JPH05164548A - 急峻度測定方法 - Google Patents
急峻度測定方法Info
- Publication number
- JPH05164548A JPH05164548A JP35160891A JP35160891A JPH05164548A JP H05164548 A JPH05164548 A JP H05164548A JP 35160891 A JP35160891 A JP 35160891A JP 35160891 A JP35160891 A JP 35160891A JP H05164548 A JPH05164548 A JP H05164548A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measured
- steepness
- steel plate
- displacement
- measuring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被測定材の走行中の偏り又は蛇行による測定
個所の位置ずれが生じない急峻度測定方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 鋼板Ｈ上方に、鋼板Ｈ表面との距離を測定す
る変位計２，３，４が駆動部８，９，10に夫々配設され
ている。両端の変位計２，４の鋼板Ｈ端部側に検出器
５，６が配設され、該検出器５，６からの送信により駆
動部８，９，10の位置制御を制御計13で行う。駆動部
８，９，10と共に移動する変位計２，３，４により測定
された測定結果は信号処理装置11に入力され、急峻度が
演算されて記録計12により記録される。
個所の位置ずれが生じない急峻度測定方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 鋼板Ｈ上方に、鋼板Ｈ表面との距離を測定す
る変位計２，３，４が駆動部８，９，10に夫々配設され
ている。両端の変位計２，４の鋼板Ｈ端部側に検出器
５，６が配設され、該検出器５，６からの送信により駆
動部８，９，10の位置制御を制御計13で行う。駆動部
８，９，10と共に移動する変位計２，３，４により測定
された測定結果は信号処理装置11に入力され、急峻度が
演算されて記録計12により記録される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板等平板状被測定物
の急峻度測定方法に関する。
の急峻度測定方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】鋼板等の平板状被測定物は、製造過程に
おける機械の精度不足、及び加熱又は冷却における温度
分布不均一等により、凹凸の波状を有している。このよ
うな鋼板の平坦度を定量的に表わす指標の一つに急峻度
がある。波の全振幅を山高さとすると、急峻度は山高さ
／波長で求めることができる。図２は従来の急峻度を測
定するための装置を示す模式的斜視図である。鋼板Ｈ幅
方向上方に鋼板Ｈ幅方向に移動する駆動部８，９，10が
配設され、これらに鋼板Ｈ表面との距離を測定する変位
計２，３，４が夫々取りつけられている。鋼板Ｈ走行方
向の変位計２，３，４より下流側には、鋼板Ｈ幅方向に
移動可能な幅測定計１が配置されており、鋼板Ｈの幅を
測定し、これによって鋼板Ｈ幅方向の中央位置を検出し
て、この検出結果を制御装置13へ入力する。該制御装置
13はこの入力信号により変位計３を鋼板Ｈ幅方向の中央
位置に、また変位計２，４を鋼板Ｈ幅方向の両端部から
適長内側の変位計３から等距離に位置させるように駆動
部９，８，10を夫々移動させる。
おける機械の精度不足、及び加熱又は冷却における温度
分布不均一等により、凹凸の波状を有している。このよ
うな鋼板の平坦度を定量的に表わす指標の一つに急峻度
がある。波の全振幅を山高さとすると、急峻度は山高さ
／波長で求めることができる。図２は従来の急峻度を測
定するための装置を示す模式的斜視図である。鋼板Ｈ幅
方向上方に鋼板Ｈ幅方向に移動する駆動部８，９，10が
配設され、これらに鋼板Ｈ表面との距離を測定する変位
計２，３，４が夫々取りつけられている。鋼板Ｈ走行方
向の変位計２，３，４より下流側には、鋼板Ｈ幅方向に
移動可能な幅測定計１が配置されており、鋼板Ｈの幅を
測定し、これによって鋼板Ｈ幅方向の中央位置を検出し
て、この検出結果を制御装置13へ入力する。該制御装置
13はこの入力信号により変位計３を鋼板Ｈ幅方向の中央
位置に、また変位計２，４を鋼板Ｈ幅方向の両端部から
適長内側の変位計３から等距離に位置させるように駆動
部９，８，10を夫々移動させる。
【０００３】駆動部８，９，10が停止した後、鋼板Ｈを
走行し、測定が開始される。変位計２，３，４は夫々被
測定面までの距離を測定し、その変位信号が信号処理装
置11に入力される。信号処理装置11は、前記変位信号夫
々の差を求めることによって鋼板Ｈの走行方向における
急峻度を演算し、この結果が記録計12により記録され
る。
走行し、測定が開始される。変位計２，３，４は夫々被
測定面までの距離を測定し、その変位信号が信号処理装
置11に入力される。信号処理装置11は、前記変位信号夫
々の差を求めることによって鋼板Ｈの走行方向における
急峻度を演算し、この結果が記録計12により記録され
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】鋼板Ｈは走行しながら
鋼板Ｈ幅方向に偏りを起こしたり、蛇行したりする。こ
のため前述した従来装置では、幅測定計１により鋼板Ｈ
幅方向の中央位置を検出し変位計２，３，４が位置制御
された後に、鋼板Ｈが偏り又は蛇行を起こして走行した
場合は、幅測定計１により検出した位置と所望する測定
位置とにずれが生じ、本来測定しようとした位置での急
峻度が測定できない。
鋼板Ｈ幅方向に偏りを起こしたり、蛇行したりする。こ
のため前述した従来装置では、幅測定計１により鋼板Ｈ
幅方向の中央位置を検出し変位計２，３，４が位置制御
された後に、鋼板Ｈが偏り又は蛇行を起こして走行した
場合は、幅測定計１により検出した位置と所望する測定
位置とにずれが生じ、本来測定しようとした位置での急
峻度が測定できない。
【０００５】また、この測定位置のずれが大きい場合
は、鋼板Ｈの走行を停止して、変位計２，３，４の位置
合わせを再び行う必要が生じ、無駄な時間がかかる。本
発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、鋼板Ｈ
の走行中の偏り又は蛇行により生じる鋼板Ｈ走行中の測
定位置の位置ずれを減少し、高精度にそして時間を短縮
して急峻度を測定する急峻度測定方法を提供することを
目的とする。
は、鋼板Ｈの走行を停止して、変位計２，３，４の位置
合わせを再び行う必要が生じ、無駄な時間がかかる。本
発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、鋼板Ｈ
の走行中の偏り又は蛇行により生じる鋼板Ｈ走行中の測
定位置の位置ずれを減少し、高精度にそして時間を短縮
して急峻度を測定する急峻度測定方法を提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る急峻度測定
方法は、長手方向に走行する被測定材の幅方向に移動可
能な複数の変位計を、幅方向の端部検出器の検出結果に
基づいて位置決めし、その位置で被測定材の被測定面ま
での距離を測定して、その測定結果により前記被測定材
の急峻度を求める急峻度測定方法において、前記端部検
出器による被測定材の端部の検出をその走行中に常時行
い、その結果に基づいて前記複数の変位計の位置をその
都度決定することを特徴とする。
方法は、長手方向に走行する被測定材の幅方向に移動可
能な複数の変位計を、幅方向の端部検出器の検出結果に
基づいて位置決めし、その位置で被測定材の被測定面ま
での距離を測定して、その測定結果により前記被測定材
の急峻度を求める急峻度測定方法において、前記端部検
出器による被測定材の端部の検出をその走行中に常時行
い、その結果に基づいて前記複数の変位計の位置をその
都度決定することを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明の急峻度測定方法は、長手方向に走行す
る被測定材の幅方向の端部検出計が走行中も検出を行
い、その検出結果により幅方向に移動可能な複数の変位
計の位置を決定するので、被測定材の走行中の偏り又は
蛇行による前記端部の移動が検出され、所望する測定位
置の位置ずれを減少することができる。
る被測定材の幅方向の端部検出計が走行中も検出を行
い、その検出結果により幅方向に移動可能な複数の変位
計の位置を決定するので、被測定材の走行中の偏り又は
蛇行による前記端部の移動が検出され、所望する測定位
置の位置ずれを減少することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。図１は本発明の急峻度を測定する
ための装置を示す模式的斜視図である。被測定材である
鋼板Ｈの上方に鋼板Ｈ幅方向に移動する駆動部８，９，
10が配設され、鋼板Ｈ幅方向の３点において鋼板Ｈ表面
との距離を測定する変位計２，３，４が夫々取りつけら
れている。該変位計２，３，４のうち両端の変位計２，
４が取りつけられた駆動部８，10には、鋼板Ｈ端部側に
前記変位計２，４と適当な間隔を離して、鋼板Ｈ端部を
検出する検出器５，６が取りつけられている。検出器
５，６の検出信号は制御装置13に入力される。該制御装
置13はこの検出信号を駆動部８，９，10に伝達し、以下
に詳述するように変位計２，３，４が夫々位置制御され
る。
き具体的に説明する。図１は本発明の急峻度を測定する
ための装置を示す模式的斜視図である。被測定材である
鋼板Ｈの上方に鋼板Ｈ幅方向に移動する駆動部８，９，
10が配設され、鋼板Ｈ幅方向の３点において鋼板Ｈ表面
との距離を測定する変位計２，３，４が夫々取りつけら
れている。該変位計２，３，４のうち両端の変位計２，
４が取りつけられた駆動部８，10には、鋼板Ｈ端部側に
前記変位計２，４と適当な間隔を離して、鋼板Ｈ端部を
検出する検出器５，６が取りつけられている。検出器
５，６の検出信号は制御装置13に入力される。該制御装
置13はこの検出信号を駆動部８，９，10に伝達し、以下
に詳述するように変位計２，３，４が夫々位置制御され
る。
【０００９】まず、前記検出器５，６が鋼板Ｈの幅方向
の両端部Ａ，Ｃの位置を検出し、その信号を制御装置13
へ入力する。制御装置13は、その入力により両端に位置
する変位計２，４を鋼板Ｈ端部から所定長内側の位置に
配するように駆動部８，10を移動させる。同時に制御装
置13は前記検出器５，６からの送信により鋼板Ｈ幅方向
の中央位置Ｂを決定し、中央の変位計３を前記中央位置
Ｂに配するように駆動部９を移動させる。
の両端部Ａ，Ｃの位置を検出し、その信号を制御装置13
へ入力する。制御装置13は、その入力により両端に位置
する変位計２，４を鋼板Ｈ端部から所定長内側の位置に
配するように駆動部８，10を移動させる。同時に制御装
置13は前記検出器５，６からの送信により鋼板Ｈ幅方向
の中央位置Ｂを決定し、中央の変位計３を前記中央位置
Ｂに配するように駆動部９を移動させる。
【００１０】このような準備をした上で鋼板Ｈを走行
し、測定を開始する。準備段階と同様に検出器５，６は
鋼板Ｈの偏り又は蛇行により両端部Ａ，Ｃの位置ぶれを
鋼板Ｈ走行中にも検出し、その信号を制御装置13に送信
する。制御装置13はその送信により前記両端に位置する
変位計２，４を常に鋼板Ｈ端部から所定長内側の位置に
配するように駆動部８，10を制御する。同時に制御装置
13は前記検出器５，６からの入力により中央の変位計３
を、常に中央位置Ｂに配するように駆動部９を制御す
る。
し、測定を開始する。準備段階と同様に検出器５，６は
鋼板Ｈの偏り又は蛇行により両端部Ａ，Ｃの位置ぶれを
鋼板Ｈ走行中にも検出し、その信号を制御装置13に送信
する。制御装置13はその送信により前記両端に位置する
変位計２，４を常に鋼板Ｈ端部から所定長内側の位置に
配するように駆動部８，10を制御する。同時に制御装置
13は前記検出器５，６からの入力により中央の変位計３
を、常に中央位置Ｂに配するように駆動部９を制御す
る。
【００１１】このようにして測定位置に配置された変位
計２，３，４により測定された結果は、信号処理装置11
に入力され、急峻度が演算されて、記録計12により記録
される。なお、本発明の実施例では鋼板Ｈ幅方向に３個
所の測定位置を設けているが、これに限られるものでは
なく、両端に位置する変位計２，４と中央の変位計３と
の夫々の間隔に、変位計及びこれを設置する駆動部を配
設することで測定位置を増設しても良い。
計２，３，４により測定された結果は、信号処理装置11
に入力され、急峻度が演算されて、記録計12により記録
される。なお、本発明の実施例では鋼板Ｈ幅方向に３個
所の測定位置を設けているが、これに限られるものでは
なく、両端に位置する変位計２，４と中央の変位計３と
の夫々の間隔に、変位計及びこれを設置する駆動部を配
設することで測定位置を増設しても良い。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明の急峻度測定方法に
おいては、被測定材の幅方向の端部の検出を被測定材の
走行中にも行うので、測定位置の位置ずれを生じず、高
精度にそして短時間で急峻度を測定することができる
等、本発明は優れた効果を奏するものである。
おいては、被測定材の幅方向の端部の検出を被測定材の
走行中にも行うので、測定位置の位置ずれを生じず、高
精度にそして短時間で急峻度を測定することができる
等、本発明は優れた効果を奏するものである。
【図１】本発明による急峻度を測定する装置を示す模式
的斜視図である。
的斜視図である。
【図２】従来の急峻度を測定する装置を示す模式的斜視
図である。
図である。
１ 幅測定計 ２，３，４ 変位計 ５，６ 検出器 ８，９，10 駆動部 11 信号処理装置 12 記録計 13 制御装置 Ａ，Ｃ 鋼板端部 Ｂ 鋼板中央部 Ｈ 鋼板
Claims (1)
- 【請求項１】 長手方向に走行する被測定材の幅方向に
移動可能な複数の変位計を、幅方向の端部検出器の検出
結果に基づいて位置決めし、その位置で被測定材の被測
定面までの距離を測定して、その測定結果により前記被
測定材の急峻度を求める急峻度測定方法において、前記
端部検出器による被測定材の端部の検出をその走行中に
常時行い、その結果に基づいて前記複数の変位計の位置
をその都度決定することを特徴とする急峻度測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35160891A JPH05164548A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 急峻度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35160891A JPH05164548A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 急峻度測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05164548A true JPH05164548A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18418424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35160891A Pending JPH05164548A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 急峻度測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05164548A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07185634A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Kobe Steel Ltd | 圧延材の形状検出方法及び同検出装置 |
| JP2014169896A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Kobe Steel Ltd | 歪測定装置および歪測定方法 |
| JP2016500823A (ja) * | 2012-11-23 | 2016-01-14 | ポスコ | 鋼板のスケール厚さ測定装置 |
| JP2016038363A (ja) * | 2014-08-11 | 2016-03-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 歪計測装置 |
| JP2017150973A (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 鋼材測長装置、鋼材の製造装置、鋼材測長方法および鋼材の製造方法 |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP35160891A patent/JPH05164548A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07185634A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Kobe Steel Ltd | 圧延材の形状検出方法及び同検出装置 |
| JP2016500823A (ja) * | 2012-11-23 | 2016-01-14 | ポスコ | 鋼板のスケール厚さ測定装置 |
| JP2014169896A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Kobe Steel Ltd | 歪測定装置および歪測定方法 |
| JP2016038363A (ja) * | 2014-08-11 | 2016-03-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 歪計測装置 |
| JP2017150973A (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 鋼材測長装置、鋼材の製造装置、鋼材測長方法および鋼材の製造方法 |
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