JPH0711344B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0711344B2 JPH0711344B2 JP1138488A JP13848889A JPH0711344B2 JP H0711344 B2 JPH0711344 B2 JP H0711344B2 JP 1138488 A JP1138488 A JP 1138488A JP 13848889 A JP13848889 A JP 13848889A JP H0711344 B2 JPH0711344 B2 JP H0711344B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- notch
- air conditioner
- fin
- sealing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機のフィン付熱交換器に関するもの
である。
である。
従来の技術 従来、曲がり部を持つ熱交換器としては、実公昭60−11
8430号公報に記載されているように、フィン送風口に面
する面およびその面と相反する面それぞれに切欠き部を
設け、この切欠き部に基づいて熱交換器を折曲したもの
がある。
8430号公報に記載されているように、フィン送風口に面
する面およびその面と相反する面それぞれに切欠き部を
設け、この切欠き部に基づいて熱交換器を折曲したもの
がある。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記従来の技術では、フィンの設けた切欠き部
を熱交換器より吸込まれた空気が通過し、熱交換がほと
んど行われないという課題がある。
を熱交換器より吸込まれた空気が通過し、熱交換がほと
んど行われないという課題がある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、熱交換器のフィン
の切欠き部に不通気性のシール材を挿入する構成とした
ものである。
の切欠き部に不通気性のシール材を挿入する構成とした
ものである。
さらに、上部熱交換器および下部熱交換器の左右端部の
切欠き部近傍に立上り部を形成し、シール材を前記上部
熱交換器の立上り部および前記下部熱交換器の立上り部
の間に挿入固定するものである。
切欠き部近傍に立上り部を形成し、シール材を前記上部
熱交換器の立上り部および前記下部熱交換器の立上り部
の間に挿入固定するものである。
作用 上記手段による作用は以下のとおりである。
本発明は熱交換器の切欠き部に不通気性のシール材を挿
入することにより、前記熱交換器の切欠き部に吸込まれ
た空気が熱交換をほとんど行わず通過することを防止し
ている。
入することにより、前記熱交換器の切欠き部に吸込まれ
た空気が熱交換をほとんど行わず通過することを防止し
ている。
さらに、シール材を上部熱交換器の立上り部および下部
熱交換器の立上り部の間に挿入固定する構成とすること
により、上部熱交換器と下部熱交換器の角度を所定の角
度に保持することが可能である。
熱交換器の立上り部の間に挿入固定する構成とすること
により、上部熱交換器と下部熱交換器の角度を所定の角
度に保持することが可能である。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参考に説明す
る。
る。
まず、第１図、第２図より、本発明の実施例について説
明する。
明する。
第１図は室内ユニットの側面断面図、第２図は熱交換器
折り曲げ部の拡大図である。
折り曲げ部の拡大図である。
同図において、１は熱交換器、２はファン、３は水受
皿、４は吹出グリル、５は台枠、６は前面グリル、７は
フィルタ、８は上下風向変更羽根である。ここで１の熱
交換器は、上部熱交換器1aと下部熱交換器1bとがフィン
1cの長手方向の所定の位置で角度を有するように折れ曲
がっており、フィン1cは上部熱交換器1aと下部熱交換器
1bをつないでいる。前面グリル６より吸い込まれた空気
は熱交換器１によって熱交換され、ファン２を通して吹
出グリル４より吹出される。この際、上部熱交換器1aと
下部熱交換器1b間に金属等で構成される不通気性のシー
ル材９を挿入することにより、前面グリル６の前面より
吸い込まれる空気が上部熱交換器1aと下部熱交換器1bの
切欠きを通過し、熱交換がほとんど行われないことを防
いでいる。さらに、シール性の強化を図るため、シール
材９の上端および下端に折返しをつけている。また、空
気調和機が冷房運転時、上部熱交換器1aの前面に結露し
た水滴10が上部熱交換器1aの切欠き部上端より前面に滴
下することなく、シール材９の折返し部より水滴10を上
部熱交換器1aの伝熱管1b側に誘い込み、凝縮水の処理を
行う。さらに、シール材に金属性の材質を用いることに
より、切欠き部より吸い込む空気の熱交換性の向上を図
った。
皿、４は吹出グリル、５は台枠、６は前面グリル、７は
フィルタ、８は上下風向変更羽根である。ここで１の熱
交換器は、上部熱交換器1aと下部熱交換器1bとがフィン
1cの長手方向の所定の位置で角度を有するように折れ曲
がっており、フィン1cは上部熱交換器1aと下部熱交換器
1bをつないでいる。前面グリル６より吸い込まれた空気
は熱交換器１によって熱交換され、ファン２を通して吹
出グリル４より吹出される。この際、上部熱交換器1aと
下部熱交換器1b間に金属等で構成される不通気性のシー
ル材９を挿入することにより、前面グリル６の前面より
吸い込まれる空気が上部熱交換器1aと下部熱交換器1bの
切欠きを通過し、熱交換がほとんど行われないことを防
いでいる。さらに、シール性の強化を図るため、シール
材９の上端および下端に折返しをつけている。また、空
気調和機が冷房運転時、上部熱交換器1aの前面に結露し
た水滴10が上部熱交換器1aの切欠き部上端より前面に滴
下することなく、シール材９の折返し部より水滴10を上
部熱交換器1aの伝熱管1b側に誘い込み、凝縮水の処理を
行う。さらに、シール材に金属性の材質を用いることに
より、切欠き部より吸い込む空気の熱交換性の向上を図
った。
次に、第３図は熱交換器１の折り曲げ部の斜視図であ
る。
る。
第３図に示すように、上部熱交換器11aは下部熱交換器1
1bに対して切欠き部12を介して傾いた状態となってい
る。さらに上部熱交換器11aの端部13aおよび下部熱交換
器11bの端部13bの切欠き部12の近傍には立上り部14aお
よび14bが形成されている。そして、シール材9aおよび9
bが切欠き部12を覆うように設けられている。シール材9
bは立上り部14aおよび14bの間に挿入固定する構成とな
っているとともに、両端に折返し9cを形成してあり、シ
ール材9bの折返し9cが立上り部14aおよび14bに当接する
ことによって、上部熱交換器11aと下部熱交換器11bの角
度を所定の角度に保持している。
1bに対して切欠き部12を介して傾いた状態となってい
る。さらに上部熱交換器11aの端部13aおよび下部熱交換
器11bの端部13bの切欠き部12の近傍には立上り部14aお
よび14bが形成されている。そして、シール材9aおよび9
bが切欠き部12を覆うように設けられている。シール材9
bは立上り部14aおよび14bの間に挿入固定する構成とな
っているとともに、両端に折返し9cを形成してあり、シ
ール材9bの折返し9cが立上り部14aおよび14bに当接する
ことによって、上部熱交換器11aと下部熱交換器11bの角
度を所定の角度に保持している。
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明は、熱交換器の切
欠き部に不通気性のシール材を挿入するため、切欠き部
において熱交換がほとんど行われず、吸込空気が通過す
ることを防ぎ、熱交換効率の上昇に寄与している。
欠き部に不通気性のシール材を挿入するため、切欠き部
において熱交換がほとんど行われず、吸込空気が通過す
ることを防ぎ、熱交換効率の上昇に寄与している。
さらに、前記シール材が所定の角度を有し、熱交換器の
端板に固定する構成であるため、前記熱交換器が切欠き
部において所定の角度に保持することが可能である。
端板に固定する構成であるため、前記熱交換器が切欠き
部において所定の角度に保持することが可能である。
また、前記シール材に折返しをつけることにより、熱交
換器とのシール性の向上、凝縮水の円滑な処理を行うこ
とが可能である。
換器とのシール性の向上、凝縮水の円滑な処理を行うこ
とが可能である。
第１図は本発明の一実施例における空気調和機本体の縦
断面図、第２図は熱交換器折り曲げ部の拡大図、第３図
は熱交換器折り曲げ部の斜視図である。 1a,11a……上部熱交換器、1b,11b……下部熱交換器、1c
……フィン、1b……伝熱管、9,9a,9b……シール材、12
……切欠き部、14a,14b……立上り部。
断面図、第２図は熱交換器折り曲げ部の拡大図、第３図
は熱交換器折り曲げ部の斜視図である。 1a,11a……上部熱交換器、1b,11b……下部熱交換器、1c
……フィン、1b……伝熱管、9,9a,9b……シール材、12
……切欠き部、14a,14b……立上り部。
Claims (2)
- 【請求項１】一定間隔で平行に並べられ、その間を気流
が流動するフィンと、そのフィンに直角に挿入され内部
を冷媒が流動する伝熱管とを有するとともに、前記フィ
ンには長手方向の所定の位置に切欠きを設け、その切欠
きを設けた切欠き部より上の上部熱交換器を、前記切欠
き部より下の下部熱交換器に対して傾け、かつ、前記切
欠き部に不通気性のシール材を設けた熱交換器を内蔵す
る空気調和機。 - 【請求項２】上部熱交換器および下部熱交換器の左右端
部の切欠き部近傍に立上り部を形成し、シール材を前記
上部熱交換器の立上り部および前記下部熱交換器の立上
り部の間に挿入固定する特許請求の範囲第１項記載の空
気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1138488A JPH0711344B2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1138488A JPH0711344B2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH035637A JPH035637A (ja) | 1991-01-11 |
| JPH0711344B2 true JPH0711344B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=15223272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1138488A Expired - Lifetime JPH0711344B2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711344B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5771114A (en) * | 1995-09-29 | 1998-06-23 | Rosemount Inc. | Optical interface with safety shutdown |
| US5727110A (en) * | 1995-09-29 | 1998-03-10 | Rosemount Inc. | Electro-optic interface for field instrument |
| KR20000051021A (ko) * | 1999-01-18 | 2000-08-16 | 윤종용 | 양면인쇄용 인쇄기기의 용지 이송 가이드장치 |
| JP4687030B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2011-05-25 | パナソニック株式会社 | 空気調和機 |
| JP5284633B2 (ja) * | 2007-12-14 | 2013-09-11 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機 |
| EP3770526B1 (en) * | 2018-03-20 | 2023-09-20 | Mitsubishi Electric Corporation | Indoor unit for air conditioner |
-
1989
- 1989-05-31 JP JP1138488A patent/JPH0711344B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH035637A (ja) | 1991-01-11 |
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Legal Events
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