JPH0318799Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0318799Y2
JPH0318799Y2 JP1984100277U JP10027784U JPH0318799Y2 JP H0318799 Y2 JPH0318799 Y2 JP H0318799Y2 JP 1984100277 U JP1984100277 U JP 1984100277U JP 10027784 U JP10027784 U JP 10027784U JP H0318799 Y2 JPH0318799 Y2 JP H0318799Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear body
flange
flexible linear
fixed
flexible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984100277U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6116492U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10027784U priority Critical patent/JPS6116492U/ja
Publication of JPS6116492U publication Critical patent/JPS6116492U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0318799Y2 publication Critical patent/JPH0318799Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cable Accessories (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水、油、ガス等の流体を輸送する可撓
性輸送管や電力、通信情報等を輸送するケーブル
(以下可撓性線状体という)の巻取り時、布設時、
又は布設後に、可撓性線状体の接続部又は終端部
(以下端部という)から前記線状体が導出される
部分が極度曲げを受けないよう適正な曲げ径に抑
制する可撓性線状体の端末部に関するものであ
る。
(従来技術) 可撓性線状体の端部から前記線状体が導出され
る部分の極度曲げを防止するために、その部分を
前記端部側から線状体の軸線方向にそつて径が縮
小される形状を有する二つ割りの中空コーン補強
体で補強する端末部が提案されている(英国特許
第2040014号)。
しかしながら、このような端末部では中空コー
ン状補強体として二つ割りのものを組合わせて用
いなければならず、該補強体の剛性が方向により
異なり、端末部の強度がアンバランスとなる欠点
があつた。
また前記中空コーン状補強体を可撓性線状体布
設後にしか取付けることが出来ないため、端末部
を水中のような特殊条件下で使用する場合、前記
補強体の取付けを潜水作業により行わなければな
らず端末部形成に多大な時間と費用がかかる欠点
があつた。
これに対して、可撓性線状体の端部に縦割れの
ない中空コーン状補強体を設けて内部に剛性増加
材を埋め込むようにしたものも提案されている
(特開昭57−55711号公報、特開昭57−148513号公
報参照)。
しかしながら、この補強体の一端はフランジを
有さず、フランジによつてこの補強体を可撓性線
状体の端部に固定するものではなく、この補強体
を可撓性線状体の端部にブーツインサートを介し
て単に嵌め込んで接続しているものに過ぎず、ま
た剛性増加材は該補強体内に独立して埋め込まれ
ているに過ぎず、軸方向の引つ張りや曲げに対し
て剛性効果が小さく、強度に対して弱い構造とな
つている。
従つて、このような構造のものでは、可撓性線
状体に大きな張力による曲げが加わると、中空コ
ーン状補強体が可撓性線状体の端部で離脱した
り、端部付近で亀裂を生じ易く、可撓性線状体の
曲げ半径の規制が悪く、可撓性線状体に極度曲げ
が生じて該線状体の性能を長期間有効に保つこと
ができず、該端部で線状体が破断する等の恐れが
あつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の欠点を取り除き、強度が均一で
形成の容易な可撓性線状体の端末部を提供するも
ので、可撓性線状体の端部から前記線状体が導出
される部分に、一端に前記端部へ固定されるフラ
ンジを有しフランジに続く中間部及び他端をプラ
スチツク材で形成し、且つ中間部から他端に向つ
て径が縮小する縦割れのないプラスチツクシリン
ダと、このシリンダ内に埋め込まれて前記フラン
ジに固定される剛性増加材とからなる中空コーン
状補強体を被せて前記端部に固定したことを特徴
とするものである。
(実施例) 次に本考案の一実施例を第1図及び第2図によ
り説明すると、1は可撓性線状体2の端部、3は
該端部1から前記線状体2が導出される部分に被
せられる中空コーン状補強体で、一端に前記端部
1へ固定されるフランジ4aを有しフランジ4a
に続く中間部から他端に向つて径が縮小する縦割
れのないプラスチツクシリンダ4と、このシリン
ダ4内に埋め込まれて前記フランジに固定される
剛性増加材5とからなつている。
プラスチツクシリンダ4はそのフランジ4aを
前記端部1と同じ材質の金属或いはFRPで形成
するのが適しており、フランジ4aに続く中間部
及び他端をポリエチレン、ポリプロピレン、ナイ
ロン等の熱可塑性樹脂又はエポキシ樹脂等のプラ
スチツク材料で前記フランジ4a及び剛性増加材
5と共にモールド成形することにより一体に形成
するものである。またそのシリンダの内径は前記
線状体2の外径よりも5〜20mm大きく、またその
外径はフランジ4aの部分が前記端部1の外径と
ほぼ等しく、前記中間部の部分が前記端部1の外
径よりも小さく、他端に向つてテーパー状に縮小
するようになつており、その長さは前記可撓性線
状体2の最小曲げ半径の0.5〜2.0倍となるように
なつている。
剛性増加材5は前記端部1と同じ材質で出来た
複数本の金属或いはFRPの線材又は条材を可撓
性線状体2の軸線方向にそわせ且つ円周方向に所
定間隔をおいて円筒状に配列したものである。そ
して中空コーン状補強体3の剛性が前記端部1側
でその90〜95%となるのを最大にして徐々に減少
させ、他端側(先細り先端側)で可撓性線状体2
の剛性の5〜10%となるように、その本数、長さ
等を変化させておき、プラスチツクシリンダ4の
モールド成形前に予め一端をフランジ4aに溶
接、圧接、スリーブ圧着、融着、接着等の手段で
固定後、プラスチツクシリンダ4内に埋め込まれ
るものである。
このような中空コーン状補強体3は可撓性線状
体2の巻取り或いは布設時に、可撓性線状体2の
端部1を形成する際、予めこの線状体2に挿通さ
せておき、端部形成後、これに前記補強体3のフ
ランジ4aをボルト、ねじ、カツプリング等で固
定して、前記端部1から前記線状体2が導出され
る部分に被せることにより、可撓性線状体の端末
部6が形成される。
第2図はこのような構成の端末部6を有する可
撓性線状体2を布設船7から繰出して海底8に布
設する状態を示すものである。布設の際、中空コ
ーン状補強体3は可撓性線状体2の端部1に固定
されているので、中空コーン状補強体3の軸線方
向への位置ずれが生じず、端部1付近の前記線状
体2の極度曲げを確実に防止することができる。
(効果) 本考案は可撓性線状体の端部から前記線状体が
導出される部分に被せられる中空コーン状補強体
として、一端に前記端部へ固定されるフランジを
有しフランジに続く中間部及び他端をプラスチツ
ク材で形成し、且つ中間部から他端に向つて径が
縮小する縦割れのないプラスチツクシリンダと、
このシリンダ内に埋め込まれて前記フランジに固
定される剛性増加材を用い、この補強体を前記端
部に固定したものであるから、端末部の機械的強
度に方向性がなく強度が均一となり、可撓性線状
体の極度曲げを確実に防止することができる。
また中空コーン状補強体はその一端にフランジ
を有し、これを介して可撓性線状体の端部に強固
に固定され位置ずれをおこさず、且つ該フランジ
に剛性増加材が固定され曲げ強度が著しく増加す
るので、可撓性線状体の巻取り又は布設時に端末
部を形成することができ、端末部形成に要する時
間と費用を節約することができるほか、前記巻取
り又は布設時に、可撓性線状体に大きな張力によ
る曲げが加わつても、中空コーン状補強体が可撓
性線状体の端部で離脱又は端部付近で亀裂を生じ
ることがなく、可撓性線状体の曲げ径の抑制が可
能となり、可撓性線状体の極度曲げを防止して該
線状体の性能を長期間良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は本考案の使用状態を示す説明図である。 1……可撓性線状体の端部、2……可撓性線状
体、3……中空コーン状補強体、4……プラスチ
ツクシリンダ、4a……フランジ、5……剛性増
加材、6……可撓性線状体の端末部、7……布設
船、8……海底。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性線状体の端部から前記線状体が導出され
    る部分に、一端に前記端部へ固定されるフランジ
    を有しフランジに続く中間部及び他端をプラスチ
    ツク材で形成し、且つ中間部から他端に向かつて
    径が縮小する縦割れのないプラスチツクシリンダ
    と、このシリンダ内に埋め込まれて前記フランジ
    に固定される剛性増加材とからなる中空コーン状
    補強体を被せて前記端部に固定したことを特徴と
    する可撓性線状体の端末部。
JP10027784U 1984-07-03 1984-07-03 可撓性線状体の端末部 Granted JPS6116492U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10027784U JPS6116492U (ja) 1984-07-03 1984-07-03 可撓性線状体の端末部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10027784U JPS6116492U (ja) 1984-07-03 1984-07-03 可撓性線状体の端末部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6116492U JPS6116492U (ja) 1986-01-30
JPH0318799Y2 true JPH0318799Y2 (ja) 1991-04-19

Family

ID=30659742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10027784U Granted JPS6116492U (ja) 1984-07-03 1984-07-03 可撓性線状体の端末部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6116492U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755711A (en) * 1980-09-18 1982-04-02 Nippon Telegraph & Telephone Submarine cable connector
JPS57148513A (en) * 1981-03-11 1982-09-13 Nippon Telegraph & Telephone Submarine cable connector

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755711A (en) * 1980-09-18 1982-04-02 Nippon Telegraph & Telephone Submarine cable connector
JPS57148513A (en) * 1981-03-11 1982-09-13 Nippon Telegraph & Telephone Submarine cable connector

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6116492U (ja) 1986-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900004290Y1 (ko) 가요관
US3613736A (en) Stranded wire reinforced fluid transporting hose
JPH0318799Y2 (ja)
JPS6120680B2 (ja)
JP2005337403A (ja) 管継手
USRE32508E (en) Hose structure
JPH08270843A (ja) 可撓性波形管
GB2156027A (en) Flexible control cable and feed tube
JPH082315Y2 (ja) 外ケーブル用ケーブル保護管
JPS6038485B2 (ja) 斜張橋等に使用されるケ−ブルの巻取方法
KR100334369B1 (ko) 고강도구조보강용나선관
JPS592386Y2 (ja) 補強用糸状体を配設した合成樹脂管
WO2021225062A1 (ja) ケーブル牽引端末構造
KR830002419Y1 (ko) 배선용 호스
JPH0444951Y2 (ja)
JPS603634Y2 (ja) コルゲ−ト管被覆ケ−ブルの接続部
JPH0142656Y2 (ja)
JPH0452567B2 (ja)
JP4361207B2 (ja) 管継手
JPH10169885A (ja) ケーブルの保護方法と、ケーブル用保護管
JP3024647U (ja) コントロールケーブル
JP4363519B2 (ja) 流体輸送用ポリエチレン管の継手構造及び水中敷設方法
WO2003095882A1 (en) Kink impeding hosepipe
JPH0646175Y2 (ja) 電線保護管
JPH0413152Y2 (ja)