JP2770290B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2770290B2
JP2770290B2 JP1026380A JP2638089A JP2770290B2 JP 2770290 B2 JP2770290 B2 JP 2770290B2 JP 1026380 A JP1026380 A JP 1026380A JP 2638089 A JP2638089 A JP 2638089A JP 2770290 B2 JP2770290 B2 JP 2770290B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、大当たり時に変動入賞装置が作動している
期間に、更に、特定入賞口に入賞した時の表示器の制御
を改良したものに関する。
【従来技術】
近年のパチンコ機は、球の入賞確率を電子的に制御す
るために、コンピュータが用いられている。係るパチン
コ機では、当りモードを決定するために、偶然性に左右
される事象を生起させ、その事象から当りモードを決定
し、その当りモードに対応してより複雑なゲームの展開
を制御するようにしている。そして、偶然性に左右され
る事象を生起させるために、例えば、乱数テーブルが用
いられている。特定入賞口に入賞すると、表示器の表示
が回転すると共に最終的に乱数テーブルで発生された乱
数に基づく表示が行われ、その乱数に基づいて当たりモ
ードが決定される。そして、大当たりとなると、変動入
賞装置が作動して、より多くの入賞が可能となる。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、大当たりモードで制御されている期間に、
更に、特定入賞口に入賞すると、その入賞の事実は記憶
され、上記の大当たりモードが終了した時に、その記憶
された入賞に対してモード決定の処理が行われるように
なっている。 したがった、遊技者にとって、連続して特定入賞口へ
入賞したり、大当たりでフィーバーしている時に特定入
賞口へ入賞した場合には、後の入賞に対しては、当たり
モードの決定が保留されるため、早く当たりモードを知
りたいという要求が満たされない。 そこで、連続して特定入賞口へ入賞したり、大当たり
モードでフィーバーしている時に、特定入賞口へ入賞し
た時に直ちに当たりモードが決定されれば、例えば、大
当たりフィーバー中に次の大当たりフィーバーが約束さ
れた状態となることもあり、更に、遊技の興味を拡大さ
せることになり、パチンコ機のゲーム性の向上につなが
る。 本発明は、上記の課題を解決するために成されたもの
であり、その目的とするところは、当たりモードの決定
を保留することなく、直ちに、実行して、パチンコ機の
遊技性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
本発明は、特定入賞口への球の入賞に応じて乱数を発
生させ、発生された乱数に応じて当りか外れかのモード
を決定し、そのモードに応じて入賞口への球の入賞確率
を制御するパチンコ機において、当たりモードの発生確
率が異なる複数の乱数発生手段と、前記特定入賞口に入
賞した時の表示の変動及び対応する前記乱数発生手段に
より決定された前記モードに応じた最終表示を行う複数
の表示器と、前記各表示器の変動の開始後当たりモード
に応じた最終表示が有効な間をその表示器の動作状態と
し、他の期間を非動作状態として、その表示器の状態を
記憶する表示器状態記憶手段と、前記特定入賞口に入賞
した時には、前記表示器状態記憶手段の記憶内容に基づ
き、非動作状態にある表示器を選択し、その表示器によ
り表示の変動及びその表示器に対応する前記乱数発生手
段により決定された当たりモードによる最終表示を制御
すると共に、その表示器の表示が有効な期間、その表示
器を動作状態として前記表示器記憶手段に記憶する表示
制御手段とを有することを特徴とする。
【作用】
本発明に係るパチンコ機では、当たりモードを表示す
る表示器とその表示器に対応して当たりモードの発生確
率の異なる乱数発生手段が複数設けられている。各表示
器が動作状態か非動作状態かが表示器状態記憶手段に記
憶される。ここで、表示器の動作状態とは、変動の開始
後当たりモードに応じた最終表示が有効な間の状態をい
い、非動作状態とはその他の期間の状態をいう。 そして、表示制御手段により、特定入賞口に入賞した
時には、表示器状態記憶手段の記憶内容に基づいて非動
作状態にある表示器が選択され、その表示器により表示
の変動及びその表示器に対応した乱数発生手段により確
定された当たりモードに対応した固定表示が行われ、変
動開始後その固定表示が有効な期間、その表示器は動作
状態として、表示器状態記憶手段に記憶される。 このようにして、特定入賞口に連続して入賞したり、
大当たりでフィーバーしている間に、更に、特定入賞口
へ入賞した場合には、非動作状態にある表示器を用いて
当たりモードの決定動作が実行され、特定入賞口への入
賞後に直ちに当たりモードが決定される。この時、当た
りモードの確定に、表示器に対応して当たりモードの発
生確率の異なるそれぞれの乱数発生手段が用いられるの
で、複数の表示器が動作状態にある時、即ち、動作状態
が多重化されている場合に、その多重化のレベルに応じ
て当たりモードの発生確率を変化させることができる。
よって、よりゲーム進行の面白さを向上させることがで
きる。
【実施例】
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。
第2図は遊技盤51の外観図である。遊技盤51には、各種
の入賞口が設けられており、その内52、53、54は、特定
入賞口であり、その特定入賞口に入賞すると、当たりモ
ードを決定する組合せ動作が開始される。56、59、60
は、普通入賞口であり、61、62は、チューリップ式役物
付き入賞口である。63は、当りモードに応じて開閉され
る大入賞口であり、開閉扉64が内部に設けられたソレノ
イド41によって、開閉されるようになっている。又、大
入賞口の中央部には、V入賞口65が設けられており、そ
の入賞口に入賞した時は、開閉扉64が、継続して開閉す
る継続権利を発生するようにしている。 遊技盤51の中央部には、特定入賞口52、53、54に球が
入賞した時に、偶然性の組合せ状態を表示する3個の数
値表示器271,272,273と、ランプ表示器29が配設されて
いる。数値表示器271,272,273は、3桁のLED表示器であ
り、ランプ表示器29は、サイクリックに赤と青のLEDが
配設されたランプである。特定入賞口に入賞した時は、
非動作状態にあるいずれか1つの数値表示器に表示され
る3桁の数値が変動する。この数値表示器271等の変動
中の数値は乱数テーブルの回転とは無関係である。一定
時間経過して数値表示器271等の回転が停止した時に
は、その時の変動数値とは無関係に、既に、乱数テーブ
ルにより決定されている数値が表示され、その数値が当
たりモードを決定する。そして、そのモードに応じて、
大入賞口63の開閉扉64の開時間等が制御される。 また、遊技盤51には、動作状態を表示するための各種
の表示器、ランプが設けられている。47a〜47jは、モー
ドを決定するための組合せ動作時に、点滅する動作ラン
プである。43a〜43cは、大当り時に、ランプ47a〜47jと
共に点滅するパニックランプである。又、45a〜45cは、
V入賞口63への入賞がある時に点滅するVランプであ
る。 次に、本装置の電気的構成について述べる。 第1図は、本実施例装置の電気的な構成を示したブロ
ックダイヤグラムである。制御装置には、マイクロコン
ピュータ1が使用されている。そのマイクロコンピュー
タ1には、外部ROM3、外部RAM8が接続されている。そし
てROM3には、第6図に示す当りモードを決定するための
乱数テーブル31が形成されている。RAM8には、乱数テー
ブル31によって時々刻々変化する乱数が記憶される乱数
メモリ81、数値表示器271,272,273に対応して、その各
数値表示器が動作状態か非動作状態にあるかを記憶する
3個の動作フラグ82、その各数値表示器の数値を変動さ
せる状態にあるか否かを記憶する3個の変動フラグ83、
当りモードを決定する確定された乱数を記憶する3個の
確定メモリ84、確定された乱数と数値表示器との対応を
記憶する3個の表示器番号メモリ85、数値表示器の変動
が停止して当たりモードが確定されたことを記憶する3
個の確定フラグ86とが形成されている。 一方、特定入賞口における入賞球を検出する入賞検出
スイッチ7、大入賞口における入賞球を検出する大入賞
口入賞検出スイッチ9、V入賞口における入賞球を検出
するV入賞検出スイッチ11、停止スイッチ20は、チャタ
リングを防止するためのフリップフロップからなる波形
整形回路13を介してマイクロコンピュータ1に接続され
ている。 又、クロック発生回路17は、分周器15を介して外部割
込み信号をマイクロコンピュータ1のINT端子に出力し
ている。そして、その外部割り込み信号に同期してマイ
クロコンピュータ1は第4図のメインプログラムを実行
する。又、マイクロコンピュータ1のRST1端子にはタイ
ミング信号発生回路18の出力するタイミング信号が入力
しており、そのタイミング信号に同期して第5図に示す
乱数発生プログラムが起動される。 又、21は電源回路であり、起動スイッチ23の信号は、
リセット信号発生回路19に入力し、その出力信号である
リセット信号は、マイクロコンピュータ1のRST2端子に
入力しており、そのリセット信号により、第3図に示す
初期プログラムが起動される。 マイクロコンピュータ1の各出力ポートには、表示器
駆動回路25、表示器選択回路28、ドライバ39が接続され
ている。表示器駆動回路25、表示器選択回路28には、前
述した数値表示器271,272,273が接続されている。それ
らの表示器は、マイクロコンピュータ1カラ選択データ
と、表示データとを定周期で出力することにり、ダイナ
ミック駆動される。即ち、表示器選択回路28により、各
表示単位が選択され、その時の表示器駆動回路25の出力
信号に応じて表示される。ドライバ39は、マイクロコン
ピュータ1からの信号に応じて、ソレノイド41を駆動
し、パニックランプ43、Vランプ45、動作ランプ47の点
燈動作を制御する。 次に、係る構成のパチンコ機の作用を、マイクロコン
ピュータ1の処理手順を示したフローチャートに基づい
て説明する。 (1)電源投入時の初期セット 起動スイッチ23がオンされると、マイクロコンピュー
タ1に給電されると共に、リセット信号発生回路19は、
リセット信号S4をRST2端子に出力する。すると、CPU1
は、第3図に示す処理を実行する。即ち、3個の数値表
示器271等に表示する3桁の数値を記憶するレジスタX1
1,X12,X13等を初期値に設定し、ランプ表示器29の点燈
ランプを記憶している表示ランプレジスタLを初期値に
設定する。また、特定入賞口に入賞し当たりモードが確
定されていない入賞球や当たりモードが確定されたがそ
の当たりモードが実行されていない入賞球(以下、この
入賞球を「保留入賞球」という)の数をカウントする入
賞球カウンタCを零に、大入賞口への入賞球の個数をカ
ウントする大入賞口入賞カウンタGを零に、V入賞口へ
の保留入賞球の有無を記憶するV入賞球カウンタAを零
に初期設定する。また、制御状態を記憶した状態レジス
タFを零に、モードを記憶するモードレジスタRを零に
初期設定し、各数値表示器に対応し表示の変動時間を計
測する3個の表示器タイマTk(k=1〜3)と当たりモ
ードに応じて大入賞口63の開放時間を計測するタイマT
2,T3は零に初期設定される。そして、乱数メモリ81に記
憶される乱数の十位の桁が初期値の1に設定され、乱数
の百位の桁と一位の桁を乱数テーブル31から決定するた
めの乱数テーブル31のアドレスIが初期値の1に設定さ
れる。 (2)乱数テーブルの回転 第4図のメインプログラムの処理と並行して、RST1端
子から入力されるタイミング信号に同期して第5図に示
す乱数発生プログラムが起動される。即ち、ステップ20
0で第6図に示す乱数テーブル31からアドレスIに記憶
された数値が続出され、その数値は乱数メモリ81の百位
の桁と一位の桁に記憶される。そして、次のステップ20
2でアドレスIの値が乱数テーブル31のアドレスの最終
値か否かが判定され、最終値ではない場合にはステップ
204でアドレスIが1だけ更新されて本乱数発生プログ
ラムが終了される。また、ステップ202でアドレスIの
値が最終値と判定された場合には、ステップ206へ移行
してアドレスIが初期値の1に設定され、次のステップ
208で乱数の十位の桁の数値が1だけ歩進される。 このようにして、乱数メモリ81にはパチンコ機がリセ
ットされた後の任意の時刻において、モード決定用の乱
数が発生している。この時の乱数の発生速度はタイミン
グ信号発生回路18から出力されるタイミング信号によっ
て決定される。 (3)メインプログラム 初期セット後、分周器15から出力される外部割り込み
信号が入力されるごとに、CPU1は第4図のメインプログ
ラムを実行する。ステップ100で、各タイマの更新処理
が行われ、ステップ102で、スイッチ群の状態信号S1,S
2,S3が読み込まれる。これらの状態信号は、負論理で構
成されており、信号が低レベルの時にスイッチがオン状
態にあり、入賞球を検出したことを示している。したが
って、ステップ104、120、124で各状態信号の立ち下が
りを検出し、その時にのみ、各カウンタC,G,Aを更新す
る。ただし、保留入賞球の数は、ステップ105で、3ま
でしか計数しないようにしている。 又、ステップ103では変動フラングがオンに設定され
ている数値表示器の数値表示レジスタの値を変更して、
その数値表示器の表示数値が変化される。このステップ
103の繰り返しにより、変動フラグがオンとなっている
数値表示器の表示は変動することになる。 そして、特定入賞口への入賞が検出された時には、ス
テップ104の判定がYESとなり、ステップ105で保留入賞
球の数が3より小さい場合には、ステップ106で入賞球
カウンタCが1だけ更新され、ステップ107で動作フラ
グがオフ、即ち、非動作状態にある数値表示器を1つ選
択し、その数値表示器の動作フラグ及び変動フラグをオ
ンとする。又、その選択された数値表示器の番号が表示
器番号メモリD(C)に記憶される。この後、変動フラ
グがオフとなるまで、その数値表示器はステップ103の
処理により表示数値が変動することになる。次に、ステ
ップ108でその変動時間を計測するために、そのk番の
数値表示器に対応する表示器タイマTkをセットする。 次に、ステップ109でその時の乱数メモリ81の値が確
定メモリM(C)に記憶される。即ち、保留入賞球が無
い状態で特定入賞口への入賞が検出されると、入賞球カ
ウンタCは1となり、その時の乱数メモリ81の値が確定
メモリM(1)に記憶される。又、入賞球カウンタCが
1以上の時に、更に、特定入賞口に入賞すると、入賞球
カウンタCが1だけ増加される。そして、その入賞時の
乱数メモリ81の値がその保留入賞球の番号Cに対応する
確定メモリM(C)に記憶される。又、この時、数値表
示器の変動は未だ停止していないので、当たりモードを
確定することはできないので、当たりモードの処理を実
行できないようにするため、対応する確定フラグS
(C)をオフとする。このようにして、特定入賞口に入
賞した時に、当りモード決定用の乱数が決定される。 次に、ステップ110で3個の表示器タイマTkでタイム
アップしたものがあれば、ステップ112でそのタイムア
ップしたタイマTkに対応した数値表示器番号kを記憶し
ている表示器番号メモリの配列変数mを見出し、その配
列変数mで特定される確定メモリM(m)の値をそのk
番の数値表示器の数値表示レジスタに設定して、その数
値を対応する数値表示器に表示し、ステップ103での数
値変動処理を停止させるために変動フラグをオフとす
る。そして、次のステップ114でその数値が外れか否か
を判断し、外れならば、その入賞球は保留する必要がな
いので、ステップ116で表示器番号メモリD(m)に記
憶されている番号の数値表示器の動作フラグをオフにし
て、その数値表示器を非動作状態の表示器としてその後
の入賞時の処理に解放する。又、ステップ106で1だけ
更新された入賞球カウンタCの値をステップ116で1だ
け減少させ、その時の保留入賞球の数を減少させる。更
に、配列変数mに対応する各メモリ確定メモリ、確定フ
ラグ、表示器番号メモリは空き状態となるので、配列変
数mより大きい配列変数の各データを1つづつ繰り上げ
る。 これに対し、当たりの場合には、ステップ118で確定
メモリM(m)に対応した確定フラグS(m)をオンに
することで、当たりモードの実行が可能な状態となる。 一方、ステップ110で表示器タイマでタイムアップし
たものがなければ、数値表示器が変動中であったり、入
賞球がない場合であるので、上記ステップ112〜118の処
理をすることなく、ステップ120へ移行する。 ステップ120〜126は、大当たりモードで動作している
期間の大入賞口への入賞数とV入賞口への入賞数とを計
数するステップである。 又、ステップ132〜ステップ176は、各状態に応じた処
理ステップである。 (a)当たり保留入賞球が存在しない時の処理 当たり保留入賞球とは、保留入賞球で当たりと確定さ
れたが、未だに当たりモードで実行されていない入賞球
をいう。そして、その当たり保留入賞球があるか否か
は、ステップ132において、確定フラグS(1)がオン
で且つカウンタCの値が1以上か否かで判定される。カ
ウンタCの値が1以上であれば、少なくとも1つの保留
入賞球が存在することになり、その最先の保留入賞球に
対して数値表示器の数値変動が完了して、発生された乱
数が当たりであれば、S(1)ステップ118でオンに設
定されている。上記条件が満たされないならば、保留入
賞球が存在しないか、存在していても当たりモードが確
定された保留入賞球が未だ存在しないことを意味してい
る。したがって、その場合には、ステップ132の判定はN
Oとなりステップ176の処理が実行される。よって、当た
り保留入賞球が存在しな時には、ステップ100〜132,176
の処理が繰り返し実行され、それにより、数値表示器、
ランプ表示器、各ランプ群は、その時の状態に対応した
所定の表示を行うことになる。この時、保留入賞球が存
在すると、その保留入賞球の数に対応した数の数値表示
器の表示が変動する。 (b)当たり保留入賞球が存在する時の処理 ステップ132の判定条件が成立すると、ステップ134へ
移行して、確定メモリM(1)の値から最先の当たり保
留入賞球の当たりモードが判別され、そのモード値はモ
ードレジスタRに設定される。モードレジスタRに設定
される値は、0は外れ、1は小当り、2は中当り、3は
大当りである。外れの時は既にステップ116で保留入賞
球から除外されているので、ステップ134においては、
モードレジスタRに0は設定されない。 そして、ステップ142で、パニックモードとするため
に状態レジスタFに2が設定され、ステップ144でタイ
マT2に時間が設定される。そして、当初の実行サイクル
では、ステップ146、148の判定がNOとなり、その後の実
行サイクルにおけるステップ128の判定はYESとなるの
で、ステップ146へ分岐され、タイマT2がステップ146で
タイムアップと判定されるまで、ステップ100〜128,14
6、148、176が繰り返し実行される。 この結果、大入賞口は、所定時間だけ開状態となり、
ランプ群は、パニック状態を示す表示となる。この時、
ステップ148で大入賞口への入賞球の数が10個と判定さ
れると、タイムアップ前でも、タイムアップと同様の処
理を行う。即ち、ステップ150でカウンタGを0にレジ
スタRを0に設定する。 (c)V入賞球の存在する時の処理 大入賞口が開状態の時にV入賞球が存在すると、即
ち、カウンタAが1のときは(ステップ156)ステップ1
58で継続権利の発生を示すためレジスタFの値を3に設
定する。そして、ステップ162で、タイマT3を所定時間
に設定し、ステップ164でタイムアップを判定する。こ
の処理は、続いて、大入賞口を開状態にするまで、一定
の遅延を持たせるためのものである。この後、ステップ
166でレジスタRを大当りを示す値3に設定し、ステッ
プ142へ移行して、上記の当り時の処理を行う。ただ
し、継続権は、10回より大きく発生しない様にステップ
152で調整している。 そして、上記の最先の当たり保留入賞球に対する全て
の当たりモードの処理が完了すると、ステップ170が実
行される。ステップ170では、対応する数値表示器の数
値表示は消去しても良いので、表示器番号メモリD
(1)に記憶されている番号の表示器の動作フラグをオ
フにして、その表示器を非動作状態として、次の入賞時
に変動させる得る数値表示器として解放する。又、最先
の当たり保留入賞球に対する当たりモードの処理が完了
したので、次のステップ172にて、確定メモリM
(j)、確定フラグS(j)、表示器番号メモリD
(j)の内容が1つづつ繰り上げられて更新される。即
ち、更新後のM(1)、S(1)、D(1)が次の最先
の当たり保留入賞球に対するデータとなり得る。又、同
様な理由から、ステップ174でカウンタCの値が1だけ
減少されて、保留入賞球の数が1だけ減少される。 そして、次の実行サイクルのステップ132の条件が成
立すれば、当たり保留入賞球が存在することを意味して
おり、その場合には、その入賞球に対し連続して当たり
モードの処理が実行される。条件が成立しない場合に
は、最早当たり保留入賞球は存在しなくなったので、ス
テップ176側へ分岐し当たり保留入賞球が存在しない時
の処理となる。 このように、大当たりフィーバー中に、特定入賞口へ
の入賞があると、他の非動作状態にある数値表示器が変
動し、その後、その入賞が当たりと判定されると、次も
大当たりフィーバーであるという情報が先行して得られ
ることになる。 尚、上記実施例では、数値表示器271等の表示を数値
としているが、図柄等であっても良い。又、乱数発生手
段は、乱数テーブルの他、カウンタとそのカウンタの数
値を順次更新する手段で構成しても良い。この乱数発生
手段は数値表示器の数に対応させて異なる手段で複数設
けても良い。又、その異なる複数の乱数発生手段の当た
りモードの発生確率は異なるようにしても良い。 又、当りモード決定用の乱数を確定するタイミング
は、上記のように、入賞時のほか、入賞後一定時間経過
時やストップスイッチの押下時であっても良い。 又、上記のようにして乱数を発生させることはパチン
コ機に限らず他の偶然性を生起させるスロットルマシン
等の遊技機にも利用することが可能である。
【発明の効果】
本発明は、当たりモードの発生確率が異なる複数の乱
数発生手段と、特定入賞口に入賞した時の表示の変動及
び対応する乱数発生手段により決定されたモードに応じ
た最終表示を行う複数の表示器と、各表示器が動作状態
にあるか否かを記憶する表示器状態記憶手段と、特定入
賞口に入賞した時には、表示器状態記憶手段の記憶内容
に基づき、非動作状態にある表示器を選択し、その表示
器により表示の変動及びその表示器に対する乱数発生手
段により決定された当たりモードによる最終表示を制御
すると共に、その表示器の表示が有効な期間、その表示
器を動作状態として表示器状態記憶手段に記憶する表示
制御手段とを有しているので、特定入賞口に連続して入
賞したり、大当たりでフィーバーしている間に、更に、
特定入賞口へ入賞した場合には、遊技者はその入賞が当
たりか否かの情報を直ちに得ることができる。したがっ
て、遊技者は、大当たりフィーバー中に、更に、次も大
当たりフィーバーが連続するという情報が得られる場合
もあるため、幸運感を増大させたり、その幸運感を先取
りして味わうことができ、パチンコ機のゲーム性が向上
する。又、表示器が複数表示された多重表示状態にのレ
ベルに応じて、用いられる乱数発生手段がことなるた
め、その多重状態のレベルに応じて当たりモードの発生
確率が変化する。よって、さらに、ゲーム進行の興味を
増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の具体的な一実施例に係るパチンコ機
の電気的構成を示したブロックダイヤグラム、第2図
は、遊技盤の外観を示した平面図、第3図、第4図、第
5図は、それぞれ、同実施例のパチンコ機で使用された
マイクロコンピュータの処理手順を示したフローチャー
ト、第6図は乱数テーブルの一例を示した説明図であ
る。 271、272、273……数値表示器 29……ランプ表示器 30……記憶個数表示器 43a〜43c……パニックランプ 45a〜45c……Vランプ 47a〜47j……動作ランプ 31……乱数テーブル、50……枠体 51……遊技盤、52,53,54……特定入賞口 63……大入賞口、64……開閉扉 65……V入賞口、81……乱数メモリ 82……動作フラグ、83……変動フラグ 84……確定メモリ、85……表示器番号メモリ 86……確定フラグ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定入賞口への球の入賞に応じて乱数を発
    生させ、発生された乱数に応じて当りか外れかのモード
    を決定し、そのモードに応じて入賞口への球の入賞確率
    を制御するパチンコ機において、 当たりモードの発生確率が異なる複数の乱数発生手段
    と、 前記特定入賞口に入賞した時の表示の変動及び対応する
    前記乱数発生手段により決定された前記モードに応じた
    最終表示を行う複数の表示器と、 前記各表示器の変動の開始後当たりモードに応じた最終
    表示が有効な間をその表示器の動作状態とし、他の期間
    を非動作状態として、その表示器の状態を記憶する表示
    器状態記憶手段と、 前記特定入賞口に入賞した時には、前記表示器状態記憶
    手段の記憶内容に基づき、非動作状態にある表示器を選
    択し、その表示器により表示の変動及びその表示器に対
    応する前記乱数発生手段により決定された当たりモード
    による最終表示を制御すると共に、その表示器の表示が
    有効な期間、その表示器を動作状態として前記表示器状
    態記憶手段に記憶する表示制御手段と を有することを特徴とするパチンコ機。
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