JP3448960B2 - 発光デバイスの組立装置及びその組立方法 - Google Patents

発光デバイスの組立装置及びその組立方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学ピックアップのL
OP(Laser On Photo Diode)とPD−IC(Pho
to Detector−IC)を組み立てる組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CDプレーヤやLDプレーヤなどの光デ
ィスク装置においては、ディスクの情報を読み取るため
に光学ピックアップが用いられる。この光学ピックアッ
プには、例えば図10に示すようなレーザカプラ5が用
いられる。レーザカプラ5は、PD−IC(Photo De
tector−IC)51上にLOP(Laser On Photo D
iode)52とプリズム53が配置された発光デバイス5
4をリードフレーム55上に取付け、その周囲に枠状の
セラミックパッケージ56を配置し、更にセラミックパ
ッケージ56の上側にガラス板57を被せることによっ
て構成されている。PD−IC51は、図11に示すよ
うに横2mm×縦4mm程度の大きさで、図中上側には
LOP載置部58が設けられ、その両側にはTVカメラ
で位置決めする際に用いる認識パターン59A,59B
が設けられている。このPD−IC51はLOP52の
制御を行う。
【0003】LOP52はレーザ光の出力を検知するも
ので、図12に示すように横0.8mm×縦1mm×高
さ0.38mm程度のフォトダイオード60にレーザダ
イオード61が取り付けられている。レーザダイオード
61の発光点62からレーザ光が出力される。フォトダ
イオード60にはTVカメラで位置認識するときに用い
られる認識パターン63A,63Bが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発光デバイ
ス54の組立時にPD−IC51のLOP載置部58上
にLOP52を接合するとき、従来はLOP52の外形
側に基準点を設け、この基準点をPD−IC51の所定
の位置に合わせて接合していた。これによって、レーザ
ダイオード61の発光点62をPD−IC51の基準点
に合わせようとしたものである。
【0005】しかし、LOP52の外形には寸法誤差が
あり、これを基準としても発光点62の位置を正確に検
出することはできない。したがって、従来の組立方法で
はレーザダイオード61の発光点62とPD−IC51
の基準点との間に位置ずれを起こすことが多く、性能不
良となって製品歩留まりを下げる原因になっていた。
【0006】また、従来は発光デバイス54の組立直後
にレーザダイオード61の発光検査を行っていなかった
ので、不良品の発光デバイス54が後工程に流れてしま
い、これを用いて無駄な組立作業を行い工数を浪費して
いた。
【0007】そこで、本発明は上述したような課題を解
決したものであって、レーザダイオードの発光点をPD
−ICの基準位置に正確に配置することが可能な発光デ
バイスの組立装置を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、レーザ
ダイオードを有し、かつ、LOP認識パターンを有した
LOPPD−IC認識パターン及び基準点を有した
D−ICの特定領域に取り付けて発光デバイスを組み立
る装置であって、基準位置に配置されたLOPの位置を
LOP認識パターンに基づいて検出すると共に、レーザ
ダイオードの発光状態を撮像する第1の位置検出手段
と、この第1の位置検出手段により位置検出及び撮像さ
れるLOPに電源を供給してレーザダイオードを発光さ
せる電源供給手段と、この電源供給手段による電源を受
けて発光するレーザダイオードに関して、第1の位置検
出手段により撮像された当該レーザダイオードの発光状
態を画像処理して基準位置に対する当該レーザダイオー
ドの発光点の位置を検出する画像処理装置と、この基準
位置に配置されたPD−ICの位置をPD−IC認識パ
ターンに基づいて検出する第2の位置検出手段と、この
第2の位置検出手段により位置検出されたPD−IC
基準点に当該レーザダイオードの発光点を合わせるよう
に位置を補正する位置調整手段と、この位置調整手段に
より位置補正されたPD−ICの特定領域、又は、この
特定領域に対応するLOPの所定の面に接着用のペース
トを塗布するペースト塗布手段と、このペースト塗布手
段によって塗布された接着用のペーストを介してLOP
PD−ICの特定領域に取り付けるマウント手段とを
備えることを特徴とする発光デバイスの組立装置によっ
て解決される。本発明に係る発光デバイスの組立方法
は、レーザダイオードを有し、かつ、LOP認識パター
ンを有したLOPPD−IC認識パターン及び基準点
を有したPD−ICの特定領域に取り付けて組み立てる
方法であって、一方で、このLOP認識パターンに基づ
いてLOPを位置合わせして基準位置に配置し、この基
準位置に配置されたLOPに電源を供給してレーザダイ
オードを発光し、このレーザダイオードの発光状態を撮
像し画像処理して基準位置に対する当該レーザダイオー
ドの発光点の位置を検出し、他方で、PD−IC認識パ
ターンに基づいてPD−ICを位置合わせして基準位置
に配置し、この基準位置に配置されたPD−ICの基準
点に当該レーザダイオードの発光点を合わせるように位
置を補正し、位置補正されたPD−ICの特定領域に
OPを取り付けることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】図1に示すように、LOPステージ11からL
OP2が供給され、これが第1中間ステージ17及び
第2中間ステージ(ステージ)21上に移されたとき第
1カメラ13、第2カメラ18、第3カメラ22、第4
カメラ(第1の位置検出手段)26で撮像されて位置認
識される。これに基づいて、各ステージ17,21でL
OP52が位置補正される。更に図4(H)に示すよう
にLOP52のレーザダイオード61にプローブコンタ
クト24から電源が供給され、その発光状態が第4カメ
ラで撮像されて図7(D)に示すように発光点62の位
置が求められる。また、図1に示すようにPD−ICス
テージ(位置調整手段)30から供給されたPD−IC
1も第5カメラ(第2の位置検出手段)34で撮像さ
れて位置認識及び位置補正される。
【0010】そして、図9に示すようにPD−IC51
の基準点64が発光点62に合うように位置調整されて
LOP52がPD−IC51にマウントされる。ここで
は、発光点62を基準として組み立てられるので発光デ
バイス54(図10)の不良が発生しにくく、製品歩留
まりを上げることができる。
【0011】
【実施例】続いて、本発明に係る発光デバイスの組立装
置の一実施例について、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0012】図1は、本発明による発光デバイスの組立
装置1の構成を示す平面図である。この組立装置1にお
いては、3次元の調整軸X,Y,θ軸を有するLOPス
テージ11からLOP(Laser On Photo Diode)5
2が供給され、レンズ倍率が例えば5倍程度の第1カメ
ラ13でこのLOP52が撮像される。そして第1カメ
ラ13の撮像信号が画像処理装置14で解析されて、L
OPステージ11上にある複数のLOP52のうち任意
のLOP52が位置認識される。
【0013】次に、図2(A)〜(C)に示すように、
移載ヘッド15に移動自在に取り付けられた第1コレッ
ト16でLOPステージ11上のLOP52がピックア
ップされ、3次元の調整軸X,Y,θ軸を有する第1中
間ステージ17に搬送される。
【0014】次に、図3(D)に示すように、第1中間
ステージ17上のLOP52は、レンズ倍率が5倍程度
の第2カメラ18で撮像されてその信号が画像処理装置
14で解析される。これによってLOP52の位置が認
識され、その結果に基づいて第1中間ステージ17が動
作してLOP52が所定の位置に配置される。この補正
動作は、LOPステージ11上のLOP52が例えば粘
着シート(図示せず)などに粘着されており、これをピ
ックアップして直接第2中間ステージ20に搬送しても
粘着シートから剥すときの力でLOP52の位置ずれが
起こり、第3カメラ21の視野内に入らなくなるので、
この位置ずれを修正するために行われる。このようして
位置補正されたLOP52が同図(E)に示すように移
載ヘッド15の第2コレット19でピックアップされ、
同図(F)に示すようにレーザスケール20上の第2中
間ステージ21に搬送される。このときには、第1コレ
ット16でLOPステージ11上のLOP52が第1中
間ステージ17に搬送される。
【0015】第2中間ステージ21に搬送されたLOP
52は第3カメラ22で撮像され、その信号が画像処理
装置14で解析されて位置認識される。この結果に基づ
いて第2中間ステージ21のX,Y,θ軸が動作し、L
OP52が基準位置に移動される。このとき、図4
(G)に示すようにレーザ変位計(傾き検出手段)35
によって回転位置θが検出される。この後、第2中間ス
テージ21がプローブコンタクト24のところまで移動
し、同図(H)に示すようにLOP52の電極パッドに
プローブ25がコンタクトされて電圧が印加される。こ
れによって、レーザダイオード61の発光点62が発光
し、これがレンズ倍率が20倍程度の第4カメラ26で
撮像される。この撮像信号が画像処理装置14で解析さ
れて、発光点62の位置が正確に検出される。
【0016】次に、第2中間ステージ21が図1中右側
の所定の位置に移動し、図4(I)に示すようにマウン
トステージ27の第3コレット(マウント手段)28に
よってLOP52がピックアップされ、図5(J)に示
すようにレーザスケール29上の左側の所定の位置まで
搬送される。一方、レーザスケール29の右側には、図
1に示すようにPD−ICステージ30が移動自在に配
置されており、ここからLOP52を制御するPD−I
C(Photo Detector−IC)51が供給される。この
PD−IC51のLOP載置部(特定領域)58の所定
の位置にはマウントステージ27のスタンプヘッド(ペ
ースト塗布手段)31によって、Agペーストディスク
32内のAgペーストが塗布されている。このときのペ
ースト塗布量は第6カメラ33で検出される。
【0017】Agペーストが塗布されたPD−IC51
は、PD−ICステージ30の左側への移動によって第
5カメラ34の下まで搬送される。そして、第5カメラ
34でPD−IC51の位置認識が行われ、PD−IC
ステージ30で位置補正が行われる。この後、第3コレ
ット28及びスタンプヘッド32が右側に移動し、図5
(K),(L)に示すように第3コレット28でピック
アップされたLOP52が発光点62をPD−IC51
の基準点に合わせてマウントされる。このときのマウン
ト状態は第5カメラ34によって撮像され、画像処理装
置14でマウント精度が判断される。
【0018】さて、図6〜図9は、第1カメラ13〜第
5カメラ34及び画像処理装置14による位置認識と各
ステージ17,21,30による位置補正の手順を示
す。まず、図6(A)に示すように第1カメラ13でL
OP52の認識パターン(LOP認識パターン)63
A,63Bを撮像してLOP52の傾きθを検出し、こ
れが水平になるようにLOP52の位置を補正する。次
に、同図(B)に示すように、レーザ変位計35でレー
ザダイオード61のヘキカイ面をスキャニングして、レ
ーザダイオード61の傾きθ1を検出し、これが水平に
なるようにLOP52の位置を補正する。
【0019】続いて、図7(C)に示すように第4カメ
ラ26でLOP52の片側の認識パターン63Aとレー
ザダイオード61の端面を撮像して、認識パターン63
Aの中心と発光点62のY方向の間隔ΔYを求める。次
に、同図(D)に示すように、レーザダイオード61が
発光した状態を第4カメラ26で撮像し、レーザ発光領
域の発光強度分布を求める。そして、強度分布の半値幅
Lの中心を発光点62とし、認識パターン63Aと発光
点62のX方向の距離ΔXを求める。
【0020】次に、図8(E)に示すように第5カメラ
34でPD−IC51の認識パターン(PD−IC認識
パターン)59A,59Bを撮像して、PD−IC51
の傾きθを検出し、これが水平になるようにPD−IC
51の位置を補正する。そして、LOP載置部58の中
心と認識パターン59Aとの距離ΔXm,ΔYmを求め
る。続いて、同図(F)に示すように、PD−IC51
の上に搬送されてきたLOP52のレーザダイオード6
1と片側の認識パターン63Aを第5カメラ34で撮像
し、LOP52の傾きθを求め、これとレーザ変位計3
5で補正した傾きθ1とのずれ量分だけPD−IC51
の方を位置調整することによって吸収する。ここで、P
D−IC51を位置調整した後のLOP載置部58の基
準点64と認識パターン59Aの中心との距離をΔX
m′,ΔYm′とする。次に、図9に示すように、PD
−IC51の基準点64がレーザ発光点62と合うよう
にPD−IC51を位置補正し、そのままLOP52を
PD−IC51上にマウントする。その後、第5カメラ
34でマウント状態を撮像し、これを基準画像と比較す
ることによってマウント精度が検出される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る発光
デバイスの組立装置によれば、発光デバイスを組み立て
る場合に位置調整手段を備え、この位置調整手段は、基
準位置に配置されたPD−ICの基準点にレーザダイオ
ードの発光点を合わせるように位置を補正するようにな
される。この構成によって、レーザダイオードの発光点
を基準として、LOPと位置補正されたPD−ICとを
組み立てることができる。
【0022】従って、発光デバイスの性能不良を防止し
て製造時の歩留まりを上げることが可能になる。また、
組立前にLOPのレーザダイオードを発光させるので、
不良品のLOPを後工程に流すようなことを防止でき
る。これにより、無駄な組立工数を費やすのを防止でき
るなどの効果がある。本発明に係る発光デバイスの組立
方法によれば、レーザダイオードを有し、かつ、LOP
認識パターンを有したLOPPD−IC認識パターン
及び基準点を有したPD−ICの特定領域に取り付けて
組み立てる際に、一方で、このLOP認識パターンに基
づいてLOPを位置合わせして基準位置に配置し、この
基準位置に配置されたLOPに電源を供給してレーザダ
イオードを発光し、このレーザダイオードの発光状態を
撮像し画像処理して基準位置に対する当該レーザダイオ
ードの発光点の位置を検出し、他方で、PD−IC認識
パターンに基づいてPD−ICを位置合わせして基準位
置に配置し、この基準位置に配置されたPD−ICの基
準点に当該レーザダイオードの発光点を合わせるように
位置を補正し、位置補正されたPD−ICの特定領域に
LOPを取り付けるようになされる。この構成によっ
て、レーザダイオードの発光点とPD−ICとの位置ず
れを防止できる。従って、レーザダイオードとPD−I
の取付精度を向上できるので、発光デバイスを歩留ま
り良く製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発光デバイスの組立装置1の構成
図である。
【図2】各部の動作手順(1/4)を示す図である。
【図3】各部の動作手順(2/4)を示す図である。
【図4】各部の動作手順(3/4)を示す図である。
【図5】各部の動作手順(4/4)を示す図である。
【図6】マウント位置検出及び位置補正の手順(1/
4)を示す図である。
【図7】マウント位置検出及び位置補正の手順(2/
4)を示す図である。
【図8】マウント位置検出及び位置補正の手順(3/
4)を示す図である。
【図9】マウント位置検出及び位置補正の手順(4/
4)を示す図である。
【図10】レーザカプラ5の構成図である。
【図11】PD−IC51の形状を示す図である。
【図12】LOP52の構成図である。
【符号の説明】
1 発光デバイスの組立装置 5 レーザカプラ 14 画像処理装置 17 第1中間ステージ 18 第2カメラ 19 第2コレット 21 第2中間ステージ 22 第3カメラ 24 プローブコンタクト 26 第4カメラ 28 第3コレット 30 PD−ICステージ 31 スタンプヘッド 32 Agペーストディスク 33 第6カメラ 34 第5カメラ 35 レーザ変位計 51 PD−IC 52 LOP 54 発光デバイス 60 フォトダイオード 61 レーザダイオード 62 発光点

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザダイオードを有し、かつ、LOP
    認識パターンを有したLOPPD−IC認識パターン
    及び基準点を有したPD−ICの特定領域に取り付けて
    発光デバイスを組み立る装置であって、 基準位置に配置された前記LOPの位置をLOP認識パ
    ターンに基づいて検出すると共に、レーザダイオードの
    発光状態を撮像する第1の位置検出手段と、 前記第1の位置検出手段により位置検出及び撮像される
    LOPに電源を供給して前記レーザダイオードを発光さ
    せる電源供給手段と、 前記電源供給手段による電源を受けて発光するレーザダ
    イオードに関して、前記第1の位置検出手段により撮像
    された当該レーザダイオードの発光状態を画像処理して
    前記基準位置に対する当該レーザダイオードの発光点の
    位置を検出する画像処理装置と、 前記基準位置に配置された前記PD−ICの位置をPD
    −IC認識パターンに基づいて検出する第2の位置検出
    手段と、 前記第2の位置検出手段により位置検出された前記PD
    −ICの基準点に当該レーザダイオードの発光点を合わ
    せるように位置を補正する位置調整手段と、 前記位置調整手段により位置補正されたPD−ICの特
    定領域、又は、前記特定領域に対応する前記LOPの所
    定の面に接着用のペーストを塗布するペースト塗布手段
    と、 前記ペースト塗布手段によって塗布された接着用のペー
    ストを介して前記LOPを前記PD−ICの特定領域に
    取り付けるマウント手段とを備えることを特徴とする発
    光デバイスの組立装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理装置は、 前記レーザダイオードの発光状態を画像処理してレーザ
    発光領域の発光強度分布を求め、かつ、 前記発光強度分布の半値幅の中心から発光点を求めるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の発光デバイスの組立装
    置。
  3. 【請求項3】 マウント後の前記LOPと前記PD−I
    との位置関係を検出するマウント精度検出手段を備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の発光デバイスの組
    立装置。
  4. 【請求項4】 前記基準位置に配置されたLOPを支持
    するステージと、 前記ステージによって支持されるLOPLOP認識パ
    ターンに対するレーザダイオードの傾きを検出する傾き
    検出手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    発光デバイスの組立装置。
  5. 【請求項5】 前記傾き検出手段によって検出されたレ
    ーザダイオードの傾きを吸収するように、前記PD−I
    を位置補正することを特徴とする請求項4に記載の発
    光デバイスの組立装置。
  6. 【請求項6】 レーザダイオードを有し、かつ、LOP
    認識パターンを有したLOPPD−IC認識パターン
    及び基準点を有したPD−ICの特定領域に取り付けて
    組み立てる方法であって、 一方で、前記LOP認識パターンに基づいてLOPを位
    置合わせして基準位置に配置し、 前記基準位置に配置されたLOPに電源を供給して前記
    レーザダイオードを発光し、 前記レーザダイオードの発光状態を撮像し画像処理して
    前記基準位置に対する当該レーザダイオードの発光点の
    位置を検出し、 他方で、前記PD−IC認識パターンに基づいてPD−
    ICを位置合わせして前記基準位置に配置し、 前記基準位置に配置された前記PD−ICの基準点に当
    該レーザダイオードの発光点を合わせるように位置を補
    正し、 位置補正された前記PD−ICの特定領域に前記LOP
    を取り付けることを特徴とする発光デバイスの組立方
    法。
  7. 【請求項7】 前記基準位置に対するレーザダイオード
    の発光点の位置を検出する際に、 前記レーザダイオードの発光状態を撮像し画像処理して
    レーザ発光領域の発光強度分布を求め、 前記発光強度分布の半値幅の中心から前記発光点を求め
    ることを特徴とする請求項6に記載の発光デバイスの組
    立方法。
  8. 【請求項8】 前記LOP認識パターンに基づいてLO
    を位置合わせして基準位置に配置する際に、 前記LOPLOP認識パターンに基づいてレーザダイ
    オードの傾きを検出することを特徴とする請求項6に記
    載の発光デバイスの組立方法。
  9. 【請求項9】 前記LOPLOP認識パターンに基づ
    いてレーザダイオードの傾きを検出した後、 検出された前記レーザダイオードの傾きを吸収するよう
    に前記基準位置に配置されたPD−ICの位置を補正す
    ることを特徴とする請求項8に記載の発光デバイスの組
    立方法。
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