JPH07107511B2 - プリント基板検査装置 - Google Patents

プリント基板検査装置

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JPH07107511B2
JPH07107511B2 JP61104241A JP10424186A JPH07107511B2 JP H07107511 B2 JPH07107511 B2 JP H07107511B2 JP 61104241 A JP61104241 A JP 61104241A JP 10424186 A JP10424186 A JP 10424186A JP H07107511 B2 JPH07107511 B2 JP H07107511B2
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輝久 四ツ谷
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/956Inspecting patterns on the surface of objects
    • G01N21/95607Inspecting patterns on the surface of objects using a comparative method

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、予め入力されている基準データと、被検査プ
リント基板を撮像して得られた測定データとを比較し
て、被検査プリント基板上の部品の実装状態を検査する
プリント基板検査装置に関する。
《従来の技術》 プリント基板に抵抗器や半導体素子等の各種チツプ部品
を実装するときにおいて自動実装装置を用いた場合、実
装後において実装データ通りに部品が実装されていない
ことがある。
このため、このような自動実装装置等を用いる場合に
は、実装後にプリント基板をチエツクして、このプリン
ト基板上の正規の位置に正当なチツプ部品が正いい姿勢
(位置,方向)で実装されているかどうか、また脱落が
ないかどうかを検査する必要がある。
しかしこのような検査を従来と同じように入手による目
視検査で行なつていたのでは、検査ミスの発生を完全に
無くすことができず、また検査速度を高めることができ
ないという問題がある。
そこで、近年、この種の検査を自動的に行なうことがで
きるプリント基板の自動検査装置が各メーカから種々提
案されている。
第8図は、このような自動検査装置の一例を示すブロツ
ク図である。
この図に示す自動検査装置は、予め入力されている基準
データと、被検査プリント基板1を撮像して得られる被
検査データとを比較して前記被検査プリント基板1上に
全ての部品2−1〜2−nが載せられているかどうか、
およびこれらの部品22−1〜2−nが位置ずれ等を起こ
していないかどうか等を自動的に検査するものであり、
キーボード3と、記憶部4と、TVカメラ5と、処理部6
と、表示部7とを備えている。
キーボード3は、フアンクシヨンキー、テンキー等の各
種キーを備えており、オペレータ等によつて前記被検査
プリント基板1を検査するときの基準データ、つまりこ
の被検査プリント基板1上にあるべき部品2−1〜2−
nの色データ、取付け位置データ、取付け姿勢データ、
形状データ等の各特徴データ、およびこれら各特徴デー
タに基づいて前記被検査プリント基板1上の各部品2−
1〜2−nの良否を検査するときに必要な許容値データ
等が入力されたとき、これらの各データを記憶部4に供
給する。
記憶部4はRAM(ランダム・アクセス・メモリ)等を備
えており、前記キーボード3から供給された各データを
記憶するとともに、これを処理部6へ供給する。
処理部6はTVカメラ5によつて得られた前記被検査プリ
ント基板1の画像を処理して、この被検査プリント基板
1上に取り付けられている各部品2−1〜2−nの各特
徴データ(被検査データ)を抽出するとともに、前記記
憶部4に記憶されている前記基準データに基づいてこの
被検査データをチエツクし、このチエツク結果を表示部
7に供給して前記各部品2−1〜2−nの良否を表示さ
せる。
《発明が解決しようとする問題点》 ところでこのような従来の自動検査装置においては、被
検査プリント基板1を検査するときの基準となる基準プ
リント基板を撮像して得られた画像データから、オペレ
ータが各部品2−1〜2−nの特徴パラメータを作成し
て、これをキーボード3から入力していたので、検査効
率が悪く、また部分2−1〜2−nの全てに対して同じ
許容値を用いるようにしていたので、その位置ずれ許容
値が小さい部品に合せて許容値を設定すると、第9図
(A)に示す如くランド8が大きく、その位置ずれ許容
値が大きい部品2aが少しだけ位置ずれを起したときに
も、装置がこれを位置ずれ部品と見なしてしまうという
問題があつた。
また、このように位置ずれ許容値が大きい部品2aに合せ
て許容値を設定すると、第9図(B)に示す如くランド
8が小さい部品2bに対しては、この部品2が位置ずれを
起していても、これが許容値範囲内にあると見なしてし
まう。
本発明は上記の事情に鑑み、検査効率を高めると共に、
各部品に対して最適な許容値を設定することができるプ
リント基板検査装置を提供することを目的としている。
《問題点を解決するための手段》 上記問題点を解決するため本発明によるプリント基板検
査装置は、記憶部に記憶されている基準データと、被検
査プリント基板から反射光を受光して得られる受光デー
タに基づいて測定データとを比較して前記被検査プリン
ト基板上の部品の実装状態を検査するプリント基板検査
装置において、検査部位の比較の基準となる第1の基準
データを記憶する第1の基準データ記憶部と、前記第1
の基準データから前記被検査プリント基板上の部品位置
に基づいて第2の基準データを算出して記憶する算出手
段とを備えたことを特徴とするものであり、また、前記
演出手段は、前記第1の基準データから前記検査部位毎
の標準許容値データを算出し第2の基準データとする手
段であり、更に前記検査部位毎の標準許容値データを変
更する標準許容値データ変更手段を備えており、更に、
前記標準許容値データは検査部位の位置ずれに関する許
容値であることを特徴とするものである。
《実施例》 第1図は本発明によるプリント基板検査装置の一実施例
を示すブロツク図である。
この図に示すプリント基板検査装置は、X−Yテーブル
部14と、撮像部15と、処理部16とを備えており、検査対
象となる被検査プリント基板10−2上にある各部品13b
の方向と、部品間隔とに応じて各部品毎に最適な許容値
データを自動的に設定する。
X−Yテーブル部14は前記処理部16からの制御信号に基
づいて動作するパルスモータ17,18と、これらの各パル
スモータ17,18によつてX軸方向およびY軸方向に駆動
されるX−Yテーブル19と、このX−Yテーブル19上に
設けられるプリント基板位置決め用のピン20a,20bとを
備えており、前記各プリント基板10−1,10−2をX−Y
テーブル19上に載せるとき、プリント基板10−1,10−2
に形成された位置決め用の穴を前記各ピン20a,20bに各
々嵌入させることにより、これら各プリント基板10−1,
10−2が位置出しされる。
撮像部15は、前記X−Yテーブル部14の上方に設けられ
るカラーTVカメラ21と、このカラーTVカメラ21のレンズ
前面側に設けられるリング照明装置22とを備えており、
前記各プリント基板10−1,10−2はこのリング照明装置
22によつて照明されながら前記カラーTVカメラ21によつ
て撮像され、この撮像装置により得られた画像信号が処
理部16へ供給される。なお、カラーTVカメラ21は、その
撮像画像に基づいて判定基準データを作成しようとする
ものであるから、この撮像画像は、カラーTVカメラ21に
よる場合に代えて、例えば、レーザ光をプリント基板10
−1,10−2に照射しその反射光を受光して得られる載像
画像や、スリット光をプリント基板10−1,10−2に照射
してそのスリット光のこれらプリント基板10−1,10−2
にできるスリット模様をカメラで撮像して得られる撮像
画像等でも良い。
処理部16は、テイーチングボード等を用いて入力された
部品情報から各部品の位置、形状に応じたウインドウ
(データの取込み窓)を作成するとともに、前記部品情
報から各部品の方向、間隔等に応じた各部品毎の許容値
データを作成し、この後、このウインドウを用いて、前
記撮像部15から供給される基準プリント10−1の画像信
号と、被検査プリント基板10−2の画像信号とから各部
品13a,13bの特徴パラメータを抽出し、これらの特徴パ
ラメータを比較することにより前記被検査プリント基板
10−2上に全ての部品13bが位置ずれなしで正しく実装
されているかどうかを判定する部分であり、A/D変換部2
3と、メモリ24と、テイーチングテーブル25と、画像処
理部26と、X−Yステージコントローラ27と、CRT表示
器28と、プリンタ29と、キーボード30と、制御部(CP
U)31とを備えている。
A/D変換部23は前記撮像部15から画像信号を供給された
ときに、これをA/D変換(アナログ・デジタル変換)し
て画像データを作成し、これを制御部31へ供給する。
またメモリ24は、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)
等を備えて構成されており、前記制御部31の作業エリア
として使われる。
また画像処理部26は、前記制御部31を介して画像データ
と、閾値とを供給されたとき、この閾値で画像データを
2値化するように構成されており、この2値化結果(2
値化画像データ)は前記制御部31へ供給される。
またテイーチングテーブル25は、フロツピーデイスク装
置等を備えており、前記制御部31から各種のデータフア
イル等が供給されたときに、これを記憶し、また前記制
御部31が転送要求を出力したとき、この要求に応じてデ
ータフアイル等を読み出し、これを制御部31などへ供給
する。
また、X−Yステージコントローラ27は前記制御部31と
前記X−Yテーブル部14とを接続するインターフエース
等を備えて構成されるものであり、前記制御部31の出力
に基づいて前記X−Yテーブル部14を制御する。
またCRT表示器28は、ブラウン管(CRT)を備えており、
前記制御部31から画像データ,判定結果,キー入力デー
タ等を供給されたとき、これを画像上に表示させる。
またプリント29は、前記制御部31から判定結果等を供給
されたとき、これを予め決められた書式(フオーマツ
ト)でプリントアウトする。
またキーボード30は、操作情報や前記基準プリント基板
10−1に関するデータ、この基準プリント基板10−1上
にある部品13aに関するデータ等を入力するのに必要な
各種キーを備えており、このキーボード30から入力され
た情報やデータ等は制御部31へ供給される。
制御部31は、マイクロプロセツサ等を備えており、予め
入力されているプログラムに基づいて前記A/D変換部23
〜キーボード30を制御したり、各種データを処理したり
する。
次に第2図(A),(B)および第3図に示すフローチ
ヤートを参照しながらこの実施例の動作を説明する。
まず、新たな被検査プリント基板10−2を検査するとき
には、制御部31は第2図(A)に示すフローチヤート
(テイーチング動作のメインフローチヤート)のステツ
プST1で回路各部をイニシヤライズして、これらをテイ
ーチングモードにした後、ステツプST2で第2図(B)
に示すウインドウ作成ルーチン35を呼出し、このルーチ
ンのステツプST3で、CRT表示器28に各部品に対する縦方
向の許容値と、横方向の許容値とを要求するメツセージ
文を表示する。
そして、キーボード30を介してオペレータが各部品の縦
方向許容値a(例えば、a=0.5mm)と、横方向の許容
値b(例えば、b=0.3mm)とを入力すれば、制御部31
はこれを取込んでこれらを全部品に対する縦方向、横方
向の標準許容値データとして記憶する。
次いで、制御部31は、ステツプST4で部品画像を抽出す
るのに必要なウインドウ画面フアイルの作成方法を聞
く。
ここで、オペレータがテイーチングボードを用いてウイ
ンドウ画面フアイルを作成するように指示してX−Yテ
ーブル部14にテイーチングボードをセツトすれば、制御
部31はこのステツプST4からステツプST5へ分岐し、ここ
でX−Yテーブル部14を制御して撮像部15に前記テイー
チングボードの第1分割エリアを撮像させるとともに、
この撮像動作によつて得られた画像信号をA/D変換部23
でデジタル信号(画像データ)に変換させて、検査部位
の比較の基準となる第1の基準データを記憶する。
この場合、テイーチングボードとは、装置に部品位置
と、部品形状とを教えるために、特別に作られた部品搭
載基板であり、これを撮像して得られた画像データから
部品の位置情報と、形状情報とを抽出し易いように、そ
の素基板部分が黒く、またその部品部分が白くペイント
塗装されている。
次いで、制御部31はステツプST6で前記画像データを画
像処理部26に転送させてこの画像データを2値化させ、
ステツプST7で前記2値化結果から得られる部品画像毎
に、ラベル(識別番号)を付けて、前記第1の基準デー
タから検査プリント基板10−1,10−2上の部品位置に基
づいて第2の基準データを算出して記憶する。
この後、制御部31は、ステツプST8で重複してラベルが
付けられた部品がないかどうかをチエツクし、もし既に
ラベルを付与した部品に新たなラベルが付与されていれ
ば、このラベルを取り除く。
次いで、制御部31は、ステツプST9で新たにラベルを付
与した部品の数と、キーボード30を介して入力された部
品数とが一致しているかどうかをチエツクし、これらが
一致していれば、ステツプST10で各部品画像の縦横比を
検査し、その長い方を部品の縦方向(電極方向)と認識
する。
この後、制御部31は、前記部品画像から第4図に示すよ
うなウインドウ37、つまり各部品の位置、形状と一致す
るウインドウ37を作成し、ステツプST11で前記各ウイン
ドウと、ラベル名と、縦方向、横方向の標準許容値デー
タとを対応させたフアイルを作成し、これをウインドウ
画面フアイルとしてテイーチングテーブル25に記憶させ
る。
次いで、制御部31は、ステツプST12で前記テイーチング
ボード上の全分割エリアの処理が終了したかどうかをチ
エツクし、もしまだ処理していない分割エリアが残って
いれば、このステツプST12から前記ステツプST5へ戻
り、残りの分割エリアに対して上述した処理を実行す
る。
そして、全ての分割エリアに対して処理が終了したと
き、制御部31はこのステツプST12からステツプST16へ分
岐し、ここで前記各ウインドウ37間の距離データを求め
る。
次いで、制御部31は、ステツプST17でこれら各距離デー
タの値に基づいて、各部品の位置ずれ許容エリア33(こ
の位置ずれ許容エリア33は縦方向、横方向の標準許容値
データによつてその大きさが決まる)が重なっていない
か判定し、もし第5図(A)に示す如くこれらが重なっ
ていなければ、これらの部品に対しては許容値データの
変更不要と判断する。また、第5図(B)に示す如くこ
れら位置ずれ許容エリア33が重なつていれば、許容値デ
ータの変更が必要と判断して、これらウインドウ37間の
許容値データを小さくして、第5図(C)に示す如く、
各位置ずれ許容エリア33が重ならないようにする。
次いで、制御部31は、この許容値データをこれらの部品
に対する新たな許容値データとして前記ウインドウ画面
フアイルを書き換える。
この後、制御部31は、このウインドウ作成ルーチン35を
終了して前記メインフローチヤートのステツプST18へ戻
る。
また前記ステツプST4において、オペレータが部品位置
マスタからウインドウ画面フアイルを作成するように指
示してX−Yテーブル部14に部品位置マスタをセツトす
れば、制御部31はこのステツプST4からステツプST13へ
分岐し、ここでX−Yテーブル部14を制御して前記部品
位置マスタの第1分割エリアを撮像させる。
この場合、部品位置マスタとしては、基準プリント基板
10−1や、この基準プリント基板10−1を作成するとき
に作った現寸図面等が用いられる。
そしてこの部品位置マスタを撮像して得られた画像信号
は、A/D変換部23によつて画像データに変換された後、
制御部31へ供給され、CRT表示器28に表示される。
ここで、このCRT表示器28に表示された画面を見ながら
オペレータがキーボード30の矢印キー(またはマウス
等)を操作して、画面上に表示された各部品画像の各コ
ーナを個々にポイント指示すれば、制御部31はステツプ
ST14でこのポイント指示情報を取込み、この情報に基づ
いて前記画面上に表示されている部品画像の輪郭を知
る。
そしてこのポイント指示動作によつて前記CRT表示器28
上に表示されている全部品画像に対する部品輪郭の入力
が終了して、オペレータが終了キーを押せば、制御部31
はステツプST15で各部品輪郭毎にラベルを付ける。
この後、制御部31は、ステツプST8a〜ST11aで前記ステ
ツプST8〜ST11と同様な処理を行なって前記部品輪郭か
ら各部品の方向を認識するとともに、これら各部品に対
するウインドウを作成し、この後これら各ウインドウ
と、ラベル名と、縦方向、横方向の標準許容値データと
をウインドウ画面フアイルとしてテイーチングテーブル
25に記憶させる。
次いで、制御部31は、ステツプST12aで前記部品位置マ
スタの全分割エリアの処理が終了したがどうかをチエツ
クし、全分割エリアに対して上述した処理が終了するま
で前記ステツプST13〜ST12aを繰り返し実行する。
そして全分割エリアの処理が終了したとき、制御部31は
前記ステツプST12aからステツプST16へ分岐し、このス
テツプST16と次のステツプST17とにおいて上述した許容
値データ補正処理を行なつた後、前記メインフローチヤ
ートのステツプST18へ分岐する。
また前記ステツプST4において、オペレータがマウント
データ等の他のデータを流用してウインドウ画面フアイ
ルを作成するように指示すれば、制御部31はこのステツ
プST4から前記ステツプST16へ分岐する。
そして制御部31は、このステツプST16と、次のステツプ
ST17とにおいて、マウントデータ等から得られた各部品
情報に対して上述した許容値データの補正処理を行なっ
た後、前記メインフローチヤートのステツプST18へ戻
る。
次いで、制御部31は、このステツプST18でCRT表示器28
にメツセージ文を表示して、オペレータに、上述したウ
インドウ作成ルーチン35で得られたウインドウ37および
位置ずれ許容エリア33を全て修正する必要があるかどう
かを聞く。
ここで、オペレータがキーボード30を介して全ウインド
ウを修正する必要があると入力すれば、制御部31は、こ
のストツプST18からステツプST19へ分岐し、ここでテイ
ーチングテーブル25内にあるウインドウ画面フアイル中
の全部品に対するウインドウ情報を再処理テーブルに登
録した後、ステツプST22へ進む。
また前記ステツプST18において、オペレータが全ウイン
ドウに関する情報を修正する必要なしと入力すれば、制
御部31は、このステツプST18と、ステツプST20とを介し
てステツプST28へ分岐する。
また前記ステツプST18において、オペレータが全ウイン
ドウに関する情報の一部のみを修正する必要があると入
力すれば、制御部31は、このステツプST18と、ステツプ
ST20とを介してステツプST21へ分岐し、ここでテイーチ
ングテーブル25内にあるウインドウ画面フアイル中の修
正要求されたウインドウに関するウインドウ情報を再処
理テーブルに登録した後、ステツプST22へ進む。
そして、制御部31はこのステツプST22でX−Yテーブル
19上に基準プリント基板10−1がセツトされたかどうか
をチエツクし、もしこれがセツトされていれば、X−Y
テーブル部14を制御して前記基準プリント基板10−1の
前記再処理テーブル上にあるウインドウ情報に対応した
分割エリアを撮像させ、これによつて得られた画像信号
をCRT表示器28へ供給してこの分割エリア画像を表示さ
せるとともに、ステツプST23で前記再処理テーブル上に
あるウインドウ情報を読出し、このウインドウ情報を前
記CRT表示器28に供給して、このウインドウ情報で示さ
れるウインドウ37と、位置ずれ許容エリア33とを前記基
準プリント基板10−1の分割画像上に重ねて表示させ
る。
次いで、制御部31はステツプST24で、CRT表示器28上に
表示されている各ウインドウ37のうち、そのラベルの値
が小さいものの色を変えて(または矢印カーソルで指示
して)、このウインドウ37が、現在、修正対象であるこ
とをオペレータに知らせる。
ここで、オペレータがキーボード30を介してこのウイン
ドウ37、またはこのウインドウ37に対応する位置ずれ許
容エリア33を修正する必要ありと入力すれば、制御部31
は、このステツプST24からステツプST25へ分岐し、ここ
で前記キーボード30から入力された修正指示指令に基づ
いてこのウインドウの形状および位置や、このウインド
ウに関する許容値データ等を修正し、この後、修正が終
了したウインドウ情報をテイーチングテーブル25に格納
する。
また前記ステツプST24において、オペレータが、現在、
修正対象になつているウインドウ37、またはこのウイン
ドウ37に対応する位置ずれ許容エリア33を修正する必要
がないと入力すれば、制御部31は、前記ステツプST25を
スキップしてステツプST26へ進み、ここで再処理テーブ
ル上にある全てのウインドウ情報について上述した再処
理が終了したかどうかをチエツクし、もしまだ処理が終
了していないウインドウ情報が残つていれば、このステ
ツプST26から前記ステツプST22へ戻り、残りのウインド
ウ情報に対して上述した処理を実行する。
そして全てのウインドウ情報に対して処理が終了したと
き、制御部31は、ステツプST26からステツプST27へ分岐
し、ここで前記テイーチングテーブル25に記憶されてい
る各分割エリア毎のウインドウ画面フアイルを一括して
(または、順次)表示してオペレータにウインドウ画面
フアイルの再処理(例えば、ウインドウの修正、削除、
追加などの処理)が必要かどうかを聞く。
ここで、オペレータが各ウインドウ画面フアイルの少な
くともいずれかを再処理する必要があると入力すれば、
制御部31はこのステツプST27から前記ステツプST22へ戻
り、再処理が必要な分割エリアに対して上述した処理を
再度実行する。
またこのステツプST27において、オペレータが再処理の
必要なしと入力すれば、制御部31はこのステツプST27か
らステツプST28へ分岐し、ここでX−Yテーブル部14を
制御して撮像部15に前記基準プリント基板10−1の第1
分割エリアを撮像させ、これによつて得られた画像信号
をA/D変換部23によつて画像データに変換させ、この後
この画像データを画像処理部26へ供給して2値化させ
る。
次いで、制御部31は、ステツプST29で前記ウインドウ画
面フアイルの各ウインドウ37を用いて前記2値化画像か
ら各部品画像を切り出すとともに、これら各部品画像か
ら前記基準プリント基板10−1の第1分割エリア上にあ
る各部品13aの特徴パラメータを抽出する。
この場合、特徴パラメータとしては、部品の明度、色
相、採度等が用いられる。
次いで、制御部31は、ステツプST30でこれらの各特徴パ
ラメータを前記テイーチングテーブル25にフアイルし、
ステツプST31で基準プリント基板10−1の全分割エリア
に対して上述した処理が終了したかどうかをチエツク
し、もしまだ処理が終了していない分割エリアが残って
いれば、このステツプST31から前記ステツプST28へ戻
り、残っている分解エリアに対して上述した処理を実行
する。
また前記基準プリント基板10−1と同じくなるように量
産さた被検査基板10−2を検査するときには、制御部31
は、まず第3図に示す検査フローチヤートのステツプST
35で回路各部をイニシヤライズして、これらを検査モー
ドにする。
この後、オペレータ等によつてX−Yテーブル部14に被
検査プリント基板10−2がセツトされれば、制御部31
は、ステツプST36でX−Yテーブル部14を制御して前記
被検査プリント基板10−2の第1分割エリアを撮像させ
るとともに、このとき得られた画像信号をA/D変換部23
によつて画像データに変換させ、この後この画像データ
を画像処理部26へ供給して2値化させる。
この後、制御部31は、ステツプST37で前記ウインドウ画
面フアイルの各ウインドウを用いて前記被検査プリント
基板10−2の2値化画像から各部品画像を切り出すとと
もに、これら各部品画像から前記被検査プリント基板10
−2の第1分割エリア上にある各部品13bの特徴パラメ
ータを抽出する。
この場合、特徴パラメータとしては、テイーチング時に
おいて用いられたものと同じものが用いられる。
次いで、制御部31は、ステツプST38でこれら部品13bの
特徴パラメータと、テイーチングテーブル25に記憶され
ている部品13aの特徴パラメータとを比較して被検査プ
リント基板10−2上の各部品配置エリアの位置ずれ許容
エリア33内に各部品13bが全部マウントされているかど
うかを判定した後、ステツプST39でこの判定結果をメモ
リ24に記憶させる。
この後、制御部31は、ステツプST40で前記判定結果をCR
T表示器28に表示させるとともに、プリンタ29からプリ
ントアウトさせる。
次いで、制御部31は、ステツプST41で被検査プリント基
板10−2の全分割エリアに対して上述した処理が終了し
たかどうかをチエツクし、もしまだ処理が終了していな
い分割エリアが残っていれば、このステツプST41から前
記ステツプST36へ戻り、残っている分野エリアに対して
上述した処理を実行する。
このようにこの実施例においては、テイーチングボード
等から得られる部品形状から部品の方向を自動的に判定
するとともに、その方向に応じた許容値を設定し得るよ
うにしているので、人手による部品の方向判定作業を省
略することができる。
またこの実施例においては、部品の方向を自動判定する
処理の後に、手入力によつてこの処理結果を補正するよ
うにしているので、部品毎の許容値設定をきめこまかに
行なうことができる。
またこの実施例においては、部品の間隔が狭いときに
は、これら部品間の位置ずれ許容値を自動的に小さくす
るようにしているので、各部品の許容値を一括入力する
とき、この許容値をある程度大きな値にすることがで
き、この許容値を不必要に小さくしたときに生じる誤検
出の発生を防止することができる。
また上述した実施例においては、ウインドウ37と、この
ウインドウ37に対して設定される位置ずれ許容エリア33
とを個々に取扱うようにしているが、第6図に示すよう
に、部品13の各コーナ毎に3つのウインドウ37a〜37cを
設け、これによつてウインドウ37の機能と、位置ずれ許
容エリア33の機能とを1つにしても良い。
この場合、部品13の横エツジからウインドウ37a,37bま
での距離L1がよこ方向の位置ずれ許容値となり、また部
品13の縦エツジからウインドウ37b,37cまでの距離L2が
縦方向の位置ずれ許容値となる。
そして、第7図(A)に示す如く各ウインドウ37b部分
で部品13のボデー(または電極)が検知され、かつ各ウ
インドウ37a,37c部分で部品13以外の部分(素基板部
分)が検知されれば、この部品13位置ずれ許容値範囲内
に実装されていると判定される。
また、第7図(B)に示す如く各ウインドウ37b部分の
いずれかで部品13のボデーが検出されなかつたり、各ウ
インドウ37a,37c部分のいずれかで部品13のボデーが検
出されていたりしていれば、この部品13が位置ずれを起
していると判定される。
また上述した実施例においては、テイーチングボードと
して素基板が黒色に、かつ部品が白色に塗装されたもの
を用いるが、その全面に紫外線励起蛍光剤や昼光励起蛍
光剤を塗布した後に部分をマウントしたものを用いるよ
うにしても良い。
また上述した実施例においては、各プリント基板10−1,
10−2を撮像して得られた2値化画像データから各部品
の特徴パラメータを抽出するようにしているが、これら
各プリント基板10−1,10−2の撮像に先だつて、予め素
基板を撮像しておき、この素基板の2値化画像データを
参照しながら各プリント基板10−1,10−2の2値化画像
データから各部品の特徴パラメータを抽出するようにし
ても良い。
《発明の効果》 以上説明したように本発明によれば、記憶部に記憶され
ている基準データと、被検査プリント基板から反射光を
受光して得られる受光データに基づいて測定データとを
比較して前記被検査プリント基板上の部品の実装状態を
検査するプリント基板検査装置において、検査部位の比
較の基準となる第1の基準データおよびこの第1の基準
データから被検査プリント基板上の部品位置に基づいて
算出・記憶した第2の基準データに基づいて各部品の検
査を行うもので、効率良くプリント基板検査を行うこと
ができると共に、検査部位毎の最適な許容値を設定する
ことができることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるプリント基板検査装置の一実施例
を示すブロツク図、第2図(A)、(B)は各々同実施
例のテイーチング動作例を示すフローチヤート、第3図
は同実施例の検査動作例を示すフローチヤート、第4図
は同実施例で用いられるウインドウの一例を示す模式
図、第5図(A)〜(C)は各々同実施例における許容
値の自動修正動作を説明するための模式図、第6図は本
発明によるプリント基板検査装置の他の実施例で用いら
れるウインドウの構成例を示す模式図、第7図(A)、
(B)は各々第6図に示すウインドウの位置ずれ検出動
作例を説明するための模式図、第8図は従来のプリント
基板自動検査装置例を示すブロツク図、第9図(A)、
(b)は各々このプリント基板自動検査装置における位
置ずれ検出動作を説明するための平面図である。 10−1……基準プリント基板、10−2……被検査プリン
ト基板、15……撮像部、25……記憶部(テイーチングテ
ーブル)、31……許容値発生部、許容値変更部(制御
部)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶部に記憶されている基準データと、被
    検査プリント基板から反射光を受光して得られる受光デ
    ータに基づいて測定データとを比較して前記被検査プリ
    ント基板上の部品の実装状態を検査するプリント基板検
    査装置において、 検査部位の比較の基準となる第1の基準データを記憶す
    る第1の基準データ記憶部と、 前記第1の基準データから前記被検査プリント基板上の
    部品位置に基づいて第2の基準データを算出して記憶す
    る算出手段とを備えたことを特徴とする プリント基板検査装置。
  2. 【請求項2】前記演算手段は、前記第1の基準データか
    ら前記検査部位毎の標準許容値データを算出し第2の基
    準データとする手段であり、更に前記検査部位毎の標準
    許容値データを変更する標準許容値データ変更手段を備
    えたことを特徴とする 特許請求の範囲第(1)項記載のプリント基板検査装
    置。
  3. 【請求項3】前記標準許容値データは検査部位の位置ず
    れに関する許容値であることを特徴とする 特許請求の範囲第(2)記載のプリント基板検査装置。
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