JPH07108507A - 湾曲板の加熱装置ならびに展開装置および展開方法 - Google Patents

湾曲板の加熱装置ならびに展開装置および展開方法

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JPH07108507A
JPH07108507A JP27744393A JP27744393A JPH07108507A JP H07108507 A JPH07108507 A JP H07108507A JP 27744393 A JP27744393 A JP 27744393A JP 27744393 A JP27744393 A JP 27744393A JP H07108507 A JPH07108507 A JP H07108507A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】湾曲板の展開時の搬送を容易にする。 【構成】搬送経路に沿って並ぶ下部ローラ群12と上部
ローラ群11とでもって湾曲板11の外周面と内周面と
を押圧する構成としており、ローラ群11、12の各ロ
ーラ121、131の曲率を、湾曲板11の湾曲に対応
した曲率から順次その値を増加させ、最後に位置するロ
ーラ121a、131を略円筒状としている。また下部
ローラ群12のそれぞれのローラ121の中膨らみ部の
軸方向の端部両側に形成された鍔部によって、外周面と
内周面とが押圧された湾曲板11を、湾曲の接線方向に
木端部から押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、長手方向に直交した
断面における形状が湾曲形状である湾曲板を長手方向に
沿って搬送しつつ、高周波電力を用いることにより加熱
軟化する加熱装置に関すると共に、加熱軟化された前記
湾曲板を長手方向に沿って搬送しつつ平面化することに
より、湾曲板を平板化する展開装置および展開方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】 例えば、湾曲板の一種である竹材を平
板に展開する方法としては、古くは、順次曲率が大きく
なるように配列された穴筒状の成形盤に、蒸気や熱空気
等でもって竹材を加熱しつつ、強制的に送り込むことに
より、竹材を展開する方法(特公昭5−2893号、特
公昭7−1856号)が提案されているが、この方法は
竹材の性質を無視した方法となっていて、縦方向に生じ
る割裂の発生を防止できない。
【0003】 そのため、節部分を切り離した節間部分
からなる短尺の竹材を多大な時間を要して平板とした
り、あるいは縦方向の割れの発生を防止するため、予
め、上記竹材の内周面に縦方向に多数の切り込みを入れ
た後に展開する方法、および切り込みによって生じた楔
状間隙に接着剤を充填する方法が提案されていた(特開
昭62−90202号、特開昭59−48103号)。
【0004】 また、上記切り込みを入れた竹材を加熱
油槽中で煮沸しながら、竹延展用機具を利用して平板化
する方法(特公昭36−794号)、あるいは半月状に
切断された竹材を加熱状態でプレスすることにより平板
化する方法であって、竹材の木端部を、幅を狭くする方
向に加圧しながら平板化することにより、割れの防止を
図りつつ竹材を平板に展開する方法が提案されている
(特開平1−294003号)。
【0005】 しかしながら上記方法のいずれを用いた
場合にも、展開しようとする竹材を、展開条件および展
開装置に適合する寸法形状(特に長さの制限がある)に
加工する必要があり、且つプレス機械等の付帯設備が必
要になる。また竹材の加熱軟化と展開とに要する時間が
長く、効率が極めて悪い。
【0006】 また上記の方法では、展開を行うとき、
過度の展開荷重が無理に加えられることになるため、竹
材が節を含む場合では、展開が困難であり、割れが生じ
たり、あるいは展開が不均一となって、展開された製品
品質を実用的な品質に維持することが困難であった。
【0007】 上記のことから、特開平2−18017
2号なる従来技術が提案されており、以下にこの従来技
術を示す。
【0008】 この装置では、長手方向に搬送される縦
割長尺竹の外周面に高周波電力を印加するグリッド電極
を設けており、縦割長尺竹を搬送しつつ加熱するという
連続的な加熱方法を採用している。
【0009】 また展開面の曲率を、縦割長尺竹の曲率
に対応した曲率値から順次その値を増大させる曲率と
し、最終的には直線となる展開テーブルと、この展開テ
ーブルに設けられ、展開される縦割長尺竹の木端部を、
木端部近傍の周面の接線方向に押圧する展開ガイドとに
よって展開を行っている。そのため展開時においては、
展開ガイドが、縦割長尺竹を、木端部から幅方向に押圧
するので、この押圧力でもって、展開時の割れの発生を
防止する構成としている。
【0010】 また縦割長尺竹を加熱するその他の従来
技術としては、木端部のそれぞれに電極を接触させる方
式、あるいは外周面と内周面との双方に電極を接触させ
る方式がある(特公昭23−672)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、縦割
長尺竹の加熱軟化において、外周面および内周面のそれ
ぞれに接触する電極を設けることは、縦割長尺竹を搬送
するローラを取り付けることができないため、縦割長尺
竹を搬送しつつ加熱軟化することが困難である。また木
端部に接触する電極を設ける方式は、一対の電極が加熱
装置の台座近くに位置することから、電極に印加される
高周波電力が台座に誘導されることになる。そのため高
周波信号が外部に漏洩することを防止しようとするとき
には、シールドが大掛かりとなる。
【0012】 またグリッド電極を用いた方式では、縦
割長尺竹の外周面の湾曲の度合いのばらつきによって接
触不良が生じやすいことから、加熱効率の低下を招くと
いう問題が生じていた。
【0013】 また縦割長尺竹の展開に展開テーブルと
展開ガイドとを用いた場合では、展開される縦割長尺竹
の外周面が展開テーブルに極めて強い力でもって押圧さ
れることになり、縦割長尺竹の外周面に生じる摩擦力が
極めて大きくなる。そのため縦割長尺竹の内周面に接触
しつつ回転することにより縦割長尺竹を搬送するローラ
が、内周面に対してスリップするという事態が生じ、縦
割長尺竹の搬送が不安定になるという問題を生じてい
た。
【0014】 本発明は上記課題を解決するため創案さ
れたものであって、請求項1記載の発明の目的は、高周
波の外部漏洩のシールドが簡単であると共に湾曲板の外
周面の湾曲の差異に影響されることなく高い加熱効力を
得ることのできる湾曲板の加熱装置を提供することにあ
り、請求項2および3記載の発明の目的は、湾曲板の展
開時の搬送を容易にすることのできる湾曲板の展開装置
および展開方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
め請求項1記載の発明に係る湾曲板の加熱装置は、 長
手方向に直交した断面における形状が湾曲形状である湾
曲板を長手方向に沿って搬送しつつ、高周波電力を用い
ることにより前記湾曲板を加熱軟化する加熱装置に適用
しており、 前記断面において、前記湾曲板の外周面の
略中央部に押圧接触する第1の電極と、 前記湾曲板の
前記断面における湾曲の端部であって且つ長手方向に沿
った端部を木端部とするとき、 木端部のそれぞれに押
圧接触する第2の電極と、 一方の出力端子が前記第1
の電極に接続されると共に他方の出力端子が前記第2の
電極に接続され、前記高周波電力を発生する高周波電源
とを備えた構成としている。
【0016】 また請求項2記載の発明の湾曲板の展開
装置は、 前記湾曲板を、加熱軟化した後、長手方向に
沿った搬送経路において平面化することにより、前記湾
曲板を平板化する湾曲板の展開装置に適用しており、前
記搬送経路に沿って設けられたローラ群であり、各ロー
ラには前記湾曲板の内周面を押圧する中膨らみ部が形成
され、各ローラの軸方向に沿った断面における前記中膨
らみ部の曲率値は、前記搬送経路における位置に対応し
て、前記湾曲板の内周面の湾曲に対応した値から順次そ
の値を増加させると共に前記搬送経路の最後に位置する
ローラは前記中膨らみ部が略円筒状である下部ローラ群
と、前記湾曲板を挟んで前記下部ローラ群の各々と対応
して設けられたローラ群であり、各ローラには前記湾曲
板の外周面を押圧する中凹み部が形成され、各ローラの
軸方向に沿った断面における前記中凹み部の曲率値が、
前記下部ローラ群の対応するローラの中膨らみ部の曲率
値に対応した値である上部ローラ群と、 前記下部ロー
ラ群のそれぞれのローラの前記中膨らみ部の軸方向の端
部両側に形成された鍔部とを備えた構成としている。
そして 前記下部ローラ群と前記上部ローラ群との対と
なるローラのそれぞれにおいて、前記中膨らみ部により
前記内周面を押圧すると共に前記中凹み部により前記外
周面を押圧し、且つ前記断面における木端部近傍の周面
の接線方向に前記鍔部により木端部を押圧している。
【0017】 また請求項3記載の発明の湾曲板の展開
方法は、 前記湾曲板を、加熱軟化した後、長手方向に
沿った搬送経路において平面化することにより、前記湾
曲板を平板化する湾曲板の展開方法に適用しており、前
記搬送経路に沿って設けられ、前記湾曲板の内周面を押
圧する中膨らみ部が形成された複数のローラであり、各
ローラの軸方向に沿った断面における前記中膨らみ部の
曲率値が、前記搬送経路における位置に対応して、前記
湾曲板の内周面の湾曲に対応した値から順次その値を増
加させると共に前記搬送経路の最後に位置するローラの
前記中膨らみ部が略円筒状である下部ローラ群によって
前記内周面を押圧し、 且つ、前記下部ローラ群のそれ
ぞれのローラに対応して設けられたローラ群であり、各
ローラには前記湾曲板の外周面を押圧する中凹み部が形
成され、各ローラの軸方向に沿った断面における前記中
凹み部の曲率値が、前記下部ローラ群の対応するローラ
の中膨らみ部の曲率値に対応した値である上部ローラ群
によって、前記下部ローラ群により前記内周面が押圧さ
れた位置に対応する前記外周面を押圧し、 且つ、前記
下部ローラ群のそれぞれのローラの前記中膨らみ部の軸
方向の端部両側に形成された鍔部により、木端部を、前
記断面における木端部近傍の周面の接線方向に押圧する
方法を用いている。
【0018】
【作用】 請求項1記載の発明の作用を以下に示す。
湾曲板の搬送方向と直交する断面においては、第1の電
極は湾曲板の外周面の略中央部に押圧接触する。また第
2の電極は木端部のそれぞれに押圧接触する。そのため
第1および第2の電極と湾曲板との接触は、上記断面に
おいては点接触に近似した接触となるので、湾曲板の外
周面の湾曲形状に影響されることなく、第1の電極は、
外周面の略中央部に押圧接触し、第2の電極は、木端部
のそれぞれに押圧接触する。
【0019】 また第1の電極は、湾曲板の外周面の略
中央の近傍に位置し、第2の電極は、湾曲板の木端部の
近傍に位置している。そのため第1の電極と第2の電極
との、湾曲板の湾曲に沿った相互間の距離は、台座や取
り付け具を介した相互間の距離より短くなる。また高周
波電源の一方の出力端子は第1の電極に接続されてお
り、他方の出力端子は第2の電極に接続されている。こ
のことから、高周波電源より供給される高周波電力は、
電極相互間の距離が短い経路である湾曲板を介して、電
流の大部分が流れることとなり、台座あるいは取り付け
具を介した経路に流れるそれは微少となる。
【0020】 請求項2記載の発明の作用を以下に示
す。 上部ローラ群のローラの中凹み部の曲率は、下部
ローラ群の対応するローラの中膨らみ部の曲率に対応し
ている。また鍔部は、下部ローラ群の中膨らみ部の両側
端部に設けられている。そして中膨らみ部は湾曲板の内
周面を押圧し、中凹み部は外周面を押圧し、鍔部は木端
部を周面の接線方向に押圧する。そのため湾曲板は、中
膨らみ部の曲率でもって外周面と内周面とが押圧され、
且つ木端部から周面の接線方向に押圧される。つまり湾
曲板は、幅方向に加圧されているので、縦方向の割れを
生じることなく、湾曲が除去される方向に展開される。
【0021】 また中膨らみ部の曲率は、搬送経路にお
ける位置に対応して、湾曲板の内周面の湾曲に対応した
値から順次その値を増加させると共に搬送経路の最後に
位置するローラは中膨らみ部が略円筒状であるので、こ
れらのローラ群によって徐々に湾曲が除去されることと
なり、最後のローラによって平板となる。
【0022】 また下部ローラ群と上部ローラ群とは、
湾曲板の湾曲を除去する搬送経路を構成することから、
湾曲板の展開時の搬送はローラによる搬送となり、搬送
時の摩擦力は、転がり摩擦によって生じる力のみとな
る。
【0023】
【実施例】 以下に、本発明の一実施例について図面を
参照しつつ説明する。 図1は、本発明の一実施例の概
略を示す側面図である。
【0024】 図において、本実施例は、湾曲板が半割
りにされた長尺竹である場合の装置となっており、大別
すると、節が除去されると共に半割りにされ、且つ幅方
向における周長さが略一定に加工された長尺竹11を、
長手方向(矢印Aにより示す)に沿って搬送しつつ、高
周波電力を用いて加熱軟化する湾曲板の加熱装置(以下
では単に加熱装置と称する)1と、長手方向(矢印A)
に沿った搬送経路において、加熱軟化された長尺竹11
を平板に展開する湾曲板の展開装置(以下では単に展開
装置と称する)2とにより構成されている。
【0025】 図2は、第1および第2の電極の概略を
示す外観斜視図、図3は、搬送経路に直交した断面にお
ける第1および第2の電極と長尺竹11との互いの位置
関係を示す説明図である。なお図2においては、長尺竹
11の搬送方向は矢印Bにより示されている。
【0026】 加熱装置1は、第1の電極4、第2の電
極5、2つの送込ローラ6、および高周波電源7を主要
部として構成されており、送込ローラ6は、その外周部
が長尺竹11の内周面に接し、図示されていないモータ
によって回転するローラとなっていて、長尺竹11を搬
送経路に沿って移動させる。
【0027】 また第1の電極4は、搬送経路に沿って
細長い略直方体状の金属板であり、送込ローラ6により
搬送経路に沿って搬送される長尺竹11の外周面111
の略中央部に、バネ9の力によって押圧接触する電極と
なっている。
【0028】 また第2の電極5は、金属板501と支
持体502とが張り合わされた略長方形状の一対の電極
となっており、各電極5のそれぞれは、バネ10の力に
より、長尺竹11の長手方向に沿った断面における湾曲
端部であり、且つ長手方向に沿った端部である木端部1
12に押圧接触する。
【0029】 また第2の電極5のそれぞれは、長尺竹
11の木端部112への接触の度合いが、長尺竹11の
湾曲のばらつきに影響されることを防止するため、水平
に対する傾き角度θが約45度となるように取り付けら
れている。また第1、2の電極4、5の搬送方向におけ
る入口側端部には、長尺竹11の進入時のずれの許容の
ため、外部側に開く湾曲部403と503が形成されて
いる。
【0030】 また高周波電源7は、40MHZ近傍の
高周波電力を発生する装置となっていて、出力の一方の
端子は第1の電極4に接続され、出力の他方の端子は、
第2の電極5に導かれている。
【0031】 図4は、下部ローラ群と上部ローラ群と
における対となるローラの概略を示す外観斜視図、図5
は、同ローラの形状を示す断面図である。 展開装置2
は、搬送経路に沿って設けられ、長尺竹11の内周面を
押圧する下部ローラ群12と、外周面を押圧する上部ロ
ーラ群13とを主要部として構成されている。
【0032】 そして下部ローラ群12の各ローラ12
1には、図4、図5に示すように、長尺竹11の内周面
113を押圧する中膨らみ部15が形成されており、各
ローラ121の軸方向に沿った断面における中膨らみ部
15の曲率値は、搬送経路における位置に対応した値と
なっている。
【0033】 つまり搬送経路の入口側では、加熱直後
の長尺竹11の内周面113の湾曲に対応した値となっ
ており(ローラ121b)、以下、その並びの順序に従
って順次その値を増加させる。そして搬送経路の最後に
位置するローラ121aは、中膨らみ部としての膨らみ
が無い円筒状のローラとなっている。
【0034】 また上部ローラ群13は、長尺竹11を
挟んで下部ローラ群12の各ローラ121と対応して設
けられた複数のローラ131からなるローラ群であり、
各ローラ131には長尺竹11の外周面111を押圧す
る中凹み部16が形成されている。そして、各ローラ1
31の軸方向に沿った断面における中凹み部16の曲率
値は、それぞれのローラ131に対応するローラ121
の中膨らみ部の曲率値に対応している(図5参照)。
【0035】 また下部ローラ群12の各ローラ121
の中膨らみ部15の軸方向の端部両側には、中膨らみ部
15によって内周面113が押圧され、中凹み部16に
よって外周面112が押圧された長尺竹11の木端部1
12を、木端部112近傍の湾曲の接線方向(矢印Eに
より示す)に押圧する鍔部17が、中膨らみ部15と一
体に形成されている。
【0036】 なお下部ローラ群12の各ローラ121
は、図示されていないモータによって矢印C方向に回転
駆動されるローラであり、長尺竹11を搬送するローラ
となっている。また上部ローラ群13の各ローラ131
は、長尺竹11の搬送に従って矢印D方向に従動的に回
転するローラとなっている。
【0037】 図6は、長尺竹11の展開における押圧
力の押圧方向を示す説明図である。必要に応じて同図を
参照しつつ、以下に、本発明の一実施例の動作を説明す
る。
【0038】 図示されていない装置によって、節が予
め削除されると共に、湾曲に沿った周長さが略一定とな
るように加工された長尺竹11は、搬送経路に設けられ
た案内ローラ群21によって案内される。このとき、長
尺竹11の外周面の略中央位置の高さは、第1の電極4
の下面(接触面)の高さより少し高くなる高さでもって
搬送される。そのため長尺竹11の先端部は、進入時に
おいて、第1、2の電極4、5の湾曲部403と503
で誘導挿入される。このようにして進入した長尺竹11
は、第1の電極4が、バネ9によって、長尺竹11の外
周面111の略中央位置に押圧接触され、また第2の電
極5も、バネ10により長尺竹11の木端部112に押
圧接触されながら搬送される。
【0039】 次いで、長尺竹11の先端部が送込ロー
ラ6に達したときには、送込ローラ6によって、長尺竹
11の外周面111が第1の電極4から離れないように
持ち上げながら送り込まれる。
【0040】 一方、第1の電極4と第2の電極5とに
は、高周波電源7の出力が導かれていることから、長尺
竹11には、高周波電源7から供給される高周波電力が
流れ、電極4、5に接触している期間では継続的に加熱
軟化される。そのため長尺竹11は、展開のために必要
な所望温度となり、軟化される。
【0041】 なお、上記加熱において高周波電力が流
れる経路は、第1の電極4と第2の電極5との間に介在
する長尺竹11を流れる電流経路と、第1の電極4と第
2の電極5との間に高周波的に介在することとなる図示
されていない台座、あるいは取り付け具等を介した電流
経路との2つの経路がある。しかし前者は、その経路長
が後者の経路長より充分に短いことから、高周波電力
は、その大部分が長尺竹11に流れ、台座、取り付け具
等に流れる高周波電力は極めて微小である。
【0042】 次いで、所望温度に加熱軟化された長尺
竹11は、その湾曲の曲率に対応した曲率の中膨らみ部
15が形成されたローラ121b、131bによって、
外周面111と内周面113とが押圧されると共に、鍔
部17によって木端部112が押圧される。つまり長尺
竹11は、図6(a)の矢印により示す押圧力の分布で
もって加圧されることから、長尺竹11は、ローラ12
1bの中膨らみ部15の曲率に先ず展開される。
【0043】 以下、長尺竹11は、曲率を増大させつ
つ並ぶ下部ローラ群12、上部ローラ群13により、搬
送されつつ、外周面111に均等に分布した押圧力、内
周面113に均等に分布した押圧力、および木端部11
2への押圧力でもって順次展開される。
【0044】 そのため搬送経路の略中程まで進んだと
きには、長尺竹11に加えられる押圧力は、図6(b)
に示す分布となり、湾曲がかなりの程度に除去される。
そしてローラ121aに達したときには、図6(c)に
示すような押圧力の分布となり、平板状に押圧されると
共に、木端部から幅方向に押圧される。そのため長尺竹
11は、目的とする平板に亀裂を生じることなく展開さ
れることとなる。
【0045】 なお、この展開においては、上部ローラ
群13が従動ローラであり、各ローラ131が、矢印C
方向に回転しつつ、長尺竹11の外周面111を押圧す
る。そのため長尺竹11は、下部ローラ群12を回転駆
動するのみで、内周面113と下部ローラ群12との間
におけるスリップを生じることもなく、滑らかに搬送さ
れ、平板に展開される。
【0046】 なお、本発明は上記実施例に限定され
ず、第2の電極5の傾き角度θについては、45度とし
た場合について説明したが、30度〜55度の範囲で、
実験的に良好な結果を得られる角度とすることが可能で
ある。
【0047】 また湾曲板については、長尺竹11とし
た場合について説明したが、その他の湾曲板として、例
えばプラスチック板、あるいは木材板等の、誘電加熱が
可能な材質からなる湾曲板とすることが可能である。
【0048】
【発明の効果】 請求項1記載の発明に係る湾曲板の加
熱装置は、湾曲板の搬送方向と直交する断面において、
湾曲板の外周面の略中央部に押圧接触する第1の電極
と、一対の木端部のそれぞれに押圧接触する第2の電極
とを設けている。そのため電極と湾曲板の接触は、上記
断面においては点接触に近似した接触となり、湾曲板の
外周面の湾曲形状の影響が除去されることとなる。
【0049】 また第1の電極と第2の電極との、湾曲
板の湾曲に沿った相互間の距離は、台座や取り付け具を
介した相互間の距離より短くなって、高周波電力は、そ
の大部分が、電極相互間の距離が短い経路である湾曲板
を介して流れ、台座あるいは取り付け具を介した経路に
流れるそれは微少となる。そのため高周波の外部漏洩の
シールドが簡単であると共に湾曲板の外周面の湾曲の差
異に影響されることなく高い加熱効力を得ることが可能
になっている。
【0050】 また請求項2、3記載の湾曲板の展開装
置および展開方法は、搬送経路に沿って並ぶ下部ローラ
群と上部ローラ群とでもって外周面と内周面とを押圧す
る構成としており、ローラ群の各ローラの曲率を、湾曲
板の湾曲に対応した曲率から順次その値を増加させ、最
後に位置するローラを略円筒状としている。また下部ロ
ーラ群のそれぞれのローラの中膨らみ部の軸方向の端部
両側に形成された鍔部によって、外周面と内周面とが押
圧された長尺板を、湾曲の接線方向に木端部から押圧し
ている。そのため湾曲板は、幅方向において圧縮される
ので、内周面側の広がりによる割裂の発生が抑止されつ
つ展開される。また展開時の搬送はローラによる搬送と
なり、搬送時の摩擦力は、転がり摩擦によって生じる力
のみとなることから、湾曲板の展開時の搬送を容易にす
ることが可能となっている。また加熱等の手段によって
変形を容易とした平板を、搬送経路の出口側から入口側
に向かって逆方向に搬送するときには、平板を所望の湾
曲に加工することが可能であるという効果を併せ持って
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略を示す側面図であ
る。
【図2】 第1および第2の電極の概略を示す外観斜視
図である。
【図3】 搬送経路に直交した断面における第1および
第2の電極と湾曲板との互いの位置関係を示す説明図で
ある。
【図4】 下部ローラ群と上部ローラ群とにおける対と
なるローラの概略を示す外観斜視図である。
【図5】 下部ローラ群と上部ローラ群とにおける対と
なるローラの形状を示す断面図である。
【図6】 展開時に長尺板に加えられる押圧力の分布を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 湾曲板の加熱装置 2 湾曲板の展開装置 4 第1の電極 5 第2の電極 7 高周波電源 11 湾曲板 15 中膨らみ部 16 中凹み部 112 木端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 守峰 鹿児島県姶良郡隼人町小田1445番地1 鹿 児島県工業技術センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に直交した断面における形状が
    湾曲形状である湾曲板を長手方向に沿って搬送しつつ、
    高周波電力を用いることにより前記湾曲板を加熱軟化す
    る加熱装置において、 前記断面において、前記湾曲板の外周面の略中央部に押
    圧接触する第1の電極と、 前記湾曲板の前記断面における湾曲の端部であって且つ
    長手方向に沿った端部を木端部とするとき、 木端部のそれぞれに押圧接触する第2の電極と、 一方の出力端子が前記第1の電極に接続されると共に他
    方の出力端子が前記第2の電極に接続され、前記高周波
    電力を発生する高周波電源とを備えたことを特徴とする
    湾曲板の加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記湾曲板を、加熱軟化した後、前記長
    手方向に沿った搬送経路において平面化することによ
    り、前記湾曲板を平板化する湾曲板の展開装置におい
    て、 前記搬送経路に沿って設けられたローラ群であり、各ロ
    ーラには前記湾曲板の内周面を押圧する中膨らみ部が形
    成され、各ローラの軸方向に沿った断面における前記中
    膨らみ部の曲率値は、前記搬送経路における位置に対応
    して、前記湾曲板の内周面の湾曲に対応した値から順次
    その値を増加させると共に前記搬送経路の最後に位置す
    るローラは前記中膨らみ部が略円筒状である下部ローラ
    群と、 前記湾曲板を挟んで前記下部ローラ群の各々と対応して
    設けられたローラ群であり、各ローラには前記湾曲板の
    外周面を押圧する中凹み部が形成され、各ローラの軸方
    向に沿った断面における前記中凹み部の曲率値が、前記
    下部ローラ群の対応するローラの中膨らみ部の曲率値に
    対応した値である上部ローラ群と、 前記下部ローラ群のそれぞれのローラの前記中膨らみ部
    の軸方向の端部両側に形成された鍔部とを備え、 前記下部ローラ群と前記上部ローラ群との対となるロー
    ラのそれぞれにおいて、前記中膨らみ部により前記内周
    面を押圧すると共に前記中凹み部により前記外周面を押
    圧し、且つ前記断面における前記木端部近傍の周面の接
    線方向に前記鍔部により木端部を押圧することを特徴と
    する湾曲板の展開装置。
  3. 【請求項3】 前記湾曲板を、加熱軟化した後、前記長
    手方向に沿った搬送経路において平面化することによ
    り、前記湾曲板を平板化する湾曲板の展開方法におい
    て、 前記搬送経路に沿って設けられ、前記湾曲板の内周面を
    押圧する中膨らみ部が形成された複数のローラであり、
    各ローラの軸方向に沿った断面における前記中膨らみ部
    の曲率値が、前記搬送経路における位置に対応して、前
    記湾曲板の内周面の湾曲に対応した値から順次その値を
    増加させると共に前記搬送経路の最後に位置するローラ
    の前記中膨らみ部が略円筒状である下部ローラ群によっ
    て前記内周面を押圧し、 且つ、前記下部ローラ群のそれぞれのローラに対応して
    設けられたローラ群であり、各ローラには前記湾曲板の
    外周面を押圧する中凹み部が形成され、各ローラの軸方
    向に沿った断面における前記中凹み部の曲率値が、前記
    下部ローラ群の対応するローラの中膨らみ部の曲率値に
    対応した値である上部ローラ群によって、前記下部ロー
    ラ群により前記内周面が押圧された位置に対応する前記
    外周面を押圧し、 且つ、前記下部ローラ群のそれぞれのローラの前記中膨
    らみ部の軸方向の端部両側に形成された鍔部により、前
    記木端部を、前記断面における木端部近傍の周面の接線
    方向に押圧することを特徴とする湾曲板の展開方法。
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