JPH07111812B2 - デイジタル再生装置 - Google Patents

デイジタル再生装置

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JPH07111812B2
JPH07111812B2 JP62149446A JP14944687A JPH07111812B2 JP H07111812 B2 JPH07111812 B2 JP H07111812B2 JP 62149446 A JP62149446 A JP 62149446A JP 14944687 A JP14944687 A JP 14944687A JP H07111812 B2 JPH07111812 B2 JP H07111812B2
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和宏 杉山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は符号化したPCM信号等のデイジタルデータが
記録された磁気テープを再生するデイジタル再生装置に
係り、特に磁気テープの内容が編集されている場合の編
集処理に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のデイジタル記録再生装置として特開昭56
-37870号公報に示すものがあつた。第6図にそのブロツ
ク図を示す。図において、(1)はアナログ信号入力端
子、(2)はアナログ・デイジタル変換器(以下、A/D
変換器という)、(50)はA/D変換器(2)によつてPCM
信号化されたデータに対して誤り訂正符号化を行うQ符
号化回路、(51)はトラツク分配回路、(52)は各トラ
ツクに異なつた遅延を行うインターリーブ回路、(53)
は各トラツクの信号のある数ごとに誤り検出用符号を付
加するP符号化回路、(9)は磁気テープ(25)にPCM
信号を記録するための変調回路、(10)は記録ヘツド、
(25)は磁気テープ、(11)は再生ヘツド、(12)は再
生ヘツド(11)より再生された出力をPCM信号に復調す
る復調回路、(54)は再生PCM信号のP符号チエツク回
路、(15)はP符号チエツク回路(54)の検出結果によ
り、編集点を検出する第1編集検出回路、(55)は記録
時に与えたインターリーブを元に戻すデインターリーブ
回路、(56)は多トラツクPCM信号を時系列信号に並べ
るトラツク合成回路、(57)は誤り訂正を行うQ符号復
号回路、(21)はQ符号復号回路(57)の検出結果によ
り、編集点を検出する第2編集検出回路、(22)は第1,
第2の編集点検出回路(15),(21)からの制御信号に
より、編集点付近のPCM信号をレベル飛びなしにつなぐ
編集処理回路、(23)はデイジタル・アナログ変換器
(以下、A/D変換器という)、(24)はアナログ信号出
力端子である。
次に第7図に磁気テープ(25)上の記録フオーマツトを
示す。(60-1)〜(60-8)は記録トラツクである。アナ
ログ・デイジタル変換され、時間的に並んだPCM信号列
をDnとすると、このPCM信号列Dnはトラツクごとに数ブ
ロツク(図ではl単位)の遅延が施され図に示す配列に
並べられる。記録トラツク(60-1)ではD1,D7…,D37
対して誤り検査符号(短縮化巡回符号CRCC)Pが付加さ
れ、さらに同期信号Sが加わりフレームが構成される。
記録トラツク(60-2)〜記録トラツク(60-6)も同様の
構成となつている。また、記録トラツク(60-7)では所
定のPCM信号列に対して付加された誤り訂正符号(Reed-
Solomon符号)のチエツクシンボルQ1,Q3…,Q13に対し
て誤り検査符号Pが付加され、同期信号Sが加えられフ
レーム構成される。記録トラツク(60-8)も記録トラツ
ク(60-7)と同様である。また、記録トラツク(60-1)
〜(60-8)を集めたものをブロツクと称する。
次にPCM信号の配列および訂正符号のチエツクシンボル
Qの配列をわかりやすく示したのが第8図である。前述
したように、時間的に並んだPCM信号列Dnは図のように
数lブロツク離れて配置される。これはインターリーブ
と称され、テープのキズや欠陥などにより発生する誤り
を分散させる機能がある。また編集点付近で編集前のPC
M信号と編集後のPCM信号とを補正手段を用いてある期間
2重に作り出し編集前のデータはフエードアウトさせ、
編集点後のデータはフエードインさせることによりクロ
スフエードを行ない、編集点前後で信号をスムーズにつ
なぐことができる等の機能もある。
ここで、誤り訂正符号について説明する。テープ長方方
向の誤り検査符号PはGF(2)上の(240,224)符号、
トラツク縦方向の誤り訂正符号QとしてGF(24)上の(8,
6)リード・ソロモン符号である。GF(2)とは2個の
元0,1をもつガロア体でGF(24)とは24個の元をもつガロ
ア体のことである。(n,k)符号とは符号長n,情報記号
kの符号を意味する。P符号はCRCCで生成多項式は次式
で与えられる。
G(X)=X16+X12+X5+1(mod2) ……(1) Q符号のパリテイ検査情報、Q1,Q2は次式で与えられ
る。
ここでαi(i=1〜6)はGF(23)上の元である。この
P符号とQ符号の積符号は次の訂正能力を持つ。
(A)誤りトラツクがない時は、P符号,Q符号共に誤り
がないと検出する。
(B)1トラツク誤りがある時はQ符号で誤りが第何ト
ラツクにあるか検出し、訂正ができる。P符号では誤り
があるトラツクを検出する。
(C)2トラツク誤りがある時は、P符号により誤りト
ラツクの情報とQ符号による誤り情報を用いて、2トラ
ツク共誤りを訂正する。
(D)3トラツク以上の誤りがある時はP符号により誤
りトラツクの情報により当該トラツクのPCM信号を補正
する。ただし、訂正とは誤り以前の正しいデータに戻す
ことであり、補正とは前後のデータ等の平均値又はその
ままのデータを流用して近似的に正しいデータに近づけ
ることである。
次に動作を第6図について説明する。
アナログ信号入力端子(1)より入力されたアナログ信
号は、A/D変換器(2)によりPCM信号に変換される。Q
符号化回路(50)では、このPCM信号列Dnに対して第
(2)式,第(3)式で生成されるチエツクシンボルQn
が付加される。トラツク分配回路(51),インターリー
ブ回路(52)で第7図,第8図で示したようなPCM信号
配列に変換される。さらにP符号化回路(53)で第
(1)式の生成多項式によるCRC符号のチエツクコード
が各トラツク毎に付加され、さらに同期信号Sも加えら
れ、変調回路(9)に送られる。変調回路(9)では磁
気テープ(25)に記録可能な信号に変調され、記録ヘツ
ド(10)を介して磁気テープ(25)に記録される。
次に再生側の動作を説明する。再生ヘツド(11)で読み
出された信号は復調回路(12)でPCM信号に変換され、
P符号チエツク回路(54)で誤り検出され、デインター
リーブ回路(55),トラツク合成回路(56)を経て、さ
らにQ符号復号回路(57)で誤り検出ならびに誤り訂正
を行い、時系列のPCM信号Dnが得られる。
手切り編集箇所のない通常の再生を行う場合、Q符号復
号回路(57)より出力されたPCM信号は編集処理回路(2
2)ではそのまま出力され、D/A変換器(23)によりアナ
ログ信号に変換され、アナログ信号出力端子(24)より
出力される、手切り編集された磁気テープ(25)の再生
の場合、第1編集検出回路(15)は手切り編集が磁気テ
ープ(25)の長手方向に対して垂直切りが行われている
ため各トラツクのフレームが同時に多数トラツク誤つて
いるとP符号チエツク回路(54)で検出した時、第1の
編集検出信号を出力する。一方第2編集検出回路(21)
は符号中に手切り編集点が存在すると、編集点の前後で
符号のつじつまが合わなくなり、P符号チエツクの検出
結果と、Q符号による誤り情報との間に不一致が生じ第
2の編集検出信号を出力する。編集処理回路(22)では
第1の編集検出信号を出力した直後ある期間の間に第2
の編集検出信号が出力された時に編集点と判断し、編集
点前のPCM信号と、編集点後のPCM信号とを補正手段を用
いてある期間2重に作り出し、相方をクロスフエードを
行ないなめらかに接続し、信号のレベル飛びを防ぐ。編
集処理回路(22)の出力はD/A変換器(23)でアナログ
データに変換され、アナログ信号出力端子(24)より出
力される。
従来のデイジタル再生装置は以上の様な構成となつてい
るので以下に示す誤訂正を行つていた。
第9図に手切り編集前後のデータの誤り状態を示す。
D1,Q1は編集の前のデータ、D2,D3,D4,D5,D6,Q2は編集点
の後のデータである。この磁気テープ(25)を再生する
とD3,Q1では手切りの際に発生したキズ等のためにP符
号チエツク回路(54)で誤りを検出し、Q符号復号回路
(57)は上記訂正能力の(C)を実行する。すなわちP
符号による誤りトラツクの情報(D3,Q1)とQ符号によ
り誤る情報を用いて、2トラクツ共誤りを訂正する。し
かし、この場合編集点の前のデータD1は編集点の後のデ
ータとは全く関連のないデータであるにもかかわらず、
このD1を用いてD3,Q1を訂正することになり誤訂正を行
つてしまう。なお、手切り編集点周辺では誤りが多発し
P符号が誤りを検出する頻度が増し、かつ編集点前後で
全く関係のないデータが1つの符号として取扱われるの
で、第9図で示した一例の様なパターンは発生しやす
い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のデイジタル再生装置は以上のように構成されてい
るので、Q符号復号回路(57)には、磁気テープ(25)
の記録再生によつて発生する誤りを訂正する機能と、手
切り編集点前後では符号のつじつまが合わなくなること
(訂正不可)を検出する機能とを持たせる必要がある。
つまり前者においては、符号の持つ能力を最大限に発揮
させ誤り訂正を行う必要があり、また後者においても同
様に確実に訂正不可検出を行う必要があり、前者の要求
を満たすべく復号アルゴリズムを採用すると、手切り編
集点にまたがつた符号に対して訂正不可の検出をできず
に、誤訂正を行つてしまう場合が生じ、逆に後者の要求
を満たすべく復号アルゴリズムを採用すると、訂正不可
の検出は確実に行えるが、誤り訂正能力が低下し、通常
再生に支障を来たすなどの問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、再生時に、符号の持つ能力最大限まで誤り訂
正を行なうことができるとともに、編集検出も確実に行
なうことができるデイジタル再生装置を得ることを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るデイジタル再生装置は第2の誤り符号が
付加されインターリーブの施されたデータに識別データ
としてのブロック番号を付加した後、該識別データの誤
り訂正を行うための第3の誤り符号と第1の誤り符号と
を付加したディジタルデータを記録した記録媒体を再生
するものにおいて、上記記録媒体から再生したディジタ
ルデータの編集点の有無を検出する第1の編集検出手段
と、上記第1の誤り符号に基づきディジタルデータを復
号する第1の復号手段と、上記第3の誤り符号に基づき
上記ブロック番号の誤り訂正を行う第3の復号手段と、
上記第1の復号手段で復号されたディジタルデータを上
記第2の誤り符号に基づき復号する第2の復号手段と、
上記第2の復号手段による復号処理においてディジタル
データの編集点の有無を検出する第2の編集検出手段
と、上記第2の編集検出手段による編集点検出有りの情
報を受けて所定期間動作し、上記第2の復号手段で復号
され、かつ、上記第3の復号手段で誤り訂正されたブロ
ック番号を用いたデインターリーブの施されたディジタ
ルデータの編集点前後のデータをレベル飛びなくつなげ
るよう処理する編集処理手段を備え、上記第2の復号手
段は、互いに相対的に誤り訂正能力が高い復号手段と誤
り検出能力が高い復号手段の2種の復号手段を具備し、
上記第1の編集検出手段において編集点を検出した場合
には誤り検出能力の高い復号手段を用いるように構成し
たものである。
〔作用〕
この発明に係るディジタル再生装置によれば、第2の復
号手段を、互いに相対的に誤り訂正能力が高い復合手段
と誤り検出能力が高い復合手段の2種の復合手段を具備
するものとし、第1の編集検出手段において編集点を検
出した場合には誤り検出能力が高い復号手段を用いて復
号を行うとともに、該復号においてディジタルデータの
編集点を再検出し、該検出結果に基づいて編集処理手段
を動作させるようにしたので編集点の誤検出に基づく誤
訂正を防止できる。
また、本発明によれば、ディジタルデータのブロック毎
に連続するブロック番号を第3の誤り符号とともにディ
ジタルデータに付加しているため、デインターリーブ処
理においてこのブロック番号を用いることができ、確実
に元のブロックを再構成することができる。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図が本発明の一実施例の記録フオーマツト図であ
る。第1図(a)はフレーム構成を示し、16ビツトの同
期マークS、8ビツトの識別データI、320ビツトのデ
イジタルオーデイオデータPD又は第2の誤り符号である
誤り訂正符号のパリテイデータC2、16ビツトのフレーム
ごとの第1の誤り符号である誤り訂正又は検出符号のパ
リテイデータC1よりなる。第1図(b)はブロツク構成
を示し、PD1〜PD6はデイジタルオーデイオデータ、C2P0
〜C2P3はC2パリテイ、C1P1〜C1P8はC1パリテイである。
従つてデイジタルオーデオデータが6トラツクに、C2
リテイが2トラツクに記録される。また識別データIと
しては標本化周波数,量子化ビツト数等を示すID1,I
D0、ブロツク毎に連続する16ビツトのブロツク番号BA1,
BA0,ID1,ID0,BA1,BA0に対して誤り訂正を行うために付
加されたC3パリテイ、C3P3〜C3P0よりなる。
次にデータ及び符号のインターリーブについて説明す
る。第2図にインターリーブフオーマツト図を示す。第
2図において(29-1)〜(29-8)は8つのトラツクを表
わし、(30)はフレームの番号を表わしている。(31)
(32)は各トラツクの各フレームの中のワードすなわち
2チヤンネル×16ビツトのデータを表わしている。デイ
ジタルオーデイオデータはW0,W1,W2,…の順に配置さ
れ、偶数データW0,W2,W4…と奇数データW1,W3,…は磁
気テープ(25)上で大きく分離されて記録される。ま
た、隣接した偶数又は奇数データも4ブロツク分離して
記録される。また、W1′,W3′,…,W11′のように′
の付されたPCMデータは上記デイジタルオーデイオデー
タW0〜W11のうちの奇数番目のデイジタルオーデイオデ
ータW1,W3,…,W11に対して遅延量8だけ遅延された奇
数デイジタルオーデイオデータである。C2P0,C2P1,C
2P2,C2P3は上記デイジタルオーデイオデータのうち偶数
番目のW0,W2,…,W10,及び遅延された奇数番目の
W1′,W3′,…,W11′に対して生成されたC2パリテイ
データである。この場合、1ワード例えばW0は32ビツト
であるので、GF(28)上のリードソロモン符号で符号化す
る場合は、各々のワードを8ビツトに分解し、4回符号
化を行えばよい。8ビツトごとに分解したワードの各シ
ンボルをwni、チエツクシンボルをC2Pnj(n=0,1,2,
3)で表わわせば入力データ で与えられ、パリテイ検査マトリツクスHを とする時、 となるようC2P0,〜C2P3を生成する。ここでαは例え
ば、GF(28)上において原始多項式X8+X4+X3+X2+1の
根である。
このように偶数デイジタルオーデイオデータと奇数デイ
ジタルオーデイオデータとが離れて配置され、バースト
誤りが生じた場合にも、前後の値より平均値補間等の補
正を行うことができるとともに、編集処理時には編集前
のデイジタルオーデイオ信号と編集後のデイジタルオー
デイオ信号を補正手段を用いて所定期間2重に作りクロ
スフエードを行うことにより編集点前後で信号をスムー
ズにつなぐことができる。また遅延量の異なる奇数デイ
ジタルオーデイオデータを設けた理由はC2符号では訂正
不可能で符号データが全く誤りと判断された場合、奇数
データW1,W3,…により偶数データを補正処理で作り出
し、デイジタルオーデイオデータが連続して補正となつ
て異音が発生するのを防止するためである。
第3図は本発明の一実施例によるデイジタル記録再生装
置のブロツク図である。図において、同一符号は従来装
置と同一又は相当部分である。(3)はA/D変換器
(2)からのデイジタルデータにインターリーブを施す
インターリーブ回路、(4)はインターリーブ回路
(3)に接続され、データにC2符号を付加するC2符号
器、(5)はインターリーブ回路(3)からのデータに
C3及びC1符号を付加するC3・C1符号器、(6)はC3・C1
符号器(5)にブロツク番号を出力するブロツク番号発
生回路、(7)はC3・C1符号器(5)からのデータに同
期信号を付加する同期信号付加回路、(13)は復調器
(12)に接続され、磁気テープ(25)と走行メカニズム
で発生するワウフラツタ、ジツタ等を除去する時間軸補
正回路、(14)は時間軸補正回路(13)からのデータ中
のC1符号に基づいて復号を行うC1復号器、(16)はC1
号器(14)からのデータをC3符号に基づいて復号するC3
復号器、(17)はC3復号器(16)からの分散されたデイ
ジタルオーデイオデータを元の配列に戻すデインターリ
ーブ回路、(18)は第1の編集検出信号に応じてデイン
ターリーブ回路(17)と接続されるC2復号器(19)(2
0)を切換る切換器、(19)はデータ中のC2符号に基づ
いて復号する誤り訂正能力の高い第1のC2復号器、(2
0)はデータ中のC2符号に基づいて復号する誤り検出能
力の高い第2のC2復号器である。
次に動作について説明する。まず記録系は、入力端子
(1)から入力されたアナログ信号がA/D変換器(2)
でデイジタルオーデイオデータ(W0,W1,…)に変換さ
れる。このデイジタルオーデイオデータはインターリー
ブ回路(3)に入力され第2図に示したデータ順序の並
びかえが行われる。インターリーブ回路(3)でデータ
の並びかえが行われている間にC2符号器(4)でリード
ソロモン符号化が行われる。次にブロツク番号発生器
(6)で16ビツトのブロツク番号BA1,BA0を発生しC3・C
1符号器(5)で第1図で示した様に、C3符号化され、
テープ長手方向にフレーム毎にC1符号化される。続いて
誤り訂正符号化されたデータに、同期信号付加回路
(7)で同期マークSが付加され、変調器(9)で変調
されて記録ヘツド(10)から磁気テープ(25)に記録さ
れる。
次に通常再生の場合は、再生ヘツド(11)で再生された
信号は、復調器(12)で復調された後、時間軸補正回路
(13)でジツタが吸収される。続いてC1復号器(14)で
はテープ長手方向の誤りを検出し、C3復号器(16)でID
データならびにブロツク番号BA1,BA0が訂正される。こ
のブロツク番号BA1,BA0を用いてデインターリーブ回路
(17)にデイジタルデータが入力される。確実に元のブ
ロツクを構成するためである。このデインターリーブ回
路(17)でデータを並べ直している間に、第1 C2復号器
(19)で誤りの訂正,検出を行う。(通常再生時は切り
換スイツチ(18)は第1 C2復号器(19)を選択してい
る)続いて時間列(W0,W1,…)に変換されたデイジタ
ルオーデイオデータはそのまま編集処理回路(22)を経
てD/A変換器(23)へ送られ、元のアナログ信号として
出力端子(24)より出力される。
ここで第4図(a)に第1 C2復号器(19)の誤り訂正及
び検出の範囲図を示す。横軸にエラー数,縦軸にイレー
ジヤ数を示す。記号Cは訂正可能な領域、記号AはC1
号で誤りと判断した誤り位置の情報により当該デイジタ
ルオーデイオ信号を補正とする領域、記号BはC2符号中
の誤りは検出したが誤り位置は算出できないので符号中
に存在すする全てのデイジタルオーデイオ信号を補正と
する領域、記号Mは誤訂正を行う領域である。2エラー
訂正または4イレージヤ訂正と符号の持つ能力を充分に
発揮した高い訂正能力を備え、C1符号で見逃しが発生し
た場合でも誤り訂正が行える。従つて第2図に示すイン
タリーブフオーマツトと組み合わせて4イレージヤ訂正
を行うことにより16ブロツクのバースト誤りまで、また
C1符号で見逃しが発生した場合でも2エラー訂正を行う
ことにより8ブロツクのバースト誤りまで訂正が可能で
ある。
次に編集点を含む磁気テープ(25)の再生動作を説明す
る。第1編集検出回路(15)はC1復号器(14)の復号結
果に基づき、各トラツクのフレームが同時に所定トラツ
ク以上誤まつた場合に第1の編集検出信号を出力する。
この第1の編集検出信号はC2復合器(19)(20)の切換
器(18)のセレクト信号として機能し、第1の編集検出
信号が出力されると、編集点の可能性大ということでC2
復号器としては、第1 C2復号器(19)から第2 C2復号器
(20)に編集処理に要する間切り換える。一方、第2編
集検出回路(21)は第1の編集検出信号が出力された後
所定期間作動する第2 C2復号器(20)において復号を実
行した結果、後述の記号Bの領域が少なくとも1度以上
または複数回連続して出力された場合に第2の編集検出
信号を出力する。編集処理回路(22)は第1の編集検出
信号と第2の編集検出信号とを受け取り、第1の編集検
出信号が出力された直後の所定期間の間に第2の編集検
出信号が出力された場合に本当の編集点が来たと判断
し、信号がなめらかにつながるように編集処理を行う。
第4図(b)に第2 C2復号器(20)の誤り訂正,検出範
囲図を示す。誤り訂正能力は1エラー訂正または3イレ
ージヤ訂正と第1 C2復号器(19)の訂正能力より落ちる
が、訂正能力を超えた誤りがある場合に誤訂正(記号M
の領域)の発生確立を極力下げ、確実に誤りを検出(記
号Bの領域)できる復号アリゴリズムとしている。符号
中に編集点を含む場合の誤りパターンの例を第5図に示
す。図(a)はW0のみが編集点前のデータで、C1符号に
より全く誤りが検出されなかつた場合を示す。第2 C2
号器(20)では1エラー訂正を行いW0の位置のデータを
編集点後のデータとして再生することができる。編集処
理において編集点前のデータと編集点後のデータとを補
正手段を用いてある期間2重に作り出すがこの場合エラ
ー訂正を行うことにより補正を行う期間を短くすること
が出来る。同図(b)はW2とW4の間に編集点があり、C1
符号によりW2とW4の位置に誤りが検出された場合であ
る。誤りの状態としては、2イレージャ+1エラーの場
合でC2復号の結果、第4図(b)より確実にB領域と判
断され、誤りを検出することができ誤訂正を行うことは
ない。
第2の編集検出信号は第2 C2復号器(20)の復号結果が
所定の回数連続してB領域と判断された場合に出力され
る。このB領域と判定される誤りパターンには2通りあ
り、 符号中に編集点を含み、編集点前後の全く関連のない
データより符号が構成されており、編集点前後のどちら
のデータ列から判定しても訂正能力以上のエラーが含ま
れているような場合。
C1符号による複数の誤りが検出され、C2符号の能力で
は訂正できない、または符号中に編集点が含まれている
のか否かのエラー判定もできない場合。
である。前記ではC2符号では判定できず第1編集検出
信号を信頼し編集処理を行う。
なお、上記実施例では誤り訂正符号C2として最小符号距
離d=5のリード・ソロモン符号を用いたが、d≧3で
あれば同様の効果が得られる。
また、上記実施例では第1 C2復号器(19)と第2 C2復号
器(20)との2種類の復号回路を使用したが、プログラ
ム制御方式の復号回路を使用する場合では2種類のプロ
グラムを搭載し切り換えて使用するという構成にすれ
ば、復号回路量としては1種類分で、上記実施例と同様
の効果を奏する。
さらに、上記実施例では信頼性を高めるため第1の編集
検出信号及び第2の編集検出信号が共に入力された時編
集処理を行うようにしたが、第2の編集検出信号のみが
入力された時編集処理を行うようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、第2の誤り符号が付
加されインターリーブの施されたデータに識別データと
してのブロック番号を付加した後、該識別データの誤り
訂正を行うための第3の誤り符号と第1の誤り符号とを
付加したディジタルデータを記録した記録媒体を再生す
るものにおいて、上記記録媒体から再生したディジタル
データの編集点の有無を検出する第1の編集検出手段
と、上記第1の誤り符号に基づきディジタルデータを復
号する第1の復号手段と、上記第3の誤り符号に基づき
上記ブロック番号の誤り訂正を行う第3の復号手段と、
上記第1の復号手段で復号されたディジタルデータを上
記第2の誤り符号に基づき復号する第2の復号手段と、
上記第2の復号手段による復号処理においてディジタル
データの編集点の有無を検出する第2の編集検出手段
と、上記第2の編集検出手段による編集点検出有りの情
報を受けて所定期間動作し、上記第2の復号手段で復号
され、かつ、上記第3の復号手段で誤り訂正されたブロ
ック番号を用いたデインターリーブの施されたディジタ
ルデータの編集点前後のデータをレベル飛びなくつなげ
るよう処理する編集処理手段を備え、上記第2の復号手
段は、互いに相対的に誤り訂正能力が高い復号手段と誤
り検出能力が高い復号手段の2種の復合手段を具備し、
上記第1の編集検出手段において編集点を検出した場合
には誤り検出能力の高い復号手段を用いるように構成し
たので、精度の高い編集点の検出を確実に行え、もって
誤訂正の発生の非常に小さいディジタル再生装置が得ら
れるという効果がある。
また、本発明では、ディジタルデータのブロック毎に連
続するブロック番号を第3の誤り符号とともにディジタ
ルデータに付加しているため、デインターリーブ処理に
おいてこのブロック番号を用いることができ、確実に元
のブロックを再構成することができるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による1ブロツクのデータ
を示す構成図、第2図はこの発明のインターリーブを示
す図、第3図はこの発明の一実施例によるデイジタル記
録再生装置を示すブロツク図、第4図は第1 C2復号器と
第2 C2復号器の誤り訂正及び検出範囲を示す図、第5図
は符号中に編集点を含む場合の誤りパターンを示す図、
第6図は従来のデイジタル記録再生装置を示すブロツク
図、第7図は従来の記録フオーマツトを示す図、第8図
は従来のインターリーブを示す図、第9図は従来のデイ
ジタル記録再生装置における編集点を含む場合の誤りパ
ターンを示す図。 (14)はC1復号器、(15)は第1編集検出回路、(18)
は切換器、(19)は第1 C2復号器、(20)は第2 C2復号
器、(21)は第2編集検出回路、(22)は編集処理回路
である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 536 G 8940−5D 560 L 8940−5D 570 J 8940−5D 572 B 8940−5D G 8940−5D 574 D 8940−5D H 8940−5D 27/032 (56)参考文献 特開 昭60−52964(JP,A) 特開 昭63−313368(JP,A) 特開 昭63−313369(JP,A) 特公 平7−48285(JP,B2) 特公 昭60−51176(JP,B2) 特公 昭61−23594(JP,B2)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第2の誤り符号が付加されインターリーブ
    の施されたデータに識別データとしてのブロック番号を
    付加した後、該識別データの誤り訂正を行うための第3
    の誤り符号と第1の誤り符号とを付加したディジタルデ
    ータを記録した記録媒体を再生するディジタル再生装置
    において、 上記記録媒体から再生したディジタルデータの編集点の
    有無を検出する第1の編集検出手段と、 上記第1の誤り符号に基づきディジタルデータを復号す
    る第1の復号手段と、 上記第3の誤り符号に基づき上記ブロック番号の誤り訂
    正を行う第3の復号手段と、 上記第1の復号手段で復号されたディジタルデータを上
    記第2の誤り符号に基づき復号する第2の復号手段と、 上記第2の復号手段による復号処理においてディジタル
    データの編集点の有無を検出する第2の編集検出手段
    と、 上記第2の編集検出手段による編集点検出有りの情報を
    受けて所定期間動作し、上記第2の復号手段で復号さ
    れ、かつ、上記第3の復号手段で誤り訂正されたブロッ
    ク番号を用いたデインターリーブの施されたディジタル
    データの編集点前後のデータをレベル飛びなくつなげる
    よう処理する編集処理手段を備え、 上記第2の復号手段は、互いに相対的に誤り訂正能力が
    高い復号手段と誤り検出能力が高い復号手段の2種の復
    号手段を具備し、上記第1の編集検出手段において編集
    点を検出した場合には誤り検出能力の高い復号手段を用
    いるように構成したことを特徴とするディジタル再生装
    置。
  2. 【請求項2】上記第1の編集検出手段は、上記第1の復
    号手段による復号不可が所定トラック数以上連続して検
    出された場合にその検出点を編集点と判定することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のディジタル再生装
    置。
  3. 【請求項3】上記第2の編集検出手段は、上記第2の復
    号手段による復号処理において復号不可の領域が複数回
    連続して検出された場合にその検出点を編集点と判定す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のディジ
    タル再生装置。
  4. 【請求項4】上記第2の復号手段は、プログラム制御方
    式の復号回路で構成され、互いに相対的に誤り訂正能力
    の高い復号プログラムと誤り検出能力の高い復号プログ
    ラムの2種類のプログラムを具備したものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のディジタル再生
    装置。
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DE19873735979 DE3735979A1 (de) 1986-10-24 1987-10-23 Pcm-signalwiedergabevorrichtung mit fehler/loeschkorrekturschaltung
US07/112,035 US4829525A (en) 1986-10-24 1987-10-23 PCM signal reproducing apparatus including error/erasure correction circuit
GB8724878A GB2197509B (en) 1986-10-24 1987-10-23 Pcm signal reproducing apparatus including error/erasure correction circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2144738A (en) * 1983-08-12 1985-03-13 Tanabe Seiyaku Co Imidazolines
JPS6052964A (ja) * 1983-09-02 1985-03-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誤り訂正方法
JPS6123594A (ja) * 1984-07-11 1986-02-01 Kawasaki Steel Corp 厚肉大径鋼管の円周接合法

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