JP2001179674A - グリッパ装置 - Google Patents

グリッパ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動した途端等でもフィンガーが開くのを防
止すること。 【解決手段】 グリッパ装置のフィンガー11が閉動作
してワーク20を把持しかつワーク20のフランジ21
が底板部12上に載置すると、作動ピン31を押し下
げ、作動ピン31の下部が底板部12から下方に突出作
動し、ストッパ33の下部先端部33aに当接し、該ス
トッパ33と作動ピン31との協動によりフィンガー1
1,11間が開動作するのを規制でき、そのためワーク
20を把持しているときに、移動した途端等に発生する
慣性力等がグリッパ装置に作用しても、フィンガー11
が開くことがなくなり、ワーク20が落下するのをでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送装置やロボッ
ト等に設けられ、ワークを把持するグリッパ装置に係
り、特にグリッパ装置のフィンガーが不用意に開かない
ようにするのに好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、搬送装置やロボット等にあって
はワークを移動できるように構成され、そのため、ワー
クを保持できるグリッパ装置を備えている。従来技術の
グリッパ装置は、開閉動作可能な一対のフィンガーを有
し、該フィンガーが互いに閉動作することにより、ワー
クを把持し、その把持状態のまま移動することにより、
ワークを所望位置に搬送するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術のグリッパ装置は、フィンガーがワークを把持し、そ
の状態で移動した途端、あるいは移動から停止した途
端、移動手段による加減速時の慣性力がフィンガーに作
用する結果、或いはワークから伝わる振動などのような
外力がフィンガーに作用してしまう結果、フィンガーが
開き、ワークを落下させてしまうという問題があった。
また、グリッパ装置は電気を動力としており、フィンガ
ーがワークを把持しているとき、停電が発生すると、フ
ィンガーによるワークの把持が解除されてしまい、ワー
クが落下するという問題があった。この問題を解消する
ため、停電しても把持状態を維持できるような把持維持
手段を設けることが容易に考えられるが、そのようにし
た場合それだけ高価なものとなってしまう問題がある。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
移動した途端や停止した途端に慣性力などの作用が生じ
ても、また停電した場合であっても、フィンガーが開く
のを防止し、しかも簡単な機械的構成とすることでワー
クが落下するのを防ぐことができるグリッパ装置を提供
するのを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、以下の手段を採用した。
【0006】請求項1記載の本発明では、互いに相対的
に移動して開閉動作する一対のフィンガーを有し、かつ
該一対のフィンガーが閉動作したとき、ワークを保持す
るグリッパにおいて、フィンガーがワークを保持した状
態にあるとき、そのフィンガーが開動作するのを規制す
る規制手段を有することを特徴とするものである。本発
明では、上述の如く、フィンガーがワークを保持した状
態にあるとき、そのフィンガーが開動作するのを規制す
る規制手段を有するので、該規制手段によりフィンガー
が開くことがなくなり、ワークがグリッパから落下する
のを確実に防止することができる。
【0007】請求項2記載の本発明では、前記規制手段
が、フィンガーの底板部に上下方向に沿い摺動可能に挿
通する作動ピンと、該作動ピンをフィンガー底板部にお
いて上方に付勢させる付勢部材と、作動ピンの作動位置
まで張り出して固定されたストッパとを備え、フィンガ
ーがワークを保持しかつ該ワークのフランジをフィンガ
ーの底板部に載置したとき、作動ピンがフィンガーの底
板部より下方に突出してストッパと当接し、該ストッパ
と協動してフィンガーの開き動作を規制することを特徴
とするものである。本発明では、上述の如く、前記作動
ピンと前記付勢部材と前記ストッパとで規制手段を構成
したので、請求項1記載の発明と同様の効果を得ること
ができる。しかも、簡単に構成できるばかりでなく、電
源を必要とすることなく作動するので、停電等の悪影響
を受けることがなく、把持状態を確実に維持することが
できる。
【0008】請求項3記載の本発明では、前記規制手段
が、フィンガーの底板部に垂直方向に回動可能に取付け
られた作動体と、該作動体をフィンガー底板部において
上方に付勢させる付勢部材と、フィンガーの底板部にお
ける作動体の作動位置に固定されたストッパとを備え、
フィンガーがワークを保持しかつ該ワークのフランジを
フィンガーの底板部に載置したとき、作動体がフィンガ
ーの底板部より下方に突出してストッパと当接し、該ス
トッパと協動してフィンガーの開き動作を規制すること
を特徴とするものである。本発明では、上述の如く、前
記作動体と前記付勢部材と前記ストッパとで規制手段を
構成したので、請求項2記載の発明と同様の効果を得る
ことができる。
【0009】請求項4記載の本発明では、前記規制手段
が、フィンガーの下部に上下方向に摺動可能に取付けら
れ、かつワークのフランジを載置し得る底板部と、底板
部がワークのフランジの載置によりフィンガー上で下方
に摺動したとき、その底板部と当接するストッパとを備
え、底板部とストッパとの当接によりフィンガーの開き
動作を規制することを特徴とするものである。本発明
は、前記底板部と前記ストッパとで規制手段を構成した
ので、請求項2記載の発明と同様の効果を得ることがで
きる。
【0010】請求項5記載の本発明では、前記規制手段
が、フィンガーの下部に回動可能に取付けられ、かつワ
ークのフランジを載置し得る底板部と、フィンガーにお
ける底板部の回動位置に固定されたストッパとを備え、
底板部にワークのフランジを載置したとき、底板部の上
端部がストッパの先端部を乗り越えて該ストッパと係合
することを特徴とするものである。本発明は、前記底板
部と前記ストッパとで規制手段を構成したので、請求項
2記載の発明と同様の効果を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1乃至図11に基づいて説明する。本発明のグリッパ装
置は、図3,図4に示すように、ガイドシャフト1が図
示しない固定体に固定されると共に、そのガイドシャフ
ト1と平行にスクリュー軸2が設けられている。スクリ
ュー軸2はその外周にねじ2a,2bが設けられると共
に、これらねじ2a,2bの間にベルト車3を装着し、
さらに両端部が支持体4に回転可能に支持されている。
支持体4は図4に示すようにケース8に固定されてい
る。また、ガイドシャフト1の近傍にはモータ5が設置
され、その出力軸にベルト車6が装着され、かつ該ベル
ト車6及び前記スクリュー軸2のベルト車3間にベルト
7が巻装されている。従って、モータ5によってベルト
車6が駆動されると、その回転がベルト7を介しベルト
車3に伝達されることによりスクリュー軸2が回転す
る。これらガイドシャフト1,スクリュー軸2,モータ
5,ベルト7等は全てケース8内に収容されている。一
方、スクリュー軸2には、その軸に沿い互いに相対的に
移動することにより開閉動作する一対のフィンガー1
1,11が取付けられている。フィンガー11は、図3
に示すように、その上部の一端部がスクリュー軸2のね
じ2a,2bとそれぞれ螺合すると共に、上部の他端部
がガイドシャフト1を挿通しており、さらにその一端部
には図4に示すように、下方に垂下し、互いに内側に向
かうよう水平な底板部12を有している。そして、モー
タ5の駆動によってスクリュー軸2が一方向に回転する
と、その回転に伴い一対のフィンガー11,11が互い
に近づくように移動し、またモータ5の逆駆動によって
スクリュー軸2が逆回転すると、グリッパが互いに遠ざ
かるように移動するようにしている。従って、フィンガ
ー11がワーク20を把持するには、図5(a)に示す
ように、一対のフィンガー11間が互いにワーク20の
フランジ21より広い間隔となるように開動作にしてお
き、その状態から互いに近づくよう移動し、同図(b)
に示すように、フィンガー11の底板部12の先端部が
ワーク20のフランジ21の下部に設けられている頸部
22に当たることにより閉動作し、ワーク20を把持
し、その状態でフィンガー11が図示しない移動手段で
昇降しかつ移動することとなる。本例では図3に示すよ
うに、一対のフィンガー11,11のうち、一方(図に
おいて右側)のフィンガー11の上部一端部にはセンサ
ドグ9が設けられ、これが開・閉センサ10a・10b
に当たることによってフィンガー11の開動作・閉動作
を検出するようにしている。
【0012】しかして本発明のグリッパ装置において
は、ワーク20を把持したとき、一対のフィンガー11
の開動作を規制する開放規制機構を有するものである。
該開放規制機構は、フィンガー11の底板部12を挿通
する作動ピン31と、この作動ピン31を上方に付勢さ
せる付勢部材32と、ストッパ33とを具えて構成され
ている。即ち、作動ピン31は、図1に示すように、フ
ィンガー11の底板部12の厚みより大きい長さをな
し、上部にそれより大きい径の頭部31aを有してT字
状をなしている。そしてこの作動ピン31は、フィンガ
ー底板部12に形成された穴12aに挿通され、頭部3
1aが穴12aの下部に設けられた係止穴12bに係止
されるようにしている。そのため、穴12aは、底板部
12において上下に沿い頭部31を挿通し得る大きさで
穿設されると共に、その下部に頭部31aより小さい径
をなすよう係止穴12bが形成されている。付勢部材3
2は、底板部12内において係止穴12bを形成する周
縁部12cと作動ピン31の頭部31aとの間に縮設さ
れた圧縮ばねからなり、そのばね力により作動ピン31
が底板部12より突出するよう上方に付勢されている。
なお、付勢部材32としての圧縮ばねの上端が作動ピン
31の頭部に引き掛けられ、かつ下端が周縁部12cに
引き掛けられ、作動ピン31が底板部12から飛び出な
いようにしている。
【0013】従って、作動ピン31は常態では頭部31
aが付勢部材32によってフィンガー11の底板部12
から突出しており、フィンガー11がワーク20を把持
しかつ該ワーク20のフランジ21が底板部12に載置
されたとき、そのフランジ21により付勢部材32の付
勢力に抗し、底板部12の穴12a内で降下し、下部が
底板部12より下方に突出作動するようにしている。ス
トッパ33は、フィンガー11と同様にL字状をなして
おり、一対のフィンガー11がワーク20を把持するこ
とによって作動ピン31がフィンガー11の底部部12
から下方に突出作動したとき、先端部33aが作動ピン
31の下部と当接することにより、一対のフィンガー1
1が開動作するのを規制するようにしている。そのた
め、ストッパ33の先端部33aは、フィンガー11に
対し作動ピン31が突出作動する位置まで延びるよう形
成されている。なお、ストッパ33は、フィンガー11
の周辺部材適所に固定されている。
【0014】このように、グリッパ装置のフィンガー1
1が閉動作することによってワーク20を把持し、かつ
持ち上げることによってワーク20のフランジ21をフ
ィンガー11の底板部12上に載置すると、フランジ2
1が底板部12上の作動ピン31を押し下げるので、作
動ピン31の下部がフィンガー底板部12から下方に突
出作動し、そのときストッパ33の下部先端部33aに
当接するので、該ストッパ33と作動ピン31との協動
によりフィンガー11,11間が開動作するのを規制す
ることができる。そのため、ワーク20を把持している
ときに、移動した途端、或いは停止した途端に発生する
慣性力等がフィンガー11に作用しても、フィンガー1
1が開くことがなくなり、ワーク20がフィンガー11
から落下するのを確実に防止することができる。また、
作動ピン31,付勢部材32,ストッパ33の部品から
開放規制機構が構成されるので、簡単に構成することが
でき、しかも電源を必要とすることなく作動するので、
停電等の悪影響を受けることがなく、ワーク20の把持
状態を確実に維持することができる。
【0015】図6及び図7は本発明の二番目の実施形態
を示している。この場合の開放規制機構は、フィンガー
11の底板部12に円弧状に形成された作動体34が回
動可能に取付られる一方、フィンガー底板部12の下方
位置にストッパ35が配置されることにより構成されて
いる。なお、ストッパ35は、フィンガー11の周辺部
材適所に固定されている。作動体34は、フィンガー1
1の底板部12に形成された穴12dに水平ピン36に
よって回動可能に取付けられ、また図示しないばね部材
を設けることにより、底板部12の上に突出し、ワーク
20のフランジ21を底板部12に載置したとき、底板
部12の下方に突出作動するようにしている。ストッパ
35は、突出作動した作動体34と当接するよう底板部
12の下方位置に固定されている。従って、この実施例
は、作動体34とそのばね部材とストッパ35とで開放
規制機構が構成されているので、基本的には前述した実
施と同様の作用効果を得ることができる。
【0016】図8及び図9は本発明による三番目の実施
形態を示している。この場合は、フィンガー11の底板
部13がフィンガー11の本体と分割して形成されてい
る。即ち、フィンガー底板部13はその外端部に、フィ
ンガー11の下端に設けられた係止突起11aを上下方
向に摺動可能に収納し得るシリンダ部14が形成されて
いる。そして、シリンダ部14の内部ではその上に形成
された周縁部14aとフィンガー11の係止突起11a
との間に圧縮ばね37が縮設され、底板部13にワーク
20のフランジ21を載置したとき、底板部13が下方
に作動するようにしている。また、フィンガー11の周
辺部材適所には底板部13が下方に作動したとき、その
底板部13のシリンダ部14と当接し、該シリンダ部1
4と協動してフィンガー11の開動作を規制するストッ
パ38が固定されている。即ち、この実施例において
は、フィンガー11に上下方向に摺動可能に取付けら
れ、ワーク20のフランジ21を載置したとき下方に作
動する底板部13と、底板部13が下方に作動したと
き、その底板部11と当接するストッパ38とを具えて
開放規制機構が構成されている。従って、この実施例で
は、フィンガー11がワーク20のフランジ21を載置
したとき、フィンガー11の底板部13自体が降下し、
ストッパ38と当接することによってフィンガー11の
開動作を規制することができるように構成したので、前
述した実施例と同様の効果を奏することができる。
【0017】次に、図10及び図11に従い本発明の他
の実施形態について説明する。この場合は、図10に示
すように、フィンガー11の下部に底板部15がピン1
6によって回動可能に取付けられ、底板部15にワーク
20のフランジ21を載置したとき、底板部15が図1
1に示すように回動するようにしている。この場合、底
板部15は完全なフリー状態に回動するのではなく、例
えば図示しないばね手段などを利用し、ワーク20のフ
ランジ21を載置できる範囲内に抑えられている。ま
た、フィンガー11の外側部には、底板部15の上端と
当接するストッパ39が周辺部材適所に固定されてい
る。そして、底板部15がワーク20のフランジ21を
載置することによって回動する過程において、底板部1
5の上端部15aがストッパ39の先端を乗り越えるよ
うに強圧的に回動し、上端部15aとストッパ39とが
係合することにより、フィンガー11の開動作を規制す
るようにしている。従って、この実施例によれば、底板
部15とストッパ39との協動によりフィンガー11の
開動作を規制できるので、前述した実施例と同様の効果
を得ることができる。これに加え、本実施例では、底板
部15がフィンガー11に回動可能に取付けられると共
に、そのフィンガー11にストッパ39が固定されただ
けの構成であるので、前述したこれまでの実施例に比較
し、容易に製作することができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1〜
5によれば、フィンガーの規制手段によりフィンガーが
開動作するのを防止できるように構成したので、ワーク
を移動した途端、或いは停止した途端に発生する慣性力
等がグリッパ装置に作用しても、フィンガーが開くこと
がなくなり、ワークがグリッパ装置から落下するのを確
実に防止することができるという効果がある。特に、請
求項2〜5によれば、簡単に構成できるばかりでなく、
電源を必要とすることなく作動するので、停電等の悪影
響を受けることがなく、把持状態を確実に維持すること
もできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の断面図である。本発明
によるグリッパ装置の一番目の実施形態を示すワーク保
持前の説明図である。
【図2】 同じくワークを保持し、作動ピンが作動した
状態を示す説明図である。
【図3】 本発明によるグリッパ装置を示す全体平面図
である。
【図4】 同じくグリッパ装置の正面図である。
【図5】 グリッパ装置がワークを把持するときの説明
図である。
【図6】 本発明によるグリッパ装置の二番目の実施形
態を示すワーク保持前の説明図である。
【図7】 ワークを保持し、作動体が作動した状態を示
す説明図である。
【図8】 本発明によるグリッパ装置の三番目の実施形
態を示すワーク保持前の説明図である。
【図9】 ワークを保持し、フィンガーの底板部が作動
した状態を示す説明図である。
【図10】 本発明によるグリッパ装置の他の実施形態
を示すワーク保持前の断面図である。
【図11】 ワークを保持し、フィンガーの底板部が作
動した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
11 フィンガー 12,13 底板部 20 ワーク 21 フランジ 31 作動ピン 32 付勢部材 34 作動体 33,35,38,39 ストッパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに相対的に移動して開閉動作する一
    対のフィンガーを有し、かつ該一対のフィンガーが閉動
    作したとき、ワークを保持するグリッパ装置において、
    フィンガーがワークを保持した状態にあるとき、そのフ
    ィンガーが開動作するのを規制する規制手段を有するこ
    とを特徴とするグリッパ装置。
  2. 【請求項2】 前記規制手段は、フィンガーの底板部に
    上下方向に沿い摺動可能に挿通する作動ピンと、該作動
    ピンをフィンガー底板部において上方に付勢させる付勢
    部材と、作動ピンの作動位置まで張り出して固定された
    ストッパとを備え、フィンガーがワークを保持しかつ該
    ワークのフランジをフィンガーの底板部に載置したと
    き、作動ピンがフィンガーの底板部より下方に突出して
    ストッパと当接し、該ストッパと協動してフィンガーの
    開き動作を規制することを特徴とする請求項1に記載の
    グリッパ装置。
  3. 【請求項3】 前記規制手段は、フィンガーの底板部に
    垂直方向に回動可能に取付けられた作動体と、該作動体
    をフィンガー底板部において上方に付勢させる付勢部材
    と、フィンガーの底板部における作動体の作動位置に固
    定されたストッパとを備え、フィンガーがワークを保持
    しかつ該ワークのフランジをフィンガーの底板部に載置
    したとき、作動体がフィンガーの底板部より下方に突出
    してストッパと当接し、該ストッパと協動してフィンガ
    ーの開き動作を規制することを特徴とする請求項1に記
    載のグリッパ。
  4. 【請求項4】 前記規制手段は、フィンガーの下部に上
    下方向に摺動可能に取付けられ、かつワークのフランジ
    を載置し得る底板部と、底板部がワークのフランジの載
    置によりフィンガー上で下方に摺動したとき、その底板
    部と当接するストッパとを備え、底板部とストッパとの
    当接によりフィンガーの開き動作を規制することを特徴
    とする請求項1に記載のグリッパ。
  5. 【請求項5】 前記規制手段は、フィンガーの下部に回
    動可能に取付けられ、かつワークのフランジを載置し得
    る底板部と、フィンガーにおける底板部の回動位置に固
    定されたストッパとを備え、底板部にワークのフランジ
    を載置したとき、底板部の上端部がストッパの先端部を
    乗り越えて該ストッパと係合することを特徴とする請求
    項1に記載のグリッパ装置。
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