JPH07217323A - 円形窓装置に用いる回転可動機構及びその窓装置 - Google Patents

円形窓装置に用いる回転可動機構及びその窓装置

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JPH07217323A
JPH07217323A JP4631194A JP4631194A JPH07217323A JP H07217323 A JPH07217323 A JP H07217323A JP 4631194 A JP4631194 A JP 4631194A JP 4631194 A JP4631194 A JP 4631194A JP H07217323 A JPH07217323 A JP H07217323A
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window frame
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Minoru Yoshimura
実 吉村
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B1/00Border constructions of openings in walls, floors, or ceilings; Frames to be rigidly mounted in such openings
    • E06B1/006Border constructions of openings in walls, floors, or ceilings; Frames to be rigidly mounted in such openings of curvilinear outline

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 円形窓の開閉機構において窓を構成する障子
の回転移動又は回転により、安全かつ簡単に窓の開閉が
出来て、その装置にその他の機能を持たせ、更に、大き
な径の窓装置を提供することにある。 【構成】 建具を可動させる時に障子を直接支持する建
具金物を必要としないで障子が窓枠内で回転移動、又は
回転ができる円形障子と溝状の窓枠、及び開閉作業をよ
りしやすくするためにローラー装置等で構成され、回転
により窓の開閉及びそれ以外の機能を持たせることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は隔壁で仕切られた二つの
空間、言い変えれば仕切られた外部空間と内部空間、あ
るいは、それぞれが異なった二つの空間、収納される空
間と非収納の空間、のようにすべての居住、商業及び作
業空間又は非居住空間を仕切る建物外壁廻り、建物内部
の間仕切壁、窓や扉等に取りつけられた窓の要素をなす
開口部又は、装置そのものゝ可動窓を取り付けすること
が出来る分野で、その利用範囲は建物、設備機器収納ユ
ニット、車両、船舶、等に使用する窓の装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に取り付けられた窓はその
ほとんどが基本的には四角形か長方形であり、ごく一部
に使用されている円形窓は、角型窓を丸型とした程度
で、多くは嵌殺し窓が多い、丸型窓に開閉機能を持たせ
る場合は丁番類、軸吊金物等の従来の建具金物を曲面に
合わせて、変形させて取り付けられている程度で、その
使用型式は限られ、円形の障子の径も大きに製作限度が
あり、製作されていない。更に、建具障子が回転移動し
たり、平面的位置で静止した状態で回転し障子の組み合
わせにより、開閉作業が出来たり、いろいろな機能を持
ち合わせたり、機能の可変が出来るよう窓装置は製作さ
れていない。
【0003】また一般に使用する窓装置で取付けた状態
で、縦軸回転、滑り出し、打倒し窓等の開閉操作により
取りつけられた状態の平面的な投影範囲から障子がはみ
出す窓では通常の風でさえも吊元には風圧の力で単位当
たりは大きな力として加わり、離脱の危険があったり、
取り付け位置によっては邪魔になったり、衝突の危険も
ある。
【0004】又、円形窓の場合、円形であるが故に円周
上に取り付ける建具金物の取り付け位置や数量には限度
があり、更に双方の枠が曲面であるために取り付けも難
点がある。又、これらの障子は障子枠に双方がビスによ
り丁番や吊金物による建具金物によって堅牢に固定され
ているが、建具金物そのものの構成の問題、材料の物理
的強度や、その限度、窓枠と障子にかかる力の分布で力
学的に無理が生じ離脱の危険が非常に高い。
【0005】更に、窓装置で窓枠は隔壁に堅牢に取り付
けされているが障子部分は窓枠に建具金物によって取り
つけられていて、操作の度に起こる振動や、開いた状態
で受ける風等にあおられ取り付けビスの少しずつ進む緩
みにより窓枠から離脱しやすい。
【0006】その他、従来の建物に取り付ける窓につい
て言えば角型が多く、建具枠及び障子のほとんどが上下
左右の各単材がビス止めるによる接合で組み合わせであ
るので内部への雨や結露した水等を含め、雨仕舞等の問
題点は多い。
【0007】更に、ごく小さな窓では障子枠や障子、そ
れらに加えて建具金物の取り付けにによる機能的な邪魔
や不都合、又双方の見掛けの面積が大きくなり窓本来の
スペースが小さくなり場合によっては制作できない、し
かも単一機能で製作されていた。
【0008】
【発明が解決しようする課題】本発明の利用範囲は広い
分野に利用出来るものであり、窓装置で、従来の建具金
物である丁番類や吊金物類の使用から解放させて、今迄
にない機構で円滑に窓の開閉作業を行い。更に、その他
の機能を取り入れることが出来るようにする。
【0009】また製作される窓装置において従来の装置
と機構では特に装置の径が大きくなる場合は障子自身の
重量が増し、しかも鋼材等の補強を必要をするとき更に
重量が増し開閉が不可能となり製作出来ないのでこれを
製作可能にする。現代の多様化する居住空間で大きな径
の開口部の製作が必要となっている。一方小径の窓装置
で小窓から一般使用の窓や扉に取付付加けすることによ
って、それらに多用途の機能を持たせる。これらの窓装
置を提供することにより建物の内外部に、より良い環境
の住空間の創造、より機能的な開口部を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの手段として、請求項1及び請求項2の発明は、使用
目的の隔壁等に設ける窓の障子を円形にして、障子自身
を自転させることにより、回転移動、又は回転すること
が出来て、窓の開閉や機能の働きが満足され、従来の建
具金物の丁番類や吊金物の使用から解放させる。
【0011】又、障子は溝状の窓枠にしてその内側に納
められて稼働させているので障子の窓枠からの離脱はし
ないようにできる。
【0012】請求項3の発明は請求項2の変形で、例え
ば半円の形状をなす窓装置で円の中心に障子が回転出来
るように窓枠に回転軸を取り付けその軸を基点として障
子が任意の範囲だけ回転させで、窓の開閉やその他の機
能を持たせるようにした窓装置である。障子は溝状の枠
に納まり更に軸によって支持されるので離脱はあり得な
い。
【0013】請求項4については、障子を移動させて開
閉作業を行うとき外側の障子は回転移動して、内側の障
子は外側にある障子と一緒に移動するが、内側の障子は
回転しないで開閉作業を出来るようにしたもので、開閉
時の作業性をより良くするために考案したものである。
【0014】請求項5については、障子を移動させて開
閉作業を行うとき、更に、作業性をよくするために窓枠
のエッジを利用したり、別に連続したエッジを設け、内
側の障子に取付けした掛かり部分がエッジに接し、内側
の障子の回転止めとして機能するように考案したもの
で、接点において内障子に取りつけられる掛かり部分
は、掛かりの一部を軸としてローラーの要素を持たせた
方がより滑らかに稼働する。
【0015】請求項1、請求項2及び請求項3の回転移
動または回転させる窓装置において、窓枠と障子で、回
転又は、回転移動する側に、連続した凹凸のある力の伝
達機構を固定させるか、それ自身に備え、もう一方の枠
側に支持されて回転できる凹凸を備えた回転操作用具又
は操作金具を設け、任意あるいは円形状に回転させて、
開閉または障子を回転することもできる。
【0016】障子を滑らかに回転させる一つの、または
複数のローラーについては、個々に配置するか、一グル
ープを構成する複数のローラーを一グループとして任意
の位置に取りつけるか、又、幾つものローラーを帯状に
連続させて任意に配置するか、障子の重量により取付る
位置は自由で可変である。更に、複数の回転する障子を
重ねた状態でその機能に合わせて個々に稼働する場合、
ローラーはその軸を共有して複数のローラーとし、それ
ぞれの障子の作動を担当することになる。
【0017】請求項6の機能については、窓の装置の障
子に一枚の、又は複数の円形のまたは任意の数に分割さ
れた障子を取り付けて、その障子の回転により、いろい
ろな機能を持つ装置にするために考案したものである。
桟で仕切られた障子の一部のスペースを空のペースにし
て障子を回転させて、任意の位置で開閉の状態にするこ
とが出来たり、更に、任意の材料を組み合わせることに
より、各障子を回転させて組み合わせることにより、遮
光、換気、調光、検査確認、排煙、ステンドグラス類に
よる鑑賞、色彩ガラスによる色の変化の遊び、回転する
ことにより桟の交叉による外部からの光りの遊びが出来
るような円形障子の取り付けられることにより機能を持
った窓装置にするために考案したものである。 装置に
取手、施錠金物、障子の稼働操作機構、任意の位置で止
めるストッパー、ガラスの押縁、嵌め込み用の枠の切欠
き等は当然必要である。又、手動にするか、電動により
任意に稼働させるか、任意の障子にタイマーを組み込む
か自由である。滑らかに回転させるローラーについては
前項の記述と同じである。
【0018】これらの窓装置で開閉の範囲つまり回転移
動する障子の移動範囲は任意の設定で製作される。又、
装置の取付け用の外壁側の額縁、雨仕舞用の水切、内部
仕上材側の額縁等は任意に取り付けられ当然必要であ
る。
【0019】円形であるために窓枠及び障子枠の製作に
は一か所の任意の接続か、溶接でよいので、窓回りの複
雑な雨漏りの原因の解決になり、雨仕舞い等の納まりも
要領を得ている。又、単位当たりの開口部を設けるのに
円形にすることにより材料の使用量少なくすることが出
来る。
【0020】溝の形状をなす窓枠で枠には外部水切板の
受ける範囲の枠の位置に数ミリメートルの穴を任意の数
だけ開け、障子をつたう雨や内部の結露による水の外部
への排出をさせる。
【0021】
【作用】請求項1の装置はおもに溝状に出来た任意の形
状の窓枠と円形の建具障子で構成され、窓枠内の障子を
回転して移動するので、その装置で、図1及び図2の点
線で示す位置まで障子を引き込めば障子の面積だけ開放
することも出来るし又必要なだけの開口部をつくること
も出来る。請求項2の、溝状に出来た円形窓枠内では、
障子の円の中心はおおむね窓枠の円の中心に位置し、そ
の中心を基点として回転させることが出来るので簡単な
作業で窓装置の開閉やその他の機能を持った状態にする
ことが出来る。請求項1、請求項2及び請求項3とも障
子はその単体のみで、ローラーや滑り材の効力を借りな
いでそれ自身の回転、回転移動をさせるだけの作用で満
足する開閉や機能を持った窓装置にすることも出来る
し、
【0022】障子を回転、回転移動させる時、ローラー
や滑り材に受けられて円滑に回転移動、回転させて窓装
置の開閉や機能を持った状態にすることも出来る。
【0023】もう一つの方法は、請求項3で円を任意に
分割した形状の装置で、円の中心を通る窓枠に障子の回
転用の軸を設け、障子の円の中心にあたる部分にその軸
を通して、その軸を基点として障子を回転させることが
出来る方法がある。
【0024】 それぞれの障子が回転する時に障子枠の
円内に取りつけられた障子の桟はその枠に直接取りつけ
られているので回転移動、回転をする時は共に可動しそ
れぞれ桟によって区画されたスペースは障子が複数に重
ねられた状態の時、又は窓枠に直接任意のスペースを固
定させたりした時に相対するスペースは位置の変化を生
じ、それを装置に組み入れて開閉や機能を持った状態に
することが出来る。
【0025】窓装置で障子は窓枠内で、ただ障子自身の
回転移動又は回転する場合と、ローラーや滑り材の上を
障子自身、何にも束縛されることなく回転する場合と
も、建具金物の取り付け用のビスに作用するような点の
力はなく、障子の自重は枠のみに受ける場合と、ローラ
ーや滑り材で直接受ける方法がある。それらは任意の数
の線や面に近い状態で障子の重量を受けながら障子を回
転移動又回転させるので、ローラーや滑り材は重量に比
例した数量と強度、厚さの調整をする。
【0026】
【実施例】本発明は組み合わせにより数多くの構成が出
来るので一部の構成を図面を参照して説明すると図1は
取り付けられた状態の姿図である。この立面図で1は溝
の形状をなす窓枠を表し、2の障子が回転移動させるだ
けで窓の開閉操作ができる装置である。13の円形部分
は室内側の額縁で額縁に囲まれた内側の2は窓を表して
いる。図面上、左の障子の位置より点線で示す位置まで
回転移動することにより左の部分が開口となる。28の
点線で示す障子の円の中心の位置と2の閉めたときの障
子の円の中心の位置の距離は窓の要求開放面積により決
定され製作する。
【0027】図2は図1の取り付けられた状態の装置の
平面図を表した図である。2の障子を左から右に回転移
動させることにより窓は開放となる。28の点線で示す
位置に障子があるときは窓が開放の状態である。操作す
る時の取手は棒状の取手にするか彫込引手にするか又、
閉める時に手掛けが残るように引き残しをとるかは自由
である。図2の装置で13の額縁内2は窓の要素を持つ
障子の部分で、それらの額縁以外の部分で外側は外壁面
18を表し、内側は内部空間の内壁19の仕上げ材で覆
われた部分を表す。 障子が気密を保つために、障子自
身又は額縁に取りつけて、障子の閉まった状態で気密材
12が内部の気密を保持するように設けられている。気
密材は障子又は額縁のいずれかに連続して取りつけるよ
うになる。
【0028】図3、装置で使用される障子と枠の断面図
である。障子の枠のみであるので小径の窓に使用すると
よい。二本の障子のうち外側の障子は内側の障子が開放
のとき、又はスペースの開放部分より任意に位置に固定
できるように設定される。また、障子の本数は任意に設
けて構成される。
【0029】図4は窓枠に直接任意の桟を取りつけた場
合の障子の断面図である。内側の障子の本数はここでは
例として1本であるが任意の本数で構成されてよい。枠
の外側に取りつけたスペースは固定されて設けることが
できる、障子の回転による相対するスペースの変化で任
意の機能を可能ならしめる。また、障子枠3は外側の障
子枠4の内側納められた二重の障子枠で構成している。
二つの障子枠の間にはローラーを設けた断面図である。
図4及び図5はともに、障子枠は、外側にもう一つの枠
を設け二重枠として、図では二つの枠の間にローラーを
設けて窓を機能させる。内側及び外側の障子枠にそれぞ
れ掛り6を取り付けして、それぞれの掛りが窓枠の内側
と外側のエッジの5に当たり回転止めとなり、より滑ら
かになり開閉作業が出来る。
【0030】図5は障子を2本設けた装置の断面図であ
る。図6は図5の装置下部の窓台部分の詳細図である。
円形障子を二重枠にしてローラー機構を設けた二本の障
子の断面の部分詳細図において3の障子の外側に更にも
う一本の障子枠4を設け二つの障子枠の間にローラーが
位置する。ローラーは10の軸に通されていずれの方向
の回転でも自由自在に回転する、その軸は11の軸受け
に支持されて構成している図である。外側の4の障子は
回転して移動するが内側の障子3は6の掛りが装置枠の
窓枠のエッジ部分5に当たり回転出来ない状態となり、
4の障子枠の内側に納められている3の障子は回転せず
4の障子枠と一緒に移動する。
【0031】図7は円形障子の回転のみによって機能の
可変ができる装置の取り付け立面図で姿図でもある。二
本のそれぞれの障子は障子桟により二つのスペースに区
画されている
【0032】図8は図7の回転のみ出来る装置の取りつ
けられた装置を水平断面として平面的に表した平面図で
ある。装置の各機構を構成する部材の位置を表した図で
ある。2の障子は円形の窓枠内を任意の方向に円滑に回
転させるために窓枠と障子の間にローラーを設けて15
の取手により任意に回転させることができる。図では省
略してあるが当然障子に任意の位置のストッパーや施錠
金物は必要である。
【0033】図9は図7の縦断面図で枠内を回転するこ
とができる障子を表した図である。使用例として、例え
ば、二本の障子の外側に位置する外障子は、内障子に開
口スペースがあるのでそこから任意に操作して、固定金
物を設け固定させることが出来る。例えば、ここでは二
つに区画する桟を双方の障子に取り付けて、外部障子の
上部の1/2だけスリ硝子を嵌め込み固定とし、下1/
2は開放とする。同じ方法でもう一本の内障子の上部の
1/2にトーメイ硝子を嵌め込み下部開放とする。この
障子の位置では上部で直射の日除けとなり、下部開放と
なる。内障子を180°回転させると、下部トーメイで
窓が閉まった状態となる。双方を反対に位置するように
セットすれば下の部分はブラインドとなり上部は開放の
窓となる、内障子を180°回転させて同じように上部
の1/2だけ開放窓となる。
【0034】図10は回転のみ出来る障子で、障子と窓
枠の間にローラー装置を取りつけて機能を可能にする図
9の装置の下部窓枠部分と障子の部分詳細図である。径
の大きい装置の場合で溝状の枠内で障子が回転する時
に、障子が滑らかに回転出来なかったり、回転作業をさ
せる時に障子が重くなり作業性が悪くなるので窓枠と障
子の間にローラー、もしくは滑り材を設ける。図10で
は窓枠1と障子2の間にローラー装置8を位置させ、ロ
ーラーパッド9は軸10により支持され、更に、その軸
は軸受11支持されている。軸と二つのローラーパッド
は固定されずにそれぞれがフリーで可動出来るようにし
ておけば1本の支持軸で二つのローラーパッドを抱える
ことが出来て複数の障子の回転を受持つ時に異なった回
転及び静止状態を可能にすることが出来る。
【0035】図11、は円形回転窓装置で窓枠に直接桟
を取り付け、機能させるために任意の材料を桟を設けて
取りつけた状態の姿図で立面図を表す。図12は図11
の垂平断面で取付平面図である。
【0036】図13は図12図の円形障子の窓枠に点線
で示す桟とそれに任意に嵌め込んだ材料を取りつけた断
面の状態を表し、断面図で窓枠と障子枠の間にローラー
を取りけた装置を表す。図13で各部材の構成による使
用例は、窓枠及び障子を二つに区画した場合、枠に直接
桟を取り付けた上部のスペースにスリ硝子を嵌め込み、
下部は開放にして、障子の上部のスペースにトーメイ硝
子を嵌め込み、もう一方の下部のスペースを開放にした
ときはその状態で下部の1/2が開放窓となる。内側の
障子を180°回転させれば、上部日除け、下部透明窓
となる。また、点線で示す部分にガラリを取りつけて、
障子を回転させ下部に硝子部分が来るようにすれば常時
障子の面積の1/2が換気の窓となる。一本の障子を2
本設けることにより下記のような組み合わせをして障子
を任意に回転させることにより次のような機能の窓を構
成することができる。外枠上部ガラリ(26)−下部開
放、障子上部透明硝子(24)−下部開放、もう一本の
障子上部スリ硝子(25)−下部開放の構成で、障子
の面積の1/2がガラリによる換気窓。全面ブライン
ド窓。障子の面積の1/2透明窓。障子の面積の1
/2が開放窓、のような4種類の機能を持たせることが
出来て、それらの回転の度合いを調節すればその面積を
任意に変更できる。各障子の間は、枠に気密材を取り付
けするかは自由であり、又、本請求項の装置の桟の取り
付け位置は意匠的に任意に配慮されて良い。。
【0037】図2で、例えば障子面を桟によりそれぞれ
1/2に分割して、取りつけた状態の立面図(姿図)
で、機能の構成を説明すると。分割されたひとつのスペ
ースに透明ガラス一方のスペースに摺ガラスを嵌め込ん
で、2本とも同じ障子であればの回転により、障子の1
/2は可視窓となり、全面すりガラス窓となる。更に、
回転移動させれば全面開放窓となる。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
機能するので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0039】溝の深さを調整した、溝状の枠内を回転移
動または回転させて機能するので離脱することはない。
【0040】回転移動または回転して機能するので障子
が取り付け金物等によって支持されずに機能し、建具金
物類から開放され、これらにより障子の離脱はない。
【0041】装置枠の平面的な取り付け範囲より障子が
出ないので風による影響が少ない。又、邪魔にならな
い、人や人体の一部の衝突がない。
【0042】大きな径の装置が製作可能である。それぞ
れの枠を補強することにより、更に、より大きな径の装
置が製作可能となる。数メートルに及ぶ装置の製作が可
能である。
【0043】取付金具がなく、構成が簡単であるため
に、より小さな径の装置も製作可能である。従来の窓装
置や扉に取りつけて、それらに機能的な付加を持たせる
ことが出来る。
【0044】前述の補強材や滑らかに回転させるための
ローラーや滑り材は隠れた位置に取り付けられるで意匠
的な利点がある。
【0045】一つの装置で複数の機能を持たせることが
出来る。
【0046】障子の電動又は手動による回転により桟で
区画された前述のスペースの位置の変化を生み出す作用
により、ステンドガラス類による色彩、柄やそれらの構
成の変化を生み出すことが出来て窓や開口部の意匠的な
表現ができる。
【0047】前記述の電動装置による方法で、連続運転
すれば常時変化する時間の表示や絶え間なく変化する意
匠的な表現ができる。
【0048】更に、障子の内側に任意の形状で設けられ
る桟の交叉により、その交叉によって出来るスペース内
の桟の位置の変化、桟に囲まれる面積の変化や、外から
来る光の変化を楽しむことが出来る、遊びの装置も製作
可能である。
【0049】開閉及び機能操作が簡単である。
【0050】円形回転可動機構及びその窓装置の窓枠及
び障子に置いてそれぞれの枠や障子枠の接続部分は、任
意による方法又は、溶接等の接続で一か所の接合箇所で
よいので雨や結露に対する納まりが良い。
【0051】円形窓装置で簡単なスプリングとワイヤー
の組み合わせで操作紐の引張り操作で排煙窓として使用
可能になった。
【0052】装置に用いる円形回転可動機構の装置は円
形であるために正方形や長方形により製作される面積と
同じ面積の開口部を円形で設ける場合、その使用材料は
円形の方が少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の窓装置で取付けられた状態を表した立
面図である。装置の障子は回転移動が出来る。内及び外
の各額縁の内側は窓の要素をなし、それらの外側は内外
壁に収納されている。障子は桟により任意に区画されて
良い。
【図 2】装置の隔壁に取り付けられた状態の平面図で
ある。
【図 3】装置の断面図で障子枠のみで回転移動出来る
ようにに構成された図である。
【図 4】装置の窓の断面図で障子を一本だけ設けて回
転移動出来る構成の図である。窓枠に直接に任意に取り
付けした例で、固定したスペース25である。任意に取
り付けしてよい。
【図 5】装置の障子の断面図で二本の障子を設け、そ
れらは二重の障子枠に挟まれてローラーを設けた断面図
である。
【図 6】図5の装置の下部の部分詳細図で二重の障子
枠にはさまれてローラーを設けた部分の断面部分詳細図
である。外障子4は回転移動するが、内障子3は回転し
ないで4について移動する。6は掛り材で窓枠のエッジ
に当たり回転できない。
【図 7】回転のみ出来る装置で、取り付けされた状態
の立面図である。障子は桟により任意に区画されて良
い。
【図 8】図7の装置で取り付けられた状態の平面図で
ある。窓枠と障子の間にローラー装置を設けた図であ
る。
【図 9】図7の装置図の縦断面図である。
【図10】図9の装置の下部の部分詳細図で窓枠と障子
枠にはさまれてローラーを設けた図である。軸10を共
有したローラーパッドは二本の障子のそれぞれ異なる回
転を受け持つ。
【図11】回転のみ出来る窓装置の取り付けられた状態
の立面図である。障子は任意に区画されて良い。
【図12】図11装置で取り付けられた状態の平面図で
ある。窓枠の一部に点線で示す桟を直接枠に必要とする
構成に応じて任意に取り付けする。
【図13】図11の取り付けされた状態の縦断面図であ
る。窓枠の一部に直接スペース桟を取り付けしている図
である。
【図14】図13の装置下部の詳細図である。窓枠に直
接桟を設け一本の障子を設けた例である。窓枠と回転す
る障子の間にはローラーが設けられている。
【図15】円形装置を任意に分割した装置の図で、ここ
では1/2にした半円の装置を表している。更に可動障
子は装置の1/2とし、円の1/4の障子は軸10を基
点として図面上で左に90°までの可動範囲を示した立
面図である。
【図16】図15の回転軸部分の障子の詳細図である。
装置枠に固定された軸10は軸受金物11に支持され
て、障子2の障子枠に通され障子が回転できる用にした
詳細図である。
【図17】図1の断面図である。障子枠4と障子3の間
にローラーを設け一本の障子2を構成し回転移動できる
ことを表した図である。点線で示す28は回転移動した
位置を示す。
【図18】図7の円形障子の断面図である。窓枠と回転
のみできる障子の間にローラーを設けた図である。障子
の桟の取り付け位置は任意に構成される。
【符号の説明】
1 装置の溝型枠 2 障子(一本の障子として全体を表す) 3 障子枠−1(内障子、又は枠の単材のみを示す) 4 障子枠−2(外障子) 5 エッジ部分 6 掛り材(棒) 7 障子桟 8 ローラー装置(又は滑り材) 9 ローラーパッド 10 軸 11 軸受金物 12 気密材料 (図3以降は省略) 13 内(壁)側額縁 14 外(壁)側額縁 15 取手 16 水切板 17 水抜穴 18 外壁(例)タイルを表す 19 内壁(例)任意の仕上げ材 20 隔壁(例)コンクリート 21 コーキング 22 点検用取はずし壁(仕上げ材) 23 任意の材料(例)窓ガラス 24 任意の材料(例)透明ガラス 25 任意の材料(例)摺ガラス 26 任意の材料(例)ガラリ 27 桟で区画される任意のスペース 28 移動した障子の位置を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本発明の装置で障子が脱離しないよう
    に、溝状にできた任意の形状の窓枠内を、円形で出来た
    一枚または複数の障子をはめこみ、窓枠内を障子の回転
    移動させることにより、その装置が開閉の状態にするこ
    とが出来たり、機能を持たせることができる開口部の回
    転可動機構及びその窓装置。
  2. 【請求項2】 円形の窓枠で障子が離脱しなように窓枠
    を溝状にして、円形の一枚又は複数の障子を重ねた状態
    ではめ込み、また、窓枠の一部に障子本来の機能を持た
    せて構成した装置で、更に、窓枠又は障子枠のいずれか
    にローラーまたは帯状の滑り材料を取り付けするか、そ
    れらの中間に独立した状態で置いて、それぞれの障子は
    異なった速度で回転したり、ある一枚の障子は任意の位
    置で停止あるいは固定したり、または反対方向に回転さ
    せることが出来、障子の回転により、それぞれの障子が
    障子の桟で仕切られた任意の数のスペースの組み合わせ
    により一つ又は複数の機能を備えた開口部の回転可動機
    構及びその窓装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の働きをする窓枠で円形を任意
    の数に分割した形状をなし、障子の回転用の軸が円形の
    中心を通る窓枠に取り付けすることが出来るか、又は窓
    枠から出る腕に軸を取り付け、各障子が共有してその円
    形の中心にある軸を基点として任意に回転出来る、一つ
    又は複数の機能を備えた開口部の回転可動機構及びその
    窓装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の窓枠内で円形障子の障子枠の
    外側に、更に、もう一つの障子枠を設け一本の障子を構
    成し、外側の障子は回転移動して、内側の障子は回転し
    ないで外側の枠と一緒に移動できるように、ローラーま
    たは帯状の滑り材料を二つの障子枠の間でいずれかに取
    りつけるか、それぞれの障子枠から独立して二つの障子
    枠に挟まれた位置に挿入した開口部の開閉可動機構及び
    その窓装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の内側の障子の障子枠に任意の
    形状の複数の掛を取り付けて障子を移動させる時、その
    掛が窓枠のエッジに常時ひっ掛る様にして内側の障子は
    回転しないで外側の障子枠と一緒に内側の障子を移動さ
    せることが出来る様にした回転可動機構装置で、その装
    置が開閉の状態にすることが出来る開口部の開閉可動
    窓。
  6. 【請求項6】 各請求項の障子の構成で、その障子に一
    種類、又は複数の任意の材料を嵌め込むか、窓枠の一部
    分に任意の材料を取り付けするか、又、一本あるいは複
    数の桟を障子内に取りつけて円形障子内を任意の数に分
    割し、それぞれの桟で仕切られたスペースに任意の材
    料、または空のスペース、加工組立てをした物を嵌め込
    むか、障子又は嵌め込んだ任意の材料自身を回転させる
    ことによりスペースの位置の変化を生じさせたり、スペ
    ース自身の見掛けの材料の位置の変化をさせて障子の持
    つ機能の変更ができるようにした窓枠と障子で構成され
    る窓装置。
  7. 【請求項7】 各請求項の機構で構成された一つまたは
    複数の装置を、隔壁、従来の窓装置、扉等の装置に任意
    の方法で取り付けられた装置。
JP4631194A 1994-02-07 1994-02-07 円形窓装置に用いる回転可動機構及びその窓装置 Pending JPH07217323A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2415009A (en) * 2004-06-08 2005-12-14 Julian Wilcox Rotatable closure members
JP2008106934A (ja) * 2006-09-29 2008-05-08 Miura Co Ltd 蓋を有する容器

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GB2415009A (en) * 2004-06-08 2005-12-14 Julian Wilcox Rotatable closure members
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