JPH0710246U - 外ケーブル用ケーブル保護管 - Google Patents
外ケーブル用ケーブル保護管Info
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- JPH0710246U JPH0710246U JP4081193U JP4081193U JPH0710246U JP H0710246 U JPH0710246 U JP H0710246U JP 4081193 U JP4081193 U JP 4081193U JP 4081193 U JP4081193 U JP 4081193U JP H0710246 U JPH0710246 U JP H0710246U
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01D—CONSTRUCTION OF BRIDGES, ELEVATED ROADWAYS OR VIADUCTS; ASSEMBLY OF BRIDGES
- E01D19/00—Structural or constructional details of bridges
- E01D19/16—Suspension cables; Cable clamps for suspension cables ; Pre- or post-stressed cables
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04C—STRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
- E04C5/00—Reinforcing elements, e.g. for concrete; Auxiliary elements therefor
- E04C5/08—Members specially adapted to be used in prestressed constructions
- E04C5/10—Ducts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 PC鋼材の防錆が図られ、緊張時におけるP
C鋼材と保護管との摩擦が低減される外ケーブル用保護
管を提供する。 【構成】 ポリエチレンの如き軟質プラスチック保護管
1の内壁面に接して硬鋼線2をスパイラル状に配設する
とともに、前記保護管1の内壁面に同面と一体にスパイ
ラル状に成型された前記硬鋼線掴持用リブ3を介して、
管全長に亘って同管内壁面に前記硬鋼線2を固定した。
C鋼材と保護管との摩擦が低減される外ケーブル用保護
管を提供する。 【構成】 ポリエチレンの如き軟質プラスチック保護管
1の内壁面に接して硬鋼線2をスパイラル状に配設する
とともに、前記保護管1の内壁面に同面と一体にスパイ
ラル状に成型された前記硬鋼線掴持用リブ3を介して、
管全長に亘って同管内壁面に前記硬鋼線2を固定した。
Description
【0001】
本考案は、斜張橋用の斜張ケーブル、あるいは部材にプレストレスを導入する ための外ケーブルの如く、部材中に埋め込まれない緊張ケーブル、いわゆる外ケ ーブル用のケーブル保護管に係るものである。
【0002】
前記外ケーブル保護管としては、従来より鋼管、FRP管、ポリエチレン管等 が使用されてきたが、いずれも内外周面が平滑な円筒管より構成されている。
【0003】
しかしながら鋼管の場合、(イ)周期的な防錆塗装を必要とし、(ロ)重量が 大で架設足場あるいは架設工具を必要とし、(ハ)現場での曲げ加工が不可能で ある。 という問題点があった。
【0004】 またFRP管の場合、(イ)高価で、(ロ)現場での曲げ加工は不可能であり 、(ハ)定尺物の接合に工夫と手数を要し、(ニ)またFRPは弾性係数が小さ いので、PC鋼材の緊張時、PC鋼材が保護管内面に喰い込み、材料間の通常の 摩擦係数に、喰い込みによる物理的摩擦が加算されることとなり、曲げ加工部に おいてPC鋼材緊張時の摩擦による緊張力のロスが大きい。 という問題点があった。
【0005】 更にポリエチレン管の場合も、FRP管と同様に弾性係数が小さいため、曲げ 加工部におけるPC鋼材緊張時の摩擦による緊張力のロスが大きい。 本考案は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案されたもので、その目的と する処は、PC鋼材の防錆が図られ、緊張時におけるPC鋼材と保護管との摩擦 が低減される外ケーブル用ケーブル保護管を提供する点にある。
【0006】
前記の目的を達成するため、本考案に係る外ケーブル用ケーブル保護装置は、 可撓性を有する軟質プラスチック保護管の内壁面に接して硬鋼線をスパイラル状 に配設するとともに、前記保護管の内壁面に同面と一体にスパイラル状に成型さ れた前記硬鋼線掴持用リブを介して、管全長に亘って同管内壁面に前記硬鋼線を 固定して構成されている。
【0007】
本考案に係る外ケーブル用ケーブル保護管は前記したように、可撓性を有する 軟質プラスチック保護管の内壁面に接して硬鋼線をスパイラル状に配設し、且つ 前記保護管の内周面に同面と一体にスパイラル状に硬鋼線掴持用リブを成型し、 同リブを介して前記スパイラル状の硬鋼線を掴持することによって、前記保護管 内周壁面に前記スパイラル状の硬鋼線を固定したので、PC鋼材緊張時における 同PC鋼材のプラスチック保護管の内周面に対する接触部における同保護管に対 する喰い込みが防止され、且つ同保護管とPC鋼材との摩擦力が低減され緊張力 のロスが低減される。
【0008】 また硬鋼線とプラスチック保護管とが一体に成形されるので、同硬鋼線がプラ スチック保護管を補強して変形を防止するばかりでなくプラスチック保護管とP C鋼材との間隔保持材の機能を果たし、PC鋼材緊張後の注入されるグラウトの 最小かぶり量が保証される。
【0009】
以下本考案を図示の実施例について説明する。 図5及び図6はいわゆる外ケーブルを示し、図5斜張橋用斜張ケーブルaを示 し、図中bは斜張ケーブル定着具、cは塔、dは桁を示す。 また図6は横桁を貫通して設けられた外ケーブルeを示し、横桁fに設けられ た第1、第2、第3デビエターg1 , g2 , g3 の位置で角度変化を伴い、この 部分のケーブル保護管は曲線配置となり、外ケーブルeはデビエター間では直線 配置となる。図中hは外ケーブル定着具である。
【0010】 なお前記各外ケーブルa,eは、緊張ケーブルまたはPC鋼材と外ケーブル保 護管とより構成されている。 以下本考案を図6に示す外ケーブルに適用した実施例について説明する。 1は可撓性を有する軟質プラスチック保護管で、例えばポリエチレンより構成 され、同保護管1の内周面に接して硬鋼線2がスパイラル状に配設されるととも に、同保護管1の内周面に同面と一体に硬鋼線掴持用リブ3が成型され、同リブ 3を介して保護管1の全長に亘って、同管内壁面に前記硬鋼線2が固定されてい る。図中4は前記保護管1内に配設され、端部を前記外ケーブル定着具hを介し て構造物躯体に定着されたPC鋼材である。
【0011】 図示の実施例においては前記したように、外ケーブルの軟質プラスチック保護 管1が可撓性に富むポリエチレン樹脂より構成されているので、外ケーブル保護 管に要求される機能の一つとしての曲げ配置が可能となり、前記保護管1の有す る可撓性によって長尺物をコイル状に巻き付けて運送でき、必要長に容易に切断 できる。
【0012】 また前記軟質プラスチック保護管1の内周面に硬鋼線2がスパイラル状に固定 されているので、前記保護管1内に配設されたPC鋼材4の緊張時における同保 護管1に対する喰い込みが防止され、PC鋼材4の緊張力の低減が防止される。 また前記硬鋼線2がプラスチック保護管1に一体に成形されるので、硬鋼線2 がプラスチック保護管1の補強の役割を果たすばかりでなく、軟質プラスチック 保護管1とPC鋼材4の間隔保持材となり、PC鋼材4の緊張後注入されるグラ ウトの最小がぶりが保証される。
【0013】 なお前記保護管1の内部にはPC鋼材4の二重防錆の目的でセメントグラウト が注入されるが、このグラウト施工を省略し、PC鋼材の表面にメッキ、塗装、 被膜等による表面処理で代用することもある。
【0014】
本考案に係る外ケーブル用ケーブル保護管は前記したように、可撓性を有する 軟質プラスチック保護管の内周面に接して硬鋼線をスパイラル状に配設し、且つ 前記保護管の内周面に同面と一体にスパイラル状に硬鋼線掴持用リブを成型し、 同リブを介して前記硬鋼線を掴持することによって前記軟質プラスチック保護管 の内周面にスパイラル状の硬鋼線を固定したことによって、現場での曲げ加工が 容易に実施されるという可撓性軟質プラスチック保護管の特長を活用しながら、 同保護管の欠点であるPC鋼材緊張時における同PC鋼材と軟質プラスチック保 護管との喰い込みを前記硬鋼線によって防止し、緊張力のロスを低減しうるもの である。
【0015】 また本考案によれば前記軟質プラスチック保護管と硬鋼線が一体に成形されて いることによって、同硬鋼線が軟質プラスチック保護管の補強材としての機能を 果たすとともに、軟質プラスチック保護管との間隔保持材の用を果たし、PC鋼 材緊張後に注入されるグラウトの最小かぶり厚さを保証する。 また前記軟質プラスチック保護管内周面における前記リブにより連続した内ね じを構成することによって、定着具構成部品との確実なねじ結合が容易に実現で きる。
【図1】本考案に係る外ケーブル用ケーブル保護管の一
実施例を示す縦断側面図である。
実施例を示す縦断側面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】前記ケーブル保護管にPC鋼材を挿通した状態
を示す縦断側面図である。
を示す縦断側面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】斜張橋用斜張ケーブルの配置状態を示す正面図
である。
である。
【図6】桁における外ケーブルの配置状態を示す縦断面
図である。
図である。
1 軟質プラスチック保護管 2 硬鋼線 3 硬鋼線掴持用リブ 4 PC鋼材
Claims (1)
- 【請求項1】 可撓性を有する軟質プラスチック保護管
の内壁面に接して硬鋼線をスパイラル状に配設するとと
もに、前記保護管の内壁面に同面と一体にスパイラル状
に成型された前記硬鋼線掴持用リブを介して、管全長に
亘って同管内壁面に前記硬鋼線を固定してなることを特
徴とする外ケーブル用ケーブル保護管。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081193U JPH082315Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 外ケーブル用ケーブル保護管 |
FR9408404A FR2709505B1 (fr) | 1993-07-27 | 1994-07-07 | Tube de protection pour câbles extérieurs ou analogues. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081193U JPH082315Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 外ケーブル用ケーブル保護管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710246U true JPH0710246U (ja) | 1995-02-14 |
JPH082315Y2 JPH082315Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=12591038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4081193U Expired - Lifetime JPH082315Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 外ケーブル用ケーブル保護管 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082315Y2 (ja) |
FR (1) | FR2709505B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2735511B1 (fr) * | 1995-06-19 | 1997-08-29 | Freyssinet Int Stup | Gaine de cable a structure multi-couche, son procede de fabrication et machine pour mettre en oeuvre ce procede |
DE19845200C2 (de) * | 1998-10-01 | 2002-09-26 | Bilfinger Berger Ag | Hüllrohr für ein Spannglied ohne Verbund |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1659182B1 (de) * | 1968-02-24 | 1971-02-11 | Pforzheim Metallschlauch | Huellrohr fuer Spannglieder |
DE3529001A1 (de) * | 1985-08-13 | 1987-02-26 | Dyckerhoff & Widmann Ag | Verfahren zum einbau einer wendel aus stahldraht in einen rohrfoermigen hohlraum, wie z.b. einen spannkanal |
FR2662725A1 (fr) * | 1990-05-31 | 1991-12-06 | Dyckerhoff & Widmann Ag | Procede de fabrication d'un membre tendu compose d'un faisceau d'elements. |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP4081193U patent/JPH082315Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-07-07 FR FR9408404A patent/FR2709505B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2709505A1 (fr) | 1995-03-10 |
JPH082315Y2 (ja) | 1996-01-24 |
FR2709505B1 (fr) | 1997-01-17 |
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Legal Events
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