JPH0453152Y2 - - Google Patents

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JPH0453152Y2
JPH0453152Y2 JP6411588U JP6411588U JPH0453152Y2 JP H0453152 Y2 JPH0453152 Y2 JP H0453152Y2 JP 6411588 U JP6411588 U JP 6411588U JP 6411588 U JP6411588 U JP 6411588U JP H0453152 Y2 JPH0453152 Y2 JP H0453152Y2
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JP
Japan
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cable
fixing
shaped groove
fixing member
fixing material
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JP6411588U
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はケーブルを曲げた状態で設置する場合
におけるケーブル曲げ部の固定材の改良に関する
ものである。
[従来技術] 例えば屋内、マンホール内等においてはケーブ
ルを曲げた状態で設置せねばならない場合があ
る。この場合ケーブルの曲げ部が、ケーブルの許
容曲げ半径(通常はケーブル外径の15倍)よりも
小さい曲げ半径とならないよう、ケーブル曲げ部
を何らかの固定材で保持しておく必要がある。ま
た、ケーブルの曲げ部は外的強度も脆くなつてお
り、曲げ部の補強の意味でも固定材を添設するこ
とが必要である。
従来このようなケーブル曲げ部固定材は、第4
図に示すように設置するケーブル1の外径とほぼ
同じ内径を有し、規定の曲げ半径に成形された半
割りパイプ4a,4bからなる固定材4が用いら
れ、該固定材4をケーブル1の曲げ部に被せ、半
割りパイプ4a,4bの固定部41a,41bに
てボルト22で締め付けて固定材4と一体化しケ
ーブル曲げ部を固定していた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら上記従来のケーブル曲げ部固定材
4では、該固定材4をケーブル1の曲げ部に固定
する際、固定部41a,41bにてボルト22で
いちいち締め付ける必要があり、作業性に優れて
いるとは言い難かつた。特にケーブル1が暗所や
作業空間が狭い箇所に布設・設置される場合、ボ
ルト締め作業はさらに困難を要していた。また、
従来の固定材4は、半割りパイプ4a,4bでケ
ーブル1の曲げ部全周を覆う如き構成であるが、
実際上ケーブル1の曲げ部を固定するためには、
ケーブル1全周に亘つて固定具を配置せずとも十
分ケーブル1の曲げ部は固定できるため、従来の
固定材4は不経済なものであつた。
従つて本考案は、ケーブル1の曲げ部に容易に
取り付けることが可能で、安価なケーブル曲げ部
固定材を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案ではケーブル曲げ部固定材を、全体がU
字溝状に成形されていると共に所要の形状に湾曲
され、さらに前記U字溝上縁部に切欠部を設けて
構成され、ケーブルを前記U字溝底部に沿うよう
収納すると共に、前記切欠部にて締め付けバンド
を用いケーブルと固定一体化すべくなして構成し
た。
[実施例] 以下図面に基づいて本考案の一実施例を詳細に
説明する。
第1図は本考案のケーブル曲げ部固定材2を用
いたケーブル1の平面的曲げ部の斜視図を示し、
第2図は第1図A−A線の断面図を示している。
図示するように、固定材2はその断面がU字溝
状で全体が成型されていると共に、U字溝開口部
を上にして所要の曲率半径に湾曲されている。そ
してU字溝状に成型されている固定材2の上縁部
には、ケーブル1をホースバンド31等の締め付
けバンドにて固定するための切欠部21,21が
設けられている。固定材2の湾曲度及びU字溝の
サイズは、ケーブル1の許容曲げ半径及び角度を
吟味し、ケーブル1を実際に設置する際の曲率や
ケーブル1の外径に応じて適宜選択される。この
場合固定材2の曲率半径は、ケーブル1の許容曲
率半径よりも小さくならないようにしておく必要
があり、少なくとも固定材2の湾曲内周の曲率半
径Bをケーブル1の許容曲率半径よりも大きい曲
率半径とせねばならない。
このような固定材2のU字状溝底部にケーブル
1を収納し、切欠部21でホースバンド31とそ
の締め付けネジ32にて、ケーブル1が固定材2
と固定される。なお、固定材2をU字溝状とした
のは、該U字溝底部にケーブル1を収納すること
により、半割りパイプ体の片方の如きを固定材と
したものに比べ、ケーブル1の収納性が良好なた
めである。また本固定材2のU字溝上縁部に設け
た切欠部21でホースバンド31にてケーブル1
と固定材2を固定しているので、ホースバンド3
1は切欠部21の溝で保持される形となり摺動し
たりすることはない。
本実施例では切欠部21を固定材2の両端部付
近2カ所に設けた場合を示しているが、切欠部2
1は必要な箇所に適宜設ければ良い。また切欠部
21の切欠き深さは、第2図に示すように、固定
材2のU字溝底部へ収納されているケーブル1の
収納高さより低い位置までU字溝上縁部から切欠
いておけば良く、かかる切欠部21にてホースバ
ンド31で締め付ければ、ケーブル1の上面部が
ホースバンド31と接触し、ケーブル1は良好に
緊縛される。
本考案のケーブル曲げ部固定材2の材料として
は、例えば非磁性の金属、ポリエチレン、繊維強
化プラスチツク(FRP)等の成型可能なもので、
ケーブル1の復元反発力(湾曲されたケーブルが
元の直線状に戻ろうとする力)以上の強度を有す
るものであれば良い。
例えば、導体断面積が250mm2、仕上り外径dが
35.4mmの6.6KV架橋PE絶縁ケーブルを、仕上り
外径dの15倍の曲げ半径で湾曲させた場合、約2
Kg・f/mの復元反発力が発生する。従つて固定
材2の強度を、2Kg・f/mの曲げ力を加えても
容易に変形しない強度としておけば、上記ケーブ
ルの復元反発力に対抗してケーブル曲げ部を所望
の曲げ形状を保つた状態で固定できる。本固定材
2は、例えば鋳型(金型)を用い上記の材料を注
型する等の方法で製造される。また上記の材料の
中でも、FRPにて固定材2を形成すれば、薄肉
でも強い強度を有すると共に軽量であるため取扱
いが容易で、ケーブル1の曲げ部へ固定材2を取
り付ける際の作業性を良好なものとすることがで
きる。
第3図は本考案の変形実施例を示すもので、固
定材2とホースバンド31とを、切欠部21が存
在する固定材2のU字溝底部で、固定ピン33に
て一体としたものである。このように予め固定材
2にホースバンド31を取り付けておけば、ケー
ブル1を収納してホースバンド31で締め付ける
際の作業性が良好となり好ましい。
[効果] 以上説明した通り本考案のケーブル曲げ部固定
材は、従来品に比べて簡単な構造であり、ケーブ
ル曲げ部への取り付け作業もホースバンドで締め
付けるだけであるので容易である。また、全体が
U字溝状に成形されてなる物品一本で固定材が構
成されており、従来の半割りタイプに比べ、固定
材を成形するための材料を節約でき、さらに構造
も簡単であるため、安価にケーブル曲げ部固定材
を製造することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のケーブル曲げ部固定材を用い
たケーブルの曲げ部の斜視図、第2図は第1図A
−A線の断面図、第3図は本考案の変形実施例を
示す断面図、第4図は従来のケーブル曲げ部固定
材を示す断面図である。 1……ケーブル、2……ケーブル曲げ部固定
材、21……切欠部、31……ホースバンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全体がU字溝状に成形されていると共に所要の
    形状に湾曲され、さらに前記U字溝上縁部に切欠
    部を設けて構成され、ケーブルを前記U字溝底部
    に沿うよう収納すると共に、前記切欠部にて締め
    付けバンドを用いケーブルと固定一体化すべくな
    してあることを特徴とするケーブル曲げ部固定
    材。
JP6411588U 1988-05-16 1988-05-16 Expired JPH0453152Y2 (ja)

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JP6411588U JPH0453152Y2 (ja) 1988-05-16 1988-05-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6411588U JPH0453152Y2 (ja) 1988-05-16 1988-05-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01166426U JPH01166426U (ja) 1989-11-21
JPH0453152Y2 true JPH0453152Y2 (ja) 1992-12-14

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JP6411588U Expired JPH0453152Y2 (ja) 1988-05-16 1988-05-16

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JP4766994B2 (ja) * 2005-11-04 2011-09-07 中国電力株式会社 ケーブル施工用治具およびケーブル施工方法

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JPH01166426U (ja) 1989-11-21

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