JPH07111294B2 - 恒温機の異常表示制御装置 - Google Patents

恒温機の異常表示制御装置

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JPH07111294B2
JPH07111294B2 JP3231002A JP23100291A JPH07111294B2 JP H07111294 B2 JPH07111294 B2 JP H07111294B2 JP 3231002 A JP3231002 A JP 3231002A JP 23100291 A JP23100291 A JP 23100291A JP H07111294 B2 JPH07111294 B2 JP H07111294B2
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temperature
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thermostat
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却装置の作動及び停
止の繰り返し運転により庫内温度が上限温度と下限温度
との間に維持される冷蔵庫、冷凍庫などの恒温機に係
り、特に恒温機に異常が発生した場合における同異常の
表示を制御する恒温機の異常表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の装置としては、例え
ば特開昭63−226578号公報に示されているよう
に、恒温機の異常が検出されない場合にはランプを消灯
しておき、前記異常が検出されるとランプを点灯させ
て、使用者などに恒温機の異常を知らせるようにしたも
のは、よく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
装置にあっては、発生した異常の種類が判然としないと
ともに、異常発生後に、この異常が種々の理由によって
治癒されて同異常が検出されなくなると、ランプが消灯
するようになっているので、一つ又は複数の故障から多
数の異常が連鎖的に発生するとともに、それらのいくつ
かの異常が自然に治癒した場合には、過去の異常発生状
態が解らず、異常原因の究明が難しいという問題があっ
た。本発明は上記問題に対処するためになされたもの
で、その目的は、複数の異常が連鎖的に発生した場合に
も、その原因究明を簡単にできるようにした恒温機の異
常表示制御装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、庫内温
度を検出する温度センサと、庫内を冷却する冷却装置
と、温度センサにより検出された庫内温度に基づいて冷
却装置の作動及び停止を繰り返し制御して庫内温度を予
め定めた上限温度と下限温度との間に維持する冷却制御
手段と、温度センサにより検出された庫内温度を表示す
る表示手段とを備えた恒温機において、恒温機に発生す
る複数種類の異常をそれぞれ検出する異常検出手段と、
書き込み可能な記憶手段と、異常検出手段による異常検
出に応答して異常の種類を表す異常データを記憶手段に
異常の発生順に書き込む書き込み手段と、表示手段の庫
内温度表示状態を異常表示状態へ切り替える表示切り替
え操作スイッチと、記憶手段に対する読み出しアドレス
を歩進させる歩進操作スイッチと、表示手段の表示状態
が切り替え操作スイッチにより異常表示状態へ切り替え
られたとき歩進操作スイッチにより歩進されたアドレス
に基づいて記憶手段内の各異常データを前記発生順に順
次読み出すとともに表示手段に供給し表示手段にて異常
データに対応した異常種類を表示させる読み出し手段と
を設けたことにある。
【0005】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に係る発明の構成に、さらに、記
憶手段内の異常データを操作に応答してクリアするクリ
ア操作スイッチを設けたことにある。
【0006】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、恒温機に異常が発生すると、異常
検出手段がこの異常を検出して、書き込み手段が異常の
種類を表す異常データを記憶手段に同異常の発生順に書
き込むので、恒温機に複数の異常が発生した場合、記憶
手段には前記複数の異常をそれぞれ表す異常データが異
常の発生順に記憶される。一方、この状態で、切り替え
操作スイッチが操作されて表示手段の表示状態が異常表
示へ切り替えられると、記憶手段に記憶された各異常デ
ータは、読み出し手段により、歩進操作スイッチの操作
毎に、前記発生順に順次読み出されるとともに表示手段
に供給されて、表示手段にて前記複数の異常が順次表示
される。
【0007】その結果、前記請求項1に係る発明によれ
ば、恒温機に一旦発生した複数の異常は、たとえその異
常が治癒されても、歩進操作スイッチの操作毎に表示手
段にその発生順に表示されるので、一つ又は複数の故障
から複数の異常が連鎖的に発生した場合にも、使用者、
修理者などは前記連鎖的に発生した異常種類を見て本質
的な異常原因を簡単に究明できるようになる。しかも、
この発明によれば、庫内温度の表示に利用される表示手
段が異常表示にも利用されるので、表示手段を少なく済
ますことができて装置全体を簡単に構成できる。
【0008】また、前記請求項2に係る発明において
は、前記請求項1に係る発明の作用に加えて、クリア操
作スイッチを操作することにより、記憶手段内に記憶さ
れている異常データがクリアされる。
【0009】その結果、前記請求項2に係る発明によれ
ば、前記異常原因の究明をした後、必要に応じて当該恒
温機を修理し、クリア操作スイッチを操作すれば、次の
連鎖的な異常が記憶手段に記憶されるようになるので、
前記請求項1に係る発明の効果に加えて、簡単な操作に
よって次の異常発生に対処できるようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は冷蔵庫、冷凍庫などの恒温機の全体をブ
ロック図により概略的に示している。
【0011】この恒温機は、庫外に設けた電動圧縮機1
1、凝縮器12及び絞り13と、庫内に設けた蒸発器1
4とからなる冷却装置を備え、電動圧縮機11から圧送
された冷媒を前記順に循環させて、蒸発器14により庫
内を冷却するようになっている。電動圧縮機11には交
流電源15からリレー16の常開接点x11,x12 及び過
負荷リレー17を介して電力が供給されるようになって
いる。 常開接点x11,x12はリレー16のコイルX1
の通電・非通電によりオン・オフするようになってい
る。過負荷リレー17は通常オン状態にあり、異常に大
きな電流が流れたときオフして回路を遮断するものであ
る。
【0012】また、電動圧縮機11の吐出口と蒸発器1
4の上流との間に電磁バルブ18が設けられており、同
バルブ18の導通時に電動圧縮機11からのホットガス
が蒸発器14に供給されるようになっている。電磁バル
ブ18はリレー19の常開接点x21,x22 を介して交流
電源15に接続されており、電力の供給時に導通状態に
設定されると共に電力の非供給時に非導通状態に設定さ
れる。リレー19の常開接点x21,x22は、同リレー1
9のコイルX2の通電・非通電によりオン・オフするよ
うになっている。
【0013】これらのコイルX1,X2 の通電・非通電
は、電気制御装置を構成するマイクロコンピュータ20
により制御されるようになっている。マイクロコンピュ
ータ20には、トランス21を介して交流電源15に接
続された電源回路22から直流電圧が供給されるように
なっており、同コンピュータ20はこの直流電圧の供給
により作動する。なお、この直流電圧は後述する表示制
御回路26、表示器27、各種スイッチ31〜35など
にも供給されている。
【0014】マイクロコンピュータ20は、バス20a
にそれぞれ接続されたROM20b、CPU20c、R
AM20d、タイマ20e及びI/O20fにより構成
されている。ROM20bは図2〜10のフローチャー
トに対応したプログラムを記憶するものであり、CPU
20cは前記プログラムを実行するものであり、RAM
20dは前記プログラムの実行に必要な変数を一時的に
記憶するもので、特に当該恒温機の異常種類を表すエラ
ーコードEC1〜EC6を記憶する複数の記憶エリアEMEM(i)
(iは1〜20程度)からなる異常データメモリEMEMを
備えている。タイマ20eは時間を計測して所定時間、
例えば1ミリ秒毎にタイマインタラプト信号を出力す
る。I/O20fは外部との信号の授受を行うもので、
同I/O20fには前記リレー16,19のコイルX1,
2 が接続されると共に、過負荷リレー17、庫内温度
センサ23、除霜サーモスイッチ24、ケースサーモス
イッチ25、表示制御回路26、表示器27、表示切り
替えスイッチ31、温度設定スイッチ32、アップスイ
ッチ33、ダウンスイッチ34及びクリアスイッチ35
が接続されている。
【0015】庫内温度センサ23は冷蔵庫又は冷凍庫の
庫内に設けられ、庫内温度を検出してこの検出温度Tを
表す検出信号を出力するものである。除霜サーモスイッ
チ24は蒸発器14に添着された温度感応スイッチで構
成され、通常時(冷却装置の作動及び停止の繰り返し運
転時)にはオン状態にあると共に、蒸発器14が除霜を
完了する温度にまで上昇したときに始めてオフするもの
で、このオン・オフ状態を表す信号を出力する。ケース
サーモスイッチ25は圧縮機11のケースに添着された
温度感応スイッチで構成され、通常時にはオン状態にあ
るとともに、同ケースが異常な高温になるとオフするも
ので、このオン・オフ状態を表す信号を出力する。表示
器27は英数字からなる文字を表示する液晶表示器など
で構成され、表示制御回路26により制御されるように
なっている。また、過負荷リレー17からはオン・オフ
を表す信号が出力されるようになっている。
【0016】表示切り替えスイッチ31は、表示器27
の庫内温度表示状態を異常表示状態へ切り替えるための
スイッチである。温度設定スイッチ32は、当該恒温機
を、庫内の設定温度TS を任意に変更する庫内温度設定
モードに切り替えるためのスイッチである。アップスイ
ッチ33及びダウンスイッチ34は、前記庫内温度設定
モードにて設定温度TS を上下させるために使用するス
イッチであると同時に、前記表示器27の異常表示状態
にて異常データメモリEMEMのアドレスを上下させるため
に使用するスイッチである。クリアスイッチ35は、異
常データメモリEMEMの記憶内容の全てを一操作でクリア
するためのスイッチである。
【0017】次に、上記のように構成した実施例の動作
を説明する。電源スイッチ(図示しない)が投入される
と、CPU20cは図2のステップ100にてプログラ
ムの実行を開始し、ステップ101にて各種変数DFTM,D
CTM,ERRN,I、各種フラグCOLF,DEFF,ERF(1)〜ERF(6) 及
び異常データメモリEMEMの全記憶内容を「0」にクリア
しかつ変数Jを「1」に初期設定すると同時に、設定温
度TSを標準温度T0(冷蔵庫の場合には−3℃、冷凍庫
の場合には−18℃)に初期設定した後、ステップ10
2〜114からなる循環処理を繰り返し実行する。前記
循環処理においては、CPU20cは、まず、ステップ
102にてリレー19のコイルX2 の通電を解除する。
このコイルX2 の通電解除により、リレー19の常開接
点x21,x22 はオフするので、電磁バルブ18は非導通
状態に設定され、この状態では蒸発器14の上流へホッ
トガスが供給されない。
【0018】このステップ102の処理後、CPU20
cはステップ103にてデフロストタイマカウント値DF
TMがカウントアップしたか否か、すなわち同カウント値
DFTMが所定値(例えば、6〜8時間程度を表す値)に達
したか否かを判定する。この場合、デフロストタイマカ
ウント値DFTMは「0」に初期設定されたばかりであるの
で、前記ステップ103においては「NO」と判定され
て、CPU20cはステップ104にてデフロストフラ
グDEFFを「0」に設定して、プログラムをステップ10
5以降へ進める。
【0019】まず、当該恒温機に各種異常が発生してい
なくて、各種異常をそれぞれ表す異常フラグERF(1)〜ER
F(6)がそれぞれ”0”に設定されている場合について説
明する。この場合、ステップ105,106にて共に
「YES」と判定され、CPU20cはステップ107
にて前記「0」に初期設定された冷却フラグCOLFに基づ
いて「YES」と判定し、ステップ108にて庫内温度
センサ23から検出温度Tを表す検出信号を入力して、
同温度Tが設定温度TS より1度高い上限温度TS+1
以上(T≧TS+1)であるか否かを判定する。当該恒
温機にあっては、電源スイッチが投入された直後であっ
て庫内温度(検出温度T)は 上限温度TS+1以上であ
るので、CPU20cはステップ108にて「YES」
と判定し、ステップ109にてリレー16のコイルX1
を通電し、ステップ110にて冷却フラグCOLFを「1」
に変更する。これにより、リレー16の常開接点x11,
12 はオン状態に設定され、電動圧縮機11には交流
電源15からの電力が供給されて、同圧縮機11は作動
を開始し、蒸発器14に冷たい冷媒が供給されて庫内が
冷却され始める。
【0020】次に、CPU20cはプログラムをステッ
プ103に戻し、前記ステップ103〜106の処理
後、ステップ107にて前記「1」に変更された冷却フ
ラグCOLFに基づいて「NO」と判定して、ステップ11
1にて温度センサ23により検出された検出温度Tが設
定温度TS より1度低い下限温度TS−1 未満(T<T
S−1 )であるか否かを判定する。この場合、庫内は冷
却され始めた直後であって、検出温度Tは下限温度TS
−1 以上であるので、CPU20cは前記ステップ1
11にて「NO」と判定して、プログラムをステップ1
03へ戻す。以降、ステップ103〜107,111か
らなる循環処理が繰り返し実行される。この循環処理
中、リレー16のコイルX1 は通電され続けるので、庫
内は蒸発器14により冷却され続けて、庫内温度(検出
温度T)が徐々に降下する。
【0021】このようにして検出温度Tが降下して下限
温度TS−1未満になると、CPU20cはステップ1
11にて「YES」と判定し、ステップ112にてリレ
ー16のコイルX1 の通電を解除し、ステップ113に
て冷却フラグCFLGを「0」に変更する。これにより、リ
レー16の常開接点x11,x12 はオフ状態に設定され、
交流電源15から電動圧縮機11への電力の供給が停止
して、同圧縮機11は停止するので、蒸発器14による
庫内の冷却が停止し、検出温度Tは上昇し始める。次
に、プログラムはステップ103に戻され、前記ステッ
プ103〜106の処理後、前記「0」に設定された冷
却フラグCOLFに基づいてステップ107にて「YES」
と判定されるので、検出温度Tが上限温度TS+1 以上
になるまで、CPU20cはステップ103〜108か
らなる循環処理を繰り返し実行する。そして、検出温度
Tが上限温度TS+1 以上になると、CPU20cはス
テップ108にて「YES」と判定して、前述したステ
ップ109,110の処理によって庫内を冷却し始め
る。このようなステップ103〜113からなる循環処
理により、冷却装置の作動及び停止が繰り返し制御さ
れ、庫内温度は下限温度TS−1 と上限温度TS+1 と
の間に保たれる。
【0022】一方、上記ステップ103〜113からな
る循環処理中、所定時間(約1ミリ秒)毎に、CPU2
0cは図4のステップ300〜312からなる「タイマ
インタラプトプログラム」を割り込み実行する。この
「タイマインタラプトプログラム」においては、その実
行毎に、ステップ301にて表示切り換えタイマカウン
ト値DCTMが「1」ずつ増加し、表示切り替えスイッチ3
1及び温度設定スイッチ32がオン操作されていなくて
ステップ303,304にて共に「NO」と判定される
条件下にて、ステップ305にて表示切り換えタイマカ
ウント値DCTMが所定値CT2 (約1秒間に対応する時間)
以上であるか否かが判定され、同カウント値DCTMが所定
値CT2以上になると、前記ステップ305にて「YE
S」と判定されて、ステップ307の「第1表示ルーチ
ン」が実行される。この「第1表示ルーチン」の実行
は、図9のステップ600にて開始され、そのステップ
613の処理により、表示切り換えタイマカウント値DC
TMが「0」にクリアされるので、この「第1表示ルーチ
ン」は約1秒毎に実行される。
【0023】この「第1表示ルーチン」においては、当
該恒温機の各種異常をそれぞれ表す異常フラグERF(1)〜
ERF(6)が「0」に初期設定されたままであるので、ステ
ップ604〜607の処理により、変数Iが「0」でな
くても変数Iは必ず「0」に変更されて、プログラムは
ステップ608へ進められる。そして、この場合、前記
ステップ103〜113(図2)からなる循環処理中に
は、ステップ104の処理によってデフロストフラグDE
FFが「0」に設定され続けるので、前記ステップ608
にて「YES」と判定されて、ステップ609にて温度
センサ23によって検出された検出温度Tを表す表示デ
ータが表示制御回路26に出力される。そして、表示制
御回路26は前記表示制御信号に基づいて表示器27を
制御し、表示器27は前記検出温度Tを数字表示する
(例えば、「-1.5℃」)。これにより、ステップ103
〜113からなる循環処理によって冷却装置の作動及び
停止が繰り返し制御されている場合には、表示器27に
て庫内温度が文字表示される。
【0024】一方、前記ステップ103〜113からな
る循環処理中、前記「タイマインタラプトプログラム」
(図4)のステップ301の処理によってデフロストタ
イマカウント値DETMが所定値CT1 以上(約6〜8時間に
対応)になると、CPU20cはステップ103にて
「YES」と判定し、ステップ114の「デフロストル
ーチン」を実行する。この「デフロストルーチン」にお
いては、図3のステップ201にてデフロストフラグDE
FFが「1」に設定された後、前記「0」に初期設定され
ている異常フラグERF(1),ERF(2) に基づいてステップ2
02,203にて共に「YES」と判定されるので、除
霜サーモスイッチ24がオン状態にある限り、ステップ
202〜205からなる循環処理が実行されて、ステッ
プ204の処理によって、リレー16のコイルX1 及び
リレー19のコイルX2 が通電され続ける。これによ
り、リレー16の常開接点x11,x12はオン状態に設定
されるとともに、リレー19の常開接点x21,x22 もオ
ン状態に設定されるので、電動圧縮機11及び電磁バル
ブ18に交流電源15から電力が供給され、同圧縮機1
1からのホットガスが電磁バルブ17を介して蒸発器1
4の上流に供給される。その結果、蒸発器14の温度が
上昇し始める。
【0025】また、前記ステップ202〜205からな
る循環処理中、前述のように、所定時間(約1ミリ秒)
毎に図4の「タイマインタラプトプログラム」が割り込
み実行されるとともに、所定時間(約1秒間)毎に図9
の「表示制御ルーチン」が実行される。そして、この場
合には、デフロストフラグDEFFが前記ステップ201
(図3)の処理により「1」に設定されているので、ス
テップ608にて「NO」と判定されて、ステップ61
0の処理により、除霜中であることを表示するための表
示データが表示制御回路26へ出力される。これによ
り、表示制御回路26は前記表示データに基づいて表示
器27を制御し、表示器27は除霜中である旨を文字表
示する(例えば、「dF」)。
【0026】このような蒸発器14へのホットガスの供
給制御により、蒸発器14の温度は上昇して同蒸発器1
4に付着している霜は徐々に取り除かれ始める。そし
て、蒸発器14の除霜が完了する程度に同蒸発器14の
温度が上昇すると、除霜サーモスイッチ24がオフす
る。このとき、前記202〜205からなる循環処理
中、CPU20cはステップ205にて「YES」と判
定し、ステップ206にてデフロストタイマカウント値
DFTMを「0」に初期設定して、ステップ207にてこの
「デフロストルーチン」の実行を終了する。この「デフ
ロストルーチン」の終了により、CPU20cはプログ
ラムを図2のステップ102に戻し、ふたたび前述した
ステップ103〜113からなる循環処理によって冷却
装置の作動及び停止を繰り返し制御し始める。
【0027】次に、設定温度TS を変更する場合につい
て説明すると、この場合、利用者は温度設定スイッチ3
2をオン操作すると共に、このオン操作状態でアップス
イッチ33又はダウンスイッチ34を所望回数だけオン
操作する。温度設定スイッチ32がオン操作されると、
前記「タイマインタラプトプログラム」のステップ30
3にて「YES」と判定され、ステップ306にて「温
度設定ルーチン」が実行される。
【0028】この「温度設定ルーチン」の実行は図8の
ステップ500にて開始され、ステップ501,502
にてアップスイッチ33又はダウンスイッチ34がオン
操作されたか否かが判定される。この場合、アップスイ
ッチ33及びダウンスイッチ34が共にオン操作されな
い状態では、ステップ501,502にて共に「NO」
と判定され、ステップ505にて設定温度TS を表す表
示データが表示制御回路26へ出力され、ステップ50
6にてこの「温度設定ルーチン」の実行が終了する。こ
れにより、この場合には、表示器27にて庫内温度(検
出温度T)に代えて設定温度TS が表示されるようにな
る。
【0029】一方、前述のように、温度設定スイッチ3
2がオン操作されたままアップスイッチ33がオン操作
されると、ステップ501にて「YES」と判定され
て、ステップ503にて設定温度TS に「1」が加算さ
れるとともに、ステップ505にて同加算された設定温
度TS を表す表示データが表示制御回路26へ出力され
る。また、温度設定スイッチ33がオン操作されたまま
ダウンスイッチ34がオン操作されると、ステップ50
2にて「YES」と判定されて、ステップ504にて設
定温度TS から「1」が減算されるとともに、ステップ
505にて同減算された設定温度TS を表す表示データ
が表示制御回路26へ出力される。このようにして、設
定温度TS が温度設定スイッチ32、アップスイッチ3
3及びダウンスイッチ34の操作によって変更されると
ともに、同変更された設定温度TSが表示器27にて表
示される。
【0030】そして、温度設定スイッチ32のオン操作
を解除すると、図4の「タイマインタラプトプログラ
ム」の前記ステップ303にて「NO」と判定されて、
ステップ306の「温度設定ルーチン」(図8)が実行
されなくなる。また、前記冷却装置の作動及び停止の繰
り返し運転においては、この設定温度TS の変更に伴
い、図2のステップ108,111の処理により、庫内
温度が変更された設定温度TS より上下に1度ずつ離れ
た下限温度TS−1 と上限温度TS+1 との間に保たれ
る。
【0031】次に、当該恒温機に異常が発生した場合に
ついて説明すると、この異常検出は図4の「タイマイン
タラプトプログラム」のステップ302の「異常検出ル
ーチン」にて検出される。まず、圧縮機11に過大な電
流が流れて過負荷リレー17がオフした場合について説
明する。
【0032】前記のように、過負荷リレー17がオフす
ると、図5のステップ400にて「異常検出ルーチン」
の実行を開始したCPU20cは、ステップ401にて
「YES」と判定し、ステップ402にて以前「0」で
あった異常フラグERF(1)に基づき「NO」と判定して、
ステップ403にて異常発生数ERRNに「1」を加算し、
ステップ404にて過負荷リレー17がオフしたことを
表すエラコードEC1 を異常データメモリEMEM(ERRN)に書
き込み、ステップ405にて異常フラグERF(1)を「1」
に設定する。この場合、前記異常が初めてであれば、異
常発生数ERRNは「1」に設定され、前記エラーコードEC
1 は異常データメモリEMEMの第1アドレスEMEM(1) に書
き込まれることになる。また、前記異常が後述する他の
異常も含めて2回目であれば、異常発生数ERRNは「2」
に設定され、前記エラーコードEC1は異常データメモリE
MEMの第2アドレスEMEM(2)に書き込まれることになる。
このようにして、異常データメモリEMEMには順次エラー
コードEC1が書き込まれていく。そして、この異常が続
く限り、ステップ401,402にて共に「YES」と
判定されて、プログラムはステップ411へ進められ
る。
【0033】また、圧縮機11が高熱になってケースサ
ーモスイッチ25がオフすると、CPU20cは、前記
場合と同様に、ステップ411にて「YES」と判定
し、ステップ412にて以前「0」であった異常フラグ
ERF(2)に基づき「NO」と判定して、ステップ413に
て異常発生数ERRNに「1」を加算し、ステップ414に
てケースサーモスイッチ25がオフしたことを表すエラ
コードEC2 を異常データメモリEMEM(ERRN)に書き込み、
ステップ415にて異常フラグERF(2)を「1」に設定す
る。そして、この異常が続く限り、ステップ411,4
12にて共に「YES」と判定されて、プログラムはス
テップ421へ進められる。
【0034】このように過負荷リレー17がオフして異
常フラグERF(1)が「1」に設定されたり、圧縮機11が
高温になって異常フラグERF(2)が「1」に設定されたり
した場合には、図2のステップ103〜113の循環処
理による圧縮機11の断続運転中、ステップ105,1
06にて「NO」と判定されて、ステップ112の処理
によってリレー16のコイルX1 の通電が解除される。
また、図3のステップ202〜205の循環処理による
除霜制御中、前記のようにして異常フラグERF(1),ERF
(2) が「1」に設定されると、ステップ202,203
にて「NO」と判定されて、ステップ208の処理によ
ってリレー16のコイルX1 及びリレー19のコイルX
2 の通電が解除される。その結果、過負荷リレー17が
オフしたり、圧縮機11が高温になった場合には、恒温
機の運転が停止する。
【0035】また、上記ステップ103〜113からな
る循環処理による冷却装置の作動及び停止の断続運転に
より、本来、検出温度Tは下限温度TS−1と上限温度
S+1との間の温度に保たれているべきものである。
しかし、なんらかの原因によって、この検出温度Tが設
定温度TSより5度高い上側異常温度TS+5以上になっ
たり、設定温度TSより5度低い下側異常温度TS−5未
満になったりすると、これらの異常は図6のステップ4
21〜425及びステップ431〜435の処理によっ
て検出されるとともに、異常発生数ERRNに「1」が加算
され、異常発生数ERRNにより指定される異常データメモ
リEMEMのアドレスEMEM(ERRN)に異常高温及び異常低温を
表すエラーコードEC3,EC4 が書き込まれ、異常フラグER
F(3),ERF(4) が「1」に設定される。
【0036】さらに、温度センサ23が断線した場合に
は同センサ23は+70℃を表す値を出力するととも
に、温度センサ23がショートした場合には同センサ2
3は−40℃を示す検出信号を出力するようになってい
る。したがって、温度センサ23が断線又はショートし
た場合には、図7のステップ441〜445又はステッ
プ451〜455の処理によって前記断線又はショート
が検出されるとともに、異常発生数ERRNに「1」が加算
され、異常データメモリEMEMのアドレスEMEM(ERRN)に温
度センサ23の断線及びショートを表すエラーコードEC
5,EC6 が書き込まれ、異常フラグERF(5),ERF(6) が
「1」に設定される。
【0037】このように恒温機に各種異常が発生する
と、これらの異常内容は、庫内温度(検出温度T又は除
霜中)と共に、図4の「タイマインタラプトプログラ
ム」のステップ307の「第1表示ルーチン」の処理に
より、表示器27にて表示される。この「表示制御ルー
チン」(図9)は前述のように約1秒毎に実行されるも
ので、ステップ601,602,612の処理により、
変数Iは約1秒毎に「0」から異常検出の種類数に対応
した「6」まで「1」ずつ繰り返し変化する。この変数
Iの変化中、ステップ603にて変数Iが「0」である
か否かが判定され、同変数Iが「0」であれば、前述し
たように、ステップ608の判定処理によりデフロスト
フラグDEFFの値に応じて表示器27にて検出温度T又は
デフロスト中「dF」表示がなされる。
【0038】一方、変数Iが「0」でなければ、ステッ
プ603にて「NO」と判定されて、ステップ604〜
606の循環処理により、異常フラグERF(I)が「1」で
ある変数Iを見つけるまで、変数Iが現在の値から順次
「1」ずつ上げられる。異常フラグERF(I)が「1」であ
る変数Iが見つかると、ステップ604にて「NO」と
判定されて、ステップ611にて前記変数Iに対応した
エラーコードECI を表す表示データが表示制御回路26
に出力される。表示制御回路26は、前記表示データに
応じて表示器27におけるエラー表示「ECI 」(ただ
し、Iは1,2,3…)を制御する。前記ステップ61
1の処理後、ステップ612にて変数Iが「1」だけ増
加されて、この増加された変数Iは次の「第1表示ルー
チン」の実行時に利用される。この場合、前記図5〜7
のステップ405,415,425,435,445,
455の処理により、当該恒温機にエラーコードEC1〜E
C6に対応した異常が発生した場合に、同エラーコードEC
1〜EC6に対応した異常フラグERF(1)〜ERF(6)が「1」に
設定されるとともに、前述のように、この「第1表示ル
ーチン」の処理は約1秒毎に行われるので、表示器27
には、庫内温度(検出温度T)又はデフロスト中を示す
文字「dF」と、恒温機に発生している異常の種類を表
すエラーコードEC1〜EC6とが、約1秒毎に自動的に順次
切り換えられて表示される。
【0039】また、前記のような恒温機の各種異常が解
消された場合について説明すると、この場合、図5〜7
のステップ401,411,421,431,441,
451にて「NO」と判定されて、ステップ406,4
16,426,436,446,456の処理により、
対応する異常フラグERF(1)〜ERF(6)が「0」に変更され
る。このように、異常フラグERF(1)〜ERF(6)が「0」に
変更されると、前記図9の「第1表示ルーチン」のステ
ップ604にて「YES」と判定されるようになるの
で、以前に表示器27にて表示されていたエラーコード
EC1〜EC6も表示されなくなり、現在発生している異常に
関するエラーコードEC1〜EC6のみが、庫内温度(検出温
度T)とともに、順次繰り返し表示される。
【0040】次に、異常データメモリEMEMに記憶されて
いるエラーコードEC1〜EC6を観察する操作及び動作につ
いて説明する。
【0041】利用者が表示切り替えスイッチ31をオン
操作すると、前記図4の「タイマインタラプトプログラ
ム」のステップ304にて「YES」と判定され、ステ
ップ308にて「第2表示ルーチン」の処理が実行され
る。この「第2表示ルーチン」の実行は、図10に示す
ように、ステップ700にて開始され、ステップ70
1,702にてアップスイッチ33又はダウンスイッチ
34がオン操作されたか否かが判定される。この場合、
前記両スイッチ33,34がオン操作されていなけれ
ば、前記両ステップ701,702にて共に「NO」と
判定され、異常データメモリEMEM内であって変数Jによ
って指定されるアドレス位置EMEM(J) に記憶されている
エラーコードEC1〜EC6を表す表示データが表示制御回路
26に出力され、同制御回路26は表示器27を制御し
て前記エラーコードEC1〜EC6を表示させる。
【0042】一方、表示切り替えスイッチ31をオン操
作したまま、アップスイッチ33がオン操作されると、
ステップ701にて「YES」と判定され、ステップ7
03にて変数Jが「1」だけ増加されて、前記ステップ
709の処理により、前記増加された変数Jにより指定
されるアドレス位置EMEM(J) に記憶されているエラーコ
ードEC1〜EC6が表示器27にて表示される。この操作を
繰り返すことにより、変数Jは「1」ずつ増加するとと
もに、同増加した変数Jにより指定されるアドレス位置
EMEM(J) に記憶されているエラーコードEC1〜EC6が表示
器27にて順次表示される。そして、前記変数Jの増加
により、変数Jが異常発生数ERRNより大きくなると、ス
テップ704にて「YES」と判定され、ステップ70
5にて変数Jは異常発生数ERRNに戻されるので、これ以
上アップスイッチ33をオン操作しても、変数Jは異常
発生数ERRNより大きくなることはない。
【0043】また、表示切り替えスイッチ31をオン操
作したまま、ダウンスイッチ34がオン操作されると、
ステップ702にて「YES」と判定され、ステップ7
06にて変数Jが「1」だけ減少されて、前記ステップ
709の処理により、前記減少された変数Jにより指定
されるアドレス位置EMEM(J) に記憶されているエラーコ
ードEC1〜EC6が表示器27にて表示される。この操作を
繰り返すことにより、変数Jは「1」ずつ減少するとと
もに、同減少した変数Jにより指定されるアドレス位置
EMEM(J) に記憶されているエラーコードEC1〜EC6が表示
器27にて順次表示される。そして、前記変数Jの減少
により、変数Jが「1」より小さくなると、ステップ7
07にて「YES」と判定され、ステップ708にて変
数Jは「1」に戻されるので、これ以上ダウンスイッチ
34をオン操作しても、変数Jは「1」より小さくなる
ことはない。
【0044】このように、表示切り替えスイッチ31、
アップスイッチ33及びダウンスイッチ34のオン操作
により、異常データメモリEMEMの各アドレスEMEM(1)〜E
MEM(ERRN)に記憶されているエラーコードEC1〜EC6 が順
次読み出されて表示器27にて表示される。そして、こ
れらの各アドレスEMEM(1)〜EMEM(ERRN) には、前記図5
〜7の「異常検出ルーチン」の処理により、異常の発生
順に同異常の種類を表すエラーコードEC1〜EC6が書き込
まれており、また、この場合、前記異常が自動的に消滅
しても前記各アドレスEMEM(1)〜EMEM(ERRN) に書き込ま
れたエラーコードEC1〜EC6は削除されずに残されている
ので、前記順次表示により、動作開始時から現在までに
発生した全ての異常種類が順次表示されることになる。
その結果、当該恒温機内の一つ又は複数の故障に起因し
て連鎖的に発生した複数の異常を、その発生順に確認す
ることができ、本質的な異常原因の究明が簡単になる。
【0045】さらに、当該恒温機においては、前記異常
データメモリEMEMに記憶されている全てのエラーコード
EC1〜EC6をクリアすることも可能である。この場合、利
用者はクリアスイッチ35をオン操作する。このオン操
作により、図4の「タイマインタラプトプログラム」の
スイッチ309にて「YES」と判定され、ステップ3
10の処理により異常データメモリEMEMに記憶されてい
る全てのエラーコードEC1〜EC6がクリアされる。また、
この場合、ステップ311の処理により、異常発生数ER
RNも同時に「0」に設定される。その結果、異常データ
メモリEMEM に記憶されている全てのエラーコードEC1
EC6を簡単にクリアすることができ、次の異常検出に備
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す恒温機の全体概略ブ
ロック図である。
【図2】 図1のマイクロコンピュータにて実行される
メインプログラムのフローチャートである。
【図3】 図2のデフロストルーチンの詳細フローチャ
ートである。
【図4】 図1のマイクロコンピュータにて実行される
タイマインタラプトプログラムのフローチャートであ
る。
【図5】 図4の異常検出ルーチンの詳細フローチャー
トの一部である。
【図6】 図4の異常検出ルーチンの詳細フローチャー
トの一部である。
【図7】 図4の異常検出ルーチンの詳細フローチャー
トの一部である。
【図8】 図4の温度設定ルーチンの詳細フローチャー
トである。
【図9】 図4の第1表示ルーチンの詳細フローチャー
トである。
【図10】図4の第2表示ルーチンの詳細フローチャー
トである。
【符号の説明】
11…電動圧縮機、12…凝縮機、13…絞り、14…
蒸発器、16,19…リレー、17…過負荷リレー、1
8…電磁バルブ、20…マイクロコンピュータ、23…
庫内温度センサ、24…除霜サーモスイッチ、25…ケ
ースサーモスイッチ、27…表示器、31…表示切り替
えスイッチ、32…温度設定スイッチ、33…アップス
イッチ、34…ダウンスイッチ、35…クリアスイッ
チ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内温度を検出する温度センサと、庫内
    を冷却する冷却装置と、前記温度センサにより検出され
    た庫内温度に基づいて前記冷却装置の作動及び停止を繰
    り返し制御して庫内温度を予め定めた上限温度と下限温
    度との間に維持する冷却制御手段と、前記温度センサに
    より検出された庫内温度を表示する表示手段とを備えた
    恒温機において、 恒温機に発生する複数種類の異常をそれぞれ検出する異
    常検出手段と、 書き込み可能な記憶手段と、 前記異常検出手段による異常検出に応答して異常の種類
    を表す異常データを前記記憶手段に異常の発生順に書き
    込む書き込み手段と、 前記表示手段の庫内温度表示状態を異常表示状態へ切り
    替える表示切り替え操作スイッチと、 前記記憶手段に対する読み出しアドレスを歩進させる歩
    進操作スイッチと、 前記表示手段の表示状態が前記切り替え操作スイッチに
    より異常表示状態へ切り替えられたとき前記歩進操作ス
    イッチにより歩進されたアドレスに基づいて前記記憶手
    段内の各異常データを前記発生順に順次読み出すととも
    に前記表示手段に供給し前記表示手段にて前記異常デー
    タに対応した異常種類を表示させる読み出し手段とを設
    けたことを特徴とする恒温機の異常表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の恒温機の異常表示
    制御装置に、さらに、 前記記憶手段内の異常データを操作に応答してクリアす
    るクリア操作スイッチを設けたことを特徴とする恒温機
    の異常表示制御装置
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