JP2760071B2 - 収納キャビネット - Google Patents
収納キャビネットInfo
- Publication number
- JP2760071B2 JP2760071B2 JP1195084A JP19508489A JP2760071B2 JP 2760071 B2 JP2760071 B2 JP 2760071B2 JP 1195084 A JP1195084 A JP 1195084A JP 19508489 A JP19508489 A JP 19508489A JP 2760071 B2 JP2760071 B2 JP 2760071B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinet
- box
- fin
- main body
- cabinet main
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、キャビネット本体内に箱体を組込む収納キ
ャビネットに関するものである。
ャビネットに関するものである。
従来の技術 本発明者らは、箱体の着脱性、および外観向上を目的
として先に特願平1−58305号に示すように、箱体のフ
ランジ全てをキャビネット本体内に組込むものを考え提
案した。
として先に特願平1−58305号に示すように、箱体のフ
ランジ全てをキャビネット本体内に組込むものを考え提
案した。
この収納キャビネットは、第6図に示すように、収納
キャビネット本体1内に箱体2を組込む場合、キャビネ
ット本体1と箱体2の外周の隙間をシールし、外観及び
気密性を高めるため、キャビネット本体の開口前端面の
周囲から、キャビネット本体庫内内側方向に突出させ
た、柔軟性のある軟質樹脂部材よりなるヒレ体3を設け
ておき、箱体2を第7図のように装置させた時、ヒレ体
3が箱体2の外周フランジ4にそって変形し、キャビネ
ット本体1と箱体2との隙間をシールしてなるものであ
った。
キャビネット本体1内に箱体2を組込む場合、キャビネ
ット本体1と箱体2の外周の隙間をシールし、外観及び
気密性を高めるため、キャビネット本体の開口前端面の
周囲から、キャビネット本体庫内内側方向に突出させ
た、柔軟性のある軟質樹脂部材よりなるヒレ体3を設け
ておき、箱体2を第7図のように装置させた時、ヒレ体
3が箱体2の外周フランジ4にそって変形し、キャビネ
ット本体1と箱体2との隙間をシールしてなるものであ
った。
発明が解決しようとする課題 このようなヒレ体3は箱体2にそって柔軟に変形する
よう軟質樹脂材料により構成させてあるが、一般に軟質
部材はすべりが良くないため、箱体2を取外そうとした
場合、箱体2の外周フランジ4がヒレ体3にくらいつい
て容易に取外すことができなかったり、また無理をして
箱体2を引き出すと、ヒレ体3が挫屈して破れるなどの
課題があった。
よう軟質樹脂材料により構成させてあるが、一般に軟質
部材はすべりが良くないため、箱体2を取外そうとした
場合、箱体2の外周フランジ4がヒレ体3にくらいつい
て容易に取外すことができなかったり、また無理をして
箱体2を引き出すと、ヒレ体3が挫屈して破れるなどの
課題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、箱体を組
込んだ収納キャビネットにおいて、箱体の着脱が容易で
しかも、キャビネットと箱体との隙間のシールが、簡素
でかつ安価な構造を実現したものである。
込んだ収納キャビネットにおいて、箱体の着脱が容易で
しかも、キャビネットと箱体との隙間のシールが、簡素
でかつ安価な構造を実現したものである。
課題を解決するための手段 本発明の収納キャビネットは、キャビネット本体と、
このキャビネット本体の前面開口よりキャビネット本体
内に着脱自在に挿着する箱体とキャビネット本体の前面
開口を開閉する扉を備え、またキャビネット本体の開口
前端面の周囲にはパッキン体を配置し、このパッキン体
はキャビネット本体庫内側に突出したヒレ体を有し、こ
のヒレ体の先部を硬質樹脂材料で構成し、また根元部は
柔軟性のある軟質樹脂材料で構成し、ヒレ体先部が屈曲
自在としたものである。
このキャビネット本体の前面開口よりキャビネット本体
内に着脱自在に挿着する箱体とキャビネット本体の前面
開口を開閉する扉を備え、またキャビネット本体の開口
前端面の周囲にはパッキン体を配置し、このパッキン体
はキャビネット本体庫内側に突出したヒレ体を有し、こ
のヒレ体の先部を硬質樹脂材料で構成し、また根元部は
柔軟性のある軟質樹脂材料で構成し、ヒレ体先部が屈曲
自在としたものである。
作用 本発明の収納キャビネットは、前記のヒレ体が、根元
部で屈曲自在でありながら、箱体を挿着及び取外しする
場合に箱体外周と接するヒレ体先部が、硬質樹脂材料で
構成されているため、箱体とヒレ体とのすべりが良く、
箱体の着脱を容易ならしめると共に、キャビネットと箱
体との隙間のシール性も極めて簡素な方法で確保するこ
とができるものである。
部で屈曲自在でありながら、箱体を挿着及び取外しする
場合に箱体外周と接するヒレ体先部が、硬質樹脂材料で
構成されているため、箱体とヒレ体とのすべりが良く、
箱体の着脱を容易ならしめると共に、キャビネットと箱
体との隙間のシール性も極めて簡素な方法で確保するこ
とができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
図において、1はキャビネット本体で、2はキャビネ
ット本体に挿着する樹脂成型品等よりなる箱体であり、
前面周囲には、剛性補強のため外周フランジ3が形成さ
れている。
ット本体に挿着する樹脂成型品等よりなる箱体であり、
前面周囲には、剛性補強のため外周フランジ3が形成さ
れている。
キャビネット本体2の開口前方の内周には、係止部4
を形成したもつ保持金具5が配置されており、箱体2の
外周フランジ3が、この保持金具5の係止部4に挿着さ
れるようになっている。6はキャビネット本体2の前面
開口を開閉する扉であり、この扉6を閉じたときの気密
性及び緩衝性を確保するため、キャビネット本体1の開
口前端面の周囲には軟質中空押出樹脂等よりなるパッキ
ン体7が設けられている。またこのパッキン体7は、キ
ャビネットの庫内内側方向に突出したヒレ体8を形成
し、ヒレ体8は、その先部9をPVC樹脂等の硬質樹脂材
料で構成し、根元部10はPVC樹脂等の柔軟性のある軟質
樹脂材料で構成させてある。
を形成したもつ保持金具5が配置されており、箱体2の
外周フランジ3が、この保持金具5の係止部4に挿着さ
れるようになっている。6はキャビネット本体2の前面
開口を開閉する扉であり、この扉6を閉じたときの気密
性及び緩衝性を確保するため、キャビネット本体1の開
口前端面の周囲には軟質中空押出樹脂等よりなるパッキ
ン体7が設けられている。またこのパッキン体7は、キ
ャビネットの庫内内側方向に突出したヒレ体8を形成
し、ヒレ体8は、その先部9をPVC樹脂等の硬質樹脂材
料で構成し、根元部10はPVC樹脂等の柔軟性のある軟質
樹脂材料で構成させてある。
なお11は扉6を開閉させるヒンジであり、箱体2の切
欠部12を通してキャビネット本体1のヒンジベース13に
取付けられるようになっている。
欠部12を通してキャビネット本体1のヒンジベース13に
取付けられるようになっている。
上記構成において、箱体2の外周フランジ3を保持金
具5の係止部4の方向にスライドさせ、第2図のごと
く、キャビネット本体1に挿着するとき、パッキン体7
の内方に突出したヒレ体8は、柔軟性のある軟質樹脂材
料で構成されている根元部10で内側に屈曲しながら先部
9が、外周フランジ3と密接し、キャビネット本体1と
箱体2との隙間をシールする。
具5の係止部4の方向にスライドさせ、第2図のごと
く、キャビネット本体1に挿着するとき、パッキン体7
の内方に突出したヒレ体8は、柔軟性のある軟質樹脂材
料で構成されている根元部10で内側に屈曲しながら先部
9が、外周フランジ3と密接し、キャビネット本体1と
箱体2との隙間をシールする。
このとき、箱体2の外周フランジ3に接するヒレ体8
の先部9は根元部10と同材質とせず、硬質樹脂材料で構
成してあるため、外周フランジ3と先部9のすべりが良
く箱体2の挿着脱が極めてスムーズであると共に、ヒレ
体8の損傷や変形の防止,耐久性の向上についても効果
的である。
の先部9は根元部10と同材質とせず、硬質樹脂材料で構
成してあるため、外周フランジ3と先部9のすべりが良
く箱体2の挿着脱が極めてスムーズであると共に、ヒレ
体8の損傷や変形の防止,耐久性の向上についても効果
的である。
また、ヒレ体8の根元部10は自由に屈曲し、外周フラ
ンジ3にそって先部を密接させるため、隙間シール効果
も高く良好な外観や防虫性を簡潔で低コストな構成で確
保することができる。
ンジ3にそって先部を密接させるため、隙間シール効果
も高く良好な外観や防虫性を簡潔で低コストな構成で確
保することができる。
なお、上記実施例では、ヒレ体8の根元部10を軟質樹
脂材料としたが、これに限定されるものでなく、第5図
に示すように、ヒレ体8の根元部を軟質部材14と成形性
を容易にするため、屈曲性に支障のない程度の少量の硬
質部材15としても本発明の効果を達成するものである。
脂材料としたが、これに限定されるものでなく、第5図
に示すように、ヒレ体8の根元部を軟質部材14と成形性
を容易にするため、屈曲性に支障のない程度の少量の硬
質部材15としても本発明の効果を達成するものである。
発明の効果 以上実施例の説明により明らかなように、本発明によ
れば、キャビネット本体内に着脱自在に挿着できる箱体
を備えた収納キャビネットを、箱体の着脱操作性、耐久
性、箱体挿着時の外観仕上りが極めて良好で、しかも低
コストで実現できるという効果を奏するものである。
れば、キャビネット本体内に着脱自在に挿着できる箱体
を備えた収納キャビネットを、箱体の着脱操作性、耐久
性、箱体挿着時の外観仕上りが極めて良好で、しかも低
コストで実現できるという効果を奏するものである。
第1図は本発明の一実施例を示す収納キャビネットの要
部分解断面図、第2図は同要部挿着断面図、第3図は同
分解斜視図、第4図は同外観斜視図、第5図は本発明の
他実施例を示す要部断面図、第6図は従来例を示す要部
分解断面図、第7図は同要部挿着断面図である。 1……キャビネット本体、2……箱体、6……扉、7…
…パッキン体、8……ヒレ体、9……先部、10……根元
部。
部分解断面図、第2図は同要部挿着断面図、第3図は同
分解斜視図、第4図は同外観斜視図、第5図は本発明の
他実施例を示す要部断面図、第6図は従来例を示す要部
分解断面図、第7図は同要部挿着断面図である。 1……キャビネット本体、2……箱体、6……扉、7…
…パッキン体、8……ヒレ体、9……先部、10……根元
部。
Claims (1)
- 【請求項1】キャビネット本体と、このキャビネット本
体の前面開口よりキャビネット本体内に着脱自在に挿着
する箱体と、キャビネット本体の前面開口を開閉する扉
を備え、前記キャビネット本体の開口前端面の周囲にパ
ッキン体を配置し、前記パッキン体はキャビネット本体
庫内内側方向に突出したヒレ体を有し、このヒレ体の先
部は硬質樹脂材料で構成されるとともに根元部は柔軟性
のある軟質樹脂材料で構成され、ヒレ体先部が屈曲自在
となる収納キャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1195084A JP2760071B2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 収納キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1195084A JP2760071B2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 収納キャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0357408A JPH0357408A (ja) | 1991-03-12 |
JP2760071B2 true JP2760071B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=16335281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1195084A Expired - Lifetime JP2760071B2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 収納キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2760071B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4518483B2 (ja) * | 2004-02-12 | 2010-08-04 | サンウエーブ工業株式会社 | キッチン台 |
-
1989
- 1989-07-26 JP JP1195084A patent/JP2760071B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0357408A (ja) | 1991-03-12 |
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