JPH07108869A - 荷受台昇降装置における制御装置 - Google Patents

荷受台昇降装置における制御装置

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JPH07108869A
JPH07108869A JP5254084A JP25408493A JPH07108869A JP H07108869 A JPH07108869 A JP H07108869A JP 5254084 A JP5254084 A JP 5254084A JP 25408493 A JP25408493 A JP 25408493A JP H07108869 A JPH07108869 A JP H07108869A
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Tatsuya Nunohara
達也 布原
Shigeru Nagano
茂 永野
Norihiro Matsumoto
典浩 松本
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷物運搬車の荷受台を張出位置と格納位置と
の間で移動させる操作を簡略化する。 【構成】 格納用シリンダ11により回動する回動軸8
に固着した第1取付部材12に昇降用シリンダ22によ
り回動する上部リンク13及び下部リンク14が枢支さ
れており、これら両リンク13,14の先端に枢支した
第2取付部材15に荷受台16が設けられる。第1リン
ク13の2つの角度位置をリンク回動角検出センサで検
出することにより、格納用シリンダ11の作動及び昇降
用シリンダ22の作動を所定のタイミングで切り換え、
荷受台16を車体後部の張出位置と車体下部の格納位置
との間で自動的に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、格納用シリンダ及び昇
降用シリンダによって荷受台を車体後部の張出位置と車
体下部の格納位置との間で移動させ、また昇降用シリン
ダによって荷受台を車体後部の張出位置において昇降さ
せる荷受台昇降装置における制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる荷受台昇降装置は、本出願人が特
願平4−44195号公報において既に提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
荷受台昇降装置で荷受台を格納するには、先ず昇降用シ
リンダで車体後部の張出位置にある上部リンク及び下部
リンクを第1の所定角度にした後、格納用シリンダで両
リンクを第2の所定角度まで回動させて車体下部に移動
させ、更に昇降用シリンダで両リンクを上昇させて荷受
台を格納位置に移動させていた。また、荷受台昇降装置
で荷受台を張出すには、先ず昇降用シリンダで格納位置
にある上部リンク及び下部リンクを前記第2の所定角度
にした後、格納用シリンダで両リンクを回動させて荷受
台を張出位置に移動させていた。
【0004】しかしながら、従来は目視で上部リンク及
び下部リンクの角度を確認して昇降用シリンダ及び格納
用シリンダリンダを作動させていので、操作が煩雑であ
り、しかも操作に熟練を要する問題があった。
【0005】本発明は、前述の事情に鑑みてなされたも
ので、簡単な操作で荷受台の格納及び張出を行うことが
可能な荷受台昇降装置における制御装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、車体下部に左右方向
に配設された回動軸と、回動軸を回転駆動する格納用シ
リンダと、回動軸に固着された第1取付部材と、平行リ
ンク機構を構成する上部リンク及び下部リンクを介して
第1取付部材に接続された第2取付部材と、第2取付部
材に設けられた荷受台と、上部リンク及び下部リンクを
第1取付部材に対して回動させる昇降用シリンダとを備
えてなり、格納用シリンダ及び昇降用シリンダの作動に
より荷受台を車体後部の張出位置と車体下部の格納位置
との間で移動させるとともに、昇降用シリンダの作動に
より荷受台を車体後部の張出位置において昇降させる荷
受台昇降装置において、荷受台の格納時に昇降用シリン
ダの作動により上部リンク及び下部リンクの角度が所定
の角度になったことを検出する角度センサと、この角度
センサの出力に基づいて昇降用シリンダの作動を停止す
るとともに格納用シリンダの作動を開始する格納制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0007】また請求項2に記載された発明は、車体下
部に左右方向に配設された回動軸と、回動軸を回転駆動
する格納用シリンダと、回動軸に固着された第1取付部
材と、平行リンク機構を構成する上部リンク及び下部リ
ンクを介して第1取付部材に接続された第2取付部材
と、第2取付部材に設けられた荷受台と、上部リンク及
び下部リンクを第1取付部材に対して回動させる昇降用
シリンダとを備えてなり、格納用シリンダ及び昇降用シ
リンダの作動により荷受台を車体後部の張出位置と車体
下部の格納位置との間で移動させるとともに、昇降用シ
リンダの作動により荷受台を車体後部の張出位置におい
て昇降させる荷受台昇降装置において、荷受台の格納時
に格納用シリンダの作動により上部リンク及び下部リン
クの角度が所定の角度になったことを検出する角度セン
サと、この角度センサの出力に基づいて格納用シリンダ
の作動を停止するとともに昇降用シリンダの作動を開始
する格納制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】また請求項3に記載された発明は、車体下
部に左右方向に配設された回動軸と、回動軸を回転駆動
する格納用シリンダと、回動軸に固着された第1取付部
材と、平行リンク機構を構成する上部リンク及び下部リ
ンクを介して第1取付部材に接続された第2取付部材
と、第2取付部材に設けられた荷受台と、上部リンク及
び下部リンクを第1取付部材に対して回動させる昇降用
シリンダとを備えてなり、格納用シリンダ及び昇降用シ
リンダの作動により荷受台を車体後部の張出位置と車体
下部の格納位置との間で移動させるとともに、昇降用シ
リンダの作動により荷受台を車体後部の張出位置におい
て昇降させる荷受台昇降装置において、荷受台の張出時
に昇降用シリンダの作動により上部リンク及び下部リン
クの角度が所定の角度になったことを検出する角度セン
サと、この角度センサの出力に基づいて昇降用シリンダ
の作動を停止するとともに格納用シリンダの作動を開始
する張出制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0010】図1〜図11は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は荷物運搬車の車体後部側面図、図2は図1
の2方向矢視図、図3は図1の3−3線矢視図、図4は
図2の4−4線拡大断面図、図5は図4の5方向矢視
図、図6〜図8は作用の説明図、図9は図6の9方向拡
大矢視図、図10は制御系の構成図、図11は作用を説
明するフローチャートである。
【0011】図1〜図3に示すように、荷物運搬車1の
車体2上に前後方向に延びる主桁3,3及び左右方向に
延びる補助桁4を介して支持された荷箱5は、その後部
開口を開閉する後扉6を備える。車体1の後端に設けた
左右一対のブラケット7,7には、左右方向に延びるパ
イプ状の回動軸8が一対の軸受9,9を介して回転自在
に支持される。回動軸8の中央部に固着したアーム10
の先端には車体2に支持した格納用シリンダ11の出力
ロッド111 が連結されており、格納用シリンダ11を
伸縮駆動することにより回動軸8が回転駆動される。
【0012】回動軸8の左右両端には一対の第1取付部
材12,12が固着される。第1取付部材12,12は
正三角形状の板体から成り、その1つの頂点において回
動軸8に固着されるとともに、残りの2つの頂点に略L
字状の上部リンク13,13及び下部リンク14,14
の基端が枢支される。上部リンク13,13及び下部リ
ンク14,14の先端には左右一対の第2取付部材1
5,15が枢支されており、これら第1取付部材12,
12、上部リンク13,13、下部リンク14,14及
び第2取付部材15,15は平行リンク機構を構成す
る。
【0013】一対の第2取付部材15,15の下端に枢
支される荷受台16は、前側の本体部161 と、その後
側に枢支された折畳部162 とから構成される。荷受台
16に荷物を載置するとき、該荷受台16を水平姿勢の
使用位置に保持すべく本体部161 と第2取付部材1
5,15とが屈折リンク17,17で連結され、且つ折
畳部162 は本体部161 と同一平面上に回動する。ま
た荷受台16が使用されないとき、該荷受台16は一対
の第2取付部材15,15間に起立し、本体部161
ピン孔163 ,163 と第2取付部材15,15のピン
孔151 ,151とに挿入されるピン18,18によっ
て固定される(図6参照)。このとき、折畳部162
本体部161 と重なり合う位置に回動する。荷受台16
が図6に示す起立位置にあるとき、本体部161 の一端
面に設けたマグネット19が一方の第2取付部材15に
設けた近接スイッチよりなる荷受台ロック検出センサ2
0により検出される(図9参照)。
【0014】回動軸8の左右両端に固着した一対の第1
取付部材12,12の内側には同形一対の補助取付部材
21,21が固着されており、第1取付部材12,12
と補助取付部材21,21との間に昇降用シリンダ2
2,22が枢支される。昇降用シリンダ22,22の出
力ロッド221 ,221 は、左右の上部リンク13,1
3に固着されて第1取付部材12,12に枢支されたピ
ン23,23と、補助取付部材21,21に前記ピン2
3,23と同軸に枢支されたピン24,24とに固着し
たアーム25…に連結されており、昇降用シリンダ2
2,22を伸縮駆動して上部リンク13,13を揺動さ
せることにより、荷受台16を図1の実線位置と鎖線位
置との間で昇降させることができる。尚、昇降用シリン
ダ22,22は荷受台16を車体2の下部に格納する際
にも使用される。
【0015】図2から明らかなように、左側の上部リン
ク13と一体のピン23の端面には無接触型のリンク回
動角検出センサ27が設けられる。このリンク回動角検
出センサ27は鉛直線を基準としたピン23の回転角、
即ち鉛直線を基準とした上部リンク13,13の回動角
θを前後各45°に亘って検出可能であり、そのうち特
に、上部リンク13,13の図6の状態(鉛直線Lと上
部リンク13基部との成す角度θ=α=40°)と、上
部リンク13,13の図7の状態(鉛直線Lと上部リン
ク13基部との成す角度θ=β=40°)とを検出す
る。
【0016】次に、図4及び図5を参照して回動軸8を
荷受台昇降作動状態と荷受台格納状態とにロックするた
めの安全装置28の構造を説明する。
【0017】安全装置28は、回動軸8の外周に筒部材
29,29を介して固着した一対の係止部材30,30
と、左側のブラケット7に固着した軸受部材31,31
に枢支した操作レバー32と、右側のブラケット7に固
着した軸受部材31,31に枢支した従動軸33と、操
作レバー32及び従動軸33にそれぞれ固着されて前記
係止部材30,30に係合可能なストッパ34,34
と、操作レバー32及び従動軸33にそれぞれ固着した
アーム35,35を相互に連結する連結ロッド36とを
備える。
【0018】操作レバー32を握って回動させると、該
操作レバー32と従動軸33とが連動して回動し、スト
ッパ34,34は図5に実線で示すロック位置と、鎖線
で示すアンロック位置との何れかに停止する。図4に示
すように、ストッパ34,34がロック位置にあると
き、該ストッパ34,34に設けた第1当接面341
341 が係止部材30,30に当接すると回動軸8は前
記荷受台昇降作動状態にロックされ、また第2当接面3
2 ,342 が係止部材30,30に当接すると回動軸
8は前荷受台格納状態にロックされる。回動軸8がロッ
クされているとき、即ち該回動軸8に固着した第1取付
部材12,12がロックされているとき、ストッパ34
に設けたマグネット37が軸受部材31,31間に設け
た近接スイッチよりなる取付部材ロック検出センサ38
をONさせる。
【0019】図10に示すように、オイルタンクTから
オイルを供給するオイルポンプPと前記昇降シリンダ2
2及び格納用シリンダ11との間には、第1ソレノイド
バルブV1 及び第2ソレノイドバルブV2 がそれぞれ介
装される。第1ソレノイドバルブV1 のソレノイドSO
L1,SOL2及び第2ソレノイドバルブV2 のソレノ
イドSOL3,SOL4は、マイクロコンピュータより
なる電子制御ユニットUに接続される。電子制御ユニッ
トUには前記荷受台ロック検出センサ20、リンク回動
角検出センサ27及び取付部材ロック検出センサ38に
加えて、車体2の左後部に設けた操作スイッチSが接続
される(図1参照)。操作スイッチSは第1ボタンB1
及び第2ボタンB2 を備えており、第1ボタンB1 は荷
受台16を上昇させる場合と荷受台16を張出す場合と
に共用され、また第2ボタンB2は荷受台16を下降さ
せる場合と荷受台16を格納する場合とに共用される。
【0020】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を、図11のフローチャートを参照して説明す
る。
【0021】荷受台16を昇降させて荷箱5に対する荷
物の積み卸しを行うとき、安全装置28のストッパ3
4,34の第1当接面341 ,341 を回動軸8の係止
部材30,30に係合させて該回動軸8をロックするこ
とにより、第1取付部材12,12を図1に示す状態に
ロックする。この状態で荷受台16を昇降させるべくフ
ローチャートのステップS1で操作スイッチSが操作さ
れたとき、第1取付部材12,12がロックされている
ため、即ち回動軸8がロックされて取付部材ロック検出
センサ38がONしているため、ステップS2の答はN
OとなってステップS3に移行する。
【0022】ステップS3において、前記ステップS1
で荷受台16を上昇させるべく操作スイッチSの第1ボ
タンB1 が押圧されていれば、図10で電子制御ユニッ
トUからの指令によって第1ソレノイドバルブV1 のソ
レノイドSOL1が励磁することにより昇降用シリンダ
22が伸長駆動され、上部リンク13,13及び下部リ
ンク14,14を介して荷受台16が水平姿勢を保った
まま上昇する(ステップS4)。一方、ステップS3に
おいて、前記ステップS1で荷受台16を下降させるべ
く操作スイッチSの第2ボタンB2 が押圧されていれ
ば、第1ソレノイドバルブV1 のソレノイドSOL2が
励磁して昇降用シリンダ22が収縮駆動され、荷受台1
6が水平姿勢を保ったまま下降する(ステップS5)。
【0023】このように、取付部材ロック検出センサ3
8がONしている場合には、操作スイッチSの第1ボタ
ンB1 及び第2ボタンB2 は荷受台16の昇降用として
優先的に機能し、それらの一方を選択的に押圧すること
により荷受台16を昇降させることができる。
【0024】荷物の積み卸し作業が終了して荷受台16
を格納するには、先ず安全装置28の操作レバー32を
操作してストッパ34,34を係止部材30,30から
離脱させることにより回動軸8を回転自在な状態にする
とともに、荷受台16を第2取付部材15,15に重な
る位置に回転させてピン18,18でロックする。
【0025】この状態から、ステップS1で荷受台16
を格納すべく操作スイッチSの第2ボタンB2 を押圧す
ると、ステップS2で取付部材ロック検出センサ38が
OFFしているのでステップS6に移行する。ステップ
S6では、前記ステップS1で荷受台16格納用の第2
ボタンB2 が押圧されているので、その答えがYESに
なってステップS7に移行する。ステップS7では、前
述のように荷受台16が第2取付部材15,15に重な
る起立位置にロックされて荷受台ロック検出センサ20
がONしているため、その答えがYESになってステッ
プS8に移行する。
【0026】ステップS8では、リンク回動角検出セン
サ27で検出した角度θが所定の角度α=40°と比較
される(図6参照)。即ち、検出角度θがαよりも大き
ければ、ステップS9において昇降用シリンダ22を収
縮駆動して上部リンク13,13及び下部リンク14,
14を下降させるとともに、検出角度θがαよりも小さ
ければ、ステップS10において昇降用シリンダ22を
伸長駆動して上部リンク13,13及び回転部材リンク
14,14を上昇させる。そして、前記検出角度θがα
に一致して図6に示す状態になると、ステップS11に
移行する。
【0027】ステップS11では、電子制御ユニットU
からの指令によって第2ソレノイドバルブV2 のソレノ
イドSOL3が励磁することにより格納用シリンダ11
が伸長駆動され、回動軸8が回転することにより第1取
付部材12,12と共に上部リンク13,13及び下部
リンク14,14が図6の状態から図7の状態に向けて
回動する。やがてリンク回動角検出センサ27で検出し
た角度θが所定の角度β=40°に達して図7の状態に
なると(ステップS12)、ステップS13において再
び昇降用シリンダ22が収縮駆動され、上部リンク1
3,13及び下部リンク14,14が図7の状態から図
8の状態に向けて回動することにより荷受台16の格納
が完了する。
【0028】このようにして荷受台16が格納される
と、車両の走行中に荷受台16が下降することがないよ
うに、安全装置28によって回動軸8がロックされる。
【0029】一方、図8に示す格納状態にある荷受台1
6を図6に示す張出状態とする際に、安全装置28を解
除した後にステップS1で荷受台16を張出すべく操作
スイッチSの第1ボタンB1 を押圧すると、ステップS
2で取付部材ロック検出センサ38がOFFしているの
でステップS6に移行する。ステップS6では、前記ス
テップS1で荷受台16張出用の第1ボタンB1 が押圧
されているので、その答えがNOになってステップS1
4に移行する。ステップS14では、第1ソレノイドバ
ルブV1 のソレノイドSOL1が励磁して昇降用シリン
ダ22が伸長駆動され、上部リンク13,13及び下部
リンク14,14が図8の状態から図7の状態に向けて
回動する。
【0030】続いて、ステップS15でリンク回動角検
出センサ27で検出した角度θが所定の角度β=40°
に達して図7の状態になると、ステップS16において
第2ソレノイドバルブV2 のソレノイドSOL4が励磁
して格納用シリンダが収縮駆動され、第1取付部材1
2,12と共に上部リンク13,13及び下部リンク1
4,14が図7の状態から図6の状態に向けて回動し、
受台16の張出が完了する。
【0031】このようにして、荷受台16の張出が完了
すると安全装置28を作動させることにより、操作スイ
ッチSの第1ボタンB1 又は第2ボタンB2 を押圧して
荷受台16を昇降させることができる。
【0032】而して、荷受台16を格納する場合及び荷
受台16を張出す場合の何れにおいても、第1ボタンB
1 又は第2ボタンB2 を押圧するだけで、格納用シリン
ダ11の作動と昇降用シリンダ22の作動とが適切なタ
イミングで自動的に切り換えられるので、煩雑な操作を
必要とせずに荷受台16の格納及び張出を簡単に行うこ
とができる。
【0033】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことができる。
【0034】例えば、第1ソレノイドバルブV1 及び第
2ソレノイドバルブV2 を電子制御ユニットUにより制
御する代わりに、リレー回路によって制御することも可
能である。また、実施例ではリンク回動角検出センサ2
7で第1リンク13の角度を検出する際に、該リンク回
動角検出センサ27を第1リンク13と一体に回動する
ピン23に支持しているが、このリンク回動角検出セン
サ27を第1リンク13自体や他のピン24に支持して
も良く、更に第1リンク13の角度を検出する代わりに
第2リンク14の角度を検出しても良い。
【0035】
【発明の効果】以上のように請求項1又は2に記載され
た発明によれば、荷受台の格納時に上部リンク及び下部
リンクの角度が所定の角度になったことを角度センサで
検出し、この角度センサの出力に基づいて昇降用シリン
ダ及び格納用シリンダの作動を切り換えているので、両
シリンダの作動タイミングを作業者が判断する必要がな
くなり、未熟な作業者であっても荷受台の格納を容易に
行うことができる。
【0036】また請求項3に記載された発明によれば、
荷受台の張出時に上部リンク及び下部リンクの角度が所
定の角度になったことを角度センサで検出し、この角度
センサの出力に基づいて昇降用シリンダ及び格納用シリ
ンダの作動を切り換えているので、両シリンダの作動タ
イミングを作業者が判断する必要がなくなり、未熟な作
業者であっても荷受台の張出を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷物運搬車の車体後部側面図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】図1の3−3線矢視図
【図4】図2の4−4線拡大断面図
【図5】図4の5方向矢視図
【図6】作用の説明図
【図7】作用の説明図
【図8】作用の説明図
【図9】図6の9方向拡大矢視図
【図10】制御系の構成図
【図11】作用を説明するフローチャート
【符号の説明】
8 回動軸 11 格納用シリンダ 12 第1取付部材 13 上部リンク 14 下部リンク 15 第2取付部材 16 荷受台 22 昇降用シリンダ 27 リンク回動角検出センサ(角度センサ) α 角度 β 角度 U 電子制御ユニット(格納制御手段、張出制
御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体下部に左右方向に配設された回動軸
    (8)と、回動軸(8)を回転駆動する格納用シリンダ
    (11)と、回動軸(8)に固着された第1取付部材
    (12)と、平行リンク機構を構成する上部リンク(1
    3)及び下部リンク(14)を介して第1取付部材(1
    2)に接続された第2取付部材(15)と、第2取付部
    材(15)に設けられた荷受台(16)と、上部リンク
    (13)及び下部リンク(14)を第1取付部材(1
    2)に対して回動させる昇降用シリンダ(22)とを備
    えてなり、格納用シリンダ(11)及び昇降用シリンダ
    (22)の作動により荷受台(16)を車体後部の張出
    位置と車体下部の格納位置との間で移動させるととも
    に、昇降用シリンダ(22)の作動により荷受台(1
    6)を車体後部の張出位置において昇降させる荷受台昇
    降装置において、 荷受台(16)の格納時に昇降用シリンダ(22)の作
    動により上部リンク(13)及び下部リンク(14)の
    角度が所定の角度(α)になったことを検出する角度セ
    ンサ(27)と、この角度センサ(27)の出力に基づ
    いて昇降用シリンダ(22)の作動を停止するとともに
    格納用シリンダ(11)の作動を開始する格納制御手段
    (U)とを備えたことを特徴とする、荷受台昇降装置に
    おける制御装置。
  2. 【請求項2】 車体下部に左右方向に配設された回動軸
    (8)と、回動軸(8)を回転駆動する格納用シリンダ
    (11)と、回動軸(8)に固着された第1取付部材
    (12)と、平行リンク機構を構成する上部リンク(1
    3)及び下部リンク(14)を介して第1取付部材(1
    2)に接続された第2取付部材(15)と、第2取付部
    材(15)に設けられた荷受台(16)と、上部リンク
    (13)及び下部リンク(14)を第1取付部材(1
    2)に対して回動させる昇降用シリンダ(22)とを備
    えてなり、格納用シリンダ(11)及び昇降用シリンダ
    (22)の作動により荷受台(16)を車体後部の張出
    位置と車体下部の格納位置との間で移動させるととも
    に、昇降用シリンダ(22)の作動により荷受台(1
    6)を車体後部の張出位置において昇降させる荷受台昇
    降装置において、 荷受台(16)の格納時に格納用シリンダ(11)の作
    動により上部リンク(13)及び下部リンク(14)の
    角度が所定の角度(β)になったことを検出する角度セ
    ンサ(27)と、この角度センサ(27)の出力に基づ
    いて格納用シリンダ(11)の作動を停止するとともに
    昇降用シリンダ(22)の作動を開始する格納制御手段
    (U)とを備えたことを特徴とする、荷受台昇降装置に
    おける制御装置。
  3. 【請求項3】 車体下部に左右方向に配設された回動軸
    (8)と、回動軸(8)を回転駆動する格納用シリンダ
    (11)と、回動軸(8)に固着された第1取付部材
    (12)と、平行リンク機構を構成する上部リンク(1
    3)及び下部リンク(14)を介して第1取付部材(1
    2)に接続された第2取付部材(15)と、第2取付部
    材(15)に設けられた荷受台(16)と、上部リンク
    (13)及び下部リンク(14)を第1取付部材(1
    2)に対して回動させる昇降用シリンダ(22)とを備
    えてなり、格納用シリンダ(11)及び昇降用シリンダ
    (22)の作動により荷受台(16)を車体後部の張出
    位置と車体下部の格納位置との間で移動させるととも
    に、昇降用シリンダ(22)の作動により荷受台(1
    6)を車体後部の張出位置において昇降させる荷受台昇
    降装置において、 荷受台(16)の張出時に昇降用シリンダ(22)の作
    動により上部リンク(13)及び下部リンク(14)の
    角度が所定の角度(β)になったことを検出する角度セ
    ンサ(27)と、この角度センサ(27)の出力に基づ
    いて昇降用シリンダ(22)の作動を停止するとともに
    格納用シリンダ(11)の作動を開始する張出制御手段
    (U)とを備えたことを特徴とする、荷受台昇降装置に
    おける制御装置。
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