JPH0119698Y2 - - Google Patents

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JPH0119698Y2
JPH0119698Y2 JP5383682U JP5383682U JPH0119698Y2 JP H0119698 Y2 JPH0119698 Y2 JP H0119698Y2 JP 5383682 U JP5383682 U JP 5383682U JP 5383682 U JP5383682 U JP 5383682U JP H0119698 Y2 JPH0119698 Y2 JP H0119698Y2
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JP
Japan
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ventilation
indoor
outdoor
cylinder
opening
Prior art date
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JP5383682U
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JPS58155530U (ja
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  • Ventilation (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遮音性能を有する換気装置に関する。
今日の金属製建具は保温および遮音の観点か
ら、高い気密性を有しているが、この気密性は一
方で換気性能を悪化させている。このため適切な
換気手段が必要とされる。
通常、この種の換気手段は壁などに取付けられ
るが、その壁の厚さが変化すると、適切な取付け
状態が得られない。また内部の通気路が汚染しや
すいから、その清掃に必要な適切な構造が必要と
される。
ここに本考案の目的は、壁の厚さに対応して調
節可能な状態で取付けられ、室内側のデザインに
配慮を加えるとともに、換気操作を容易にし、か
つ内部清掃の容易な自然換気装置を提供する点に
ある。
以下、本考案を図に示す一実施例にもとづいて
具体的に説明する。
本考案の自然換気装置1は、室外筒2と室内筒
14とを組合わせた換気枠33を壁34に設けた
貫通孔35に嵌着して成り、室外筒2の内部には
例えば上方および下方から垂直方向に延びる干渉
壁3,3を設けて蛇行状の通気路4を形成し、こ
の通気路4を壁34の室外側に突出した部分の下
面に設けられた室外換気口5に連通させるととも
に、上記通気路4の室内側には前面板6が取付け
られる。この前面板6は、下方で水平方向の支軸
7により開閉自在になつており、かつこの前面板
6を部分的に打抜くことによつて形成された多数
の固定的なスリツト8を有しており、この前面板
6の上下位置に設けられた案内溝9,10に対し
多数のスリツト11を有する可動換気板12が水
平方向に摺動自在に保持されている。そしてこの
可動換気板12および前面板6により無双形式の
室内換気口13が形成されている。前面板6は、
その上端部分に設けられたラツチ金具27により
室外筒2の上部のラツチ孔28に係止されてい
る。また室内換気口13は、固定状態のスリツト
8に対する可動換気板12のスリツト11を水平
方向へ移動させることにより開閉できるが、その
室外側の部分には防虫網32が取付けられてい
る。
そして上記室外筒2は、その周囲に突設された
取付板19を貫通孔35を形成する枠状の木部2
0に対して当接する状態で取付ねじ21により固
定されている。この室外筒2の室外換気口5には
スリツトパネル22が取付けられており、また室
外筒2の外側に飾り板23が取付けられている。
室外筒2の下面から上方に延びる干渉壁3はその
表面に吸音材24を有しており、上端部分で受け
金具25により支持されており、また上方から下
方に延びる干渉壁3は同様に表面に吸音材24を
有し、下端部分で受け金具26により保持されて
いる。
一方、室内筒14は、枠状に形成された正面板
取付用の溝部14aとその溝部14aの室外側に
突設された支壁部14bとから成り、室外筒2の
室内側の周囲を呑み込むようにして嵌り合い、か
つ貫通孔35の内面にパツキン29を介在させつ
つ摺動自在に嵌め込まれ、取付ねじ30により木
部20に室内側から取付けられる。室外筒2およ
び室内筒14は、別体に構成されていて、摺動自
在に組み合わされるから、壁厚に対応して木部2
0の見込寸法が変化してもそれに適合した状態で
取付けが可能となる。そしてこの室内筒14の溝
部14aには通気可能な正面板としての格子体1
5がけんどん方式で着脱自在に取付けられるが、
この溝部14aの一部には格子体15と隣り合わ
せに扉状の開閉体17が設けられている。この開
閉体17は軸18によりけんどん方式のもとに室
内筒14に組込まれ、上記可動換気板12を摺動
させるためのつまみ状の操作部16に対応した位
置に設けられる。
つぎに機能を説明する。開閉体17を開放する
ことにより、操作部16の操作ができ、この操作
で可動換気板12を横方向に移動させることがで
きる。この移動によつてスリツト8,11を一致
させると、室内換気口13は開放状態となる。し
たがつて外気または室内空気は室内換気口13、
通気路4および室外換気口5を通過できる状態に
あるため、室内の換気は自然に行なわれる。この
とき室外の騒音が通気路4を通つて室内に進入し
ようとするが、その騒音は蛇行状の干渉壁3に妨
げられて減衰し、またその表面の吸音材24に突
き当たつて吸収される。このため騒音量はかなり
低下する。もちろん、これと同様に室内の会話は
ほとんど外部に漏れない。また強風時などにおい
ては操作部16を操作して室内換気口13を閉じ
れば自然換気が行なわれない状態に設定できる。
また通気路4が蛇行しているため、干渉壁3の
吸音材24が汚染されやすい状態にある。そこ
で、この吸音材24や通気路4の内部の清掃に際
しては、室内筒14から格子体15を取り外した
状態で支軸7を中心として前面板6を室内側に回
動させる。このようにすると、通気路4の内部が
開放するので、通気路4の内部および吸音材24
の清掃が室内側から容易に行なえる。
なお、正面板は格子体15のほか、通気可能な
他のもので構成することもできる。
本考案によれば、室外筒と室内筒とが別体に構
成されていて摺動自在に組み合わせられるから、
取付位置の壁部見込寸法が変化した場合において
も、それに適合する状態で換気装置が取付けら
れ、また通気可能な正面板の取り外し状態で前面
板を開放すれば、通気路の内部が露出するため、
室内側からその清掃が簡単に行なえ、また内部の
無双形式の室内換気口が室内側の正面板により見
えない状態にあるため、室内側から見た体裁がよ
くなる。しかも室内換気口の操作部に対応した位
置に開閉体が設けられているので、換気操作に支
障はなく、その操作は室内側から容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の換気装置の室内側から見た正
面図、第2図は正面板および開閉体を取り外して
見た正面図、第3図は同装置の垂直拡大断面図で
ある。 1……換気装置、2……室外筒、3……干渉
壁、4……通気路、5……室外換気口、6……前
面板、7……支軸、8,11……スリツト、12
……可動換気板、13……室内換気口、14……
室内筒、15……正面板としての格子、16……
操作部、17……開閉体、24……吸音材、33
……換気枠、34……壁、35……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁に設けられた貫通孔に別体の室外筒および室
    内筒を嵌着して両者により換気枠を形成し、上記
    室外筒の内部に干渉壁を設けて蛇行状の通気路を
    形成し、この通気路を上記壁の室外側に突出した
    室外換気口に連通させるとともに、上記通気路の
    室内側に前面板を支軸により開閉自在に設け、か
    つこの前面板に固定的なスリツトおよび摺動自在
    な可動換気板のスリツトにより無双形式の室内換
    気口を形成し、さらに上記室内筒の室内側に、通
    気可能な正面板を着脱自在に設けるとともに、上
    記可動換気板の操作部に対応する位置に開閉体を
    設けてなることを特徴とする換気装置。
JP5383682U 1982-04-14 1982-04-14 換気装置 Granted JPS58155530U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5383682U JPS58155530U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 換気装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5383682U JPS58155530U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58155530U JPS58155530U (ja) 1983-10-18
JPH0119698Y2 true JPH0119698Y2 (ja) 1989-06-07

Family

ID=30064480

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5383682U Granted JPS58155530U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 換気装置

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JPS58155530U (ja) 1983-10-18

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