JPH07106569A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH07106569A
JPH07106569A JP24907593A JP24907593A JPH07106569A JP H07106569 A JPH07106569 A JP H07106569A JP 24907593 A JP24907593 A JP 24907593A JP 24907593 A JP24907593 A JP 24907593A JP H07106569 A JPH07106569 A JP H07106569A
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gate
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gate electrode
source
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Kazunori Umeda
一徳 梅田
Masaru Hisamoto
大 久本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ゲート電極下の基板表面よりソース及びドレイ
ン部の基板表面が低く形成され、前記ゲート電極下に前
記基板の不純物と同型で濃度が高い層をもち、前記ソー
ス及びドレイン電極下には前記ゲート電極下の高濃度不
純物層より基板内の深い位置に前記高濃度不純物層が形
成されている。 【効果】ゲート電極の薄膜化によりゲート微細加工が容
易となり、チャネル部およびゲート両脇部の高濃度不純
物層200は、パンチスルーおよびしきい値電圧を制御
し、ソース,ドレイン220領域には高濃度不純物層2
00が基板深くに形成されるため、寄生容量を極限まで
小さくできる。また、ゲート電極とソース,ドレイン電
極との接触を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁ゲート型電界効果
トランジスタの素子構造及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】絶縁ゲート型電界効果トランジスタは、
製造プロセスが単純であるため、微細化が容易であり、
そのため、高集積化,高性能化に適応する優れた素子と
して広く用いられている。代表的な絶縁ゲート型電界効
果トランジスタであるシリコン基板上に形成されたMO
S(metal oxide silion)トランジスタでは、基板上に
酸化工程により酸化膜を形成し、高濃度に不純物をドー
ピングすることで導電化した多結晶シリコンを堆積し、
ホトレジスト法を用いて多結晶シリコン層をパターニン
グし、ゲート電極を形成し、ゲート電極をマスクにイオ
ン打ち込みすることで、ソース及びドレイン電極を形成
することで、トランジスタをつくることができる。
【0003】この製造工程では、トランジスタの三端子
を構成するゲート電極とソース及びドレイン電極が、自
己整合的に形成されるため、微細化を達成することがで
きる。
【0004】しかし、微細化が進みソース,ドレイン間
の距離(ゲート長)が短くなると、チャネルがオフ状態
でも、ソース,ドレイン間に漏れ電流が流れるパンチス
ルーと呼ばれる現象が起こり、トランジスタのスイッチ
ング素子としての性能が劣化する問題がある。このた
め、従来技術では、基板内部の不純物濃度を高くするこ
とで、この漏れ電流を抑えることが考えられてきた。例
えば、S.M.Sze 著,フィジックス オブ セミコンダク
タ デバイシズ(Physics of Semiconductor Devices)第
2版,Wiley,New York,488頁に見られるように、基
板内部に高濃度層を形成することが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、さ
らにチャネル長を短くするには、基板内部の高濃度不純
物層の濃度を高くする必要がある。このとき、この高濃
度不純物層が、ソースおよびドレインの拡散層下にも形
成されるため、ソースおよびドレインと基板間の寄生容
量が増大する問題が生じてくる。また、チャネル長が短
くなるとゲート電極加工において、ゲート電極の薄膜化
が必要となってくる。これにより、ゲート電極上および
ソース,ドレイン電極上に自己整合的に金属材料を成長
または堆積させるとき、ゲート電極とソース,ドレイン
電極が接触する恐れがでてくる。
【0006】本発明の目的は、パンチスルーを抑えるた
めの基板内部高濃度不純物層をゲート直下(チャネル
部)およびゲート側面の絶縁物層直下(ゲート両脇部)
に形成し、かつ、ゲート電極の薄膜化と絶縁ゲート型電
界効果トランジスタの電極端子の接触防止および寄生容
量を低減させるため、ソースおよびドレイン部の基板表
面が、前記ゲート直下およびゲート側面の絶縁物層直下
の基板表面より低く形成され、高濃度不純物層より基板
内の深い位置に高濃度不純物層を形成させる半導体装置
およびその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は絶縁ゲート型電界効果トランジスタにおい
て、ゲート電極側面に絶縁物層を自己整合的に形成し、
かつ、前記ゲート電極および前記絶縁物層をマスクに自
己整合的に前記ゲート電極および前記絶縁物層外の半導
体基板をくぼませることにより、ゲート電極およびゲー
ト側面部下の基板表面とソース,ドレイン電極部の基板
表面との間に段差を設け、基板と同型の導電型をもつ不
純物をイオン打ち込みによりドーピングする。これによ
り、チャネル部およびゲート両脇部とソースおよびドレ
イン部に選択的に深さの異なる高濃度不純物層を形成
し、かつ、ゲート電極およびゲート側面部下の基板表面
とソース,ドレイン電極部の基板表面との間の段差分に
より、絶縁ゲート型電界効果トランジスタの電極端子の
接触防止を行う。さらにゲート電極の薄膜化を容易にす
る。
【0008】
【作用】チャネル部およびゲート両脇部では、パンチス
ルーを抑える高濃度不純物層が基板内部に形成され、か
つ、ゲート電極とソース,ドレイン電極との間に段差に
より、ソース,ドレイン部では高濃度不純物層が高濃度
不純物層より基板深くに形成されるため、低寄生容量が
達成され、かつ、ゲート電極の薄膜化が容易となり、絶
縁ゲート型電界効果トランジスタの電極端子の接触防止
が行える。
【0009】
【実施例】(実施例1)図1は、本発明構造のシリコン
基板上に形成された絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
の素子断面を示すものである。
【0010】100はシリコン基板、150は素子分離
領域を形成するフィールド酸化膜層、300は多結晶シ
リコン層およびタングステン層の2層構造をもつゲート
電極、220および210は不純物拡散層電極(ソース
およびドレイン)、900はゲート絶縁膜、200は基
板中に形成された高濃度不純物層、400はゲート側面
に形成されたスペーサ層、500はソースおよびドレイ
ン部に形成したタングステン層、960は層間絶縁膜
層、600は、それぞれ、ゲート,ソース,ドレインへ
の配線層である。基本的トランジスタ構造およびその動
作は、従来と同様である。
【0011】本発明の構造を特徴付ける高濃度不純物層
200は、(1)チャネル部(ゲート直下)、(2)ゲ
ート両脇部、(3)ソースおよびドレイン部、(4)素
子分離領域のそれぞれにおいて形成の位置が変わり、課
題を解決するための構造が実現されている。
【0012】図2から図12を用いて本発明構造の製造
方法を説明する。ここでは、代表的構造としてPMOS
FETを用いて説明するが、不純物導電型を変えても同
様に形成できる。
【0013】図2において、n型不純物を1015cm-3
むシリコン基板に、リンをイオン打ち込み法により10
13cm-2ドーピングし、1050℃のアニールを行うこと
で、表面付近に基板に比べ約1桁濃度の高い層(ウェ
ル)を形成する。このとき、ウェルの形成工程は特に無
くても良い。
【0014】図2は基板表面付近を図示したものであ
り、基板100はウェルを示している。ウェルを形成し
てから、基板表面を熱酸化し、基板全面に10nmのシ
リコン酸化膜を形成する。CVD(chemical vapor depo
sition)法により、シリコン窒化膜を120nm堆積
し、ホトレジスト法を用いてパターニングし、異方的に
エッチングすることで、シリコン窒化膜を加工する。こ
のシリコン窒化膜をマスクに基板を熱酸化し、シリコン
窒化膜に覆われていない部分(素子分離領域)に厚さ3
00nmの酸化膜150(フィールド酸化膜)を形成す
る。シリコン窒化膜をウエットエッチングにより除去
し、さらに、シリコン窒化膜下に形成したシリコン酸化
膜を除去した後、熱酸化により、厚さ5nmのゲート酸
化膜900を形成する。
【0015】図3において、多結晶シリコン層310を
CVD法により厚さ100nm堆積した後、CVD法に
よりシリコン酸化膜(910)30nmを堆積し、ボロ
ンを加速電圧10keV,ドーズ量5×1015cm-2でイ
オン打ち込みし、多結晶シリコン層310を導電型にす
る。
【0016】図4において、CVD法によりシリコン窒
化膜920を100nm堆積した後、ホトレジスト法を
用いてパターニングしたレジスト材をマスクに、シリコ
ン窒化膜920,シリコン酸化膜910,多結晶シリコ
ン310を異方的にエッチングしてゲートパターンを形
成する。
【0017】図5において、ゲートパターンに加工され
た、920,910,310層をマスクにフッ化ボロン
を20keVの加速電圧で、8×1014cm-2のドーズ量
でイオン打ち込みし、浅接合拡散層電極210を形成す
る。
【0018】図6において、CVD法でシリコン酸化膜
を150nm堆積し、異方的にエッチングすることで、
ゲートパターン両脇にシリコン酸化膜スペーサ400を
形成する。
【0019】図7において、フッ化ボロンを加速電圧3
0keV,ドーズ量2×1015cm-2でイオン打ち込みし
ソース,ドレイン拡散層220を形成する。
【0020】図8において、シリコン窒化膜920を異
方的なエッチングにより除去した後、シリコン酸化膜9
10厚さ約30nmおよびシリコン酸化膜400厚さ約
200nmとフィールド酸化膜150厚さ約300nmを
マスクに、ソース,ドレイン拡散層220部のシリコン
基板をウエットエッチング法、あるいはドライエッチン
グ法により約100nm除去する。これにより、ゲート
パターン部では、シリコン酸化膜910厚さ約10nm
と多結晶シリコン310厚さ約100nm、ゲート両脇
部では、シリコン酸化膜400厚さ約200nm、素子
分離領域では、フィールド酸化膜150厚さ約300n
m、そして、ソース,ドレイン拡散層220部では、シ
リコン基板が約100nm除去されたマスク形状を得る
ことができる。リンを5×1013cm-2のドーズ量で加速
電圧360keVでイオン打ち込みすることで、高濃度
不純物層200を得ることができる。このイオン打ち込
みは、打ち込み深さを、ゲート両脇に形成したスペーサ
を通して基板に達する、またはチャネル部の基板表面が
任意の閾値を実現できる濃度になるように設定すれば良
い。
【0021】図9において、シリコン酸化膜910を異
方的なエッチングにより除去し、多結晶シリコン層31
0を露出した後、選択CVD法により、多結晶シリコン
層310上およびソース,ドレイン拡散層220上に、
タングステンを選択的に堆積させ、多結晶シリコン層お
よびタングステン層の二重構造をもつゲート電極300
およびタングステン500によるソース,ドレイン電極
を形成する。
【0022】図10において、表面が平坦化される層間
絶縁膜960を形成する。
【0023】図11では層間絶縁膜960に各電極への
コンタクト孔を形成する。
【0024】さらに、図12ではスパッタ法によりアル
ミニウムを堆積し、ホトレジスト法を用いてパターン上
に加工し、配線600を形成する。
【0025】ここでは、素子分離も高濃度不純物層20
0でおこなったが、フィールド酸化膜厚150形成前の
パターニング時に、基板と同型の導電型をもつ不純物を
イオン打ち込みによりドーピングする、フィールドイン
プラ法として知られる従来法を用いることができる。
【0026】(実施例2)実施例1のゲート酸化膜90
0形成前に熱酸化によりシリコン酸化膜10nmを形成
し、フッ化ボロンを加速電圧20keV,ドーズ量1×
1013cm-2でイオン打ち込みを行い埋め込みチャネル2
50を形成する。
【0027】図13において、高濃度にリンをドーピン
グすることで導電化した多結晶シリコン層310をCV
D法により厚さ100nm堆積した後、CVD法により
シリコン酸化膜910の100nmを堆積する。ホトレ
ジスト法を用いてパターニングしたレジスト材をマスク
に、シリコン酸化膜910,多結晶シリコン層310を
異方的にエッチングしてゲートパターンを形成した後、
実施例1と同様に浅接合拡散層電極210を形成する。
次に、CVD法でシリコン窒化膜を150nm堆積し、
異方的にエッチングすることで、ゲートパターン両脇に
シリコン窒化膜スペーサ410を形成し、実施例1と同
様にソース,ドレイン拡散層電極220を形成し、ソー
ス,ドレイン拡散層220部を約100nmウエットエ
ッチング法、あるいはドライエッチング法により除去し
た後イオン打ち込みを行い、実施例1と同様な高濃度不
純物層200を形成することができる。また、図14に
示すように、シリコン酸化膜910を異方的にエッチン
グした後、ソース,ドレイン拡散層220部の基板表面
および多結晶シリコン層310上に、タングステンを選
択的に成長させることができる。また、図15に示すよ
うに、シリコン窒化膜スペーサ410を形成した後、熱
酸化によりシリコン酸化膜950を形成し、ゲート電極
上のシリコン酸化膜910と共にエッチングにより除去
し、上記と同様ソース,ドレイン拡散層220部の基板
表面および多結晶シリコン層310上に、タングステン
を選択的に成長させることができる。
【0028】(実施例3)実施例1と同様に自己整合的
にゲート電極の両脇に絶縁膜を形成した後、図16にお
いて、浅接合拡散層210を選択的にエッチングにより
除去し、ソース,ドレインとなる拡散層220を形成
し、実施例1と同様な高濃度不純物層を形成し、多結晶
シリコン310上およびソース,ドレイン拡散層220
上に選択的にタングステン500を形成することができ
る。
【0029】(実施例4)実施例1と同様にゲート電極
パターンを形成し、図17において、スペーサ400を
形成する前に、ゲート300をマスクにイオン打ち込み
し、ソース,ドレインとなる拡散層220を形成後、実
施例1と同様な高濃度不純物層を形成することができ
る。
【0030】(実施例5)あらかじめ1018cm-3のn型
の不純物を有する半導体基板110を用い、その基板表
面に50nm程度のエピキャシタル成長させた1017cm
-3のn型の不純物を有するエピ層120を形成し、実施
例1と同様にスペーサ400を形成し、図18におい
て、ゲート部およびスペーサ400フィールド酸化膜1
50をマスクに半導体基板をエッチングし、実施例1と
同様にタングステン層500を形成することができる。
また、図19に示すように、従来法によりゲート酸化膜
形成前に、シリコン酸化膜をマスクにイオン打ち込みし
形成された高濃度不純物層270を用いても上記と同様の
構造を得ることができる。また、図20に示すように、
局部的に高濃度不純物層280を有する半導体基板にお
いても上記と同様の構造を得ることができる。また、図
21において、半導体基板をエッチング後、1018cm-3
p型の不純物層290をイオン打ち込みによりドーピン
グすることで拡散層接合容量を低減することができる。
【0031】
【発明の効果】ゲートに自己整合的に形成されたチャネ
ル部およびゲート両脇部の高濃度不純物層により、パン
チスルーを抑え、かつ、ソース,ドレイン部の基板を除
去することにより、ゲート電極の厚膜化を必要とせず、
前記高濃度不純物層を基板深くに形成し、さらに、ゲー
ト電極とソース,ドレイン電極との接触を防止し、優れ
たデバイス特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を示す素子の断面図。
【図2】本発明の製造方法を示す第一ステップの素子の
断面図。
【図3】本発明の製造方法を示す第二ステップの素子の
断面図。
【図4】本発明の製造方法を示す第三ステップの素子の
断面図。
【図5】本発明の製造方法を示す第四ステップの素子の
断面図。
【図6】本発明の製造方法を示す第五ステップの素子の
断面図。
【図7】本発明の製造方法を示す第六ステップの素子の
断面図。
【図8】本発明の製造方法を示す第七ステップの素子の
断面図。
【図9】本発明の製造方法を示す第八ステップの素子の
断面図。
【図10】本発明の製造方法を示す第九ステップの素子
の断面図。
【図11】本発明の製造方法を示す第十ステップの素子
の断面図。
【図12】本発明の製造方法を示す第十一ステップの素
子の断面図。
【図13】実施例2を示す素子の断面図。
【図14】その他の実施例を示す素子の断面図。
【図15】その他の実施例を示す素子の断面図。
【図16】実施例3を示す素子の断面図。
【図17】実施例4を示す素子の断面図。
【図18】実施例5を示す素子の断面図。
【図19】その他の実施例を示す素子の断面図。
【図20】その他の実施例を示す素子の断面図。
【図21】その他の実施例を示す素子の断面図。
【符号の説明】
100…シリコン基板、150…フィールド酸化膜、2
00…高濃度不純物層、210,220…拡散層電極、
300…ゲート電極、400…酸化膜スペーサ層、50
0…タングステン層、600…配線層、900…ゲート
絶縁膜、960…層間絶縁膜。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に絶縁膜を介して設けられた
    ゲート電極、また基板の導電型と異なる導電型を有する
    不純物拡散層をソース及びドレイン電極とする絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタにおいて、前記ゲート電極下
    の前記基板表面より前記ソース及びドレイン部の基板表
    面が低く形成され、前記ゲート電極下に前記基板の不純
    物と同型で濃度が高い層をもち、前記ソース及びドレイ
    ン電極下には前記ゲート電極下の高濃度不純物層より基
    板内の深い位置に前記高濃度不純物層が形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】ゲート電極及びゲート側面部外の半導体基
    板を前記不純物拡散層幅より浅い位置までくぼませ、前
    記基板の不純物と同型の導電型をもつ不純物をイオン打
    ち込み法によりドーピングし、このとき、イオン打ち込
    みエネルギを適当に選ぶことにより、前記ゲート電極直
    下および前記ゲート側面直下の基板中と、前記ゲート電
    極および前記ゲート側面部外の基板中に、前記基板の不
    純物と同型で濃度が高い層を形成することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】ゲート電極及びゲート側面部をマスクと
    し、前記ゲート電極及び前記ゲート側面部外の半導体基
    板をくぼませることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1の前記不純物拡散層がP型不純物
    である半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項1の前記半導体装置がP型半導体で
    ある半導体装置。
  6. 【請求項6】半導体基板上に絶縁膜を介して設けられた
    ゲート電極、また基板の導電型と異なる導電型を有する
    不純物拡散層をソース及びドレイン電極とする絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタにおいて、前記不純物拡散層
    の基板表面をくぼませることにより、前記ゲート上およ
    び前記ソース,ドレイン部上に成長または堆積させた金
    属材料の接触を防いだことを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】ゲート電極およびゲート側面部をマスクに
    基板の導電型と異なる導電型を有する不純物層により、
    選択的に半導体基板を除去することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項7の前記形状をマスクに基板の導電
    型と異なる導電型を有する不純物をイオン打ち込み、深
    さのことなる不純物拡散層を形成する半導体装置の製造
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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