JPH07102855A - 断熱ドア - Google Patents

断熱ドア

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Publication number
JPH07102855A
JPH07102855A JP5252751A JP25275193A JPH07102855A JP H07102855 A JPH07102855 A JP H07102855A JP 5252751 A JP5252751 A JP 5252751A JP 25275193 A JP25275193 A JP 25275193A JP H07102855 A JPH07102855 A JP H07102855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
decorative material
heat insulating
insulating door
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5252751A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Himeno
賢 姫野
Masami Sakashita
正巳 坂下
Toshimitsu Morimura
利光 森村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP5252751A priority Critical patent/JPH07102855A/ja
Publication of JPH07102855A publication Critical patent/JPH07102855A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断熱ドアの室内側と室外側の立面に互いに異
なる外観を持たせる。 【構成】 方形状に枠組みされた芯材20からなるフレー
ム2と、その見込み方向の両面に張り付けられる鋼板
3,3と、両鋼板3,3間に充填される断熱材4とから
なり、一部に採光用の開口部11が形成されたドア本体10
を基本にする断熱ドア1であり、一方の鋼板3側の開口
部11の周囲に額縁5が、他方の鋼板3にその全面を覆う
面積を持つ化粧材6がそれぞれ取り付けられることによ
り室内側と室外側の立面が互いに異なる外観を持つもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は室内側と室外側とで異
なる外観を持つ断熱ドアに関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】特開昭60
−168891号のように方形状に組まれた芯材の両面に鋼板
が張り付けられ、鋼板間に断熱材が充填された断熱ドア
は採光用に形成される開口部の形状や数と、開口部の周
囲に取り付けられる額縁によって用途に応じた意匠が与
えられるが、鋼板はそのままドアの表面材になることか
ら、装飾を要さないためドアの全体的な印象は開口部回
りの意匠によって決まり、通常、室内側と室外側の意匠
に違いはない。
【0003】特開平4-83079号では開口部を外したドア
本体の両面にそれぞれ材質の異なる化粧材を張り付ける
ことにより室内側と室外側の意匠に違いを出している
が、両化粧材は共にドア本体の室内側と室外側の表面全
面に張り付けられ、装飾は開口部回りにのみ施されてい
るため室内側と室外側の意匠に基本的な差はなく、両意
匠の違いはそれぞれの化粧材が持つ質感の差に留まる。
【0004】この発明は鋼板を用いた従来の断熱ドアの
意匠に着目してなされたもので、室内側と室外側とで外
観の異なる断熱ドアを提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明ではドア本体を構
成する一方の鋼板側の、開口部の周囲に額縁を、他方の
鋼板の表面全面に化粧材をそれぞれ取り付けることによ
り断熱ドアの室内側と室外側の意匠に基本的な差異を出
し、それぞれ全く異なる印象を持たせる。
【0006】ドア本体は方形状に枠組みされた芯材から
なるフレームの見込み方向の両面に張り付けられる鋼板
と、両鋼板間に充填される断熱材とからなり、一部に採
光用の開口部が形成される。
【0007】ドア本体の片面側では鋼板と、開口部回り
の額縁が露出し、他面側では鋼板の全面が化粧材で覆わ
れることにより断熱ドアの室内側と室外側の意匠に差異
が生まれ、それぞれ異なる印象の外観を構成する。
【0008】
【実施例】以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて
説明する。
【0009】この発明の断熱ドア1は内部に断熱材4が
充填され、開口部11を持つドア本体10の片面側に額縁5
が、他面側に化粧材6がそれぞれ取り付けられ、図8,
図9に示すように室内側と室外側の立面が互いに異なる
外観を持つものである。
【0010】ドア本体10は図1〜図3に示すように方形
状に枠組みされた芯材20からなるフレーム2と、その見
込み方向の両面に張られる鋼板3,3と、両鋼板3,3
間に充填される断熱材4とからなり、一部には採光用の
開口部11が形成される。フレーム2の外周には芯材20を
保護し、また化粧材6を取り付けるための縁材7が周回
して取り付けられる。
【0011】額縁5は縦額縁51と横額縁52から方形状に
組み立てられ、ドア本体10の一方から開口部11に差し込
まれ、化粧材6に接続される。縦額縁51と横額縁52には
化粧材6との接続のための取付片511, 521が鋼板3に平
行に形成される。
【0012】化粧材6は額縁5に対応して縦化粧材61と
横化粧材62からなり、ドア本体10と開口部11のガラス8
を挟んで額縁5に対向し、額縁5と縁材7に接続され
る。縦化粧材61と横化粧材62を組み合わせた化粧材5は
立面上、ドア本体10の鋼板3の表面全面と額縁5を覆う
面積を持つ。実施例では縦化粧材61にドア本体10の全高
に亘る長さを、横化粧材62に両縦化粧材61,61に跨る長
さを与えることによりドア本体10の片面の鋼板3を覆っ
ている。
【0013】縦化粧材61と横化粧材62は共に鋼板3の表
面から開口部11側へ張り出し、それぞれガラス8を挟ん
で縦額縁51,及び横額縁52と対向する張出片611, 621を
持ち、図1,図2に示すようにそれぞれ縦額縁51と横額
縁52の各取付片511, 521とビス9によって互いに接続さ
れる。縦化粧材61と横化粧材62とは実施例の場合、横化
粧材62の両側部分で互いに重なり合い、図1,図3に示
すように双方を貫通するビス12によって接続される。
【0014】図1〜図3に示す実施例では額縁5の取付
片511, 521が断面上、化粧材6寄りに位置していること
から、ビス9は化粧材6側から額縁5に螺入している。
縦化粧材61と縦額縁51を接続するビス9は縦化粧材61側
から張出片611 と取付片511を貫通しているが、横化粧
材62と横額縁52を接続するビス9はその頭を露出させな
いために、図4に示すように予め横額縁52に螺入してお
り、横化粧材62は取付片621 の横額縁52側に形成された
ポケット622 にビス9の頭が挿入するまでスライドする
ことにより横額縁52に接続される。
【0015】また実施例では縦化粧材61の張出片611 と
縦額縁51の取付片511 間の間隔を保つために両者間にス
ペーサ13を挟み、横化粧材62の張出片621 と横額縁52の
取付片521 間の間隔はビス9に段付きビスを使用するこ
とにより保持している。
【0016】化粧材6は縁材7とはドア本体10の面外方
向に互いに係合することにより接続され、実施例では縦
化粧材61と縦の縁材7との接続を双方を貫通するビス12
によって補っている。この実施例のように縦の縁材7に
中空の部材を使用した場合には断熱ドア1自身に電気錠
等の配線スペースが確保される。
【0017】開口部11内にはガラス8が収納され、化粧
材6と額縁5に挟み込まれて保持されるが、その室外側
には場合により梯子状,または格子状に組まれた化粧パ
ネル14が取り付けられる。化粧パネル14は縦化粧材61,
または横化粧材62の張出片611, 621にビス12によって接
続される。実施例ではビス9の頭が露出している縦化粧
材61の張出片611 に化粧パネル14を接続し、張出片611
の室外側にビスカバー15を取り付けることによりビス
9,12の頭を隠蔽している。ビスカバー15はその背面に
明けられた孔を、縦化粧材61を縦額縁51に接続するビス
9の頭に引っ掛ける等により取り付けられる。
【0018】図1〜図3に示す断熱ドア1はドア本体10
に額縁5を取り付けると共に、ガラス8を収納し、横化
粧材62をスライドさせて額縁5に接続した後、縦化粧材
61を横化粧材62に接続し、場合により化粧パネル14を化
粧材6に接続し、仕上げに縁材7をフレーム2に取り付
ける、という要領で製作される。
【0019】図5〜図7に示す実施例は化粧材6と額縁
5を見込み方向の額縁5寄りで接続した場合である。縦
化粧材61と縦額縁51の接続、及び横化粧材62と横額縁52
の接続は図1〜図3の場合と同様に行われるが、この実
施例では張出片611, 621と取付片511, 521との間に距離
があることから、張出片611, 621の額縁5寄りにこれに
平行な取付片612, 623を形成し、互いに対向する取付片
612, 511、及び取付片623, 521を貫通するビス9によっ
て接続している。ここでは化粧パネル14の縦化粧材61へ
の取付が室内側から行えることから、ビスカバー15は不
要になっている。
【0020】図5〜図7に示す断熱ドア1はドア本体10
の開口部11に化粧材6の取付片612,623を差し込むと共
に、ガラス8を収納した後、額縁5を化粧材6に接続
し、縁材7をフレーム2に取り付ける、という要領で製
作される。化粧パネル14の化粧材6への取付は額縁5と
の接続に影響されないため予め、または額縁5の接続後
に化粧材6に取り付けられる。
【0021】断熱ドア1は額縁5が室内を向いて設置さ
れるが、室内側には額縁5と鋼板3が露出するため断熱
ドア1の室内側の面に室内の意匠に適合した外観を持た
せることができ、また室外側には全面に化粧材6が表れ
るため、化粧材6にアルミ形材等の金属を使用すること
により堅牢な外観を持たせることができる。
【0022】
【発明の効果】この発明は以上の通りであり、ドア本体
を構成する一方の鋼板側の、開口部周囲に額縁を、他方
の鋼板の表面全面に化粧材をそれぞれ取り付けたもので
あるため、断熱ドアの室内側と室外側の意匠に差異が生
まれ、それぞれ異なる印象の外観を構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】化粧材と額縁を化粧材寄りで接続した場合の断
熱ドアを示した縦断面図である。
【図2】化粧材と額縁を接続するビスを通る、図1の横
断面図である。
【図3】縦化粧材と横化粧材を接続するビスを通る、図
1の横断面図である。
【図4】横化粧材の、横額縁への取付要領を示した斜視
図である。
【図5】化粧材と額縁を額縁寄りで接続した場合の断熱
ドアを示した縦断面図である。
【図6】化粧材と額縁を接続するビスを通る、図4の横
断面図である。
【図7】縦化粧材と横化粧材を接続するビスを通る、図
4の横断面図である。
【図8】断熱ドアの室外側の外観を示した立面図であ
る。
【図9】断熱ドアの室内側の外観を示した立面図であ
る。
【符号の説明】
1……断熱ドア、10……ドア本体、11……開口部、2…
…フレーム、20……芯材、3……鋼板、4……断熱材、
5……額縁、51……縦額縁、511 ……取付片、52……横
額縁、521 ……取付片、6……化粧材、61……縦化粧
材、611 ……張出片、612 ……取付片、62……横化粧
材、621 ……張出片、622 ……ポケット、623 ……取付
片、7……縁材、8……ガラス、9……ビス、12……ビ
ス、13……スペーサ、14……化粧パネル、15……ビスカ
バー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状に枠組みされた芯材20からなるフ
    レーム2と、その見込み方向の両面に張り付けられる鋼
    板3,3と、両鋼板3,3間に充填される断熱材4から
    なり、一部に採光用の開口部11が形成されたドア本体10
    を基本にする断熱ドア1であり、一方の鋼板3側の開口
    部11の周囲には額縁5が、他方の鋼板3にはその全面を
    覆う面積を持つ化粧材6がそれぞれ取り付けられている
    ことを特徴とする断熱ドア。
JP5252751A 1993-10-08 1993-10-08 断熱ドア Pending JPH07102855A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5252751A JPH07102855A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 断熱ドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5252751A JPH07102855A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 断熱ドア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07102855A true JPH07102855A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17241781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5252751A Pending JPH07102855A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 断熱ドア

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JP (1) JPH07102855A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001207743A (ja) * 2000-01-28 2001-08-03 Ykk Architectural Products Inc 建 具
JP2018105102A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 三協立山株式会社 建具

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0462286A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Tooyoko Riken:Kk 断熱ドアセット及びその応用製品
JPH074762B2 (ja) * 1985-11-21 1995-01-25 セイコ−精機株式会社 テ−ブル送り装置

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