定状態に保たれるため、保持部材の
嵌挿は全く外力を加える必要なくおこなえ、かつ
取付け後は振動等によるガタツキ音の発生を確実
に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における便座の取付構造を示す要
部断面図、第2図はこの考案の一実施例を示す要
部断面図、第3図はその要部の拡大断面図、第4
図は便座と便器の取付ける前の要部断面図、第5
図は基体の斜視図である。 1……便器、4……基体、5……便座、7……
ピン、9……保持部材。図中、同一符号は同一又
は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 便器に固定した基体に便座の一端が枢支された
    ものにおいて、前記便器の貫通穴に弾性を有する
    中空の保持部材をその下端部が該貫通穴より下方
    突出するように嵌挿し、この突出部の内径部分に
    膨出部を形成する一方、前記基体の下面にピンを
    突設し、このピンを前記保持部材に挿通すること
    により、前記保持部材の下端突出部内径を拡開さ
    せて前記基体を保持部材とともに便器に固定した
    ことを特徴とする便座の取付け装置。
JP2153584U 1984-02-17 1984-02-17 便座の取付け装置 Granted JPS60133999U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2153584U JPS60133999U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 便座の取付け装置

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JP2153584U JPS60133999U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 便座の取付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60133999U JPS60133999U (ja) 1985-09-06
JPH0211919Y2 true JPH0211919Y2 (ja) 1990-04-03

Family

ID=30513012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2153584U Granted JPS60133999U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 便座の取付け装置

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JP (1) JPS60133999U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0527112Y2 (ja) * 1987-08-03 1993-07-09
US4924533A (en) * 1988-11-14 1990-05-15 American Standard Inc. Coupling means for toilet tank and bowl assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60133999U (ja) 1985-09-06

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