JPS5817711Y2 - 回転刃具取付装置 - Google Patents
回転刃具取付装置Info
- Publication number
- JPS5817711Y2 JPS5817711Y2 JP1976120875U JP12087576U JPS5817711Y2 JP S5817711 Y2 JPS5817711 Y2 JP S5817711Y2 JP 1976120875 U JP1976120875 U JP 1976120875U JP 12087576 U JP12087576 U JP 12087576U JP S5817711 Y2 JPS5817711 Y2 JP S5817711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- rotary cutter
- collar
- tightening bolt
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスピンドルにキー係合する回転刃具の迅速取替
えが可能な回転刃具取付装置に関するもので、その目的
とするところは、キー係合寸法よりも大きな厚みのカラ
ーの付設によって回転刃具の取替えを簡単にかつ短時間
に行い得るようにしたことである。
えが可能な回転刃具取付装置に関するもので、その目的
とするところは、キー係合寸法よりも大きな厚みのカラ
ーの付設によって回転刃具の取替えを簡単にかつ短時間
に行い得るようにしたことである。
複数の締付ボルトによって回転刃具をスピンドルに固着
した加工装置においては、加工すべき工作物が変更され
たり、刃具自体が摩耗あるいは損傷した場合に刃具の取
替えが必要となるが、従来においては複数の締付ボルト
を全て取外して回転刃具の取替えを行うようになってい
るので、その取替作業が面倒でかつ時間もかかる問題が
あった。
した加工装置においては、加工すべき工作物が変更され
たり、刃具自体が摩耗あるいは損傷した場合に刃具の取
替えが必要となるが、従来においては複数の締付ボルト
を全て取外して回転刃具の取替えを行うようになってい
るので、その取替作業が面倒でかつ時間もかかる問題が
あった。
ところで従来、着脱すべき部材に締付ボルトを挿通する
ダルマ形の穴(第3図参照)を設け、締付ボルトを僅か
に緩めた状態で着脱部材を所定角度回転することにより
着脱部材を引出せるようにしたクイックチェンジ方式は
公知であるが、回転刃具のようにスピンドルとキー係合
されるようなものでは、そのようなりイックチェンジ方
式をそのままの形で採用できない。
ダルマ形の穴(第3図参照)を設け、締付ボルトを僅か
に緩めた状態で着脱部材を所定角度回転することにより
着脱部材を引出せるようにしたクイックチェンジ方式は
公知であるが、回転刃具のようにスピンドルとキー係合
されるようなものでは、そのようなりイックチェンジ方
式をそのままの形で採用できない。
本考案は上述した従来の問題点に鑑みてなされたもので
、締付ボルトを僅かに緩めるのみで回転刃具の着脱を行
えるようにしたことを特徴とするものである。
、締付ボルトを僅かに緩めるのみで回転刃具の着脱を行
えるようにしたことを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図および第2図において、10は囲路の主軸頭に回
転軸承されたスピンドル、11はそのスピンドル10の
先端面に固着されたアダプタ、12はそのアダプタ11
の先端に着脱可能に固着される回転刃具である。
転軸承されたスピンドル、11はそのスピンドル10の
先端面に固着されたアダプタ、12はそのアダプタ11
の先端に着脱可能に固着される回転刃具である。
前記スピンドルアダプタ11の先端面中央には芯出穴1
3が形成され、この芯出穴13に回転刃具12のフラン
ジ部14の後面に突設した中心軸部15が嵌合されるよ
うになっている。
3が形成され、この芯出穴13に回転刃具12のフラン
ジ部14の後面に突設した中心軸部15が嵌合されるよ
うになっている。
またスピンドルアダプタ11の先端周縁部にはキー16
が2ケ所に植設され、このキー16に前記フランジ部1
4に形成したキー溝17が係合されるようになっている
。
が2ケ所に植設され、このキー16に前記フランジ部1
4に形成したキー溝17が係合されるようになっている
。
前記回転刃具12のフランジ部14の先端にはリング状
のカラー18が重合され、このカラー18の内径は回転
刃具12の外径よりも大きく、がっその厚み寸法11は
前記キー16の係合寸法12よりも大きくなっている。
のカラー18が重合され、このカラー18の内径は回転
刃具12の外径よりも大きく、がっその厚み寸法11は
前記キー16の係合寸法12よりも大きくなっている。
そしてこれら回転刃具12のフランジ部14とカラー1
8はそれらを貫通する円周上複数個の締付ボルト19に
よりスピンドルアダプタ11に一体的に固着されるよう
になっている。
8はそれらを貫通する円周上複数個の締付ボルト19に
よりスピンドルアダプタ11に一体的に固着されるよう
になっている。
前記回転刃具12のフランジ部14およびカラー18に
は、前記締付ボルト19の拡大頭部を通過せしめるに十
分な大きさの大径穴20.21と、締付ボルト19の軸
部とほぼ同径ないしそれよりも若干大きな小径穴22.
23とを円周方向に連接したダルマ形の穴がそれぞれ形
成され、これら穴を貫通して前記各締付ボルト19がス
ピンドルアダプタ11に螺着されている。
は、前記締付ボルト19の拡大頭部を通過せしめるに十
分な大きさの大径穴20.21と、締付ボルト19の軸
部とほぼ同径ないしそれよりも若干大きな小径穴22.
23とを円周方向に連接したダルマ形の穴がそれぞれ形
成され、これら穴を貫通して前記各締付ボルト19がス
ピンドルアダプタ11に螺着されている。
なお、第1図中Wは回転刃具12によって加工される工
作物を示す。
作物を示す。
従って令弟2図に示す状態において、各締付ボルト19
を僅かに緩め、しかる後カラー18を第3図の時計廻り
に所定角度回転してやれば、カラー18を締付ボルト1
9の拡大頭部を通して回転刃具12の先端方向に取外し
できるようになる。
を僅かに緩め、しかる後カラー18を第3図の時計廻り
に所定角度回転してやれば、カラー18を締付ボルト1
9の拡大頭部を通して回転刃具12の先端方向に取外し
できるようになる。
このカラー18の取外しにより回転刃具12をカラー1
8の厚み寸法11分だけ軸線方向にシフトできるように
なり、キー16とキー溝17との係合を離脱できる。
8の厚み寸法11分だけ軸線方向にシフトできるように
なり、キー16とキー溝17との係合を離脱できる。
これにより回転刃具12をスピンドル10に対して回転
できる状態となり、前記カラー18と同様に回転刃具1
2を第3図の時計廻りに所定角度回転してやれば、回転
刃具12を締付ボルト19の拡大頭部を通して取外しで
きるようになる。
できる状態となり、前記カラー18と同様に回転刃具1
2を第3図の時計廻りに所定角度回転してやれば、回転
刃具12を締付ボルト19の拡大頭部を通して取外しで
きるようになる。
このように本考案の回転刃具取付装置によれば、締付ボ
ルト19の拡大頭部を通過せしめるに十分な大きさの穴
とこの穴に円周方向に連なり締付ボルト19の軸部を挿
通する小さな穴とを形成した回転刃具12のフランジ部
14に、締付ボルト19の拡大頭部を通過せしめるに十
分な大きさの穴とこの穴に円周方向に連なり締付ボルト
19の軸部を挿通する小さな穴とを形成したキー係合寸
法よりも大きな厚みのカラー18を重合して設けたこと
により、締付ボルト19を僅かに緩めるのみでカラー1
8の着脱を行い得、これによってスピンドル10のキー
16と回転刃具12のキー溝17との係脱を行い得るよ
うになるので、回転刃具の取替え作業を簡単にして短時
間で行える実用上有益なる効果が奏せられる。
ルト19の拡大頭部を通過せしめるに十分な大きさの穴
とこの穴に円周方向に連なり締付ボルト19の軸部を挿
通する小さな穴とを形成した回転刃具12のフランジ部
14に、締付ボルト19の拡大頭部を通過せしめるに十
分な大きさの穴とこの穴に円周方向に連なり締付ボルト
19の軸部を挿通する小さな穴とを形成したキー係合寸
法よりも大きな厚みのカラー18を重合して設けたこと
により、締付ボルト19を僅かに緩めるのみでカラー1
8の着脱を行い得、これによってスピンドル10のキー
16と回転刃具12のキー溝17との係脱を行い得るよ
うになるので、回転刃具の取替え作業を簡単にして短時
間で行える実用上有益なる効果が奏せられる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は回転刃具
取付装置の外観図、第2図は第1図のIIII線拡大断
面図、第3図は第2図のIII −III線断面図であ
る。 10・・・・・・スピンドル、12・・・・・・回転刃
具、14・・・・・・フランジ部、16・・・・・・キ
ー、17・・・・・・キー溝、18・・・・・・カラー
、19・・・・・・締付ボルト。
取付装置の外観図、第2図は第1図のIIII線拡大断
面図、第3図は第2図のIII −III線断面図であ
る。 10・・・・・・スピンドル、12・・・・・・回転刃
具、14・・・・・・フランジ部、16・・・・・・キ
ー、17・・・・・・キー溝、18・・・・・・カラー
、19・・・・・・締付ボルト。
Claims (1)
- スピンドルに回転刃具を着脱可能に取付ける回転刃具取
付装置にして、前記スピンドルの先端部にキー係合され
るフランジ部を有する回転刃具と、この回転刃具のフラ
ンジ部の先端面に重合されるリング状のカラーと、前記
回転刃具のフランジ部およびカラーを一体的に前記スピ
ンドル先端部に固着するためにスピンドル先端面に螺着
される円周上複数の締付ボルトとを備えるとともに、前
記回転刃具のフランジ部には前記締付ボルトの拡大頭部
を通過せしめるに十分な大きさの穴とこの穴に円周方向
に連なり前記締付ボルトの軸部を挿通する小さな穴を形
成し、また前記カラーには前記締付ボルトの拡大頭部を
通過せしめるに十分な大きさの穴とこの穴に円周方向に
連なり前記締付ボルトの軸部を挿通する小さな穴を形成
し、このカラーの厚み寸法を前記キー係合の保合寸法よ
りも大きくしてなり、これらカラーおよびフランジ部に
形成した各穴を貫通する前記締付ボルトにより回転刃具
をカラーを介してスピンドル先端部に固着するように構
成してなる回転刃具取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976120875U JPS5817711Y2 (ja) | 1976-09-08 | 1976-09-08 | 回転刃具取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976120875U JPS5817711Y2 (ja) | 1976-09-08 | 1976-09-08 | 回転刃具取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5338089U JPS5338089U (ja) | 1978-04-03 |
JPS5817711Y2 true JPS5817711Y2 (ja) | 1983-04-11 |
Family
ID=28730353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976120875U Expired JPS5817711Y2 (ja) | 1976-09-08 | 1976-09-08 | 回転刃具取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817711Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5023164U (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-15 | ||
JPS50101987A (ja) * | 1974-01-10 | 1975-08-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5213583Y2 (ja) * | 1971-01-27 | 1977-03-26 |
-
1976
- 1976-09-08 JP JP1976120875U patent/JPS5817711Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5023164U (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-15 | ||
JPS50101987A (ja) * | 1974-01-10 | 1975-08-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5338089U (ja) | 1978-04-03 |
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