JPH07112825A - 段積みパレットの切出し装置 - Google Patents
段積みパレットの切出し装置Info
- Publication number
- JPH07112825A JPH07112825A JP28188293A JP28188293A JPH07112825A JP H07112825 A JPH07112825 A JP H07112825A JP 28188293 A JP28188293 A JP 28188293A JP 28188293 A JP28188293 A JP 28188293A JP H07112825 A JPH07112825 A JP H07112825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- pallets
- push
- engaging members
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数個積まれたパレットを自動的に１個ずつ
切出すことができる装置を提供する。 【構成】 複数個積まれたパレットの方向を揃える手
段、上記パレットのうち下から２段目のパレットとの係
合手段、該係合手段を昇降させる手段及び、最下段パレ
ットの送出手段を備えた。
切出すことができる装置を提供する。 【構成】 複数個積まれたパレットの方向を揃える手
段、上記パレットのうち下から２段目のパレットとの係
合手段、該係合手段を昇降させる手段及び、最下段パレ
ットの送出手段を備えた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、段積みパレットの切出
し装置に関する。
し装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、物品を順次パレットに移載して、
貯蔵したり、搬出したりするに際しては、段積みされた
パレットを上記物品の移載位置に１個ずつ切出して順次
供給してやる必要があるが、このような作業をフォーク
リフト等で行なうことは非常に手間を要した。
貯蔵したり、搬出したりするに際しては、段積みされた
パレットを上記物品の移載位置に１個ずつ切出して順次
供給してやる必要があるが、このような作業をフォーク
リフト等で行なうことは非常に手間を要した。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
のこのような点に鑑みて、複数個積まれたパレットを自
動的に１個ずつ切出すことができる装置を提供すること
を目的とするものである。
のこのような点に鑑みて、複数個積まれたパレットを自
動的に１個ずつ切出すことができる装置を提供すること
を目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】複数個積まれたパレット
の方向を揃える手段、上記パレットのうち下から２段目
のパレットとの係合手段、該係合手段を昇降させる手段
及び、最下段パレットの送出手段を備えた。
の方向を揃える手段、上記パレットのうち下から２段目
のパレットとの係合手段、該係合手段を昇降させる手段
及び、最下段パレットの送出手段を備えた。
【０００５】
【作用】複数個積まれたパレットは、切出し装置に導入
されると、各パレットの方向を揃えられると同時に、上
記パレットのうち、下から２段目のパレットに係合手段
が係合する。
されると、各パレットの方向を揃えられると同時に、上
記パレットのうち、下から２段目のパレットに係合手段
が係合する。
【０００６】続いて、上記係合手段を昇降手段により上
昇させ、上段側のパレットを持ち上げた後、送出手段を
作動させれば、該送出手段により最下段のパレットは送
出される。次いで、上記係合手段を降下させ、上段側の
パレットを降ろした後、係合手段の係合状態を解除して
から、該係合手段を昇降手段により上昇させ、再び、下
から２段目のパレットの側方に位置させる。この行程を
繰り返すことにより、段積みされたパレットは順次１個
ずつ自動的に切り出される。
昇させ、上段側のパレットを持ち上げた後、送出手段を
作動させれば、該送出手段により最下段のパレットは送
出される。次いで、上記係合手段を降下させ、上段側の
パレットを降ろした後、係合手段の係合状態を解除して
から、該係合手段を昇降手段により上昇させ、再び、下
から２段目のパレットの側方に位置させる。この行程を
繰り返すことにより、段積みされたパレットは順次１個
ずつ自動的に切り出される。
【０００７】
【実施例】実施の一例について図面と共に説明する。
【０００８】図１乃至図５に本発明実施例の切出し装置
１を示す。図において。切出し装置１は、門形のフレー
ム２を貫通して、切出し装置１に段積みされたパレット
Ｐを導入する導入手段と、該切出し装置１よりパレット
Ｐ１個ずつを送出する送出手段とを兼ねたローラコンベ
ア３を設けている。尚、上記パレットＰは、図２乃至図
４に示す如く、パレットＰの上面及び下面をなす複数枚
ずつ（図示例では５枚ずつ）平行に配置した板材Ｐａ
を、上面と下面の板材Ｐａの間に、該板材Ｐａの長さ方
向に対して直角に配置した３本の角材Ｐｂで一体とした
一般的な形状のパレットであり、上記上面と下面の板材
Ｐａの間には、後述の係合部材３４，３５，３６，３７
が挿入されることにより、該係合部材と係合可能な隙間
Ｐｃが形成されている。
１を示す。図において。切出し装置１は、門形のフレー
ム２を貫通して、切出し装置１に段積みされたパレット
Ｐを導入する導入手段と、該切出し装置１よりパレット
Ｐ１個ずつを送出する送出手段とを兼ねたローラコンベ
ア３を設けている。尚、上記パレットＰは、図２乃至図
４に示す如く、パレットＰの上面及び下面をなす複数枚
ずつ（図示例では５枚ずつ）平行に配置した板材Ｐａ
を、上面と下面の板材Ｐａの間に、該板材Ｐａの長さ方
向に対して直角に配置した３本の角材Ｐｂで一体とした
一般的な形状のパレットであり、上記上面と下面の板材
Ｐａの間には、後述の係合部材３４，３５，３６，３７
が挿入されることにより、該係合部材と係合可能な隙間
Ｐｃが形成されている。
【０００９】フレーム２の４隅の上記ローラコンベア３
の両側部分には、フレーム２の上下方向に４本の回動軸
４，５，６，７が、ブラケット８，９，１０で回動自在
に支持されている。
の両側部分には、フレーム２の上下方向に４本の回動軸
４，５，６，７が、ブラケット８，９，１０で回動自在
に支持されている。
【００１０】回動軸４，５，６，７には、該回動軸４，
５，６，７と平行に押圧棒１４，１５，１６，１７が夫
々支持部材１１，１２で固定されている。尚、ブラケッ
ト１２は、押圧棒１４，１５，１６，１７を支持する部
分では、該押圧棒の回動軸４，５，６，７側のみに存在
し、その反対側には押圧棒１４，１５，１６，１７の半
周面が露見している。
５，６，７と平行に押圧棒１４，１５，１６，１７が夫
々支持部材１１，１２で固定されている。尚、ブラケッ
ト１２は、押圧棒１４，１５，１６，１７を支持する部
分では、該押圧棒の回動軸４，５，６，７側のみに存在
し、その反対側には押圧棒１４，１５，１６，１７の半
周面が露見している。
【００１１】また、上記回動軸４，５，６，７の上端に
はレバー２４，２５，２６，２７が固定されている。該
レバー２４，２５，２６，２７のうち、ローラコンベア
２の進行方向左側（図３，図５中左側）に位置する２個
のレバー２４，２６の先端側はロッド１８で、右側に位
置する２個のレバー２５，２７の先端側は平行ロッド１
９で夫々連結され平行クランプ機構を形成している。更
に、レバー２４の上記先端側はリンク２０を介して、レ
バー２５の上記先端側はリンク２１を介して、夫々、摺
動アーム２３の両端に連結されている。
はレバー２４，２５，２６，２７が固定されている。該
レバー２４，２５，２６，２７のうち、ローラコンベア
２の進行方向左側（図３，図５中左側）に位置する２個
のレバー２４，２６の先端側はロッド１８で、右側に位
置する２個のレバー２５，２７の先端側は平行ロッド１
９で夫々連結され平行クランプ機構を形成している。更
に、レバー２４の上記先端側はリンク２０を介して、レ
バー２５の上記先端側はリンク２１を介して、夫々、摺
動アーム２３の両端に連結されている。
【００１２】摺動アーム２３は、フレーム２の上部に、
左右対称に渡設されている２本のガイドレール２８，２
９と、該ガイドレール２８，２９に転接する、夫々、２
個ずつのガイドローラと該ガイドローラを回転自在に支
持するブラケットよりなるガイド部材３０，３１とによ
り案内され、図１及び図４中矢印ａ方向に平行に摺動自
在に設けられている。そして、上記摺動アーム２３は、
その中央部においてフレーム２の頂部に固定した流体圧
シリンダ３３のピストンロッド３２に連接している。
左右対称に渡設されている２本のガイドレール２８，２
９と、該ガイドレール２８，２９に転接する、夫々、２
個ずつのガイドローラと該ガイドローラを回転自在に支
持するブラケットよりなるガイド部材３０，３１とによ
り案内され、図１及び図４中矢印ａ方向に平行に摺動自
在に設けられている。そして、上記摺動アーム２３は、
その中央部においてフレーム２の頂部に固定した流体圧
シリンダ３３のピストンロッド３２に連接している。
【００１３】続いて、段積みパレットとの係合手段であ
る係合部材３４，３５，３６，３７、及び、該係合部材
の昇降手段について説明する。
る係合部材３４，３５，３６，３７、及び、該係合部材
の昇降手段について説明する。
【００１４】係合部材３４，３５，３６，３７は、上面
が平坦で下面には、先端側より基端側のボスに向けて補
強用のリブを設けた、基本的には平板状体であり、上記
基端側のボス３８において夫々回転軸１４，１５，１
６，１７に水平方向には回動自在に、且つ、上下方向に
は摺動自在に支持されている。また、係合部材３４，３
５，３６，３７の略中央部に穿通した穴３９には、先述
の押圧棒１４，１５，１６，１７の下端側が緩挿されて
いる。更に、係合部材３４，３５，３６，３７の基端側
側縁には切欠４０を設け、該切欠４０には、ブラケット
１２に固定したガイドバー４１が係合している。
が平坦で下面には、先端側より基端側のボスに向けて補
強用のリブを設けた、基本的には平板状体であり、上記
基端側のボス３８において夫々回転軸１４，１５，１
６，１７に水平方向には回動自在に、且つ、上下方向に
は摺動自在に支持されている。また、係合部材３４，３
５，３６，３７の略中央部に穿通した穴３９には、先述
の押圧棒１４，１５，１６，１７の下端側が緩挿されて
いる。更に、係合部材３４，３５，３６，３７の基端側
側縁には切欠４０を設け、該切欠４０には、ブラケット
１２に固定したガイドバー４１が係合している。
【００１５】そして、上記各係合部材３４，３５，３
６，３７のうち、左側２個の係合部材３４，３６は、回
転軸４，６に摺動自在に支持されている昇降部材４２
に、右側の２個の係合部材３５，３７は回動軸５，７に
摺動自在に支持されている昇降部材４３に当接し、下方
より支持されている。
６，３７のうち、左側２個の係合部材３４，３６は、回
転軸４，６に摺動自在に支持されている昇降部材４２
に、右側の２個の係合部材３５，３７は回動軸５，７に
摺動自在に支持されている昇降部材４３に当接し、下方
より支持されている。
【００１６】昇降部材４２，４３は、夫々、等長の４個
のリンクＬ１，Ｌ２，Ｌ３，Ｌ４よりなるパンタグラフ
式の昇降機構４４，４５により昇降可能に支持されてい
る。即ち、リンクＬ１，Ｌ２、及び、リンクＬ３，Ｌ４
は夫々Ｘ字状に交差した中央部で互いに回動自在に連結
され、且つ、リンクＬ１の上端はリンクＬ４の下端に、
リンクＬ２の上端はリンクＬ３の下端に夫々回動自在に
連結されて伸縮腕を形成している。
のリンクＬ１，Ｌ２，Ｌ３，Ｌ４よりなるパンタグラフ
式の昇降機構４４，４５により昇降可能に支持されてい
る。即ち、リンクＬ１，Ｌ２、及び、リンクＬ３，Ｌ４
は夫々Ｘ字状に交差した中央部で互いに回動自在に連結
され、且つ、リンクＬ１の上端はリンクＬ４の下端に、
リンクＬ２の上端はリンクＬ３の下端に夫々回動自在に
連結されて伸縮腕を形成している。
【００１７】そして、リンクＬ４の上端は昇降部材４
２，４３の側面の一端側に回動自在に連結されている。
また、リンクＬ３の上端には昇降部材４２，４３の側面
の他端側に設けたスロット４６，４７に沿って転動可能
なガイドローラ４８を設けている。更に、リンクＬ１の
下端はフレーム２の下端部に固定したブラケット４９に
回動自在に支持され、且つ、リンクＬ２の下端は、スラ
イダー５０の両端部５１，５２に回動自在に連結されて
いる。
２，４３の側面の一端側に回動自在に連結されている。
また、リンクＬ３の上端には昇降部材４２，４３の側面
の他端側に設けたスロット４６，４７に沿って転動可能
なガイドローラ４８を設けている。更に、リンクＬ１の
下端はフレーム２の下端部に固定したブラケット４９に
回動自在に支持され、且つ、リンクＬ２の下端は、スラ
イダー５０の両端部５１，５２に回動自在に連結されて
いる。
【００１８】スライダー５０の上記両端部５１，５２
は、フレーム２の下端部に固定したブラケット５３に回
動自在に設けたガイドローラ５４，５５に支持され、且
つ、スライダー５０の両端部５１，５２近傍には、デュ
アル行程シリンダ５６，５７のピストンロッド５８，５
９が連接されている。
は、フレーム２の下端部に固定したブラケット５３に回
動自在に設けたガイドローラ５４，５５に支持され、且
つ、スライダー５０の両端部５１，５２近傍には、デュ
アル行程シリンダ５６，５７のピストンロッド５８，５
９が連接されている。
【００１９】そして、切出し装置１の送出側３ｂには、
一対２個よりなるパレット検出センサ６１，６２が係合
部材３６，３７と重ならない位置にローラーコンベア２
の両側に対向して設けられている。また、送出側３ｂの
ローラーコンベア２には、該ローラーコンベア２のパレ
ット搬送面より上方に検出部を突出してパレット停止セ
ンサ６３が設けられている。
一対２個よりなるパレット検出センサ６１，６２が係合
部材３６，３７と重ならない位置にローラーコンベア２
の両側に対向して設けられている。また、送出側３ｂの
ローラーコンベア２には、該ローラーコンベア２のパレ
ット搬送面より上方に検出部を突出してパレット停止セ
ンサ６３が設けられている。
【００２０】次に、上述の実施例に基づいて、切出し装
置１による段積みパレットＰの切り出しについて説明す
る。
置１による段積みパレットＰの切り出しについて説明す
る。
【００２１】切出し装置１は、待機状態においては、図
１に示す如く、押圧棒１４，１５，１６，１７、及び、
係合部材３４，３５，３６，３７がパレットＰの搬送方
向と平行に位置して、該パレットＰの搬送路３ｃである
ローラーコンベア３側より退避している。このとき、流
体圧シリンダ３３のピストンロッド３２は没入してい
る。また、上記待機状態においては、係合部材３４，３
５，３６，３７は、切出し装置１に導入されるパレット
Ｐの最下段より二段目のパレットＰの高さに位置してお
り、このとき、デュアル行程シリンダ５６，５７のピス
トンロッド５８，５９は、中間位置にある。
１に示す如く、押圧棒１４，１５，１６，１７、及び、
係合部材３４，３５，３６，３７がパレットＰの搬送方
向と平行に位置して、該パレットＰの搬送路３ｃである
ローラーコンベア３側より退避している。このとき、流
体圧シリンダ３３のピストンロッド３２は没入してい
る。また、上記待機状態においては、係合部材３４，３
５，３６，３７は、切出し装置１に導入されるパレット
Ｐの最下段より二段目のパレットＰの高さに位置してお
り、このとき、デュアル行程シリンダ５６，５７のピス
トンロッド５８，５９は、中間位置にある。
【００２２】このような状態において、段積みされた複
数のパレットＰ（図示例では１０段）は、フォークリフ
ト等により運ばれ、パレットＰの隙間Ｐｃが搬送方向の
側方に位置するようにローラーコンベア３上に載せら
れ、該ローラーコンベア３により、導入側３ａより、切
出し装置１に導入される。そして、上記パレットＰの最
下段のパレットＰ１が停止センサ６３に当接し、該停止
センサ６３がこれを検知すると、ローラーコンベア３は
停止される。
数のパレットＰ（図示例では１０段）は、フォークリフ
ト等により運ばれ、パレットＰの隙間Ｐｃが搬送方向の
側方に位置するようにローラーコンベア３上に載せら
れ、該ローラーコンベア３により、導入側３ａより、切
出し装置１に導入される。そして、上記パレットＰの最
下段のパレットＰ１が停止センサ６３に当接し、該停止
センサ６３がこれを検知すると、ローラーコンベア３は
停止される。
【００２３】続いて、流体圧シリンダ３３が作動して、
ピストンロッド３２を突出させ該ピストンロッド３２に
より摺動アーム２３を押圧して矢印ａ方向に摺動する
と、該摺動アーム２３の両端にリンク２０，２１を介し
て連結されているレバー２４，２５、及び、該レバー２
４，２５に平行ロッド１８，１９で連結されているレバ
ー２６，２７が９０°旋回することにより、回動軸４，
５，６，７が９０°回動する。これと共に、図２に示す
如く押圧棒１４，１５，１６，１７、及び、係合部材３
４，３５，３６，３７が９０°旋回してパレット搬送路
３ｃ側に突出して、互いに対向する２対の押圧棒１４，
１５と１６，１７とにより図２にＰ′で示す如く不揃い
状態の段積みパレットＰを押圧して挟み付け、その向き
を搬送方向と平行に揃える。同時に、上記係合部材３
４，３５，３６，３７は、最下段より２段目のパレット
Ｐ２の隙間Ｐｃに係合する。
ピストンロッド３２を突出させ該ピストンロッド３２に
より摺動アーム２３を押圧して矢印ａ方向に摺動する
と、該摺動アーム２３の両端にリンク２０，２１を介し
て連結されているレバー２４，２５、及び、該レバー２
４，２５に平行ロッド１８，１９で連結されているレバ
ー２６，２７が９０°旋回することにより、回動軸４，
５，６，７が９０°回動する。これと共に、図２に示す
如く押圧棒１４，１５，１６，１７、及び、係合部材３
４，３５，３６，３７が９０°旋回してパレット搬送路
３ｃ側に突出して、互いに対向する２対の押圧棒１４，
１５と１６，１７とにより図２にＰ′で示す如く不揃い
状態の段積みパレットＰを押圧して挟み付け、その向き
を搬送方向と平行に揃える。同時に、上記係合部材３
４，３５，３６，３７は、最下段より２段目のパレット
Ｐ２の隙間Ｐｃに係合する。
【００２４】次に、図３に示す如くデュアル行程シリン
ダ５６，５７が作動してピストンロッド５８，５９を突
出させスライダー５０を押圧すれば、該スライダー５０
は両端部５１，５２をガイドローラ５４，５５に案内さ
れて図１中矢印ｂ方向にスライドする。これにより昇降
機構４４，４５のリンクＬ２が押圧され、該昇降機構４
４，４５は上方に伸長され昇降部材４２，４３を最高位
まで押し上げて係合部材３４，３５，３６，３７を上昇
させることにより、該係合部材３４，３５，３６，３７
に係合している上記最下段より２段目のパレットＰ２
と、該パレットＰに載置上された上段側の全てのパレッ
トＰは、４本の押圧棒１４，１５，１６，１７にカイド
されながら一斉に持ち上げられる。
ダ５６，５７が作動してピストンロッド５８，５９を突
出させスライダー５０を押圧すれば、該スライダー５０
は両端部５１，５２をガイドローラ５４，５５に案内さ
れて図１中矢印ｂ方向にスライドする。これにより昇降
機構４４，４５のリンクＬ２が押圧され、該昇降機構４
４，４５は上方に伸長され昇降部材４２，４３を最高位
まで押し上げて係合部材３４，３５，３６，３７を上昇
させることにより、該係合部材３４，３５，３６，３７
に係合している上記最下段より２段目のパレットＰ２
と、該パレットＰに載置上された上段側の全てのパレッ
トＰは、４本の押圧棒１４，１５，１６，１７にカイド
されながら一斉に持ち上げられる。
【００２５】デュアル行程シリンダ５６，５７の上記作
動が終了するとこれに連動してローラーコンベア３が作
動を開始し、該ローラーコンベア３により図４に示す如
く最下段のパレットＰ１だけが送出側３ｂに切り出され
る。
動が終了するとこれに連動してローラーコンベア３が作
動を開始し、該ローラーコンベア３により図４に示す如
く最下段のパレットＰ１だけが送出側３ｂに切り出され
る。
【００２６】次いで、上記最下段のパレットＰ１が切り
出され、停止センサ６３がこれを検知すると図５に示す
如くデュアル行程シリンダ５６，５７が作動してピスト
ンロッド５８，５９を没入させスライダー５０をスライ
ドし、昇降機構４４，４５を短縮させて、昇降部材４
２，４３と共に、係合部材３４，３５，３６，３７を最
低位まで降下させ、該係合部材３４，３５，３６，３７
に係合しているパレットＰ２と共に、該パレットＰ２に
載上された上段側の全てのパレットＰをローラーコンベ
ア３上に下ろす。
出され、停止センサ６３がこれを検知すると図５に示す
如くデュアル行程シリンダ５６，５７が作動してピスト
ンロッド５８，５９を没入させスライダー５０をスライ
ドし、昇降機構４４，４５を短縮させて、昇降部材４
２，４３と共に、係合部材３４，３５，３６，３７を最
低位まで降下させ、該係合部材３４，３５，３６，３７
に係合しているパレットＰ２と共に、該パレットＰ２に
載上された上段側の全てのパレットＰをローラーコンベ
ア３上に下ろす。
【００２７】デュアル行程シリンダ５６，５７の上記動
作が終了すると、これに連動してフレーム２頂部のシリ
ンダ３３が作動し、ピストンロッド３２を没入させるこ
とにより回動軸４，５，６，７を回動して押圧棒１４，
１５，１６，１７及び、係合部材３４，３５，３６，３
７を旋回させ、パレット搬送路３ｃより退避させる。
作が終了すると、これに連動してフレーム２頂部のシリ
ンダ３３が作動し、ピストンロッド３２を没入させるこ
とにより回動軸４，５，６，７を回動して押圧棒１４，
１５，１６，１７及び、係合部材３４，３５，３６，３
７を旋回させ、パレット搬送路３ｃより退避させる。
【００２８】そして、上記シリンダ３３の動作終了に連
動してデュアル行程シリンダ５６，５７を作動させ、ピ
ストンロッド５８，５９を中間位置まで突出させ、昇降
部材４２，４３と共に係合部材３４，３５，３６，３７
を始めに最下段より３段目に位置していた最下段より２
段目のパレットＰ３の側方に上昇させれば、切出し装置
１のパレット切り出しの１行程が終了する。
動してデュアル行程シリンダ５６，５７を作動させ、ピ
ストンロッド５８，５９を中間位置まで突出させ、昇降
部材４２，４３と共に係合部材３４，３５，３６，３７
を始めに最下段より３段目に位置していた最下段より２
段目のパレットＰ３の側方に上昇させれば、切出し装置
１のパレット切り出しの１行程が終了する。
【００２９】上述の行程を繰り返すことにより段積みさ
れた複数のパレットＰが順次切り出され、始めに最上段
に位置していた最後のパレットＰ１０が最下段のローラ
ーコンベア３上に位置すると、この間パレットＰの存在
を常に検出していた一対よりなる検出センサ６１，６２
の間に、パレットＰが存在しなくなり、上記検出センサ
６１，６２がこれを検出すると、その行程の終了をもっ
て切出し装置１は停止され段積みされた１山分のパレッ
トＰの切り出しが終了する。
れた複数のパレットＰが順次切り出され、始めに最上段
に位置していた最後のパレットＰ１０が最下段のローラ
ーコンベア３上に位置すると、この間パレットＰの存在
を常に検出していた一対よりなる検出センサ６１，６２
の間に、パレットＰが存在しなくなり、上記検出センサ
６１，６２がこれを検出すると、その行程の終了をもっ
て切出し装置１は停止され段積みされた１山分のパレッ
トＰの切り出しが終了する。
【００３０】
【発明の効果】本発明の段積みパレットの切出し装置
は、上述のとおり構成されているので、以下に記載され
るような効果を奏する。
は、上述のとおり構成されているので、以下に記載され
るような効果を奏する。
【００３１】複数個段積みされたパレットの方向を揃え
る手段として旋回しながら上記パレットを押圧して挟み
付ける押圧棒を備えたので、不揃いなパレットを押圧棒
の旋回方向に沿って円弧状に押圧することにより各パレ
ットを前後方向に微動しながら容易に揃えることが可能
である。
る手段として旋回しながら上記パレットを押圧して挟み
付ける押圧棒を備えたので、不揃いなパレットを押圧棒
の旋回方向に沿って円弧状に押圧することにより各パレ
ットを前後方向に微動しながら容易に揃えることが可能
である。
【００３２】上記複数段積みされたパレットのうち、下
から２段目のパレットと係合する手段、及び、係合手段
を昇降させる手段を備えたので、上段側のパレットを容
易に持ち上げることができ最下段のパレットを一個ずつ
確実に切り出すことができ、且つ、上記切出し行程を逐
次制御等の容易な制御手段により自動的に行なうことが
可能である。
から２段目のパレットと係合する手段、及び、係合手段
を昇降させる手段を備えたので、上段側のパレットを容
易に持ち上げることができ最下段のパレットを一個ずつ
確実に切り出すことができ、且つ、上記切出し行程を逐
次制御等の容易な制御手段により自動的に行なうことが
可能である。
【００３３】更に、上記係合手段をパレットの方向に揃
える手段と共通の動力源で作動させることにより流体圧
シリンダの如きパワーユニットの数を大幅に削減可能で
あり、装置の構造を簡素化することが可能である。
える手段と共通の動力源で作動させることにより流体圧
シリンダの如きパワーユニットの数を大幅に削減可能で
あり、装置の構造を簡素化することが可能である。
【図１】本発明実施例の切出し装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明実施例の切出し装置を示す平断面図であ
る。
る。
【図３】本発明実施例の切出し装置を示す正面図であ
る。
る。
【図４】本発明実施例の切出し装置を示す側面図であ
る。
る。
【図５】本発明実施例の切出し装置を示す正面図であ
る。
る。
１ 切出し装置 ３ ローラーコンベア ４，５，６，７ 回動軸 １４，１５，１６，１７ 押圧棒 ３４，３５，３６，３７ 係合部材 ４２，４３ 昇降部材 ４４，４５ 昇降機構 ５０ スライダー ５６，５７ デュアル行程シリンダ ６１，６２ 検出センサ ６３ 停止センサ Ｐ パレット
Claims (1)
- 【請求項１】 複数個積まれたパレットの方向を揃える
手段、上記パレットのうち下から２段目のパレットとの
係合手段、該係合手段を昇降させる手段及び、最下段パ
レットの送出手段を備えたことを特徴とする段積みパレ
ットの切出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28188293A JPH07112825A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 段積みパレットの切出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28188293A JPH07112825A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 段積みパレットの切出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07112825A true JPH07112825A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17645289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28188293A Pending JPH07112825A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 段積みパレットの切出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07112825A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103552848A (zh) * | 2013-11-09 | 2014-02-05 | 山西东杰智能物流装备股份有限公司 | 自重翻板式拆盘码盘机 |
| CN105501996A (zh) * | 2016-01-16 | 2016-04-20 | 广东恒鑫智能装备股份有限公司 | 一种栈板机 |
| CN108394690A (zh) * | 2018-05-31 | 2018-08-14 | 哈尔滨商业大学 | 一种自动木板输送设备 |
| CN108974958A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-12-11 | 安徽派日特智能装备有限公司 | 一种栈板分板装置 |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP28188293A patent/JPH07112825A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103552848A (zh) * | 2013-11-09 | 2014-02-05 | 山西东杰智能物流装备股份有限公司 | 自重翻板式拆盘码盘机 |
| CN103552848B (zh) * | 2013-11-09 | 2015-06-17 | 山西东杰智能物流装备股份有限公司 | 自重翻板式拆盘码盘机 |
| CN105501996A (zh) * | 2016-01-16 | 2016-04-20 | 广东恒鑫智能装备股份有限公司 | 一种栈板机 |
| CN108394690A (zh) * | 2018-05-31 | 2018-08-14 | 哈尔滨商业大学 | 一种自动木板输送设备 |
| CN108974958A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-12-11 | 安徽派日特智能装备有限公司 | 一种栈板分板装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101130241B1 (ko) | 포장박스 자동 공급 장치 및 방법 | |
| KR101731582B1 (ko) | 로터리 포장기 | |
| US5118243A (en) | Pallet load transfer method and apparatus | |
| CN111409904A (zh) | 一种包装袋供袋取袋撑袋设备及其方法 | |
| US20060263194A1 (en) | System for production and subsequent palletizing of tube segments, bags or sacks | |
| CN111453293B (zh) | 一种自动拆垛机 | |
| JPH07112825A (ja) | 段積みパレットの切出し装置 | |
| JP2003246451A (ja) | 育苗箱積重ね装置 | |
| US5171125A (en) | Sheet material handling apparatus and method having a pivotable hopper and bottom feeder | |
| JPH0565153A (ja) | シートの連を圧縮する装置 | |
| KR20030049091A (ko) | 후판제품 다단 적재장치 | |
| KR0153868B1 (ko) | 벽돌블럭 자동적재기의 벽돌블럭 방향전환장치 및 방법 | |
| JPH06298497A (ja) | タイヤ搬送装置 | |
| JPH10147435A (ja) | シート積重ね体のパレット積替え方法及びその装置 | |
| CN103786909A (zh) | 一种袋装奶粉装箱方法及该方法中使用的纸板 | |
| KR19990013486A (ko) | 담배용 힌지 덮개식 패킷의 생산방법과 장치 | |
| JPH0641954Y2 (ja) | 板材分離搬送装置 | |
| CN216548564U (zh) | 一种桁架式垛料机的码垛打包装置 | |
| JPH07330154A (ja) | 長尺材の段積み搬送装置 | |
| JPH0524656Y2 (ja) | ||
| JPH0416424A (ja) | 積層されたシート状物品の積出し装置 | |
| CN106142674B (zh) | 一种板材递送设备 | |
| JP2546193Y2 (ja) | 板材供給装置 | |
| JP4061963B2 (ja) | 商品自動集積包装方法及び装置 | |
| JPS6316659Y2 (ja) |