JPH07113952B2 - 光学的文字読取装置 - Google Patents

光学的文字読取装置

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JPH07113952B2
JPH07113952B2 JP62257810A JP25781087A JPH07113952B2 JP H07113952 B2 JPH07113952 B2 JP H07113952B2 JP 62257810 A JP62257810 A JP 62257810A JP 25781087 A JP25781087 A JP 25781087A JP H07113952 B2 JPH07113952 B2 JP H07113952B2
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JP
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JP62257810A
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哲司 下條
明 高岡
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学的文字読取装置に関し、特に小型で、信
頼性の高い密着センサユニットを製造するのに好適なシ
ェーディング機構の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の光学文字読取装置は、特開昭61−253588号公報記
載のように、ハウジングの中に、光源とレンズアレイと
密着センサを密封実装することにより、周囲から離散し
た埃に対する影響を受けないようにしたものが知られて
いる。
この密着センサユニットにより、ある程度の信頼性は改
善されるが、光学文字読取装置では、光源等の経時的変
化により読取精度が変化するため、シェーディング補正
をする必要がある。この場合、密着センサユニットの外
部にある、読取媒体の先端に設けられた白基準によりシ
ェーディング補正をするか、伝票をセットする前に白基
準板を読取位置に置き、白レベルを取込んでシェーディ
ング補正を行うことになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術では、シェーディング補正のための白基準
(白基準板)がセンサユニットの外部にあるため、周囲
の埃等の影響を受け、白基準が変動し信頼生を低下させ
るという問題があった。また、センサユニットの小型化
および白基準板の汚れ防止のための密閉構造化に対して
の配慮がされておらず、センサの読取品質の維持確保が
できないという問題があった。
本発明の目的は、このような従来の問題を解決し、小型
で、埃,汚れ等のシェーディング取込品質に悪影響を及
ぼす諸要因に対して影響を受けない信頼性の高い光学的
文字読取装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本発明の光学点文字読取装
置は、イメージセンサ,レンズ,光源等を密封した構造
の読取センサユニットを有する光学的文字読取装置にお
いて、上記光源の光量に応じた白レベルの取込みのため
の基準となる白色板を上記読取センサユニット内に収納
すると共に、上記白色板を、上記イメージセンサの読取
ライン位置に静止させて白レベル取込みを行う第1の位
置と、媒体の読取可能な第2の位置との間で回転移動し
て保持する機構を設けたことに特徴がある。
すなわち、上記白色板(以下、シェーディング用白基準
板という)は、両端に曲げ部を有し、その曲げ部にはシ
ャフトが貫通するための丸穴を有し、平面部に基準とな
る白板部を有し、ソレノイドの駆動力を伝達用リンクを
介して回転させるためのシャフトが丸穴に通される。ま
た、回転移動して保持する機構は、白基準板を回転駆動
させるソレノイド等の駆動源,該駆動源からの駆動力を
伝える駆動伝達用のリンク,該リンクの一端に取付けら
れたスプリング等から構成される。
〔作用〕
本発明においては、シェーディング用白基準板は、ソレ
ノイド吸引状態では、その白板平面部が読取面に平行に
位置し、なおかつ、センサの読取ラインを白板平面部全
域で覆われるようにし、この状態で、センサが白レベル
の取込みを行う。
白レベル取込み後は、ソレノイドの吸引を解いて、白板
平面部をスプリングの力によって、光源の直接光、反射
光の妨げとならないような位置に持ち上げて保持する。
これによって、読取対象媒体は、所定の搬送が可能であ
り、かつ光源の光を遮断することなく、通常の読取が可
能である。
また、白基準板は、両端曲げ部を有して、シャフトを貫
通させ、センサユニットのブロック両側面に、軸受けを
介して回転可能なように保持されている。従って、白板
平面部は、この軸受部のシャフトと軸受のわずかなクリ
アランスをのぞいて、センサユニット内で、ほぼ密閉
(この部分以外は、通常ガラス等でおおわれておりスキ
マ無し)構造とでき、外からの埃に対して防御でき、か
つ白基準への汚れの付着を回避することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、図面により詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す光学的読取装置の部
分断面構造図である。これは、読取センサユニット付近
の搬送路を含めた機構部の側面図を示している。
第1図において、1は密封構造の読取センサユニット、
2は読取媒体(例えば、伝票4)を搬送する搬送路、3
はシェーディング補正用白基準板、4は読取られる伝
票、5はイメージセンサ7により読取る読取位置、6は
光源となる蛍光灯、7は白基準板3の白レベルと伝票読
取りとを行うイメージセンサ、8は反射光が通過するレ
ンズ、11は白基準板3を回転させるための回転シャフ
ト、12は蛍光灯6からの光を反射させる反射板である。
通常状態では、読取センサユニット1内に収納されてい
るシェーディング補正用白基準板3は、第1図の破線位
置にあって、搬送されてきた伝票4の読取位置5に対
し、蛍光灯6の光源を全く妨げることがない。また、読
取センサユニット1は、読取る伝票4の上端を検知し
て、認識すべき文字のイメージ情報の切出しを行うに当
たって、ビデオ信号(シェーディング波形)の白レベル
の基準を予め取り込んでおいて、伝票4の上端が読取位
置まできた時に、それを光学的に検出できるようにする
と共に、イメージセンサ7,蛍光灯6,レンズ8等によるシ
ェーディング歪を補正するために、シェーディング取込
みを行う。
第2図は、第1図におけるシェーディング補正用白基準
板3の斜視図である。この図から明らかなように、本白
基準板3は、両端に曲げ部を有し、その曲げ部にはシャ
フトが貫通するための丸穴を有し、平面部に基準となる
白板部を有し、ソレノイドの駆動力を伝達用リンクを介
して回転させるための回転シャフト11が丸穴に通されて
いる。この回転シャフト11は、一端が回転シャフトDカ
ット部11′を有している。
第3図は、第1図におけるシェーディング補正用白基準
板3を回転させるためのソレノイド等の駆動系を示した
図である。ここで、9は白基準板3の駆動源となるソレ
ノイド、10a,10b,10cはソレノイド9の駆動伝達用のリ
ンク、12は蛍光灯6の妨げとならない媒体読取可能な所
定位置(第1図破線参照)に白基準板3を持ち上げてい
るスプリング、13,13′はストッパである。ストッパ13
は白基準板3が読取位置に保持する働きをしており、ス
トッパ13′は媒体読取可能な所定位置に保持する働きを
している。
第4図は、本実施例におけるシェーディング取込みの処
理フローチャートである。以下、第4図のフローチャー
トに従って本実施例の動作を説明する。
まず、装置への電源投入によって蛍光灯6が点灯した時
にシェーディング取込みが行われる(301)。蛍光灯6
が点灯すると(302)、ソレノイド9が駆動され(30
3)、ソレノイド9に連結するリンク10a〜10cが矢印A
方向に引かれ、白基準板3を固定している回転シャフト
11が、矢印B方向に回転して、白基準3が実線位置に移
動する(第3図参照)。この時、白基準板3は、イメー
ジセンサ7の読取位置5の位置にくるようにしておく。
そして、この状態で、ビデオ信号(シェーディング波
形)を取り込んで(304)、白レベルのピーク値を憶え
込み、この時得られるシェーディング波形を基準とし
て、伝票4のイメージ情報の白,黒の2値化を行う。
これにより、イメージセンサ7,レンズ8,蛍光灯6など光
学系部品の品質特性によって生ずるセンサユニット1の
シェーディング波形の歪を自らが認識して、それに応じ
て伝票4の白黒レベルの判定ができるので、前記光学系
部品の特性のバラツキの影響を受けることなく、読取り
を実行することが可能となる。
取込終了後、ソレノイド9をOFFし、白基準板3を第1
図の破線位置に戻す(305)。以上により伝票セット可
状態となる(306)。伝票がセットされると(307)、読
取り動作に入る(308)。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、シェーディング
補正のための白基準板をセンサユニット内に密封実装が
可能であるため、白基準板自身は勿論のこと、センサユ
ニット内の各部品の埃に対するガードも可能となるの
で、極めて信頼性の高いシェーディング補正機構付のセ
ンサユニットを実現できる。また、白レベルの取込みの
ための機構部品はソレノイド,リンク,スプリング等に
よって構成されるので,シンプルな構造でかつ小型化設
計が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す光学的読取装置の部分
断面構造図、第2図は第1図におけるシェーディング補
正用白基準板の斜視図、第3図は第1図におけるシェー
ディング補正用白基準板の駆動系の断面構造図、第4図
は本発明の実施例におけるシェーディング波形取込みフ
ローチャートである。 1:読取センサユニット、2:搬送路、3:白基準、4:伝票、
5:読取位置、6:蛍光灯、7:イメージセンサ、8:レンズ、
9:ソレノイド、10a〜10c:リンク、11:回転シャフト、1
1′:回転シャフトDカット部、12:反射板、13,13′:
ソレノイドリンクストッパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イメージセンサ,レンズ,光源等を密封し
    た構造の読取センサユニットを有する光学的文字読取装
    置において、上記光源の光量に応じた白レベルの取込み
    のための基準となる白色板を上記読取センサユニット内
    に収納すると共に、上記白色板を、上記イメージセンサ
    の読取ライン位置に静止させて白レベル取込みを行う第
    1の位置と、媒体の読取可能な第2の位置との間で回転
    移動して保持する機構を設けたことを特徴とする光学的
    文字読取装置。
JP62257810A 1987-10-13 1987-10-13 光学的文字読取装置 Expired - Lifetime JPH07113952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62257810A JPH07113952B2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13 光学的文字読取装置

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JP62257810A JPH07113952B2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13 光学的文字読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0199187A JPH0199187A (ja) 1989-04-18
JPH07113952B2 true JPH07113952B2 (ja) 1995-12-06

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ID=17311433

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JP62257810A Expired - Lifetime JPH07113952B2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13 光学的文字読取装置

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JP4717723B2 (ja) * 2006-06-07 2011-07-06 キヤノン株式会社 記録材検知装置
EP2930921A1 (en) 2009-06-05 2015-10-14 Canon Kabushiki Kaisha Recording-medium detecting device and image forming apparatus
JP5812600B2 (ja) 2010-12-10 2015-11-17 キヤノン株式会社 画像形成装置

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JPH0199187A (ja) 1989-04-18

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