JPH0710275U - 自動車駐車装置 - Google Patents
自動車駐車装置Info
- Publication number
- JPH0710275U JPH0710275U JP4109493U JP4109493U JPH0710275U JP H0710275 U JPH0710275 U JP H0710275U JP 4109493 U JP4109493 U JP 4109493U JP 4109493 U JP4109493 U JP 4109493U JP H0710275 U JPH0710275 U JP H0710275U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base plate
- road
- vehicle
- slope
- parking space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 道路が狭い場合でも道路側に回動させて突出
させた台板に道路の右側などを利用せずに容易に自動車
を載せることができる。 【構成】 長方形に形成され後端部にスロープ5を設け
た自動車積載台板1の前端部を、道路4沿いに設けられ
る駐車スペース2に枢着し、駐車スペース2と道路4間
に台板1を旋回自在とした自動車駐車装置において、前
記自動車積載台板1の道路4側の側方部の略中央部分に
スロープ6を形成した。
させた台板に道路の右側などを利用せずに容易に自動車
を載せることができる。 【構成】 長方形に形成され後端部にスロープ5を設け
た自動車積載台板1の前端部を、道路4沿いに設けられ
る駐車スペース2に枢着し、駐車スペース2と道路4間
に台板1を旋回自在とした自動車駐車装置において、前
記自動車積載台板1の道路4側の側方部の略中央部分に
スロープ6を形成した。
Description
【0001】
本考案は、狭隘な駐車スペースなどに設置する自動車駐車装置に関するもので ある。
【0002】
例えば、道路と平行する方向に形成され、道路面以外の三方を建物や塀などの 障害物に囲まれた駐車スペースなどに自動車を駐車する場合は、ハンドルの切り 換え操作を多数回繰り返さねばならず、また、方向転換を行うためのスペースも 周囲に必要となる。
【0003】 そこで、多数回のハンドルの切り換え操作や方向転換のためのスペースを不要 とする自動車移動装置として、従来、例えば実開平3-40447 号があり、これは、 上面に自動車を載せるための長方形状の台車と、この台車を水平方向に回動させ るとともに、所定の駐車スペース内に出し入れするための台車回動機構とを具備 するもので、台車の後端には自動車の乗り入れを容易にするためのスロープが形 成してある。
【0004】 そして、例えば三方を建物などに囲まれた駐車スペースに設置の場合、台車回 動機構により台車の前端を中心軸にして回動し、台車の後端側を道路に突出させ 、この状態で自動車を台車の後端のスロープから台車上に載せた後、台車を元の 駐車スペース内に回動する。これにより、ハンドルの煩雑な切り換え操作を繰り 返すことなしに、自動車を所定の駐車スペースに移動できる。
【0005】
このように従来の台車には、乗り入れを容易にするためのスロープが後端部に しか形成されていないため、道路側にこの後端部を突出させた台車上に自動車を 載せる場合、図1の二点鎖線で示すように台車の長さ方向の後方延長線上から直 線的に進行する必要があり、その結果、狭い道路では、道路の右側や反対側の対 向車線を走行することになったりして危険である。
【0006】 また、道路がさらに狭く、台車の後方延長線上から直線的に進行できない場合 は、内輪差が原因で建物などの障害物の手前の角に自動車が接触するおそれもあ り、自動車を台車上の正しい位置に載せることが困難なこともある。
【0007】 本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、道路が狭い場合でも道路の右側 などを利用せずに台車上に容易に自動車を載せることのできる自動車駐車装置を 提供することにある。
【0008】
本考案は前記目的を達成するため、長方形に形成され後端部にスロープを設け た自動車積載台板の前端部を、道路沿いに設けられる駐車スペースに枢着し、駐 車スペースと道路間に台板を旋回自在とした自動車駐車装置において、前記自動 車積載台板の道路側側方部の略中央部分にスロープを形成したことを要旨とする ものである。
【0009】
本考案によれば、自動車積載台板の後端を道路側に突出させた状態で、台板の 後方延長線上から自動車を台板上に載せられないとき、台板の道路側側方部に形 成したスロープから右側前輪を台板上に乗り上げれば、内輪差による障害をクリ アし容易に台板上に乗り上げられる。そして、自動車は格納状態において台板上 に水平に保持される。
【0010】
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。図1は本考案の自動車 駐車装置の実施例を示す平面図、図2は自動車積載台板の斜視図で、図中1は自 動車積載台板、2は三方を建物や塀などの障害物に囲まれた駐車スペース、4は 道路を示し、自動車積載台板1は図2にも示すように金属製のフレームと、該フ レームの上面に固定した滑り止め付きの金属板1aとで長方形に形成し、後端部 には幅約20cmのスロープ5を設けた。
【0011】 この台板1の大きさは一例として普通乗用車を載置するものの場合、幅を車幅 とほぼ等しい幅170 cm、スロープ5の部分を除く長さを前輪と後輪との間隔に ほぼ等しい330 cmに形成する。
【0012】 かかる自動車積載台板1の道路側側方部の略中央部分にスロープ6を形成し、 上部前端部にタイヤ止め7を突設し、道路4と反対側の側方上部には長さ方向に 沿って突壁8を形成する。
【0013】 自動車積載台板1の回動機構として、該台板1の前端の中心部を回動軸9で駐 車スペース2の床面に枢着する。また、台板1の後方部分が位置する場所の駐車 スペース2の床面に複数のローラ10を円弧状に配列するとともに、該ローラ10の うちその両端に位置するものに隣接してスプロケット11a,11bを配設し、この スプロケット11a,11b間にチェーン、ワイヤーなどの無端索条12を掛け渡し、 該無端索条12の途中を取り付け金具13を介して自動車積載台板1の後部側縁に固 定する。そして、スプロケット11aをモータ14に連結した。
【0014】 次に動作について説明する。自動車積載台板1は常時は駐車スペース2内に格 納されている。矢印方向に道路4を走行してきた自動車15を駐車スペース2に駐 車させるには、モータ14に通電してこれを例えば正転すれば、スプロケット11a が回転し無端索条12が左方向に循環移動する。これにより、自動車積載台板1は 前端の回動軸9を中心にして、取り付け金具13を介して後部が道路4の方向に押 し出される。このとき、台板1はローラ10上に載置されているから後部の回動は ローラ10の回転によりスムーズになされる。
【0015】 自動車積載台板1の後端部が道路4側に突出したところでモータ14を停止して 台板1の回動を停止する。そして、道路4と平行に自動車15を直進させ左側前輪 をスロープ5から台板1上に載せ、この左側前輪が台板1の後端から約1mの地 点に達するまでさらに前進する。
【0016】 この状態では自動車15は左側前輪のみが自動車積載台板1上に載っており、右 側前輪はまだ道路4上にある。次にハンドルを左にきりながら右側前輪を側部の スロープ6から台板1上に乗り入れ、右側前輪が台板1上に載ったならばハンド ルを右に戻しながらゆっくりと直進し、左右前輪がタイヤ止め7に当たるのを確 認して停止する。
【0017】 以上のようにして道路4の幅が狭い場合、台板1の右側から回り込むようにし て自動車15の右側前輪を側部のスロープ6から台板1上に載せることで、道路4 側に突出させた台板1の左手前に建物などの障害物3が突出していても、内輪差 でこの障害物3に自動車15が接触することを回避でき、また、そのためのハンド ルの切り返し操作が煩雑になることもない。
【0018】 台板1上に載った格納状態では自動車15の前後車輪の間にスロープ6が位置す るから、右側の前後の車輪はスロープ6の位置から外れる。よって、台板1の横 幅を自動車の左右の車輪間隔とほぼ等しく形成しても右側の前後車輪がスロープ 6にかかって車体全体が右側に傾斜することはない。
【0019】 そして、モータ14を逆転して無端索条12を右方向に循環移動することで台板1 の後部を駐車スペース2内に戻す。自動車15を道路4に出庫させる場合は前記と 同様の動作で台板1の後端を道路4側に突出させればよい。
【0020】
以上述べたように本考案の自動車駐車装置は、道路が狭い場合でも道路側に回 動させて突出させた台板に道路の右側などを利用せずに容易に自動車を載せるこ とのできるものである。
【図1】本考案の自動車駐車装置の実施例を示す平面図
である。
である。
【図2】本考案の自動車駐車装置の自動車積載台板の斜
視図である。
視図である。
1…自動車積載台板 2…駐車スペース 3…障害物 4…道路 5…スロープ 6…スロープ 7…タイヤ止め 8…突壁 9…回動軸 10…ローラ 11a,11b…スプロケット 12…無端索条 13…取り付け金具 14…モータ 15…自動車
Claims (1)
- 【請求項1】 長方形に形成され後端部にスロープを設
けた自動車積載台板の前端部を、道路沿いに設けられる
駐車スペースに枢着し、駐車スペースと道路間に台板を
旋回自在とした自動車駐車装置において、前記自動車積
載台板の道路側側方部の略中央部分にスロープを形成し
たことを特徴とする自動車駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4109493U JPH0710275U (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 自動車駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4109493U JPH0710275U (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 自動車駐車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710275U true JPH0710275U (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=12598896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4109493U Pending JPH0710275U (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 自動車駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710275U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4875043U (ja) * | 1971-12-21 | 1973-09-18 |
-
1993
- 1993-07-29 JP JP4109493U patent/JPH0710275U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4875043U (ja) * | 1971-12-21 | 1973-09-18 |
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