JP3264262B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP3264262B2 JP04224599A JP4224599A JP3264262B2 JP 3264262 B2 JP3264262 B2 JP 3264262B2 JP 04224599 A JP04224599 A JP 04224599A JP 4224599 A JP4224599 A JP 4224599A JP 3264262 B2 JP3264262 B2 JP 3264262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦型MOSFET
である半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】縦型MOSFETは、パワーMOSFE
T、IGBT等のパワーデバイスで採用されている構造
である。特に、ドレイン−ソース間耐圧10〜60V程
度のパワーMOSFETでは、シリコン基板に溝を形成
し、ゲート電極を埋め込んだ構造が主流になりつつあ
る。
【0003】このようにゲート電極を溝に埋め込んだ構
造のパワーMOSFETは、微細加工技術の向上に伴
い、素子寸法をシュリンクする傾向にある。
【0004】図8は、従来の縦型MOSFETの一例を
示す断面図である。
【0005】ドレイン電極となる半導体基板201上に
は、エピタキシャル成長等で形成されたドレインと同電
位の電界緩和領域202が設けられている。電界緩和領
域202は、半導体基板201の表面からの不純物拡散
等で形成されたものである。
【0006】電界緩和領域202上には、ドレインと異
電位のベース領域206及びドレインと同電位のソース
領域207が設けられている。電界緩和領域202、ベ
ース領域206及びソース領域207には、溝203が
形成されている。
【0007】溝203の内側には、熱酸化等で形成され
たゲート絶縁膜204を挟んで、ポリシリコン等を材質
としたゲート電極205が設けられている。ソース領域
207上には、ソース電極213が設けられている。ソ
ース電極213とゲート電極205との間は、層間絶縁
膜212によって電気的に絶縁されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の縦型MOSFETでは、半導体基板201上に溝2
03及びゲート絶縁膜204を形成した後、ゲート電極
205となるポリシリコンをCVD等で基板表面に成長
させ、溝203以外の部分をエッチングにより除去し、
ゲート電極205を形成している。
【0009】溝203は、幅0.5〜0.8μmであ
る。7000A〜10000Aの厚さでゲート電極20
5となるポリシリコンを堆積させた後、プラズマエッチ
ングにより溝203以外の部分のポリシリコンが除去さ
れる。
【0010】ここで、10000Aの厚さで堆積させた
ポリシリコンを、30%のオーバーエッチでエッチング
した場合、理論的にはゲート電極205の表面とベース
領域206の表面との間に、約3000Aの段差が生じ
る。
【0011】この場合、ソース領域207がオフセット
とならないようにするためには、エッチングレートのバ
ラツキを考慮したソース領域207の拡散層の深さ(ソ
ースXj)を、4000A以上とする必要がある。
【0012】このとき、パンチスルーによるドレイン−
ソース間耐圧の劣化を防ぐためには、12000A程度
のベース領域206の拡散層の深さ(ベースXj)が必要
となる。このため、ソース領域207及びベース領域
06の拡散層が深くなる。このように、これらの拡散層
が深くなると、トランジスタの寄生容量が増大してしま
うため、高速なスイッチングができないという問題があ
る。
【0013】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、トランジスタの寄生容量を低減し、スイ
ッチングスピードの高速化を図ることができる半導体装
置及びその製造方法を提供することができるようにする
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、ドレイン電極となる半導体基板上にドレイン電
極と同電位の電界緩和領域が設けられ、電界緩和領域上
には、電界緩和領域と反対の導電型のベース領域及び電
界緩和領域と同じ導電型のソース領域が設けられ、電界
緩和領域、ベース領域及びソース領域には、溝が形成さ
れ、溝の内側には、ゲート絶縁膜が設けられ、ゲート絶
縁膜の内側には、第1のポリシリコン層、酸化膜及び第
2のポリシリコン層が順次外側から配列された3層構造
からなるゲート電極が、このゲート電極(第1のポリシ
リコン層)の表面とベース領域の表面との段差が500
A以内で、かつ第1のポリシリコン層の表面が第2のポ
リシリコン層の表面より高くなるように設けられ、ゲー
ト電極及びソース領域の間は、層間絶縁膜によって絶縁
され、ベース領域、ソース領域及び層間絶縁膜上には、
ソース電極が設けられてなることを特徴とする。請求項
2に記載の半導体装置は、ドレイン電極となる半導体基
板上にドレイン電極と同電位の電界緩和領域が設けら
れ、電界緩和領域上には、電界緩和領域と反対の導電型
のベース領域及び電界緩和領域と同じ導電型のソース領
域が設けられ、電界緩和領域、ベース領域及びソース領
域には、溝が形成され、溝の内側には、ゲート絶縁膜が
設けられ、ゲート絶縁膜の内側には、ポリシリコン及び
タングステンシリサイド(WSi)が順次外側から配列
された2層構造からなるゲート電極が、ポリシリコンの
表面がタングステンシリサイド(WSi)層の表面より
高くなるように設けられ、ゲート電極及びソース領域の
間は、層間絶縁膜によって絶縁され、ベース領域、ソー
ス領域及び層間絶縁膜上には、ソース電極が設けられて
なることを特徴とする。また、溝内のゲート電極の表面
とベース領域の表面との段差が500A以内であるよう
にすることができる。請求項4に記載の半導体装置の製
造方法は、ドレイン電極となる半導体基板上にドレイン
電極と同電位の電界緩和領域を形成する第1の工程と、
電界緩和領域上に、電界緩和領域と反対の導電型のベー
ス領域を形成する第2の工程と、電界緩和領域及びベー
ス領域に、溝を形成する第3の工程と、溝の内側に、ゲ
ート絶縁膜を形成する第4の工程と、ゲート絶縁膜の内
側に、第1のポリシリコン層、酸化膜及び第2のポリシ
リコン層が外側から配列された3層構造からなるゲート
電極を、このゲート電極(第1のポリシリコン層)の表
面とベース領域の表面との段差が500A以内で、かつ
第1のポリシリコン層の表面が第2のポリシリコン層の
表面より高くなるように形成する第5の工程と、ベース
領域に、電界緩和領域と同じ導電型のソース領域を形成
する第6の工程と、ゲート電極及びソース領域の間に層
間絶縁膜を形成する第7の工程と、ベース領域、ソース
領域及び層間絶縁膜上に、ソース電極を形成する第8の
工程とを備えることを特徴とする。請求項5に記載の半
導体装置の製造方法は、ドレイン電極となる半導体基板
上にドレイン電極と同電位の電界緩和領域を形成する第
1の工程と、電界緩和領域上に、電界緩和領域と反対の
導電型のベース領域を形成する第2の工程と、電界緩和
領域及びベース領域に、溝を形成する第3の工程と、溝
の内側に、ゲート絶縁膜を形成する第4の工程と、ゲー
ト絶縁膜の内側に、ポリシリコン及びタングステンシリ
サイド(WSi)が順次外側から配列された2層構造
らなり、ポリシリコンの表面がタングステンシリサイド
(WSi)層の表面より高くなるようにゲート電極を形
成する第5の工程と、ベース領域に、電界緩和領域と同
じ導電型のソース領域を形成する第6の工程と、ゲート
電極及びソース領域の間に層間絶縁膜を形成する第7の
工程と、ベース領域、ソース領域及び層間絶縁膜上に、
ソース電極を形成する第8の工程とを備えることを特徴
とする。また、第3〜第5の工程には、溝内のゲート電
極の表面とベース領域の表面との段差が、500A以内
となるようにエッチングする工程が含まれるようにする
ことができる。また、第1の工程には、電界緩和領域を
エピタキシャル成長させる工程が含まれ、第3の工程に
は、フォトリソグラフィー技術を用いて電界緩和領域の
表面を選択的に異方性エッチングする工程が含まれ、第
4の工程には、溝内のシリコン表面を酸化する工程が含
まれ、第5の工程には、第1のポリシリコン層を、CV
Dにより堆積させる工程と、第1のポリシリコン層の表
面を熱酸化する工程と、第2のポリシリコン層を、CV
Dにより堆積させる工程と、ポリシリコン及び酸化膜に
対し選択性の高い(選択比:シリコン>酸化膜)プラズ
マエッチングを用い、酸化膜をストッパーとして、溝以
外の第2のポリシリコン層をエッチングにより除去する
工程と、ポリシリコン及び酸化膜に対し選択性の高い
(選択比:酸化膜>シリコン)エッチングを用い、第1
のポリシリコン層をストッパーとして、溝以外の酸化膜
除去する工程と、ポリシリコンと酸化膜の選択性の高い
(選択比:シリコン>酸化膜)プラズマエッチングを用
い、ゲート絶縁膜をストッパーとして、溝以外の第1の
ポリシリコン層を除去する工程とが含まれ、第6の工程
には、ベース領域上に対し、不純物拡散を行う工程が含
まれ、第7の工程には、CVDにより絶縁物を堆積させ
る工程が含まれ、第8の工程には、金属をスパッタ・蒸
着により堆積させる工程と、フォトリソグラフィー技術
を用いて金属を選択的にエッチングする工程とが含まれ
るようにすることができる。また、第1の工程には、電
界緩和領域をエピタキシャル成長させる工程が含まれ、
第3の工程には、フォトリソグラフィー技術を用いて電
界緩和領域の表面を選択的に異方性エッチングする工程
が含まれ、第4の工程には、溝内のシリコン表面を酸化
する工程が含まれ、第5の工程には、ポリシリコン層
を、減圧CVDにより1000Aの厚さに堆積させる工
程と、タングステンシリサイド(WSi)を、スパッタ
によりポリシリコン層上に堆積させる工程と、ポリシリ
コン及び酸化膜に対して選択性の高い(選択比:シリコ
ン>酸化膜)RIEを用い、ポリシリコン層の溝以外の
部分を、ゲート絶縁膜をストッパーとして除去する工程
とが含まれ、第6の工程には、ベース領域上に対し、不
純物拡散を行う工程が含まれ、第7の工程には、CVD
により絶縁物を堆積させる工程が含まれ、第8の工程に
は、金属をスパッタ・蒸着により堆積させる工程と、フ
ォトリソグラフィー技術を用いて金属を選択的にエッチ
ングする工程とが含まれるようにすることができる。ま
た、溝は、深さが1.0μm、幅が0.5μmであり、
ゲート絶縁膜の膜厚は300Aであるようにすることが
できる。また、第3〜第5の工程には、溝を、深さが
1.0μm、幅が0.5μmで形成する工程と、ゲート
絶縁膜を300Aの膜厚で形成する工程とがさらに含ま
れるようにすることができる。請求項11に記載の半導
体装置は、ドレイン電極となる半導体基板上にドレイン
電極と同電位の電界緩和領域が設けられ、電界緩和領域
上には、電界緩和領域と反対の導電型のベース領域及び
電界緩和領域と同じ導電型のソース領域が設けられ、電
界緩和領域、ベース領域及びソース領域には、溝が形成
され、溝の内側には、ゲート絶縁膜が設けられ、ゲート
絶縁膜の内側には、多層構造からなるゲート電極が、こ
ゲート電極を構成する最外層の導電層の表面とベース
領域の表面との段差が500A以内で、かつ最外層の導
電層の表面がそれより内側の導電層の表面より高くなる
ように設けられ、ゲート電極及びソース領域の間は、層
間絶縁膜によって絶縁され、ベース領域、ソース領域及
び層間絶縁膜上には、ソース電極が設けられてなること
を特徴とする。本発明に係る半導体装置及びその製造方
法においては、半導体基板上の電界緩和領域及びベース
領域に形成される溝内のゲート電極を多層構造とし、溝
内のゲート電極の表面とベース領域の表面との段差が5
00A以内となるように、ソース領域及びベース領域の
拡散層が浅くなるようにする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0016】(第1の実施の形態)図1は、本発明の半
導体装置の第1の実施の形態に係る縦型MOSFETを
示す断面図、図2〜図6は、図1の半導体装置の製造方
法を説明するための断面図である。
【0017】図1に示す縦型MOSFETは、ドレイン
電極となる半導体基板101を備えている。半導体基板
101上には、エピタキシャル成長等で形成されたドレ
インと同電位の電界緩和領域102が設けられている。
【0018】電界緩和領域102上には、不純物拡散等
で形成された電界緩和領域102と反対の導電型のベー
ス領域106及び電界緩和領域102と同じ導電型のソ
ース領域107が設けられている。
【0019】電界緩和領域102、ベース領域106及
びソース領域107には、溝103が形成されている。
溝103の内側には、熱酸化等で形成されたゲート絶縁
膜104及びポリシリコン等を材質としたゲート電極1
05が設けられている。
【0020】ゲート電極105は多層構造であり、熱酸
化等で形成された酸化膜109及びCVD等で堆積され
た第2のポリシリコン層110を含む3層構造となって
いる。ソース領域107上には、ソース電極113が設
けられている。ソース電極113とゲート電極105と
間は、層間絶縁膜112によって電気的に絶縁されてい
る。
【0021】次に、このような構成の縦型MOSFET
の製造方法を、図2〜図6を用いて説明する。
【0022】まず、図2に示すように、半導体基板10
1上にエピタキシャル成長等で電界緩和領域102を形
成する。次いで、フォトリソグラフィー技術等を用いて
電界緩和領域102の表面を選択的に異方性エッチング
し、溝103を形成する。溝103を形成した後、熱酸
化等で溝103内のシリコン表面を酸化し、MOSFE
Tのゲート絶縁膜104を形成する。
【0023】次いで、図3に示すように、CVD等でゲ
ート電極105となる第1のポリシリコン層108をゲ
ート絶縁膜104の表面に堆積させる。その後、第1の
ポリシリコン層108の表面を熱酸化し、酸化膜109
を形成する。酸化膜109を形成した後、酸化膜109
上にCVD等で第2のポリシリコン層110を堆積させ
る。このとき、溝103内はポリシリコンで埋め込まれ
る。
【0024】次に、図4に示すように、ポリシリコン及
び酸化膜に対し選択性の高い(選択比:シリコン>酸化
膜)プラズマエッチングを用い、溝103以外の第2の
ポリシリコン層110をエッチングにより除去する。こ
のとき、酸化膜109は、プラズマエッチングのストッ
パーとなる。
【0025】次に、ポリシリコンと酸化膜の選択性の高
い(選択比:酸化膜>シリコン)エッチングを用い、酸化
膜109をエッチングにより除去する。このとき、第1
のポリシリコン層108は酸化膜109のエッチングの
ストッパーとなる。
【0026】次に、図5に示すように、ポリシリコンと
酸化膜の選択性の高い(選択比:シリコン>酸化膜)プラ
ズマエッチングを用い、溝103以外の第1のポリシリ
コン層108を、エッチングにより除去する。このと
き、ゲート絶縁膜104はプラズマエッチングのストッ
パーとなる。
【0027】このように、ポリシリコン、酸化膜及びポ
リシリコンのエッチングにより、溝103内部にポリシ
リコンが残される。溝103内のポリシリコンである第
1及び第2のポリシリコン層108,110は、MOS
FETのゲート電極105となる。
【0028】次に、図6に示すように、電界緩和領域1
02と反対の導電型のベース領域106上に、電界緩和
領域102と同じ導電型のソース領域107を不純物拡
散等で形成する。
【0029】ソース領域107を形成した後、CVD等
でゲート−ソース間を絶縁する絶縁物をソース領域10
7上に堆積させる。次いで、フォトリソグラフィー技術
等を用いて絶縁物を選択的にエッチングし、層間絶縁膜
112及びコンタクトホールを形成する。
【0030】形成されたコンタクトホールには、ベース
領域(バックゲート領域)106及びソース領域107が
露出している。次に、ソース電極113となる金属をス
パッタ・蒸着等により基板表面に堆積させる。その後、
フォトリソグラフィー技術等を用いて金属を選択的にエ
ッチングし、ソース電極113を形成する。
【0031】次に、上述した縦型MOSFETの具体的
な製造方法について説明する。
【0032】まず、図2において、不純物1E19/c
程度にドープされたN型の半導体基板101上にエ
ピタキシャル成長させ、不純物濃度が4E15/cm
程度のN型の電界緩和領域102を形成する。次いで、
フォトリソグラフィー技術を用いて基板表面(電界緩和
領域表面)をRIEで選択的に異方性エッチングし、深
さが約1.0μm、幅が約0.5μmの溝103を形成
する。
【0033】次いで、900℃のH2−O2雰囲気中で
シリコン表面を酸化し、溝103内に約300Aのゲー
ト絶縁膜104を形成する。ゲート絶縁膜104を形成
した後、図3に示すように、減圧CVDにより第1のポ
リシリコン層108を基板表面に約1000Aの厚さに
堆積させ、920℃のPCL3雰囲気中でリンを熱拡散
する。また、第1のポリシリコン層108をN型の導電
型にし、同時に第1のポリシリコン層108の表面を酸
化して酸化膜109を形成する。
【0034】酸化膜109を形成した後、減圧CVDに
より第2のポリシリコン層110を酸化膜109上に堆
積させ、溝103内をポリシリコンで埋め込む。
【0035】次に、図4に示すように、920℃のPC
L3雰囲気中でリンを熱拡散し、第2のポリシリコン層
110をN型の導電型にする。次に、ポリシリコン及び
酸化膜に対して選択性の高い(選択比:シリコン>酸化
膜)RIEを用い、溝103以外の第2のポリシリコン
層110を除去する。このとき、酸化膜109はRIE
のストッパーとなる。
【0036】次に、ポリシリコン及び酸化膜に対して選
択性の高い(選択比:酸化膜>シリコン)フッ酸を用い、
酸化膜109をフッ酸によるエッチングにより除去す
る。このとき、第1のポリシリコン層108は酸化膜1
09のエッチングのストッパーとなる。
【0037】次に、図5に示すように、ポリシリコン及
び酸化膜に対して選択性の高い(選択比:シリコン>酸
化膜)RIEを用い、溝103以外の第1のポリシリコ
ン層108を除去する。このとき、ゲート絶縁膜104
はプラズマエッチングのストッパーとなる。
【0038】このように、ポリシリコン、酸化膜及びポ
リシリコンのエッチングにより、溝103にポリシリコ
ンが残される。溝103内のポリシリコンである第1及
び第2のポリシリコン層108,110は、MOSFE
Tのゲート電極105となる。このとき、ゲート電極1
05の表面とベース領域106との段差が500A以内
となる。
【0039】次に、図6に示すように、基板表面からボ
ロンをドーズ量2.0E13cm 、加速電圧70k
eVでイオン注入する。また、1100℃のN2雰囲気
中で60分熱処理を行い、P型のベース領域106を形
成する。
【0040】次に、基板表面からヒ素をドーズ量1.0
E16cm−2、加速電圧70keVでイオン注入す
る。また、1000℃のN2雰囲気中で30分熱処理を
行い、N型のソース領域107を形成する。
【0041】次に、常圧CVDでBPSGを基板表面に
約8000Aの厚さに堆積させ、850℃のN2雰囲気
中で30分熱処理を行う。フォトリソグラフィー技術を
用いてBPSGを選択的にフッ酸でエッチングし、層間
絶縁膜112とコンタクトホールを形成する。
【0042】次に、シリコンを1%含んだアルミをスパ
ッタし、基板表面に40kAの厚さに堆積させ、フォト
リソグラフィー技術を用いてアルミを選択的にエッチン
グし、ソース電極113を形成する。
【0043】このように、第1の実施の形態では、半導
体基板101上の電界緩和領域102及びベース領域1
06に形成される溝103内のゲート電極105を3層
構造とし、溝103内のゲート電極105の表面とベー
ス領域106の表面との段差が500A以内となるよう
に、ソース領域107及びベース領域106の拡散層が
浅くなるようにした。
【0044】すなわち、ゲート電極105となるポリシ
リコンは、溝103を埋め込むために10000Aの厚
さが必要である場合でも、ゲート絶縁膜104に接して
いる第1のポリシリコン層108を1000A、第2の
ポリシリコン層110を9000Aというように第1の
ポリシリコン層108の厚さを自由に設定することがで
きる。
【0045】そのため、プラズマエッチングにより溝1
03以外の部分のポリシリコンを除去する場合、900
0Aの厚さの第2のポリシリコン層110を30%のオ
ーバーエッチでエッチングしたとしても、第1及び第2
のポリシリコン層108,110の間の酸化膜109に
より、ゲート絶縁膜104に接した第1のポリシリコン
層108はまったく除去されずに残すことが可能とな
る。
【0046】その後、ポリシリコン層の間の酸化膜10
9を除去し、第1のポリシリコン層108を30%のオ
ーバーエッチでエッチングすれば、理論的にゲート電極
105の上部にはシリコン表面と第1のポリシリコン層
108の段差は、半導体基板101の面内平均で300
Aに低減できる。
【0047】この場合、ソース領域107がオフセット
とならないために必要なエッチングレートのバラツキを
考慮したソースXjは、1000A程度である。ソース
Xjのシャロー化に伴い、ベースXjもシャロー化が可
能となる。そのため、トランジスタの寄生容量が減少
し、MOSFETのスイッチングスピードの高速化が可
能となる。
【0048】このように、ゲート電極105を3層構造
としたことにより、製造工程上の制約が少なくなり、ゲ
ート電極105と半導体基板101表面の段差は従来の
ものと比べて約1/10程度に低減することができる。
よって、その分だけベース領域106及びソース領域1
07の拡散層はより浅く形成できる。
【0049】なお、第1の実施の形態では、Nチャネル
型を例とした場合について説明したが、これに限らず、
Pチャネル型であってもよい。
【0050】(第2の実施の形態)図7は、本発明の半
導体装置の第2の実施の形態に係る縦型MOSFETを
示す断面図である。
【0051】第2の実施の形態では、ゲート電極を、ポ
リシリコン及びタングステンシリサイド(WSi)の2層
構造としたものである。
【0052】すなわち、N型の半導体基板801上に
は、N型の電界緩和領域802及び溝803が形成され
ている。溝803内には、ゲート絶縁膜804及びゲー
ト電極805となるポリシリコン層808が形成されて
いる。ポリシリコン層808は、減圧CVDにより基板
表面に約1000Aの厚さに堆積させるとともに、92
0℃のPCL3雰囲気中でリンを熱拡散し、N型の導電
型にしたものである。
【0053】ポリシリコン層808の内側には、WSi
層810が設けられている。WSi層810は、スパッ
タによりポリシリコン層808上に堆積させ、溝803
内に埋め込まれたものである。
【0054】また、WSi層810は、ポリシリコン及
びWSiに対して選択性の高い(選択比:WSi>シリ
コン)RIEを用い、溝803以外の部分が除去された
ものである。このとき、ポリシリコン層808は、WS
iエッチングのストッパーとなる。
【0055】さらに、ポリシリコン層808は、ポリシ
リコン及び酸化膜に対して選択性の高い(選択比:シリ
コン>酸化膜)RIEを用い、溝803以外の部分が除
去されることで、MOSFETのゲート電極805とさ
れている。このとき、ゲート絶縁膜804は、プラズマ
エッチングのストッパーとなる。
【0056】N型の電界緩和領域802上には、P型の
ベース領域806及びN型のソース領域807が形成さ
れている。P型のベース領域806は、基板表面からボ
ロンをイオン注入した後熱処理を行って形成されたもの
である。N型のソース領域807は、基板表面からヒ素
をイオン注入した後熱処理を行って形成されたものであ
る。
【0057】P型のベース領域806及びN型のソース
領域807上には、層間絶縁膜812及びソース電極8
13が形成されている。
【0058】このように、第2の実施の形態では、ゲー
ト電極805を、ポリシリコンとWSiの2層構造とし
たので、ゲート電極805を溝803内にのみ残してエ
ッチングする場合、製造工程上の制約が少なくなる。
【0059】このため、ゲート電極805と半導体基板
801の表面の段差は、従来のものと比べて約1/10
程度に低減され、その分だけベース領域806とソース
領域807の拡散層をより浅く形成できる。これによ
り、MOSFETの寄生容量が大幅に低減されるので、
高速なスイッチング動作が可能となる。
【0060】なお、第2の実施の形態でも、Pチャネル
型に適用可能である。
【0061】
【発明の効果】以上の如く本発明に係る半導体装置及び
その製造方法によれば、半導体基板上の電界緩和領域及
びベース領域に形成される溝内のゲート電極を多層構造
とし、溝内のゲート電極の表面とベース領域の表面との
段差を500A以内とし、ソース領域及びベース領域の
拡散層が浅くなるようにしたので、トランジスタの寄生
容量を低減し、スイッチングスピードの高速化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の第1の実施の形態に係る
縦型MOSFETを示す断面図である。
【図2】図1の半導体装置の製造方法を説明するための
断面図である。
【図3】図1の半導体装置の製造方法を説明するための
断面図である。
【図4】図1の半導体装置の製造方法を説明するための
断面図である。
【図5】図1の半導体装置の製造方法を説明するための
断面図である。
【図6】図1の半導体装置の製造方法を説明するための
断面図である。
【図7】本発明の半導体装置の第1の実施の形態に係る
縦型MOSFETを示す断面図である。
【図8】従来の縦型MOSFETの一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】 101,801 半導体基板 102,802 電界緩和領域 103,803 溝 104,804 ゲート絶縁膜 105,805 ゲート電極 106,806 ベース領域 107,807 ソース領域 108 第1のポリシリコン層 109 酸化膜 110 第2のポリシリコン層 112,812 層間絶縁膜 113,813 ソース電極 808 ポリシリコン層 810 WSi
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−258174(JP,A) 特開 平5−335585(JP,A) 特開 平9−23001(JP,A) 特開 平9−45899(JP,A) 特開 平2−91976(JP,A) 特開 平4−145628(JP,A) 特開 平6−53514(JP,A) 特開 平5−33581(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/78 H01L 21/336

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレイン電極となる半導体基板上に前記
    ドレイン電極と同電位の電界緩和領域が設けられ、 前記電界緩和領域上には、前記電界緩和領域と反対の導
    電型のベース領域及び電界緩和領域と同じ導電型のソー
    ス領域が設けられ、 前記電界緩和領域、ベース領域及びソース領域には、溝
    が形成され、 前記溝の内側には、ゲート絶縁膜が設けられ、 前記ゲート絶縁膜の内側には、第1のポリシリコン層、
    酸化膜及び第2のポリシリコン層が順次外側から配列さ
    れた3層構造からなるゲート電極が、このゲート電極
    (第1のポリシリコン層)の表面と前記ベース領域の表
    面との段差が500A以内で、かつ前記第1のポリシリ
    コン層の表面が前記第2のポリシリコン層の表面より高
    なるように設けられ、 前記ゲート電極及びソース領域の間は、層間絶縁膜によ
    って絶縁され、 前記ベース領域、ソース領域及び層間絶縁膜上には、ソ
    ース電極が設けられてなることを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 ドレイン電極となる半導体基板上に前記
    ドレイン電極と同電位の電界緩和領域が設けられ、 前記電界緩和領域上には、前記電界緩和領域と反対の導
    電型のベース領域及び電界緩和領域と同じ導電型のソー
    ス領域が設けられ、 前記電界緩和領域、ベース領域及びソース領域には、溝
    が形成され、 前記溝の内側には、ゲート絶縁膜が設けられ、 前記ゲート絶縁膜の内側には、ポリシリコン及びタング
    ステンシリサイド(WSi)が順次外側から配列された
    2層構造からなるゲート電極が、前記ポリシリコンの表
    面が前記タングステンシリサイド(WSi)層の表面よ
    り高くなるように設けられ、 前記ゲート電極及びソース領域の間は、層間絶縁膜によ
    って絶縁され、 前記ベース領域、ソース領域及び層間絶縁膜上には、ソ
    ース電極が設けられてなることを特徴とする半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記溝内のゲート電極の表面と前記ベー
    ス領域の表面との段差が500A以内であることを特徴
    とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 ドレイン電極となる半導体基板上に前記
    ドレイン電極と同電位の電界緩和領域を形成する第1の
    工程と、 前記電界緩和領域上に、前記電界緩和領域と反対の導電
    型のベース領域を形成する第2の工程と、 前記電界緩和領域及びベース領域に、溝を形成する第3
    の工程と、 前記溝の内側に、ゲート絶縁膜を形成する第4の工程
    と、 前記ゲート絶縁膜の内側に、第1のポリシリコン層、酸
    化膜及び第2のポリシリコン層が外側から配列された3
    層構造からなるゲート電極を、このゲート電極(第1の
    ポリシリコン層)の表面と前記ベース領域の表面との段
    差が500A以内で、かつ前記第1のポリシリコン層の
    表面が前記第2のポリシリコン層の表面より高くなるよ
    うに形成する第5の工程と、 前記ベース領域に、前記電界緩和領域と同じ導電型のソ
    ース領域を形成する第6の工程と、 前記ゲート電極及びソース領域の間に層間絶縁膜を形成
    する第7の工程と、 前記ベース領域、ソース領域及び層間絶縁膜上に、ソー
    ス電極を形成する第8の工程とを備えることを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 ドレイン電極となる半導体基板上に前記
    ドレイン電極と同電位の電界緩和領域を形成する第1の
    工程と、 前記電界緩和領域上に、前記電界緩和領域と反対の導電
    型のベース領域を形成する第2の工程と、 前記電界緩和領域及びベース領域に、溝を形成する第3
    の工程と、 前記溝の内側に、ゲート絶縁膜を形成する第4の工程
    と、 前記ゲート絶縁膜の内側に、ポリシリコン及びタングス
    テンシリサイド(WSi)が順次外側から配列された
    層構造からなり、前記ポリシリコンの表面が前記タング
    ステンシリサイド(WSi)層の表面より高くなるよう
    ゲート電極を形成する第5の工程と、 前記ベース領域に、前記電界緩和領域と同じ導電型のソ
    ース領域を形成する第6の工程と、 前記ゲート電極及びソース領域の間に層間絶縁膜を形成
    する第7の工程と、 前記ベース領域、ソース領域及び層間絶縁膜上に、ソー
    ス電極を形成する第8の工程とを備えることを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第3〜第5の工程には、溝内のゲー
    ト電極の表面と前記ベース領域の表面との段差が、50
    0A以内となるようにエッチングする工程が含まれるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第1の工程には、前記電界緩和領域
    をエピタキシャル成長させる工程が含まれ、 前記第3の工程には、フォトリソグラフィー技術を用い
    て前記電界緩和領域の表面を選択的に異方性エッチング
    する工程が含まれ、 前記第4の工程には、前記溝内のシリコン表面を酸化す
    る工程が含まれ、 前記第5の工程には、 前記第1のポリシリコン層を、CVDにより堆積させる
    工程と、 前記第1のポリシリコン層の表面を熱酸化する工程と、 前記第2のポリシリコン層を、CVDにより堆積させる
    工程と、 ポリシリコン及び酸化膜に対し選択性の高い(選択比:
    シリコン>酸化膜)プラズマエッチングを用い、前記酸
    化膜をストッパーとして、前記溝以外の第2のポリシリ
    コン層をエッチングにより除去する工程と、 前記ポリシリコン及び酸化膜に対し選択性の高い(選択
    比:酸化膜>シリコン)エッチングを用い、前記第1の
    ポリシリコン層をストッパーとして、前記溝以外の前記
    酸化膜除去する工程と、 前記ポリシリコンと酸化膜の選択性の高い(選択比:シ
    リコン>酸化膜)プラズマエッチングを用い、前記ゲー
    ト絶縁膜をストッパーとして、前記溝以外の第1のポリ
    シリコン層を除去する工程とが含まれ、 前記第6の工程には、前記ベース領域上に対し、不純物
    拡散を行う工程が含まれ、 前記第7の工程には、CVDにより絶縁物を堆積させる
    工程が含まれ、 前記第8の工程には、 金属をスパッタ・蒸着により堆積させる工程と、 フォトリソグラフィー技術を用いて前記金属を選択的に
    エッチングする工程とが含まれることを特徴とする請求
    項4に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の工程には、前記電界緩和領域
    をエピタキシャル成長させる工程が含まれ、 前記第3の工程には、フォトリソグラフィー技術を用い
    て前記電界緩和領域の表面を選択的に異方性エッチング
    する工程が含まれ、 前記第4の工程には、前記溝内のシリコン表面を酸化す
    る工程が含まれ、 前記第5の工程には、 前記ポリシリコン層を、減圧CVDにより1000Aの
    厚さに堆積させる工程と、 前記タングステンシリサイド(WSi)を、スパッタに
    より前記ポリシリコン層上に堆積させる工程と、 前記ポリシリコン及び酸化膜に対して選択性の高い(選
    択比:シリコン>酸化膜)RIEを用い、前記ポリシリ
    コン層の前記溝以外の部分を、前記ゲート絶縁膜をスト
    ッパーとして除去する工程とが含まれ、 前記第6の工程には、前記ベース領域上に対し、不純物
    拡散を行う工程が含まれ、 前記第7の工程には、CVDにより絶縁物を堆積させる
    工程が含まれ、 前記第8の工程には、 金属をスパッタ・蒸着により堆積させる工程と、 フォトリソグラフィー技術を用いて前記金属を選択的に
    エッチングする工程とが含まれることを特徴とする請求
    項5に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記溝は、深さが1.0μm、幅が0.
    5μmであり、前記ゲート絶縁膜の膜厚は300Aであ
    ることを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体装
    置。
  10. 【請求項10】 前記第3〜第5の工程には、溝を、深
    さが1.0μm、幅が0.5μmで形成する工程と、ゲ
    ート絶縁膜を300Aの膜厚で形成する工程とがさらに
    含まれることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 ドレイン電極となる半導体基板上に前
    記ドレイン電極と同電位の電界緩和領域が設けられ、 前記電界緩和領域上には、前記電界緩和領域と反対の導
    電型のベース領域及び電界緩和領域と同じ導電型のソー
    ス領域が設けられ、 前記電界緩和領域、ベース領域及びソース領域には、溝
    が形成され、 前記溝の内側には、ゲート絶縁膜が設けられ、 前記ゲート絶縁膜の内側には、多層構造からなるゲート
    電極が、このゲート電極を構成する最外層の導電層の
    面と前記ベース領域の表面との段差が500A以内で、
    かつ前記最外層の導電層の表面がそれより内側の導電層
    の表面より高くなるように設けられ、 前記ゲート電極及びソース領域の間は、層間絶縁膜によ
    って絶縁され、 前記ベース領域、ソース領域及び層間絶縁膜上には、ソ
    ース電極が設けられてなることを特徴とする半導体装
    置。
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