WO2013088913A1 - 分析装置、マイクロ流路シート及び帯状体 - Google Patents
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Abstract
分析装置1は、複数のマイクロ流路42を有するマイクロ流路シート40を積み重ねた状態で収容した供給トレイ11と、供給トレイ11内のマイクロ流路シート40を1枚ずつ搬送する搬送装置20と、マイクロ流路シート40のマイクロ流路42に試薬を注入するピペット12a及びマイクロ流路42に検体を注入するピペット12aを有した分注ヘッド12と、分注ヘッド12の下流側に設けられ、マイクロ流路シート40のマイクロ流路42に光を照射する光照射装置15と、分注ヘッド12の下流側に設けられ、光照射装置15により照射された光によってマイクロ流路42から発する光を読み取る光学読取装置16と、を備え、分注ヘッド12から光照射装置及び光学読取装置までの区間は、マイクロ流路シートが水平な状態で搬送される。
Description
本発明は、生体化学分析等を行う分析装置に関するとともに、その分析装置に用いるマイクロ流路シート及び帯状体に関する。
近年、マイクロ流路を用いた試料分析が行われるようになってきており、マイクロ流路に試料を注入して、そのマイクロ流路に光を照射することにより、少量の試料でも十分にその特性を分析することができるようになっている。
特許文献1,2には、ガラス基板等の基板上にマイクロ流路が形成されたマイクロ流路チップが記載されている。
一方、特許文献3には、複数層からなる可撓性の帯状体に複数のマイクロ流路が形成されたマイクロ流路デバイスが記載されている。
特許文献1,2には、ガラス基板等の基板上にマイクロ流路が形成されたマイクロ流路チップが記載されている。
一方、特許文献3には、複数層からなる可撓性の帯状体に複数のマイクロ流路が形成されたマイクロ流路デバイスが記載されている。
特許文献1,2に記載されるようなマイクロ流路チップにあっては、基板その他のマイクロ流路を形成する層の剛性によって、マイクロ流路の形状を所望の寸法精度で保つことができる。その反面、検査毎にマイクロ流路チップを交換しなければならず、検査の作業効率が良好でない。このため、コストも高くなる。
また、特許文献3には、可撓性の部材を積層して独立した流路を多数連続して形成したマイクロ流路デバイスが記載されている。しかし、特許文献3に記載のものでは、マイクロ流路デバイスを切断して使用するため、特許文献1、2と同様に検査時の作業効率が高いとは言い難い。集団検診等にマイクロ流路チップを用いる診断を行おうとする場合、従来の分析装置では作業効率が悪いので、迅速に大量の検査が可能な分析装置が要望されている。また、マイクロ流路デバイスが可撓性を有する材料で構成されているため、分析精度の低下を抑えるべく検査・測定時にマイクロ流路が所望の形状を維持できるような装置が要望されている。
また、特許文献3には、可撓性の部材を積層して独立した流路を多数連続して形成したマイクロ流路デバイスが記載されている。しかし、特許文献3に記載のものでは、マイクロ流路デバイスを切断して使用するため、特許文献1、2と同様に検査時の作業効率が高いとは言い難い。集団検診等にマイクロ流路チップを用いる診断を行おうとする場合、従来の分析装置では作業効率が悪いので、迅速に大量の検査が可能な分析装置が要望されている。また、マイクロ流路デバイスが可撓性を有する材料で構成されているため、分析精度の低下を抑えるべく検査・測定時にマイクロ流路が所望の形状を維持できるような装置が要望されている。
本発明は以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、マイクロ流路の変形を抑えられるようにし、分析精度の低下を抑えるようにし、且つ迅速に大量の検査が可能で検査の作業効率を高められるようにすることである。
以上の課題を解決するための請求項1に係る発明は、積層された複数の可撓性シートと前記可撓性シートの積層体内部に形成された複数のマイクロ流路とを有する複数枚のマイクロ流路シートを積み重ねた状態で収容する供給トレイと、前記供給トレイに収容された前記マイクロ流路シートを1枚ずつ搬送する搬送装置と、前記搬送装置によって搬送される前記マイクロ流路シートの前記マイクロ流路に試薬を注入するピペット及び前記マイクロ流路に検体を注入するピペットを有した分注ヘッドと、前記分注ヘッドの下流側に設けられ、前記搬送装置によって搬送される前記マイクロ流路シートの前記マイクロ流路に光を照射する光照射装置と、前記分注ヘッドの下流側に設けられ、前記搬送装置によって搬送される前記マイクロ流路シートの前記マイクロ流路に対して前記光照射装置により照射された光によって前記マイクロ流路の所定部位から発する光を読み取る光学読取装置と、を備え、少なくとも、前記分注ヘッドから前記光照射装置及び前記光学読取装置までの区間は、前記マイクロ流路シートが水平な状態で搬送されることを特徴とする分析装置である。
請求項2に係る発明は、前記マイクロ流路シートには、マイクロ流路が前記搬送装置による搬送方向及び搬送方向に直交する方向にそれぞれ複数列形成されており、前記分注ヘッドと、前記光照射装置及び前記光学読取装置とが、前記搬送装置による搬送方向の直交方向に複数配置されている請求項1に記載の分析装置である。
請求項3に係る発明は、前記分注ヘッドと、前記光照射装置及び前記光学読取装置とが、搬送方向に隣り合うマイクロ流路の間隔で離れて配置されている請求項1又は2に記載の分析装置である。
請求項4に係る発明は、前記分注ヘッド、前記光照射装置及び前記光学読取装置が、搬送方向でずらせて配置されている請求項2又は3に記載の分析装置である。
請求項5に係る発明は、前記光照射装置及び前記光学読取装置の下流に設けられ、前記搬送装置によって搬送された前記マイクロ流路シートが収容される排出トレイを更に備える請求項1から4の何れか一項に記載の分析装置である。
請求項6に係る発明は、積層された複数の可撓性シートと前記可撓性シートの積層体内部に形成された複数のマイクロ流路とを備えるとともに、請求項1から5の何れか一項に記載の分析装置に用いられるマイク流路シートであって、前記マイクロ流路が前記分析装置の前記搬送装置による搬送方向及びその直交方向に沿って格子状に配列されているマイクロ流路シートである。
請求項7に係る発明は、積層された複数の可撓性シートと前記可撓性シートの積層体内部に形成された複数のマイクロ流路とを備えるとともに、請求項1から5の何れか一項に記載の分析装置に用いられるマイク流路シートであって、前記マイクロ流路が千鳥状に配列されているマイクロ流路シートである。
請求項8に係る発明は、隣り合う前記マイクロ流路の間に溝又はスリットが形成されている請求項6又は7に記載のマイクロ流路シートである。
請求項9に係る発明は、前記可撓性シートの積層体に形成され、前記分析装置の前記搬送装置による搬送方向に配列された複数の位置決め孔を備える請求項6から8の何れか一項に記載のマイクロ流路シートである。
請求項10に係る発明は、請求項6から9の何れか一項に記載の複数枚のマイクロ流路シートが前記分析装置の前記搬送装置による搬送方向に繋がってなるとともに、請求項1から5の何れか一項に記載の分析装置に用いられる帯状体において、前記帯状体が前記マイクロ流路シートの間において折り返されて葛折り状に折り曲げられた状態で前記供給トレイに収容される帯状体である。
本発明によれば、複数枚のマイクロ流路シートが供給トレイに積み重ねられているから、これらマイクロ流路シートの撓みを防止することができる。さらに、分注ヘッドから光照射装置及び光学読取装置までの区間においてマイクロ流路シートが水平な状態で搬送されるため、マイクロ流路の変形を抑えることができ、分析精度の低下を抑えることができる。
複数枚のマイクロ流路シートが1枚ずつ搬送装置によって搬送されて、これらマイクロ流路シートを連続して、光照射装置及び光学読取装置によって光学的に検査・測定することができるので、検査・測定の作業効率が高い。
マイクロ流路シートに複数のマイクロ流路が形成されているから、検査・測定の作業効率が高い。
複数枚のマイクロ流路シートが1枚ずつ搬送装置によって搬送されて、これらマイクロ流路シートを連続して、光照射装置及び光学読取装置によって光学的に検査・測定することができるので、検査・測定の作業効率が高い。
マイクロ流路シートに複数のマイクロ流路が形成されているから、検査・測定の作業効率が高い。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、分析装置1の構成を概略的に示した側面図である。この分析装置1は、供給トレイ11、分注ヘッド12、マイクロポンプ13、ヒーター14、光照射装置15、光学読取装置16、排出トレイ17、本体18及び搬送装置20等を備える。
図1に示すように、供給トレイ11、本体18及び排出トレイ17が並べて配置され、本体18の側面又は前面に供給トレイ11が取り付けられ、供給トレイ11が取り付けられた側面に対向する側面又は本体18の後面に排出トレイ17が取り付けられている。供給トレイ11及び排出トレイ17は本体18から取り外し可能である。搬送装置20、分注ヘッド12、マイクロポンプ13、ヒーター14、光照射装置15及び光学読取装置16等は、不図示の制御部により、その動作が制御されるようになっている。
供給トレイ11には、複数枚のマイクロ流路シート40が積み重ねられた状態で収容されている。
搬送装置20は、供給トレイ11に積み重ねられた複数枚のマイクロ流路シート40を1枚ずつ、分注ヘッド12、マイクロポンプ13、ヒーター14、光照射装置15及び光学読取装置16を経由して、排出トレイ17に向けて搬送する。搬送装置20によって搬送された検査済みのマイクロ流路シート40は、排出トレイ17に収容されて、順に積み重ねられる。
この搬送装置20は供給部21及び複数の搬送ローラ22を有する。
供給部21は供給トレイ21の上部に設けられている。図示していないが、供給トレイ11の底面にはバネ等の弾性体が設けられ、マイクロ流路シート40がその弾性体の上に載置され、マイクロ流路シート40が弾性体によって上に押し上げられ、供給部21に当接されるようになっている。供給部21は、供給トレイ11に重ねられた複数枚のマイクロ流路シート40を上から1枚ずつ取り出して、本体18(特に、搬送ローラ22)へ送り出す。
供給部21は供給トレイ21の上部に設けられている。図示していないが、供給トレイ11の底面にはバネ等の弾性体が設けられ、マイクロ流路シート40がその弾性体の上に載置され、マイクロ流路シート40が弾性体によって上に押し上げられ、供給部21に当接されるようになっている。供給部21は、供給トレイ11に重ねられた複数枚のマイクロ流路シート40を上から1枚ずつ取り出して、本体18(特に、搬送ローラ22)へ送り出す。
なお、供給トレイ11内にモータ等の駆動源が設けられており、供給トレイ11の底面が駆動源によって上下動されるよう構成されてもよい。この場合、使用時には供給トレイ11の底面が駆動源によって上昇され、供給トレイ11の底面に積み重ねられた複数枚のマイクロ流路シート40のうち最も上のマイクロ流路シート40が供給部21に当接される。また、複数枚のマイクロ流路シート40を上から順にサクションによって吸引し、サクションに吸着したマイクロ流路シート40を供給部21によって本体18(特に、搬送ローラ222)へ供給するような構成でもよい。
図1に示すように、複数の搬送ローラ22は本体18に設けられている。これら搬送ローラ22は搬送経路に沿って配列されている。搬送ローラ22は、供給部21によって送り出されたマイクロ流路シート40を排出トレイ17の方向へ間欠的に搬送する。つまり、搬送ローラ22は、マイクロ流路シート40を所定距離だけ搬送するたびに、マイクロ流路シート40の搬送を止める。
本体18の内部には、分注ヘッド12、マイクロポンプ13、ヒーター14、光照射装置15及び光学読取装置16が設けられている。搬送経路の上側には、上流から順に分注ヘッド12、マイクロポンプ13及び光照射装置15が配列されている。搬送経路の下側には、上流から順にヒーター14及び光学読取装置16が配列されている。光学読取装置16は光照射装置15の下方に配置され、光学読取装置16と光照射装置15が搬送経路を挟んで上下に対向配置されている。図示のごとく、少なくとも分注ヘッド12から光照射装置15及び光学読取装置16までの区間では複数の搬送ローラ22が水平面に沿って配列されており、この区間ではマイクロ流路シート40が水平な状態で搬送されるようになっている。このように構成することにより、検査・測定時には個々のマイクロ流路40の撓みを抑制することができ、マイクロ流路40の形状が所望の形状に維持され、分析精度の低下を抑えることができる。
分注ヘッド12が第一昇降装置によって昇降され、マイクロポンプ13が第二昇降装置によって昇降され、ヒーター14が第三昇降装置によって昇降される。分注ヘッド12が第一昇降装置によって下降されると、分注ヘッド12がマイクロ流路シート40に形成された各マイクロ流路の注入部位に接続され、検体及び試薬等が分注ヘッド12によって注入される。マイクロポンプ13が第二昇降装置によって下降されると、マイクロポンプ13がマイクロ流路シート40に接続され、マイクロ流路シート40の内部における試薬・検体の移動及び混合等の処理がマイクロポンプ13によって行われる。また、ヒーター14が第三昇降装置によって上昇されると、ヒーター14がマイクロ流路シート40に接近又は接触し、必要に応じてヒーター14に電力が供給されて、ヒーター14によってマイクロ流路シート40が加熱される。なお、加熱が不要の場合は、少なくともヒーターへの電力の供給はなされない。
分注ヘッド12が下降された後に上昇されるタイミングは、搬送ローラ22によるマイクロ流路シート40の搬送が間欠的に停止しているタイミングに同期する。マイクロポンプ13が下降された後に上昇されるタイミングも同様である。更に、ヒーター14が上昇された後に下降されるタイミングも同様である。なお、分注ヘッド12、マイクロポンプ13及びヒーター14のうち二つ又は三つが一つの昇降装置によって一体的に昇降されるものとしてもよい。
マイクロ流路シート40について説明する。図2は、マイクロ流路シート40の斜視図である。図2に示すように、マイクロ流路シート40は、積層されて互いに接着された複数枚の可撓性シート41と、これら可撓性シート41の積層体の内部に形成された複数のマイクロ流路42と、を有する。例えば、可撓性シート41の枚数が2枚であり、一方の可撓性シート41の接合界面に複数の凹部が形成され、それら凹部がもう一方の可撓性シート41によって蓋をされることによって複数のマイクロ流路42が形成される。又は、可撓性シート41の枚数が3枚であり、中層の可撓性シート41を複数のスリットが貫通し、その中層の可撓性シート41が2枚の可撓性シート41によって挟まれて、それらスリットが2枚の可撓性シート41によって両側から蓋をされることによって複数のマイクロ流路42が形成される。
マイクロ流路シート40の構成要素である可撓性シート41は透光性材料からなり、光がマイクロ流路シート40を透過する。表面の可撓性シート41には、マイクロ流路42に通じた複数の接続孔42aが形成されている。1つのマイクロ流路42につき複数の接続孔42aがある。
図2においては、マイクロ流路42が格子状に複数個配列されている。図2では、マイクロ流路42が縦に6列、横に3列で配列されており、縦方向のマイクロ流路42の間隔は等間隔である。横方向のマイクロ流路42の間隔も等間隔である。複数の位置決め孔43が可撓性シート41の積層体を貫通し、これら位置決め孔43が格子状に配列されているとともにマイクロ流路42の間に配置されている。具体的には、位置決め孔43とマイクロ流路42が縦方向に交互に配列されている。ここでいう、縦方向とは、マイクロ流路シート40が搬送される方向をいい、横方向とは、その搬送方向に直交する方向をいう。なお、1枚のマイクロ流路シート40に設けられる位置決め孔43やマイクロ流路42の数はこれに限るものでない。
マイクロ流路シート40の少なくとも一方の可撓性シートには各マイクロ流路42の間に溝が形成されていることが好ましい。例えば、図3A、図3Bに示す断面図のように、2枚の可撓性シート41が積層されている場合、上層の可撓性シート41に、溝41aが各マイクロ流路42の間に形成(図3A参照)されていてもよいし、下層のマイクロ流路が形成されている可撓性シート41に、溝41aが各マイクロ流路42の間に形成(図3B参照)されてもよい。また別の例として、図4の断面図に示すように、3枚の可撓性シート41が積層されている場合、上層及び中層の可撓性シート41に溝41aが各マイクロ流路42の間に形成されることで、隣り合うマイクロ流路42が仕切られる。この溝41aは中層及び下層の可撓性シート41に形成してもよい。このように隣り合うマイクロ流路42の間に溝を形成することで、検査に使用中のマイクロ流路42が加熱された際に、検査に用いられていない隣のマイクロ流路42への熱伝導を抑制することができる。なお、図3A、図3B、図4においては、溝を形成した例で説明したが、各マイクロ流路42が分離しない範囲で積層部(可撓性シート41の積層体)を貫通したスリットを適宜形成すれば、より熱伝導を抑制することができる。なお、図2に示すように、マイクロ流路42の間に溝が形成されていなくてもよい。
図5は、分析装置1の要部をマイクロ流路シート40とともに示した斜視図である。図5に示すように、分注ヘッド12、光照射装置15及び光学読取装置16の数が複数である。図5に図示を省略するが、マイクロポンプ13及びヒーター14の数も複数である。
各分注ヘッド12には、複数のピペット(ノズル)12aが設けられている。これらのピペット12aのうち何れかが検体注入用のピペットであり、他の何れかが試薬等の注入用のピペットである。
複数の分注ヘッド12は、マイクロ流路シート40の搬送方向に直交する方向に対して斜めに配列されている。複数の光照射装置15、光学読取装置16及びヒーター14も同様である。マイクロ流路シート40の搬送方向に直交する方向に形成されるマイクロ流路42の数は、搬送方向に直交する方向に配置される分注ヘッド12、光照射装置15及び光学読取装置16の数で決まるが、幅の大きい分注ヘッドを並列配置せず搬送方向にずらして配置することで、マイクロ流路シート40の搬送方向に直交する方向の分注ヘッド12の間隔を短くでき、マイクロ流路シート40の搬送方向に直交する方向の分析装置1の長さを小さくすることができる。これは、マイクロ流路シート40の搬送方向に直交する方向に、より小さな間隔で密にマイクロ流路42を配置できる効果も奏する。
なお、図6Aの平面図及び図6Bの平面図に示すように、複数の分注ヘッド12、光照射装置15、光学読取装置16及びヒーター14が、マイクロ流路シート40の搬送方向に直交する方向に沿って直線状に配列されていてもよい。また、図7Aの平面図、図7Bの平面図及び図7Cの平面図に示すように、複数の分注ヘッド12、光照射装置15、光学読取装置16及びヒーター14がジグザグに配列されていてもよい。図6A及び図6Bでは、分注ヘッド12が下降及び上昇される時におけるマイクロ流路シート40の位置と分注ヘッド12、光照射装置15及び光学読取装置16の位置との相対的な関係を示す。つまり、マイクロ流路シート40が図6Aに示す位置にまで搬送されてその位置において一旦停止され、その後マイクロ流路シート40が図6Aに示す位置から図6Bに示す位置にまで搬送されてその位置において一旦停止される。また、図7A、図7B及び図7Cでは、分注ヘッド12が下降及び上昇される時におけるマイクロ流路シート40の位置と分注ヘッド12、光照射装置15及び光学読取装置16の位置との相対的な関係を示す。つまり、マイクロ流路シート40が図7Aに示す位置にまで搬送されてその位置において一旦停止され、その後マイクロ流路シート40が図7Aに示す位置から図7Bに示す位置にまで搬送されてその位置において一旦停止され、その後マイクロ流路シート40が図7Bに示す位置から図7Cに示す位置にまで搬送されてその位置において一旦停止される。マイクロ流路シート40の一旦停止中(図6A、図6B、図7A、図7B及び図7C参照)には、分注ヘッド12及びマイクロポンプ13が下降され、次に検体及び試薬の注入や流動が分注ヘッド12及びマイクロポンプ13によって行われるとともに光学的な測定が光照射装置15及び光学読取装置16によって行われ、次に分注ヘッド12及びマイクロポンプ13が上昇される。
図5に示すように、各分注ヘッド12の下流側には位置決めピン19がそれぞれ設けられている。位置決めピン19は搬送経路の下側に設けられ、上下に昇降する。分注ヘッド12が下降された後に上昇されるタイミング及び位置決めピン19が上昇された後に下降されるタイミングは、搬送ローラ22によるマイクロ流路シート40の搬送が間欠的に停止しているタイミングに同期する。位置決めピン19が上昇すると、位置決めピン19がマイクロ流路シート40の位置決め孔43に挿入されるので、マイクロ流路シート40の各マイクロ流路42の位置と、分注ヘッド12、光照射装置15、光学読取装置16の相対位置関係を適正にできる。
マイクロ流路シート40は搬送ローラ22によって間欠的に搬送されるが、一回当たりの搬送距離は縦方向(搬送方向)に隣り合うマイクロ流路42の間隔に等しいことが好ましい。分注ヘッド12とその下流に配置された光照射装置15との間隔は間欠的な搬送の一回当たりの搬送距離に等しいことが好ましい。このように配置することで、下流側に位置するマイクロ流路42では光照射装置15による光照射及び光学読取装置16による所定部位から発する光の読み取りを行いつつ、隣り合う上流側のマイクロ流路42に分注ヘッド12から試薬の注入及び検体の注入を行うことができ、検査・測定の作業効率を向上させることが可能となる。
続いて、分析装置1の動作について説明する。
供給トレイ11に積み重ねられた複数枚のマイクロ流路シート40のうち1枚が供給部21によって取り出されて、そのマイクロ流路シート40が供給部21によって搬送ローラ22へ送り出される。
その後、搬送ローラ22が間欠的に動作し、マイクロ流路シート40が搬送ローラ22によって間欠的に搬送される。
供給トレイ11に積み重ねられた複数枚のマイクロ流路シート40のうち1枚が供給部21によって取り出されて、そのマイクロ流路シート40が供給部21によって搬送ローラ22へ送り出される。
その後、搬送ローラ22が間欠的に動作し、マイクロ流路シート40が搬送ローラ22によって間欠的に搬送される。
マイクロ流路シート40が間欠的に搬送されている時の分析装置1の動作について具体的に説明する。
マイクロ流路シート40が所定距離(縦方向(搬送方向)に隣り合うマイクロ流路42の間隔に等しい。)だけ搬送ローラ22によって搬送されると、マイクロ流路42が分注ヘッド12及びマイクロポンプ13の下方に位置するとともにヒーター14の上方に位置する(図6A、図7A参照)。そして、搬送ローラ22が一旦停止し、マイクロ流路シート40の搬送が一旦停止する。
次に、位置決めピン19が上昇し、位置決めピン19が位置決め孔43に挿入される。これにより、マイクロ流路シート40の位置が決まるとともに、マイクロ流路シート40の姿勢が安定する。このとき及び以降の搬送停止時には、サクション等でマイクロ流路シート40を吸引することが好ましい。これにより、姿勢がより一層安定する。
次に、分注ヘッド12及びマイクロポンプ13が下降するとともに、ヒーター14が上昇する。分注ヘッド12が下降することで、分注ヘッド12のピペット12aがマイクロ流路シート40の接続孔42aに接続される。マイクロポンプ13が下降すると、マイクロポンプ13の吸引口(又は、排出口)が接続孔42aに接続される。ヒーター14が上昇して、マイクロ流路シート40に近接又は接触する。
そして、ピペット12aによって検体や試薬が接続孔42aを介してマイクロ流路42に注入され、マイクロ流路42に注入された検体や試薬等がマイクロポンプ13によってマイクロ流路42内を流動する。これにより、試薬と検体等が混合される。また、必要に応じて、マイクロ流路42がヒーター14によって加熱される。
次に、分注ヘッド12及びマイクロポンプ13が上昇するとともに、ヒーター14及び位置決めピン19が下降する。
次に、マイクロ流路シート40が所定距離(縦方向(搬送方向)に隣り合うマイクロ流路42の間隔に等しい。)だけ搬送ローラ22によって搬送されると、検体や試薬が注入されたマイクロ流路42が光照射装置15の下方に位置するとともに光学読取装置16の上方に位置する(図6B、図7B参照)。この時、前述したように、検体や試薬が未だ注入されていない上流側隣りのマイクロ流路42が分注ヘッド12及びマイクロポンプ13の下方に位置するとともにヒーター14の上方に位置する。そして、搬送ローラ22が一旦停止し、マイクロ流路シート40の搬送が一旦停止する。
次に、光照射装置15が点灯し、光照射装置15が光(例えば、紫外線等の励起光)をマイクロ流路42に照射する。光照射装置15から発した光がマイクロ流路42内の測定対象物(例えば、検体と試薬が混合されたもの)に入射すると、測定対象物から光(例えば、光照射装置15から発する光と波長帯域が異なる蛍光)が発する。光学読取装置16がマイクロ流路42(具体的には、測定対象物)から発した光を受光してその光を読み取り、その光に基づいた分析が分析装置1のコンピュータによって行われる。光の測定原理や分析原理は特に限定されるものではない。例えば、光学読取装置16はマイクロ流路42(より具体的には、マイクロ流路42内の測定対象物)によって反射した反射光を読み取るものとしてもよい。この場合、光学読取装置16と光照射装置15は、搬送されるマイクロ流路シート40に対して同じ側に設けられている。
光照射装置15及び光学読取装置16によって光学的な測定が行われている時、前述したように、位置決めピン19及びヒーター14が上昇するとともに、分注ヘッド12及びマイクロポンプ13が下降し、上流側隣りのマイクロ流路42に対して検体や試薬が注入され、注入された検体や試薬の流動・混合が行われる。
以上のように、マイクロ流路シート40が間欠的に搬送されている時に分注ヘッド12、マイクロポンプ13、ヒーター14、光照射装置15、光学読取装置16及び位置決めピン19の動作が繰り返される。こうして、全てのマイクロ流路42に対する測定・分析が終了したら、そのマイクロ流路シート40が搬送ローラ22によって排出トレイ17に搬出される。そして、次のマイクロ流路シート40が供給部21によって供給トレイ11から取り出されて、分析装置1が同様の動作を行う。
排出トレイ17には、測定・分析済みのマイクロ流路シート40が積み重ねられていく。排出トレイ17は、本体18から取り外しが可能となっており、排出トレイ17に貯められた測定・分析済みのマイクロ流路シート40を廃棄することが容易になる。
この分析装置1はマイクロTAS(Micro-Total Analysis Systems)の分析装置に適用することができる。
以上のような分析装置1及びマイクロ流路シート40によれば、以下のような作用効果を奏する。
(1) 以上のような分析装置1を利用すれば、ポイントオブケア検査(POCT:Point Of Care Testing)を高効率で行うことができる。つまり、マイクロ流路シート40が搬送装置20によって搬送経路に沿って搬送され、分注ヘッド12、マイクロポンプ13、ヒーター14、光照射装置15及び光学読取装置16が搬送経路に沿って配置されているから、検査・測定を連続的・断続的に行うことができる。
(2) 複数枚のマイクロ流路シート40が順次搬送装置20によって搬送されて、光照射装置15及び光学読取装置16によって光学的な検査・測定が行われるので、検査・測定の作業効率が高い。
(3) 各マイクロ流路シート40には複数のマイクロ流路42が形成されており、これらマイクロ流路42に対して光学的な検査・測定が光照射装置15及び光学読取装置16によって順次行われるので、検査・測定の作業効率が高い。
(4) 分注ヘッド12の数が2以上であるから、複数のマイクロ流路42に対して同時に検体や試薬を注入することができる。マイクロポンプ13の数が2以上であるから、複数のマイクロ流路42に対して検体や試薬の流動・混合等を同時に行うことができる。光照射装置15の数が2以上であり、光学読取装置16の数も2以上であるから、測定・分析を同時に行うことができる。よって、検査効率が向上する。
また、分注ヘッド12と、光照射装置15及び光学読取装置16とを、搬送方向に隣り合うマイクロ流路42の間隔だけ離して配置すると、下流側に位置するマイクロ流路42で光照射装置15及び光学読取装置16による所定部位からの光の読み取りを行いつつ、その下流側のマイクロ流路42に隣り合う上流側のマイクロ流路42に分注ヘッド12から試薬の注入及び検体の注入を行うことができ、検査・測定の作業効率がより向上する。
また、分注ヘッド12、光照射装置15及び光学読取装置16を搬送方向にずらして配置することで、マイクロ流路シート40の搬送方向に直交する方向の分析装置1の長さを小さくすることができ、分析装置1を小型化することができる。換言すると、マイクロ流路シート40の搬送方向に直交する方向に沿ってより小さな間隔で密にマイクロ流路42を配置することができる。
また、分注ヘッド12と、光照射装置15及び光学読取装置16とを、搬送方向に隣り合うマイクロ流路42の間隔だけ離して配置すると、下流側に位置するマイクロ流路42で光照射装置15及び光学読取装置16による所定部位からの光の読み取りを行いつつ、その下流側のマイクロ流路42に隣り合う上流側のマイクロ流路42に分注ヘッド12から試薬の注入及び検体の注入を行うことができ、検査・測定の作業効率がより向上する。
また、分注ヘッド12、光照射装置15及び光学読取装置16を搬送方向にずらして配置することで、マイクロ流路シート40の搬送方向に直交する方向の分析装置1の長さを小さくすることができ、分析装置1を小型化することができる。換言すると、マイクロ流路シート40の搬送方向に直交する方向に沿ってより小さな間隔で密にマイクロ流路42を配置することができる。
(5) 複数枚のマイクロ流路シート40が供給トレイ11に積み重ねられているだけであるから、マイクロ流路シート40に撓みや曲げが発生せず、マイクロ流路42の変形を抑えることができる。そのため、正確な検査・測定を行うことができる。
(6) 供給トレイ11から光照射装置15及び光学読取装置16までの搬送経路が側面視で直線的であるから、搬送中にマイクロ流路シート40が大きく曲げられることがない。そのため、マイクロ流路42の変形を抑えることができ、正確な検査・測定を行うことができる。
(7) 溝41aが隣り合うマイクロ流路42の間に形成されているから(図3、図4参照)、隣り合うマイクロ流路42間の熱伝導を抑えることができる。また、隣り合うマイクロ流路42の間での光の漏れを溝41aによって防止することができるから、光照射装置15及び光学読取装置16による光学的な検査・測定が正確になる。
(8) マイクロ流路シート40に位置決め孔43が形成され、位置決めピン19が位置決め孔43に挿入されるから、マイクロ流路シート40の位置決めが正確である。特に、アライメントマーク及び読取カメラに基づいてマイクロ流路シート40の位置を求める場合よりも、マイクロ流路シート40の位置制御が正確である。
(9) 供給トレイ11が本体18に対して着脱可能である。そのため、供給トレイ11にマイクロ流路シート40を補充しやすい。マイクロ流路シート40を補充した供給トレイ11を本体18に取り付けることで、自動的に検査を継続することができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、幾つかの変形例を挙げて、説明する。以下に説明する変形例は、変更個所を除いて上述の実施形態と同様である。また、以下に説明する変形例を可能な限り組み合わせてもよい。
〔変形例1〕
図8に示すように、複数のマイクロ流路42が千鳥状に配列されていてもよい。ここで、これらマイクロ流路42は等数で複数のグループ44に分けられており、各グループ44内ではマイクロ流路42が近くに集まっている。
図8に示すように、複数のマイクロ流路42が千鳥状に配列されていてもよい。ここで、これらマイクロ流路42は等数で複数のグループ44に分けられており、各グループ44内ではマイクロ流路42が近くに集まっている。
一方、図9A及び図9Bに示すように、分注ヘッド12の数は、1組のグループ44内のマイクロ流路42の数と同数である。マイクロポンプ13、ヒーター14、光照射装置15及び光学読取装置16の数も同様である。
これら分注ヘッド12は、1組のグループ44内のマイクロ流路42の配列と同様に配列されている。つまり、分注ヘッド12は千鳥状又はジグザグにずれて配列されている。マイクロポンプ13、ヒーター14、光照射装置15及び光学読取装置16の配列についても同様である。分注ヘッド12は、マイクロポンプ13、ヒーター14、光照射装置15及び光学読取装置16が千鳥状又はジグザグに配列されているから、分析装置1の横方向(搬送方向に直交する方向)の長さを小さくすることができる。そのため、分析装置1がコンパクトになる。
複数の光照射装置15からなるグループは、複数の分注ヘッド12からなるグループの搬送方向下流側に配置されている。複数の光照射装置15からなるグループと、複数の分注ヘッド12からなるグループとの間隔は、隣り合うグループ44の間隔に等しいことが好ましい。そして、隣り合うグループ44の間隔は間欠的な搬送の一回当たりの搬送距離に等しい。従って、搬送ローラ22がマイクロ流路シート40を一回に搬送する距離は、隣り合うグループ44の間隔に等しい(図9A、図9B参照)。図9A及び図9Bでは、分注ヘッド12が下降及び上昇される時におけるマイクロ流路シート40の位置と分注ヘッド12、光照射装置15及び光学読取装置16の位置との相対的な関係を示す。つまり、マイクロ流路シート40が図9Aに示す位置にまで搬送されてその位置において一旦停止され、その後マイクロ流路シート40が図9Aに示す位置から図9Bに示す位置にまで搬送されてその位置において一旦停止される。マイクロ流路シート40の一旦停止中には(図9A、図9B参照)、分注ヘッド12及びマイクロポンプ13が下降され、次に検体及び試薬の注入や流動が分注ヘッド12及びマイクロポンプ13によって行われるとともに光学的な測定が光照射装置15及び光学読取装置16によって行われ、次に分注ヘッド12及びマイクロポンプ13が上昇される。
〔変形例2〕
図10A及び図10Bに示す断面図又は図11A及び図11Bに示す断面図のように、図6A、図7A、図9Aに示したようなマイクロ流路シート40の複数枚が縦方向に一列に配列され、これらマイクロ流路シート40が連結部45によって繋がって帯状となっていてもよい。以下、マイクロ流路シート40が帯状に繋がってなるものを帯状体(ウエブ)という。
図10A及び図10Bに示す断面図又は図11A及び図11Bに示す断面図のように、図6A、図7A、図9Aに示したようなマイクロ流路シート40の複数枚が縦方向に一列に配列され、これらマイクロ流路シート40が連結部45によって繋がって帯状となっていてもよい。以下、マイクロ流路シート40が帯状に繋がってなるものを帯状体(ウエブ)という。
図10A及び図10Bに示すように、下層の可撓性シート41が帯状に連なっており、中層及び上層の可撓性シート41がマイクロ流路シート40ごとに分断されている。下層の可撓性シート41のうち隣り合うマイクロ流路シート40の間の部分が連結部45であり、隣り合う中層・上層の可撓性シート41の間に溝46が形成されている。
一方、図11A及び図11Bに示すように、最下層及び中層の可撓性シート41が帯状に連なっており、上層の可撓性シート41がマイクロ流路シート40ごとに分断されている。下層・中層の可撓性シート41のうち隣り合うマイクロ流路シート40の間の部分が連結部45であり、隣り合う上層の可撓性シート41の間に溝46が形成されている。
図10A、図11Aの何れの場合でも、中層の可撓性シート41と上層の可撓性シート41の接合界面にマイクロ流路42が形成されている。つまり、中層の可撓性シート41に凹部が形成され、上層の可撓性シート41が中層の可撓性シート41に積み重ねられて接合されることによって、凹部が上層の可撓性シート41によって蓋をされて、マイクロ流路42が形成される。
図10B又は図11Bに示すように帯状体が連結部45において折り返されており、図12に示すようにその帯状体が葛折り状に折り曲げられた状態で供給トレイ11に収容されている。そのため、複数枚のマイクロ流路シート40が積み重ねられている。
複数枚のマイクロ流路シート40が連なっている場合、搬送装置20が供給部21を有さなくても、供給トレイ11内の帯状体が搬送装置20の搬送ローラ22によって本体18へ引き抜かれて、本体18内の帯状体が排出トレイ17へと搬出される。この場合、本体18と排出トレイ17の間にカッターが設けられていることが好ましい。カッターを備えることで帯状体を任意の位置で切断し、検査・測定に使用した部分のみを廃棄することができる。
〔変形例3〕
図13に示す分析装置は、搬送装置20の供給部21が、供給トレイ11の上に重ねられた複数枚のマイクロ流路シート40を下から1枚ずつ取り出して、搬送ローラ22へ送り出すよう構成したものである。
図13に示す分析装置は、搬送装置20の供給部21が、供給トレイ11の上に重ねられた複数枚のマイクロ流路シート40を下から1枚ずつ取り出して、搬送ローラ22へ送り出すよう構成したものである。
〔変形例4〕
図14に示す分析装置は、供給トレイ11及び排出トレイ17が本体18の内側に取り付けられ、供給トレイ11及び排出トレイ17が本体18から引き出されるように構成されている。供給トレイ11は排出トレイ17の上方に設けられている。搬送ローラ22が供給トレイ11から排出トレイ17にかけて側面視U字に沿って配列され、搬送経路が側面視でU字型となっている。検査・測定が行われる領域では搬送経路が側面視で直線状であり、検査・測定済みの領域でU字型に屈曲され排出トレイ17に排出されるよう構成されている。
図14に示す分析装置は、供給トレイ11及び排出トレイ17が本体18の内側に取り付けられ、供給トレイ11及び排出トレイ17が本体18から引き出されるように構成されている。供給トレイ11は排出トレイ17の上方に設けられている。搬送ローラ22が供給トレイ11から排出トレイ17にかけて側面視U字に沿って配列され、搬送経路が側面視でU字型となっている。検査・測定が行われる領域では搬送経路が側面視で直線状であり、検査・測定済みの領域でU字型に屈曲され排出トレイ17に排出されるよう構成されている。
〔変形例5〕
図15に示す分析装置は、供給トレイ11及び排出トレイ17が本体18の内側に取り付けられ、供給トレイ11及び排出トレイ17が本体18から引き出されるように構成されている。
図15に示す分析装置は、供給トレイ11及び排出トレイ17が本体18の内側に取り付けられ、供給トレイ11及び排出トレイ17が本体18から引き出されるように構成されている。
搬送装置20は、供給部23、複数の搬送ローラ24、スイッチバック機構25及び複数の搬送ローラ28を有する。
供給部23は、供給トレイ11に重ねられた複数枚のマイクロ流路シート40を上から1枚ずつ取り出して、搬送ローラ24へ送り出す。
供給部23は、供給トレイ11に重ねられた複数枚のマイクロ流路シート40を上から1枚ずつ取り出して、搬送ローラ24へ送り出す。
複数の搬送ローラ24は供給トレイ11からスイッチバック機構25にかけて配列されている。分注ヘッド12、マイクロポンプ13、ヒーター14、光照射装置15及び光学読取装置16は、これら搬送ローラ24によって構成される搬送経路に沿って配設されている。搬送ローラ24は、供給部23によって送り出されたマイクロ流路シート40をスイッチバック機構25へ検査・測定を行いつつ間欠的に搬送する。
スイッチバック機構25は、搬送ローラ24によって搬送されたマイクロ流路シート40の方向転換を行うものである。スイッチバック機構25は、搬送路変換ガイド部26及び複数の正逆回転ローラ27を有する。正逆回転ローラ27は、搬送ローラ24の配列を延長させた個所において配列されている。搬送路変換ガイド部26は、上流の搬送ローラ24と正逆回転ローラ27との間で上下に揺動可能に設けられており、バネによって上に付勢されている。
搬送路変換ガイド部26は搬送ローラ24によって搬送されたマイクロ流路シート40を正逆回転ローラ27へ案内するとともに、正逆回転ローラ27に案内されたマイクロ流路シート40を搬送ローラ28へ案内する。つまり、搬送ローラ24によって搬送されたマイクロ流路シート40によって搬送路変換ガイド部26がバネに抗して下に押されることで、マイクロ流路シート40が正逆回転ローラ27へ案内され、マイクロ流路シート40の全体が正逆回転ローラ27に退避すると、搬送路変換ガイド部26がバネによって上に振り上げられ、正逆回転ローラ27を逆転させると、そのマイクロ流路シート40が搬送路変換ガイド部26によって搬送ローラ28へと案内される。
複数の搬送ローラ28はスイッチバック機構25から排出トレイ17にかけて配列されている。搬送ローラ28は、スイッチバック機構25によって進行方向を変えられたマイクロ流路シート40を排出トレイ17へ搬送する。
本発明は、マイクロ流路を用いて試料分析を行うための装置に利用することができる。
1 分析装置
11 供給トレイ
12 分注ヘッド
12a ピペット
15 光照射装置
16 光学読取装置
17 排出トレイ
20 搬送装置
40 マイクロ流路シート
41 可撓性シート
41a 溝
42 マイクロ流路
11 供給トレイ
12 分注ヘッド
12a ピペット
15 光照射装置
16 光学読取装置
17 排出トレイ
20 搬送装置
40 マイクロ流路シート
41 可撓性シート
41a 溝
42 マイクロ流路
Claims (10)
- 積層された複数の可撓性シートと前記可撓性シートの積層体内部に形成された複数のマイクロ流路とを有する複数枚のマイクロ流路シートを積み重ねた状態で収容する供給トレイと、
前記供給トレイに収容された前記マイクロ流路シートを1枚ずつ搬送する搬送装置と、
前記搬送装置によって搬送される前記マイクロ流路シートの前記マイクロ流路に試薬を注入するピペット及び前記マイクロ流路に検体を注入するピペットを有した分注ヘッドと、
前記分注ヘッドの下流側に設けられ、前記搬送装置によって搬送される前記マイクロ流路シートの前記マイクロ流路に光を照射する光照射装置と、
前記分注ヘッドの下流側に設けられ、前記搬送装置によって搬送される前記マイクロ流路シートの前記マイクロ流路に対して前記光照射装置により照射された光によって前記マイクロ流路の所定部位から発する光を読み取る光学読取装置と、を備え、
少なくとも、前記分注ヘッドから前記光照射装置及び前記光学読取装置までの区間は、前記マイクロ流路シートが水平な状態で搬送されることを特徴とする分析装置。 - 前記マイクロ流路シートには、マイクロ流路が前記搬送装置による搬送方向及び搬送方向に直交する方向にそれぞれ複数列形成されており、
前記分注ヘッドと、前記光照射装置及び前記光学読取装置とが、前記搬送装置による搬送方向の直交方向に複数配置されている請求項1に記載の分析装置。 - 前記分注ヘッドと、前記光照射装置及び前記光学読取装置とが、搬送方向に隣り合うマイクロ流路の間隔で離れて配置されている請求項1又は2に記載の分析装置。
- 前記分注ヘッド、前記光照射装置及び前記光学読取装置が、搬送方向でずらせて配置されている請求項2又は3に記載の分析装置。
- 前記光照射装置及び前記光学読取装置の下流に設けられ、前記搬送装置によって搬送された前記マイクロ流路シートが収容される排出トレイを更に備える請求項1から4の何れか一項に記載の分析装置。
- 積層された複数の可撓性シートと前記可撓性シートの積層体内部に形成された複数のマイクロ流路とを備えるとともに、請求項1から5の何れか一項に記載の分析装置に用いられるマイク流路シートであって、
前記マイクロ流路が前記分析装置の前記搬送装置による搬送方向及びその直交方向に沿って格子状に配列されているマイクロ流路シート。 - 積層された複数の可撓性シートと前記可撓性シートの積層体内部に形成された複数のマイクロ流路とを備えるとともに、請求項1から5の何れか一項に記載の分析装置に用いられるマイク流路シートであって、
前記マイクロ流路が千鳥状に配列されているマイクロ流路シート。 - 隣り合う前記マイクロ流路の間に溝又はスリットが形成されている請求項6又は7に記載のマイクロ流路シート。
- 前記可撓性シートの積層体に形成され、前記分析装置の前記搬送装置による搬送方向に配列された複数の位置決め孔を備える請求項6から8の何れか一項に記載のマイクロ流路シート。
- 請求項6から9の何れか一項に記載の複数枚のマイクロ流路シートが前記分析装置の前記搬送装置による搬送方向に繋がってなるとともに、請求項1から5の何れか一項に記載の分析装置に用いられる帯状体において、
前記帯状体が前記マイクロ流路シートの間において折り返されて葛折り状に折り曲げられた状態で前記供給トレイに収容される帯状体。
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