JPH0710392U - 調光・吸音装置 - Google Patents

調光・吸音装置

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Publication number
JPH0710392U
JPH0710392U JP4085493U JP4085493U JPH0710392U JP H0710392 U JPH0710392 U JP H0710392U JP 4085493 U JP4085493 U JP 4085493U JP 4085493 U JP4085493 U JP 4085493U JP H0710392 U JPH0710392 U JP H0710392U
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JP
Japan
Prior art keywords
sound absorbing
panel
light control
metal plate
outer shell
Prior art date
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Pending
Application number
JP4085493U
Other languages
English (en)
Inventor
博司 渡辺
憲男 井川
大作 荘
信朗 坪内
拡 高橋
裕二 対木
信男 向野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Corp
Original Assignee
Takenaka Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸音性能が向上するとともに、意匠性、メン
テナンス性をも向上させ得る調光・吸音装置を提供す
る。 【構成】 有孔金属板2で形成した外殻体3の内部に、
グラスウール等の繊維質吸音材4を収納して成る複数の
パネル1を、それぞれ回転可能に設置することにより、
開閉自在とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物の壁や天井等の開口部に設置される回転ルーバー状の調光・吸 音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、室内への太陽光の採光量を調整するために、建物の壁や天井等の開口部 に取り付ける回転ルーバーが使用されている。
【0003】 従来の回転ルーバーは、そのパネルの材質が金属板であるため吸音性能は低く 、室内の音響特性を改善する効果は無かった。
【0004】 この点を改善するための技術として実開昭62−131593号公報記載のも のがある。該技術は、可動パネルとして多孔質板材材料からなる遮光吸音板を使 用したものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載の技術には、以下のような問題点があった。 (1)それ自体でパネルとしての強度を有するような多孔質板状材料の吸音性は 、あまり大きくない。 (2)多孔質材料が表面に露出するため、汚れ易く、また清掃がしにくい。 (3)吸音性を確保するために多孔質材料の表面性状を変えることができないの で、表面の塗装などが限定される。
【0006】 本考案は以上のような実情に鑑みてなされたもので、吸音性能が向上するとと もに、意匠性、メンテナンス性をも向上させ得る調光・吸音装置を提供すること を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の調光・吸音装置は、有孔金属板で形成し た外殻体の内部に繊維質吸音材を収納して成る複数のパネルを、それぞれ回転可 能に設置することにより開閉自在としたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
パネルを開状態とすることにより採光し、閉状態とすることにより遮光する。 有孔金属板の外殻体内に吸音性の高い繊維質吸音材を収納したので、吸音性能 が大幅に向上する。 また、パネルの外殻体として強度の強い金属板を使用するので、各パネルを大 型化することが可能となる。
【0009】
【実施例】
図示実施例において、1は回転軸6を中心として回転可能に設置された複数の パネルで、該パネル1は有孔金属板2でシェル構造とした外殻体3と、その内部 に収納された繊維質吸音材4とから構成されている。該繊維質吸音材4はカバー 5で覆われており、例えばガラスクロスで覆われたグラスウール吸音材等が好適 である。
【0010】 各パネル1は自動又は手動により回転して開閉し、採光及び遮光が行われる。 パネル1の室外側には、図3に示すように通常、嵌め殺しのガラスサッシ7が 設置してある。従って、パネル1の開状態でも、この背後のガラサッシ7から反 射した音を吸収することにより、閉状態と同様の吸音効果が得られる。なお、8 は音源である。
【0011】 上記パネル1は、適宜の補強板を使用することによって剛性を更に向上させ、 その幅・長さ共に大型化することができる。この大型化により、大きな面積の開 口部においてもパネルの枚数が少なくて済み、デザイン上好ましいと共に、部品 点数や可動部分が少なくなり、信頼性が向上する。また、パネル幅を80cm程度 とすれば、パネル1の開状態のとき人が通り抜けできるので、背後のガラスサッ シ7のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、以下の効果を達成することができる。 (1)吸音材として吸音性の高い繊維質吸音材を使用できるので、吸音性能が大 幅に向上する。
【0013】 (2)パネル表面は金属板であるので、汚れにくく、また清掃もし易い。さらに 表面の塗装等における制約も無くなる。
【0014】 (3)各パネルを大型化できるので、大きな面積の開口部においてもパネルの設 置枚数が少なくて済み、デザイン上好ましいと共に、大型化により部品点 数や可動部分が少なくなるので、信頼性が向上する。また、パネルの開状 態のとき、人が通り抜けできるようになるので、背後のガラスサッシ等の メンテナンスを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概要図である。
【図2】図1におけるA部分の拡大断面図である。
【図3】パネル開時における吸音状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 パネル 2 有孔金属板 3 外殻体 4 繊維質吸音材 6 回転軸 8 音源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坪内 信朗 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)考案者 高橋 拡 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)考案者 対木 裕二 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 (72)考案者 向野 信男 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有孔金属板で形成した外殻体の内部に繊
    維質吸音材を収納して成る複数のパネルを、それぞれ回
    転可能に設置することにより開閉自在としたことを特徴
    とする調光・吸音装置。
JP4085493U 1993-07-27 1993-07-27 調光・吸音装置 Pending JPH0710392U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242793U (ja) * 1975-09-19 1977-03-26
JPH0471497U (ja) * 1990-10-16 1992-06-24
JP2006106447A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Nippon Tokushu Toryo Co Ltd 可動式室内吸遮音体
KR102024833B1 (ko) * 2019-01-24 2019-09-24 임칠호 흡음형 댐퍼 및 이를 이용한 댐퍼 구조체

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