JPH07102926B2 - ウェブ状の物品を案内するためのロール - Google Patents
ウェブ状の物品を案内するためのロールInfo
- Publication number
- JPH07102926B2 JPH07102926B2 JP1312292A JP31229289A JPH07102926B2 JP H07102926 B2 JPH07102926 B2 JP H07102926B2 JP 1312292 A JP1312292 A JP 1312292A JP 31229289 A JP31229289 A JP 31229289A JP H07102926 B2 JPH07102926 B2 JP H07102926B2
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- Japan
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- roll
- holes
- jacket
- zones
- ring
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H18/00—Winding webs
- B65H18/08—Web-winding mechanisms
- B65H18/14—Mechanisms in which power is applied to web roll, e.g. to effect continuous advancement of web
- B65H18/20—Mechanisms in which power is applied to web roll, e.g. to effect continuous advancement of web the web roll being supported on two parallel rollers at least one of which is driven
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H19/00—Changing the web roll
- B65H19/22—Changing the web roll in winding mechanisms or in connection with winding operations
- B65H19/28—Attaching the leading end of the web to the replacement web-roll core or spindle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H20/00—Advancing webs
- B65H20/12—Advancing webs by suction roller
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- Advancing Webs (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Soil Working Implements (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ウェブ状の物品、特に紙または厚紙を案内す
るためのロールであって、多数の貫通孔があけられたジ
ャケットと、ロール内室からの吸出処理を行う装置とを
備えている形式のものに関する。
るためのロールであって、多数の貫通孔があけられたジ
ャケットと、ロール内室からの吸出処理を行う装置とを
備えている形式のものに関する。
この種のロールは、ドイツ連邦共和国特許公報第292070
7号により既に公知である。このロールは、二重支持ロ
ール型巻上機における支持ロールの機能を発揮する。
7号により既に公知である。このロールは、二重支持ロ
ール型巻上機における支持ロールの機能を発揮する。
この種の巻上機において、巻上げられた巻体を、新たな
巻上スリーブ(ボビン)に交換する際の機械の停止時に
は、切断工程後に形成される新たなウェブの始端を、ロ
ールジャケットに保持するべく、巻上スリーブが巻上ベ
ッド内に装入されるまで、ウェブが巻掛けられたロール
からの吸出が行われる。
巻上スリーブ(ボビン)に交換する際の機械の停止時に
は、切断工程後に形成される新たなウェブの始端を、ロ
ールジャケットに保持するべく、巻上スリーブが巻上ベ
ッド内に装入されるまで、ウェブが巻掛けられたロール
からの吸出が行われる。
ロールジャケットは、その一部のみがウェブにより被わ
れているだけであるので、吸出工程中には、必然的に空
気が、被われてない貫通孔を通して、送り込まれること
になる。このような理由に基づいて、公知のものでは、
貫通孔の数とその断面積は、できるだけ小さく押さえら
れ、ロールにおけるウェブの確実な固定を保証するべ
く、吸出装置の寸法は定められている。
れているだけであるので、吸出工程中には、必然的に空
気が、被われてない貫通孔を通して、送り込まれること
になる。このような理由に基づいて、公知のものでは、
貫通孔の数とその断面積は、できるだけ小さく押さえら
れ、ロールにおけるウェブの確実な固定を保証するべ
く、吸出装置の寸法は定められている。
巻上げ操作中には、ロール内室吸出装置の接続が遮断さ
れており、空気は、移動するウェブ及びロールジャケッ
トによって導かれる。
れており、空気は、移動するウェブ及びロールジャケッ
トによって導かれる。
ロールジャケットとウェブとの間に形成される楔形の三
角小間内に封入された空気の一部は、ロールジャケット
に設けた貫通孔からロール内に侵入し、ウェブが巻掛け
られてないジャケットの部分にある貫通孔から排出する
ことができる。
角小間内に封入された空気の一部は、ロールジャケット
に設けた貫通孔からロール内に侵入し、ウェブが巻掛け
られてないジャケットの部分にある貫通孔から排出する
ことができる。
しかし、この場合、ロールジャケットにおける貫通孔の
数、ならびにその寸法では、不充分であり、殊に高い巻
上速度により、非通気性のウェブ、例えば光沢紙ウェブ
等を処理しようとする場合には、なおさらである。この
ような場合には、ロールジャケットとウェブとの間に気
泡が生ずるか、あるいはウェブがロール上で浮くことに
なる。何故ならば、ウェブとロールジャケットとの間の
接触が中断されるからである。
数、ならびにその寸法では、不充分であり、殊に高い巻
上速度により、非通気性のウェブ、例えば光沢紙ウェブ
等を処理しようとする場合には、なおさらである。この
ような場合には、ロールジャケットとウェブとの間に気
泡が生ずるか、あるいはウェブがロール上で浮くことに
なる。何故ならば、ウェブとロールジャケットとの間の
接触が中断されるからである。
巻きの質を悪化させるこの欠陥を除くため、ロールジャ
ケットに螺旋状の溝を設けておくことも公知となっては
いるが、この措置では、限られた効果しか得られない。
ケットに螺旋状の溝を設けておくことも公知となっては
いるが、この措置では、限られた効果しか得られない。
本発明の課題とするところは、冒頭に述べた形式のロー
ルに改良を加えて、ウェブとロールジャケットとの間に
おけるすべての空気を排出して、ウェブをロールに固定
保持する操作を、経済的に達成しうるようにすることに
ある。
ルに改良を加えて、ウェブとロールジャケットとの間に
おけるすべての空気を排出して、ウェブをロールに固定
保持する操作を、経済的に達成しうるようにすることに
ある。
上記課題を解決する本発明は、ウェブ材料を案内するた
めのロールであって;多数の貫通孔を有するロールジャ
ケットを有し;前記ロールジャケットが、内周面を有し
ていること;前記貫通孔が少なくとも2つのゾーンに配
設されていて、前記ゾーンの1つのゾーンの貫通孔が、
前記ロールの内部に配設されている被覆手段で被覆され
ていること;前記被覆手段が、通常U−字形のリングを
形成する通路であって、端面がロールジャケットの内周
面に支承されている側壁を有するリングからなること;
前記通路が、ロールジャケットに向かって開口している
こと;前記ゾーンのもう一方の貫通孔が前記ロールの内
部に吸引されていることを特徴とするロールジャケット
を備えているウェブ材料を案内するためのロールであ
る。
めのロールであって;多数の貫通孔を有するロールジャ
ケットを有し;前記ロールジャケットが、内周面を有し
ていること;前記貫通孔が少なくとも2つのゾーンに配
設されていて、前記ゾーンの1つのゾーンの貫通孔が、
前記ロールの内部に配設されている被覆手段で被覆され
ていること;前記被覆手段が、通常U−字形のリングを
形成する通路であって、端面がロールジャケットの内周
面に支承されている側壁を有するリングからなること;
前記通路が、ロールジャケットに向かって開口している
こと;前記ゾーンのもう一方の貫通孔が前記ロールの内
部に吸引されていることを特徴とするロールジャケット
を備えているウェブ材料を案内するためのロールであ
る。
更に、上記課題を解決するための本発明は、ウェブ材料
を案内するロールであって;貫通孔を有するロールジャ
ケットを備え、前記貫通孔が、少なくとも2つのゾーン
に配設されていて;前記ロールの軸の中心から配向する
吸引力を出すように取り付けられた真空手段;前記ロー
ルの内部に配設されていて、前記ゾーンの1つの貫通孔
を、前記真空から保護する被覆手段;前記ゾーンのもう
一方のゾーンの貫通孔が前記真空操作に付され、前記被
覆手段が、前記ジャケットの全内表面の円周に沿って伸
びている少なくとも1個のリングを形成する通路であっ
て前記ロールジャケットの方向に開口している通路を備
えているウェブ材料を案内するロールである。
を案内するロールであって;貫通孔を有するロールジャ
ケットを備え、前記貫通孔が、少なくとも2つのゾーン
に配設されていて;前記ロールの軸の中心から配向する
吸引力を出すように取り付けられた真空手段;前記ロー
ルの内部に配設されていて、前記ゾーンの1つの貫通孔
を、前記真空から保護する被覆手段;前記ゾーンのもう
一方のゾーンの貫通孔が前記真空操作に付され、前記被
覆手段が、前記ジャケットの全内表面の円周に沿って伸
びている少なくとも1個のリングを形成する通路であっ
て前記ロールジャケットの方向に開口している通路を備
えているウェブ材料を案内するロールである。
本発明によれば、ロールジャケットに設けられた多数の
貫通孔の一部からのみ、吸出処理を可能にすることによ
って、上記の課題が解決される。
貫通孔の一部からのみ、吸出処理を可能にすることによ
って、上記の課題が解決される。
これら一部の貫通孔の寸法は、巻体の交換に際して新た
に形成されるウェブ始端が、ロール周面に保持されるよ
うに設定される。それ以外の場所における他の各貫通孔
は、ロール内室の吸出装置に接続されておらず、従っ
て、交換過程において機能することはない。そのため、
ロール内室の吸出装置は、その機能を発揮するべく経済
的に設定された容量を有していさえすればよく、他の貫
通孔を利用することによって、巻上操作に際し、ウェブ
とロールジャケットとの間の三角空間内に封入された空
気を、ロール内に侵入させ、被われてないロールジャケ
ット範囲から排出させることができる。
に形成されるウェブ始端が、ロール周面に保持されるよ
うに設定される。それ以外の場所における他の各貫通孔
は、ロール内室の吸出装置に接続されておらず、従っ
て、交換過程において機能することはない。そのため、
ロール内室の吸出装置は、その機能を発揮するべく経済
的に設定された容量を有していさえすればよく、他の貫
通孔を利用することによって、巻上操作に際し、ウェブ
とロールジャケットとの間の三角空間内に封入された空
気を、ロール内に侵入させ、被われてないロールジャケ
ット範囲から排出させることができる。
本発明による課題を解決するための上記の手段によれ
ば、相反する2つの要件を、簡単な形式で満たすことが
できる。
ば、相反する2つの要件を、簡単な形式で満たすことが
できる。
その一つの要件とは、ウェブ始端を、確実にロール表面
に保持させるだけの貫通孔の断面積のみを吸出処理する
ことであり、もう一つの要件とは、ウェブとロールとの
間に、空気が封入されないようにするのに充分な貫通孔
の断面積とすることである。
に保持させるだけの貫通孔の断面積のみを吸出処理する
ことであり、もう一つの要件とは、ウェブとロールとの
間に、空気が封入されないようにするのに充分な貫通孔
の断面積とすることである。
本発明は、下記に述べる発明或いは実施の態様を包含す
る; 請求項(1)に記載の発明において、リングを、前記内
周面に沿って螺旋状に伸ばすこと。
る; 請求項(1)に記載の発明において、リングを、前記内
周面に沿って螺旋状に伸ばすこと。
請求項(1)に記載の発明において、ロールジャケット
が、被覆手段で被覆されている貫通孔を有する複数のゾ
ーン、および吸引される貫通孔を有する複数のゾーンを
備えていて、前記ゾーンが、前記ロールジャケットに沿
って、吸引される貫通孔を有するゾーンと共に、軸方向
に交番するように配設されている前記被覆された貫通孔
を有する前記ロールジャケットであって、前記通路が前
記内周面に沿って配設されている複数の環状リングを形
成し、前記環状リングが、前記各環状リングを、前記被
覆された貫通孔を有する前記ゾーンの1つを被覆するよ
うに配設すること。
が、被覆手段で被覆されている貫通孔を有する複数のゾ
ーン、および吸引される貫通孔を有する複数のゾーンを
備えていて、前記ゾーンが、前記ロールジャケットに沿
って、吸引される貫通孔を有するゾーンと共に、軸方向
に交番するように配設されている前記被覆された貫通孔
を有する前記ロールジャケットであって、前記通路が前
記内周面に沿って配設されている複数の環状リングを形
成し、前記環状リングが、前記各環状リングを、前記被
覆された貫通孔を有する前記ゾーンの1つを被覆するよ
うに配設すること。
請求項(1)に記載の発明において、両ゾーンの貫通孔
の直径を同じにすること。
の直径を同じにすること。
請求項(4)に記載の発明において、円周方向に伸びて
いる少なくとも1個のリングが、通常U−字形で、端面
がロールジャケットの内周面に支承されている側壁を有
すること、或いは少なくとも1個のリングが、端面がロ
ールジャケットの内周面に支承されている側壁を有す
る、通常環状のリングであること、若しくは、ロールジ
ャケットが、前記吸引力から保護されている貫通孔を有
する複数のゾーン、および前記吸引力に付される貫通孔
を有し、前記ロールジャケットに沿って軸方向に交番す
るように配向されている複数のゾーンを有し、前記円周
方向に伸びている少なくとも1個のリングが、保護され
ている貫通孔を有する前記ゾーンのもう一方を被覆して
いること。
いる少なくとも1個のリングが、通常U−字形で、端面
がロールジャケットの内周面に支承されている側壁を有
すること、或いは少なくとも1個のリングが、端面がロ
ールジャケットの内周面に支承されている側壁を有す
る、通常環状のリングであること、若しくは、ロールジ
ャケットが、前記吸引力から保護されている貫通孔を有
する複数のゾーン、および前記吸引力に付される貫通孔
を有し、前記ロールジャケットに沿って軸方向に交番す
るように配向されている複数のゾーンを有し、前記円周
方向に伸びている少なくとも1個のリングが、保護され
ている貫通孔を有する前記ゾーンのもう一方を被覆して
いること。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
符号(10)で示す二重支持ロール型の巻上機は、多数の
貫通孔(13)が穿設されたジャケット(12)を有する第
1のロール(11)を備えている(第1図)。このロール
(11)の内周面(14)には、第2図および第3図に関連
して詳しく後述する通路(15)が設けられており、通路
(15)内には、貫通孔(13)の一部が開口している。
貫通孔(13)が穿設されたジャケット(12)を有する第
1のロール(11)を備えている(第1図)。このロール
(11)の内周面(14)には、第2図および第3図に関連
して詳しく後述する通路(15)が設けられており、通路
(15)内には、貫通孔(13)の一部が開口している。
また、この第1のロール(11)には、中空のアクスル・
ジャーナル(18)を介して、ロール内室(17)からの吸
出を行う装置(16)が設けられている。ロール内室(1
7)には、残りの貫通孔(13)が開口している。
ジャーナル(18)を介して、ロール内室(17)からの吸
出を行う装置(16)が設けられている。ロール内室(1
7)には、残りの貫通孔(13)が開口している。
第1のロール(11)の横には、これと軸方向に平行をな
す閉じたジャケット(20)を有する第2のロール(19)
が設けられている。これら2つのロール(11)(19)の
間の上方には、三角状の巻上空間(21)が形成されてい
る。またこれらのロール(11)(19)は、図示しない駆
動装置を有している。
す閉じたジャケット(20)を有する第2のロール(19)
が設けられている。これら2つのロール(11)(19)の
間の上方には、三角状の巻上空間(21)が形成されてい
る。またこれらのロール(11)(19)は、図示しない駆
動装置を有している。
ウェブ(22)(紙または厚紙のウェブ)は、第1のロー
ル(11)に巻掛けられた状態で、下方から巻上空間(2
1)内に達し、そこで、巻上スリーブ(23)に巻かれ
る。
ル(11)に巻掛けられた状態で、下方から巻上空間(2
1)内に達し、そこで、巻上スリーブ(23)に巻かれ
る。
巻上げられた紙または厚紙ロールを、新たな巻上スリー
ブ(23)と交換する際には、機械を停止するか、または
極めて僅かな巻き速度として、図示しない紙ロールが供
給するウェブ(22)から切離して、新しい巻上スリーブ
(23)と交換する。
ブ(23)と交換する際には、機械を停止するか、または
極めて僅かな巻き速度として、図示しない紙ロールが供
給するウェブ(22)から切離して、新しい巻上スリーブ
(23)と交換する。
この切断工程中には、ロール(11)の内室(17)に負圧
を生じさせる吸出装置(16)が作動する。ロール内室
(17)の負圧は、通路(15)に接続されていない一部の
貫通孔(13)を介して、ウェブ(22)に作用し、新たな
ウェブの始端を、ロールジャケット(11)に固定保持す
る。
を生じさせる吸出装置(16)が作動する。ロール内室
(17)の負圧は、通路(15)に接続されていない一部の
貫通孔(13)を介して、ウェブ(22)に作用し、新たな
ウェブの始端を、ロールジャケット(11)に固定保持す
る。
新しい巻上スリーブ(23)が巻上空間(21)内に装入さ
れると、吸出装置(16)の接続が遮断されて、新たな巻
上工程が開始される。
れると、吸出装置(16)の接続が遮断されて、新たな巻
上工程が開始される。
新しい紙ロールの巻上げに際しては、供給されるウェブ
(22)のロールジャケット(12)とに沿って、ウェブ及
びジャケットにより形成される流入三角空間(24)内に
空気が引き込まれる。この流入三角空間(24)内に堰止
められた空気は、吸出可能な貫通孔(13)を経て、ロー
ル内室(17)に進入し、通路(15)に連なる貫通孔(1
3)から、通路(15)内に達する。その際、空気は、一
方ではロール内室(17)を、また他方では通路(15)を
流れ、ウェブ(22)により被われてない貫通孔(13)か
ら排出される。
(22)のロールジャケット(12)とに沿って、ウェブ及
びジャケットにより形成される流入三角空間(24)内に
空気が引き込まれる。この流入三角空間(24)内に堰止
められた空気は、吸出可能な貫通孔(13)を経て、ロー
ル内室(17)に進入し、通路(15)に連なる貫通孔(1
3)から、通路(15)内に達する。その際、空気は、一
方ではロール内室(17)を、また他方では通路(15)を
流れ、ウェブ(22)により被われてない貫通孔(13)か
ら排出される。
貫通孔(13)の一部を通路(15)に、また他の部分を吸
出装置(16)にそれぞれ接続するためには、次に述べる
ように、2つの実施態様が可能である。
出装置(16)にそれぞれ接続するためには、次に述べる
ように、2つの実施態様が可能である。
第2図に示す実施例においては、通路(15)が螺旋状に
巻かれたU字形成形体(25)により構成されている。U
字形成形体(25)の側壁(26)は、その自由端面によ
り、ロール(11)の内周面(14)に当接している。端部
側が閉じられた螺旋のU字形成形体(27)により形成さ
れたこの通路(15)には、ロールジャケット(12)に沿
って螺旋状に延びるゾーン(A)が設けられている。こ
のゾーン(A)内には、ロールジャケット(12)に穿設
された貫通孔(13)の大部分が位置している。図では、
貫通孔(13)の密な配置状態を、ロール(11)の一区分
についてのみ示してある。残りの貫通孔(13)は、ロー
ルジャケット(12)のゾーン(B)における内周面(1
4)に沿って、通路(15)により被われてない範囲に位
置している。
巻かれたU字形成形体(25)により構成されている。U
字形成形体(25)の側壁(26)は、その自由端面によ
り、ロール(11)の内周面(14)に当接している。端部
側が閉じられた螺旋のU字形成形体(27)により形成さ
れたこの通路(15)には、ロールジャケット(12)に沿
って螺旋状に延びるゾーン(A)が設けられている。こ
のゾーン(A)内には、ロールジャケット(12)に穿設
された貫通孔(13)の大部分が位置している。図では、
貫通孔(13)の密な配置状態を、ロール(11)の一区分
についてのみ示してある。残りの貫通孔(13)は、ロー
ルジャケット(12)のゾーン(B)における内周面(1
4)に沿って、通路(15)により被われてない範囲に位
置している。
やはりこの場合も、螺旋状に延びる狭いゾーン(B)に
おける貫通孔(13)の配置状態は、単にロール(11)の
一区分についてのみ示してある。しかし、これらの貫通
孔(13)は、ロール(11)にウェブ(22)が接する全周
に亘って設けられている。製作技術的な理由から、全て
の貫通孔(13)は、等しい直径を有している。
おける貫通孔(13)の配置状態は、単にロール(11)の
一区分についてのみ示してある。しかし、これらの貫通
孔(13)は、ロール(11)にウェブ(22)が接する全周
に亘って設けられている。製作技術的な理由から、全て
の貫通孔(13)は、等しい直径を有している。
ロール(11)のジャケット(12)は、このように2つの
ゾーン(A)(B)に分けられており、各ゾーンは、そ
れぞれ、単位面積当り異なった断面積となる貫通孔を有
している。ゾーン(B)では、貫通孔(13)の数はかな
り少なく、その開口面積は小さい。
ゾーン(A)(B)に分けられており、各ゾーンは、そ
れぞれ、単位面積当り異なった断面積となる貫通孔を有
している。ゾーン(B)では、貫通孔(13)の数はかな
り少なく、その開口面積は小さい。
既に述べたように、これらの貫通孔(13)は、直接ロー
ル(11)の内室(17)に開口している。ロール内室(1
7)の吸出処理に際しては、ゾーン(A)の貫通孔(1
3)が、通路(15)により内室(17)に対し遮蔽されて
いるので、負圧が、ロール(11)の内周面からゾーン
(B)の僅かな貫通孔(13)にのみ作用する。
ル(11)の内室(17)に開口している。ロール内室(1
7)の吸出処理に際しては、ゾーン(A)の貫通孔(1
3)が、通路(15)により内室(17)に対し遮蔽されて
いるので、負圧が、ロール(11)の内周面からゾーン
(B)の僅かな貫通孔(13)にのみ作用する。
巻上げられた紙ロール(図示せず)を、新たな巻上スリ
ーブ(23)と交換する際に、ウェブ(22)における新た
なは始端部を、ロール(11)のジャケット(12)に保持
するためには、ゾーン(B)における貫通孔の面積が小
さくても充分である。
ーブ(23)と交換する際に、ウェブ(22)における新た
なは始端部を、ロール(11)のジャケット(12)に保持
するためには、ゾーン(B)における貫通孔の面積が小
さくても充分である。
ゾーン(B)に比して、ゾーン(A)は、はるかに多く
の貫通孔(13)を有し、従って、著しく大きな貫通孔の
断面積を有している。この場合、ゾーン(A)とゾーン
(B)との貫通孔の面積比は、例えば30:1とする。
の貫通孔(13)を有し、従って、著しく大きな貫通孔の
断面積を有している。この場合、ゾーン(A)とゾーン
(B)との貫通孔の面積比は、例えば30:1とする。
既に述べたように、巻上操作時には、流入三角空間(2
4)における空気が、ゾーン(A)の貫通孔(13)を経
て、通路(15)内に侵入すると同時に、ゾーン(B)の
貫通孔(13)を介して、ロール内室(17)にも侵入し、
遮蔽されてないロール範囲では、貫通孔を経て、通路
(15)とロール内室(17)とから排出される。
4)における空気が、ゾーン(A)の貫通孔(13)を経
て、通路(15)内に侵入すると同時に、ゾーン(B)の
貫通孔(13)を介して、ロール内室(17)にも侵入し、
遮蔽されてないロール範囲では、貫通孔を経て、通路
(15)とロール内室(17)とから排出される。
流入三角空間(24)から空気を排出案内するために、大
きな貫通孔の断面積とすることによって、極めて高い巻
上速度で、非通気性のウェブを処理する場合ですら、気
泡が形成されたり、ロール(11)上でウェブ(22)が浮
き上ったりするのが確実に防止される。
きな貫通孔の断面積とすることによって、極めて高い巻
上速度で、非通気性のウェブを処理する場合ですら、気
泡が形成されたり、ロール(11)上でウェブ(22)が浮
き上ったりするのが確実に防止される。
第3図に示す本発明による吸出可能なロール(11′)の
第2実施例においては、貫通孔(13′)が、やはり異な
った割合で、ゾーン(A′)とゾーン(B′)とに設け
られている。
第2実施例においては、貫通孔(13′)が、やはり異な
った割合で、ゾーン(A′)とゾーン(B′)とに設け
られている。
これらのゾーンは、ロールジャケット(12′)を形成す
る円筒区分として交互に連続しており、例えば、ゾーン
(A′1)、ゾーン(B′1)、ゾーン(A′2)、ゾ
ーン(B′2)のような順序で配置されている。
る円筒区分として交互に連続しており、例えば、ゾーン
(A′1)、ゾーン(B′1)、ゾーン(A′2)、ゾ
ーン(B′2)のような順序で配置されている。
この実施例の場合にも、ゾーン(A′)及びゾーン
(B′)は、ロール(11′)の内周面(14′)に設けら
れた通路(15′)によって、互いに分離されている。通
路(15′)内には、ゾーン(A′1)(A′2)…の各
貫通孔(13′)が開口している。この通路(15′)は、
U字形の断面を有する複数のリング(28)から構成され
ており、リング(28)の側壁(29)の自由端面は、ロー
ル(11′)の内周面(14′)に支承されている。
(B′)は、ロール(11′)の内周面(14′)に設けら
れた通路(15′)によって、互いに分離されている。通
路(15′)内には、ゾーン(A′1)(A′2)…の各
貫通孔(13′)が開口している。この通路(15′)は、
U字形の断面を有する複数のリング(28)から構成され
ており、リング(28)の側壁(29)の自由端面は、ロー
ル(11′)の内周面(14′)に支承されている。
第3図から明らかなように、ゾーン(A′1)(A′
2)…には、大部分の貫通孔(13′)が設けられている
ので、かなり大きな断面積の貫通孔が、通路(15′)の
各リング(28)の接続している。これに対して、ゾーン
(B′1)(B′2)…は、僅かな貫通孔(13′)しか
有しておらず、従って、負荷されうる貫通孔の断面積
は、極く僅かなものとなっている。このロール(11′)
の作用形式は、第2図に示された実施例における作用形
式と同じである。
2)…には、大部分の貫通孔(13′)が設けられている
ので、かなり大きな断面積の貫通孔が、通路(15′)の
各リング(28)の接続している。これに対して、ゾーン
(B′1)(B′2)…は、僅かな貫通孔(13′)しか
有しておらず、従って、負荷されうる貫通孔の断面積
は、極く僅かなものとなっている。このロール(11′)
の作用形式は、第2図に示された実施例における作用形
式と同じである。
上述した2つの実施例の変形例として、孔の断面積の小
さなゾーンにも、通路を設けることが可能である。その
場合、通路を、負圧を生じさせる装置に接続する。
さなゾーンにも、通路を設けることが可能である。その
場合、通路を、負圧を生じさせる装置に接続する。
第1図は、ウェブの巻掛けられた吸出可能なロールを有
する巻上機の概略的な縦断正面図、 第2図は、本発明による第1実施例としてのウェブの巻
掛けられたロールを部分的に破断して、第1図より拡大
して示す縦断側面図、 第3図は、本発明による第2実施例を、第2図と同じよ
うにして示す図である。 (10)二重支持ロール型の巻上機、(11)(11′)第1
のロール (12)(12′)ロールジャケット、(13)(13′)貫通
孔 (14)(14′)ロールの内周面、(15)(15′)通路 (16)ロール内室からの吸出を行う装置 (17)ロール内室、(18)アクスル・ジャーナル (19)第2のロール、(20)ロールジャケット (21)巻上空間、(22)ウェブ (23)巻上スリーブ、(24)流入三角空間 (25)U字成形体、(26)U字成形体の側壁 (27)螺旋成形体、(28)リング (29)リングの側壁 (A)(A′1)(A′2)……、(B)(B′)
(B′1)(B′2)……ロールジャケットのゾーン
する巻上機の概略的な縦断正面図、 第2図は、本発明による第1実施例としてのウェブの巻
掛けられたロールを部分的に破断して、第1図より拡大
して示す縦断側面図、 第3図は、本発明による第2実施例を、第2図と同じよ
うにして示す図である。 (10)二重支持ロール型の巻上機、(11)(11′)第1
のロール (12)(12′)ロールジャケット、(13)(13′)貫通
孔 (14)(14′)ロールの内周面、(15)(15′)通路 (16)ロール内室からの吸出を行う装置 (17)ロール内室、(18)アクスル・ジャーナル (19)第2のロール、(20)ロールジャケット (21)巻上空間、(22)ウェブ (23)巻上スリーブ、(24)流入三角空間 (25)U字成形体、(26)U字成形体の側壁 (27)螺旋成形体、(28)リング (29)リングの側壁 (A)(A′1)(A′2)……、(B)(B′)
(B′1)(B′2)……ロールジャケットのゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス ルッフ ドイツ連邦共和国 7920 ハイデンハイム ルードヴィッヒ‐リヒテル‐シュトラー セ 30 (72)発明者 ジークベルト ショイテル ドイツ連邦共和国 7922 ヘルブレヒティ ンゲン リンデンシュトラーセ 27 (56)参考文献 特開 昭51−143263(JP,A) 実開 昭61−197043(JP,U) 実開 昭54−78183(JP,U) 実開 昭51−62847(JP,U) 実公 昭51−28773(JP,Y1)
Claims (8)
- 【請求項1】ウェブ材料を案内するためのロール(11)
であって;多数の貫通孔(13)を有するロールジャケッ
ト(12)を有し;前記ロールジャケット(12)が、内周
面(14)を有していること;前記貫通孔(13)が少なく
とも2つのゾーン(A)(B)に配設されていて、前記
ゾーン(A)(B)の1つのゾーンの貫通孔(13)が、
前記ロールの内部に配設されている被覆手段で被覆され
他のゾーンの貫通孔(13)に負圧を生じさせるようにな
っていること;前記被覆手段が、通常U−字形のリング
(28)を形成する通路(15)であって、端面がロールジ
ャケット(12)の内周面(14)に支承されている側壁
(26)を有するリング(28)からなること;前記通路
(15)が、ロールジャケット(12)に向かって開口して
いること;前記ゾーン(A)(B)の前記他のゾーンの
貫通孔(13)は前記ロールの内部に通じていて吸引装置
に接続していることを特徴とするロールジャケット(1
2)を備えているウェブ材料を案内するためのロール。 - 【請求項2】前記リング(28)が、前記内周面(14)に
沿って螺旋状に伸びている請求項第(1)項記載のロー
ル。 - 【請求項3】前記ロールジャケット(12)が、前記被覆
手段で被覆されている貫通孔(13)を有する複数のゾー
ン、および吸引される貫通孔を有する複数のゾーンを備
えていて、前記ゾーンが、前記ロールジャケット(12)
に沿って、吸引される貫通孔を有するゾーンと共に、軸
方向に交番するように配設されている前記被覆された貫
通孔を有する前記ロールジャケットであって、前記通路
(15)が前記内周面に沿って配設されている複数の環状
リングを形成し、前記環状リングが、前記各環状リング
を、前記被覆された貫通孔を有する前記ゾーンの一つを
被覆するように配設されていることを特徴とする請求項
第(1)項記載のロール。 - 【請求項4】ウェブ材料を案内するロールであって;多
数の貫通孔(13)を有するロールジャケット(12)を備
え、前記貫通孔が、少なくとも2つのゾーンに配設され
ていて;前記ロールの軸の中心から配向する吸引力を出
すように取り付けられた真空手段;前記ロールの内部に
配設されていて、前記ゾーンの一つの貫通孔を、前記真
空から遮断する被覆手段;前記ゾーンのもう一方のゾー
ンの貫通孔が前記真空操作に付され、前記被覆手段が、
前記ジャケットの全内表面の円周に沿って伸びている少
なくとも1個のリングを形成する通路であって前記ロー
ルジャケットの方向に開口している通路を備えているウ
ェブ材料を案内するロール。 - 【請求項5】前記円周方向に伸びている少なくとも1個
のリングが、通常U−字形で、端面がロールジャケット
の内周面に支承されている側壁(26)を有するリングを
有する請求項第(4)項記載のロール。 - 【請求項6】前記少なくとも1個のリングが、端面がロ
ールジャケットの内周面に支承されている側壁を有す
る、通常環状のリングである請求項第(4)項記載のロ
ール。 - 【請求項7】前記ロールジャケットが、前記吸引力から
保護されている貫通孔を有する複数のゾーン;および前
記吸引力に付される貫通孔を有し、前記ロールジャケッ
トに沿って軸方向に交番するように配向されている複数
のゾーン;を有し、前記円周方向に伸びている少なくと
も1個のリングが、保護されている貫通孔を有する前記
ゾーンのもう一方を被覆している請求項第(4)項記載
のロール。 - 【請求項8】両ゾーンの貫通孔が、同じ直径を有してい
る請求項第(1)項記載のロール。
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