JPH07113387A - ガラスシャッターとそれを備えた収容家具 - Google Patents
ガラスシャッターとそれを備えた収容家具Info
- Publication number
- JPH07113387A JPH07113387A JP28604793A JP28604793A JPH07113387A JP H07113387 A JPH07113387 A JP H07113387A JP 28604793 A JP28604793 A JP 28604793A JP 28604793 A JP28604793 A JP 28604793A JP H07113387 A JPH07113387 A JP H07113387A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- shutter
- holders
- furniture
- joint member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的]曲線状のレールに沿わせて開閉できるようにし
たガラスシャッターを構成するガラス板の連結が確実に
できるようにし、また密閉度を向上させてガラスシャッ
ターを使用した収容家具の収容部などにほこりが入りに
くいようにする。 [構成]ガラスシャッターはガラス板1、ガラスホルダ
2a、連結具3a及び目地部材4を備えている。ガラス
ホルダ2aはガラス板1の両端部に装着してある。ガラ
スホルダ2aには嵌合部20が設けてある。ガラスホル
ダ2aの嵌合部20とは反対側の両側には各々軸孔2
1、22が設けてある。連結具3aは基板30を有し、
一方の面には軸孔21、22に挿入係止できる係止具3
1、31が設けてある。基板30の他方の面にはスライ
ダピン32、32が設けてある。隣り合うガラスホルダ
2a、2aは連結具3aの係止具31、31をガラスホ
ルダ2a、2aの軸孔21にまたがって挿入係止するこ
とにより揺動可能に連結されている。ガラス板1の間に
は目地部材4が取付けてある。目地部材4には嵌入部4
0、41と連結部42が設けてある。
たガラスシャッターを構成するガラス板の連結が確実に
できるようにし、また密閉度を向上させてガラスシャッ
ターを使用した収容家具の収容部などにほこりが入りに
くいようにする。 [構成]ガラスシャッターはガラス板1、ガラスホルダ
2a、連結具3a及び目地部材4を備えている。ガラス
ホルダ2aはガラス板1の両端部に装着してある。ガラ
スホルダ2aには嵌合部20が設けてある。ガラスホル
ダ2aの嵌合部20とは反対側の両側には各々軸孔2
1、22が設けてある。連結具3aは基板30を有し、
一方の面には軸孔21、22に挿入係止できる係止具3
1、31が設けてある。基板30の他方の面にはスライ
ダピン32、32が設けてある。隣り合うガラスホルダ
2a、2aは連結具3aの係止具31、31をガラスホ
ルダ2a、2aの軸孔21にまたがって挿入係止するこ
とにより揺動可能に連結されている。ガラス板1の間に
は目地部材4が取付けてある。目地部材4には嵌入部4
0、41と連結部42が設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラスシャッターとそ
れを備えた収容家具に関し、更に詳しくは曲部を有する
ガイド部に沿って移動できるガラスシャッターとそれを
備えた収容家具に関するものである。
れを備えた収容家具に関し、更に詳しくは曲部を有する
ガイド部に沿って移動できるガラスシャッターとそれを
備えた収容家具に関するものである。
【0002】
【従来技術】実公平4−31987号公報において、サ
イドボードなどの収容家具の収容部と外部との間に、長
方形のガラス板を所要数連結して連結部分で折曲できる
ようにしたガラスシャッターを取り付け、ガラスシャッ
ターを曲線状のレールに沿わせて開閉できるようにした
ものが既に提案されている。
イドボードなどの収容家具の収容部と外部との間に、長
方形のガラス板を所要数連結して連結部分で折曲できる
ようにしたガラスシャッターを取り付け、ガラスシャッ
ターを曲線状のレールに沿わせて開閉できるようにした
ものが既に提案されている。
【0003】
【発明が解決使用とする課題】しかし、上記したような
ガラスシャッターを備えた収容家具には次のような課題
があった。すなわち、ガラスシャッターを構成するガラ
ス板は上下の両端部側を軟質プラスチック製の連結帯を
接着することにより連結されている。この連結帯は長期
の使用では劣化してちぎれる心配があり、そうなるとガ
ラス板が分離してしまうので危険である。また、各ガラ
ス板間には僅かではあるが隙間がある。このため、ガラ
スシャッターを閉めたときの密閉度が不十分で、収容部
にほこりが侵入しやすいという欠点があった。
ガラスシャッターを備えた収容家具には次のような課題
があった。すなわち、ガラスシャッターを構成するガラ
ス板は上下の両端部側を軟質プラスチック製の連結帯を
接着することにより連結されている。この連結帯は長期
の使用では劣化してちぎれる心配があり、そうなるとガ
ラス板が分離してしまうので危険である。また、各ガラ
ス板間には僅かではあるが隙間がある。このため、ガラ
スシャッターを閉めたときの密閉度が不十分で、収容部
にほこりが侵入しやすいという欠点があった。
【0004】
【発明の構成】上記課題点を解決するために講じた発明
の構成は次の通りである。第1の手段にあっては、所要
数のガラス板と、ガラス板の長手方向の両端部に取り付
けてあるガラスホルダと、ガラスホルダを揺動可能に連
結する連結具と、ガラス板の間に実質的に全長にわたり
設けてある目地部材と、を備え、ガラスホルダまたは連
結具またはその双方に、シャッター移行部に取り付ける
ための取付手段が設けてある、ガラスシャッターであ
る。
の構成は次の通りである。第1の手段にあっては、所要
数のガラス板と、ガラス板の長手方向の両端部に取り付
けてあるガラスホルダと、ガラスホルダを揺動可能に連
結する連結具と、ガラス板の間に実質的に全長にわたり
設けてある目地部材と、を備え、ガラスホルダまたは連
結具またはその双方に、シャッター移行部に取り付ける
ための取付手段が設けてある、ガラスシャッターであ
る。
【0005】第2の手段にあっては、ガラスシャッター
を備えた収容家具であって、この家具は、収容部と、収
容部と外部とを区画するシャッター移行部と、シャッタ
ー移行部に移行可能に取り付けてある第1の手段にかか
るガラスシャッターと、を備えた、ガラスシャッターを
備えた収容家具である。
を備えた収容家具であって、この家具は、収容部と、収
容部と外部とを区画するシャッター移行部と、シャッタ
ー移行部に移行可能に取り付けてある第1の手段にかか
るガラスシャッターと、を備えた、ガラスシャッターを
備えた収容家具である。
【0006】連結具の構造は、例えばガラスホルダに設
けてある軸孔に挿着できる軸ピンを設けて、連結したガ
ラスホルダを揺動できるようにしたもの、反対にガラス
ホルダに設けてある軸ピンに嵌着できる軸孔を設けたも
の、あるいはガラスホルダを連結できるようにした柔軟
性を有する糸状体などであるが、ガラスホルダを揺動可
能に連結できればこれらに限定するものではない。
けてある軸孔に挿着できる軸ピンを設けて、連結したガ
ラスホルダを揺動できるようにしたもの、反対にガラス
ホルダに設けてある軸ピンに嵌着できる軸孔を設けたも
の、あるいはガラスホルダを連結できるようにした柔軟
性を有する糸状体などであるが、ガラスホルダを揺動可
能に連結できればこれらに限定するものではない。
【0007】目地部材は全体または一部を柔軟性素材ま
たは可撓性素材で形成してもよいし、例えばガラス板の
嵌入部を断面形状扇形に広げるなどしてガラスシャッタ
ーが曲線に沿った場合のガラス板の逃げを確保すること
ができれば、硬質素材で形成してもよい。取付手段は、
例えばガイド部が溝状である場合はピン、レールである
場合は車輪というように、ガイド部の構造に合わせてそ
れに対応する構造を採用することができ、適宜選定され
る。
たは可撓性素材で形成してもよいし、例えばガラス板の
嵌入部を断面形状扇形に広げるなどしてガラスシャッタ
ーが曲線に沿った場合のガラス板の逃げを確保すること
ができれば、硬質素材で形成してもよい。取付手段は、
例えばガイド部が溝状である場合はピン、レールである
場合は車輪というように、ガイド部の構造に合わせてそ
れに対応する構造を採用することができ、適宜選定され
る。
【0008】
【作用】ガラス板は、ガラスホルダと連結具により揺動
可能に連結されるので、脆いガラス板そのものを連結帯
などで連結するよりもガラス板の連結がより確実にで
き、長期の使用にも十分耐えることができる。目地部材
は、ガラス板の間に実質的に全長にわたり取り付けてあ
るので、ガラスシャッターを収容家具などの収容部に取
り付けて閉じたときには密閉が十分になされ、収容部に
ほこりが侵入しにくい。
可能に連結されるので、脆いガラス板そのものを連結帯
などで連結するよりもガラス板の連結がより確実にで
き、長期の使用にも十分耐えることができる。目地部材
は、ガラス板の間に実質的に全長にわたり取り付けてあ
るので、ガラスシャッターを収容家具などの収容部に取
り付けて閉じたときには密閉が十分になされ、収容部に
ほこりが侵入しにくい。
【0009】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本発明にかかる収容家具の一実施
例を示す要部斜視図、図2は本発明にかかるガラスシャ
ッターの一実施例を示す一部を省略した要部正面図、図
3はガラス板とガラスホルダと連結具及び目地部材の取
付部の説明図、図4はガラスシャッターをガイド部に取
付けた状態を示す一部を省略した縦断面図、図5はガラ
ス板と目地部材との嵌め合い状態を示す要部断面図であ
る。
細に説明する。図1は本発明にかかる収容家具の一実施
例を示す要部斜視図、図2は本発明にかかるガラスシャ
ッターの一実施例を示す一部を省略した要部正面図、図
3はガラス板とガラスホルダと連結具及び目地部材の取
付部の説明図、図4はガラスシャッターをガイド部に取
付けた状態を示す一部を省略した縦断面図、図5はガラ
ス板と目地部材との嵌め合い状態を示す要部断面図であ
る。
【0010】図1を参照する。収容家具であるサイドボ
ードBの中段には、テレビなどを収容する収容部5が設
けてある。収容部5の両側には、後述するガラスシャッ
ターSを収容するためのシャッター収容部6が設けられ
ている。(図1においては右側のガラスシャッター1及
びシャッター収容部6は図示を省略している。)
ードBの中段には、テレビなどを収容する収容部5が設
けてある。収容部5の両側には、後述するガラスシャッ
ターSを収容するためのシャッター収容部6が設けられ
ている。(図1においては右側のガラスシャッター1及
びシャッター収容部6は図示を省略している。)
【0011】図4を併せて参照する。収容部5の天面5
0と下面51には、一方のシャッター収容部6から他方
のシャッター収容部6にかけて、シャッター移行部であ
るガイド具7、7a(ガイド具7aは図4に図示)が、
溝部52、53に嵌め込んで取付けてある。ガイド具
7、7aは一部を曲線状に設けてあり、上下互いに形状
を対応させてある。
0と下面51には、一方のシャッター収容部6から他方
のシャッター収容部6にかけて、シャッター移行部であ
るガイド具7、7a(ガイド具7aは図4に図示)が、
溝部52、53に嵌め込んで取付けてある。ガイド具
7、7aは一部を曲線状に設けてあり、上下互いに形状
を対応させてある。
【0012】天面50に取付けてあるガイド具7aには
断面ほぼコ状の溝部70aが全長にわたり形成してあ
る。下面51に取付けてあるガイド具7には全長にわた
り溝部70が設けてある。溝部70の底部には断面半円
状に盛り上げられたスライド部71が形成されており、
後述する連結具3のスライダピン32が当接してスムー
ズにスライドできるようにしている。なお、ガイド具
7、7aは表面滑性に優れた合成樹脂で形成されてい
る。
断面ほぼコ状の溝部70aが全長にわたり形成してあ
る。下面51に取付けてあるガイド具7には全長にわた
り溝部70が設けてある。溝部70の底部には断面半円
状に盛り上げられたスライド部71が形成されており、
後述する連結具3のスライダピン32が当接してスムー
ズにスライドできるようにしている。なお、ガイド具
7、7aは表面滑性に優れた合成樹脂で形成されてい
る。
【0013】ガイド具7、7aにはガラスシャッター
S、Sがスライド可能に取り付けてある。下側のガイド
具7の中央部には、ガラスシャッターS、Sの端部を止
めるためのセンターストッパー72が設けられている。
図1、図2、図3を参照する。ガラスシャッターSは、
所要数のガラス板1と、ガラスホルダ2、2aと、連結
具3、3aと、目地部材4を備えている。なお、符号1
0はガラスシャッターSの開口縁部材である。
S、Sがスライド可能に取り付けてある。下側のガイド
具7の中央部には、ガラスシャッターS、Sの端部を止
めるためのセンターストッパー72が設けられている。
図1、図2、図3を参照する。ガラスシャッターSは、
所要数のガラス板1と、ガラスホルダ2、2aと、連結
具3、3aと、目地部材4を備えている。なお、符号1
0はガラスシャッターSの開口縁部材である。
【0014】ガラス板1は長方形に形成されている。ガ
ラス板1の長手方向の両端部には合成樹脂製のガラスホ
ルダ2、2aが装着されている。なお、ガラスホルダ
2、2aは同一構造であるので、以下、上部側のガラス
ホルダ2aについて説明する。ガラスホルダ2aの両側
の裏側角部は、ガラスシャッターSが曲がるときに互い
に邪魔にならないように曲面26が形成されている。
ラス板1の長手方向の両端部には合成樹脂製のガラスホ
ルダ2、2aが装着されている。なお、ガラスホルダ
2、2aは同一構造であるので、以下、上部側のガラス
ホルダ2aについて説明する。ガラスホルダ2aの両側
の裏側角部は、ガラスシャッターSが曲がるときに互い
に邪魔にならないように曲面26が形成されている。
【0015】また、ガラスホルダ2aの正面側の上縁部
には、他の部分より一段高くなった隠し縁23が形成し
てある。なお、隠し縁23の両端部はガラスホルダ2a
を連結したときに必要以上に揺動しないように連結具3
aの回動を止めるストッパとなる。ガラスホルダ2aに
はガラス板1の長手方向の両端部を嵌め込むための嵌合
部20が全幅にわたり設けてある。また、ガラスホルダ
2aの嵌合部20とは反対側の幅方向両側にはそれぞれ
軸孔21、22が設けてある。
には、他の部分より一段高くなった隠し縁23が形成し
てある。なお、隠し縁23の両端部はガラスホルダ2a
を連結したときに必要以上に揺動しないように連結具3
aの回動を止めるストッパとなる。ガラスホルダ2aに
はガラス板1の長手方向の両端部を嵌め込むための嵌合
部20が全幅にわたり設けてある。また、ガラスホルダ
2aの嵌合部20とは反対側の幅方向両側にはそれぞれ
軸孔21、22が設けてある。
【0016】両端側の軸孔21、21には連結具3aが
取付けてある。連結具3aは長円形の基板30を有して
いる。基板30の一方の面には軸孔21、22に挿入係
止できる係止具31が両側二箇所に設けてある。また、
基板30の他方の面には取付手段を構成するスライダピ
ン32、32が係止具31、31と対応して設けてあ
る。
取付けてある。連結具3aは長円形の基板30を有して
いる。基板30の一方の面には軸孔21、22に挿入係
止できる係止具31が両側二箇所に設けてある。また、
基板30の他方の面には取付手段を構成するスライダピ
ン32、32が係止具31、31と対応して設けてあ
る。
【0017】そして、隣り合うガラスホルダ2a、2a
・・・は、連結具3aの係止具31、31をガラスホル
ダ2a、2aの軸孔21にまたがって挿入係止すること
により揺動可能に連結される。なお、ガラスシャッター
Sの両端部に位置しているガラスホルダ2aの末端に取
り付けられる連結具3aは、係止具31、31を軸孔2
1、22に挿着してガラスホルダ2aの端部からはみ出
さないようにしてある。
・・・は、連結具3aの係止具31、31をガラスホル
ダ2a、2aの軸孔21にまたがって挿入係止すること
により揺動可能に連結される。なお、ガラスシャッター
Sの両端部に位置しているガラスホルダ2aの末端に取
り付けられる連結具3aは、係止具31、31を軸孔2
1、22に挿着してガラスホルダ2aの端部からはみ出
さないようにしてある。
【0018】図3、図5を参照する。また、隣り合うガ
ラス板1の間には目地部材4が取付けてある。目地部材
4は、ガラス板1に取付けてある上下のガラスホルダ
2、2aの対向端間の長さと同一に形成してある。目地
部材4にはガラス板1の縁部を嵌め込むための断面ほぼ
コ状の嵌入部40、41が設けてある。嵌入部40、4
1の間にはそれらをつなぐ連結部42が設けてある。な
お、目地部材4は全体が柔軟性素材または可撓性素材で
形成してあり、隣り合うガラス板1の角度が変わっても
連結部42が変形して追従できるようにしてある。
ラス板1の間には目地部材4が取付けてある。目地部材
4は、ガラス板1に取付けてある上下のガラスホルダ
2、2aの対向端間の長さと同一に形成してある。目地
部材4にはガラス板1の縁部を嵌め込むための断面ほぼ
コ状の嵌入部40、41が設けてある。嵌入部40、4
1の間にはそれらをつなぐ連結部42が設けてある。な
お、目地部材4は全体が柔軟性素材または可撓性素材で
形成してあり、隣り合うガラス板1の角度が変わっても
連結部42が変形して追従できるようにしてある。
【0019】なお、図2、図4においては、ガラスホル
ダ2及び連結具3の各部には、図3に示したガラスホル
ダ2a及び連結具3aの各部と同一符号が付してある。
また、上部側に配置される連結具3aのスライダピン3
2の長さは、下部側の連結具3のスライダピン32の長
さよりやや長く設定してあり、ガイド具7、7aに容易
に取付けることができるようにすると共に、ガイド具
7、7aから外れにくいようにしている。そして、ガラ
スシャッターS、Sは連結具3、3aのスライダピン3
2を溝部70、70aに嵌め込んで、ガイド具7、7a
にスライド可能に取付けてある。
ダ2及び連結具3の各部には、図3に示したガラスホル
ダ2a及び連結具3aの各部と同一符号が付してある。
また、上部側に配置される連結具3aのスライダピン3
2の長さは、下部側の連結具3のスライダピン32の長
さよりやや長く設定してあり、ガイド具7、7aに容易
に取付けることができるようにすると共に、ガイド具
7、7aから外れにくいようにしている。そして、ガラ
スシャッターS、Sは連結具3、3aのスライダピン3
2を溝部70、70aに嵌め込んで、ガイド具7、7a
にスライド可能に取付けてある。
【0020】(作用)図1ないし図5を参照して、本発
明にかかるガラスシャッターSとサイドボードBの作用
を説明する。例えば、収容部5に収容されたテレビ(図
示省略)をみるときには、まずガラスシャッターS、S
を両側に開く。ガラスシャッターS、Sはガイド具7、
7aに沿って曲がりながら、収容部5の正面側から両側
部へスライドしてシャッター収容部6、6内に収容され
る。ガラスシャッターS、Sはこのようにして開放さ
れ、従来の開き戸のように外部に出張らないので、体や
物が当たって怪我をしたりガラス板1が割れてしまうと
いう危険性もない。
明にかかるガラスシャッターSとサイドボードBの作用
を説明する。例えば、収容部5に収容されたテレビ(図
示省略)をみるときには、まずガラスシャッターS、S
を両側に開く。ガラスシャッターS、Sはガイド具7、
7aに沿って曲がりながら、収容部5の正面側から両側
部へスライドしてシャッター収容部6、6内に収容され
る。ガラスシャッターS、Sはこのようにして開放さ
れ、従来の開き戸のように外部に出張らないので、体や
物が当たって怪我をしたりガラス板1が割れてしまうと
いう危険性もない。
【0021】また、ガラスホルダ2、2aに保持される
ガラス板1の連設はガラスホルダ2、2aを連結具3、
3aにより揺動可能に連結することにより行なわれるの
で、脆いガラス板1そのものを連結するよりもガラス板
1の連設がより確実にでき、長期の使用にも十分耐え得
る。
ガラス板1の連設はガラスホルダ2、2aを連結具3、
3aにより揺動可能に連結することにより行なわれるの
で、脆いガラス板1そのものを連結するよりもガラス板
1の連設がより確実にでき、長期の使用にも十分耐え得
る。
【0022】なお、目地部材4は、ガラス板1の間に全
長にわたり取り付けてあるので、ガラスシャッターSを
収容家具などの収容部5に取り付けて閉じたときには密
閉が十分になされ、収容部5内部にほこりが侵入しにく
く、汚れない。
長にわたり取り付けてあるので、ガラスシャッターSを
収容家具などの収容部5に取り付けて閉じたときには密
閉が十分になされ、収容部5内部にほこりが侵入しにく
く、汚れない。
【0023】図6は他の構造の目地部材とガラス板との
嵌め合い状態を示す要部断面図である。本実施例におけ
る目地部材4aには前記目地部材4のような変形する連
結具42は設けられておらず、嵌入部40a、41aの
うち一方の嵌入部40aの後壁が薄く形成されて容易に
撓むようになっている。これによって、ガラス板1の逃
げが確保され、ガラスシャッターSを曲線に沿わせたと
きにガラスシャッターに実質的に曲面を形成することが
できる。なお、本発明は図示の実施例に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の変形
が可能である。
嵌め合い状態を示す要部断面図である。本実施例におけ
る目地部材4aには前記目地部材4のような変形する連
結具42は設けられておらず、嵌入部40a、41aの
うち一方の嵌入部40aの後壁が薄く形成されて容易に
撓むようになっている。これによって、ガラス板1の逃
げが確保され、ガラスシャッターSを曲線に沿わせたと
きにガラスシャッターに実質的に曲面を形成することが
できる。なお、本発明は図示の実施例に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の変形
が可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記構成を備えており、次のよ
うな効果を有している。 (a)ガラスシャッターのガラス板は、ガラスホルダと
連結具により揺動可能に連結されるので、脆いガラス板
そのものを経年使用で劣化する恐れのある部材で連結す
るよりもガラス板の連結がより確実にでき、長期の使用
にも十分耐えることができる。 (b)目地部材は、ガラス板の間に実質的に全長にわた
り取り付けてあり、ガラスシャッターで区画された部分
を密閉できるので、音やにおいなども遮断でき、間仕切
りなどとしても有用である。 (c)本発明にかかるガラスシャッターを収容家具など
の収容部と外部との区画部に取り付けたものは、密閉が
十分になされ、収容部にほこりが侵入しにくく、収容部
内を清潔に使用できる。
うな効果を有している。 (a)ガラスシャッターのガラス板は、ガラスホルダと
連結具により揺動可能に連結されるので、脆いガラス板
そのものを経年使用で劣化する恐れのある部材で連結す
るよりもガラス板の連結がより確実にでき、長期の使用
にも十分耐えることができる。 (b)目地部材は、ガラス板の間に実質的に全長にわた
り取り付けてあり、ガラスシャッターで区画された部分
を密閉できるので、音やにおいなども遮断でき、間仕切
りなどとしても有用である。 (c)本発明にかかるガラスシャッターを収容家具など
の収容部と外部との区画部に取り付けたものは、密閉が
十分になされ、収容部にほこりが侵入しにくく、収容部
内を清潔に使用できる。
【図1】本発明にかかる収容家具の一実施例を示す要部
斜視図。
斜視図。
【図2】本発明にかかるガラスシャッターの一実施例を
示す一部を省略した要部正面図。
示す一部を省略した要部正面図。
【図3】ガラス板とガラスホルダと連結具及び目地部材
の取付部の説明図。
の取付部の説明図。
【図4】ガラスシャッターをガイド部に取付けた状態を
示す一部を省略した縦断面図。
示す一部を省略した縦断面図。
【図5】ガラス板と目地部材との嵌め合い状態を示す要
部断面図。
部断面図。
【図6】他の構造の目地部材とガラス板との嵌め合い状
態を示す要部断面図。
態を示す要部断面図。
B サイドボード 5 収容部 6 シャッター収容部 7、7a ガイド具 S ガラスシャッター 1 ガラス板 2、2a ガラスホルダ 3、3a 連結具 32 スライダピン 4 目地部材
Claims (2)
- 【請求項1】 所要数のガラス板と、 これらのガラス板の長手方向の両端部に取り付けてある
ガラスホルダと、 これらのガラスホルダを揺動可能に連結する連結具と、 前記ガラス板の間に実質的に全長にわたり設けてある目
地部材と、を備え、 前記ガラスホルダまたは前記連結具またはその双方に、
シャッター移行部に取り付けるための取付手段が設けて
ある、 ガラスシャッター。 - 【請求項2】 ガラスシャッターを備えた収容家具であ
って、この家具は、 収容部と、 この収容部と外部とを区画するシャッター移行部と、 このシャッター移行部に移行可能に取り付けてある請求
項1記載のガラスシャッターと、を備えた、 ガラスシャッターを備えた収容家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5286047A JP2587373B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ガラスシャッターとそれを備えた収容家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5286047A JP2587373B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ガラスシャッターとそれを備えた収容家具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07113387A true JPH07113387A (ja) | 1995-05-02 |
JP2587373B2 JP2587373B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=17699286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5286047A Expired - Lifetime JP2587373B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ガラスシャッターとそれを備えた収容家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587373B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021024390A (ja) * | 2019-08-02 | 2021-02-22 | 株式会社豊田自動織機 | 車両の開閉構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5366872A (en) * | 1976-11-08 | 1978-06-14 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | Multilayer continuous freeezing apparatus for sludge |
JPS5611836A (en) * | 1979-07-06 | 1981-02-05 | Toshiba Corp | Bending method and apparatus of external lead wire for bulb |
JPH0431987U (ja) * | 1990-07-11 | 1992-03-16 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP5286047A patent/JP2587373B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5366872A (en) * | 1976-11-08 | 1978-06-14 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | Multilayer continuous freeezing apparatus for sludge |
JPS5611836A (en) * | 1979-07-06 | 1981-02-05 | Toshiba Corp | Bending method and apparatus of external lead wire for bulb |
JPH0431987U (ja) * | 1990-07-11 | 1992-03-16 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021024390A (ja) * | 2019-08-02 | 2021-02-22 | 株式会社豊田自動織機 | 車両の開閉構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2587373B2 (ja) | 1997-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07113387A (ja) | ガラスシャッターとそれを備えた収容家具 | |
JPH09511898A (ja) | 配電盤キャビネット | |
EP1207265A2 (en) | Shutter | |
GB2101096A (en) | Container for a cassette of magnetic tape | |
JP3646490B2 (ja) | 車両用パネル構造 | |
JP3150887B2 (ja) | 陳列ケース | |
JP2004243792A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP4145392B2 (ja) | 点検口用器材 | |
JPH08149662A (ja) | フラットケーブル用固定具 | |
JP2003002120A (ja) | 車両のリヤゲート構造 | |
JP3656474B2 (ja) | コネクタ | |
JP2988612B2 (ja) | カバー付電気接続箱 | |
JP2939696B2 (ja) | 間仕切り装置における外装パネルのフレーム | |
JPH0731033A (ja) | 電気接続箱 | |
JPH0440297Y2 (ja) | ||
JP3287313B2 (ja) | パチンコ機 | |
JPH0737874B2 (ja) | 貯蔵庫 | |
JPS6345619Y2 (ja) | ||
JP2760071B2 (ja) | 収納キャビネット | |
JP3165943B2 (ja) | 自動車の横開きバックドアのチェッカー取付け構造 | |
US6431353B1 (en) | Disc cartridge envelope | |
KR200303303Y1 (ko) | 씨디체인저의 도어 개폐구조 | |
KR200252128Y1 (ko) | 김치저장고의 힌지구조 | |
JPH0771176A (ja) | キャビネット | |
USD410015S (en) | Lid assembly for a hot melt adhesive applicator |