JPH07109314B2 - マルチ形空気調和機 - Google Patents

マルチ形空気調和機

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JPH07109314B2
JPH07109314B2 JP1235128A JP23512889A JPH07109314B2 JP H07109314 B2 JPH07109314 B2 JP H07109314B2 JP 1235128 A JP1235128 A JP 1235128A JP 23512889 A JP23512889 A JP 23512889A JP H07109314 B2 JPH07109314 B2 JP H07109314B2
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JP
Japan
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indoor unit
unit
indoor
remote controller
room
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啓哉 佐藤
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Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、特定室用のリモートコントローラで別屋の
室内ユニットを運転制御し得るマルチ形空気調和機に関
するものである。
(従来の技術) この種のマルチ形空気調和機に関する従来例として特開
昭62-204514号を挙げることができる。この従来例は、
リモコンにより制御される特定室用の空気調和機と、こ
れとは別室用の空気調和機と、これらを結合すためのイ
ンターフェースユニットとを有するもので、特定室に居
ながら他室用の空気調和機を操作し得るように構成され
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記従来例では、上記のような制御を行う
に際して、特別なインターフェースユニットが必要であ
るので、構造が複雑になるという問題がある。
この発明は上記従来の欠点を解消するためになされたも
のであって、その目的は、特別なインターフェースユニ
ットを使用せずに、特定室から他室の室内ユニットを運
転制御することができるマルチ形空気調和機を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの発明のマルチ形空気調和機においては、一台
の室外ユニット1に複数台の室内ユニットA〜Cが並列
接続され、この室内ユニットA〜Cへ送信可能なリモー
トコントローラ6を備えたマルチ形空気調和機であっ
て、上記リモートコントローラ6には、室内ユニットA
〜Cを運転するための指令信号21を発生する指令信号発
生手段11と、手動操作される切換スイッチ7によって全
ての室内ユニットA〜Cの中から選択される制御対象室
内ユニットA〜Cを特定するための室内ユニット特定信
号20を発生する室内ユニット特定信号発生手段10とをそ
れぞれ設ける一方、上記室外ユニット1には、リモート
コントローラ6から発信された信号が室内ユニットAを
経由して伝送されてきた時に、どの室内ユニットBが選
択されているのかを判別する室内ユニット判別手段4
と、上記選択された室内ユニットBに上記指令信号21を
送信する指令信号出力手段5とをそれぞれ設けてある。
(作用) 上記構成のマルチ形空気調和機においては、例えば特定
室の室内ユニットAから、例えば切換スイッチ7によっ
て選択された他室の室内ユニットBの運転制御を行う場
合には次のように作動する。まずリモートコントローラ
6から特定室の室内ユニットAに信号を出力するが、リ
モートコントローラ6では、選択スイッチ7によって制
御対象として選択された室内ユニットBを特定する室内
ユニット特定信号20を室内ユニット特定信号発生手段10
から出力すると共に、制御内容を特定するための指令信
号21を指令信号発生手段11から出力する。これら両信号
20、21を受信した室内ユニットAは、両信号20、21を室
外ユニット1へ伝送し、両信号20、21は室内ユニット判
別手段4へ入力される。この室内ユニット判別手段4は
上記室内ユニット特定信号20に基づいて選択されている
室内ユニットA〜Bが室内ユニットBであると判別し、
次いで指令信号出力手段5は指令信号21を選択された室
内ユニットBへと出力する。このように、マルチ形空気
調和機に特有の信号伝送システムを利用しているので、
特定室の室内ユニットAにリモートコントローラ6から
信号20、21を出力することによって、特別なインターフ
ェースユニット等を設けずに、他室の室内ユニットBを
運転制御し得ることになる。
また特定室内において当該室内ユニットAの運転制御を
行う場合には、選択スイッチ7によって当該室内ユニッ
トAを制御対象として選択すれば、上記同様の手順にて
運転制御が可能である。
このように本願のマルチ形空気調和機では、リモートコ
ントローラ6を、各室内ユニットA〜Cに対して、自室
用、他室用というような対応関係に拘束している訳では
ないので、例えば3台の室内ユニットA〜Cに対して3
台のリモートコントローラ6が付設されているような場
合には、各リモートコントローラ6をどのように交換し
ても全く同様な運転制御を行うことが可能であり、また
3台の室内ユニットA〜Cに対して1台のリモートコン
トローラ6が付設されているような場合には、このリモ
ートコントローラ6をどの設置室において使用しても全
く同様な運転制御を行うことが可能となる。
(実施例) 次にこの発明のマルチ形空気調和機の具体的な実施例に
ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
マルチ形空気調和機の構造略図である第1図において、
1は室外ユニットであり、1台の室外ユニット1には、
例えば3台の室内ユニットA〜Cが並列接続されてい
る。これらの各室内ユニットA〜Cは冷媒配管(図示せ
ず)を通じて上記室外ユニット1との間で冷媒を流通可
能に接続されていると共に、伝送線2・・2を介して各
種信号を双方向に伝達可能に接続されている。上記室外
ユニット1には、室外用マイクロコンピュータ3(以
下、室外マイコンと称する)が設けられており、この室
外マイコン3には室内ユニット判別部4(室内ユニット
判別手段)及び指令信号出力部5(指令信号出力手段)
が設けられている。上記室内ユニット判別部4は各伝送
線2・・2を通じて室外マイコン3に伝送されてきた
(詳しくは後述する)室内ユニット特定信号20(第2
図)が、どの室内ユニットA〜Cを選択しているのかを
判別する機能を備えており、また指令信号出力部5は選
択された室内ユニットA〜Cに指令信号21(第2図)を
送信する機能を備えている。
そして各室内ユニットA〜Cにはリモートコントローラ
6・・6(以下、リモコンと称する)が設けられてお
り、室内ユニットA〜Cと離れた位置から空気調和機の
運転制御や運転状態のモニタが可能に構成されている。
なお、リモコン6・・6は、ワイヤレスリモコン又はワ
イヤドリモコンのいずれであってもよい。この各リモコ
ン6・・6には、第2図に示すように、切換スイッチ7
と室内ユニット特定信号発生部9とから成る室内ユニッ
ト特定信号発生手段10と、制御用操作部7aと指令信号発
生部8とより成る指令信号発生手段11とがそれぞれ設け
られている。上記指令信号発生部8は、制御用操作部7a
での操作内容に応じて、上記室外ユニット1及び室内ユ
ニットA〜Cを運転するための指令信号21を発生する機
能を備えている。また室内ユニット特定信号発生部9は
上記指令信号21で制御される室内ユニットA〜Cを特定
するための室内ユニット特定信号20を発生する機能を備
えている。そして上記切換スイッチ7を操作することに
よって室内ユニット特定信号20で特定される室内ユニッ
トA〜Cを切換え得るように構成されている。なお、こ
のリモコン6・・6には上記両信号20、21を室内ユニッ
トA〜Cへ送信する機能と共に、室内ユニットA〜Cか
らの運転情報信号を受信して表示する機能をも備えてい
る。つまり上記室外ユニット1の室外マイコン3を経由
して伝送されてくる他室の室温等を表示し得るようにな
されているものとする。
次に上記実施例装置の作動状態を説明する。例えば室内
ユニットAが設けられているA室からB室の室内ユニッ
トBを操作する場合を例示して第3図を参照しながら説
明すると、まずステップS1でリモコン6の切換スイッチ
7を操作して「B室」を指定すると共に、制御用操作部
7aの操作によって、運転開始、運転停止、設定温度の変
更等の制御内容を特定する。この状態で室内ユニット特
定信号発生部9と指令信号発生部8とから室内ユニット
特定信号及び指令信号20、21を発信すると、両信号20、
21は、ステップS2で室内ユニットAから伝送線2を通じ
て上記室外マイコン3へ伝送される。室外マイコン3で
は上記室内ユニット判別部4で、ステップS3において、
室内ユニット特定信号20に基づいて、例えば「B室」が
特定されていることを判別する。そして室外マイコン3
の指令信号出力部5が、ステップS4で、室内ユニットB
へ指令信号21を出力して、室内ユニットBを運転制御す
る。したがって、A室に居ながらB室の室内ユニットB
を操作し得ることになる。
一方逆にB室の室温をA室のリモコン6でモニタする場
合には、室内ユニットBから室外マイコン3を経由して
室内ユニットAに伝送されているB室の運転情報信号
を、リモコン6に設けられているモニタスイッチ(図示
せず)等を操作することによって室内ユニットAからリ
モコン6に呼出して、リモコン6にB室の室温を表示す
る。
また特定室内において当該室内ユニットAの運転制御を
行う場合には、選択スイッチ7によって当該室内ユニッ
トAを制御対象として選択すれば、上記同様の手順にて
運転制御が可能である。
このように上記実施例のマルチ形空気調和機では、リモ
ートコントローラ6を、各室内ユニットA〜Cに対し
て、自室用、他室用というような対応関係に拘束してい
る訳ではないので、3台の室内ユニットA〜Cに対して
3台のリモートコントローラ6が付設されているような
場合には、各リモートコントローラ6をどのように交換
しても全く同様な運転制御を行うことが可能であり、ま
た3台の室内ユニットA〜Cに対して1台のリモートコ
ントローラ6が付設されているような場合には、このリ
モートコントローラ6をどの設置室において使用しても
全く同様な運転制御を行うことが可能となる。
以上のように上記実施例装置ではマルチ形空気調和機に
設けられている信号伝送システムを利用して、自室にい
ながら他室の室内ユニットA〜Cを運転制御し得ること
になり、特別なインターフェース等が不要になる。
以上にこの発明の実施例について説明したが、この発明
は上記実施例に限定されず、この発明の範囲内で変形し
得る。例えばリモコン6・・6で他室の室温等をモニタ
し得る例を示しているが、少なくともリモコン6・・6
が送信機能を備え、他室の室内ユニットA〜Cを運転制
御できるものであればよい。
(発明の効果) 以上のように本発明のマルチ形空気調和機においては、
特別なインターフェースユニットを使用せずに特定室の
リモートコントローラから、当該室の室内ユニット、室
外ユニットを順次に介して、室内ユニット制御用の指令
信号を他室の室内ユニットに伝送することができ、特定
室から他室の室内ユニットの運転制御をすることができ
る。
またこの発明のマルチ形空気調和機では、リモートコン
トローラを、各室内ユニットに対して、自室用、他室用
というような対応関係に拘束している訳ではないので、
各リモートコントローラをどのように交換しても全く同
様な運転制御を行うことが可能であるし、また1台のリ
モートコントローラをどの設置室において使用しても全
く同様な運転制御を行うことが可能となり、この結果、
使用上の利便性を向上し得るとの利点が生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例に係るマルチ形空気調和
機の構成略図、第2図はリモートコントローラの構成略
図、第3図は作動状態を示すフローチャートである。 1……室外ユニット、4……室内ユニット判定部(室内
ユニット判定手段)、5……指令信号出力部(指令信号
出力手段)、6……リモートコントローラ、10……室内
ユニット特定信号発生手段、11……指令信号発生手段、
A〜C……室内ユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一台の室外ユニット(1)に複数台の室内
    ユニット(A〜C)が並列接続され、この室内ユニット
    (A〜C)へ送信可能なリモートコントローラ(6)を
    備えたマルチ形空気調和機であって、上記リモートコン
    トローラ(6)には、室内ユニット(A〜C)を運転制
    御するための指令信号(21)を発生する指令信号発生手
    段(11)と、手動操作される切換スイッチ(7)によっ
    て全ての室内ユニット(A〜C)の中から選択される制
    御対象室内ユニット(A〜C)を特定するための室内ユ
    ニット特定信号(20)を発生する室内ユニット特定信号
    発生手段(10)とをそれぞれ設ける一方、上記室外ユニ
    ット(1)には、リモートコントローラ(6)から発信
    された信号が室内ユニット(A)を経由して伝送されて
    きた時に、どの室内ユニット(B)が選択されているの
    かを判別する室内ユニット判別手段(4)と、上記選択
    された室内ユニット(B)に上記指令信号(21)を送信
    する指令信号出力手段(5)とをそれぞれ設けているこ
    とを特徴とするマルチ形空気調和機。
JP1235128A 1989-09-11 1989-09-11 マルチ形空気調和機 Expired - Lifetime JPH07109314B2 (ja)

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JPH0399153A JPH0399153A (ja) 1991-04-24
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JP1235128A Expired - Lifetime JPH07109314B2 (ja) 1989-09-11 1989-09-11 マルチ形空気調和機

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633141A (ja) * 1986-06-20 1988-01-08 Matsushita Seiko Co Ltd 分離型多室空気調和機
JPS6319132U (ja) * 1986-07-21 1988-02-08

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JPH0399153A (ja) 1991-04-24

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