JPH071123B2 - 可搬式熱水・蒸気発生供給装置 - Google Patents

可搬式熱水・蒸気発生供給装置

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JPH071123B2
JPH071123B2 JP63044591A JP4459188A JPH071123B2 JP H071123 B2 JPH071123 B2 JP H071123B2 JP 63044591 A JP63044591 A JP 63044591A JP 4459188 A JP4459188 A JP 4459188A JP H071123 B2 JPH071123 B2 JP H071123B2
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water
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豊 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は可搬式熱水・蒸気発生供給装置に係り、特に洗
滌、殺菌が必要な箇所に、装置に水を供給するだけで簡
単に熱水及び蒸気を発生させて供給することができる可
搬式熱水・蒸気発生供給装置に関する。
〔従来の技術〕
ジュース・コーラ等の清涼飲料やコーヒー飲料等を供給
する飲料供給機(ディスペンサ)においては、使用休止
している間に配管系統に雑菌などが繁殖し、配管系統が
汚染される可能性がある。そのため、従来はタンクなど
の容器に熱水を入れ、この容器内の熱水を炭酸ガス等に
より加圧して配管系統に圧送し、配管内及びバルブ内を
洗滌、殺菌している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した方法においては、熱水をその場
で作るのではなく別途用意しているため、熱水の温度管
理ができず、熱水の温度が殺菌に必要な温度を確保でき
ない場合があり洗滌、殺菌効果が不充分であるという問
題点がある。しかも、洗滌場所において熱水を作り出し
ていないため、洗滌、殺菌に必要な充分な量の熱水を得
られないという難点がある。
また、熱水だけで洗滌、殺菌を行っていて蒸気供給によ
る殺菌作用がないため、洗滌、殺菌効果が不充分である
という問題点がある。
本発明は上述の事情に鑑み創案されたもので、その目的
とする処は、洗滌、殺菌等のため熱水及び蒸気が必要な
場合、その必要箇所において所望の温度にコントロール
された熱水及び蒸気を供給することができる可搬式熱水
・蒸気発生供給装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するため本発明は、水を受容するタ
ンクとこのタンクに取り付けられてタンク内の水を加熱
する熱水用加熱器とタンク内の水の温度を制御する温度
制御器とを有する熱水発生機と、蒸気用加熱器を有し前
記熱水発生機から供給される熱水を加熱して蒸気を発生
させる蒸気発生機と、前記熱水発生機に接続され、熱水
発生機によって加熱された熱水を送出する送出ポンプ
と、この送出ポンプの熱水吐出管に接続され、蒸気発生
時に、送出ポンプから吐出される熱水が蒸気発生機に供
給されるように熱水の吐出方向を切り替える切替機構と
を備えていることを特徴とする。
〔作用〕
本願発明は、上記構成により、熱水発生機においてタン
ク内の水を加熱して所要の温度の熱水を発生させ、送出
ポンプによって熱水を必要箇所に供給する。そして、蒸
気供給時には、熱水発生機のタンク内の水を熱水発生機
に切り替えて供給し、この熱水発生機において熱水を再
加熱することにより蒸気を発生させて、この蒸気を必要
箇所に供給する。
〔実施例〕
以下、本発明に係る可搬式熱水・蒸気発生供給装置の実
施例を第1図乃至第5図を参照して説明する。
可搬式熱水・蒸気発生供給装置Mは、第1図及び第2図
に示されるように可搬式のキャビネット1と、このキャ
ビネット1上に設置された熱水発生装置2と、送出ポン
プ10と、熱水発生装置15とを備えている。
熱水発生装置2は水を受容するためのタンク3と、タン
ク3内の下部に配置された熱水用加熱器を構成する熱水
用ヒータ4と、水の加熱温度を制御するための温度制御
装置を構成するサーモスタット5とからなり、タンク3
の頂壁に設けられた給水口3INには安全弁6を有した開
閉蓋7が設けられ、タンク3の側壁にはバルブを有した
オーバフロー管8が設けられている。また、熱水用ヒー
タ4に近接して過熱防止装置9が設けられ、タンク3内
の水が減少して過熱防止装置9が露出すると作動して熱
水用ヒータ4への電流を遮断するようになっている。
また、前記タンク3の下部は、バルブを有したサクショ
ンパイプ11により送出ポンプ10に連通されこの送出ポン
プ10は駆動モータ12に直結されていてタンク3内の熱水
が加圧送出されるようになっている。なお、タンク3内
の水のレベルはレベルゲージ13により表示されるように
なっている。
一方、蒸気発生装置15は第3図に示されるように外筒16
内に蒸気ドラム17を収納したものからなり、蒸気ドラム
17の外周部には蒸気用加熱器を構成するリボンヒータか
らなる蒸気用ヒータ18が巻装され、外筒16と蒸気ドラム
17間には断熱材19が介装されている。蒸気ドラム17は一
側端側に熱水入口部17INと蒸気出口部17OUTとを有した
容器形状を有し、この熱水入口部17INと蒸気出口部17
OUTとはドラム内の奥行側に向かって延設された気液分
離壁20により互いに隔離されている。また、蒸気ドラム
17の上部には第4図に示されるように圧力設定器21が設
けられるとともに、蒸気出口部17OUTには安全弁22が設
けられており、圧力設定器21により蒸気用ヒータ18のON
・OFF制御を行うことにより蒸気ドラム17内の圧力制御
が行なわれるようになっている。
次に、第4図を参照して可搬式熱水・蒸気発生供給装置
Mの配管系統を説明する。
タンク3の下部はサクションパイプ11により引出バルブ
V1を介して送出ポンプ10の吸込側に接続され、送出ポン
プ10の吐出側は熱水吐出管23により吸止弁24及び吐出バ
ルブV2を介して出口チューブ25に接続されている。ま
た、逆止弁24と吐出バルブV2間より分岐管26が分岐さ
れ、この分岐管26はオリフィス27を介して蒸気ドラム17
の熱水入口部17INに接続されている。そして、蒸気ドラ
ム17の蒸気出口部17OUTは蒸気吐出管28によって出口チ
ューブ25に接続されている。また、タンク3の上部にあ
るオーバフロー管8にはオーバフローバルブV3が介装さ
れている。
次に、前述のように構成された本発明に係る可搬式熱水
・蒸気発生供給装置の動作について第5図に示す制御回
路を参照して説明する。
開閉蓋7をあけ、給水口3INより水を所定のレベルまで
注入する。水がこのレベルを越えて注入されるとオーバ
フロー管8より流出する。
電源(AC 100V)コンセント30を挿入すると、第5図のP
1-Q間に電圧が印加される。次に、電源スイッチPB1を押
すと、リレーX1が作動してリレーX1のa接点が閉成され
自己保持し、熱水用ヒータ4に電流が供給され、タンク
3内の水が加熱されるとともに赤ランプRLが点灯する。
タンク3内の水が設定温度に達するサーモスタット5が
作動し、その接点Thが閉成(a接点)又は開成(b接
点)される。その結果、熱水用ヒータ4がOFFし、リレ
ーX2が作動してそのa接点が閉成され自己保持するとと
もに青ランプGLが点灯する。この青ランプGL点灯により
熱水供給準備完了したことを表示する。なお、熱水用ヒ
ータ4はサーモスタット5によりON、OFF制御され熱水
が所定温度に維持される。また、リレーX2の作動により
P2-Q間に電圧が印加されるため、次に熱水スイッチPB2
を押すとリレーX3が作動してそのa接点が閉成し、自己
保持する。これにより、引出バルブV1が開き(V1はノー
マルクローズ)、送出ポンプ10(第5図ではPで表示)
が運転開始し、タンク3内の熱水がサクションパイプ11
から送出ポンプ10の吸込側に送られこの送出ポンプ10に
より加圧される。このとき、吐バルブV2は開状態にある
ため(V2はノーマルオーブン)、熱水は吐書管23より出
口チューブ25を介して熱水供給場所(例えばディスペン
サの配管系統)に供給される。
上記送出ポンプ10が所定時間運転されると熱水用タイマ
ーが作動し、そのb接点T1が開成し、リレーX3、引出バ
ルブV1及び送出ポンプ10の作動を解除して引出バルブV1
を閉じるとともに送出ポンプ10の運転を自動的に停止す
る。
次に、蒸気スイッチPB3を押すとリレーX4が作動してそ
のa接点が閉成し、自己保持する。これにより、引出バ
ルブV1が開き、吐出バルブV2が閉じ、送出ポンプ10が再
起動されるとともに蒸気用ヒータ18に電流が供給され
る。そして、タンク3内の熱水が送出ポンプ10により蒸
気ドラム17に送られる。このとき、タンク3からの熱水
の供給はオリフィス27により絞られるため、熱水入口部
17INを経て蒸気ドラム17内に供給される熱水はわずかで
あり、蒸気ドラム17の外周部に巻装された蒸気用ヒータ
18によりドラム内の熱水は瞬時に加熱されて蒸気にな
る。そして、発生した蒸気は自からの圧力により蒸気出
口部17OUTから蒸気吐出管28、出口チューブ25を介して
蒸気供給場所(例えばディスペンサの配管系統)に供給
される。なお、圧力設定器21によりその接点Phが開閉し
蒸気用ヒータ18のON、OFF制御が行われ蒸気ドラム17内
の圧力がコントロールされる。
所定時間蒸気が供給されると、蒸気用タイマーT2が作動
し、そのb接点T2が開成し、リレーX4、引出バルブV1
吐出バルブV2、送出ポンプ10の作動を、それぞれ解除す
る。そして、引出バルブV1が閉じ、吐出バルブV2が開
き、送出ポンプ10の運転を停止する。
なお、オーバフローバルブV3(ノーマルオープン)は蒸
気供給のときのみ閉となるようにPB3を押したときのみ
作動するようになっている。
次に、上述の動作をまとめて以下の表に示す。
また、蒸気ドラム17内の圧力が所定圧力以上になったと
きは安全弁22が働く。タンク3内の水のレベルが下がり
過熱防止装置9が作動するとその接点Ohが開成し、熱水
ヒータ4への電流供給を遮断するとともに送出ポンプ10
の運転を停止する。又、タンク3内に水が入っていない
ときに、電源スイッチPB1を押しても過熱防止装置9が
働き熱水用ヒータ4は作動しない。
蒸気発生装置15は硬水等に含まれるミネラル質の付着に
よる熱伝導率低下を避けるため容易に取外し可能であり
取替ができる構造になっている。
〔発明の効果〕
以上、実施例の説明から明らかなように本発明によれば
水を熱水発生装置に供給し熱水発生装置により所定温度
にコントロールされた熱水を発生させて、送出ポンプに
より必要箇所に供給することができるとともに上記熱水
発生装置で造り出した熱水を蒸気発生装置に供給して蒸
気を造り出し、この蒸気を必要箇所に供給することがで
きる。したがって、例えば、洗滌、殺菌等のために熱水
及び蒸気が必要な場合、その必要箇所において所望温度
にコントロールされた熱水及び蒸気を必要量だけ供給す
ることができる。そして、本願発明によれば、所定の温
度に設定された熱水がタンク内に常時貯水されるので、
熱水の必要時には送出ポンプを作動させることにより、
瞬時に熱水を供給することができる。この供給される熱
水は、所定の温度に維持されるので、常に一定温度の熱
水を供給することが出来る。また、蒸気発生時におい
て、蒸気発生機に供給されるのは、すでに十分に加熱さ
れた熱水であるので、蒸気用加熱器による加熱によっ
て、瞬時に蒸気を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る可搬式熱水・蒸気発生供給装置の
実施例を示す斜視図、第2図は同可搬式熱水・蒸気発生
供給装置の断面図、第3図は同可搬式熱水・蒸気発生供
給装置の蒸気発生装置を示す断面図、第4図は同可搬式
熱水・蒸気発生供給装置の配管系統図、第5図は同可搬
式熱水・蒸気発生供給装置の制御回路図である。 1……キャビネット、2……熱水発生装置、3……タン
ク、4……熱水用ヒータ、5……サーモスタット、6…
…安全弁、7……開閉蓋、8……オーバフロー管、9…
…過熱防止装置、10……送出ポンプ、11……サクション
パイプ、12……駆動モータ、15……蒸気発生装置、16…
…外筒、17……蒸気ドラム、18……蒸気用ヒータ、19…
…断熱材、20……気液分離壁、21……圧力設定器、22…
…安全弁、23……吐出管、24……逆止弁、25……出口チ
ューブ、26……分岐管、27……オリフィス、28……蒸気
吐出管、V1……引出バルブ、V2……吐出バルブ、V3……
オーバフローバルブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−94762(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を受容するタンクとこのタンクに取り付
    けられてタンク内の水を加熱する熱水用加熱器とタンク
    内の水の温度を制御する温度制御器とを有する熱水発生
    機と、 蒸気用加熱器を有し前記熱水発生機から供給される熱水
    を加熱して蒸気を発生させる蒸気発生機と、 前記熱水発生機に接続され、熱水発生機によって加熱さ
    れた熱水を送出す送出ポンプと、 この送出ポンプの熱水吐出管に接続され、蒸気発生時
    に、送出ポンプから吐出される熱水が蒸気発生機に供給
    されるように熱水の吐出方向を切り替える切替機構と、 を備えていることを特徴とする可搬式熱水・蒸気発生供
    給装置。
JP63044591A 1988-02-29 1988-02-29 可搬式熱水・蒸気発生供給装置 Expired - Lifetime JPH071123B2 (ja)

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CN102430537A (zh) * 2011-12-09 2012-05-02 山东新华医疗器械股份有限公司 蒸汽清洗蒸发器装置
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