JPH0413656Y2 - - Google Patents

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JPH0413656Y2
JPH0413656Y2 JP1982004094U JP409482U JPH0413656Y2 JP H0413656 Y2 JPH0413656 Y2 JP H0413656Y2 JP 1982004094 U JP1982004094 U JP 1982004094U JP 409482 U JP409482 U JP 409482U JP H0413656 Y2 JPH0413656 Y2 JP H0413656Y2
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JP
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dispensing
dispensing head
support rod
supported
needle
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JP1982004094U
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JPS58106756U (ja
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、大学あるいは病院等の検査部門に
おいて、患者から採取した検体等を検査するため
の検査液をマイクロ単位で滴下するための微量用
分注装置の改良に関するものである。
微量用分注装置は、それの分注針より滴定プレ
ートのプレート穴に滴下する分注量がマイクロ単
位と小さいところから、滴下される検査液は、分
注針の針先より離れずに球状の状態で残り滴下ミ
スを起す等の問題があつた。
そこで、この考案は、滴定プレートのプレート
穴に対して、正しく、しかも確実に検査液の滴下
が行なえるようにした新たな手段を提起するもの
である。
図面に基づき実施例について具体的に説明する
と、1は微量用分注装置Aのプレート台で、それ
の上面は、滴定プレートPをセツトするための載
置面1aに形成してある。2は前記プレート台1
の上方に配設した分注ヘツドである。分注ヘツド
2には、それの内腔に上端部を臨ませて連通させ
た複数の(この例では6本)の分注針3をそれの
針先が下向きの姿勢として突出するよう装着支持
してある。4は前記分注ヘツド2の内腔へ検査
液、または、試薬等を送給するためのポンプ装置
で、この実施例では、ポンプ作動用回路(図示し
ていない)の接続によりポンプ40の吸入口41
より取入れた検査液等を吐出口42より吐出する
よう作用する従来公知のものであり、前記吸入口
41側には、検査液の入つたタンク43と連通し
ている。また、吐出口42側には、制御弁44を
介して前記分注ヘツド2の内腔と接続連通してい
る。
制御弁44は、所望の押釦スイツチ(図示して
いない)の操作で、規制時間開口した後閉塞し、
それの開閉によつて規定量の検査液を分注ヘツド
2の内腔へ送給するよう作用する。なお、制御弁
44には、リリーフバルブ(図示していない)が
組入れられていて、該弁44に一定圧以上の負荷
がかかるとタンク43へ逃がすようになつてい
る。
5は前記分注ヘツド2を前端部(第1図左側)
寄りに装着した前後(図面左右)に長い支持杆で
機体aに装設してある。
支持杆5は、それの略中間部位を回動軸50に
より枢支するとともに、前端側(第1図左側)が
上下動するようシーソー状に構成してある。分注
ヘツド2を設けた支持杆5の前端側は、下向きに
常時回動するようバネ6を作用させてある。バネ
6は、分注ヘツド2側が下向きに回動するように
なればいかなる取付手段を用いてもよい。この実
施例では、分注ヘツド2の前端に、前記支持杆5
が略水平姿勢に支持され、かつ、分注針3の針先
が滴定プレートPの上方近接部位に臨むようスト
ツパー10で支承した取付アーム51を設け、そ
の取付アーム51と機体a側に設けた取付杆11
とに前記バネ6をコイル状に巻いて介装支持し、
それにより、常時支持杆5を下向きに付勢する構
成としてある。7は前記支持杆5の後端側(第1
図右側)に作用させたカム体である。
カム体7は、支持杆5の前端(分注ヘツド2
側)をバネ6に抗して上向き(時計方向)に回動
させるカム面70と、最上位に回動した前記支持
杆5の支持を急速に解除して前記バネ6を働かせ
るカム面71とを具備し、モーター8の出力軸と
減速機構(図示していない)を介して一回転ずつ
間欠的に回動するように連結している。それによ
り、カム体7の回転で支持杆5の前端(分注ヘツ
ド2側)は上向きに一杯に回動した後、バネ6に
よつてストツパー10に当接するまで一気に下向
きに回動し、その運動の停止によつて分注針3の
針先に付着される検査液は勢いよく離れていくよ
うにしてある。なお、カム体7のモーター8は、
前記制御弁44を開閉する押釦スイツチ(図示し
ていない)により所望の時間差をもたせて作動す
るようにしてある。
次に、作用効果について説明すると、この考案
は、ポンプ装置4から送給される検査液等を針先
より滴下する複数の分注針3をそれの針先が下向
きとなるよう分注ヘツド2に装設し、その分注ヘ
ツド2を、プレート台1に載せた滴定プレートP
の上方で、かつ、上下動するよう機体aに装架
し、その分注ヘツド2を、分注針3の針先が滴定
プレートPの上方近接部位で停止するようストツ
パー10で支承したものであるから、分注針3の
針先より吐出される検査液は、下向きに回動する
分注ヘツド2がストツパー10に当接した時の慣
性で針先より離れていき滴定プレートPのプレー
ト穴P′に滴下されるようになる。
このように、この考案の微量用分注装置によれ
ば、検査液を滴下する時に、分注針3に下向きに
回動する運動を与えておき、その下向きの運動を
とめてその時の慣性で滴下させるので、その運動
方向に対して検査液をまつすぐに落とすことがで
きるようになるので、プレート穴P′のねらいが正
確となり確実な滴下が行なえるようになる。特
に、細胞障害試験等を行なう場合には、血清の上
面を被覆した流動パラフインの上から、前記血清
に届くようにリンパ球、補体を滴下する必要があ
るが、その細胞障害試験のような場合でも、前記
リンパ球、補体といつた試薬を勢いよく落せるの
で、血清に対してリンパ球等の試薬は正しく作用
するようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した微量用分注装置の
概要側面図、第2図は作用説明図、第3図は分注
針の針先より検査液が離れた状態の説明図、第4
図は分注針の針先に検査液が球状に付着した状態
の説明図である。 図面符号の説明、a……機体、1……プレート
台、2……分注ヘツド、3……分注針、4……ポ
ンプ装置、5……支持杆、6……バネ、7……カ
ム体、10……ストツパー、50……回動軸、5
1……取付アーム、P……滴定プレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 滴定プレートPをセツトするプレート台1の上
    方位置に取付けられた分注ヘツド2と、この分注
    ヘツド2に針先を下向きとなるよう支持した分注
    針3と、前記分注ヘツド2に検査液を送るポンプ
    装置4とからなる分注装置において、前記分注ヘ
    ツド2を支持杆5に支持して、この支持杆5を上
    下動するよう回動軸50を設け、前記分注針3の
    針先を滴定プレートPの上方部に保持して、スト
    ツパー10で支承した取付アーム51を分注ヘツ
    ド2に取付け、その取付アーム51と機体a側に
    取付けた取付杆11との間に常時下向きに支持杆
    5を付勢するバネ6を設け、前記支持杆5の分注
    ヘツド2を上向きに回動させ且つバネ6によつて
    ストツパ10に取付アーム51を当接させるカム
    体7を設けたことを特徴とする微量用分注装置。
JP409482U 1982-01-18 1982-01-18 微量用分注装置 Granted JPS58106756U (ja)

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JP409482U JPS58106756U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 微量用分注装置

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JP409482U JPS58106756U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 微量用分注装置

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JPS58106756U JPS58106756U (ja) 1983-07-20
JPH0413656Y2 true JPH0413656Y2 (ja) 1992-03-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147656A (ja) * 2000-10-30 2007-06-14 Sequenom Inc 基板上にサブマイクロリットルの体積を供給する方法及び装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001235400A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Olympus Optical Co Ltd 液体分注装置及び液体分注方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609695Y2 (ja) * 1979-04-27 1985-04-05 株式会社島津製作所 計量液用吸入吐出口装置

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JPS58106756U (ja) 1983-07-20

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