JPH0711216U - 分割形のカッタ - Google Patents

分割形のカッタ

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JPH0711216U
JPH0711216U JP4484293U JP4484293U JPH0711216U JP H0711216 U JPH0711216 U JP H0711216U JP 4484293 U JP4484293 U JP 4484293U JP 4484293 U JP4484293 U JP 4484293U JP H0711216 U JPH0711216 U JP H0711216U
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hole
connecting screw
cutter ring
cutter
head
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実 杉山
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Tungaloy Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 テ−パ嵌合がきつくなったカッタリングの本
体からの取外しを迅速、かつ容易に行えるようにするこ
と。 【構成】 連結ねじを受入れるカッタリング2のダルマ
穴7は、連結ねじ6の頭部が通り抜け可能な拡大穴7
a、連結ねじを回転させる操作穴7b、これらを接続す
る袋溝状のTスロット部分7cから構成されるようにし
たものである。この場合、袋溝状にあるTスロット部分
は、連結ねじの頭部および軸部を案内するようになって
いるものであり、連結ねじの緩めの際には、押し上げを
受けるようになっている。ダルマ穴内にある連結ねじの
頭部がカッタリングの取り外しに際して、カッタリング
を押し上げるように機能するものである。したがって、
切削熱等によって嵌合がきつくなった場合でも、カッタ
リングの取り外しが確実に行なわれ、作業性が向上す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、分割形のカッタに関し、特に、カッタリングの着脱が容易に行なえ るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の分割形のカッタは、例えば、特公昭61−34926号公報に みられるように、本体およびカッタリングを別体にして、これらのテ−パ嵌合手 段に加えて、ダルマ穴および連結ねじからなる着脱手段を適用したものが開示さ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した公報にみられるカッタでは、カッタリングが大径にな る場合、例えばピンミラ−カッタなどに適用された場合には、切削熱等によって カッタリングおよび本体のテーパ嵌合がきつくなり、カッタリングの取り外しに 長時間を要するという問題点があった。
【0004】 このようなことから、本考案では、ダルマ穴の構成を改善して、切削熱等によ り、テ−パ嵌合のきつくなったカッタリングの取外しが容易に行なえるようにし たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、連結ねじを受入れるカッタリング のダルマ穴は、連結ねじの頭部が通り抜け可能な拡大穴、連結ねじを回転させる 操作穴、これらを接続する袋溝状のTスロット部分から構成されるようにしたも のである。この場合、袋溝状にあるTスロット部分は、連結ねじの頭部および軸 部を案内するようになっているものであり、連結ねじの緩めの際には、押し上げ を受けるようになっているものである。
【0006】
【作用】
本考案における分割形のカッタは、ダルマ穴内にある連結ねじの頭部がカッタ リングの取り外しに際して、カッタリングを押し上げるように機能するものであ る。したがって、切削熱等によって嵌合がきつくなった場合でも、カッタリング の取り外しが確実に行なわれ、作業性が向上する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案分割形のカッタをインナ−タイプのピンミラ−カッタに適用した 一実施例について、図を参照しながら説明する。
【0008】 図1および図2において、1は、円板状をなす本体であり、その内周部分には 、カッタリング2が取付けられている。そして、このカッタリング2は、図示し ない被削材の溝側面および溝底面を切削するため、千鳥刃配列された溝側面用の 切削刃3R、3L、溝底面用の切削刃4R、4Lが例えば止めねじ5によって取付け られている。
【0009】 前記本体1およびカッタリング2の連結は、テ−パ嵌合および頭部付きの連結 ねじ6によって行なわれるが、この連結ねじ6は、カッタリング2のダルマ穴7 および本体1のねじ穴8に適用されるものである。
【0010】 また、前記ダルマ穴7は、カッタリング2の周方向で長穴状を呈し、例えば4 つ等配される。そして、このダルマ穴7は、連結ねじ6の頭部が通り抜け可能な 拡大穴7a、この拡大穴7aに対する他端側にある連結ねじ6の回転を可能にす る操作穴7b、これらの拡大穴7aおよび操作穴7bを接続する袋溝状のTスロ ット部分7cから構成される。したがって、連結ねじ6は、頭部および軸部がT スロット部分7c内で案内されるが、回転による緩めにあたっては、連結ねじ6 の頭部がカッタリング2を押し上げ、本体1およびカッタリング2のテ−パ嵌合 を解除するように機能する。
【0011】 さらに、前記本体1およびカッタリング2の着脱は、カッタリング2の回転に よってダルマ穴7の拡大穴7aから行なわれるが、この回転方向の動きは、図示 のような例えば、ドライブキ−9およびキ−溝10によって制限されるものであ る。
【0012】 なお、本実施例では、ピンミラ−カッタに適用したが、これに限らず、大径の 正面フライス等にも適用可能である。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように、ダルマ穴7については、袋溝状のTスロット 部分7cが備えられるとともに、このTスロット部分7c内に連結ねじ6を配置 するようにしたものである。したがって、連結ねじ6の緩めの回転に伴って、カ ッタリング2を押し上げることから、カッタリング2の本体1に対するテ−パ嵌 合が解除されるようになり、カッタリング2の交換が迅速かつ容易に行なわれる という利点を有する。また、交換作業によるカッタリング2の損傷もなく行なえ るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案分割形カッタの一実施例を示す要部の正
面図、
【図2】図1中のA−A線に沿って得られる断面図。
【符号の説明】
1 本体 2 カッタリング 3R、3L 溝側面用の切削刃 4R、4L 溝底面用の切削刃 6 連結ねじ 7 ダルマ穴 7a 拡大穴 7b 操作穴 7c Tスロット部分 8 ねじ穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状の本体1にカッタリング2をテ−
    パ嵌合するとともに、これら両者の着脱がカッタリング
    2に設けられたダルマ穴7および本体1に設けられたね
    じ穴8を利用して頭部付きの連結ねじ6によって行われ
    るようにした分割形のカッタにおいて、 前記ダルマ穴7は、カッタリング2の周方向で長穴状を
    なすとともに、連結ねじ6の通り抜け可能な拡大穴7
    a、この拡大穴7aに対する他端側にあって、連結ねじ
    6を回転させる操作穴7b、これらの拡大穴7aおよび
    操作穴7bを接続し、連結ねじ6の頭部および軸部を案
    内する袋溝状のTスロット部分7cからなっていること
    を特徴とする分割形のカッタ。
JP1993044842U 1993-07-26 1993-07-26 分割形のピンミラーカッタ Expired - Fee Related JP2603600Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102548691A (zh) * 2009-09-03 2012-07-04 钴碳化钨硬质合金公司 内面铣刀

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US9120158B2 (en) 2009-09-03 2015-09-01 Kennametal Inc. Internal milling cutter

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