JP3024882B2 - 分注装置のマイクロプレート自動供給装置 - Google Patents

分注装置のマイクロプレート自動供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分注装置のマイクロプ
レート自動供給装置、特に分注装置の供給カセットから
マイクロプレートを取り出して分注動作終了後にマイク
ロプレートを受取カセットに格納するマイクロプレート
自動供給装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、血液検査等には分注装置が広く用
いられており、これにより迅速かつ正確な検査が行われ
るようになっている。分注装置は、マイクロプレートの
ホールに貯留された試料に所定の試薬を滴下する装置で
あり、分注される試薬は、試験管ラックに並べられた試
験管中に貯留されている。分注装置を使用する場合に
は、試験管中から試薬が吸い上げられ、この試薬がマイ
クロプレートの各ホールに滴下される。そして、各ホー
ルにおける反応を観察することによって、試料の検査が
行われる。
【0003】正確で迅速な分注を行うためには、試薬の
滴下先(チップの移動先)に対応する試料が存在してい
る必要がある。このためには、チップの移動とマイクロ
プレートの移動を正確に制御するだけでなく、マイクロ
プレートの大きさを揃える必要がある。現状では、マイ
クロプレートの大きさは、各メーカー毎にある程度規格
化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分注装
置に使用されるマイクロプレートの大きさは各メーカー
によって異なるため、メーカー間におけるマイクロプレ
ートの互換性がなかった。このため、あるマイクロプレ
ートはそれに対応する特定のメーカーの分注装置のみに
しか用いることができず、その他のメーカーの分注装置
には一切使用することができないという不都合があっ
た。
【0005】また、マイクロプレートには20穴〜12
0穴の大きさの異なるマイクロプレートがあるが、現状
では、ある分注装置の規格に合った大きさのマイクロプ
レートしか用いることができず、またその装置の規格外
のマイクロプレートは一切使用することができないとい
う不都合もあった。
【0006】本発明は、以上のような課題に鑑みなされ
たものであり、その目的は、マイクロプレート自動供給
装置において、複数種類のマイクロプレートに対応する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明は、使用前のマイクロプレートを格
納する供給カセットと、使用後のマイクロプレートを受
け取って格納する受取カセットと、供給カセットからマ
イクロプレートを取り出して分注動作終了後にマイクロ
プレートを受取カセットに格納するマイクロプレート自
動供給装置と、を有する分注装置において、前記自動供
給装置は、前記マイクロプレートを載置するプレート
置面と、そのプレート載置面に載置されたマイクロプレ
ートの第1の隅部が当てられる位置に設けられた第1の
係止突起と、を有するプレート台と、前記プレート載置
に載置されたマイクロプレートの前記第1の隅部と対
角関係にある第2の隅部に当接して当該マイクロプレー
トを前記第1の係止突起方向へ付勢する腕部材と、その
腕部材の付勢力を発揮する付勢手段と、を有し、前記プ
レート台上に設けられた付勢固定手段と、前記供給カセ
ットから前記プレート台へマイクロプレートを取り出す
際、及び、前記プレート台から前記受取カセットへマイ
クロプレートを格納する際に、それら動作に連動して、
磁気力を利用してマイクロプレートから前記腕部材を退
避させ、前記付勢力を解除する付勢解除手段と、を含
み、前記付勢解除手段は、前記腕部材に設けられた第1
の磁石と、第2の磁石と、前記供給カセットから前記プ
レート台へマイクロプレートを取り出す際、及び、前記
プレート台から前記受取カセットへマイクロプレートを
格納する際に、前記供給カセット及び前記受取カセット
の動作に連動して前記第1の磁石に前記第2の磁石を対
向させる機構と、を含み、前記第1の磁石と前記第2の
磁石とが対向した場合に、磁気力によって前記腕部材が
マイクロプレートから退避することを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】 このようにして、本発明では、通常の状態では
付勢固定手段により係止突起の方にマイクロプレートが
付勢されて係止固定され、これにより各種のマイクロプ
レートが移動中は係止固定され、一方、プレート台から
マイクロプレートを分離する時あるいはプレート台にマ
イクロプレートを載置させる時には、第1の磁石と第
の磁石とが対向させられ、これによってマイクロプレー
への付勢が解かれ、マイクロプレートの係止固定が解
除される。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の好適な一実施例に係る分注
装置の構成を示す図である。
【0012】本実施例に係る分注装置11は、試料が貯
留されている使用前のマイクロプレート13を格納する
供給カセット15と、使用後のマイクロプレート13を
格納する受取カセット17と、供給カセット15からマ
イクロプレート13を取り出しこの取り出されたマイク
ロプレート13を分注動作終了後受取カセットへ運搬し
格納する自動供給装置19と、供給カセット15から取
り出されたマイクロプレート13の各ホール13aに所
定の試薬を滴下する分注手段21と、を備えている。マ
イクロプレート13に設けられている複数個のホール1
3aには、検査対象となる試料が貯留されており、この
マイクロプレート13に滴下される分注用の試薬は、試
験管ラック23に並べられている試験管25からノズル
22によって吸引される。なお、本実施例に係る分注装
置11は、96穴のマイクロプレートを用いる分注装置
である。
【0013】ところで、同じ96穴のマイクロプレート
であっても、その外形寸法はメーカー毎に異なってい
る。すなわち、マイクロプレートは、メーカーが異なる
と、縦横のホールのピッチは同じでも外形寸法が異な
る。メーカー間による外形寸法の差は大体±1mm程度
である。
【0014】本実施例において特徴的なことは、図3に
示されるように、プレート台31に載置されているマイ
クロプレート13(図示せず)は、通常の状態では腕部
35により係止突起33a及び33bの方に付勢されて
係止固定されることにより、移動中でもあらゆるメーカ
ーのマイクロプレートが固定されるようになっているこ
とである。そして、プレート台31からマイクロプレー
ト13を分離する時あるいはプレート台31にマイクロ
プレートを載置する時には、腕部35の第1の磁石41
とロッド43の第2の磁石45とが対向させられ、これ
らが反発することによって腕部35による係止突起33
a及び33bへの付勢が解かれ、マイクロプレート13
の係止固定が解除されるようになっていることである。
これにより、本実施例においては、メーカーの相違によ
るマイクロプレート13の寸法の相違を吸収し、あらゆ
るメーカーのマイクロプレート13を係止固定できると
同時に、円滑にマイクロプレート13の分離動作及び格
納動作が行えるようになっている。
【0015】ここで、図2は分注装置11の供給カセッ
ト15と受取カセット17と自動供給装置19の部分を
拡大した一部拡大図である。なお、説明を容易にするた
めマイクロプレート13は図示されていない。
【0016】この図2に示されているように、自動供給
装置19はアッセイトレイ20上に設けられており、ア
ッセイトレイ20と共に矢印aで示される方向に移動す
る。ノズル22(図示せず)は、図中b,cで示される
方向に移動する。本実施例に係る分注装置11において
は、自動供給装置19は、供給カセット15からマイク
ロプレート13を取り出した後、アッセイトレイ20と
共に矢印aで示される方向に移動する。そして、ノズル
22がc方向に移動して所定の場所で分注動作をし、分
注動作終了後はアッセイトレイと共に−a方向に移動
し、これが受取カセット17の下に位置した後マイクロ
プレート13の格納が行われる。なお、本実施例に係る
分注装置11は、自動供給装置19上にマイクロプレー
ト13を載置するプレート台31が設けられており、分
注動作時にこのプレート台31を90°回転させること
ができるようになっている。90°の回転は、分注動作
の仕様に応じて選択的に実施される。
【0017】図3は、プレート台31の上面拡大図であ
る。この図3に示されているように、このプレート台3
上には、マイクロプレート13(図示せず)が載置さ
れる載置面の周囲であってマイクロプレート13の3つ
の角の部分に対応する位置に3つの係止突起33a,3
3b,33cが設けられている。そして、マイクロプレ
ート13の4隅のうち残りの1隅に対応して腕部35が
設けられている。すなわち、係止突起33bに対応する
第1の隅とは対角関係にある第2の隅に対応して腕部3
5が設けられている。そして、図3(a)に示されてい
るように、この腕部35にはバネ37が設けられてお
り、このバネ37によって腕部35は係止突起33a及
び33b(特に33b)の方向に付勢されるようになっ
ている。一方、腕部35には支点39が設置されている
ため、腕部35の支点39からバネ37側の部分である
付勢腕35aは、係止突起33a及び33b(特に33
b)の方向に水平移動し、この付勢腕35aの固定部3
5cの部分で、プレート台31上に載置されたマイクロ
プレート13を係止突起33a及び33bの方向に付勢
して押し当て固定する(図3(a))。ここで、付勢腕
35a(固定部35cを含む)、バネ37、支点39な
どは付勢固定手段として位置付けられる。
【0018】ここで、腕部35の支点39を挟んで付勢
腕35aと反対側の磁石腕35bには、第1の磁石41
が設けられている。実施例においては、この第1の磁石
41は表側にN極が向くように設置されている。この一
方で、ロッド43には第2の磁石45が設けられてお
り、第2の磁石45も表側にN極が向くように設置され
ている。このため、第1の磁石41と第2の磁石45と
はこれらが対向したときに互いに反発することになる。
従って、ロッド43の第2の磁石45が第1の磁石41
の部分にまで移動してきた場合には、磁石腕35bは矢
印gの方向に付勢され、ついにはバネ37の付勢力に抗
して付勢腕35aが係止突起33a及び33bに対し反
対方向に退避移動することになる。こうなると、図3
(b)に示されるように、プレート台31上のマイクロ
プレート13の押し当て固定が解除される。なお、プレ
ート台31上には、ストッパ36aと36bが設けられ
ており、これらによって腕部35の移動が規制されるよ
うになっている。すなわち、ストッパ36aにより腕部
35の内側への過剰移動が防止され、ストッパ36bに
より腕部35の外側への過剰移動が防止される。ここ
で、磁石腕35bの第1の磁石41、第2の磁石45
並びに、後に図4で示す爪部51の昇降に応じて第2の
磁石42の位置を可変するロッド43や突起部57,5
9などの機構は付勢解除手段として位置付けられる。
【0019】プレート台31の4隅には爪51a〜51
dが設けられており、これらはプレート台31と独立に
移動し(紙面に対して垂直方向に移動する)、これによ
りプレート台31上に載置されたマイクロプレート13
を上下方向に移動させることができるようになってい
る。従って、腕部35による押し当て固定が解除された
場合には、爪51〜51dにより、プレート台31に載
置されているマイクロプレート13をプレート台31か
ら分離させて上昇させることが可能となり、一方、爪5
1a〜51dによって上部から運ばれてきたマイクロプ
レート13をプレート台31上に載置することが可能と
なる。
【0020】ここで、図4は、プレート台31と爪部5
1と、ロッド43の相関関係を説明するための概略構成
図である。
【0021】まず、プレート台31は図示されていない
固定構造によって固定されている。そして、爪部51
は、モータ53の回転方向によってプレート台31と独
立に上下するようになっている。すなわち、モータ53
の回転と連動する軸55は、実施例においてはネジが切
られており、このモータ53の回転によって爪部51が
上下方向に移動するようになっている。爪部51が移動
する方向は、モータ53の回転方向によって定まる。
【0022】ここで爪部51には、実施例において、第
1の突起部57が設けられており、この第1の突起部5
7はロッド43に設けられている第2の突起部59に当
接するようになっており、爪部51が下降するとこれに
伴ってロッド43も下降するようになっている。一方、
ロッド43には付勢バネ61が設けられており、この付
勢バネ61の付勢力によって上方に付勢されるようにな
っている。このため、爪部51が上方に移動すると、こ
れに伴ってロッド43も上方に移動するようになってい
る。このようにして、ロッド43は爪51a〜51dの
動きに連動して上下方向に移動するようになっている。
【0023】図5は、供給カセット15からマイクロプ
レート13を取り出すときの動作を示す図である。この
図5に示されているように、この供給カセット15は、
側壁15aと移動爪15bとから構成されており、移動
爪15bの先端部の係止部15cでマイクロプレート1
3の落下が防止され、これにより供給カセット15にマ
イクロプレート13が格納されるようになっている。な
お、移動爪15bは、横方向への開閉のみが可能なよう
に構成されている。
【0024】前述したように、本実施例に係る自動供給
装置19では、プレート台31自体は動かずに、爪部5
1のみが上下方向に移動してマイクロプレート13を移
動させるようになっているので、その動作は次のように
なる。すなわち、初期状態(S101)から爪部51が
上昇していくと、ついには爪部51の爪51a及び51
bの先端部分が移動爪15bの先端部の係止部15cに
当たり、これによって移動爪15bが横方向に開かれる
ことになる。そして、係止部15cによる係止が解かれ
ると、格納されていたマイクロプレート13が下降して
爪51a〜51d上に落下する(S102)。そして、
爪部51(爪51a〜51dの先端部分)の下降に伴っ
て移動爪15bが閉じて行き、係止部15cの部分で他
のマイクロプレート13が係止されることになる。この
ようにして、供給カセット15からマイクロプレート1
3が1つだけ取り出されることとなる(S103)。
【0025】ところで、本実施例に係る自動供給装置1
9では、S103において、爪51〜51dに載置され
たマイクロプレート13がプレート台31上に載置され
る瞬間に腕部35の第1の磁石41とロッド43の第2
の磁石45とが対向して反発し腕部35の付勢腕35a
が開いた状態になる。このように、マイクロプレート1
3がプレート台31上に載置されるときには適確に腕部
35の付勢腕35aが開かれるようになっているので、
プレート13が容易にプレート台31上に載置されるこ
とになる。この一方で、一旦マイクロプレート13がプ
レート台31上に載置されると、腕部35の第1の磁石
41とロッド43の第2の磁石45とが対向しなくなっ
て腕部35の付勢腕35aがオン状態となり、プレート
台31上のマイクロプレート13が係止突起33a及び
33bの方向に付勢されて押し当て固定されるようにな
っている。このため、マイクロプレート間の大きさの差
を吸収することができ、取り出されたマイクロプレート
13が移動する際には、あらゆる大きさのマイクロプレ
ートを固定して移動させることができるようになってい
る。
【0026】ここで、供給カセット15と受取カセット
17の構成はほとんど同じで、図7に示されるように、
受取カセット17は、供給カセット15に対応する側壁
17aと受取用移動爪17bと係止部17cとから構成
されている。しかしながら、図6に示されるように、受
取用移動爪17bの構成だけが移動爪15bと異なる。
すなわち、図示されているように、供給カセット15の
移動爪15bは爪51a〜51dの先端部分と接触する
ようになっているのに対し(図6(a))、受取カセッ
ト17の受取用移動爪17bは爪部51a〜51dと接
触しないように設定されている(図6(b))。そし
て、このようにすることで、図7に示されるように、爪
部51が上昇してマイクロプレート13が上昇させられ
る(S201)と、移動爪17bはマイクロプレート1
3の端部によって開き(S202)、そしてマイクロプ
レート13が所定の位置まで上昇すると係止部17cが
閉じてこれを格納する(S203)。なお、S202に
おいては、説明を簡単にするため、爪部51の一部を切
欠いて説明している。
【0027】なお、この場合においても、S201にお
いてマイクロプレート13がプレート台31から分離さ
れる際には、腕部35の第1の磁石41とロッド43の
第2の磁石とが反発し合って腕部35の係止固定が解除
された状態となり、これによりマイクロプレート13を
プレート台31上から分離することが可能となる。
【0028】このようにして、いかなるサイズのマイク
ロプレート13でも腕部35によって係止固定されるた
めに、いかなるサイズのマイクロプレート13であった
としても、供給カセット15から取り出したマイクロプ
レート13を試料の滴下位置に移動させたときには正確
な位置決めが行われ、これに伴ってホール13aの位置
が定まり正確かつ迅速に分注動作が行われる。これは本
装置において、プレート台31の90°の回転が行われ
る場合でも同様である。いずれにしても、本実施例に係
る分注装置の自動供給装置は、マイクロプレート13の
位置がしっかりと固定されているために、これを備えた
分注装置は、いかなる種類あるいは大きさのマイクロプ
レートであっても、これに対応して正確かつ迅速な分注
動作が行える。
【0029】なお、本実施例においては96穴のマイク
ロプレート用の分注装置で例示して、異なるメーカー間
でのマイクロプレートの互換性を説明してきたが、本発
明に係る分注装置の自動供給装置は異なるマイクロプレ
ート間の大きさの差を吸収してこれを固定するものであ
るため、腕部35の移動量等を調節することにより、2
0〜120穴のマイクロプレート等、穴の数が異なるマ
イクロプレート間でも互換性を持たせることができる。
その他、同様に腕部35の移動量等を調節することによ
り、形の異なる様々な種類のマイクロプレートにも対応
できる。
【0030】
【発明の効果】以上のようにして本発明に係る分注装置
マイクロプレート自動供給装置は、各種の大きさのマ
イクロプレートに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施例に係る分注装置の構成
を示す図である。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】プレート台の上面拡大図である。
【図4】プレート台と爪部とロッドの相関関係を示す概
略構成図である。
【図5】供給プレートからのマイクロプレートの受渡し
動作を説明する図である。
【図6】供給カセットと受取カセットの構成の差異を説
明する図である。
【図7】受取カセットのマイクロプレートの受渡し動作
を説明する図である。
【符号の説明】
11 分注装置 13 マイクロプレート 15 供給カセット 17 受取カセット 19 自動供給装置 31 プレート台 33a,33b,33c 係止突起 35 腕部 35a 付勢腕 35b 磁石腕 37 バネ(付勢手段) 39 支点 41 第1の磁石 43 ロッド 45 第2の磁石 51a〜51d 爪 51 爪部 57 第1の突起部 59 第2の突起部 61 付勢バネ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用前のマイクロプレートを格納する供
    給カセットと、使用後のマイクロプレートを受け取って
    格納する受取カセットと、供給カセットからマイクロプ
    レートを取り出して分注動作終了後にマイクロプレート
    を受取カセットに格納するマイクロプレート自動供給装
    置と、を有する分注装置において、 前記自動供給装置は、 前記マイクロプレートを載置するプレート載置面と、そ
    のプレート載置面に載置されたマイクロプレートの第1
    隅部が当てられる位置に設けられた第1の係止突起
    と、を有するプレート台と、 前記プレート載置面に載置されたマイクロプレートの前
    記第1の隅部と対角関係にある第2の隅部に当接して当
    該マイクロプレートを前記第1の係止突起方向へ付勢す
    る腕部材と、その腕部材の付勢力を発揮する付勢手段
    と、を有し、前記プレート台上に設けられた付勢固定手
    段と、 前記供給カセットから前記プレート台へマイクロプレー
    トを取り出す際、及び、前記プレート台から前記受取カ
    セットへマイクロプレートを格納する際に、それら動作
    に連動して、磁気力を利用してマイクロプレートから前
    記腕部材を退避させ、前記付勢力を解除する付勢解除手
    段と、 を含み、 前記付勢解除手段は、 前記腕部材に設けられた第1の磁石と、 第2の磁石と、 前記供給カセットから前記プレート台へマイクロプレー
    トを取り出す際、及び、前記プレート台から前記受取カ
    セットへマイクロプレートを格納する際に、前記供給カ
    セット及び前記受取カセットの動作に連動して前記第1
    の磁石に前記第2の磁石を対向させる機構と、 を含み、 前記第1の磁石と前記第2の磁石とが対向した場合に、
    磁気力によって前記腕部材がマイクロプレートから退避
    する ことを特徴とする分注装置のマイクロプレート自動
    供給装置。
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