JPH07105575B2 - 光素子のダイボンディング方法及びそのダイボンディング装置 - Google Patents

光素子のダイボンディング方法及びそのダイボンディング装置

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JPH07105575B2
JPH07105575B2 JP25087092A JP25087092A JPH07105575B2 JP H07105575 B2 JPH07105575 B2 JP H07105575B2 JP 25087092 A JP25087092 A JP 25087092A JP 25087092 A JP25087092 A JP 25087092A JP H07105575 B2 JPH07105575 B2 JP H07105575B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光素子のダイボンディン
グ方法及びそのダイボンディング装置に係わり、特に半
導体レーザのダイボンディング方法及びそのダイボンデ
ィング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体レーザダイボンディング方
法及びその装置は特開昭63−67793号公報に開示
されている。
【0003】この従来技術を図9及至図13を参照して
説明する。
【0004】図9は従来技術のダイボンディング装置の
全体を示す斜視図である。この装置は、複数のステム1
を一列に保持したステム集合体64を供給部65と排出
部66の間で1ピッチずつ移送する移送装置と、その途
中位置のステムホルダ67と、ステムホルダ67上でス
テムを位置決めする位置決め装置68と、X−Yテーブ
ル69上に設置されたレーザチップ供給部70と、X−
Yテーブル71上に設置されたヒートシンク供給部72
と、ヒートシンク供給部72とステムホルダ67の中間
位置にあり、ヒートシンクの位置を矯正する中間矯正部
73と、X−Yテーブル上74に昇降体75を配設し、
その昇降体75にステッピングモータ等により正確な回
転角で回転可能なピックアップ装置が配設されているレ
ーザチップ装着装置76と、レーザチップの吸着位置を
光学的に認識する吸着位置認識装置77と、トレー78
からレーザチップを取り出す位置の上方にあるレーザチ
ップ認識装置79と、ステムポストを両側から狭持する
ように配設され、ボンディング用の通電回路に接続され
ている一対の電極と、ヒートシンクの押えと、位置決め
板に向ってヒートシンクを押し当てる押圧片と、ステム
ポスト上にヒートシンクを介して積層されたレーザチッ
プに電通してレーザを発光させる直流電源と、切替スイ
ッチと、発光出力検出装置と、レーザチップからのレー
ザ光が投射されるスクリーン86と、スクリーン上の像
から発光中心を検出する発光中心認識装置87と、制御
CPUと、各作動装置ドライバと、モニターテレビ88
を有している。
【0005】上記構成のうち図11に、ステム1のステ
ムポスト2上のヒートシンク押え81、位置決め板82
に向ってヒートシンク3を押し当てる押圧片83を示
す。
【0006】又、図12に、ステムポスト2上にヒート
シンク3を介して積層されたレーザチップ4に通電して
レーザを発光させる直流電源84、この直流電源84に
切替スイッチ85を介して接続されたレーザチップ装着
装置76がレーザチップ4に当接している様子を示す。
【0007】又、図13に、ステムポスト2を両側から
挾持するように配設され、ボンディング用の通電回路に
接続される一対の電極8a,8bを示す。
【0008】尚、上記構成のうち発光出力検出装置は図
示を省略している。
【0009】次に上記従来技術の動作を図10のフロー
チャートを参照して詳細に説明する。
【0010】位置決め装置にてステム1を移送装置から
ステムホルダ67上に位置決めするとともに、一対の電
極80a、bでステムポスト2を挾持する(図13)。
また、移載装置でヒートシンク供給部72からヒートシ
ンク3を取り出すとともに、中間矯正部73で位置矯正
されたヒートシンクをステムポスト2上に供給する。
【0011】次にステムポスト2上に供給されたヒート
シンク3の位置決めを行なう。図11に示すように、ま
ず工程1においてステムポスト2の装着面上にヒートシ
ンク3が供給されると、ヒートシンク押え81でヒート
シンク3を上から押さえた後、移載装置を上昇させ、次
に工程2において、ヒートシンクの位置決めを行なうべ
く、位置決め板82をシテム1の表面から所定距離のス
テムポスト前方位置に突出させるとともにヒートシンク
押え81を上昇させた後、ヒートシンク後端を押圧片8
3で前方に押して、位置決め板82に当接させる。続い
て工程3でヒートシンク押え81か下降して位置決めさ
れたヒートシンク3を押圧固定する。その後、工程4で
レーザチップ4がヒートシンク3上の所定位置に供給積
層される。
【0012】このレーザチップ4の供給に当っては、レ
ーザチップ供給部70のトレー78上のレーザチップ4
の中心位置と傾きをチップ認識装置79で認識し、認識
できた場合は、レーザチップ装着装置76の中心軸心に
対する正確な位置及び中心軸心まわりの回転姿勢等を検
出し、それらの位置ずれ及び姿勢の傾きを補正して、レ
ーザチップ4をヒートシンク3上の所定位置に積層す
る。
【0013】次に図12に示すように、レーザチップ装
着装置76とステム1間に直流電源84からの電圧を印
加してレーザチップ4を発光させ、発光出力検出装置に
て発光出力が適正かどうかを判断し、適正な場合はヒー
トシンク3及びレーザチップ4を捨てる。適正な場合に
は、発光中心認識装置87及び発光中心認識回路で発光
中心がステムポスト2の軸心Oに対する発光角度方向θ
が許容誤差内であるかどうかを認識する。その時適正で
ない場合はレーザチップ4をレーザチップ装着装置で持
ち上げ、レーザチップ4の回転姿勢を補正して、再び発
光中心が適正であるかどうか認識する。
【0014】その時適正でない場合は、上記動作をくり
返し、nO 回(通常4〜5回)くり返しても適正になら
ない場合は、ヒートシンク3及びレーザチップ4を捨
て、次のヒートシンク及びレーザチップ4を積層する。
レーザチップ4の発光角度方向が適正な場合、ステムポ
スト1とヒートシンク3とレーザチップ4のそれぞれの
接合面では金とスズが接触しているため、290℃で共
晶結合を生じ、これらステムポスト2とヒートシンク3
とレーザチップ4は同時に結合され、一度にボンディン
グされる。
【0015】以上の動作をくり返すことにより、半導体
レーザを順次ボンディングする。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
では、ダイボンディング位置精度等の品質及び作業実行
上種々の問題点を有する。以下に詳細を述べる。
【0017】先ず、従来の方法では、ステムポスト2上
のヒートシンク3を位置決めする際、ステムポスト2前
方に突出させた位置決め板82に、ヒートシンク3を後
端から押圧して接触させて所定位置で固定している為、
すべて機械に頼るもので、機構的に複雑となり保守性を
損うものである。
【0018】次に、レーザチップ4の位置決めをする
際、従来の方法では予め供給トレー78上でθ,X,Y
方向の位置補正を行ない、その後にレーザチップをヒー
トシンク3上に積層し、ヒートシンク3上でレーザチッ
プ4を発光させそのレーザ光をスクリーンに映し出して
認識し、θ方向のみの補正を行なう為、X,Y方向の位
置精度は、トレー上のレーザチップ認識装置の分解能に
依存し、角度θ方向の位置精度のみを発光中心認識装置
87の分解能に依存するものである。従ってθ方向の位
置精度は高精度が望めるが、X,Y方向の位置精度につ
いてはあくまでレーザチップ外形基準となり位置精度は
数10μmのレベルまでした追いこめない。
【0019】又、この時に、発光中心認識装置87によ
って認識したθズレ量か許容誤差内に入っていない場
合、その都度持ち上げて回転姿勢を補正していく方法
は、一度接触したヒートシンク3表面のスズとレーザチ
ップ4表面の金とが摩擦によって密着し、容易に持ち上
げられなかったり、持ち上げる際にレーザチップ4の姿
勢がずれる等の逆効果の要因となり、歩留向上の妨げに
なる。
【0020】さらに、レーザチップ4を発光させる手段
としてレーザチップ密着装置76を用いて通電用のコン
タクトとして兼用させている。したがって、接触抵抗の
影響を少なくして、確実にレーザチップ4を発光させる
為には加圧力を大きくしなければならない。しかしなが
らそれによってレーザチップ4表面に広く傷をつけた
り、さらには割れ、ヒビ等の素子破壊を引き起こす要因
となる。
【0021】本発明は従来のこのような問題点を解消
し、処理能力を上げながら、位置精度を確実に向上さ
せ、歩留を向上させる半導体レーザのダイボンディング
方法及び装置を提供することを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の特徴は、ステムのポスト上に直接
又はヒートシンクを介して、レーザチップを搭載し、ダ
イボンディングする際に、その前段階で中間ステージ上
にレーザチップを載置し、粗い位置決めの後、レーザチ
ップを発光させて、その発光方向にうちθ方向をレーザ
光強度分布の遠視野画像観測用カメラすなわちFFP観
測用カメラで、またたがいに直角のX,Y方向をレーザ
強度分布の近視野画像観測用カメラすなわちNFP観測
用カメラで各々とらえて、計測を行ない、その計測値に
応じて発光方向を補正し、その後レーザチップをピック
アップ、搬送してダイボンディングする光素子のダイボ
ンディング方法にある。
【0023】又、本発明の第2の特徴は、レーザチップ
をピックアップして、中間ステージに載置し、位置補正
した後ステムポスト上又はその上のヒートシンクの上に
供給するレーザチップ供給手段と、上記中間ステージ上
で、ICチップ測定用プローブカード上のプローブ
(針)のようなプローブを用いたプローブコンタクトに
よってレーザチップを発光させるレーザ発光手段と、レ
ーザ光のθ・X・Yの発光方向の計測手段と、この計測
手段による計測値に基づいて位置補正命令を与える制御
手段と、ステムとステムポストを加熱してレーザチップ
をダイボンディングする、レーザチップダイボンディン
グ手段とを備えている光素子のダイボンディング装置に
ある。
【0024】又、本発明の第3の特徴は、一定の角度毎
に回転して停止し、ステムの保持とダイボンディングの
為の加熱を行なう加熱ステージの停止各位置において、
ステムを供給するステム供給手段と、ヒートシンクを認
識し、ピックアップした後レーザチップを発光させその
方向を計測するレーザ発光・計測・制御手段と、レーザ
チップをステムポスト上又はヒートシンク上にダイボン
ディングするレーザチップ供給手段及びダイボンディン
グ手段と、ダイボンディング済のステムを収納するステ
ム収納手段を備え、これらの作業を併行に行なえる光素
子のダイボンディング装置にある。
【0025】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0026】図1は本発明の実施例のダイボンディング
装置の全体を示す平面図である。装置中央部に回転運動
をし、一定の角度(90度)毎に停止する加熱ステージ
5が設けられている。
【0027】上記加熱ステージ5の停止位置4個所は、
各々ステム供給位置6と、ヒートシンク供給位置7と、
レーザチップ供給位置8と、ステム収納位置9で構成さ
れており、加熱ステージ5ですべてステムを位置決めす
る構造となっている。
【0028】加熱ステージ5のステム供給位置6近傍に
は、複数のステム1を平面上に整列したステム供給トレ
ー10からステム供給位置6迄搬送するステム供給装置
11が設けられている。このステム供給トレー10はX
−Yテーブル12上に設置され、ステム1の整列ピッチ
毎移動し、停止する。
【0029】加熱ステージ5のヒートシンク供給位置7
近傍には、複数のヒートシンク3を整列したヒートシン
ク供給トレー13上でヒートシンク3を認識するヒート
シンク認識装置14と、認識したヒートシンク3をピッ
クアップしてヒートシンク供給位置7迄搬送するヒート
シンク供給装置15が設けられている。このヒートシン
ク供給トレー13はX−Yテーブル16上に設置され、
ヒートシンク認識装置14によって検出される毎に移動
し位置補正され停止する。又、ヒートシンク供給位置7
の上方には、ヒートシンク3が載置されるステムポスト
2の位置を検出するステムポスト認識装置17が設けら
れている。
【0030】加熱ステージ5のレーザチップ供給位置8
の近傍には、複数のレーザチップ4を整列したレーザチ
ップ供給トレー18上でレーザチップ4を認識するレー
ザチップ認識装置19と、認識したレーザチップ4をピ
ックアップしてレーザチップ4に通電してレーザ発光さ
せ、そのレーザ光を基準にしてレーザチップ4の位置補
正を行なうレーザ光計測装置20迄搬送し、補正終了後
レーサチップ供給位置8迄搬送し、ステムポスト2に既
に載置されているヒートシンク3上に載置するレーザチ
ップ供給装置21が設けられている。このレーザチップ
供給トレー18は、X−Yテーブル22上に設置され、
レーザチップ認識装置19によって検出される毎に移動
し、位置補正され停止する。
【0031】図2は上記したレーザ光計測装置20の詳
細側面図である。加熱ステージ5のレーザチップ供給位
置8と、レーザチップ供給トレー18との間に、このレ
ーザ光計測装置20が備えられている。
【0032】このレーザ光計測装置20は次のように構
成される。
【0033】まず、レーザチップ供給トレー18からピ
ックアップしたレーザチップを一度載置する中間ステー
ジ23が備えられている。この中間ステージ23はθテ
ーブル24とXテーブル25とYテーブル26から成っ
ている。又、中間ステージ23に載置したレーザチップ
4に通電する為に直流電源27と、レーザチップ4上方
にICチップの電気的測定を行なうプローブカードのプ
ローブ(針)と同様のプローブによるプローブコンタク
ト28が備えられている。また通電前にレーザチップ4
の姿勢を粗調整するアライメント治具29が中間ステー
ジ23上に備えられている。
【0034】レーザチップ4から発せられたレーザ光
を、2光路に分割する為に第1のハーフプリズム30が
中間ステージ22の前方に備えられている。2光路のう
ちの1光路はレーザ光強度分布の遠視野画像(FFP)
観測カメラ31(以下FFPと称す)でとらえられる。
もう1光路は集光レンズ32で一度集光され第2のハー
フプリズム33で再度2光路に分割される。そのうち1
光路は発光出力検査装置34でとらえ、発光出力を確認
する。残りの1光路はレーザ光強度分布の近視野画像
(NFP)観測カメラ35(以下、NEPと称す)でと
らえられるよう備えられている。
【0035】各々のカメラ31,35でとらえられたレ
ーザ光はレーザ光計測器36で計測され、補正分だけ中
間ステージ制御装置37によって中間ステージ23が補
正動作をする。以上がレーザ光計測装置20の構成であ
る。再び図1に戻って説明する。加熱ステージ5のステ
ム収納位置9の近傍に、ダイボンディング済のステム1
を平面上に整列するステム収納トレー38と、ピックア
ップするステム収納装置39と、整列ピッチ毎移動し、
停止するXYテーブル40が備えられている。
【0036】次に図3を用いてヒートシンクの接合につ
いて説明する。図3はヒートシンク供給位置7の詳細縦
断面図である。
【0037】全表面に金メッキを施しステムポストが突
起しているステム1をステムホルダー41が保持し、か
つ予備加熱できるよう備えられている。又、ステム1よ
り突起したステムポスト2の表面上にヒートシンク3を
載置するヒートシンク吸着コレット42が備えられてい
る。このヒートシンクはシリコン、チッ化ボロン、チッ
化アルミ等の小板から成り、その上下両面には金スズメ
ッキが施されている。ステムポスト2は加熱ブロック4
3によって加熱し両者が接合される。ステムホルダー4
1の周囲には酸化防止の為のN2 ガスカバー44と、ガ
ス供給管45と、ガス流量計46とが備えられている。
【0038】次に図6を用いてレーザチップの接合につ
いて説明する。図6はレーザチップ供給位置8の詳細縦
断面図てある。
【0039】ヒートシンク3をダイボンディング済のス
テム1を、ステムホルダー41が保持し、かつ予備加熱
できるよう備えられている。又、ステムポスト2上のヒ
ートシンク3の上にレーザチップ4をレーザチップ吸着
コレット47が載置するよう備えられている。そしてス
テムポスト2は加熱ブロック48によって加熱される。
一方、ステムホルダー41の周囲には酸化防止の為のN
2 ガスカバー49と、ガス供給管50とガス流量計51
とが備えられている。
【0040】次に図4に示すフローチャートによる本発
明の実施例の動作を図1,図2,図3,図6,図8を参
照して説明する。
【0041】まず、ステム供給トレー10からステム供
給装置11がステム1をピップアップし、加熱ステージ
5のステム供給位置(第1ステーション)6に搬送す
る。ステム1はステムホルダー41に保持され、位置決
めされる。
【0042】ステム供給トレー10はX−Yテーブル1
2によって次の位置に移動する。同時に加熱ステージ5
は回転し、ヒートシンク供給位置(第2ステーション)
7で停止する。
【0043】この位置でステムポスト認識装置17がス
テムポスト2を検出してステムの外径を基準としてダイ
ボンディング位置を決定する。一方ヒートシンク認識装
置14がヒートシンク供給トレー13上でヒートシンク
3を認識し、ヒートシンク3の中心位置を検出し位置補
正を行なう。
【0044】その後ヒートシンク供給装置15のヒート
シンク吸着コレット42がヒートシンク3をピックアッ
プし、ヒートシンク供給位置7迄搬送し、ステムポスト
2上に載置する。
【0045】次に加熱ブロック43はステムポスト2に
接触する。ステムポスト2とヒートシンク3とで金スズ
の共晶が280℃〜290℃で生じることによって接合
され、ヒートシンク3のダイボンディングが完了する。
それと同時に加熱ステージ5は回転し、レーザチップ供
給位置(第3ステーション)8で停止する。又ヒートシ
ンク供給トレー13は次の位置に移動する。ヒートシン
ク供給トレー13は、X−Yテーブル16によって次の
認識位置に移動する。この時のヒートシンク供給トレー
13の形態はシリコンウェハーの場合の貼り付けテー
プ、又チッ化ボロン、チッ化アルミニウム等のトレー状
のもの、いずれの形態でもX−Yテーブル16が対応で
きるようになっている。
【0046】次に、レーザチップ認識装置19がレーザ
チップ供給トレー18上でレーザチプ4を認識し、レー
ザップ4の中心位置を検出し、位置補正を行なう。
【0047】その後レーザチップ供給装置21のレーザ
チップ吸着コレット47がレーザチップ4をピックアッ
プし、レーザ光計測装置20迄搬送し、中間ステージ2
3上に載置する。レーザチップ供給トレー18は次の位
置に移動する。中間ステージ23上のレーザチップ4
は、アライメント治具29によって粗いX−Y−θ方向
の姿勢補正された後、プローブコンタクト28が接触
し、直流電源27によって通電される。
【0048】それによってレーザチップ4はレーザ光を
発する。この時レーザチップ4の発光出力を発光出力検
査装置34がとらえ、適正でないレーザチップ4は廃棄
される。
【0049】適正なレーザチップ4のレーザ光はハーフ
プリズム30,33で光路分割され、各々FFP認識用
カメラ31とNFP認識用カメラ35でとらえられ、レ
ーザ光の発光中心の角度θ方向,X方向,X方向と直角
方向のズレ量がレーザ光計測器36によりとり込まれ、
中間ステージ制御装置37によって演算され、位置補正
命令が出される。尚、このθ方向,X方向,Y方向の三
方向は同一平面上における方向である。この位置補正命
令に基づいて、中間ステージ23のθテーブル24,X
テーブル25,Yテーブル26の位置補正を行なう。再
度発光中心の三方向のズレ量を確認して、適正位置にな
った後、プローブコンタクト28は上昇し、レーザチッ
プ吸着コレット47が再びレーザチップ4をピックアッ
プし、レーザチップ供給位置8迄搬送して、ヒートシン
ク接合済のステム1上のヒートシンク3上に載置する。
図8に示すようにこのき基準63はステム1の外径と上
面である。
【0050】次に加熱ブロック48がステムポスト2に
接触して加熱する。そしてヒートシンク3の表面の金ス
ズの共晶が280〜290℃で生じることによって接合
される。この時、既に接合していたステムポスト2とヒ
ートシンク3との金スズの共晶部分には、金が多く含有
されたことによって、融点が290〜300℃の間に移
行する。従ってヒートシンク3とレーザチップ4との接
合時に、再融解が生じてステムポスト2上でヒートシン
ク3がずれることはない。
【0051】このようにしてレーザチップ4のダイボン
ディングが完了する。
【0052】それと同時に加熱ステージ5は回転し、ス
テム収納位置9で停止する。
【0053】次にダイボンディング済のステム1がステ
ム収納装置39にピックアップされ、ステム収納トレー
38に整列される。そしてX−Yテーブル40によっ
て、ステム収納トレー38は次の収納位置で停止する。
【0054】次にダイボンディング未了のステム、ヒー
トシンク、レーザチップが残っているか否かを確認し
て、ない場合はダイボンディングを終了する。又ある場
合は、このダイボンディング作業をくり返す。
【0055】次に図7のフローチャートによるレーザチ
ップ4の位置補正方法の実施例を図2,図5を参照して
説明する。
【0056】上記したように、レーザチップ4は中間ス
テージ23上でレーザ光を発する。このレーザ光は第1
のハーフプリズム30で分割され、まず、FFP観測カ
メラ31にとらえられ、レーザ光計測器36で解析され
る。
【0057】図5(a)に示したものがFFP観測カメ
ラ31でとらえた光強度波形52である。FFP(ファ
ーフィールドパターン:Far Field Patt
ern)はレーザチップ4の反射面の活性層から十分遠
方に放射されたレーザ光の強度分布像である。FFP観
測カメラ31にはCCD(固体撮像素子)カメラ又は撮
像管カメラを用いて、原画像53を得る。これをレーザ
光計測器36で光強度波形52に解析する訳である。
【0058】光強度波形52は予め与えられた一定のス
ライスレベル54でスライスされ、光強度波形52との
交点座標をl,mとし、その中点のX座標が(l+m)
/2=θX となる、角度θ方向のズレ=0°の基準線5
6との差がθズレ量55はΔθ=θO −θX となる。
【0059】その演算を中間ステージ制御装置37で実
行し、中間ステージ37のθテーブル24にパルス変換
値で補正命令を与え、その後再度確認を行なう。
【0060】FFPは遠視野の画像である為、まずレー
ザ光をFFP観測カメラ31の視野内に入れることによ
って、NFP観測カメラ35の視野に確実に入っている
ことになる。
【0061】次に、図5(b)に示したものがNFP観
測カメラ35でとらえた光強度波形57である。NFP
(ニアーフィールドパターン:Near Field
Pattern)はレーザチップ4の反射面上に現われ
るレーザ光の強度分布像であり、顕微鏡による拡大測定
が可能である。NFP観測カメラ35にはCCD(固体
撮像素子)カメラ又は、撮像管カメラを用いて、原画像
58を得る。これをレーザ光計測器36で光強度波形5
7に解析する。
【0062】中間ステージ23のYテーブル26がレー
ザチップ4の発光方向(Y方向)に予め与えられ範囲内
の距離を走査して仮のピーク光強度59を決定する。そ
の光強度に対して正、負、各々の方向で90%ダウンす
る光強度60の位置O,Pを求める。上記Yテーブル2
6におけるパルス量のO,Pの位置の中点Y0 が再ピー
ク光強度となる。
【0063】その位置Y0 とステム基準面からの所定の
位置とが合うようYテーブル26に中間ステージ制御装
置37からの補正命令を与え、その後、再確認を行な
う。
【0064】次に、図5(c)に示したものがNFP観
測カメラ35でとらえた光強度波形57であり、これは
原画像58をレーザ光計測器36で解析したものであ
る。この光強度波形57の中の最もピークの位置がXA
となり、予め与えられた方向のズレ量=0の基準線61
のX0 との差がXズレ量61のΔX=X0 −XA とな
る。この演算を中間ステージ制御装置37で実行し、中
間ステージ37のXテーブル25にパルス変換値で補正
命令を与え、その後再確認を行なう。そしてこれら一連
のθ,Y,Xの位置補正が完了したら、再度Δθ、Δ
Y,ΔXの補正の再確認を行なう。この再確認のくり返
し回数は多くても4〜5回迄とし、それでも適正となら
ない場合はそのレーザチップ4を廃棄する。
【0065】適正となったレーザチップ4はピックアッ
プOK信号が発せられ、ステムポスト2上のヒートシン
ク3への載置の為にピックアップされる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明でのヒートシ
ンクの位置決めは、ステムポストの認識とヒートシンク
の認識を行なって相対位置補正を行なうという技術を利
用して機構を単純にさせて処理能力を上げることが可能
となる。
【0067】又、回転運動をし、一定の角度毎に停止す
る加熱ステージを使用しているので、各停止位置での作
業を同時に行なうことが可能である為、従来に対し約4
倍の処理能力を有する。
【0068】次に本発明でのレーザチップの位置決め
は、θ,X,Y方向すべてをレーザ光の発光中心基準に
行なうものであること、又、発光計測手段として、θ方
向をFFPでX,Y方向をNFPでCCDカメラ又は撮
像管カメラを使用する為、図8に示すステム1の外径を
基準とした、Δθ〈±1°,ΔX〈±10μm,ステム
の表面を基準としたΔY〈±10μmという高精度を得
ることが可能となる。又、上記の発光中心を認識する為
の、発光中心計測、レーザチップ通電の手段として、本
発明では中間ステージを設け、ステムポスト上のヒート
シンク上に載置する前に、通電し発光計測をすること、
レーザチップへの通電にプローブコンタクトを使用する
ことにより、ヒートシンクとレーザチップとの粘り、
又、通電時の接触抵抗、過加圧による素子波壊を起こす
ことなく発光中心を認識することが無くなるという結果
を有し、約5%歩留を向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のダイボンディング装置の全体
を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例のレーザ光計測装置を示す図で
ある。
【図3】本発明の実施例のヒートシンク供給位置を示す
縦断面図である。
【図4】本発明の実施例のダイボンディング方法の動作
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例おいて観測カメラでとらえた光
強度波形とズレを説明する図であり、(a)はFFP観
測カメラでとらえた光強度波形とθ方向のズレの説明
図、(b)はNFP観測カメラでとらえた光強度波形と
Y方向のズレの説明図、(c)はNEP観測カメラでと
らえた光強度波形とX方向のズレの説明図である。
【図6】本発明の実施例のレーザチップ供給位置を示す
縦断面図である。
【図7】本発明の実施例のダイボンディング方法のレー
ザ発生基準での位置補正動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の実施例のダイボンディング方法におけ
る効果を説明するための図である。
【図9】従来技術のダイボンディング装置の全体を示す
斜視図である。
【図10】従来技術ダイボンディング方法の動作を示す
フローチャートである。
【図11】従来技術のヒートシンク位置補正方法を説明
する図である。
【図12】従来技術のレーザチップ通電から発光を説明
する図である。
【図13】従来技術のレーザチップのマウント(接合)
を説明する図である。
【符号の説明】
1 ステム 2 ステムポスト 3 ヒートシンク 4 レーザチップ 5 加熱ステージ 6 ステム供給位置 7 ヒートシンク供給位置 8 レーザチップ供給位置 9 ステム収納位置 10 ステム供給トレー 11 ステム供給位置 12 X−Yテーブル 13 ヒートシンク供給トレー 14 ヒートシンク認識装置 15 ヒートシンク供給位置 16 X−Yテーブル 17 ステムポスト認識装置 18 レーザチップ供給トレー 19 レーザチップ認識装置 20 レーザ光計測装置 21 レーザチップ供給装置 22 X−Yテーブル 23 中間ステージ 24 θテーブル 25 Xテーブル 26 Yテーブル 27 直流電源 28 プローブコンタクト 29 アライメント治具 30 第1のハーフプリズム 31 FFP観測カメラ 32 集光レンズ 33 第2のハーフプリズム 34 発光出力検査装置 35 NFP観測カメラ 36 レーザ光計測器 37 中間ステージ制御装置 38 ステム収納トレー 39 ステム収納装置 40 X−Yテーブル 41 ステムホルダー 42 ヒートシンク吸着コレット 43 加熱ブロック 44 N2 ガスカバー 45 ガス供給管 46 ガス流量計 47 レーザチップ吸着コレット 48 加熱ブロック 49 N2 ガスカバー 50 ガス供給管 51 ガス流量計 52 光強度波形 53 原画像 54 スライスレベル 55 θズレ量(Δθ) 56 θ=0基準線 57 光強度波形 58 原画像 59 ピーク光強度 60 90%光強度 61 Xズレ=0基準線 62 Xズレ量(ΔX) 63 基準 64 ステム集合体 65 供給部 66 排出部 67 ステムホルダ 68 ステム位置決め装置 69 X−Yテーブル 70 レーザチップ供給部 71 X−Yテーブル 72 ヒートシンク供給部 73 中間矯正部 74 X−Yテーブル 75 昇降体 76 レーザチップ装着装置 77 吸着位置認識装置 78 トレー 79 レーザチップ認識装置 80a,b 電極 81 ヒートシンク押え 82 位置決め板 83 押圧片 84 直流電源 85 切替スイッチ 86 スクリーン 87 発光中心認識装置 88 モニタテレビ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステムのポスト上に直接又はヒートシン
    クを介して、レーザチップを搭載し、ダイボンディング
    する際に、その前段階で中間ステージ上に前記レーザチ
    ップを載置し、粗い位置決めを行なった後、前記レーザ
    チップを発光させて、その発光方向のうち角度θ方向を
    レーザ光強度分布の遠視野画像観測用カメラで、たがい
    に直角方向のXおよびY方向をレーザ強度分布の近視野
    画像観測用カメラで各々とらえて、計測を行ない、その
    計測値に応じて発光方向を補正し、しかる後に前記レー
    ザチップをピックアップ、搬送してダイボンディングを
    行うことを特徴とする光素子のダイボンディング方法。
  2. 【請求項2】 レーザチップをピックアップして中間ス
    テージに載置し、位置補正した後ステムポスト上又はそ
    の上のヒートシンクの上に供給するレーザチップ供給手
    段と、前記中間ステージ上で、プローブコンタクトを用
    いて前記レーザチップを発光させるレーザ発光手段と、
    レーザ光のθ・X・Yの発光方向の計測手段と、前記計
    測手段による計測値に基づいて位置補正命令を中間ステ
    ージに与える制御手段と、ステムとステムポストを加熱
    して前記レーザチップをダイボンディングするレーザチ
    ップダイボンディング手段とを備えることを特徴とする
    光素子のダイボンディング装置。
  3. 【請求項3】 一定の角度毎に回転して停止し、ステム
    の保持とダイボンディングの為の加熱を行なう加熱ステ
    ージと、前記加熱ステージの第1の停止位置においてス
    テムを供給するステム供給手段と、ヒートシンクを認識
    し、ピックアップした後、前記加熱ステージの第2の停
    止位置においてステムポスト上にダイボンディングする
    ヒートシンク供給手段及びヒートシンクダイボンディン
    グ手段と、レーザチップを認識し、ピックアップした後
    レーザチップを発光させその方向を計測するレーザ発光
    ・計測・制御手段と、前記加熱ステージの第3の停止位
    置において前記レーザチップをステムポスト上又はヒー
    トシンク上にダイボンディングするレーザチップ供給手
    段及びダイボンディング手段と、前記加熱ステージの第
    4の停止位置においてダイボンディング済のステムを収
    納するステム収納手段を備え、これらの作業を併行に行
    なうことを特徴とする光素子のダイボンディング装置。
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