JPH07113543B2 - 帯板形状検出装置 - Google Patents

帯板形状検出装置

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JPH07113543B2
JPH07113543B2 JP3553388A JP3553388A JPH07113543B2 JP H07113543 B2 JPH07113543 B2 JP H07113543B2 JP 3553388 A JP3553388 A JP 3553388A JP 3553388 A JP3553388 A JP 3553388A JP H07113543 B2 JPH07113543 B2 JP H07113543B2
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sensor
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恒 本城
一幸 佐藤
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石川島播磨重工業株式会社
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、帯板幅方向に発生する板反りを帯板長手方向
に発生する板反りの影響を除去して正確に測定し得るよ
うにした帯板形状検出装置に関するものである。
[従来の技術] 圧延後の帯板の平坦度を矯正するために、従来からレベ
ラが使用されているが、レベラで平坦度矯正を行った板
には、板幅方向に板反り(以下「C反り」という)が生
じることがある。
このため、従来はレベラで平坦度の矯正を行った帯板を
後工程で切断機により切断して適宜サンプリングを行
い、サンプリングした板のC反りを実測し、その結果か
らレベリングロールの圧下量を調整することが行われて
いる。
ところが、従来は板のサンプリング、C反りの実測、C
反り防止用ロールの調整は作業員が行っており、従って
作業が大変でしかも信頼性、安全性が悪い、等の問題が
あった。
そこで、最近ではC反りを連続的に検出してその値に応
じレベラのC反り矯正ロールを自動制御することが種々
検討されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、ラインを進行中の金属帯板から直接C反
り等の形状不良を直接検出しようとした場合、金属帯板
に掛けられている張力等の影響で、金属帯板長手方向に
生じる反り(以下L反りという)とC反りとが区別でき
ない状態となっており、張力を掛けられた金属帯板から
C反りのみを区別して検出することが困難であるという
技術的課題がある。
本発明は上述の実情に鑑み、ラインを進行中の金属帯板
から正確にC反りを求め得るようにした帯板形状検出装
置を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、帯板走行ラインの途中に、帯板に対し近接離
反して帯板長手方向のL反りを与えるキャリブレーショ
ンロールと、該キャリブレーションロールとは反対方向
のL反りを与えるキャリブレーションロールと、垂直方
向に進行する帯板の前記両キャリブレーションロールで
互いに反対方向のL反りを与えた部分のそれぞれの帯板
幅方向に生じるC反りを検出するC反りセンサとを設
け、C反りセンサで検出した両検出値からL反りの影響
のない正確な帯板のC反りを求める演算装置を設けて帯
板形状検出装置としたものである。
[作用] 従って本発明では、2つのキャリブレーションロールに
より互いに反対方向のL反りを与えた部分の帯板のC反
りをそれぞれC反りセンサで検出し、C反りセンサで検
出した2つの検出値から演算装置でL反りの影響のない
正確な帯板のC反りを求める。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例の説明図である。
帯板進行ラインの途中に帯板1の進行方向を水平方向に
するデフレクタロール2,3を配設し、デフレクタロール
2,3間に流体圧シリンダ或いはラック・ピニオン若しく
はウォームジャッキ等のアクチュエータ4により昇降し
帯板1に長手方向の塑性曲げ(L反り)を与えるキャリ
ブレーションロール5を配設し、前記デフレクタロール
3の下流に帯板1の進行方向を水平方向から垂直方向に
変更するデフレクタロール6を配設し、デフレクタロー
ル6の下流に帯板1の進行方向を垂直方向から水平方向
に変更するデフレクタロール7を配設し、デフレクタロ
ール6,7間に流体圧シリンダ或いはラック・ピニオン若
しくはウォームジャッキ等のアクチュエータ8により昇
降し帯板1に前記キャリブレーションロール5とは逆方
向の塑性曲げ(L反り)を与えるキャリブレーションロ
ール9を配設し、前記デフレクタロール7の下流に帯板
1の進行方向を水平方向から垂直方向に変更するデフレ
クタロール10を配設し、デフレクタロール7,10間の略中
間位置に渦電流式或いは超音波式等の非接触式の反りセ
ンサ11,12,13を帯板1の幅方向へ所要の間隔で複数個
(図では3個)配設し、前記アクチュエータ4,8の作動
を示す信号を入力すると共に、前記反りセンサ11,12,13
の検出信号を入力して、前記アクチュエータ4,8が作動
してキャリブレーションロール5,9によりL反りを与え
られた部分が反りセンサ11,12,13に到達したときの帯板
1のC反り値をそれぞれ求め、更に求めたC反り値の平
均を取って帯板1の正確なC反りを求める演算装置14を
設ける。
第3図に示すようにデフレクタロール2,3間を進行中の
帯板1に対して、アクチュエータ4を作動しキャリブレ
ーションロール5を上昇して帯板1の板厚等に応じて決
められる量のL反りを帯板1に部分的に与えると、アク
チュエータ4からの作動を示す信号を入力した演算装置
14は、帯板1のL反りを与えられた部分が垂直方向に進
行する帯板1のデフレクタロール7,10間に設けられた反
りセンサ11,12,13に到達したときの反りセンサ11,12,13
の検出値、即ち反りセンサ11,12,13の先端から帯板1表
面までの距離y1,y2,y3を読取って、Ca=y1−1/2(y2+y
3)の演算を行い、帯板1のC反り値Caを求める。この
ように垂直にした帯板1のデフレクタロール7,10間の中
間位置はC反りが顕在化し易く、C反りの検出には最適
である。
しかし、こうして求められたC反り値Caには、与えたL
反りの影響により生じた誤差が含まれている。
次に、同様にして第4図に示すようにデフレクタロール
6,7間を進行中の帯板1に対して、アクチュエータ8を
作動しキャリブレーションロール9を下降して前記キャ
リブレーションロール4によりL反りを与えられた部分
とは別の部分に逆方向で大きさの等しいL反りを与える
と、アクチュエータ8からの作動を示す信号を入力した
演算装置14は、帯板1の逆方向のL反りを与えられた部
分が反りセンサ11,12,13に到達したときの反りセンサ1
1,12,13の検出値、即ち反りセンサ11,12,13表面までの
距離y1,y2,y3を読取って、Cb=y1−1/2(y2+y3)の演
算を行い、帯板1のC反り値Cbを求める。こうして求め
られたC反り値Cbには、与えた逆方向のL反りの影響に
より生じた誤差が含まれている。
更に演算装置14は上記のようにして求められた2つのC
反り値Ca、CbからCab=1/2(Ca+Cb)の演算を行いC反
り値Ca、Cbに含まれる誤差を互いに打ち消して帯板1の
正確なC反り値Cabを求める。こうして求められたC反
り値Cabは、互いに反対方向で大きさの等しい2種類の
L反りの影響が相殺されるので、正確なC反り値とな
る。
本発明の効果を確認するため、第5図乃至第7図に示す
ような実験を行った。実験では第5図中(a)(b)
(c)で示すようなC反りの量が全く同一な3枚の帯板
15,16,17を用意して、そのうち2枚の帯板16,17にはそ
れぞれ大きさが同じで互いに反対方向のL反りを与え、
残る1枚の帯板15はL反りを与えないままにして、L反
りを与えた2枚の帯板16,17を上下に配設したデフレク
タロール18,19間に掛け渡して帯板16,17の後端におもり
20を取付け帯板16,17に張力が掛かるようにして帯板16,
17の先端を天井クレーン21で引き上げながら反りセンサ
22でC反りを検出し、該検出値の平均値を取ってL反り
を与えていない帯板15のC反りの実測値とを比較した。
その結果、C反り値と帯板位置の関係を表わす第7図に
示されるように、大きさが同じで互いに反対方向のL反
りを与えられた帯板16,17のC反りの検出値b,cの平均値
はL反りを与えていない帯板15のC反り実測値aと一致
し、従って本発明は正確なC反り値を検出できるもので
あることが確認された。
尚、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、
例えばC反り値Caはデフレクタロール3,6間に反りセン
サーを取り付けて計るようにし得ること、その他本発明
の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは
勿論である。
[発明の効果] 上記したように、本発明の帯板形状検出装置によれば、
帯板に大きさが同じで反対方向のL反りを与えるキャリ
ブレーションロールを設けたので、L反りの影響のない
正確な帯板のC反りを検出し得る等の優れた効果を奏し
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は第1図の
反りセンサの説明図、第3図は第1図の作動説明図、第
4図は第3図に続く作動説明図、第5図(a)(b)
(c)は本発明の実験に用いた帯板の説明図、第6図は
本発明の実験装置の説明図、第7図は本発明の実験結果
を示すC反り値と帯板位置との関係を表わす線図であ
る。 図中1は帯板、2,3,6,7,10はデフレクタロール、4,8は
アクチュエータ、5,9はキャリブレーションロール、11,
12,13は反りセンサ、14は演算装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯板走行ラインの途中に、帯板に対し近接
    離反して帯板長手方向のL反りを与えるキャリブレーシ
    ョンロールと、該キャリブレーションロールとは反対方
    向のL反りを与えるキャリブレーションロールと、垂直
    方向に進行する帯板の前記両キャリブレーションロール
    で互いに反対方向のL反りを与えた部分のそれぞれの帯
    板幅方向に生じるC反りを検出するC反りセンサとを設
    け、C反りセンサで検出した両検出値からL反りの影響
    のない正確な帯板のC反りを求める演算装置を設けたこ
    とを特徴とする帯板形状検出装置。
JP3553388A 1988-02-18 1988-02-18 帯板形状検出装置 Expired - Fee Related JPH07113543B2 (ja)

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JP2508177B2 (ja) * 1988-02-25 1996-06-19 石川島播磨重工業株式会社 帯板形状検出装置

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