JPH07106236B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH07106236B2
JPH07106236B2 JP1028478A JP2847889A JPH07106236B2 JP H07106236 B2 JPH07106236 B2 JP H07106236B2 JP 1028478 A JP1028478 A JP 1028478A JP 2847889 A JP2847889 A JP 2847889A JP H07106236 B2 JPH07106236 B2 JP H07106236B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、当りモードを決定する乱数の生起確率分布を
遊技場側で諸条件によって変化させることの出来るパチ
ンコ機に関する。
【従来技術】
近年のパチンコ機は、球の入賞確率を電子的に制御する
ために、コンピュータが用いられている。係るパチンコ
機では、当りモードを決定するために、偶然性に左右さ
れる事象を生起させ、その事象から当りモードを決定
し、その当りモードに対応してより複雑なゲームの展開
を制御するようにしている。そして、偶然性に左右され
る事象を生起させるために、乱数テーブル等のソフト手
段やカウンタ等のハード手段が用いられている。そし
て、これらの乱数発生手段によって、入賞タイミング等
で発生された乱数で当たりか否かのモード決定が行われ
ている。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記乱数発生手段は、当たりモードの生起確
率、即ち、特定入賞口への入賞回数に対する当たり回数
が所定値でなければならないという規制があり、上記乱
数発生手段の発生する当たりモードの乱数の生起確率は
マクロ的な制約を受ける。このため、その当たりモード
の乱数は周期的に発生させざるを得ない。即ち、当たり
モードの乱数の時間に関する生起確率分布は固定された
ものとなる。又、この生起確率分布は時間の経過に伴っ
て回転させる乱数テーブルの場合には、当たり乱数のテ
ーブル上の配置分布となる。すると、生起確率分布が固
定されていることから、熟練した遊技者においては、そ
の生起確率分布を見破ることができ、意図的に当たりモ
ードの発生を多くするような操作が可能となる。 又、パチンコ球は連続して発射されているのであるか
ら、当たりモードの生起傾向が固定されてしまう虞があ
り、ゲーム性を損なう原因となる。 更に、遊技場側から見ると、経営上の観点から入場遊技
者の人数に応じて、当たりモードの生起確率分布を変化
させたい場合もある。 本発明は、上記の課題を解決するために成されたもので
あり、その目的とするところは、当たりモードの生起確
率は一定としたまま、当たりモードの生起傾向を変化さ
せることで、ゲーム性の向上を図ることである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための発明の構成は、特定入賞口へ
の球の入賞に応じて乱数を発生させ、発生された乱数に
応じて当りか外れかのモードを決定し、そのモードに応
じて入賞口への球の入賞確率を制御するパチンコ機にお
いて、 特定入賞口に入賞した場合にモードを決定するための乱
数を発生する手段であって、当たりモードの生起確率を
同一とし、時間の経過に伴って順次発生される乱数の分
布における当たり乱数の時間的な生起確率分布が異なる
複数の乱数発生手段と、モードの確定に有効な乱数発生
手段を指定する指定手段と、指定手段により指定された
乱数発生手段により発生された乱数に基づいてモードを
決定するモード決定手段とを備えたことを特徴とする。
【作用】
上記構成のパチンコ機は、当たりモードの生起確率を同
一とし、時間の経過に伴って順次発生される乱数の分布
における当たり乱数の時間的な生起確率分布が異なる複
数の乱数発生手段を有しており、その乱数発生手段を指
定手段で外部から特定することができる。そして、その
指定された乱数発生手段を用いて当たりモード決定のた
めの乱数が発生される。したがって、遊技場側で、手操
作により意図的に時間の経過に対して発生される乱数の
時間分布を変化させることができる。即ち、時間の経過
に対して、大当たりが出る確率が変化しない状態や、大
当たりが頻発する時間帯がある代わりに大当たりが殆ど
発生しない時間帯もあるというような時間的に当たりの
生起確率が大きく変化する状態のように、時間的な当た
りの生起状態を変化させることができる。但し、両者と
もに、長い時間平均で見れば、大当たりの生起確率は同
一とすることができる。又、指定手段への入力をタイマ
の出力で制御することで、時間の経過に伴って、上述の
当たりの時間的な生起状態を変化させることができる。
従って、本パチンコ機は、遊技者にとって、より遊技性
の高いものとなる。
【実施例】
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。第
2図は遊技盤51の外観図である。遊技盤51には、各種の
入賞口が設けられており、その内52、53、54は、特定入
賞口であり、その特定入賞口に入賞すると、当りモード
を決定する組合せ動作が開始される。56、59、60は、普
通入賞口であり、61、62は、チューリップ式役物付き入
賞口である。63は、当りモードに応じて開閉される大入
賞口であり、開閉扉64が内部に設けられたソレノイド41
によって、開閉されるようになっている。又、大入賞口
の中央部には、V入賞口65が設けられており、その入賞
口に入賞した時は、開閉扉64が、継続して開閉する継続
権利を発生するようにしている。 遊技盤51の中央部には、特定入賞口52、53、54に球が入
賞した時に、偶然性の組合せ状態を表示する数値表示器
27と、ランプ表示器29が配設されている。数値表示器27
は、3桁のLED表示器であり、ランプ表示器29は、サイ
クリックに赤と青のLEDが配設されたランプである。特
定入賞口に入賞した時は、数値表示器27に表示される3
桁の数値が変動する。そして、入賞後所定時間内に停止
スイッチ20を遊技者が押下するか所定時間が経過すると
その変動した数値が停止する。 尚、この数値表示器27の変動している数値は乱数テーブ
ルの回転とは無関係である。数値表示器27の回転が停止
した時には、その時の変動数値とは無関係に、入賞時又
は停止スイッチ20の押下時、又は、モードの決定された
時、又は、その他任意の時刻で、既に別の当りと外れの
表示用の数値テーブルにより決定されている数値が数値
表示器27に表示される。又、モード決定のための乱数が
確定すると、その値からモードが決定され、そのモード
に応じて、大入賞口63の開閉扉64の開時間等が制御され
る。 また、遊技盤51には、動作状態を表示するための各種の
表示器、ランプが設けられている。中央部の30は、特定
入賞口に入賞し、当り処理が保留されている保留入賞球
の数を表示する為の記憶個数表示器である。47a〜47j
は、モードを決定するための組合せ動作時に、点滅する
動作ランプである。43a〜43cは、大当り時に、ランプ47
a〜47jと共に点滅するパニックランプである。又、45a
〜45cは、V入賞口63への入賞がある時に点滅するVラ
ンプである。 第1図は、本実施例装置の電気的な構成を示したブロッ
クダイヤグラムである。制御装置には、マイクロコンピ
ュータ1が使用されている。そのマイクロコンピュータ
1には、外部ROM3、外部RAM8が接続されている。そして
ROM3には、第6図に示す当りモードを決定するための3
個の乱数テーブルI31,乱数テーブルII32,乱数テーブルI
II33が設けられている。その各乱数テーブルは全乱数の
数に対し当たりモードの生起確率に対応した数の当たり
乱数が書き込まれている。そして、その当たり乱数のテ
ーブル上の分布は、第7図に示すようになっている。即
ち、乱数テーブルIは第7図(a)に示すように、当た
り乱数が略均一に配置されており、乱数テーブルIIは第
7図(b)に示すように、当たり乱数が後半に局在され
ており、乱数テーブルIIIは第7図(c)に示すよう
に、当たり乱数が2箇所で局在している。 一方、RAM8には、当たりモードの決定に有効な選択され
た1つの乱数テーブルによって時々刻々発生された乱数
が記憶される乱数メモリ81と、当りモードを決定する確
定された乱数を記憶確定メモリ82が形成されている。そ
の確定メモリ82は特定入賞口の保留入賞球の数+1だけ
のメモリを持っている。各保留入賞球に対する乱数は、
入賞時に一次的に決定され、その一次的な乱数が各確定
メモリ82に記憶され、数値表示器27の変動後所定時間内
に停止スイッチ20が押下されない場合には、その一次的
に決定された乱数がモード決定用の乱数として確定され
る。又、数値表示器27の変動後所定時間内に停止スイッ
チ20が押下された場合には、停止スイッチ20の押下時に
発生された乱数がモード決定用の乱数として確定され
る。 一方、特定入賞口における入賞球を検出する入賞検出ス
イッチ7、大入賞口における入賞球を検出する大入賞口
入賞検出スイッチ9、V入賞口における入賞球を検出す
るV入賞検出スイッチ11、停止スイッチ20は、チャタリ
ングを防止するためのフリップフロップからなる波形整
形回路13を介してマイクロコンピュータ1に接続されて
いる。 クロック発生回路17は、分周器15を介して外部割込み信
号をマイクロコンピュータ1のINT端子に出力してい
る。そして、その外部割り込み信号に同期してマイクロ
コンピュータ1は第4図のメインプログラムを実行す
る。又、マイクロコンピュータ1のRST1端子にはタイミ
ング信号発生回路18の出力するタイミング信号が入力し
ており、そのタイミング信号に同期して第5図に示す乱
数発生プログラムが起動される。 又、21は電源回路であり、起動スイッチ23の信号は、リ
セット信号発生回路19に入力し、その出力信号であるリ
セット信号は、マイクロコンピュータ1のRST2端子に入
力しており、そのリセット信号により、第3図に示す初
期プログラムが起動される。 5は乱数テーブルI、II、IIIの中から有効な乱数テー
ブルを指定するための外部スイッチである。このスイッ
チの操作状態によって有効な乱数テーブルが指定され
る。 マイクロコンピュータ1の各出力ポートには、表示器駆
動回路25、表示器選択回路28、ドライバ39が接続されて
いる。表示器駆動回路25、表示器選択回路28には、前述
した数値表示器27、ランプ表示器29、記憶個数表示器30
が接続されている。それらの表示器は、マイクロコンピ
ュータ1から選択データと、表示データとを定周期で出
力することにより、ダイナミック駆動される。即ち、表
示器選択回路28により、各表示単位が選択され、その時
の表示器駆動回路25の出力信号に応じて表示される。ド
ライバ39は、マイクロコンピュータ1からの信号に応じ
て、ソレノイド41を駆動し、パニックランプ43、Vラン
プ45、動作ランプ47の点燈動作を制御する。 次に、係る構成のパチンコ機の作用を、マイクロコンピ
ュータ1の処理手順を示したフローチャートに基づいて
説明する。 (1)電源投入時の初期セット 起動スイッチ23がオンされると、マイクロコンピュータ
1に給電されると共に、リセット信号発生回路19は、リ
セット信号S4をRST2端子に出力する。すると、CPU1は、
第3図に示す処理を実行する。即ち、数値表示器27に表
示する3桁の数値レジスタX1,X2,X3を初期値に設定し、
ランプ表示器29の点燈ランプを記憶している表示ランプ
レジスタLを初期値に設定する。また、特定入賞口に入
賞し保留されている保留入賞球の数をカウントする入賞
球カウンタCを零に、大入賞口への入賞球の個数をカウ
ントする大入賞口入賞カウンタGを零に、V入賞口への
保留入賞球の有無を記憶するV入賞球カウンタAを零に
初期設定する。また、制御状態を記憶した状態レジスタ
Fを零に、モードを記憶するモードレジスタRを零に初
期設定し、タイマT1,T2,T3は零に初期設定される。そし
て、有効な乱数テーブルから発生される乱数を決定する
ための乱数テーブルのアドレスIが初期値の1に設定さ
れる。 (2)乱数テーブル及び数値テーブルの回転 第4図のメインプログラムの処理と並行して、RST1端子
から入力されるタイミング信号に同期し第5図に示す乱
数発生プログラムが起動される。即ち、ステップ200で
乱数テーブル指定スイッチ5の状態が入力され、次のス
テップ202でそのスイッチ5で指定された乱数テーブル
からアドレスIに記憶された数値が読出され、その数値
は乱数メモリ81に3桁の数値として記憶される。そし
て、次のステップ204でアドレスIの値がその有効な乱
数テーブルのアドレスの最終値か否かが判定され、最終
値でない場合にはステップ206でアドレスIが1だけ更
新されて本乱数発生プログラムが終了される。また、ス
テップ204でアドレスIの値が最終値と判定された場合
には、ステップ208へ移行してアドレスIが初期値の1
に設定される。 このようにして、乱数メモリ81にはパチンコ機がリセッ
トされた後の任意の時刻において、乱数テーブル指定ス
イッチ5で指定された有効なモード決定用の乱数が発生
している。この時の乱数の発生速度はタイミング信号発
生回路18から出力されるタイミング信号によって決定さ
れる。 従って、乱数テーブルIが選択されている場合には、第
7図(a)に示す如く、当たり乱数の生起傾向が短周期
においても均一となる。それに対し、乱数テーブルII又
は乱数テーブルIIIが選択された場合には、第7図
(b)、(c)に示す如く、当たり乱数の生起傾向は短
周期において1箇所又は2箇所に局在することになる。
尚、長周期での当たり乱数の発生確率は、3つの乱数テ
ーブルに含まれる当たり乱数の数が等しいので、共に同
一である。 尚、乱数メモリ81には有効な乱数テーブルのアドレスを
記憶するようにして、表示時にそのアドレスの数値を読
むようにしても良い。 (3)メインプログラム 初期セット後、分周器15から出力される外部割り込み信
号が入力されるごとに、CPU1は第4図のメインプログラ
ムを実行する。ステップ100で、タイマの更新処理が行
われ、ステップ102で、スイッチ群の状態信号S1,S2,S3
が読み込まれる。これらの状態信号は、負論理で構成さ
れており、信号が低レベルの時にスイッチがオン状態に
あり、入賞球を検出したことを示している。したがっ
て、ステップ104、110、114で各状態信号の立ち下がり
を検出し、その時にのみ、各カウンタC,G,Aを1更新す
る。ただし、保留されている入賞球の数は、ステップ10
6で、4までしか計数しないようにしている。 そして、特定入賞口への入賞が検出された時には、ステ
ップ104の判定がYESとなり、ステップ106で保留入賞球
の数が4より小さい場合には、ステップ108で入賞球カ
ウンタCが1だけ更新され、ステップ109でその時の乱
数メモリ81の値が確定メモリM(C)82に記憶される。
即ち、保留入賞球が無い状態で特定入賞口への入賞が検
出されると、入賞球カウンタCは1となり、その時の乱
数メモリ81の値が確定メモリM(1)に記憶される。
又、入賞球カウンタCが1以上の時に、更に、特定入賞
口に入賞すると、その入賞球は保留入賞球となり、入賞
球カウンタCが1だけ増加される。そして、その入賞時
の乱数メモリ81の値がその保留入賞球に対応する確定メ
モリM(C)に記憶される。このようにして、特定入賞
口に入賞した時に、当りモード決定用の一次的な乱数が
決定される。 次のステップ118〜ステップ166は、各状態に応じた処理
ステップである。 (a)入賞球が存在しない時の処理 入賞球が存在しない時は、即ち、カウンタCが0の時
は、ステップ100〜124,170の処理が行われ、それによ
り、数値表示器、ランプ表示器、各ランプ群は、所定の
表示を行う。 (b)組合せ動作処理 ステップ124でカウンタCの値が判定され、入賞が検出
されるとカウンタCの値を1減算し、組合せ動作状態を
示すためレジスタFを1にセットし、タイマT1を所定値
に設定する(ステップ124〜128)。そして、ステップ12
9で入賞球カウンタCが減算されたのに伴い、確定メモ
リM(C)の内容が1つづつ繰り上げられて更新され
る。 次にステップ130でタイマT1がタイムアップとなったか
否か判定され、タイムアップでないと判定された場合に
はステップ131で停止スイッチ20が押下されたか否かが
判定され、停止スイッチ20が押下されていない場合に
は、ステップ170へ移行して、ランプ表示器の組合せ動
作中として表示したりする等の処理が実行される。そし
て、その後の実行サイクルではレジスタFの値は1に設
定されているので、ステップ118の判定がYESとなり、ス
テップ130へ分岐し、ステップ130、131、170の処理が繰
り返し実行される。そして、その後のある実行サイクル
において、ステップ131で停止スイッチ20が押下された
と判定された場合には、ステップ132に移行して、その
時の乱数メモリ81の値が確定メモリM(0)に記憶さ
れ、確定メモリM(0)に一次的に決定された乱数は、
最終的に確定された乱数により書換えられる。 又、ステップ130でタイマT1がタイムアップと判定され
ると、ステップ134に移行して、確定メモリM(0)に
記憶されている一次的な乱数は最終的な乱数として確定
される。 そして、所定時間が経過し又は停止スイッチ20が押下さ
れた時に実行されるステップ134では、確定メモリM
(0)の値から当りモードが決定され、当りモードがモ
ードレジスタRに設定される。モードレジスタRに設定
される値は、0は外れ、1は小当り、2は中当り、3は
大当りである。次のステップ136では確定メモリM
(0)の値を数値表示器27に表示して、遊技者に確定し
た乱数を知らせる。次に、ステップ139でレジスタRの
値から当たりか外れかを判定し、外れならば、ステップ
140へ移行して、レジスタFを0にして、次の入賞球の
判定のサイクルへ移行する。 ここで、当たりモードは確定された乱数から決定される
が、その乱数の生起傾向が乱数テーブルの種類によって
異なるので、結局、当たりモードの生起傾向も有効な乱
数テーブルの当たり乱数の分布によって変化することに
なる。 (c)当りの時の処理 ステップ139の判定結果が当りの時は、そのモードに応
じて、ステップ144でタイマT2に時間が設定される。そ
して、タイマT2がステップ146でタイムアップしたか否
かが判定され、ステップ148でカウンタGの値が10とな
ったか否かが判定される。タイマT2がタイムアップ前で
カウンタGが10未満の場合には、ステップ170へ移行し
て、パニックとして制御されるように、開閉扉64が開状
態となるようにソレノイド41が動作され、その他、ラン
プ表示器29、パニックランプ43a〜43c等が点滅動作され
る。そして、以後の実行サイクルではレジスタFの値は
2に設定されているので、ステップ120の判定結果がYES
となり、ステップ146へ分岐して、ステップ146でタイマ
T2がタイムアップしたと判定されるか、ステップ148で
カウンタGが10となったと判定されるまで、ステップ10
0〜120、146、148、170の処理が繰り返し実行される。
この結果、大入賞口は、所定時間だけ開状態となり、ラ
ンプ群は、パニック状態を示す表示となる。その後の処
理で、ステップ148で大入賞口への入賞球の数が10個と
判定されると、タイムアップ前でも、タイムアップと同
様の処理を行う。即ち、ステップ150でカウンタGを0
にレジスタRを0に設定する。 (d)V入賞球の存在する時の処理 ステップ154で大当たりモードであると判定された場合
において、大入賞口が開状態の時にV入賞球が存在する
と、即ち、ステップ156でカウンタAが1と判定された
時は、ステップ158で継続権利の発生を示すためレジス
タFの値を3に設定する。そして、ステップ162で、タ
イマT3を所定時間に設定し、ステップ164でタイムアッ
プを判定する。この処理は、続いて、大入賞口を開状態
にするまで、一定の遅延を持たせるためのものである。
この後、ステップ166でレジスタRを大当りを示す値3
に設定し、ステップ142へ移行して、上記の当り時の処
理を行う。ただし、継続権は、10回より大きく発生しな
い様にステップ152で調整している。 上記実施例では、数値表示器27の表示を数値としている
が、図柄等であっても良い。 又、乱数発生手段は、乱数テーブルの他、カウンタとそ
のカウンタの数値を順次更新する手段で構成しても良い
し、乱数発生関数であっても良い。 又、有効な乱数発生手段を指定する指定手段は、手操作
入力によるスイッチの他、タイマの出力によって所定時
間帯毎に乱数発生手段を選択して指定する手段や、遠隔
操作により乱数発生手段を選択したり、それらの手段の
組合せであっても良い。 当りモード決定用の乱数を確定するタイミングは、上記
のように、入賞時又は停止スイッチ20の押下時のほか入
賞に応じて決定される別のタイミングで決定しても良
い。 又、上記のようにして乱数を発生させることはパチンコ
機に限らず他の偶然性を生起させるスロットルマシン等
の遊技機にも利用することが可能である。
【発明の効果】
本発明は、特定入賞口に入賞した場合にモードを決定す
るための乱数を発生する手段であって、当たりモードの
生起確率を同一とし、時間の経過に伴って順次発生され
る乱数の分布における当たり乱数の時間的な生起確率分
布が異なる複数の乱数発生手段と、モードの確定に有効
な乱数発生手段を指定する指定手段と、指定手段により
指定された乱数発生手段により発生された乱数に基づい
てモードを決定するモード決定手段とを有しているの
で、手操作による遊技場側の意図により、又は、タイマ
等の時間設定等により、時間の経過に対して発生される
乱数の時間分布を変化させることができる。この結果、
当たりモードの生起確率の時間分布を変化させることが
できる。そのことによって、パチンコ機のゲーム性を向
上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の具体的な一実施例に係るパチンコ機
の電気的構成を示したブロックダイヤグラム、第2図
は、遊技盤の外観を示した平面図、第3図、第4図、第
5図は、それぞれ、同実施例のパチンコ機で使用された
マイクロコンピュータの処理手順を示したフローチャー
ト、第6図は異なる確率分布の乱数テーブルの一例を示
した説明図。第7図は乱数テーブルの異なる確率分布を
示した説明図である。 27……数値表示器、29……ランプ表示器 30……記憶個数表示器 43a〜43c……パニックランプ 45a〜45c……Vランプ 47a〜47j……動作ランプ、50……枠体 51……遊技盤、52,53,54……特定入賞口 63……大入賞口、64……開閉扉 65……V入賞口、81……乱数メモリ 82……確定メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定入賞口への球の入賞に応じて乱数を発
    生させ、発生された乱数に応じて当りか外れかのモード
    を決定し、そのモードに応じて入賞口への球の入賞確率
    を制御するパチンコ機において、 前記特定入賞口に入賞した場合に前記モードを決定する
    ための乱数を発生する手段であって、当たりモードの生
    起確率を同一とし、時間の経過に伴って順次発生される
    乱数の分布における当たり乱数の時間的な生起確率分布
    が異なる複数の乱数発生手段と、 前記モードの確定に有効な前記乱数発生手段を指定する
    指定手段と、 前記指定手段により指定された乱数発生手段により発生
    された乱数に基づいて前記モードを決定するモード決定
    手段と を備えたことを特徴とするパチンコ機。
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