JP2005087327A - スチーム発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 熱交換タンクの湯水が浴槽内に溢れ出ない様にすると共に、高温のスチームが浴槽内に吹き出さない様にすることにより、火傷に対する安全性を向上させることを可能とする。
【解決手段】 貯湯槽の温水の水位を検出する水位検出手段と、前記貯湯槽の温水を沸かすヒータと、前記貯湯槽の温水温度を検出する温水温度検出手段と、前記貯湯槽内の温水を循環させるために設けられた吸入口及び噴出口と、前記吸入口から前記温水を吸込み前記噴出口から噴出させる循環ポンプと、前記噴出口から噴出された温水と該温水により熱供給を受けた水蒸気とを分離する気液分離手段と、前記ヒータ及び循環ポンプを制御し前記水位検出手段及び温水温度検出手段を監視する制御手段とを備えるスチーム発生装置において、前記貯湯槽の温水温度検出手段又は水位検出手段の出力に応じて、前記循環ポンプの回転数を可変して運転する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通常の入浴(全身浴、半身浴など)として使用する浴槽に向けてスチームを発生させ、この浴槽内に滞留するスチームによりサウナ浴ができるようにしたスチーム発生装置に係わり、適切なスチーム温度を発生させると共に、火傷に対する安全性を高めたスチーム発生装置に関する発明である。
従来のスチーム発生装置は、浴室内の例えば浴槽の横にスチーム発生装置本体を設置する。このスチーム発生装置本体は、その内部で、ノズルからの温水噴射によって生じる負圧及びノズル後方に備えたファンにより浴室内の空気を取り込み、この空気をノズル噴射の温水と混合させる。加熱された空気はダクトを通って浴室内に吐出させると共に、ダクトに付着した温水滴を温水回収タンクに回収し溜めるようにしている。この回収された水は再度加熱され、ノズルから噴射させることで、リサイクル型のスチーム発生装置が構成されている。(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、高温多湿の蒸気を作り出すスチーム発生装置にあっては、湯水の温度によってスチームの温度を維持することが必要であった。さらには、タンク内の湯水は高温であって、タンク内の湯水があふれ出したり、高温のスチームが吹き出したりしないよう、使用者の火傷に対する安全性を確保する必要があった。また、装置内部の蒸気生成・供給の経路や温水回収タンクにはレジオネラ菌などの雑菌の繁殖し易い環境がある。特に、サウナ浴を目的としたスチーム発生装置の場合には蒸気が入浴者の鼻や口から直接、人体に入るので、雑菌の発生は確実に防止する必要がある。
しかしながら、従来のスチーム発生装置の場合、この雑菌対策に関して特別な機構は提案されていない。又、単に温水回収タンク内のみ加熱殺菌したとしても、蒸気の生成・供給経路内に雑菌が残る可能性がある。従って、温水回収タンク内を満水状態にし、蒸気の生成・供給経路内においても加熱しなければ効果的に殺菌は出来ないという問題があった。
また、貯湯槽の水位は満水状態で、温水温度が高い状態(75℃)で循環ポンプを運転する殺菌モードと、貯湯槽の水位は中間位置で、温水温度が殺菌モードより低い(60℃)運転モードがある。このとき、同一の循環ポンプで駆動するので、運転状態により最適な回転数を設定する必要がある。
特開2000−55397号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、タンク内の温水温度と貯湯量により適切なポンプ回転数を設定する事により、適度なスチームを発生させることを出来るようにし、高温の湯水を浴槽内に溢れさせず、かつ高温のスチームが浴槽内に吹き出さない様にし、火傷に対する安全を高めたスチーム発生装置を提供する事である。又、高温にてタンク内を殺菌する際においてはタンク内を満水状態にして、循環ポンプを駆動させ蒸気の生成・供給経路内にも高温の湯水を循環させるようにし、なおかつ、高温のスチームが浴槽内に吹き出さないようにすることにより、安全性を高めたスチーム発生装置を提供する事にある。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明のよれば、浴槽内にスチームを吹き出す吹き出し口と、温水を貯湯する貯湯槽と、前記貯湯槽の温水の水位を検出する水位検出手段と、前記貯湯槽の温水を沸かすヒータと、前記貯湯槽の温水温度を検出する温水温度検出手段と、前記貯湯槽内の温水を循環させるために設けられた吸入口及び噴出口と、前記吸入口から前記温水を吸込み前記噴出口から噴出させる循環ポンプと、前記噴出口から噴出された温水と該温水により熱供給を受けた水蒸気とを分離する気液分離手段と、前記ヒータ及び循環ポンプを制御し前記水位検出手段及び温水温度検出手段を監視する制御手段とを備えるスチーム発生装置において、前記貯湯槽の温水温度検出手段又は水位検出手段の出力に応じて、前記循環ポンプの運転を制御して前記噴出口から出る温水の勢いを制御することにより、殺菌モード等の時、温水温度が高いときや貯湯量が多い時は、噴出口からでる温水の圧力を弱くすることにより安全性を高めることができる。
また、請求項2記載の発明によれば、前記スチーム発生装置は前記気液分離板に温水を噴出させスチームを発生させる運転モードと、前記貯湯槽に満水位置まで温水を注入して前記ヒータを加熱し運転モードより高い温水温度で循環させ殺菌する殺菌モードを有するとともに、前記制御手段は、前記記循環ポンプの回転数を設定する回転数可変手段を備え、前記殺菌モード時の前記循環ポンプ運転時の回転数は、前記運転モードより低く運転することにより、高温のスチームが浴槽内に吹き出したり、高温の湯水が浴槽内にあふれ出すことがなく、安全性を高めることを可能とした。
また、請求項3記載の発明によれば、前記スチーム発生装置は前記気液分離板に温水を噴出させスチームを発生させる運転モードと、前記貯湯槽に満水位置まで温水を注入して前記ヒータを加熱し運転モードより高い温水温度で循環させ殺菌する殺菌モードを有するとともに、前記制御手段は、前記運転モード時と前記殺菌モード時との循環ポンプの運転回転数が同じであり、前記殺菌モード時の前記循環ポンプ運転を間欠駆動することにより、制御手段にポンプの回転数可変手段を持つ必要がなく、制御手段を簡単に構成する事ができ、高温のスチームが浴槽内に吹き出したり、高温の湯水が浴槽内にあふれ出すことがなく、安全性を高めることを可能とした。
また、請求項4記載の発明によれば、前記制御手段は、前記スチーム吹き出し口にスチーム吹き出し温度を検出可能な吹き出しセンサを有するとともに、前記殺菌モード中は前記吹き出しセンサの出力が所定値以上を超えると、前記循環ポンプ又は前記循環ポンプを停止させるため、漏水等により、熱交換タンク内の水位が下がってスチームが発生した場合においても、直ちにポンプを停止出来るため、高温のスチームが浴槽内に吹き出し続けることが無く、安全性を高めることを可能とした。
請求項5記載の発明によれば、前記スチーム発生装置は前記貯湯槽に貯湯された湯水を排水可能な排水手段を有し、前記浴槽内にスチームを吹き出す運転モード中は、前記貯湯槽の貯湯量が所定量を超えると、前記循環ポンプ又は前記循環ポンプを停止させると共に、前記貯湯槽の湯水を排水するため、給水経路の故障などにより熱交換タンク内の水位が上昇し続けたとしても、熱交換タンク内の湯水が浴槽内にあふれ出す前に、排水出来る。
本発明によれば、温水温度と貯湯量により、循環ポンプの回転数を変えるため、適切なスチーム温度を保ちながら、高温のミストが浴槽内に吹き出したり、熱交換タンク内の高温の湯水が浴槽内に溢れ出ることが無く、火傷に対する安全性を高めることが出来るという効果がある。
図1および図2は、本発明のスチーム発生装置のブロック図、図7はスチーム発生装置の制御部のブロック図である。まずは本発明のスチーム発生装置の構成を図1、図2、図7を用いて説明する。図2に示したように、スチーム発生装置は、本体1と、本体1の上面に取り付けられる上カバー2、および機器を操作するためのリモコン30とで構成されている。図1は、本体1に上カバー2を取り付けた状態を示す。本体1には、給水源から熱交換タンク3に水を供給するための給水管4、供給された水を加熱するシーズヒータ5、熱交換タンク3内の加熱された温水を吸い込み口37より吸い込み、ノズル6から噴射するための循環ポンプ7、熱交換タンク3内の水を排水する排水バルブ8で構成されている。更に、給水管4には、水の供給を開始/停止するための注水電磁弁9、給水流量を検出する流量センサ10、給水温度を検出する注水サーミスタ11が備えられている。また、熱交換タンク3には、貯水水位を検出するための電極式レベルセンサ12および13、貯水温度を検出する温水サーミスタ14、スチーム発生装置の外気温度を検出する吸込サーミスタ15、スチーム温度を検出する吹出サーミスタ16が備えられている。また、上カバー2には、スチーム発生装置の外気を吸込むための吸込み口17、スチームを吹出すための吹出し口18、ノズル6から噴射される温水と該温水により熱供給を受けた水蒸気とを分離する気液分離板19を備える。
また、リモコン30には、スチーム運転の準備を行なうための準備スイッチ31および準備中であることを表示する準備LED32、準備が完了した後にスチーム運転を開始/停止するための運転スイッチ33およびスチーム運転中であることを表示する運転LED34、スチーム温度を設定するための温度設定スイッチ35および設定された温度を表示する設定温度LED36を備える。
上記スチーム発生装置は更に、前記各スイッチ31、33、35の操作および各センサ10、11、12、13、14,15、16、の検出信号に基づき、注水電磁弁9、循環ポンプ7、シーズヒータ5、排水バルブ8等の制御を行なう制御部40をも備えており、制御部40は図7に示すように、循環ポンプ7の回転数を可変する駆動回路部47と、注水電磁弁9を駆動する駆動部と、シーズヒータ5を駆動する駆動部と、リモコン30と通信可能な通信I/F部と、レベルセンサ12、13からの信号により水位を検出する水位検出部43と、温水温度を検出する温水温度検出部44とを備えており、マイクロコンピュータ41にて制御される様になっている。尚、制御部40と各センサおよび注水電磁弁9、循環ポンプ7、シーズヒータ5、排水バルブ8等とは、図示しない有線若しくは無線にて信号の送受信が可能である。
次に、本発明のスチーム発生装置の動作について図3のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、リモコン30の準備スイッチ31を押すと(ステップS100)、準備LED32が点滅を開始すると同時に注水電磁弁9が開き熱交換タンク3へ給水を開始する(ステップS101)。ステップS101以降、後述するステップS106までの動作は殺菌モードであり、熱交換タンク3内に繁殖する恐れのあるレジオネラ菌等の殺菌が目的である。
やがて水位が上昇し、熱交換タンク3の最上部に設けられた上部レベルセンサ13の位置まで到達すると(ステップS102)、注水電磁弁9を閉じ給水を停止する(ステップS103)。
次に、制御部40は循環ポンプ7およびシーズヒータ5へ通電を開始し、熱交換タンク3内の水を循環加熱する(ステップS104)。やがて温水サーミスタ14の検出温度が細菌を死滅させるに十分な温度(例えば75℃)まで到達すると(ステップS105)、循環ポンプ7およびシーズヒータ5への通電を停止し(ステップS106)、殺菌モードが終了する。
続いて、排水バルブ8を開き熱交換タンク3内の高温水の排水を開始する(ステップS107)。やがて水位が下降し、熱交換タンク3の下部に設けられた下部レベルセンサ12の位置を下回ると(ステップS108)、排水バルブ8を閉じ排水を停止する(ステップS109)。次に、スチーム運転に適した水位となるよう注水電磁弁9を開き(ステップS110)、水位が下部レベルセンサ12の位置に到達した時点から流量センサ10の検出流量が所定の水量(例えば1リットル)に到達すると(ステップS111)、注水電磁弁9を閉じる(ステップS112)。
ここで、温水サーミスタ14の検出温度と、スチーム温度に適した温度(例えば60℃)とを比較し(ステップS113)、温水サーミスタ14の検出温度がスチーム運転に適した温度(例えば60℃)以下であれば、続いてシーズヒータ5への通電を開始し(ステップS114)、やがて温水サーミスタ14の検出温度がスチーム運転に最適な温度(例えば60℃)に達すると(ステップS115)、シーズヒータ5への通電を停止すると同時に、準備LED32を点滅状態から点灯状態へ表示を切り替え(ステップS116)、準備完了となる。またもしステップS113で、スチーム温度に適した温度(例えば60℃)を超えていたら、再びステップS107へ戻り、以降はスチーム運転に適した温度(例えば60℃)以下になるまで動作を繰り返す。準備完了となった後で、今度はリモコン30の運転スイッチ33を押すと(ステップS117)、循環ポンプ7への通電が開始し(ステップS118)、熱交換タンク3内の温水が噴射ノズル6から勢いよく噴射される。この噴射により、吸込み口17付近には負圧が生じスチーム発生装置内へ外気が吸込まれ、噴射された温水と熱交換されながら気液分離板19に衝突する。気液分離板19に衝突した温水(液体)は殆どが熱交換タンク3内に回収され、一部がスチーム(気体)として吹出し口18から排出される。このスチームの排出により、熱交換タンク3内の温水温度は低下し、また、温水の水位が低下する。温水サーミスタ14の検出温度がスチーム運転に適さない温度(例えば50℃)以下を検出すると(ステップS119)、シーズヒータ5への通電を開始し(ステップS120)、ON/OFF制御により所定温度範囲(例えば50℃〜60℃)で保温動作を行なう(ステップS119〜S122)。また、下部レベルセンサ12が水なしを検出すると(ステップS123)、注水電磁弁9を開き(ステップS124)、流量センサ10からの信号に基づき所定水位範囲(例えば下部レベルセンサ位置から1リットルの範囲)となるよう制御する(ステップS123〜S126)。ここで、リモコン30の運転スイッチ33を押すと(ステップS127)、循環ポンプ7、注水電磁弁9、シーズヒータ5への通電を停止し(ステップS128)、スチーム運転が一時停止となる。尚、温水水位及び温水温度が所定範囲内に到達するまでは、注水電磁弁9及びシーズヒータ5への通電を継続させても良い。
使用後はリモコン30の準備スイッチ31を押すと(ステップS129)、準備中LED32が消灯すると共に、排水バルブ8を開き(ステップS130)、熱交換タンク3内の温水を排水し一連の動作が終了となる。
尚、運転中にリモコン30の温度設定スイッチ35を押すと、対応する設定温度LED36のいずれかが点灯すると共に、吸込サーミスタ15及び吹出サーミスタ16の検出温度が目標温度となるようシーズヒータ5のON/OFF制御を調整する。
以上がスチーム運転に関する一連の動作説明である。
次に本発明請求項1の実施例を図1及び図6のフローチャートを元に説明する。
準備完了後リモコン30の運転スイッチ33(ステップS400)を入れると、制御部40は循環ポンプ7を所定の回転数(ここでは4000rpm)で回転するよう制御する(ステップS401)。次に制御部40は熱交換タンク3に貯留している温水温度が所定温度より低い(ここでは60℃未満)かどうか判断する(ステップS402)。ここで、熱交換タンク3内の温度が低い場合、発生するスチームの温度が下がってしまい、しいては浴槽内の温度を下げる事になる。又、循環ポンプ7を回転が回転している限り、熱交換タンク3内の湯水の温度が下がるため、シーズヒータ5へ通電したとしても、所定温度まで沸かし上げるには時間が掛かってしまう。従って、熱交換タンク3内に貯留された湯水温度が所定温度以下ならシーズヒータ5へ通電を開始する(ステップS403)と共に、制御部40は循環ポンプ7の回転数を下げ(ここでは3000rpm)ることにより(ステップS404)、スチーム吹き出し量を下げ浴槽内の温度が低下しにくくなるよう制御すると共に、湯水の沸かし上げ時間を短縮させるようにする。温水温度が所定温度(ここでは60℃以上)になると(ステップS405)、制御部40はシーズヒータ5への通電を停止させると共に(ステップS406)、循環ポンプ7の回転数を上げるよう制御する(ステップS407)。次に、制御部40はレベルセンサ12の信号により熱交換タンク3内の水位を確認する(ステップS408)。ここでレベルセンサ12の信号が無ければ、注水電磁弁9を開いて熱交換タンク3に注水を開始する(ステップS409)と共に、注水されると熱交換タンク3内の湯水温度が下がるため、循環ポンプ7の回転数を下げる(ここでは3000rpm)よう制御する(ステップS410)。流量センサ10からの信号により1L注水された後(ステップS411)、注水電磁弁9を閉じて注水を停止する(ステップS412)。
本実施例では、ポンプの能力とノズルの形状により、ポンプ回転数を4000rpmと3000rpmに設定しているが、ポンプの能力及びノズル形状さらには気液分離板等の要因により、スチームを発生させる適切な回転数は異なってくるため、特にこの値に限るものではない。又、温度検出手段をサーミスタとしているが、温度が検出出来ればこの限りではない。又、温水サーミスタ14の設定値を60℃と設定しているが、必ずしもこの値に限るわけではない。又注水量を1Lに設定しているが、熱交換タンク3の容量により適切な水位は異なるため、必ずしもこの限りではない。
次に本発明請求項2及び6の実施例を図4のフローチャートを用いて説明する。
準備完了後リモコン30の運転スイッチ33(ステップS200)を入れると、制御部40は循環ポンプ7が4000rpmで回転する様制御(ステップS201)し、吹出し口18よりスチームを発生させる。温水温度が所定温度以下(ここでは60℃以下)であれ温水温度が所定温度以上(ここでは60℃以上)になるまでシーズヒータ5へ通電を開始する(ステップS202〜205)。ここで制御部40はレベルセンサ13の検出信号を確認する(ステップS206)。通常運転モードにおいてはレベルセンサ13より低い水位で運転している為、信号が無いはずであるが、信号があれば、注水電磁弁9の故障等により水位が上昇した事が考えられ、浴槽内に熱交換タンク3の湯水が溢れ出る危険がある。制御部40はヒータ5がON中であれば、ヒータ5への通電を停止し(ステップS217)、循環ポンプ7を停止し(ステップS218)、排水弁8を開いて、熱交換タンク3内の湯水を排水させ、リモコン30でエラー表示を行う。つづいて、レベルセンサ13の検出信号が無かった場合(ステップS206)、吹出しサーミスタ16の温度が所定値以上(ここでは48℃以上)かどうか確認を行う(ステップS207)。ここで所定値以上であれば、ヒータ5がON中ならヒータ5への通電を停止し(ステップS213)、循環ポンプ7を停止し(ステップS214)、リモコン30でエラー表示する。所定値以下であれば、温水サーミスタ14の温度が所定値以上(ここでは65℃以上)かどうか確認を行う(ステップS208)。所定値以上である場合、前記同様ヒータ5がON中であれば、ヒータ5への通電を停止し、循環ポンプ7を停止し(ステップS214)、リモコン30でエラー表示する。
本実施例では、ポンプの能力とノズルの形状により、ポンプ回転数を4000rpmに設定しているが、ポンプの能力及びノズル形状さらには気液分離板等の要因により、スチームを発生させる適切な回転数は異なってくるため、特にこの限りではない。又、温度検出手段をサーミスタとしているが、温度が検出出来ればこの限りではない。又、吹出しサーミスタ16の判定値を48℃と設定しているが、吹き出すスチームの温度により使用者が火傷しないように設定しているものであって、必ずしもこの値に限るものではない。また、温水サーミスタ14の設定値を65℃と設定しているが、必ずしもこの値に限るわけではない。
次に本発明請求項3、4、5の実施例を図5のフローチャートを用いて説明する。
リモコン30の準備スイッチ31を押すと(ステップS300)、準備LED32が点滅を開始すると同時に注水電磁弁9が開き熱交換タンク3へ給水を開始する(ステップS301)。やがて水位が上昇し、熱交換タンク3の最上部に設けられた上部レベルセンサ13の位置まで到達すると(ステップS302)、注水電磁弁9を閉じ給水を停止する(ステップS303)。
次に、制御部40はシーズヒータ5へ通電を開始し(ステップS304)、循環ポンプ7の回転数を通常のスチーム発生時の回転数よりも低い1500rpmで回転する様回転制御し(ステップS305)、熱交換タンク3内の水を循環加熱する。循環加熱時は吹出しサーミスタ16の温度が所定温度(例えば48℃)を超えるとシーズヒータ5への通電を停止しさせ(ステップS309)、循環ポンプ7を停止し(ステップS310)、リモコン30に異常表示する(ステップS311)。温水サーミスタ16の温度が所定温度以下であれば、温水サーミスタ14の検出温度が所定温度(例えば75℃)まで循環加熱する(ステップS307)。温水サーミスタ14の検出温度が所定温度以上であれば、循環ポンプ7およびシーズヒータ5への通電を停止し(ステップS308)、殺菌モードが終了する。殺菌モード中、熱交換タンク3内の湯水温度は高温であって、高温のスチームや熱交換タンク3から浴槽内へ高温の湯水があふれ出すと火傷の可能性がある。そこで制御部40は、殺菌モード中においては加熱された温水が気液分離板19へ衝突しない程度の回転数でかつ、熱交換タンク3から高温の湯水が浴槽内に溢れ出ない程度の回転数(本実施例では1500rpm)で循環ポンプ7を駆動する様制御させている。本実施例では回転数を1500rpmに設定してあるが、ポンプの能力及びノズル形状さらには気液分離板等の要因により、スチームが発生しない適切な回転数は異なってくるため、スチームが発生せず、湯水が浴槽内にあふれ出ないのであれば、回転数はいくつに設定しても良い。又ここでは、循環ポンプ7の回転数を通常スチーム発生させる運転モードの回転数より低く設定しているが、通常スチームを発生させる運転モードと同じ回転数であっても、間欠的に駆動させ、スチームが発生せず、湯水が浴槽内にあふれ出ない様にしても良い。
又、吹出しサーミスタ16の判定値を48℃と設定しているが、吹き出すスチームの温度により使用者が火傷しないように設定しているものであって、必ずしもこの値に限るものではない。さらには温水サーミスタ14の検出温度が75℃になるまで運転するように設定しているのは、高温にさらす温度を何度に設定するかによって異なるため必ずしもこの限りではなく、さらには、所定温度に達した後、ヒータ5の通電を切り、所定時間さらしても良い。
本発明の一実施例に係わるスチーム発生装置の構成図。 本発明の一実施例に係わるスチーム発生装置の別の構成図。 本発明のスチーム発生装置の動作を示すフローチャート。 本発明の一実施例に係わるスチーム発生装置の運転モードを示すフローチャート。 本発明の一実施例に係わる高温殺菌モードを示すフローチャート。 本発明の一実施例に係わる運転モードを示すフローチャート。 本発明の一実施例に係わる制御部のブロック図。
符号の説明
1…本体
2…上カバー
3…熱交換タンク
4…給水管
5…シーズヒータ
6…ノズル
7…循環ポンプ
8…排水バルブ
9…注水電磁弁
10…流量センサ
11…注水サーミスタ
12…下部レベルセンサ
13…上部レベルセンサ
14…温水サーミスタ
15…吸込サーミスタ
16…吹出サーミスタ
17…吸込み口
18…吹出し口
30…リモコン
31…準備スイッチ
32…準備LED
33…運転スイッチ
34…運転LED
35…温度設定スイッチ
36…設定温度LED
37…吸い込み口
40…制御部
41…制御部内のマイクロコンピュータ
42…不揮発性記憶手段
43…水位検出部
44…温水温度検出部
45…流量検出部
46…注水電磁弁駆動部
47…循環ポンプ回転数可変手段
48…シーズヒータ駆動部
49…通信I/F部

Claims (5)

  1. 浴槽内にスチームを吹き出す吹き出し口と、温水を貯湯する貯湯槽と、前記貯湯槽の温水の水位を検出する水位検出手段と、前記貯湯槽の温水を沸かすヒータと、前記貯湯槽の温水温度を検出する温水温度検出手段と、前記貯湯槽内の温水を循環させるために設けられた吸入口及び噴出口と、前記吸入口から前記温水を吸込み前記噴出口から噴出させる循環ポンプと、前記噴出口から噴出された温水と該温水により熱供給を受けた水蒸気とを分離する気液分離手段と、前記ヒータ及び循環ポンプを制御し前記水位検出手段及び温水温度検出手段を監視する制御手段とを備えるスチーム発生装置において、前記貯湯槽の温水温度検出手段又は水位検出手段の出力に応じて、前記循環ポンプの運転を制御して前記噴出口から出る温水の勢いを制御することを特徴とするスチーム発生装置。
  2. 請求項1記載のスチーム発生装置において、前記スチーム発生装置は前記気液分離板に温水を噴出させスチームを発生させる運転モードと、前記貯湯槽に満水位置まで温水を注入して前記ヒータを加熱し運転モードより高い温水温度で循環させ殺菌する殺菌モードを有するとともに、前記制御手段は、前記記循環ポンプの回転数を設定する回転数可変手段を備え、前記殺菌モード時の前記循環ポンプ運転時の回転数は、前記運転モードより低く運転することを特徴とするスチーム発生装置。
  3. 請求項1記載のスチーム発生装置において、前記スチーム発生装置は前記気液分離板に温水を噴出させスチームを発生させる運転モードと、前記貯湯槽に満水位置まで温水を注入して前記ヒータを加熱し運転モードより高い温水温度で循環させ殺菌する殺菌モードを有するとともに、前記制御手段は、前記運転モード時と前記殺菌モード時との循環ポンプの運転回転数が同じであり、前記殺菌モード時の前記循環ポンプ運転を間欠駆動することを特徴とするスチーム発生装置。
  4. 請求項1乃至3記載のスチーム発生装置において、前記制御手段は、前記スチーム吹き出し口にスチーム吹き出し温度を検出可能な吹き出しセンサを有するとともに、前記殺菌モード中は、前記吹き出しセンサの出力が所定値以上を超えると、前記循環ポンプ又は前記循環ポンプを停止させることを特徴とするスチーム発生装置。
  5. 請求項1乃至4記載のスチーム発生装置において、前記スチーム発生装置は前記貯湯槽に貯湯された湯水を排水可能な排水手段を有し、前記浴槽内にスチームを吹き出す運転モード中は、前記貯湯槽の貯湯量が所定量を超えると、前記循環ポンプ又は前記循環ポンプを停止させると共に、前記貯湯槽の湯水を排水することを特徴とするスチーム発生装置。

JP2003322024A 2003-09-12 2003-09-12 スチーム発生装置 Withdrawn JP2005087327A (ja)

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