JPH0624631Y2 - 捻り管継手 - Google Patents

捻り管継手

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JPH0624631Y2
JPH0624631Y2 JP9521590U JP9521590U JPH0624631Y2 JP H0624631 Y2 JPH0624631 Y2 JP H0624631Y2 JP 9521590 U JP9521590 U JP 9521590U JP 9521590 U JP9521590 U JP 9521590U JP H0624631 Y2 JPH0624631 Y2 JP H0624631Y2
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JP
Japan
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pipe joint
locking piece
twisted
twisted pipe
pipe
Prior art date
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JP9521590U
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JPH0452691U (ja
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武彦 中島
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として農林、園芸分野における散水用配管
に用いられる捻り管継手に関する。
[従来の技術] 上記、技術分野に属する技術の例として、実開平1−1
50294号公報に開示されているものがある。
この従来技術において、管同士の連結は、第6図に示さ
れるように、内側に位置する管2の外周壁に設けられた
係止片3を、外側に位置する管4の周側壁端縁から内方
に向けて切り込まれた切欠部5に係合させて、両管を嵌
合状に回転圧入することにより、内側管2の外周面と外
側管4の内周面が互いに接触重合し、管同士の連結を行
なう構成となっている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の捻り管継手は、取り付けが簡単で安定に連結
が得られるという利点を有する反面、管の繰り返しの連
結や管の径の大型化に伴ない、管同志の連結作業中に、
内側管2の突出係止片3が折れたり、外側管4の切欠爪
部6が欠けたり、破損したりするという問題があった。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、連結時の突出係止
片の折れや切欠爪部の欠け、破損等がなく長期に安定し
た、しかも操作性にすぐれた捻り管継手を提供しようと
するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案者は、前記問題点を解決するために、種々検討を
重ねた結果、端部を嵌合状に連結する捻り管継手の、内
側管の外周端部近傍に突出係止片を設け、外側管の端部
に前記突出片を受け入れる対応切欠部を設けるととも
に、少なくとも該切欠部の周縁部を肉厚に補強し、また
は少なくとも切欠部の周縁部を他の機械的強度の優れた
材料で形成し、あるいは突出係止片を他の機械的強度の
優れた材料で補強することにより、機械的強度にすぐれ
た捻り管継手を完成させた。
以下、本考案を添付図面に基づいて具体的に説明する。
第1図は、いずれも本考案の捻り管継手の一例の斜視図
で、第1図(a)に示されるように、捻り管継手1は内
側管2の外周端部近傍に突出係止片3が設けられ、外側
管4の端部に係止片3を受け入れる 型の対応切欠部5が設けられるとともに、その切欠部5
の周縁部に角錐台形状の肉厚部7が形成されている。第
1図(b)は、この肉厚部7が外側管4の端部外表面に
全周にわたって形成されている。また、切欠部5の形状
は、係止片3を挿入しやすく、安定に接合できればどの
ような形状でもよいが、例えばへ字状、L字状、S字状
その他各種の形状が採用される。
第2図は、第1図(a)の肉厚部7とは異なる別の態様
の断面図であり、肉厚部は内周が円形で外周が楕円形の
盾形丘状に形成されている。これは成形時の金型の抜け
をよくしたもので、成形しやすく、切欠爪部の欠けに対
して強度が増加する。
第3図は、切欠部を施した本考案の他の捻り管継手の外
側管を示す図であり、第3図(a)は、切欠部5を有す
る硬質塩化ビニル系樹脂の管2の切欠部の周縁部のみに
補強金属片8が一体に形成されている。第3図(b)
は、第3図(a)の切欠部の周縁部の断面図であり、第
3図(c)は、第3図(b)の切欠部周縁の肉厚部に代
えて補強金属板を形成した切欠部周縁の断面図である。
また、図示されていないが、補強金属片8は切欠部周縁
のみではなく、管の端部全周にわたって設けてもよい。
本考案の捻り管継手の材質は、合成樹脂は、もちろんの
こと、鋳造または鋳造による鋼管、銅管、セラミックス
管およびこれらの複合管またはライニング管のいずれで
あっても良いが、価格、軽量性、耐薬品性に優れる合成
樹脂、特に硬質塩化ビニル樹脂が好ましい。
これら以外にも請求項の範囲を超えない限り任意の組合
せが可能である。また、切欠部近傍の係合部の材質は、
係止片の材質より耐クリープ性もしくは破壊強度の強い
材料で補強するものができ、第3図(c)に示されるよ
うな硬質塩化ビニル9に補強金属片(SUS304)8
を組合わせたもののような強度を増したものであれば肉
厚部を設けなくてもよい。
第4図は、本考案の捻り管継手の異なった突出係止片3
の部分断面図であり、内側管2の外周端部近傍に設けら
れた突出係止片3は、第4図(a)に示すような、たと
えば八角柱のものでもよい。また、第4図(b)に示す
ように裾部をアール状に形成した円柱状にすれば、さら
に係止片の欠けを防止し、強度をあげることができる。
第5図は、いずれも本考案の捻り管継手の数種の突出係
止片の例を示す断面図で、硬質塩化ビニル製あるいはポ
リエチレン製からなる内側管の外周端部近傍に設けられ
た突出係止片を他の機械的強度の優れた材料で補強した
ものである。第5図(a)は突出係止片部が補強金属片
(SUS304)8で形成され、第5図(b)は突出係
止片部が銅10で形成されている。第5図(c)は突出
係止片の外周部をアルミ板11で覆うように形成されて
いる。さらに第5図(d)は、ポリエステル製からなる
内側管の外周部近傍に設けられた突出係止片の内部に補
強金属片(SUS)8を埋め込むように形成されてい
る。
本考案の捻り管継手の内側管に形成させる突出係止片は
通常、2〜3個であり、これに対応して外側管に切欠部
が形成される。
本考案の捻り管継手において、内側管に形成される係止
片の高さは、外側管に有する切欠部と係合させる時に、
高くても低くても良いが、高すぎると輸送中に欠けやす
くなり、低すぎると係合強度が低下する虞れがあるた
め、切欠部の厚みと同等の高さが好ましい。
本考案の捻り管継手の製造方法としては、射出成形法、
鋳込法、焼結法、インサート法、押出法、切削法等が挙
げられる。特に、合成樹脂の場合には、簡便である射出
成形法が一般的である。
[実施例] 実施例1 第1図(a)に示される管継手において、管部分の厚さ
が3mm、肉厚部の厚さが8mmの硬質塩化ビニル製の係止
片および切欠部が3か所設けられた50φからなる捻り
管継手を、捻り合わせて静水圧3Kgf/cm2を加圧して1
0時間保っても何ら異常はなかった。
比較例1 つぎに、実施例1で用いた捻り管継手において肉厚部が
なく、単に管部分の厚さが3mmからなる捻り管継手を上
記と同条件で加圧試験を行なったところ5分以内に切欠
爪部および係止片が破損した。
実施例2 実施例1で用いた捻り管継手の肉厚部を8mmにする代わ
りに厚さ1.5mmの鉄板を用い、第3図(c)に示すよ
うな捻り管継手で、同条件で加圧試験を行なったとこ
ろ、何ら変化はなかった。
[考案の効果] 本考案によれば、嵌合が容易で、しかも耐久性がよく、
土及び水圧による係合部の破損のない、安定した捻り管
継手を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は、本考案の捻り管継手のそれぞ
れ相異なる一例の斜視図、第2図は、肉厚部を盾形丘状
とした本考案の他の捻り管継手の部分断面図、第3図
(a),(b)は、切欠部を施した本考案の他の捻り管
継ぎ手の外側管を示す図、第3図(c)は、鉄板を用い
て切欠部を補強した本考案の他の捻り管継手の部分断面
図、第4図(a),(b)は、本考案の他の捻り管継手
の異なった突出係止片の部分断面図、第5図(a),
(b),(c),(d)は、本考案の捻り管継手の数種
の突出係止片の例を示す断面図、第6図は、従来の捻り
管継手を示す斜視図である。 図中 1……捻り管継手、2,4……管 3……突出係止片、5……切欠部 6……切欠爪部、7……肉厚部 8……補強金属片、9……硬質塩化ビニル 10……銅、11……アルミ板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部を嵌合状に連結する捻り管継手におい
    て、内側管の外周端部近傍に突出係止片を設け、外側管
    の端部に前記係止片を受け入れる対応切欠部を設けると
    ともに、少なくとも該切欠部の周縁部を肉厚に補強した
    ことを特徴とする捻り管継手。
  2. 【請求項2】端部を嵌合状に連結する捻り管継手におい
    て、内側管の外周端部近傍に突出係止片を設け、外側管
    の端部に前記係止片を受け入れる対応切欠部を設けると
    ともに、少なくとも該切欠部の周縁部を他の機械的強度
    の優れた材料で形成したことを特徴とする捻り管継手。
  3. 【請求項3】端部を嵌合状に連結する捻り管継手におい
    て、内側管の外周端部近傍に突出係止片を設け、外側管
    の端部に前記係止片を受け入れる対応切欠部を設けると
    ともに、前記突出係止片を他の機械的強度の優れた材料
    で補強したことを特徴とする捻り管継手。
JP9521590U 1990-09-11 1990-09-11 捻り管継手 Expired - Lifetime JPH0624631Y2 (ja)

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JPH0452691U JPH0452691U (ja) 1992-05-06
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180099630A (ko) * 2015-10-07 2018-09-05 헨 게엠베하 운트 콤파니 카게. 액체 또는 가스 매체용 도관들을 연결하는 커넥터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180099630A (ko) * 2015-10-07 2018-09-05 헨 게엠베하 운트 콤파니 카게. 액체 또는 가스 매체용 도관들을 연결하는 커넥터

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JPH0452691U (ja) 1992-05-06

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