JP2001221630A - 帯状材性状の非接触センシング方法及び装置 - Google Patents

帯状材性状の非接触センシング方法及び装置

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JP2001221630A
JP2001221630A JP2000034528A JP2000034528A JP2001221630A JP 2001221630 A JP2001221630 A JP 2001221630A JP 2000034528 A JP2000034528 A JP 2000034528A JP 2000034528 A JP2000034528 A JP 2000034528A JP 2001221630 A JP2001221630 A JP 2001221630A
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strip
sensor
contact
contact sensor
property
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JP2000034528A
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English (en)
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Masato Iri
正人 伊理
Kazumitsu Sanbondake
一光 三本竹
Akihiro Sasaki
聡洋 佐々木
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯鋼の反りに拘らず、高精度の非接触センシ
ングを可能とする。 【解決手段】 帯鋼10の反りに合わせて非接触センサ
20の位置を上下に移動させて、帯鋼10の表面と非接
触センサ20間の距離を常に一定に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状材の性状を非
接触センサを用いて検出する帯状材性状の非接触センシ
ング方法及び装置に係り、特に、帯鋼の製造ラインに用
いるのに好適な、その幅方向反りに拘らず高精度の測定
が可能な帯状材性状の非接触センシング方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】帯鋼の製造ラインでは、その表面、介在
物、形状等を精密に測定する種々の非接触センサが使用
されており、最近の品質厳格化に伴い、センサに要求さ
れる精度も厳しくなっている。その際、帯鋼からセンサ
までの距離が重要になる超音波センサ等では、その距離
を一定とするために、図4に示す如く、非接触センサ2
0の前後にパスラインロール12を配置して、帯鋼10
の板変動を抑えたり、張力変動を極力抑えて、ロール間
のカテナリによる距離変動を抑える等の方法が採られて
きた。
【0003】図4は、一般的な非接触センサ20の配置
を示したものであり、前後のパスラインロール12間で
パスラインを極力一定とした場所で、帯鋼10の上下又
はいずれか一方に非接触センサ20を設置しており、こ
のときの幅方向の状態は、帯鋼の幅方向反りにより、図
5に示すような状態となり、その結果、例えば幅方向に
複数設けられた非接触センサ20と帯鋼10間の距離
は、幅方向の中央Lcと端部Leで異なることになる。
【0004】あるいは、特開昭62−30865や特開
平2−54746のように、板の幅方向反り自体を防止
するように制御することにより、その後の帯鋼への種々
操業のレベルアップを図る方法も採られてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
センサ前後にパスラインロールを配置する方法では、セ
ンサからパスラインロールまでの最小距離に取合い上の
制限があり、その結果、センサ部では板の幅方向反りが
消し切れず、センシング精度に影響を与えるという問題
があった。
【0006】又、後者の幅方向反り自体を防止するよう
制御する方法でも、例えば±1mmという高精度の反り
制御は、帯鋼性状のバラツキ等により現実的に実施でき
ていないために、やはり高精度のセンシングができない
という問題があった。
【0007】なお、本発明に類似するものとして、特開
平3−122561に、絶縁皮膜鋼板の表面位置を検出
して、電極と鋼板の間隔を、予め設定した範囲に保つよ
うにした絶縁皮膜ピンホール検出器が提案されている
が、電極は鋼板の幅方向に長い一体形状とされていたた
め、帯鋼の反りに対応することはできなかった。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、帯状材の反りに拘らず、高精度な非
接触センシングを可能とすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯状材の性状
を非接触センサを用いて検出する帯状材性状の非接触セ
ンシング方法において、前記非接触センサよりも上流で
帯状材の幅方向反りを検出し、検出された反り情報を元
に、前記非接触センサを帯状材表面に対して垂直方向に
移動させることにより、前記非接触センサと帯状材の距
離を所定値に維持するようにして、前記課題を解決した
ものである。
【0010】本発明は、又、帯状材の性状を非接触セン
サを用いて検出する帯状材性状の非接触センシング装置
において、前記非接触センサよりも上流で帯状材の幅方
向反りを検出する反り検出手段と、前記非接触センサ
を、帯状材表面に対して垂直方向に移動させるセンサ位
置制御手段とを備え、前記反り検出手段により検出され
た反り情報を元に、前記センサ位置制御手段により前記
非接触センサを移動させて、該非接触センサと帯状材の
距離を所定値に維持するようにして、同じく前記課題を
解決したものである。
【0011】又、非接触センサが帯状材幅方向に複数設
けられ、各非接触センサに対応する位置の反り情報を元
に、各非接触センサ毎に設けられた前記アクチュエータ
により、各非接触センサを移動させるようにしたもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0013】本実施形態は、図1及び図2に示す如く、
例えば図4に示したようなパスラインロール12間に幅
方向に複数個配置される非接触センサ20において、前
記非接触センサ20の上流部で帯鋼10幅方向反り(C
反り)を検出するC反り測定装置22と、前記非接触セ
ンサ20を、帯鋼10の表面に対して垂直方向(ここで
は上下方向)に移動させる複数のセンサ位置制御装置2
4を設け、前記C反り測定装置22により検出された反
り情報を元に、前記センサ位置制御手段24により、前
記非接触センサ20を上下に上昇させて、帯鋼10の幅
方向反りに拘らず、各非接触センサ20と帯鋼10の距
離を一定値に維持するようにしたものである。
【0014】図3は、本実施形態における信号処理方法
を示す流れ図である。
【0015】このようにして、帯鋼10の幅方向位置に
拘らず、各非接触センサ20と帯鋼10間の距離を一定
とすることができるので、高精度なセンシングが可能と
なる。
【0016】なお、前記実施形態においては、幅方向に
複数の非接触センサが設けられていたが、中央等の1点
に非接触センサが存在する場合や、幅方向にそのセンサ
が動いて全幅を測定するものであっても、同様の機構に
より、センサ高さを補正することが有効である。
【0017】又、前記実施形態では、鋼帯が水平方向に
移動する水平パスとされていたが、帯鋼が上下方向に移
動する縦パスであっても、同様である。更に、非接触セ
ンサは上又は下の一方のみに設けられていてもよい。
又、測定対象も帯鋼に限定されない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、帯状材の反りに拘ら
ず、非接触センサと帯状材の距離を一定に保つことが可
能となり、その結果、高精度なセンシングが可能とな
る。更に、帯状材と非接触センサの距離を小さくして
も、帯状材の形状変化等によるセンサの破損を防止する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す正面図
【図2】同じく非接触センサ部分の側面図
【図3】前記実施形態における信号処理方法を示す流れ
【図4】従来例を示す正面図
【図5】従来例の問題点を説明するための、非接触セン
サ部分の側面図
【符号の説明】
10…帯鋼 12…パスラインロール 20…非接触センサ 22…C反り測定装置 24…センサ位置制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 聡洋 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 Fターム(参考) 2F069 AA51 AA60 BB19 CC06 DD12 DD16 EE04 EE26 GG04 GG15 GG39 GG52 GG56 GG71 HH09 JJ02 JJ13 JJ19 JJ25 MM04 MM17 PP06 QQ05 2G047 AA07 AB04 BB01 BC00 EA10 GA19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状材の性状を非接触センサを用いて検出
    する帯状材性状の非接触センシング方法において、 前記非接触センサよりも上流で帯状材の幅方向反りを検
    出し、 検出された反り情報を元に、前記非接触センサを帯状材
    表面に対して垂直方向に移動させることにより、 前記非接触センサと帯状材の距離を所定値に維持するこ
    とを特徴とする帯状材性状の非接触センシング方法。
  2. 【請求項2】帯状材の性状を非接触センサを用いて検出
    する帯状材性状の非接触センシング装置において、 前記非接触センサよりも上流で帯状材の幅方向反りを検
    出する反り検出手段と、 前記非接触センサを、帯状材表面に対して垂直方向に移
    動させるセンサ位置制御手段とを備え、 前記反り検出手段により検出された反り情報を元に、前
    記センサ位置制御手段により前記非接触センサを移動さ
    せて、該非接触センサと帯状材の距離を所定値に維持す
    ることを特徴とする帯状材性状の非接触センシング装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記非接触センサが帯
    状材幅方向に複数設けられ、各非接触センサに対応する
    位置の反り情報を元に、各非接触センサ毎に取り付けら
    れた前記センサ位置制御手段により各非接触センサを移
    動させることを特徴とする帯状材性状の非接触センシン
    グ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN110274958A (zh) * 2019-07-22 2019-09-24 南昌航空大学 基于空气耦合超声的无砟轨道板检测装置

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