JPH05223546A - 板状体の断面形状測定方法及び装置 - Google Patents

板状体の断面形状測定方法及び装置

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JPH05223546A
JPH05223546A JP27575792A JP27575792A JPH05223546A JP H05223546 A JPH05223546 A JP H05223546A JP 27575792 A JP27575792 A JP 27575792A JP 27575792 A JP27575792 A JP 27575792A JP H05223546 A JPH05223546 A JP H05223546A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板状体の断面形状を高精度に測定すること。 【構成】 測定対象である薄板1を挟んで第1、第2の
レーザー変位計6a,6bを対向させ第1のレーザー変
位計6aは薄板1の下面を測定範囲のほぼ中心とする位
置に固定し、第2のレーザー変位計6bはその対向方向
に移動可能に構成して、薄板1の下面位置を基準に2つ
のレーザー変位計6a,6bを校正するとともに、第2
のレーザー変位計6bをその測定値がゼロになる位置ま
で移動してプリセットし、2つのレーザー変位計6a,
6bをこの間隔に保持したまま薄板1の幅方向にスライ
ドさせ、プリセット時の第2のレーザー変位計6bの移
動量と2つのレーザー変位計6a,6bをスライドして
得られる薄板1の厚さ変化量とから薄板1の断面形状を
算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板等の板状体の断面
形状測定方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】極薄の金属帯は熱間圧延したコイルを冷
間で圧延し、コイルに巻き取ったものであるが、金属帯
の幅方向に厚さの変化があると、それが微少なものであ
っても、コイルに巻き取ったときコイルの巻数の増大に
つれて、コイルの幅方向の厚さ変化が大きくなる。ま
た、金属帯をコイルに巻き取るときは、金属帯に張力を
かけた状態で巻き取り、巻き締まりで金属帯の厚さ方向
に圧縮力が加わっている。ここで、金属帯の幅方向に厚
さ変化があると、厚さの大きい部分に圧縮力が集中し、
この圧縮力が集中した金属帯の幅方向位置に材質の変化
をきたす。このため、極薄の金属帯の幅方向厚さ変化
は、5μm以下に押さえることが必要とされ、この厚さ
変化5μm以下を検査するためには、1μm以下の測定
精度で、金属帯の幅方向の厚さ分布を測定しなれけばな
らない。
【0003】金属帯の幅方向の厚さを測定するものとし
ては、特開昭56−72308号公報、特開昭57−1
19205号公報に記載された技術がある。図9は前者
の内容説明図、図10は後者の内容説明図である。
【0004】図9では、案内ロール63上を所定の方向
に走行するストリップ74の適所に配置された上部及び
下部レーザー光線発射装置71,72と、ストリップ検
出点よりのレーザー発射光線を受光するように配置され
た上部及び下部レーザー光線検出器67,70を備え、
下部レーザー光線発射装置72からストリップ74まで
の距離をt1 ,ストリップ74の厚さをt2 、上部レー
ザー光線発射装置71と下部レーザー光線発射装置72
との距離をt3 、上部レーザー光線発射装置71と下部
レーザー光線発射装置72との距離をt4 、レーザー光
線の速度をsとして、次式よりストリップ厚さt2 を求
めている。 t2 =t4 −(t1 +t3 ) t1 =s×(T3 +T4 )/2 t3 =s×(T1 +T2 )/2 ただし、T1 :上部レーザー光線発射装置からストリッ
プまでの光軸距離 T2 :上部レーザー光線検出器からストリップまでの光
軸距離 T3 :下部レーザー光線発射装置からストリップまでの
光軸距離 T4 :下部レーザー光線検出器からストリップまでの光
軸距離
【0005】図10では、鋼板82の幅方向の一方側に
光源83を、他方側に撮像装置84を配置し、撮像装置
84の走査線を鋼板82の厚さ方向に走査して、光源8
3の光の受光部と鋼板82の遮光部との境界部を検出
し、鋼板82の上面と下面の一つを特定して鋼板82の
厚さを測定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
56−72308号公報による形状測定は、レーザー光
の速度から距離を求め、この距離からストリップ厚さを
測定しているため、光の速度に適合した時間測定分解能
が必要で、これは1mmの距離を検出するのに、1/
(3×1011)秒の分解能でほとんど不可能である。ま
た、特開昭57−119205号公報による形状測定に
よれば、撮像装置で検出される光源の光の受光部と遮光
部の境界部は、鋼板の幅方向の厚さ分布を投影したもの
となるため、断面形状を正確に測定しているとはいい難
い。また、これら両方ともオンラインでの測定を目的と
したもので、高精度できめ細かい幅方向の厚さ分布を測
定し、その断面形状を求めることはできない。本発明は
これらの課題を解決すべく成されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、測定対
象である板状体を挟んでレーザー変位計を対向させ一方
のレーザー変位計は板状体の下面をその測定範囲のほぼ
中心とする位置に固定し、他方のレーザー変位計はその
対向方向に移動可能に構成し、板状体の下面位置を基準
に前記2つのレーザー変位計を校正するとともに、前記
対向方向に移動可能なレーザー変位計を板状体の上面を
その測定範囲のほぼ中心とする位置まで移動してプリセ
ットし、対向する前記2つのレーザー変位計をこの間隔
に保持したまま板状体の幅方向にスライドさせ、前記プ
リセットによるレーザー変位計の移動量と前記2つのレ
ーザー変位計をスライドして得られる板状体の厚さ変化
量とから、板状体の断面形状を算出するものである。本
発明の装置は、測定対象である板状体を載置固定する定
盤と、該定盤に固定された板状体の幅方向にスライドす
るフレームと、前記定盤に固定された板状体の下面を測
定範囲のほぼ中心とするように前記フレームに固定した
第1のレーザー変位計と、該第1のレーザー変位計に対
向させその対向方向に移動可能にして前記フレームに取
り付けた第2のレーザー変位計と、該第2のレーザー変
位計のプリセット量測定手段と、前記第1のレーザー変
位計及び第2のレーザー変位計から得られる板状体の厚
さ変化量と前記プリセット量測定手段で得られるプリセ
ット量とから板状体の断面形状を算出する演算手段とを
備えたものである。
【0008】
【作用】本発明の方法では、プリセットによるレーザー
変位計の移動量に、対向するレーザー変位計をスライド
させて得られる板状体の厚さ変化量を加減して、板状体
幅方向の厚さ、すなわち板状体の断面形状を得る。本発
明の装置では、プリセット量測定手段で第2のレーザー
変位計のプリセット量を測定し、フレームで第1のレー
ザー変位計及び第2のレーザー変位計をスライドさせて
板状体の厚さ変化量を板状体の幅全体に渡って測定し、
演算手段においてこれらプリセット量と厚さ変化量とか
ら板状体幅方向の厚さ、すなわち板状体の断面形状を得
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例による測定装置を示す
正面図、図2はその側面図、図3はその平面図である。
図中、1は被測定物である薄板、2は薄板1を載置する
定盤、3a,3b,3cは定盤2に設けられた薄板1を
固定する電磁石、4は定盤2の開口部、5は定盤2の上
面に対応する部分が凹部形成されたC型フレーム、6a
はC型フレーム5の凹部下側であって定盤2の開口部4
の位置に一致させて固定された第1のレーザー変位計、
6bは第1のレーザー変位計6aに対向してC型フレー
ム5の凹部上側に移動機構9により上下移動(微動)可
能に取り付けられた第2のレーザー変位計である。な
お、第1のレーザー変位計6a及び第2のレーザー変位
計6bは、測定範囲1600μm、分解能0.1μmの
高分解能微小変位計を使用し、移動機構9の停止精度は
±2μm程度とする。また、第1のレーザー変位計6a
はその測定範囲のほぼ中心が定盤2の上面となるように
配置され、したがって被測定物を密着して載置すれば、
その下面が第1のレーザー変位計6aの測定範囲のほぼ
中心となる。
【0010】10a,10bはC型フレーム5を定盤2
の前面に沿って案内するためのレール、11はC型フレ
ーム5をスライドさせるボールネジ、12はボールネジ
11を回転駆動するための駆動源、13はC型フレーム
5の位置検出器、14a,14bは第1のレーザー変位
計6a及び第2のレーザー変位計6bのゼロ点校正用に
定盤2上面に設置されたブロックゲージ、16は薄板1
の位置決めを行うガイドである。17a−17b,18
a−18bはそれぞれC型フレーム5の初期位置、移動
限界位置を検出するためレール10a,10bに取り付
けられた投受光方式の位置検出器、19は位置検出器1
7a−17b及び18a−18bの光路を遮光するため
フレーム5に設けられた遮光板、20a,20bは薄板
1の端部を検出するためそれぞれ第1のレーザー変位計
6a、第2のレーザー変位計6bに設けられた薄板検出
器、21a,21b,21c,21dは第1のレーザー
変位計6a及び第2のレーザー変位計6bによる薄板1
の測定部を定盤2に押し付けるため、薄板1の測定部周
囲に配置した押さえローラーである。
【0011】次に、本装置による薄板1の断面形状測定
について説明する。初期状態において、C型フレーム5
は位置検出器17a−17bを遮光板19が遮光する位
置にあり、まず薄板1を、その一端辺をガイド16に当
てながら薄板1先端が定盤2の開口部4を塞ぐようにC
型フレーム5の凹部に入れて定盤2上に置く。ここで測
定開始スイッチ(図示せず)をONすると、電磁石3
a,3b,3cが作用して薄板1が定盤2に吸着固定さ
れる。
【0012】次に、ボールネジ11を回転させ、C型フ
レーム5をレール10a,10bに沿ってスライドさせ
る。このとき第2のレーザー変位計6bは測定点がブロ
ックゲージ14aの位置でそのゼロ点校正を行い、第1
のレーザー変位計6aは測定点がブロックゲージ14b
の位置でそのゼロ点校正を行う。さらにC型フレーム5
をスライドさせて、第1のレーザー変位計6a及び第2
のレーザー変位計6bを薄板1の端から50〜100m
mに位置させる。この位置で第2のレーザー変位計6b
を移動機構9により上方に微動させ、その測定範囲のほ
ぼ中心が薄板1の上面となるよう設定する(プリセット
する)。この場合、移動機構9に例えば1パルス当り
0.2μmの移動量を有するパルスモーターを用いるこ
とにより、第2のレーザー変位計6bの微動量が、パル
スモーターの駆動パルス数を計数して正確に測定でき
る。
【0013】なお、第1のレーザー変位計6a及び第2
のレーザー変位計6bとは別に、厚さ測定器を設けて薄
板1の厚さを測定し、この測定値を利用して第2のレー
ザー変位計6bを上方に微動させるようにしてもよい。
また、第2のレーザー変位計6bの微動量は、パルスモ
ーターの駆動パルス数の計数ではなく、別途設けた変位
計などで測定するようにしてもよい。さらに、これらの
別途設けた測定機器をメカ精度のチェックに用いること
もできる。
【0014】次に、第1のレーザー変位計6aと第2の
レーザー変位計6bでの測定点が薄板1から外れるまで
一旦C型フレーム5を左側にスライドさせた後、再度C
型フレーム5を右側にスライドさせ、薄板検出器20
a,20bが薄板1の端部を検出して第1のレーザー変
位計6a及び第2のレーザー変位計6bの測定点が薄板
1上に来た位置から、所定の間隔例えば5mm間隔で薄
板1の幅全体に亘ってその変位測定を行う。図4はこの
変位測定におけるレーザー変位計の作用を説明したもの
であって、第1のレーザー変位計6aが薄板1の下面ま
での距離変位を、第2のレーザー変位計6bが薄板1の
上面までの距離変位を示す。
【0015】なお、第1のレーザー変位計6aと第2の
レーザー変位計6bの薄板1の測定点において、その平
面形状が平坦でない場合は、薄板1の厚さ方向に対し直
角に変位測定ができず、レーザー光の反射方向も平坦な
場合と同一の方向とはならないため、測定誤差を生じる
ことになる。この場合には、第2のレーザー変位計6b
の測定点の前後左右を、押さえローラー21a〜21d
で押さえ、測定点の平面形状を修正しながら測定するこ
とにより、薄板1の厚さ方向に対し直角に変位測定がで
きる。
【0016】次に、第1のレーザー変位計6aの変位測
定値、第2のレーザー変位計6bの変位測定値、及び第
2のレーザー変位計6bの上方への微動量から、薄板1
の厚さを求める方法を説明する。図5に示すように、第
2のレーザー変位計6bの微動量(移動機構9のパルス
モーターの駆動パルス計数値から求めたプリセット値)
をL、第2のレーザー変位計6bのゼロ点校正時の指示
値をLa0 、薄板1の上面の変位測定値をLa、第1の
レーザー変位計6aのゼロ点校正時の指示値をLb0
薄板1の下面の変位測定値をLbとしたとき、薄板1の
厚さtは次の式で求まる。 t=L+ΔLa−ΔLb ただし、ΔLa=La−La0 ΔLb=Lb−Lb0
【0017】図6は本発明の概略構成図で、操作表示部
50から測定機構30を動作させて各測定値を得、その
測定値を演算制御部40で処理し、その結果を操作表示
部50に出力する構成となっている。操作表示部50は
測定開始や測定機構30の動作確認のための操作機器を
装備するとともに、各変位計の測定値や算出した断面形
状測定結果を表示する。
【0018】図7は演算制御部40における信号処理の
説明図である。演算制御部40は、入力部41a〜41
d、演算処理部42、シーケンス処理部43から構成さ
れる。入力部41aにはC型フレームの位置検出器13
からのパルスカウント信号、入力部41bには第2のレ
ーザー変位計6bの測定信号、入力部41cには第1の
レーザー変位計6aの測定信号、入力部41dには第2
のレーザー変位計6bを微動したときの移動機構9から
のパルスカウント信号がそれぞれ入力される。また、シ
ーケンス処理部43は所定の手順で測定機構30を作動
させ、演算処理部42に入力部41a〜41dから信号
の取り込み指令を与える。なお、図7の演算処理部42
及びシーケンス処理部43で、信号送受に用いられてい
る符号は、図1〜図3中の符号と同一のものを指し、こ
れらの各機器と信号送受が行われていることを示してい
る。
【0019】図8は本発明の装置による測定手順を示す
フローチャートである。これによれば、まずC型フレー
ム5をブロックゲージ14a,14bの位置までスライ
ドさせて、第1のレーザー変位計6aと第2のレーザー
変位計6bをゼロ点校正し、その測定値をそれぞれの変
位計のゼロ点とする(S1〜S4)。さらに第2のレー
ザー変位計6bが薄板1の上方に来るようにC型フレー
ム5をスライドさせた後(S5)、シーケンス処理部4
3を介して第2のレーザー変位計6bを微動してその測
定値をほぼゼロにし(S6)、この微動に要した移動機
構9のプリセット量を入力部41dに送り記憶する(S
7)。
【0020】次にC型フレーム5を一旦初期位置に戻し
(S8)、その後再び薄板1の方向にスライドさせる
(S9)。薄板検出器20a,20bが薄板1の端部を
検出し(S10)、第1のレーザー変位計6a及び第2
のレーザー変位計6bの測定点をこの端部に位置させる
(S11)。ここからC型フレーム5をスライドさせて
行き、一定間隔で薄板1の幅全体に亘ってその変位を測
定し、すなわち位置検出器13で測定した薄板1の幅方
向位置を入力部41aに、第2のレーザー変位計6bの
測定値を入力部41bに、第1のレーザー変位計6aの
測定値を入力部41cにそれぞれ取り込む。さらに、こ
れらの測定値を演算処理部42に取り込んで、薄板1の
幅方向における厚さを算出する(S12)。
【0021】このようにしながら、薄板検出器20a,
20bで検出される薄板1のもう一方の端部まで、第1
のレーザー変位計6a及び第2のレーザー変位計6bの
測定位置が来るようにC型フレーム5をスライドさせて
(S13,S14)、その後C型フレーム5を初期位置
に戻す(S15)。演算処理部42では、算出した薄板
1の幅方向厚さからその断面形状を求め、操作表示部5
0に薄板1の断面形状を表示する(S16)。
【0022】なお、上記実施例における被測定物の厚さ
の測定精度は、第1のレーザー変位計6a及び第2のレ
ーザー変位計6bの測定精度と、移動機構9からのパル
スカウント測定精度によって決まり、 ±(0.12 +0.12 +0.22 1/2 =±0.24
μm となり、また、被測定物の厚さ変化量の測定精度は、 ±(0.12 +0.12 1/2 =±0.14μm となり、高精度な断面形状測定が可能であることがわか
る。
【0023】
【発明の効果】本発明の方法によれば、レーザー変位計
で得られる板状体の厚さ変化量を利用するため、高精度
な板状体の断面形状測定が可能になる。本発明の装置に
よれば、第1のレーザー変位計及び第2のレーザー変位
計として、微小測定範囲で高分解能のレーザ変位計を備
えるとにより、高精度な板状体の断面形状が測定でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による測定装置を示す正面図で
ある。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】被測定物を挟んで対向するレーザー変位計の作
用の説明図である。
【図5】被測定物の厚さ算出方法の説明図である。
【図6】本発明の概略構成図である。
【図7】演算制御部での信号処理の説明図である。
【図8】本発明の装置による測定手順を示すフローチャ
ートである。
【図9】従来の板状体形状測定の説明図である。
【図10】従来の板状体形状測定の説明図である。
【符号の説明】
1 薄板 2 定盤 3 電磁石 5 C型フレーム 6a 第1のレーザー変位計 6b 第2のレーザー変位計 9 移動機構 11 ボールネジ 21a〜21d 押さえローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江尻 拓 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象である板状体を挟んでレーザー
    変位計を対向させ一方のレーザー変位計は板状体の下面
    をその測定範囲のほぼ中心とする位置に固定し、他方の
    レーザー変位計はその対向方向に移動可能に構成し、板
    状体の下面位置を基準に前記2つのレーザー変位計を校
    正するとともに、前記対向方向に移動可能なレーザー変
    位計を板状体の上面をその測定範囲のほぼ中心とする位
    置まで移動してプリセットし、対向する前記2つのレー
    ザー変位計をこの間隔に保持したまま板状体の幅方向に
    スライドさせ、前記プリセットによるレーザー変位計の
    移動量と前記2つのレーザー変位計をスライドして得ら
    れる板状体の厚さ変化量とから、板状体の断面形状を算
    出することを特徴とする板状体の断面形状測定方法。
  2. 【請求項2】 測定対象である板状体を載置固定する定
    盤と、該定盤に固定された板状体の幅方向にスライドす
    るフレームと、前記定盤に固定された板状体の下面を測
    定範囲のほぼ中心とするように前記フレームに固定した
    第1のレーザー変位計と、該第1のレーザー変位計に対
    向させその対向方向に移動可能にして前記フレームに取
    り付けた第2のレーザー変位計と、該第2のレーザー変
    位計のプリセット量測定手段と、前記第1のレーザー変
    位計及び第2のレーザー変位計から得られる板状体の厚
    さ変化量と前記プリセット量測定手段で得られるプリセ
    ット量とから板状体の断面形状を算出する演算手段とを
    備えたことを特徴とする板状体の断面形状測定装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のレーザー変位計での
    板状体の測定位置周辺に、該板状体を前記定盤に押し付
    ける押さえローラーを配置したことを特徴とする請求項
    2記載の板状体の断面形状測定装置。
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