JPH07113780A - セラミック酸素センサ - Google Patents

セラミック酸素センサ

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JPH07113780A
JPH07113780A JP5284005A JP28400593A JPH07113780A JP H07113780 A JPH07113780 A JP H07113780A JP 5284005 A JP5284005 A JP 5284005A JP 28400593 A JP28400593 A JP 28400593A JP H07113780 A JPH07113780 A JP H07113780A
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JP
Japan
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lead
sensor chip
oxygen sensor
heater
pair
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JP5284005A
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JP2514589B2 (ja
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Takafumi Kajima
孝文 鹿嶋
Katsuaki Nakamura
克明 中村
Naoji Yadori
尚次 宿利
Atsunari Ishibashi
功成 石橋
Yoshinori Kato
嘉則 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU
CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU KENKYU KIKO
Fujikura Ltd
Original Assignee
CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU
CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU KENKYU KIKO
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リード配線抵抗及び寸法を小さくしてしか
も、外部回路への断熱効果を充分なものとしたチップ搭
載構造のセラミック酸素センサを提供する。 【構成】 棒状の絶縁体からなるリード基体1を用い
て、その先端面に接合金属5を用いて酸素センサチップ
4が搭載される。リード基体1のある側面にはセンサチ
ップ4の加熱用ヒータにつながる一対のヒータ用リード
配線2a,2bが、これと対向する側面にはセンサチッ
プ4のアノード,カソード電極につながる一対の電極用
リード配線3a,3bがそれぞれ配設されていて、接合
金属5により電気的及び機械的接続がとられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミック酸素センサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】安定化ジルコニア等を用いたセラミック
酸素センサが知られている。セラミック酸素センサチッ
プは通常、リード配線板に搭載されて外部回路との接続
がなされる。図5は従来のセラミック酸素センサチップ
をリード配線板に搭載した状態の一例を示している。リ
ード配線基板11の一面には予め、アノード及びカソー
ド電極用のリード配線13a及び13bと、ヒータ用リ
ード配線14a及び14bが配設されている。この配線
基板11のリード配線が形成された面に、図示のように
セラミック酸素センサチップ12が搭載される。図5に
示すリード配線基板11の長さL2 は、酸素センサチッ
プ12が通常高温部に設置されることから、これに接続
される外部回路(検出回路及びヒータ駆動回路を含む)
を熱的に保護するのに必要な値が選ばれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すような従来
のセンサチップ搭載法には、次のような問題があった。
第1に、上述のように外部回路を熱的に保護する必要が
あるために、センサチップを含めたリード配線板の寸法
が大きくなる。第2に、アノード及びカソード電極用の
リード配線13a及び13bと、ヒータ用リード配線1
4a及び14bが配線板の一つの面に配設されるため、
これらの配線幅を充分大きくできず、配線抵抗が無視で
きなくなる。特にヒータ効率の低下が問題になる。
【0004】本発明は、このような問題を解決して、リ
ード配線抵抗及び寸法を小さくしてしかも、外部回路へ
の断熱効果を充分なものとしたチップ搭載構造のセラミ
ック酸素センサを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るセラミック
酸素センサは、棒状の絶縁体からなるリード基体と、こ
のリード基体の先端面に搭載されたセラミック酸素セン
サチップと、前記リード基体の一つの側面に配設されて
前記センサチップのアノード及びカソード電極に接続さ
れる一対の電極用リード配線と、前記リード基体の他の
側面に配設されて前記センサチップの加熱用ヒータに接
続される一対のヒータ用リード配線とを有することを特
徴としている。
【0006】
【作用】本発明においては、一対の電極用リード配線と
一対のヒータ用リード配線とが棒状のリード基体の異な
る側面に配設されるから、従来のように平板状基板の一
つの面に4本のリード配線を配設する構造に比べて、配
線面の幅が同じとすれば約2倍のリード配線幅を確保す
ることができる。これにより、基体のセンサチップから
外部回路までの寸法及びリード配線面の幅を同じとし
て、従来よりリード配線の抵抗を小さくすることができ
る。また、センサチップはリード配線が形成された面と
は直交する棒状リード基体の先端面に搭載されるから、
リード基体の長さを従来より小さくして、外部回路に対
する断熱効果を従来と同程度にすることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例に係るセラミック酸素
センサの構成を示す。図1(a)は正面図、同図(b)
は背面図であり、同図(c)は斜視図である。図示のよ
うにこの実施例では、細長い角柱状の絶縁体からなるリ
ード基体1が用いられている。具体的にこのリード基体
1としては、先端面が3mm×3mm、長さ22mmのポーラ
スアルミナ棒が用いられる。このリード基体1の一つの
側面(この実施例では正面)に、一対のヒータ用リード
配線2a,2bが配設され、別の側面(この実施例では
背面)に、一対の電極用リード配線3a,3bが配設さ
れている。これらのリード配線2a,2b,3a,3b
は例えば、Ptペーストの印刷焼成により形成される。
【0008】このようにリード配線が配設されたリード
基体1の先端面に、ジルコニアを用いた限界電流式のセ
ラミック酸素センサチップ4が搭載されている。即ちセ
ンサチップ4は、そのチップ面がリード基体1の長手方
向と直交する状態で先端面に取り付けられている。この
実施例の場合、酸素センサチップ4の大きさは、3mm×
3mmであって、リード基体1の先端面の大きさと等し
い。酸素センサチップ4はヒータ(図示せず)を内蔵し
ていて、裏面にアノード,カソード電極端子及びヒータ
端子が引き出されている。そしてこれらの端子がそれぞ
れ、接合金属5によりリード基体1のリード配線2a,
2b,3a,3bに電気的及び機械的に接続されるよう
に、搭載されることになる。
【0009】酸素センサチップ4の端子のリード配線と
の接続状態及び接続方法を少し詳しく説明すれば、次の
通りである。図2(a)(b)は酸素センサチップ4の
表面側と裏面側の斜視図であり、図示のように酸素セン
サチップ4の裏面には予め端子電極につながる接合金属
5が、例えば金属ペーストの状態で塗布される。一方、
リード基体1の先端面には図3に示すように、側面のリ
ード配線2a,2b,3a,3bが回り込む形でこれら
につながる配線端部21a,21b,31a,31bが
形成されている。そこで酸素センサチップ4の裏面の接
合金属5をそれぞれ対応する配線端部21a,21b,
31a,31bに圧接して、機械的接合および電気的接
合がとられる。
【0010】この実施例によれば、酸素センサチップ4
からこれが接続される外部回路までの距離は、酸素セン
サチップ4の厚みを無視すれば、ほぼリード基体1の長
さになる。例えば図5に示す寸法を用いて図5の従来例
と比較すると、この実施例の場合リード基体1の長さを
L2 −L1 として、従来例と同じ酸素センサチップから
外部回路までの距離、即ち断熱に必要な距離が確保でき
る。従ってリード配線部を含めて全体として寸法を従来
より小さくして、同じ断熱効果を得ることができる。ま
た、ヒータ用リード配線2a,2bと電極用リード配線
3a,3bとがリード基体1の異なる側面に形成されて
いるから、一つの配線面の幅が従来と同じとすれば、配
線幅を従来より2倍程度大きくすることができ、これら
リード配線の抵抗を小さくすることができる。
【0011】実際にこの実施例による酸素センサに対し
て、室温−450℃のヒートサイクルテストを、2分O
N/4分OFFを1サイクルとして1万サイクル行っ
た。その結果、Ptペーストによるセンサチップとリー
ド基体の接合部の電気的および機械的特性の劣化は認め
られず、信頼性も充分であることが確認された。また酸
素センサの限界電流特性もこのヒートサイクルテストで
劣化がないことが確認された。
【0012】上記実施例では、ヒータ内蔵の酸素センサ
チップを用いたが、例えば図4に示すように、リード基
体1のセンサチップが搭載される先端面にヒータ6を配
設してもよい。また上記実施例では、電極用リード配線
とヒータ用リード配線とをリード基体の相対向する側面
に配設したが、これらを隣接する二つの側面に配設する
こともでき、これによっても上記実施例と同様の効果が
得られる。更に実施例では角柱状のリード基体を用いた
が、角柱は実際には四角の他三角形や、五角形以上の多
角形でもよいし、また例えば角が丸められていてもよい
し、円柱のような棒状体を用いることもできる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、棒状
のリード基体を用いることによって、リード配線抵抗及
び寸法を小さくしてしかも、外部回路への断熱効果を充
分なものとしたチップ搭載構造のセラミック酸素センサ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る酸素センサの構成を
示す。
【図2】 同実施例の酸素センサチップの構成を示す。
【図3】 同実施例のリード基体の先端構造を示す。
【図4】 他の実施例のリード基体の先端構造を示す。
【図5】 従来例の構成を示す。
【符号の説明】
1…リード基体、2a,2b…ヒータ用リード配線、3
a,3b…電極用リード配線、4…セラミック酸素セン
サチップ、5…接合金属、6…ヒータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宿利 尚次 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 石橋 功成 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 加藤 嘉則 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の絶縁体からなるリード基体と、 このリード基体の先端面に搭載されたセラミック酸素セ
    ンサチップと、 前記リード基体の一つの側面に配設されて前記センサチ
    ップのアノード及びカソード電極に接続される一対の電
    極用リード配線と、 前記リード基体の他の側面に配設されて前記センサチッ
    プの加熱用ヒータに接続される一対のヒータ用リード配
    線と、を有することを特徴とするセラミック酸素セン
    サ。
JP5284005A 1993-10-18 1993-10-18 セラミック酸素センサ Expired - Fee Related JP2514589B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05126788A (ja) * 1991-11-07 1993-05-21 Toyota Motor Corp 酸素濃度センサ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05126788A (ja) * 1991-11-07 1993-05-21 Toyota Motor Corp 酸素濃度センサ

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JP2514589B2 (ja) 1996-07-10

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