JPH07112083A - ボタン供給装置の求心装置 - Google Patents

ボタン供給装置の求心装置

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Publication number
JPH07112083A
JPH07112083A JP28053993A JP28053993A JPH07112083A JP H07112083 A JPH07112083 A JP H07112083A JP 28053993 A JP28053993 A JP 28053993A JP 28053993 A JP28053993 A JP 28053993A JP H07112083 A JPH07112083 A JP H07112083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
lever
positioning
fulcrum shaft
centripetal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28053993A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sakamoto
眞一 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP28053993A priority Critical patent/JPH07112083A/ja
Publication of JPH07112083A publication Critical patent/JPH07112083A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ボタン径の大小に係わらずボタン供給装置の求
心装置の中心位置にボタンを確実に保持し得るようにす
る。 【構成】円弧状の位置決めリンク42に回動可能に支持さ
れ、且つ、取付板10に回動可能に支持された複数の位置
決めレバー41の閉じる動作を途中で一時停止又は減速さ
せるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ボタン付けミシンの
ボタン保持部にボタンを一つずつ供給するボタン供給装
置におけるボタンの位置決めをするための求心装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ボタン供給装置として、従来、図3ない
し図5に示すものが知られている。そのボタン供給装置
は、姿勢制御供給装置1と、移送装置2と、排出装置3
と、求心装置4と、転送アーム5とよりなるものであ
る。
【0003】姿勢制御供給装置1は、振動盤によってボ
タンBを1個ずつ表向きにして供給口1aより供給する
ものである。
【0004】移送装置2の上面には、切欠部21aの形
成された間欠的に回転する回転板21が設けられてい
る。姿勢制御供給装置1の供給口1aより送出されたボ
タンBは、切欠部21aに1個ずつ嵌入され、回転板2
1の間欠回転動作によって搬送される。そして、移送装
置2の排出口2aからその下方に配されている排出装置
3上に落下される。
【0005】排出装置3の上面には、複数の貫通孔31
aが形成されると共に、その貫通孔31aが移送装置2
の排出口2aと同期した位置で停止し、且つ、間欠的に
回転する回転板31が設けられている。移送装置2の排
出口2aから落下してきたボタンBは、貫通孔31a内
に嵌入し、回転板31の間欠回転動作によって搬送され
る。そして、排出装置3の排出口3aに達すると、その
直下に設けられている一対の開閉板(シャッター)7
a、7b(図4及び図5参照)上に落下する。
【0006】求心装置4は、図5に示すように、ソレノ
イド45によって回動するカム溝44a付きカム44に
より作動する作動レバー43に連結された位置決めリン
ク42によって開閉する3つの位置決めレバー41を備
えている。ボタンBが開閉板7a、7b上に落下する
と、求心装置4が作動して位置決めレバー41が1点鎖
線に示す位置に移動し、ボタンの中心を転送アーム5の
先端のボタン保持部5a中心に一致させる。
【0007】転送アーム5は、先端のボタン保持部5a
が開閉板7a、7bの先端部下方の待機位置と、ボタン
付けミシン6のボタン挟持部材61との間を、軸5bを
中心に回動するものである。
【0008】求心装置4によってボタンBの中心が決め
られると、排出装置3の排出口3aの上方に配されてい
るすりもみ体8が回転しつつ下降し、ボタンBを開閉板
7a、7bと共に押し下げながら回転させる。このと
き、開閉板7a、7bは片持ち状態であるので、先端が
下方に撓み、ボタンBの下方への移動が許容され、転送
アーム5のボタン保持部5aに突設されている掛止ピン
51が開閉板7a、7bのボタン保持部に形成されてい
る略円形の開口部から突出し、その掛止ピン51にボタ
ンBの縫着孔が掛止される。
【0009】この状態で、開閉板7a、7bが開き、ボ
タンBは掛止ピン51に完全に嵌合する。その後、転送
アーム5が回動してボタン付けミシン6の一対のボタン
挟持部材61間に嵌入され、そこで生地上に縫着される
まで保持される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のボタン供給装置
の求心装置は、カム44のカム溝44aが略真っ直ぐに
形成されており、各位置決めレバー41が略等速で閉じ
てボタンを中心位置で保持するので、各位置決めレバー
41の開き径を大きくして小さなボタンを保持する場合
には、各位置決めレバー41がボタンBと接触するまで
の間隔が大きいので、各位置決めレバー41の閉じる勢
いでボタンBが立ったり、飛び出すことがある。これら
の障害を防ぐために、各位置決めレバー41の開き径及
び回転板31の貫通孔31aの径を小さくする工夫もな
されているが、ボタンBの径が変わる度毎にストッパー
9の軸91を回して各位置決めレバー41の開き径を調
節したり、回転板31を交換しなければならない。
【0011】この発明は、ボタン径の大小に係わらずボ
タン供給装置の求心装置の中心位置にボタンを確実に保
持し得るようにすることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のボタン供給装置の求心装置は、円弧状の
位置決めリンクに回動可能に支持され、且つ、取付板に
回動可能に支持された複数の位置決めレバーの閉じる動
作を途中で一時停止又は減速させるようにしたものであ
る。
【0013】
【作用】上記のように構成されたボタン供給装置の求心
装置においては、位置決めリンクが作動すると各位置決
めレバーが閉じる動作を開始するが、その動作は途中で
一時停止又は減速する。そして、再度各位置決めレバー
がボタンの側部に当たるまでゆっくりと閉じる。
【0014】
【実施例】図1を参照し、この発明のボタン供給装置の
求心装置について説明する。
【0015】この求心装置は、ソレノイド45によって
回動するカム溝44a付きカム44と、一端に突設され
たピン43aがカム溝44aに係合する作動レバー43
と、作動レバー43の他端に連結軸42aによって回動
可能に連結された位置決めリンク42と、位置決めリン
ク42に回動可能に支持され、取付板10に回動可能に
支持された3つの位置決めレバー41とよりなる従来の
求心装置の基本構成を採用し、各位置決めレバー41の
閉じる動作を一時停止させる休止域Aをカム溝44aに
設けている。
【0016】各位置決めレバー41は、それぞれ支点軸
10aによって取付板10の上面に回動可能に取付けら
れている。これらの位置決めレバー41は、転送アーム
5のボタン保持部5aの中心を中心とする同一の円弧形
状をなす位置決め部41aを備えている。
【0017】各支点軸10aは、転送アーム5のボタン
保持部5aの中心に対して円周方向等角度間隔に配さ
れ、また、各位置決め部41aによって形成される円弧
の最大直径は、回転板の貫通孔(図2における31a)
よりも大きく設定されている。
【0018】位置決めレバー41は、支点軸10aより
も外側の端部が円弧状の位置決めリンク42に連結軸4
2aによって連結され、支点軸10aを中心として同期
して回動するよう構成されている。
【0019】カム44は、機枠に回転可能に支持された
支点軸46の一端に固定されており、その支点軸46の
他端にはレバー47の一端が固定され、レバー47の他
端にはロッド48を介してソレノイド45の作動ロッド
45aが連結されている。
【0020】カム溝44aの休止域Aは、支点軸46の
軸心を中心とする円弧又は支点軸46の軸心からの距離
の変化が小さく形成されており、ボタン立ち等のトラブ
ルが最も多発する直径10mmボタンを保持する手前の直
径12〜13mmのボタンを保持するに適した位置にあ
る。又は減速
【0021】このように構成されたボタン供給装置の求
心装置において、ソレノイド45が作動し、その作動ロ
ッド45aが引き込まれると、カム44が支点軸46の
回りに時計方向に回動する。その回動によって作動レバ
ー43のピン43aはカム溝44aを移動し、作動レバ
ー43は矢印方向に移動し、各位置決めレバー41は閉
じる。その際、ピン43aがカム溝44aの休止域Aに
移動し、作動レバー43の移動、即ち、各位置決めレバ
ー41の閉じる動作が一時停止又は減速する。ピン43
aがカム溝44aの休止域Aを過ぎると、再び作動レバ
ー43の移動と共に各位置決めレバー41がボタンの側
部に当たるまでゆっくりと閉じる。
【0022】以上、各位置決めレバー41の閉じる動作
をカム溝44aに休止域Aを設けることによって一時停
止又は減速させるようにした例を説明したが、カム溝4
4aの形状を従来どおりにし、ソレノイド45の動作を
中間で一時停止又は減速させるようにしてもよい。
【0023】また、作動レバー43の駆動部を図2に示
すものに換えても同様の作用効果を得ることができる。
【0024】即ち、カム44を直接モーター49で駆動
するようにし、一方、作動レバー43を固定ガイド50
に摺動自在、且つ、作動レバー43のピン51と固定ガ
イド50との間に設けたバネ52によって自由端の従動
子43’をカム44のカム面に当接するように付勢す
る。そして、カム面にモーター49の軸からの距離が等
しいか変化の小さい休止域Aを形成するようにする。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0026】即ち、各位置決めレバーの閉じる動作を途
中で一時停止又は減速させるようにしたので、部品交換
や位置決めレバーの調整をすることなしに、ボタン径の
大小に係わらず中心位置にボタンを確実に保持すること
ができ、ボタンを安定して供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の求心装置の斜視図である。
【図2】この発明の求心装置の他の作動レバー駆動部の
斜視図である。
【図3】ボタン供給装置の斜視図である。
【図4】ボタン供給装置の正面図である。
【図5】従来の求心装置の平面図である。
【符号の説明】
10 取付板 41 位置決めレバー 42 位置決めリンク 43 作動レバー 44 カム 44a カム溝 45 ソレノイド A カム溝の休止域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円弧状の位置決めリンクに回動可能に支持
    され、且つ、取付板に回動可能に支持された複数の位置
    決めレバーの閉じる動作を途中で一時停止又は減速させ
    るようにしたボタン供給装置の求心装置。
JP28053993A 1993-10-14 1993-10-14 ボタン供給装置の求心装置 Pending JPH07112083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28053993A JPH07112083A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 ボタン供給装置の求心装置

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JP28053993A JPH07112083A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 ボタン供給装置の求心装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07112083A true JPH07112083A (ja) 1995-05-02

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ID=17626491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28053993A Pending JPH07112083A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 ボタン供給装置の求心装置

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JP (1) JPH07112083A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5189142A (en) * 1990-08-24 1993-02-23 Henkel Corporation Wet strength resin composition and method of making same
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CN106436037A (zh) * 2016-11-14 2017-02-22 柳州市代代福针织服装有限公司 一种喂扣机

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