JPH07110284A - 光コネクタの形状測定方法および測定装置 - Google Patents

光コネクタの形状測定方法および測定装置

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JPH07110284A
JPH07110284A JP27900493A JP27900493A JPH07110284A JP H07110284 A JPH07110284 A JP H07110284A JP 27900493 A JP27900493 A JP 27900493A JP 27900493 A JP27900493 A JP 27900493A JP H07110284 A JPH07110284 A JP H07110284A
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JP
Japan
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optical connector
measuring
guide pin
light
shape
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Application number
JP27900493A
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English (en)
Inventor
Masaichi Mobara
政一 茂原
Ichiro Tsuchiya
一郎 土屋
Tetsuo Shioda
哲夫 塩田
Shinji Nagasawa
真二 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガイドピンの方向角を簡単、正確に測定する
ことができ、併せて、光コネクタ端面の斜め度やだれ
量、光ファイバ端面におけるコアの偏心を測定できる光
コネクタの形状測定方法を提供する。 【構成】 測定台6を挟んで投光部7と受光部8が配置
され、変位量測定部9が、測定台6の上面に対して垂直
方向の変位量を測定できるように配置されている。測定
台6は、回転ステージ10,xステージ11,yステー
ジ12から構成され、投光部7,受光部8,変位量測定
部9は、それぞれzステージ13,14,15により支
持されている。変位量測定部9の移動量から、光コネク
タ1の端面形状を測定でき、投光部7,受光部8により
2方向からガイドピン3の2箇所の高さにおける間隔を
測定して、方向角を演算できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光コネクタの品質を保
証するための光コネクタの形状測定方法および測定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、光コネクタの一例の斜視図で
ある。図中、1は光コネクタ、2は光コネクタ端面、3
はガイドピン、4は光ファイバ端面、5は光ファイバで
ある。ガイドピン3は、光コネクタ端面2に形成された
穴に挿入されたり、あるいは、固定されている。また、
ガイドピン3の先端部を押圧することによりガイドピン
3が光コネクタ1内に没入するようにしたものもある。
ガイドピン3の間には、光ファイバ5の先端が、光ファ
イバ端面4として光コネクタ1に設けられた光ファイバ
挿入穴から露出されている。この例では、光ファイバ5
として、テープ心線を用いている。
【0003】これら、光コネクタ端面2、ガイドピン
3、光ファイバ端面4は正確に位置決めされる必要があ
るが、製作誤差等によって必ずしも正確な値に納まらな
い場合があり、そのために、光コネクタの形状を測定す
る必要がある。
【0004】図13乃至図16は、光コネクタの形状を
表す種々の値の説明図である。図中、図12と同様な部
分には同じ符号を付して説明を省略する。
【0005】図13は、光コネクタ端面の斜め度の説明
図である。光ファイバ軸が鉛直になるように光コネクタ
1を置いた場合、光コネクタ端面2は水平面となる。こ
れに対して、光コネクタ端面2が水平面から角度αだけ
斜めになることがある。この角度θを光コネクタ端面の
斜め度と定義している。
【0006】光コネクタによっては、光コネクタ端面2
が傾斜された状態で設計されているものもある。この傾
斜角度をα0 とすれば、角度α0 は、例えば、7゜であ
る。このような光コネクタにおいては、角度α0 が光コ
ネクタの正規な端面であり、この角度α0 からのずれ量
が光コネクタ端面の斜め度となる。
【0007】図14は、光コネクタ端面のだれ量の説明
図である。光ファイバ端面2の研磨は平面であるが、こ
れが曲面に研磨されることがある。曲面の最高点と最低
点との差Hを光コネクタ端面のだれ量と定義している。
【0008】図15は、ガイドピンの方向角の説明図で
ある。光ファイバ軸が鉛直になるように光コネクタを置
いた場合、ガイドピン3は鉛直となるように設定されて
いる。ガイドピン3のずれは、図15(A)に示すよう
にx方向への方向角θx と、図15(B)に示すように
y方向への方向角θy とに分解できる。
【0009】図16は、光ファイバのコア位置の偏心の
説明図である。光コネクタに取り付けられた光ファイバ
は、その端面4が2本のガイドピン3の中心を結ぶ線上
において、それぞれが所定の間隔で所定の位置に位置決
めされていなければならない。所定の位置からの光ファ
イバ端面4におけるコア位置の偏心量は、x方向の偏心
量Dx と、y方向への偏心量Dy とに分解できる。光フ
ァイバ端面4の偏心量を検出するための基準位置とし
て、2本のガイドピン3の中心を結ぶ線分の中点を用い
ることができる。
【0010】従来の光コネクタ端面の斜め度の測定は、
投影機などの2次元測定により求めていた。光コネクタ
端面のだれ量については、接触式、あるいは非接触式の
変位計により測定していた。ガイドピンに対する光ファ
イバのコア位置は、光ファイバのコアからの出射光と、
ガイドピン穴よりの透過光または光ファイバを挿入した
ガイドピンをガイドピン穴に挿しその出射光とを、一緒
に撮像して、撮像データを解析して求めていた。
【0011】しかしながら、投影機を用いる方法では、
光コネクタの端面の測定位置とガイドピンの測定位置が
同じ高さにはなく、ガイドピンの方向角を正確に測定す
ることは困難であり、信頼性に乏しいデータしか得られ
ていない。また、光コネクタ端面の斜め度やだれ量は、
その量を測定する目的だけで1つのプロセスを形成して
おり、効率のよい測定を行なうことができなかった。光
ファイバ端面におけるコアの偏心については、光ファイ
バを挿入したガイドピンの先端を光コネクタ端面に合わ
せなければ精度が出ず、ガイドピンの位置認識の信頼性
に問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、ガイドピンの方向角を簡単
に、かつ、正確に測定することができ、併せて、光コネ
クタ端面の斜め度やだれ量、光ファイバ端面におけるコ
アの偏心を測定できる光コネクタの形状測定方法および
測定装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、光コネクタの形状測定方法におい
て、光コネクタに対して相対的に移動可能に設けられた
投光手段と受光手段を用いて、前記光コネクタのガイド
ピンに対して、横方向から、前記投光手段によって光を
投射し、これを前記受光手段で受光し、前記光コネクタ
のガイドピンの位置または間隔を測定することを特徴と
するものであり、請求項2に記載の発明においては、請
求項1に記載の光コネクタの形状測定方法において、少
なくとも2方向から、前記投光手段によって光を投射
し、これを前記受光手段で受光し、前記光コネクタのガ
イドピンの位置または間隔を測定することを特徴とする
ものであり、請求項3に記載の発明においては、請求項
1または2に記載の光コネクタの形状測定方法におい
て、さらに、前記ガイドピンの長手方向に少なくとも2
点以上の位置において測定を行なうことを特徴とするも
のである。
【0014】請求項4に記載の発明においては、請求項
1乃至3のいずれか1項に記載の光コネクタの形状測定
方法において、前記投光手段は、投射光を走査するもの
であることを特徴とするものであり、請求項5に記載の
発明においては、請求項1乃至3のいずれか1項に記載
の光コネクタの形状測定方法において、前記受光手段
は、光電変換素子アレイを有し受光位置を検出するもの
であることを特徴とするものである。
【0015】請求項6に記載の発明においては、請求項
1乃至5のいずれか1項に記載の光コネクタの形状測定
方法において、基準ピンを設けることを特徴とするもの
である。
【0016】請求項7に記載の発明においては、請求項
1乃至6のいずれか1項に記載の光コネクタの形状測定
方法において、前記光コネクタの端面を測定する変位量
測定手段をも用いて、端面形状を測定することを特徴と
するものであり、請求項8に記載の発明においては、請
求項7に記載の光コネクタの形状測定方法において、前
記投光手段と前記受光手段によって前記ガイドピンの2
点以上位置の間隔を測定し方向角を求め、変位量測定手
段から端面形状を測定してだれ量と傾斜角を求め、方向
角と傾斜角から斜め度、端面に対するガイドピンの方向
角およびガイドピンの平行度を求めることを特徴とする
ものであり、請求項9に記載の発明においては、請求項
8に記載の光コネクタの形状測定方法において、前記光
コネクタの端面の傾斜角および前記ガイドピンの方向角
の基準を、ガイドピンの間隔が最大となる位置とするこ
とを特徴とするものである。
【0017】請求項10に記載の発明においては、請求
項7乃至9のいずれか1項に記載の光コネクタの形状測
定方法におて、変位量測定手段として光フィーラーを用
いて、反射光量の違いから前記光コネクタにおける光フ
ァイバの位置を測定し、該光ファイバの中心位置を演算
し、前記投光手段と前記受光手段により求めた前記ガイ
ドピンの位置から該ガイドピンの中心位置を演算し、ガ
イドピンに対する光ファイバの偏心を求めることを特徴
とするものであり、請求項11に記載の発明において
は、請求項7乃至9のいずれか1項に記載の光コネクタ
の形状測定方法において、光コネクタの光ファイバに後
方から光を入射し、変位量測定手段に対して並列または
光路分割手段を用いて設置された撮像手段により前記光
ファイバからの出射光を撮像し、該光ファイバのコアの
中心位置を演算し、前記投光手段と前記受光手段により
求めたガイドピンの位置からガイドピンの中心位置を演
算し、前記ガイドピンに対する前記光ファイバのコア位
置の偏心を求めることを特徴とするものである。
【0018】請求項12に記載の発明においては、光コ
ネクタの形状測定方法において、変位量測定手段を用い
て、ガイドピンの側面を走査し、頂点位置を検出するこ
とによって、前記ガイドピンの中心位置を測定すること
を特徴とするものであり、請求項13に記載の発明にお
いては、請求項12に記載の光コネクタの形状測定方法
において、前記ガイドピンの少なくとも2点の頂点位置
を検出することによって、前記ガイドピンの方向角を測
定することを特徴とするものである。
【0019】請求項14に記載の発明においては、光コ
ネクタの形状測定装置において、光コネクタを載置する
載置台と、投光手段支持台上に支持された投光手段と、
前記投光手段支持台に対して前記載置台を挟む位置に設
けられ受光手段支持台上に支持された受光手段と、前記
載置台と前記投光手段支持台および受光手段支持台とを
水平および垂直方向ならびに回転方向に相対的に移動さ
せる移動手段を有することを特徴とするものであり、請
求項15に記載の発明においては、請求項14に記載の
光コネクタの形状測定装置において、前記投光手段は、
投射光を走査するものであることを特徴とするものであ
り、請求項16に記載の発明においては、請求項14に
記載の光コネクタの形状測定装置において、前記受光手
段は、光電変換素子アレイを有し受光位置を検出するも
のであることを特徴とするものである。
【0020】請求項17に記載の発明においては、請求
項14乃至16のいずれか1項に記載の光コネクタの形
状測定装置において、前記投光手段および受光手段によ
り前記光コネクタのガイドピン間の透過光幅を測定する
ことを特徴とするものであり、請求項18に記載の発明
においては、請求項14乃至16のいずれか1項に記載
の光コネクタの形状測定装置において、前記投光手段お
よび受光手段により前記光コネクタのガイドピンの側面
の頂点の間隔を測定することを特徴とするものである。
【0021】請求項19に記載の発明においては、請求
項14乃至18のいずれか1項に記載の光コネクタの形
状測定装置において、前記載置台に基準ピンを設けたこ
とを特徴とするものである。
【0022】請求項20に記載の発明においては、請求
項14乃至19のいずれか1項に記載の光コネクタの形
状測定装置において、前記光コネクタの端面を測定する
変位量測定手段を設けたことを特徴とするものである。
【0023】請求項21に記載の発明においては、請求
項14乃至20のいずれか1項に記載の光コネクタの形
状測定装置において、前記投光手段および受光手段によ
り前記光コネクタのガイドピンを少なくとも2方向以上
から測定するよう前記移動手段を制御する制御手段を有
することを特徴とするものであり、請求項22に記載の
発明においては、請求項13乃至21のいずれか1項に
記載の光コネクタの形状測定装置において、前記投光手
段および受光手段により前記光コネクタのガイドピンを
少なくとも2方向以上から、かつ、長手方向に少なくと
も2点以上から測定するよう前記移動手段を制御する制
御手段を有し、前記ガイドピンの方向角を求め、変位量
測定手段から端面形状を測定してだれ量と傾斜角を求
め、方向角と傾斜角から斜め度、端面に対するガイドピ
ンの方向角およびガイドピンの平行度を求めることを特
徴とするものである。
【0024】請求項23に記載の発明においては、請求
項19乃至22のいずれか1項に記載の光コネクタの形
状測定装置において、変位量測定手段として光フィーラ
ーを用い、反射光量の違いから前記光コネクタにおける
光ファイバの位置を測定し、該光ファイバの中心位置を
演算し、前記投光手段と前記受光手段により求めた前記
ガイドピンの位置から該ガイドピンの中心位置を演算
し、ガイドピンに対する光ファイバの偏心を求めること
を特徴とするものであり、請求項24に記載の発明にお
いては、請求項19乃至22のいずれか1項に記載の光
コネクタの形状測定装置において、光コネクタの光ファ
イバに後方から光を入射し、変位量測定手段に対して並
列または光路分割手段を用いて設置された撮像手段を用
い、前記光ファイバからの出射光を撮像し、該光ファイ
バのコアの中心位置を演算し、前記投光手段と前記受光
手段により求めたガイドピンの位置からガイドピンの中
心位置を演算し、前記ガイドピンに対する前記光ファイ
バのコア位置の偏心を求めることを特徴とするものであ
る。
【0025】請求項25に記載の発明においては、請求
項13乃至24のいずれか1項に記載の光コネクタの形
状測定装置において、変位量測定手段として任意の1点
の変位を測定する手段を用い、少なくとも2軸の直動ス
テージを設けることを特徴とするものであり、請求項2
6に記載の発明においては、請求項13乃至24のいず
れか1項に記載の光コネクタの形状測定装置において、
変位量測定手段として任意の線方向の変位を測定する手
段を用い、少なくとも1軸の直動ステージを設けること
を特徴とするものであり、請求項27に記載の発明にお
いては、請求項13乃至24のいずれか1項に記載の光
コネクタの形状測定装置において、変位量測定手段とし
て任意の面の変位を測定する手段を用いることを特徴と
するものであり、請求項28に記載の発明においては、
請求項13乃至27のいずれか1項に記載の光コネクタ
の形状測定装置において、変位量測定手段に光コネクタ
の端面より突き出したガイドピンの突き出し量より作動
距離の長い非接触の変位測定手段を用いることを特徴と
するものであり、請求項29に記載の発明においては、
請求項13乃至27のいずれか1項に記載の光コネクタ
の形状測定装置において、光コネクタの端面の測定時に
端面より突き出していたガイドピンが端面の位置までへ
こむまたは取り去る手段を備え、変位量測定手段に接触
または非接触の変位測定手段を用いることを特徴とする
ものである。
【0026】
【作用】本発明によれば、投光部と受光部により、ガイ
ドピンの間隔や方向角を簡単に測定することができる。
また、これに対して、変位量測定手段あるいは撮像手段
を直角に配置することによって、光コネクタの端面の形
状における傾斜角とだれ量を、また、コア出射光から偏
心を求めることができる。
【0027】すなわち、ガイドピンの間隔または側面の
位置を長手方向に測定すれば、ガイドピンの方向、相互
の位置関係が把握できる。また、ガイドピンの根元の中
心位置が算出でき、同じ高さで斜め度、だれ量、方向角
および偏心量を同時に測定することが可能となる。
【0028】基準ピンを用いると、これを基準としてガ
イドピンの位置関係を把握でき、端面の測定手段の軸と
基準ピンの位置関係を同様に把握しておけば、測定デー
タから補正を行なうことによって、正確な斜め度、だれ
量、方向角および偏心量を求めることができる。
【0029】
【実施例】図1は、本発明の光コネクタの形状測定装置
の概略構成図である。図中、1は光コネクタ、3はガイ
ドピン、6は測定台、7は投光部、8は受光部、9は変
位量測定部、10は回転ステージ、11はxステージ、
12はyステージ、13,14,15はzステージ、1
6は光源部、17は光電変換部、18は変位センサであ
る。測定台6を挟んで投光部7と受光部8が配置され、
変位量測定部9が、測定台6の上面に対して垂直方向の
変位量を測定できるように配置されている。測定台6
は、回転ステージ10,xステージ11,yステージ1
2を有しており、回転ステージ10は、図示しない基台
に固定され、図示矢印の方向に回転可能に構成され、x
ステージ11を支持している。xステージ11は、図示
矢印のように、x方向の直線移動を行なうように構成さ
れ、yステージ12を支持している。yステージ12
は、図示矢印のように、y方向の直線移動を行なうよう
に構成され、その上面が測定する光コネクタの載置面と
なっている。
【0030】投光部7,受光部8,変位量測定部9は、
それぞれzステージ13,14,15を備え、測定台6
に対して、z方向の移動を行なう。光源部16を支持す
るzステージ13と光電変換部17を支持するzステー
ジ14は、連動して移動できるように制御可能に構成さ
れている。もちろん、zステージ13,14を一体的に
設けてもよい。
【0031】変位量測定部9は、zステージ15に支持
された変位センサ18を有している。変位センサ18
は、探針を用いた接触型のフィーラーや、光ディスクの
ピックアップやレーザ走査顕微鏡に用いられているよう
な、焦点位置を検出できる光学系を用いた非接触型の光
フィーラーを用いることができる。このようなフィーラ
ーを用いた変位センサ18をzステージ15により測定
点が焦点位置となるように移動させて、その移動量か
ら、測定点の高さを検出することができる。
【0032】したがって、変位量測定部9により、光コ
ネクタ1の光コネクタ端面を測定することにより、図1
3,図14で説明した斜め度αおよびだれ量Hを測定す
ることができる。斜め度αおよびだれ量Hの測定にあた
っては、誤差のない光コネクタを載置した場合に、光コ
ネクタ端面が水平になるように載置面に置くようにす
る。光コネクタ端面が傾斜された状態、例えば、傾斜角
度7゜が正規な端面として設計された光コネクタにおい
ては、誤差のない正規な端面の光コネクタが、その端面
が傾斜角度7゜となるよう測定台6に載置してもよく、
あるいは、その端面が水平面となるように測定台6に載
置してもよい。
【0033】なお、測定台6は、xステージ7を基台に
x方向に移動可能に取り付け、その上にyステージ8
を、さらにその上に回転ステージ6を支持するようにす
るなど、適宜の構成を採用できる。
【0034】上述した各ステージは、光コネクタと測定
系との位置関係を設定するためのものであるから、両者
に相対的な移動を与えることができるものであればよ
い。したがって、上述した実施例に限定されるものでは
なく、測定台6をz方向にも移動可能に構成してもよ
く、また、測定系の方を回転方向を含め、適宜に移動可
能に構成してもよい。
【0035】図2は、変位センサの一例の説明図であ
る。この例では、変位センサの光学系19は、測定箇所
に点状に焦点を合わせたスポットを照射している。この
変位センサを用いる場合には、1点の変位が測定できる
から、少なくとも2軸の直動ステージ11,12を備え
ることによって、面の変位形状を測定することができ
る。
【0036】図3は、変位センサの他の例の説明図であ
る。この例では、変位センサの光学系20は、測定箇所
に線状に焦点を合わせたラインを照射している。この変
位センサを用いる場合には、少なくとも1軸の直動ステ
ージ12を備えることによって、面の変位形状を測定す
ることができる。
【0037】図4は、変位センサの別の一例の説明図で
ある。この例では、変位センサの光学系21は、測定領
域を面状に検出するもので、光電変換部には、面センサ
を用いて、検出信号を得ている。任意の面の変位を測定
することができるので、測定視野内であれば、平面方向
での移動を行なう必要はない。
【0038】図5は、図1の投光部と受光部の説明図で
ある。図中、1は光コネクタ、3はガイドピン、22は
レーザ光源、23は光電変換素子、24,25は光学系
である。この実施例では、レーザ光源22からの出射光
を光学系24によって、光コネクタ1が置かれる測定領
域において平行光線としている。測定領域を通過した光
線は、光学系25によって、光電変換素子23上に光コ
ネクタ1の像を結ぶようにされている。光電変換素子2
3としては、CCDや光電素子アレイを用いたラインセ
ンサを用いることができる。測定領域に置かれた光コネ
クタ1のガイドピン3の位置を光電変換素子23により
検出することができる。
【0039】レーザ光源22からの出射光をスポット状
として、可動ミラーや回転ミラー等を用いて、光ビーム
走査を行なうようにしてもよい。この場合には、光電変
換素子23は、上述したラインセンサを用いることもで
きるが、光ビーム走査と同期した検出を行なうことによ
って、焦点位置に配置した単一の受光素子を用いること
もできる。
【0040】測定にあたっては、2本のガイドピン3を
結ぶ線が、測定領域における光線と直角になるように光
コネクタ1を設置する。ガイドピン3が測定領域におけ
る光線を遮ることによって、光電変換素子23の出力よ
り、ガイドピン3の間隔を測定することができる。各ス
テージの位置関係を読み取ることにより、ガイドピン3
の位置関係を検出することもできる。2本のガイドピン
3を結ぶ線が、測定領域における光線と直角になるよう
に光コネクタ1を設置するには、上述した測定によりガ
イドピン3の間隔が最大となるように、測定を繰り返し
ながら、図1の回転ステージ11の回転量を制御すれば
よい。
【0041】図6は、測定方法の説明図である。図中、
1は光コネクタ、3はガイドピンである。図1のzステ
ージ13,14を用いて、図6(A)に示すように、ガ
イドピン3を少なくとも高さ方向の2箇所において間隔
を測定する。それにより図6(B)に示すように、2本
のガイドピン3のなす角θを測定でき、平行度を測定す
ることができる。これらの測定点のうちのいずれかの点
を基準点として、他の測定点の位置を測定することによ
り、図15で説明したガイドピン3のそれぞれの方向角
θx を測定することができる。
【0042】図7は、基準ピンを用いた測定方法の説明
図である。図示しない測定台にあらかじめ基準ピン26
を取り付けておく。基準ピン26は、垂直にしておくの
がよい。図6で説明したように、ピン間の間隔を測定で
きるから、高さ方向の少なくとも2箇所において、基準
ピン26に対するそれぞれのガイドピン3の間隔を測定
することにより、ガイドピン3が垂直であれば、図15
で説明した方向角θxについて、それぞれの方向角
θx1,θx2を測定することができる。
【0043】この測定方法によれば、2本のガイドピン
3を結ぶ線が、測定領域における光線と直角になるよう
に光コネクタ1を設置する必要があり、また、方向角θ
y については測定が困難である。
【0044】図8は、2方向から測定する測定方法の説
明図である。図1の回転ステージ11の回転量を制御
し、図8(A)に示すように、矢印で示す光線の方向に
対して光コネクタ1を斜めの向き、例えば、ほぼ45゜
の向きに置いて間隔測定を行ない、ついで、図8(B)
に示すように、90゜回転させて、同様の測定を行な
い、測定値から、x方向およびy方向の平行度を測定す
ることができる。図6で説明したように、複数の測定点
のうちのいずれかの1点を基準点として、他の測定点の
位置を測定することにより、図15で説明したガイドピ
ン3のそれぞれの方向角θx およびθy を測定すること
ができる。
【0045】なお、図8で説明した方法においても、図
7で説明したように、基準ピンを設けて測定を行なうよ
うにすることができる。また、2方向からの測定は、光
コネクタを回転させることなく、同時に直交する2方向
から光線を投射し、それぞれの光線によって間隔測定を
行なうようにしてもよい。この場合、投光部と受光部を
2組用いるようにしてもよく、あるいは、光路分割,光
路合成を行なって、投光部と受光部の少なくとも一方を
共用するようにしてもよい。
【0046】図9は、変位量測定部を用いて、ガイドピ
ンの方向角を測定する方法の説明図である。図9(A)
に示すように、ガイドピン3の横から変位センサ18
で、ガイドピン3の位置を検出できる。この実施例で
は、変位センサ18として、光フィーラーを用いてい
る。図9(B)に示すように、変位センサ18をガイド
ピン3の中心軸に直角の方向に移動させながら変位量を
測定することによって、その頂点位置を検出することに
よって、ガイドピン3の中心軸位置を検出でき、ガイド
ピン3の長さ方向に少なくとも、2点以上の中心軸位置
を測定することによって、ガイドピン3の方向角を測定
できる。
【0047】この実施例の場合、図1で説明した測定台
に、光コネクタ1をそのガイドピン3が載置面に平行す
る方向に置くようにすれば、図1の変位量測定部9を用
いて、ガイドピンの方向角を測定できる。図1で説明し
たように、ガイドピン3を垂直方向に向けて光コネクタ
1を載置する場合は、横方向からの変位量の測定ができ
るような変位センサを用いる必要がある。
【0048】光ファイバ端面の偏心は、変位センサを用
いて測定することができる。変位センサとして光フィー
ラーを用い、光コネクタ端面における反射光量の違いを
検出することによって、光ファイバの位置を測定するこ
とができる。測定データをもとに、光ファイバ端面の中
心位置を演算する。これに対して、あらかじめ測定した
ガイドピン3の位置、方向角から、ガイドピン3の根元
の中心位置を算出しておき、これを基準点とすることに
よって、ガイドピンに対する光ファイバの偏心を求める
ことができる。
【0049】図10は、撮像手段を用いて光ファイバ端
面の偏心を測定する実施例の説明図である。図中、1は
光コネクタ、3はガイドピン、18は変位センサ、30
は撮像手段、31は移動ステージである。光コネクタ1
の図示しない光ファイバに後方から光を入射しておき、
これを撮像手段30で撮像し、撮像データから光ファイ
バ端面の位置を検出する。これに対して、上述した方法
によって求めたガイドピン3の中心位置を基準点とする
ことによって、ガイドピン3に対する光ファイバ端面の
偏心を求めることができる。
【0050】撮像手段30を、図1における変位センサ
18と所定の位置関係をもって取り付けておくことによ
り、図1の投光部7と受光部8によって測定したガイド
ピン3の位置データを利用することができる。移動ステ
ージ31により、変位センサ18と撮像手段30との取
り付け位置の差分だけ光コネクタ1を移動するようにす
れば、変位センサ18の測定における位置データを補正
することなく撮像手段における位置データに用いること
ができる。また、この場合、光コネクタの端面が測定エ
リア内に入っていれば問題ないが、そうでない場合で
も、移動ステージ31を用いて、分割して測定したデー
タをつなぎ合わせることもできる。移動ステージ31
は、図1におけるxステージ11,yステージ12を用
いることができるが、別個に設けてもよい。
【0051】図11は、撮像手段を用いて光ファイバ端
面の偏心を測定する他の実施例の説明図である。図中、
1は光コネクタ、3はガイドピン、32は対物レンズ、
33はビームスプリッタ、34は変位検出光学系、35
は撮像カメラである。対物レンズ32と変位検出光学系
34は、図10の変位センサに相当する。また、対物レ
ンズ32と撮像カメラ35は、同じく撮像手段30に相
当している。変位光学系34と撮像カメラ35の光路
は、ビームスプリッタ33により、交互に連続的に切り
換えられる。この実施例では、変位検出光学系34によ
り、光コネクタ1の端面が測定できるとともに、撮像カ
メラ35により光ファイバ端面の出射光の像を撮像する
ことができ、図10と同様に、光ファイバ端面の偏心を
測定することができる。
【0052】変位光学系34と撮像カメラ35の光路の
分割は、波長や、光量、あるいは、偏光などを利用して
行なうようにしてもよい。
【0053】なお、上述した光コネクタ端面の測定にあ
たっては、ガイドピンが端面より突き出している関係
上、非接触の測定手段である必要がある。しかし、光コ
ネクタ端面の測定時に、ガイドピンが端面の位置まで光
コネクタ内に没入できる構造のものや、ガイドピンを外
すことができる構造のものであれば、変位センサとして
は、接触式、非接触式のどちらの測定手段を用いても差
し支えない。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ガイドピンの方向角を簡単に測定でき、ま
た、光コネクタ端面の斜め度とだれ量を同時に測定で
き、光ファイバ端面の正確な偏心量を測定することも可
能となるため、これを用いて測定した光コネクタは正確
なデータのもとで信頼性の高いものとして市場に供給す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光コネクタの形状測定装置の概略構成
図である。
【図2】変位センサの一例の説明図である。
【図3】変位センサの他の例の説明図である。
【図4】変位センサの別の一例の説明図である。
【図5】図1の投光部と受光部の説明図である。
【図6】測定方法の一実施例の説明図である。
【図7】基準ピンを用いた測定方法の説明図である。
【図8】2方向から測定する測定方法の説明図である。
【図9】変位量測定部を用いてガイドピンの方向角を測
定する方法の説明図である。
【図10】撮像手段を用いて光ファイバ端面の偏心を測
定する実施例の説明図である。
【図11】撮像手段を用いて光ファイバ端面の偏心を測
定する他の実施例の説明図である。
【図12】光コネクタの一例の斜視図である。
【図13】光コネクタ端面の斜め度の説明図である。
【図14】光コネクタ端面のだれ量の説明図である。
【図15】ガイドピンの方向角の説明図である。
【図16】光ファイバのコア位置の偏心の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 光コネクタ 2 光コネクタ端面 3 ガイドピン 4 光ファイバ端面 5 光ファイバ 6 測定台 7 投光部 8 受光部 9 変位量測定部 10 回転ステージ 11 xステージ 12 yステージ 13,14,15 zステージ 16 光源部 17 光電変換部 18 変位センサ 22 レーザ光源 23 光電変換素子 24,25 光学系 26 基準ピン 30 撮像手段 31 移動ステージ 32 対物レンズ 33 ビームスプリッタ 34 変位検出光学系 35 撮像カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩田 哲夫 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 長沢 真二 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光コネクタに対して相対的に移動可能に
    設けられた投光手段と受光手段を用いて、前記光コネク
    タのガイドピンに対して、横方向から、前記投光手段に
    よって光を投射し、これを前記受光手段で受光し、前記
    光コネクタのガイドピンの位置または間隔を測定するこ
    とを特徴とする光コネクタの形状測定方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも2方向から、前記投光手段に
    よって光を投射し、これを前記受光手段で受光し、前記
    光コネクタのガイドピンの位置または間隔を測定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光コネクタの形状測定
    方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記ガイドピンの長手方向に少
    なくとも2点以上の位置において測定を行なうことを特
    徴とする請求項1または2に記載の光コネクタの形状測
    定方法。
  4. 【請求項4】 前記投光手段は、投射光を走査するもの
    であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載の光コネクタの形状測定方法。
  5. 【請求項5】 前記受光手段は、光電変換素子アレイを
    有し受光位置を検出するものであることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれか1項に記載の光コネクタの形状
    測定方法。
  6. 【請求項6】 基準ピンを設けることを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか1項に記載の光コネクタの形状測
    定方法。
  7. 【請求項7】 前記光コネクタの端面を測定する変位量
    測定手段をも用いて、端面形状を測定することを特徴と
    する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光コネクタ
    の形状測定方法。
  8. 【請求項8】 前記投光手段と前記受光手段によって前
    記ガイドピンの2点以上位置の間隔を測定し方向角を求
    め、変位量測定手段から端面形状を測定してだれ量と傾
    斜角を求め、方向角と傾斜角から斜め度、端面に対する
    ガイドピンの方向角およびガイドピンの平行度を求める
    ことを特徴とする請求項7に記載の光コネクタの形状測
    定方法。
  9. 【請求項9】 前記光コネクタの端面の傾斜角および前
    記ガイドピンの方向角の基準を、ガイドピンの間隔が最
    大となる位置とすることを特徴とする請求項8に記載の
    光コネクタの形状測定方法。
  10. 【請求項10】 変位量測定手段として光フィーラーを
    用いて、反射光量の違いから前記光コネクタにおける光
    ファイバの位置を測定し、該光ファイバの中心位置を演
    算し、前記投光手段と前記受光手段により求めた前記ガ
    イドピンの位置から該ガイドピンの中心位置を演算し、
    ガイドピンに対する光ファイバの偏心を求めることを特
    徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の光コネ
    クタの形状測定方法。
  11. 【請求項11】 光コネクタの光ファイバに後方から光
    を入射し、変位量測定手段に対して並列または光路分割
    手段を用いて設置された撮像手段により前記光ファイバ
    からの出射光を撮像し、該光ファイバのコアの中心位置
    を演算し、前記投光手段と前記受光手段により求めたガ
    イドピンの位置からガイドピンの中心位置を演算し、前
    記ガイドピンに対する前記光ファイバのコア位置の偏心
    を求めることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1
    項に記載の光コネクタの形状測定方法。
  12. 【請求項12】 変位量測定手段を用いて、ガイドピン
    の側面を走査し、頂点位置を検出することによって、前
    記ガイドピンの中心位置を測定することを特徴とする光
    コネクタの形状測定方法。
  13. 【請求項13】 前記ガイドピンの少なくとも2点の頂
    点位置を検出することによって、前記ガイドピンの方向
    角を測定することを特徴とする請求項12に記載の光コ
    ネクタの形状測定方法。
  14. 【請求項14】 光コネクタを載置する載置台と、投光
    手段支持台上に支持された投光手段と、前記投光手段支
    持台に対して前記載置台を挟む位置に設けられ受光手段
    支持台上に支持された受光手段と、前記載置台と前記投
    光手段支持台および受光手段支持台とを水平および垂直
    方向ならびに回転方向に相対的に移動させる移動手段を
    有することを特徴とする光コネクタの形状測定装置。
  15. 【請求項15】 前記投光手段は、投射光を走査するも
    のであることを特徴とする請求項14に記載の光コネク
    タの形状測定装置。
  16. 【請求項16】 前記受光手段は、光電変換素子アレイ
    を有し受光位置を検出するものであることを特徴とする
    請求項14に記載の光コネクタの形状測定装置。
  17. 【請求項17】 前記投光手段および受光手段により前
    記光コネクタのガイドピン間の透過光幅を測定すること
    を特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載
    の光コネクタの形状測定装置。
  18. 【請求項18】 前記投光手段および受光手段により前
    記光コネクタのガイドピンの側面の頂点の間隔を測定す
    ることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項
    に記載の光コネクタの形状測定装置。
  19. 【請求項19】 前記載置台に基準ピンを設けたことを
    特徴とする請求項14乃至18のいずれか1項に記載の
    光コネクタの形状測定装置。
  20. 【請求項20】前記光コネクタの端面を測定する変位量
    測定手段を設けたことを特徴とする請求項14乃至19
    のいずれか1項に記載の光コネクタの形状測定装置。
  21. 【請求項21】前記投光手段および受光手段により前記
    光コネクタのガイドピンを少なくとも2方向以上から測
    定するよう前記移動手段を制御する制御手段を有するこ
    とを特徴とすることを特徴とする請求項14乃至20の
    いずれか1項に記載の光コネクタの形状測定装置。
  22. 【請求項22】前記投光手段および受光手段により前記
    光コネクタのガイドピンを少なくとも2方向以上から、
    かつ、長手方向に少なくとも2点以上から測定するよう
    前記移動手段を制御する制御手段を有し、前記ガイドピ
    ンの方向角を求め、変位量測定手段から端面形状を測定
    してだれ量と傾斜角を求め、方向角と傾斜角から斜め
    度、端面に対するガイドピンの方向角およびガイドピン
    の平行度を求めることを特徴とする請求項13乃至21
    のいずれか1項に記載の光コネクタの形状測定装置。
  23. 【請求項23】 変位量測定手段として光フィーラーを
    用い、反射光量の違いから前記光コネクタにおける光フ
    ァイバの位置を測定し、該光ファイバの中心位置を演算
    し、前記投光手段と前記受光手段により求めた前記ガイ
    ドピンの位置から該ガイドピンの中心位置を演算し、ガ
    イドピンに対する光ファイバの偏心を求めることを特徴
    とする請求項19乃至22のいずれか1項に記載の光コ
    ネクタの形状測定装置。
  24. 【請求項24】 光コネクタの光ファイバに後方から光
    を入射し、変位量測定手段に対して並列または光路分割
    手段を用いて設置された撮像手段を用い、前記光ファイ
    バからの出射光を撮像し、該光ファイバのコアの中心位
    置を演算し、前記投光手段と前記受光手段により求めた
    ガイドピンの位置からガイドピンの中心位置を演算し、
    前記ガイドピンに対する前記光ファイバのコア位置の偏
    心を求めることを特徴とする請求項19乃至22のいず
    れか1項に記載の光コネクタの形状測定装置。
  25. 【請求項25】 変位量測定手段として任意の1点の変
    位を測定する手段を用い、少なくとも2軸の直動ステー
    ジを設けることを特徴とする請求項13乃至24のいず
    れか1項に記載の光コネクタの形状測定装置。
  26. 【請求項26】 変位量測定手段として任意の線方向の
    変位を測定する手段を用い、少なくとも1軸の直動ステ
    ージを設けることを特徴とする請求項13乃至24のい
    ずれか1項に記載の光コネクタの形状測定装置。
  27. 【請求項27】 変位量測定手段として任意の面の変位
    を測定する手段を用いることを特徴とする請求項13乃
    至24のいずれか1項に記載の光コネクタの形状測定装
    置。
  28. 【請求項28】 変位量測定手段に光コネクタの端面よ
    り突き出したガイドピンの突き出し量より作動距離の長
    い非接触の変位測定手段を用いることを特徴とする請求
    項13乃至27のいずれか1項に記載の光コネクタの形
    状測定装置。
  29. 【請求項29】 光コネクタの端面の測定時に端面より
    突き出していたガイドピンが端面の位置までへこむまた
    は取り去る手段を備え、変位量測定手段に接触または非
    接触の変位測定手段を用いることを特徴とする請求項1
    3乃至27のいずれか1項に記載の光コネクタの形状測
    定装置。
JP27900493A 1993-10-12 1993-10-12 光コネクタの形状測定方法および測定装置 Pending JPH07110284A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8105312B2 (en) 2004-04-07 2012-01-31 Jms Co., Ltd. Syringe with connector, connector for syringe, and syringe

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8105312B2 (en) 2004-04-07 2012-01-31 Jms Co., Ltd. Syringe with connector, connector for syringe, and syringe

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