JPH08128241A - 引き戸 - Google Patents

引き戸

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JPH08128241A
JPH08128241A JP26738394A JP26738394A JPH08128241A JP H08128241 A JPH08128241 A JP H08128241A JP 26738394 A JP26738394 A JP 26738394A JP 26738394 A JP26738394 A JP 26738394A JP H08128241 A JPH08128241 A JP H08128241A
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Japan
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lock
panel
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sliding door
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Takeshi Myojin
毅 明神
Toru Ozawa
徹 小澤
Tadaji Takenaga
宰児 竹長
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引き戸に箱錠を収納する場合に、戸先框の意
匠の制限を解消して意匠の自由度を高め、引手の取付状
態でも意匠の向上を図る。 【構成】 パネル体2内の戸先框5寄りに、戸先框5側
の端面が開放した錠ケース9が配置され、箱錠8が錠ケ
ース9に収納され、内部引手6と外部引手7が戸先框5
を室内側と室外側から挟み込み、互いに接続されながら
戸先框5に固定され、引手6(7)の戸先框5への取付
部61(71)が露出する見付け面が戸先框5の表面を構成
する装飾面を備えたアタッチメント15で覆い隠された引
き戸。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は錠と引手が付属する引
き戸に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】玄関引き
戸等、錠と引手が付属する引き戸では引き戸本体の戸
板,あるいはパネルと框組みはそれぞれ独立して製作さ
れることから、錠は通常、戸先框内に収納されることに
なる。この構造では戸先框の断面が方形状であるため錠
本体である箱錠の取付が引手の取付の支障とはならない
が、戸先框の断面形状や意匠を変えると、錠や引手の取
付が複雑になるため、これらの取付が戸先框の意匠を制
限する原因となる。
【0003】この発明は引き戸戸先框の意匠の制限に着
目してなされたもので、制限を解消する錠の取付構造を
提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では引き戸の本体
を構成するパネル体内に、錠を収納した箱錠を収納す
る、戸先框側の端面が開放した錠ケースを配置し、箱錠
を錠ケースに収納することにより箱錠を戸先框内のみに
収納することによる戸先框の意匠の制限を解消し、意匠
の自由度を高める。
【0005】引き戸は断熱パネルを含むパネル体の四周
に框組みして形成され、戸先框の室内側と室外側の各見
付け片にそれぞれ内部引手と外部引手が固定される。
【0006】錠ケースはパネル体内で箱錠を収納するた
めの空間を確保しながら、断熱パネルの断熱材から箱錠
を保護する。
【0007】内部引手と外部引手は戸先框の見付け片を
室内側と室外側から挟み込み、互いに接続されながら戸
先框に固定され、引手の戸先框への取付部が露出する見
付け面は戸先框の表面を構成する装飾面を備えたアタッ
チメントで覆い隠され、戸先框の意匠が向上する。
【0008】
【実施例】この発明は断熱パネル3を含むパネル体2の
四周に框組みして形成され、戸先框5の室内側の見付け
片51と室外側の見付け片52にそれぞれ内部引手6と外部
引手7が固定され、錠81を収納した錠本体の箱錠8をパ
ネル体2に収納した引き戸1である。
【0009】パネル体2は全体が断熱パネル3から構成
される場合と、図3に示すように一部に採光のためのパ
ネル4が配置される場合がある。断熱パネル3は図2に
示すように表面板31及び裏面板32と、その幅方向両端と
上下端で両板31,32の間隔を保持する間隔保持材33,34
と、両板31,32間に充填される断熱材35からなり、戸先
框5側の間隔保持材33の見込み片331 の、後述する錠ケ
ース9に対応した位置には開口332 が形成される。パネ
ル材4にはガラスやアクリル板その他の透光板が使用さ
れるが、実施例ではパネル体2が断熱パネル3から構成
されることに伴い、引き戸1としての断熱性を確保する
ために二重ガラスを使用している。
【0010】引き戸1がパネル4を含む場合、断熱パネ
ル3とパネル4は前者が後者を面内方向に上下から挟み
込む形で組み合わせられて引き戸1を構成する。実施例
では高さ寸法の異なる2枚の断熱パネル3,3と1枚の
パネル4から引き戸1を構成しているが、それぞれの枚
数はこれに限られない。引き戸1は図3に示すように断
熱パネル3からなるパネル体2、またはパネル4を含む
パネル体2の回りに、装飾面を備えた戸先框5と共に上
下の横框12,12と戸尻框13を框組みして製作される。
【0011】図2に示すようにパネル体2内の戸先框5
寄りには戸先框5側の端面が開放した錠スペーサ19が配
置され、箱錠8は図1に示すように間隔保持材33の開口
332を貫通し、戸先框5と錠スペーサ19に跨って収納さ
れる。錠スペーサ19は断熱パネル2内で錠ケース9を収
納するための空間を確保すると共に、断熱パネル3内に
充填される断熱材35の空間内への回り込みを阻止する役
目を持つ。また錠ケース9は戸先框5側の間隔保持材33
に飲み込まれる形で保持される。箱錠8は錠ケース9に
支持される。
【0012】箱錠8は戸先框5のパネル体2寄りの見込
み片53を貫通して戸先框5と錠ケース9に跨る。錠81に
は対象が引き戸1であることから、鎌錠等、開放側への
移動を拘束する錠が使用される。錠81は戸先框5の縦枠
10寄りの見込み片54に明けられた開口541 から出入り
し、突出時に縦枠10に固定された受け材11に入り込み、
引き戸1が開放する向きに係合する。
【0013】錠81の施錠と解錠はパネル体2の錠ケース
9に対応する位置に設けられた操作孔21,22により行わ
れる。表面板31の操作孔21には鍵孔を有するロック部材
17が取り付けられ、裏面板32の操作孔22には化粧座18が
取り付けられ、化粧座18には図示しないが、スライド摘
みが設けられる。
【0014】内部引手6と外部引手7は戸先框5の見付
け片51,52を室内側と室外側から挟み込み、互いに接続
されながら戸先框5に固定される。図4に示すように内
部引手6と外部引手7はそれぞれ異なる形状を持ち、そ
れぞれの一部である取付部61,71において互いに接続さ
れるが、一方の取付部71に形成される軸部72が戸先框5
の見付け片51,52を貫通して他方の取付部61に突き当た
り、取付部61を貫通して軸部72に螺入するねじ14によっ
て両引手6,7間の間隔が保持されながら互いに接続さ
れる。
【0015】軸部72が形成される外部引手7の取付部72
には意匠を施すことができるが、他方側の取付部61には
ねじ14の頭が露出することから、ねじ14を隠すために、
取付部61は戸先框5の見付け片51側の表面を構成する装
飾面を備えたアタッチメント15で覆い隠される。
【0016】アタッチメント15は内部引手6の取付部61
以外の部分と同一の形状をし、戸先框5の室内側の見付
け片51にその長さ方向にスライドして取り付けられ、図
5に示すように内部引手6に連続する。アタッチメント
15の開放した側の端面はこれにねじ14で接続されるキャ
ップ16によって塞がれる。また戸先框5の断面を方形状
にし、室内側と室外側の見付け面のそれぞれにアタッチ
メント15を取り付ける場合もある。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上の通りであり、引き戸の
戸先框を装飾的にし、引き戸本体を構成するパネル体内
に、錠を収納した箱錠を収納する、戸先框側の端面が開
放した錠ケースを配置し、箱錠を錠ケースに収納するた
め、箱錠を戸先框内のみに収納することによる戸先框の
意匠の制限が解消され、意匠の自由度が高まる。
【0018】また内部引手と外部引手の戸先框への取付
部が露出する見付け面は戸先框の表面を構成する装飾面
を備えたアタッチメントで覆い隠されるため、一層戸先
框の意匠が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】引き戸の戸先框と錠ケース及び箱錠の関係を示
した横断面図である。
【図2】パネル体と錠ケースの関係を示した分解斜視図
である。
【図3】引き戸の構成例を示した分解斜視図である。
【図4】引手の取付要領を示した斜視図である。
【図5】引手の取付状況を示した斜視図である。
【符号の説明】
1……引き戸、2……パネル体、21……操作孔、22……
操作孔、3……断熱パネル、31……表面板、32……裏面
板、33……間隔保持材、331 ……見込み片、332 ……開
口、34……間隔保持材、35……断熱材、4……パネル、
5……戸先框、51……見付け片、52……見付け片、53…
…見込み片、54……見込み片、541 ……開口、6……内
部引手、61……取付部、7……外部引手、71……取付
部、72……軸部、8……箱錠、81……錠、9……錠ケー
ス、10……縦枠、11……受け材、12……横框、13……戸
尻框、14……ねじ、15……アタッチメント、16……キャ
ップ、17……ロック部材、18……化粧座、19……錠スペ
ーサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱パネルを含むパネル体の四周に框組
    みして形成され、その戸先框の室内側と室外側の各見付
    け片にそれぞれ内部引手と外部引手が固定され、パネル
    体内の戸先框寄りに、戸先框側の端面が開放して配置さ
    れた錠ケースに、錠を収納した錠本体の箱錠を収納した
    引き戸1であり、内部引手6と外部引手7は戸先框5の
    見付け片51,52を室内側と室外側から挟み込み、互いに
    接続されながら戸先框5に固定され、引手6(7)の戸
    先框5への取付部61(71)が露出する見付け面は戸先框
    5の表面を構成する装飾面を備えたアタッチメント15で
    覆い隠されていることを特徴とする引き戸。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225952A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Tostem Corp 開口部装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006225952A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Tostem Corp 開口部装置

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