JPH07108316A - H形鋼の冷却方法および装置 - Google Patents

H形鋼の冷却方法および装置

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JPH07108316A
JPH07108316A JP25433693A JP25433693A JPH07108316A JP H07108316 A JPH07108316 A JP H07108316A JP 25433693 A JP25433693 A JP 25433693A JP 25433693 A JP25433693 A JP 25433693A JP H07108316 A JPH07108316 A JP H07108316A
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廣口貴敏
Hiroatsu Kato
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Takefumi Suzuki
鈴木孟文
Tadayuki Ito
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    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/08Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling structural sections, i.e. work of special cross-section, e.g. angle steel
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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 H形鋼の熱間圧延の強制冷却による材質制御
を簡易な装置により、圧延材の曲がり、反りを発生する
ことなく材質制御の精度を向上させる。 【構成】 H形鋼の上フランジ内面とウェブ上面で囲わ
れる上側凹部に乱流水ジェットを噴射して水プールを形
成し、下フランジ内面とウェブ下面で囲われる下側凹部
とフランジ外側面には乱流水ジェットを噴射する。ま
た、上側凹部と下側凹部およびH形鋼の断面部位の冷却
程度を変化させ、均一な冷却制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はH形鋼の熱間圧延製造ラ
イン上で、H形鋼を冷却し材質を制御する方法およびそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延鋼材を圧延中もしくは圧延後のいず
れかで、強制冷却等の熱処理によっての機械的性質を制
御する技術が既に実用化されている。たとえば、特開昭
62−15882号公報の熱延鋼板に適用した例や、厚
板のTMCP、さらには棒鋼、レールにおける強制冷却
など多数の手段が提案されている。
【0003】形鋼分野においても、たとえば特開昭60
−77924号公報では、圧延形鋼材の垂直部分に層流
の水ジェットを付与し、水平部分には一部分層流の水ジ
ェットと一部分水の層とを付与する圧延材の冷却手段が
提案されている。また米国特許4,120,455号に
は気液混合体を噴射するノズルで構成される冷却装置に
よってH姿勢のI形鋼のフランジ内外面を冷却する手段
が示されている。また、H形鋼の強制冷却については、
機械的性質の制御目的以外に、不均一冷却が原因となっ
て発生する残留応力軽減のために、垂直面のフランジ外
側面のみを水冷する技術が特開昭62−174326号
公報他、多くの例が公知である。これらの従来手段にお
ける水冷はスプレー冷却が多用されている。しかし、内
面冷却の内、下部の冷却については曲がりやウェブの反
り防止を目的として、スプレー冷却を行う例はあるが、
上部の冷却については前記層流の水ジェットと気液混合
の冷却方式が採用され、スプレー冷却を用いる方法は採
用されていない。上部のフランジ内面冷却やウェブの冷
却を行う場合、冷却水はウェブ上面に冷却水が溜まって
プール状となり、いわゆるプール冷却が混在することに
なる。以上のごとく、H形鋼のフランジの内外面の同時
冷却あるいはフランジ内外面とウェブ上下面の同時冷却
による機械的性質の制御手段として、冷却函体から層流
ジェットを供給する方法と、気液混合体を吹き付けるの
が、従来技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のごとく、冷却の
目的が機械的性質の制御あるいは残留応力制御のいずれ
の場合も、フランジ外面、内面の冷却上・下部の冷却に
ついては、層流ジェット、あるいは気液混合体が用いら
れる。スプレーが用いられる場合は、フランジ内面ある
いは/およびフランジとウェブの交点部(以下フィレッ
ト部)に冷却水を噴射し、ウェブに乗る水についてはウ
ェブに広がる前に吸引・除去する。ところで、層流ジェ
ットを用いる前記の特開昭60−77924号公報技術
では、冷却函体に多数の孔を穿孔し、この孔から冷却水
を層流状態すなわち底流速で被冷却面に噴射するが、冷
却函体と被冷却面の間隔は10〜20mmと小さいな間
隔にする必要がある。このため圧延材が、フランジ外側
面冷却のために左右対称に構成された冷却函体およびフ
ランジ内面とウェブ冷却のためウェブ上下に配置された
冷却函体の間を冷却函体に衝突あるいは接触することな
く通過していくためには強固なガイドが必要となる。ち
なみに冷却函体と被冷却面の間隔を許容最大限の20m
mとしても、圧延材の走行中における縦・横方向の触れ
を考慮すると設計上は10mmにしなければならない。
圧延材は圧延姿勢での左右方向の反りだけでなく、上下
方向にも反りがあり、特に圧延材の先端部および後端部
の非定常部の曲がりは大きく、前記隙10mmでは圧延
材と冷却函体の衝突あるいは接触を免れることは困難で
ある。冷却函体と圧延材が接触すると函体に設けられた
オリフィスは変形あるいはつぶれて所望の冷却が得られ
なくなる問題があり、また函体が破壊されることもあ
る。また、気液混合体を用いる方法は、気体および液体
両方の供給設備や配管が必要で、かつヘッダーおよびノ
ズル構造も複雑で、設備費も高額となる。
【0005】本発明は、液体だけの簡易な冷却方法で、
かつ、圧延材が冷却設備に衝突あるいは接触することを
防止する、特に機械的性質を制御するための冷却方法と
装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明法はフランジ内外
面およびウェブ上下面を乱流ジェットを用いて冷却する
方法および装置であってその要旨は、以下のとおりであ
る。
【0007】(1)熱間圧延中および圧延終了後、もし
くは熱間圧延中か圧延終了後のいずれかのH形鋼をH姿
勢で載置のまま又は水平方向の移送中に冷却する方法に
おいて、前記H形鋼の上側凹部には乱流水ジェットを噴
射して水プールを形成せしめ、下側凹部およびフランジ
外側面には乱流水ジェットを噴射して冷却するH形鋼の
冷却方法。
【0008】(2)乱流水ジェットの噴射量および冷却
時間、もしくは噴射量と冷却時間のいずれかを、H形鋼
の上側凹部よりも下側凹部を大ならしめて冷却する前記
(1)項記載のH形鋼の冷却方法。
【0009】(3)H形鋼を水平方向に往復移動させつ
つ冷却する前記(1)項または(2)項記載のH形鋼の
冷却方法。
【0010】(4)H形鋼の上側凹部の乱流スプレーの
冷却水量をH形鋼の断面部位の温度分布に応じて変化せ
しめる前記(1)項、または(2)項または(3)項記
載のH形鋼の冷却方法。
【0011】(5)H形鋼の上側凹部の内側にH形鋼の
ウェブ高さ方向に移動自在に2分割された冷却ヘッダー
にスプレーノズルを有する上部冷却装置と、左右のサイ
ドガイドにスプレーノズルを設けたフランジ外面冷却装
置と、搬送ローラーの搬送面の下方に設けたH形鋼の下
側凹部を冷却する下部スプレー冷却装置と、前記冷却ヘ
ッダーの前後面に、冷却水の流動を阻止する止水機構と
を設けたH形鋼の冷却装置。
【0012】(6)下部スプレーノズルがH形鋼のウェ
ブ高さ方向に移動自在に2分割した前記(5)項記載の
H形鋼の冷却装置。
【0013】(7)H形鋼の上側凹部の内側に設けた冷
却ヘッダーの冷却ゾーン長よりも下側凹部を冷却するス
プレーノズルゾーン長を長く設けた前記(5)項または
(6)項記載のH形鋼の冷却装置。
【0014】
【作用】以下、図面にしたがって本発明を詳細に説明す
る。
【0015】図2は本発明法を実施する工程の平面略図
であり、粗圧延工程以前は図示を省略している。図にお
いて、被冷却材1は中間ユニバーサル圧延機Uおよびエ
ッジャーEによって圧延された後、仕上げ圧延機Fによ
り最終圧延され、矢印アの方向に移動している段階にフ
ランジ外面冷却装置4、上部フランジ内面およびウェブ
上面冷却装置5、下部フランジ内面およびウェブ下面冷
却装置6により行う。ただし、重度の強制冷却を行う場
合においては、仕上げ圧延時の一方向だけでなく、一旦
冷却装置を強制冷却しつつ通過させた後、仕上げ圧延機
Fのロールを解放し、所定の冷却が得られるまで繰り返
し往復させることができる。
【0016】図1は本発明実施例装置を示す図で被冷却
材1が冷却装置4,5,6で冷却中の断面状態を示す。
フランジ外面冷却装置4には乱流ジェットを噴射するス
プレーノズル4aが、多段に配置されており、被冷却材
1のフランジ幅に応じて使用する段数が設定可能であ
る。この冷却装置は被冷却材の案内用サイドガイド7に
組み込まれており、被圧延材1のサイズが異なる場合
も、サイドガイドの位置調節によりノズル4aとフラン
ジ2の外面2aの距離d1が調整可能である。サイドガ
イド7とフランジ外面の距離d2は被冷却材の曲がりな
どもあることから20〜30mmに設定するのが一般的
で、特に精度良く両側のサイドガイドの中央を通過させ
るために、遊動コロを数m毎にサイドガイド7に10m
m〜20mm突出させて取り付けることは有効である。
ノズル4aから噴射する乱流ジェットによる強制冷却は
既存の技術が適用できる。左右フランジ2の上部内面2
bおよびウェブ3の上面3aで形成される凹部を、本発
明では単に上側凹部と称し、この上側凹部の冷却は、上
側凹部内にその全体を没入あるいは一部没入するヘッダ
ー51に取り付けたスプレーノズル5a,5b,5cよ
り乱流ジェットを噴射することにより行う。ここでスプ
レーノズル5a,5b,5cはそれぞれフランジ内面2
b、フランジとウェブの交点部2c、ウェブ上面3aに
向けた例を示す。しかし、フランジ2の厚みに比較して
ウェブ3の厚みが小さく冷却が早く進行するようなサイ
ズの被冷却材に対してはウェブ上面への乱流ジェットの
噴射ノズル5cは必ずしも必要ではない。逆にフランジ
とウェブの交点部2cのように、強く冷却を行う必要の
ある部位に対しては、噴射水量の大きなノズルを用いる
か、ノズルを密に配置すればよい。従来技術における層
流ジェットによる冷却の場合、被冷却材1のフランジ内
面2bおよびウェブ上面3aと上部内面冷却用ヘッダー
51との間隔d3,d4は10〜20mmにする必要が
あったが、乱流スプレーノズルによる場合、この間隔d
1,d2は50mm以上にしても十分冷却能が得られ、
したがって被冷却材の搬送における被冷却材とヘッダー
の接触は防止できる。
【0017】次に、左右フランジ2の下部内面2dおよ
びウェブ3の下面3bで形成される凹部を、本発明では
単に下側凹部と称するが、この下側凹部の冷却は下部冷
却用ヘッダー61に取り付けたノズル6a,6bより乱
流ジェットを噴射して行う。ヘッダー61およびノズル
6a,6b搬送用ローラーテーブル上面8より下方に取
り付けることにより被冷却材との接触や衝突を防止する
ことが可能である。ノズル6a,6bの配置については
特に強く冷却したい部分たとえばウェブ3の板厚に比較
してフランジ板厚の大きいサイズに於けるフランジ内面
2dの冷却では、フランジ冷却用のノズル2aの噴射水
量をウェブを冷却するノズル6bの噴射水量より大きく
するか、ノズルを密に配置すればよい。また、フランジ
2とウェブ3の交点部の表面2eを特に強令する必要が
ある場合、フランジ冷却用ノズル6aの噴射する乱流ジ
ェットとウェブ冷却用ノズル6bの噴射する乱流ジェッ
トの噴射領域を部分的に重ね合わせることにより冷却が
強化できる。また下部冷却ノズルは水を噴射する領域の
広さや部分的な冷却の強弱に対してフランジ内面冷却用
ノズル、ウェブ冷却用ノズルの列数を設定すればよい。
なお、下側凹部の冷却用ヘッダーおよびノズルを被冷却
材搬送ローラーテーブル上面より下方に配置することに
より、被冷却材の下方への曲がりが発生してもヘッダー
およびノズルと被冷却材との接触や衝突を防止できる。
【0018】以上のごとく上側凹部と下側凹部では冷却
方法が異なるため、上下で冷却特性に差は生じるもの
の、その冷却特性差を把握することにより、冷却の不均
一に関わる問題を防止することが可能である。図3は上
側と下側の凹部の冷却特性差を把握するために、上下フ
ランジ内面の表面より2mm深さおよびウェブの上下表
面より各2mm深さ位置に熱電対を取り付けて、温度変
化を測定して冷却速度を算出しグラフ化したものであ
る。被冷却材のサイズは、H538×447×60×9
0(ウェブ高さ×フランジ幅×ウェブ厚×フランジ厚)
であり、図4に示すごとく、上部ヘッダー11にフラン
ジ水冷ノズル11a,フィレット部冷却ノズル11b、
ウェブ冷却ノズル11c、下部ヘッダー12にフランジ
冷却用ノズル12a,フィレット部冷却ノズル12bお
よびウェブ冷却ノズル12cを配置した。
【0019】温度測定の代表点として、上部フランジに
ついては13a,14a、下部フランジについては13
b,14bの各2点づつを選定した。この中で温度測定
点13aと13bは、また温度測定点14aと14bは
ウェブ板厚中心線17に対して上下対称の位置である。
ウェブの温度測定の代表点として、上面については15
a,16a、下面については15b,16bの各2点づ
つを選定した。この中で15aと15bは、また16a
と16bはウェブ板厚中心線にたいして上下対称の位置
である。上部フランジ内面のふたつの温度測定点のうち
一点14aはフランジ内面冷却用ノズル11aから直接
乱流ジェットを噴射される部位、一点13aは直接に乱
流ジェットの噴射は受けないが、プール状の水が乱流ジ
ェットにより撹伴されて冷却が促進される部位である。
一方下部フランジ内面のふたつの温度測定点のうち一点
14bはフランジ冷却用ノズル12aから直接に乱流ジ
ェットを受ける部分、残る一点13bはフランジ冷却用
ノズル12aとウェブ冷却用ノズル12bの両者からの
乱流ジェットの水が流下することによって冷却される部
分である。
【0020】ウェブ上状面の温度測定点のうち一点15
aはフィレット部冷却用ノズル11bから乱流ジェット
を直接噴射を受ける部位、もう一点16aはウェブ幅方
向中央部であり、2列のウェブ冷却用ノズル11cから
噴射される乱流ジェットが若干重なり合う部位である。
ウェブ下面の温度測定点の一つ15bはウェブ冷却用ノ
ズル12bとフランジ冷却用ノズル12aから噴射され
る乱流ジェットの両方が交差する部位、残る一点はウェ
ブ幅方向中央部でウェブ冷却用ノズル12bから乱流ジ
ェットを直接受ける部位である。ここで15aと15
b、16aと16bはウェブ板厚中心線に対して上下対
称の位置関係にある。
【0021】以上のように温度測定点は上下対称である
が、各対称点の冷却は上下で全く異なる態様になってい
る。
【0022】図3において横軸は冷却水量密度であり、
ノズルから噴射される乱流ジェットのフランジ幅方向お
よびウェブ幅方向の分布を冷却ゾーン全長に平均化して
表したものである。竪軸は温度測定データから算出した
800〜500℃間の平均冷却速度である。図3(a)
のフランジ冷却の特徴として、上部フランジにおいては
直接乱流ジェットの噴射を受ける14aも直接の噴射を
強く受けない位置13aも大きな差異を生じない。これ
はヘッダ11とフランジ内面との距離が大きいためプー
ル状の水が広範囲に撹伴されるためである。したがっ
て、疎らなノズル配置にもかかわらず、冷却は噴射の強
さに影響を多少受けながら、ノズルから噴射する水量を
増加すれば全体的に冷却を早めることが可能である。下
部フランジについてはふたつの温度測定点13b,14
bの比較ではより乱流ジェットを強く受ける点14bの
熱伝達係数が大きく冷却が早いが、特に大きな差異を生
じるものではなく、強い冷却が必要な部位に多くの水を
噴射すればよい。
【0023】上下フランジを比較すると、同一水量密度
に対して上部の平均冷却速度が大きくかつ、水量密度の
変化に対して、平均冷却速度も敏感に変化する。ただ
し、上下の熱伝達係数のレベルは大差ないので、実際の
冷却においては、上下で使用する冷却水量に差を設定す
ることによっても、容易に上下の冷却をバランスさせる
ことができる。
【0024】図3(b)はウェブについて示したもので
あるが、上部の平均冷却速度は下部に比べてかなり大き
い。上部の水量密度0のデータはフランジ冷却用ノズル
11aおよびフィレット部冷却用ノズル11bから乱流
ジェットを噴射するが、ウェブ冷却用ノズル15a,1
6aを使用せずプール状の冷却水によって冷却する場合
のものである。すなわち、ウェブ上面は乱流ジェットを
噴射しなくても、大きな熱伝達係数を示す。このように
ウェブ上面と下面の冷却差異は冷却中および冷却後の形
状に影響するので、上下面の冷却をバランスさせるに
は、上下の冷却水量差だけでなく、下部冷却ゾーン長を
上部より長くすることが効果的である。同様にフランジ
内面の冷却の上下バランスは上下の冷却ゾーン長差を利
用することも効果的である。
【0025】また、H形鋼はウェブ高やフランジ幅の異
なるサイズが多く、圧延サイズが変わるたびに、上部内
面冷却用ヘッダおよび下部内面冷却用ヘッダを交換する
と、人手と時間が必要となるのでサイズ変更に対応でき
る可変ヘッダ構造を用いるのが便利である。図5は上側
凹部冷却用ヘッダのウェブ幅方向の可変幅機構を示す。
上部ヘッダ21a,21bを分割し、被冷却材H形鋼1
のウェブ高uに応じてヘッダの幅Bを調節してフランジ
2の内面2bとヘッダ21aおよび21bとの距離d3
を、またフランジ幅Fに応じてウェブ3の上面3aとヘ
ッダ21aおよび21bの間隔d4を調節する。フラン
ジ内面2bとヘッダ21aおよび21bとの距離d3の
調整は、ヘッダ21a,21bの懸架装置に取り付けら
れた金具22に横移動を拘束した回転自在の2本のスク
リュー23,24をその端部に同軸上に歯車24,25
を噛み合わせて取付け、その一方例えば歯車24を電動
モーター28により回転する歯車26により回転させる
ことにより、ヘッダー21a,21bを懸架する金具2
7a,27bを互いに相反する方向に移動させることに
より行う。ヘッダ21aおよび21bとウェブ上面3a
との間隔d4は懸架装置の金具22の上下位置可変機構
により調整する。
【0026】図6は下部内面冷却用のヘッダを3つ用い
る場合のヘッダの位置調節方法である。ヘッダ31a,
31bはフランジ2の下部内面2dおよびフィレット部
2e冷却用、ヘッダ32はウェブ3の下面3bおよびフ
ィレット部2e冷却用であり、各ヘッダー個別に図示し
ない横送り機構および上下位置可変機構を有する。ウェ
ブ幅uおよびフランジ片形幅Fiを持つH形鋼1の冷却
から、ウェブ幅U’、フランジ片幅Fi’を持つH形鋼
1’にサイズが変更になった場合、フランジ内面冷却用
ヘッダ31a,31bの位置を横送り機能および上下位
置可変機構により変更し、ウェブ下面冷却用ヘッダ32
の位置を上下位置可変機構により変更することにより乱
流ジェットが被冷却材に好適に衝突するように調節する
ことができる。
【0027】次に冷却水噴射量の設定について述べる
と、下部内面冷却では図4や図6のように、噴射狙い位
置別にヘッダーを設ける場合、それぞれのヘッダに任意
に流量を設定することが可能である。上部内面冷却用の
場合、図7に示すようにヘッダー41をその内部に仕切
板42,43,44を取り付けることによりフランジ内
面2b冷却用ヘッダ45、フィレット2c部冷却用ヘッ
ダ46、ウェブ上面3a冷却用ヘッダ47に分割し、分
割された各ヘッダに個別に流量を設定することにより、
被冷却材サイズに応じた冷却部位毎の冷却制御が可能と
なる。
【0028】また、フランジ幅が変化した場合の、上部
のフランジ内面への乱流ジェット噴射位置制御について
は、図8のごとく上部内面2b冷却用ヘッダーを上下方
向でフランジ内面冷却用51a,およびフィレット部2
c冷却用52cに分割し、いずれか一方のヘッダー例え
ば51aを図5と同様に上下位置可変機能およびウェブ
幅方向位置可変機能を持たせ、この位置可変ヘッダーに
対して残る一方のヘッダー例えば52aに上下位置可変
機能を持たせればよい。この場合、ヘッダ52aを仕切
板53で分割すると、噴射位置を異にするノズル5a,
5b,5cに対して個別に冷却水の流量設定が可能であ
る。
【0029】H形鋼にはフランジとウェブの板厚比が異
なるサイズが種々あり、両者の冷却をバランスさせるこ
とが重要で、その方法としてフランジ外面に対する冷却
の程度を制御する手段が効果的である。その手段の一つ
として冷却水量密度を被冷却材サイズに応じて変化させ
る方法とは別に、図9に示す方法が適用できる。図9は
冷却ゾーンの水平模式図であり、61,62および63
はそれぞれ上部内面冷却装置、下部内面冷却装置および
フランジ外面冷却装置を示す。本例では前述した上部冷
却と下部冷却の特性差から上部冷却ゾーン長L1より下
部冷却ゾーン長L2を長くして上下の冷却バランスを調
整する例である。フランジ外面の冷却ゾーン長L3は、
ウェブ板厚よりフランジ板厚が大きいサイズが多数ある
ことから、上下冷却ゾーンより大きくし、かつゾーン全
長を長さ方向に、任意に選択使用できる短いゾーン63
−1から63−Nに分割し、ウェブに対してフランジを
強く冷却する必要のあるサイズに対しては分割された短
ゾーンの多くを使用して冷却し、ウェブに対してフラン
ジの冷却を弱くする必要のあるサイズは逆に短ゾーンの
使用を少なくすればよい。このような冷却ゾーンを有す
る冷却装置を被冷却材が矢印方向に通過していくと断面
内の部位により、冷却時間差が設定されて全体の冷却バ
ランスの調整が可能である。同様に内面上部冷却装置6
1、下部の冷却装置62についても長さ方向に分割し、
フランジとウェブの冷却強度の要求に応じてその使用す
る数を決める方法も効果的である。しかし、前述の外面
冷却装置63のみ分割することにより、フランジとウェ
ブの冷却強度差を設定できかつ、被冷却材の送り速度を
調整することにより、被冷却材全体の冷却強度も調整で
きるので、内面冷却装置の長さ方向の分割は実用的には
必要でない。
【0030】上側凹部冷却における冷却水の長さ方向へ
の流動防止3について一例を図10に示す。被冷却材H
形鋼1の上部にフランジ内面冷却用ノズル5a,フィレ
ット部冷却用ノズル5b、図示しないウェブ冷却用ノズ
ルを組み込んだ上部水冷ヘッダ5の前後に、水冷中の被
冷却材の通材を阻害しない被冷却材と非接触の堰61お
よび62を配置する。非接触での水の流出阻止は、堰6
1,62に冷却水プール側に傾斜したスリット63を設
け、このスリットより空気のごとき気体を噴出させれば
可能であり、図11は堰62の詳細を示す縦断面図であ
る。
【0031】堰62はH形鋼1のウェブ3の上面3aお
よびフランジ2とで囲まれる空間に空気送出ブロック6
4と空気通路形成ブロック65を対設してなり、空気送
出ブロック64には冷却水のプール側(以下、前面)と
は反対側(以下、後面)から空気を供給する空気送給管
66が接続され、ブロック前面の左右および下方には空
気の流れを前面に向ける空気通路67が、空気通路形成
ブロックとの隙間(スリット)として形成されている。
空気送出ブロック64の前面には凹状の窪みの空気だま
りが形成されている。空気送出ブロック64と空気通路
形成ブロック65とはボルト68で連結され、このボル
ト68に外嵌したスぺーサー69は前記スリット67の
間隙を調整するために設けている。空気送出ブロック6
4と空気通路形成ブロック65との対設面の上方には空
気が飛散しないようにガスケット材70を介装してい
る。本堰は上部冷却用ヘッダに連結するかしないかは任
意である。
【0032】以上、本発明による冷却法および装置は仕
上げ圧延機出側だけでなく、図2の中間圧延機の前後の
位置7,8に設置し、圧延中の冷却に供することも、ま
た仕上げ圧延機の前の位置9に設置し、仕上げ圧延後冷
却の予備的な冷却に供することは任意である。また、H
形鋼サイズに応じてフランジ外面冷却装置と内面冷却装
置を個別に使い分けることも任意である。
【0033】
【実施例】サイズH918×303×19×37(ウェ
ブ高さ×フランジ幅×ウェブ厚×フランジ厚)、鋼種S
S400のH形鋼を仕上げ圧延後に内外面水冷を行っ
た。水冷設備および水冷条件は表1のごとくである。
【0034】フランジ厚がウェブ厚より大きいことか
ら、フランジの冷却をウェブの冷却より強化する設備お
よび冷却水量密度に設定している。内面冷却については
上部より下部の冷却設備長を長くし、上下冷却の均一化
を図っている。またウェブ上下面の冷却にたいしては上
面は水の噴射をせずに、したがって弱い撹伴のプール冷
却にたいして、下部は乱流ジェットを吹き付けて冷却す
ることにより、バランスを取っている。内面の冷却水量
密度はフランジ、フィレットとも下部より上部の方が大
きいが、設備長の関係から、上下の冷却強度はおおむね
等しくなっている。
【0035】
【表1】
【0036】表2は代表的部位の引っ張り試験値を示
す。延性の低下を招くことなく引張り強さ、降伏点を上
昇させることができた。本例では、400N/mm2
の鋼種を用いて490N/mm2 級の鋼種の製造が可能
である。すなわち、同一規格の鋼種に対して低炭素等量
化が図れ、溶接性、靭性に優れたH形鋼製品の製造が可
能になる。
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】従来用いられてきたフランジ外面冷却手
段に、フランジ内面およびウェブ上下面を、上下異なる
方式の乱流ジェットを用いる冷却手段を加えることによ
って、内外面からの温度制御が可能となった。本発明に
より、圧延時に曲がりが発生する場合も冷却装置と被冷
却材の衝突を防止でき、特にフランジ外面からだけの冷
却での板厚方向の材質特性差の問題が解消でき、ウェブ
の材質制御も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の正面断面略図
【図2】本発明を実施するH形鋼圧延工程の平面略図
【図3】冷却速度と冷却平均水量密度との関係を示すグ
ラフ
【図4】本発明装置の実施態様を示す正面断面略図
【図5】本発明装置の冷却ヘッダの幅可変機構を示す断
面略図
【図6】本発明の下側凹部冷却の実施態様を示す正面略
【図7】本発明の冷却ヘッダの実施態様を示す部分略図
【図8】本発明の冷却ヘッダの実施態様を示す部分略図
【図9】本発明の冷却ゾーン長の制御を行う装置の平面
略図
【図10】H形鋼の上側凹部の冷却水の流出阻止機構を
示す部分断面側面略図
【図11】図10の堰の部分断面略図
【符号の説明】
1…被冷却材(H形鋼) 4…フランジ外
面冷却装置 5…ウェブ上面冷却装置 6…ウェブ下面
冷却装置 7…サイドガイド 51…ウェブ上面冷却装置のヘッダー 61…ウェブ下面冷却装置のヘッダー 5a,5b,5c…スプレーノズル 6a,6b,6c…スプレーノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤裕厚 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社技 術開発本部内 (72)発明者 鈴木孟文 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社技 術開発本部内 (72)発明者 伊藤忠幸 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社技 術開発本部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱間圧延中および圧延終了後、もしくは
    熱間圧延中か圧延終了後のいずれかのH形鋼をH姿勢で
    載置のまま又は水平方向の移送中に冷却する方法におい
    て、前記H形鋼の上側凹部には乱流水ジェットを噴射し
    て水プールを形成せしめ、下側凹部およびフランジ外側
    面には乱流水ジェットを噴射して冷却することを特徴と
    するH形鋼の冷却方法。
  2. 【請求項2】 乱流水ジェットの噴射量および冷却時
    間、もしくは噴射量と冷却時間のいずれかを、H形鋼の
    上側凹部よりも下側凹部を大ならしめて冷却することを
    特徴とする請求項1記載のH形鋼の冷却方法。
  3. 【請求項3】 H形鋼を水平方向に往復移動させつつ冷
    却することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    H形鋼の冷却方法。
  4. 【請求項4】 H形鋼の上側凹部の乱流スプレーの冷却
    水量をH形鋼の断面部位の温度分布に応じて変化せしめ
    ることを特徴とする請求項1または2または3記載のH
    形鋼の冷却方法。
  5. 【請求項5】 H形鋼の上側凹部の内側にH形鋼のウェ
    ブ高さ方向に移動自在に2分割された冷却ヘッダーにス
    プレーノズルを有する上部冷却装置と、左右のサイドガ
    イドにスプレーノズルを設けたフランジ外面冷却装置
    と、搬送ローラーの搬送面の下方に設けたH形鋼の下側
    凹部を冷却する下部スプレー冷却装置と、前記冷却ヘッ
    ダーの前後面に、冷却水の流動を阻止する止水機構とを
    設けたことを特徴とするH形鋼の冷却装置。
  6. 【請求項6】 下部スプレーノズルがH形鋼のウェブ高
    さ方向に移動自在に2分割したことを特徴とする請求項
    5記載のH形鋼の冷却装置。
  7. 【請求項7】 H形鋼の上側凹部の内側に設けた冷却ヘ
    ッダーの冷却ゾーン長よりも下側凹部を冷却するスプレ
    ーノズルゾーン長を長く設けたことを特徴とする請求項
    5または請求項6記載のH形鋼の冷却装置。
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