JPH07112920B2 - 荷物昇降装置、荷物昇降装置用ばねおよび荷物昇降装置の高さ調整方法 - Google Patents

荷物昇降装置、荷物昇降装置用ばねおよび荷物昇降装置の高さ調整方法

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JPH07112920B2
JPH07112920B2 JP62082811A JP8281187A JPH07112920B2 JP H07112920 B2 JPH07112920 B2 JP H07112920B2 JP 62082811 A JP62082811 A JP 62082811A JP 8281187 A JP8281187 A JP 8281187A JP H07112920 B2 JPH07112920 B2 JP H07112920B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、荷物昇降装置、荷物昇降装置用ばねおよびこ
れを用いた荷物昇降装置の高さ調整方法に関し、特にこ
れに限定されることはないが、パレット化された荷物を
手先業により積込んだり積下ろしたりするのに最適の水
準に昇降させるのに用いられるばねおよびこれを用いた
パレット昇降装置ならびに荷物昇降装置の高さ調整方法
に関するものである。
<従来技術> パレットから荷物を下ろしたり、パレットに荷物を積込
む作業は一般的に背中を損傷する原因になっている。こ
れは作業者が荷物の積み下ろしとともに荷物の水準が下
がるにつれて低くなる荷物水準まで、背中を曲げて荷物
を持ち上げなければならないからである。
荷物支持台が電動モータまたは液圧装置によって昇降す
る形式の荷物昇降装置は既知であるが、広汎に利用され
ていない。この形式の荷物昇降装置は高価であり、作業
者が荷物を下ろす時に適当な水準に荷物を維持しておく
ことができない。このため作業者は荷物の積下ろしにつ
れてパレットの位置を調節できず、従ってパレットの積
下ろし時に背中を損傷することとなる。
荷物の積込み積下ろし時に荷物の積込み積下ろし用のば
ね付勢された台を用いることは過去に提案されている。
例えば、フオウラーの米国特許第1,212,341号、同じく
フィッシャーの米国特許第2,980,287号および第3,091,5
03号は、荷物の積下ろし時に作業者を好適な高さに維持
するようにばね付勢される機構を開示している。しか
し、フオウラーの装置はばねが全く不完全であるために
現実に利用されるに至っていないし、また、フィッシャ
ーの提案になる装置はその明細書に言及されている特殊
な用途、すなわち、樋状のスプール以外には用いられる
に至っていない。
このように従来技術は、荷物の高さおよび重さが変化す
ることを考慮に入れてばねを設計するという問題につい
て解決していない。本発明者らの研究によれば、この問
題を解決することは極めて簡単というわけにはいかない
ことがわかった。フオウラーに開示されているばねはそ
の明細書に記載されているように鋼板を昇降できるにす
ぎず、フィッシャーによる装置でも一定の重量、大きさ
および数の繊維スプールに適用できるにすぎない。
異った性質の種々の荷物を取り扱う場合には、荷物の積
下ろし時に荷物の一番上の水準を相対的に一定の高さに
維持するようにばね特性を正確に選択することは単に荷
物の重量の関数になるのではなくて、高さの関数にもな
る。例えば、荷物の積下ろし時に荷物を一定の水準にま
で適性に持ち上げるためには、重量が同じで比重が異な
る、すなわち高さの異なる荷物の場合には全く異ったば
ね特性が必要となるのである。
<発明の目的> 本発明の目的は、構造が簡単で安価であり、積下ろし時
には荷物を所要の位置に自動的に上昇させ、積込み時に
は荷物を所要の位置に自動的に下降させることができる
ばねおよびこれを用いた荷物昇降装置ならびに荷物昇降
装置の高さ調整方法を提供しようとするにある。
<発明の簡単な構成> 本発明者らは鋭意研究した結果、広範囲な重量および高
さの荷物を満足いくように取り扱うことができる特別な
ばね特性を有するばねおよびこれを用いた荷物昇降装置
を開発した。
すなわち、本発明は、基台部材と、荷物支持部材と、前
記基台部材および荷物支持部材とを前記荷物支持部材が
前記基台部材に対してほぼ平行な位置に維持されるよう
連結する連結手段と、前記基台部材と前記荷物支持部材
との間に介挿された圧縮ばね手段とを具え、前記ばね手
段は、少なくとも2つの離した圧縮ばねを有し、所定量
の荷物が前記荷物支持部材にのせられた時にほぼ完全に
変形し、また前記荷物の上方部分が所定の高さに支持さ
れるように、前記荷物支持部材上の荷物の重量および高
さに応じて前記ばね手段のばね容量を下記関係式に基づ
いて選定し、前記ばね手段は、同じ形式の荷物を前記荷
物支持部材上にのせる場合において、前記荷物支持部材
から荷物が取り除かれた時には前記荷物支持部材を上昇
させて前記荷物支持部材上の荷物の上方部分を実質的に
前記所定の高さに維持するとともに、この逆の場合にも
同様に機能するよう構成してなることを特徴とする荷物
昇降装置を提供するものである。
C:ばね容量(kg) W:荷物支持部材上の重量(kg) (荷物+パレット) H:荷物支持部材上の高さ(mm) (荷物+パレット) また、前記連結手段は前記基台部材および荷物支持部材
の両側に回動可能に取り付けられたはさみリンクと、前
記荷物支持部材が前記基台部材に対して横方向に変位し
ないよう前記はさみリンクを連結するタイ手段とを具え
るのが好ましい。
また、各はさみリンクは外方リンク部材および内方リン
ク部材を具え、各リンク部材の一端は基台部材の一端お
よび荷物支持部材の対応する端部に枢支手段によって取
り付けられ、さらに前記リンク部材の他端に取り付けら
れたローラ手段および前記基台部材および前記荷物支持
部材の他端内または上の掛合トラツクを有するのが好ま
しい。
本発明はまた、所定の重量および所定の高さの荷物を積
込みおよび積下ろし中、前記荷物を実質的に所定の高さ
に維持するのに用いられる、少なくとも2つの離間した
圧縮ばねからなる一組のばねであって、この一組のばね
は下記関係式で示されるばね特性を有する荷物昇降装置
用ばねを提供するものである。
C:ばね容量(kg) W:荷物支持部材上の重量(kg) (荷物+パレット) H:荷物支持部材上の高さ(mm) (荷物+パレット) 本発明はさらに、基台部材から圧縮ばね手段によって昇
降自在に離間される荷物支持部材を持つ荷物昇降装置に
おいて、 前記荷物支持部材上の荷物の一部を付加した時あるいは
取り除いた時に、前記荷物支持部材上の前記荷物の上方
部分がほぼ所定の高さに維持されるように、前記荷物昇
降装置の高さを調整するに際し、 前記圧縮ばね手段のばね容量Cを、下記関係式を満足す
るように前記圧縮ばね手段を構成する圧縮ばねを選定す
る荷物昇降装置の高さ調整方法を提供するものである。
C:圧縮ばね手段のばね容量(kg) W:荷物支持部材上の重量(kg) (荷物+パレット) H:荷物支持部材上の高さ(mm) ここで、前記圧縮ばね手段は、少なくとも2つの離間し
た圧縮ばねを有し、これらの圧縮ばねの組み合わせばね
容量Cが上記関係式を満足するように、組み合わせる前
記圧縮ばねを選定するのが好ましい。また、前記選定工
程は、それぞれ異なるばね容量を持つ複数の圧縮ばねを
各々複数個予め用意する工程と、前記圧縮ばね手段を構
成する圧縮ばねとして、各々のばね容量の合計が前記ば
ね容量Cに等しい2個以上の前記圧縮ばねを選定する工
程を有するのが好ましい。
<発明の具体的構成> 以下に本発明の荷物昇降装置を図面に示す好適実施例を
参照しつつ詳細に説明する。
第1〜4図に示すように、本発明の荷物昇降装置は基台
フレイム1および荷物支持フレイム2を具え、これによ
ってパレットPを支持することができる。これらのフレ
イム1、2は一対の圧縮ばね3、4によって分離される
とともに、フレイム1、2の両側に配置されたはさみ機
構5、6によって相互に連結されている。所定量の荷物
(荷重)を有するパレットが荷物支持フレイム上にのせ
られると、ばね3、4は完全に圧縮され、第2図に示す
ような状態となる。この状態ではフレイム2はフレイム
1上の止めS上にくる。
パレットからこの荷物を取り除くと、ばね3、4は徐々
に伸長状態となり、これにより好便な高さから荷の積下
ろしができるように荷物およびパレットを自動的に上昇
させる。昇降装置が急速に運動しないようにするため
に、機構5、6には図示のように液圧または空気圧式の
ダンパーDを設けておくのが好ましい。この反対に、荷
物(荷重)がパレットにのせられると、ばね3、4は徐
々に圧縮状態となり、これにより荷物を下降させて最も
好便な高さから荷物の積下しができるようにすることが
できる。
基台フレイム1は離間して対をなす横部材7、8および
9、10を有し、これらは一対の離間した長さ方向部材1
1、12、13および14を支持し、これらは横部材とともに
剛性フレイムを構成する。長さ方向部材13、14および横
部材7、10の遊端付近には板が取り付けられており、こ
れらの板には標準品のキャスターホイールWが取り付け
られており、基台フレイム1が安定するとともに可動と
なっている。他の方法として、キャスターWの代りに調
節可能な脚(第1図に破線で示す)を用いてもよい。第
1図および第2図に最も明瞭に示す位置に、ばね3、4
の座15を横部材7、8および9、10に取り付けることも
できる。
荷物支持フレイム2は基台フレイム1と同様の構造を有
しており、その横部材16,17および18,19には長さ方向部
材20、21が取り付けられ、これらの横部材はばね3、4
用の座22を支持している。
各はさみリンク機構5、6は外方リンク部材23、24およ
び内方リンク部材25、26を具え、これらはそれぞれはフ
レイム部材11および12の一端に枢支棒27、28によって取
り付けられ、上記リンク部材の他端はローラ29、30に取
り付けられている。これらのローラはフレイム部材11、
12および20、21の他端内を走行し、ローラ軸は細長い溝
孔31、32に掛合している。他の枢支棒33によりリンク部
材は相互に連結されてはさみリンク機構を構成する。枢
支棒27、28、29、30および33は連結チューブ34内に位置
し、これらのチューブは内方リンク部材25、26を相互に
連結し、フレイム2はフレイム1に対して横方向に偏位
するのを防止している。
ばね3、4の上昇容量は、荷物支持フレイム2によって
支持されるパレットP上に支持しようとする荷物の重量
Wおよび高さに応じて選定される。本発明者らの研究に
よれば、ばね3、4の上昇容量を下記ほ式(1)に応じ
て注意深く選定することによって、積込み積下ろしされ
る荷物の上方部分を、作業者の背中に不当な応力をかけ
ることなく積下ろしに好適なほぼ一定の水準に維持する
ことができる。
C:ばね容量(kg) W:荷物重量(kg)=荷物+パレット H:荷物支持部材の上方の高さ(mm) 上記関係によりばね容量を容易に選定できるようにする
ために、第5図に示すようなチャートを開発した。この
チャートには所要のばね容量が得られるばねの組合せ表
も示す。このばね組合せ表中の各ばねは広範囲な重量お
よび高さの荷物に対して所要の荷物上昇を可能ならしめ
るばね特性を持つように特別に開発されたものである。
各ばねは、各ばねの完全圧縮長さが昇降装置の最低高
さ、すなわち、フレイム2が止めSに接触する位置より
僅かに小さくなるようばねの応力とばねの完全圧縮長さ
を均衡させてある。
このように特別に構成されたばねの特性は、以下の通り
である。
(1)ばね1 容量150kg F.L.=850mm F=165kg 予備荷重=48kg O.D.=195mm τ=479MPa Rate=258kg/m Wφ=12.0(非巻回状態) バーL=8400mm(全部で14.5コイル) N=13能動コイル ばね重量=7.45kg R.H.コイル化 S.L.=180mm (2)ばね2 容量250kg F.L.=800mm F=254kg 予備荷重=58kg O.D.=195mm τ=574MPa Rate=431kg/m Wφ=13.0(非巻回状態) バーL=7200mm(全部で12.5コイル) N=11能動コイル ばね重量=7.49kg R.H.コイル化 S.L.=169mm (3)ばね3 容量350kg F.L.=750mm F=318kg 予備荷重=50kg O.D.=195mm τ=575MPa Rate=589kg/m Wφ=14.0(非巻回状態) バーL=7200mm(全部で12.5コイル) N=11能動コイル ばね重量=8.71kg R.H.コイル化 S.L.=182mm (4)ばね4 容量500kg F.L.=720mm F=492kg 予備荷重=53kg O.D.=195mm τ=723MPa Rate=965kg/m Wφ=15.0(巻回状態) バーL=600mm(全部で10.5コイル) N=9能動コイル ばね重量=8.34kg R.H.コイル化 S.L.=165mm (5)ばね5 容量250kg F.L.=800mm F=237kg 予備荷重=54kg O.D.=160mm τ=726MPa Rate=402kg/m Wφ=11.0(巻回状態) バーL=5900mm(全部で12.5コイル) N=11能動コイル ばね重量=4.40kg L.H.コイル化 S.L.=143mm ここで、F.L:ばねの自由長さ O.D:ばねの外径 Wφ:線径 N:能動コイルの数 F:ばねを210mmに圧縮する力 予備荷重:ばねを665mmに圧縮する力 τ:力Fにおけるばねの剪断応力 S.L.:ばねの完全圧縮長さ 上記データから明らかなように、各ばねは荷物昇降製造
に取り付けられる際に、ばね長が665mmに圧縮されるよ
うに予備的に荷重をかけられる。いずれの場合にも、各
ばねの完全圧縮長さは第6図に示すように荷物昇降装置
の最低高さである200mmより小さい。
本発明者らの研究実験によれば、第5図に示すばね組合
せから上記関係式より得られるばね容量のばねを適切に
選定すれば、荷物の積み下ろし時に荷物を所要量上昇さ
せて荷物の上方部分を理想の上昇高さである975mmに維
持することができる。ばね5は他のばね内に挿入できる
よう構成されているから、このばね5のコイルは外側の
ばね内に停留しないよう逆巻きになっている。
第6図は、同じ重量の荷物であっても高さが異なると、
荷物の積み下ろし時に荷物の上昇開始を所要時に行わせ
るには全く異なったばね容量が必要であることを示すも
のである。第6a図に示すのは、全重量がWで各カートン
の高さが250mmのカートンが荷物の頂部が荷物支持部材
上方900mmの高さにのせられている例である。この例で
は一番上昇のカートンの中央部は、理想の高さである97
5mmに位置している。このような構成では、昇降装置は
カートンが上層から取り除かれると同時に上昇し始め
る。
第6b図に示す例では、荷物の重量Wは同じにしてさらに
2層のカートンがのせられたものである。この例では高
さHは1400mmとなり、荷物の頂部は理想の上昇高さ975m
mから程遠く、荷物の上半分は昇降装置が荷物を持ち上
げはじめる前に取り除かねばならない。
この荷物(荷重)に対して上記のばね容量式を適用する
と、C=W×1/2となる。そこで、第5図に示すチヤー
トを参照すると、各場合とも荷物荷重Wが1200kgであれ
ば、ばね容量は第1の例では1200kgに、第2の例では60
0kgになる。
従って、荷物の重量および高さに応じてばねを第5図の
チャートに従って選定すれば、ばね3、4は第2図に示
すように上側のフレイム2が止めSに掛合する状態で完
全に圧縮されることになる。所定量の荷物を取り除け
ば、第6図につき述べたように、ばね3、4は自動的に
伸長して次の層の荷物を第1層の荷物と同じ高さに、最
も好ましくは理想の高さである975mmに上昇させる。こ
の高さにおいて荷物の積み下ろし作業を行っても、作業
者の背中に損傷を与える程度は小さい。
上述したところから明らなかように、異った荷物を同じ
機構で昇降できるようにある昇降装置に適当な交換ばね
を適用すれば、特定の形式の荷物を適合する昇降装置を
設計することができる。
本発明の昇降装置は、荷物の積み下ろし時に荷物を自動
的に上昇させることができる構造が簡潔で安価な手段を
提供する。
従って、荷物を積み下ろしする作業者は、電動モータま
た液圧装置を作動させてパレットの積み下ろし時に荷物
を昇降する必要はない。昇降装置の部品は特に耐久性が
あり、使用時に保守は特に必要としない。
また、移動を必要としない場合には、キャスターホイー
ルを固定脚と交換してもよいし、基台フレイムを固定構
体の一部としてもよい。固定脚は、例えば基台フレイム
をフォークリフトトラックによって持ち上げて荷物と昇
降装置を1ユニットとして搬送できるような高さにして
おくのがよい。同時に、横部材16、17および18、19によ
り着脱可能な延長棒を支持してより大きな荷物用に荷物
支持フレイムの大きさを大きくできるようにしておくの
がよい。さらに、この昇降装置は、恒久的な移動性が必
要な場合には、手作動またはモータ駆動のハンドトラッ
クの一部とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の荷物昇降装置の側面図である。 第2図は、本発明の荷物昇降装置の完全圧縮状態を示す
側面図である。 第3図は、上方フレイム部材を取り除いた第1図の荷物
昇降装置の平面図である。 第4図は、第1図に示す荷物昇降装置の端面図である。 第5図は、種々の重量および高さに応じたばね容量を示
すグラフである。 第6a図および第6b図は、重さは同じだが高さが異なる2
種の荷物について説明するための線図である。 符号の説明 1……基台フレイム、 2……荷物支持フレイム、 3、4……圧縮ばね、 5、6……はさみ機構、 7、8、9、10、16、17、18、19……横部材、 11、12、13、14、20、21……長さ方向部材、 15、22……ばね層、 23、24……外方リンク部材、 25、26……内方リンク部材、 27、28、29、30、33……枢支棒、 31、32……溝孔、 34……連結チューブ D……ダンパー P……パレット S……止め W……キャスター(ホイール)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−22498(JP,A) 実開 昭58−120181(JP,U) 米国特許3659913(US,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台部材と、荷物支持部材と、前記基台部
    材および荷物支持部材とを前記荷物支持部材が前記基台
    部材に対してほぼ平行な位置に維持されるよう連結する
    連結手段と、前記基台部材と前記荷物支持部材との間に
    介挿された圧縮ばね手段とを具え、 前記ばね手段は、少なくとも2つの離間した圧縮ばねを
    有し、所定量の荷物が前記荷物支持部材にのせられた時
    にほぼ完全に変形し、また前記荷物の上方部分が所定の
    高さに支持されるように、前記荷物支持部材上の荷物の
    重量および高さに応じて前記ばね手段のばね容量を下記
    関係式に基づいて選定し、前記ばね手段は、同じ形式の
    荷物を前記荷物支持部材上にのせる場合において、前記
    荷物支持部材から荷物が取り除かれた時には前記荷物支
    持部材を上昇させて前記荷物支持部材上の荷物の上方部
    分を実質的に前記所定の高さに維持するとともに、この
    逆の場合にも同様に機能するよう構成してなることを特
    徴とする荷物昇降装置。 C:ばね容量(kg) W:荷物支持部材上の重量(kg) (荷物+パレット) H:荷物支持部材上の高さ(mm) (荷物+パレット)
  2. 【請求項2】前記連結手段は、前記基台部材および荷物
    支持部材の両側に回動可能に取り付けられたはさみリン
    クと、前記荷物支持部材が前記基台部材に対して横方向
    に変位しないよう前記はさみリンクを連結するタイ手段
    とを具える特許請求の範囲第1項に記載の荷物昇降装
    置。
  3. 【請求項3】各はさみリンクは外方リンク部材および内
    方リンク部材を具え、各リンク部材の一端は基台部材の
    一端および荷物支持部材の対応する端部に枢支手段によ
    って取り付けられ、さらに前記リンク部材の他端に取り
    付けられたローラ手段および前記基台部材および前記荷
    物支持部材の他端内または上の掛合トラツクを有する特
    許請求の範囲第2項に記載の荷物昇降装置。
  4. 【請求項4】所定の重量および所定の高さの荷物を積込
    みおよび積下ろし中、前記荷物を実質的に所定の高さに
    維持するのに用いられる、少なくとも2つの離間した圧
    縮ばねからなる一組のばねであって、この一組のばねは
    下記式で示されるばね特性を有することを特徴とする荷
    物昇降装置用ばね。 C:ばね容量(kg) W:荷物支持部材上の重量(kg) (荷物+パレット) H:荷物支持部材上の高さ(mm) (荷物+パレット)
  5. 【請求項5】基台部材から圧縮ばね手段によって昇降自
    在に離間される荷物支持部材を持つ荷物昇降装置におい
    て、 前記荷物支持部材上の荷物の一部を付加した時あるいは
    取り除いた時に、前記荷物支持部材上の前記荷物の上方
    部分がほぼ所定の高さに維持されるように、前記荷物昇
    降装置の高さを調整するに際し、 前記圧縮ばね手段のばね容量Cを、下記関係式を満足す
    るように前記圧縮ばね手段を構成する圧縮ばねを選定す
    ることを特徴とする荷物昇降装置の高さ調整方法。 C:圧縮ばね手段のばね容量(kg) W:荷物支持部材上の重量(kg) (荷物+パレット) H:荷物支持部材上の高さ(mm)
  6. 【請求項6】前記圧縮ばね手段は、少なくとも2つの離
    間した圧縮ばねを有し、これらの圧縮ばねの組み合わせ
    ばね容量Cが上記関係式を満足するように、組み合わせ
    る前記圧縮ばねを選定する特許請求の範囲第5項に記載
    の荷物昇降装置の高さ調整方法。
  7. 【請求項7】前記選定工程は、それぞれ異なるばね容量
    を持つ複数の圧縮ばねを各々複数個予め用意する工程
    と、前記圧縮ばね手段を構成する圧縮ばねとして、各々
    のばね容量の合計が前記ばね容量Cに等しい2個以上の
    前記圧縮ばねを選定する工程を有する特許請求の範囲第
    5項または第6項に記載の荷物昇降装置の高さ調整方
    法。
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