JPH07102121B2 - 板菓子成形装置 - Google Patents
板菓子成形装置Info
- Publication number
- JPH07102121B2 JPH07102121B2 JP5198893A JP19889393A JPH07102121B2 JP H07102121 B2 JPH07102121 B2 JP H07102121B2 JP 5198893 A JP5198893 A JP 5198893A JP 19889393 A JP19889393 A JP 19889393A JP H07102121 B2 JPH07102121 B2 JP H07102121B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- confectionery
- punching
- plate
- punching mold
- punched
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- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洋風薄物煎餅のように
薄く割れやすく、加工が困難な板状菓子を打ち抜き成形
する板菓子の成形装置に関する。
薄く割れやすく、加工が困難な板状菓子を打ち抜き成形
する板菓子の成形装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の成形装置としては、打ち
抜かれる菓子材をコンベア等で間欠的に搬送すると共
に、所定位置で菓子の形状にあわせた打抜用型枠を下降
させることにより、該打抜用型枠内に菓子材を嵌合さ
せ、その後、該打抜用型枠を移動させて、嵌入した菓子
を取り出すようにしたものがあった。
抜かれる菓子材をコンベア等で間欠的に搬送すると共
に、所定位置で菓子の形状にあわせた打抜用型枠を下降
させることにより、該打抜用型枠内に菓子材を嵌合さ
せ、その後、該打抜用型枠を移動させて、嵌入した菓子
を取り出すようにしたものがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置で
は、作業が間欠的に行われるので作業能率が悪く、又、
洋風薄物煎餅のように極めて薄く脆い菓子を打ち抜く
と、割れや欠損が生じ、商品価値を著しく損なう恐れが
有るという問題点を有していた。又、この点を補う為に
は打ち抜かれる菓子材を厚くしたり、固くしなくてはな
らず、そうすれば基本的な菓子の品質が損なわれること
になるという問題点があった。本発明は、これら従来の
問題点の解決を課題とする。
は、作業が間欠的に行われるので作業能率が悪く、又、
洋風薄物煎餅のように極めて薄く脆い菓子を打ち抜く
と、割れや欠損が生じ、商品価値を著しく損なう恐れが
有るという問題点を有していた。又、この点を補う為に
は打ち抜かれる菓子材を厚くしたり、固くしなくてはな
らず、そうすれば基本的な菓子の品質が損なわれること
になるという問題点があった。本発明は、これら従来の
問題点の解決を課題とする。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】本発明では、上記従来の問
題点を解決する為に打ち抜かれる菓子材を左右に分けて
搬送すると共に、該菓子材の搬送方向と直交する方向に
移動可能に一対の打抜型枠ユニットを設けた。又、該打
抜型枠ユニット下端の打抜用型枠をばねで緩衝保持する
と共に、該打抜用型枠と対向した受板装置上に菓子材を
載支するウレタンゴム等の緩衝体を設けることとした。
題点を解決する為に打ち抜かれる菓子材を左右に分けて
搬送すると共に、該菓子材の搬送方向と直交する方向に
移動可能に一対の打抜型枠ユニットを設けた。又、該打
抜型枠ユニット下端の打抜用型枠をばねで緩衝保持する
と共に、該打抜用型枠と対向した受板装置上に菓子材を
載支するウレタンゴム等の緩衝体を設けることとした。
【０００５】
【作用】一対の打抜型枠ユニットは、一方が打ち抜き動
作の際に他方が打ち抜いた菓子を取り出す動作を行い、
作業を能率的に行うように作用する。又、打抜用型枠を
緩衝保持するばねと、該打抜用型枠に対設された緩衝材
は、菓子材に型枠が食い込んだ際の衝撃を緩和し、菓子
材の割れや欠損を低減するように作用するものである。
作の際に他方が打ち抜いた菓子を取り出す動作を行い、
作業を能率的に行うように作用する。又、打抜用型枠を
緩衝保持するばねと、該打抜用型枠に対設された緩衝材
は、菓子材に型枠が食い込んだ際の衝撃を緩和し、菓子
材の割れや欠損を低減するように作用するものである。
【０００６】
【実施例】図１は本発明、板菓子成形装置の簡略側面図
であり、Ａは焼成された板状の菓子材を一対のベルトコ
ンベア１，２で挟み、位置決め装置Ｂまで供給する菓子
材の供給装置、Ｃは該位置決め装置Ｂで受板装置Ｄ上の
所定位置に位置決めされた菓子材を所定の形状に打ち抜
く打抜装置、Ｅは該打抜装置Ｃで打ち抜かれた板菓子を
回収装置Ｇのターンテーブル４１上に取り出す排出装
置、Ｆは上記受板装置Ｄ上に残った打ち抜き後の菓子く
ずを粉砕するクラッシャー装置を示す。
であり、Ａは焼成された板状の菓子材を一対のベルトコ
ンベア１，２で挟み、位置決め装置Ｂまで供給する菓子
材の供給装置、Ｃは該位置決め装置Ｂで受板装置Ｄ上の
所定位置に位置決めされた菓子材を所定の形状に打ち抜
く打抜装置、Ｅは該打抜装置Ｃで打ち抜かれた板菓子を
回収装置Ｇのターンテーブル４１上に取り出す排出装
置、Ｆは上記受板装置Ｄ上に残った打ち抜き後の菓子く
ずを粉砕するクラッシャー装置を示す。
【０００７】上記位置決め装置Ｂは、図２の平面図並び
に図３の縦断側面図に示すように左右に一対配した押出
板３，４をそれぞれが取り付けられた駆動機構５，６で
前後方向に移動可能に構成したものである。
に図３の縦断側面図に示すように左右に一対配した押出
板３，４をそれぞれが取り付けられた駆動機構５，６で
前後方向に移動可能に構成したものである。
【０００８】又、上記打抜装置Ｃは、上記位置決め装置
Ｂの前方に設けられ、図４の拡大正面図に示すように装
置の左右に立設した取付板７，８の中程に横架したガイ
ド杆９に、互いに連結された一対の打抜型枠ユニット１
１，１２をシリンダー１０で左右駆動可能に取り付ける
と共に、該ガイド杆９上方のフレーム２９に該打抜型枠
ユニット１１，１２の上端を押圧する加圧シリンダー２
３，２４，２５を取り付けたものである。そしてフレー
ム２９の左右に取り付けられた加圧シリンダー２３，２
４の下端には、昇降駆動される幅広の押圧板２６，２７
が取り付けられ、中央の加圧シリンダー２５の下端に
は、同じく昇降駆動される狭幅の押圧体２８が取り付け
られている。又、上記打抜型枠ユニット１１，１２は、
それぞればね１７，１８を介して上記ガイド杆９に緩衝
保持され、下端に複数の打抜用型枠１３，１４をばね１
９，２０を介して緩衝的に吊り下げ保持している。該打
抜用型枠１３，１４内には、それぞれ押出板（図示せ
ず）が出没可能に内装され、該押出板はばね２１，２２
を介して上記打抜型枠ユニット１１，１２の上部に突出
したピン１５，１６に連結されている。尚、１１’，１
２’はそれぞれ上記打抜型枠ユニット１１，１２の上端
押圧部を示す。
Ｂの前方に設けられ、図４の拡大正面図に示すように装
置の左右に立設した取付板７，８の中程に横架したガイ
ド杆９に、互いに連結された一対の打抜型枠ユニット１
１，１２をシリンダー１０で左右駆動可能に取り付ける
と共に、該ガイド杆９上方のフレーム２９に該打抜型枠
ユニット１１，１２の上端を押圧する加圧シリンダー２
３，２４，２５を取り付けたものである。そしてフレー
ム２９の左右に取り付けられた加圧シリンダー２３，２
４の下端には、昇降駆動される幅広の押圧板２６，２７
が取り付けられ、中央の加圧シリンダー２５の下端に
は、同じく昇降駆動される狭幅の押圧体２８が取り付け
られている。又、上記打抜型枠ユニット１１，１２は、
それぞればね１７，１８を介して上記ガイド杆９に緩衝
保持され、下端に複数の打抜用型枠１３，１４をばね１
９，２０を介して緩衝的に吊り下げ保持している。該打
抜用型枠１３，１４内には、それぞれ押出板（図示せ
ず）が出没可能に内装され、該押出板はばね２１，２２
を介して上記打抜型枠ユニット１１，１２の上部に突出
したピン１５，１６に連結されている。尚、１１’，１
２’はそれぞれ上記打抜型枠ユニット１１，１２の上端
押圧部を示す。
【０００９】受板装置Ｄは、図１に示したようにシリン
ダー４２で回動し得るように、位置決め装置Ｂの先端近
傍に枢着され、上面にはウレタンゴム等の緩衝体４３が
取り付けられている。
ダー４２で回動し得るように、位置決め装置Ｂの先端近
傍に枢着され、上面にはウレタンゴム等の緩衝体４３が
取り付けられている。
【００１０】上記排出装置Ｅは、図５の平面図並びに図
７の側面図に示すように複数の菓子受け孔３０’を穿設
したプレート３０を前後方向（図５において上下方向）
に移動可能に、平行な一対のガイド３２，３２で保持す
ると共に、該プレート３０の下方に接離方向に移動可能
な一対の受け板３４，３５を設けたものである。該受け
板３４，３５は、図６に示すようにそれぞれが、ガイド
３９，４０で水平移動可能に保持されると共に、連結杆
３６，３７を介して揺動アーム３３の両端部に連結さ
れ、シリンダー３８で互いに接離する方向に駆動される
ようになっている。尚、図中、符号３１は、上記プレー
ト３０を駆動するシリンダーを示す。
７の側面図に示すように複数の菓子受け孔３０’を穿設
したプレート３０を前後方向（図５において上下方向）
に移動可能に、平行な一対のガイド３２，３２で保持す
ると共に、該プレート３０の下方に接離方向に移動可能
な一対の受け板３４，３５を設けたものである。該受け
板３４，３５は、図６に示すようにそれぞれが、ガイド
３９，４０で水平移動可能に保持されると共に、連結杆
３６，３７を介して揺動アーム３３の両端部に連結さ
れ、シリンダー３８で互いに接離する方向に駆動される
ようになっている。尚、図中、符号３１は、上記プレー
ト３０を駆動するシリンダーを示す。
【００１１】次に上記構成を有する本発明の板菓子成形
装置の働きを図面に基づき説明すると、まず複数の製品
を一連に焼成した板状の菓子材（図示せず）は、図１に
示す供給装置Ａのベルトコンベア１，２で位置決め装置
Ｂ上に搬送され、その後、該位置決め装置Ｂの押出板
３，４で受板装置Ｄ上の所定位置にまで押し出される。
この時、該押出板３，４を駆動する駆動装置５，６は、
交互に作動するものとする。
装置の働きを図面に基づき説明すると、まず複数の製品
を一連に焼成した板状の菓子材（図示せず）は、図１に
示す供給装置Ａのベルトコンベア１，２で位置決め装置
Ｂ上に搬送され、その後、該位置決め装置Ｂの押出板
３，４で受板装置Ｄ上の所定位置にまで押し出される。
この時、該押出板３，４を駆動する駆動装置５，６は、
交互に作動するものとする。
【００１２】次に打抜き装置Ｃの加圧シリンダー２４で
押圧板２７を下降させると、該押圧板２７と上端押圧部
１２’で接した打抜型枠ユニット１２は、下方に押動さ
れ、下端の打抜用型枠１４が菓子材に食い込む。この
時、該打抜型枠ユニット１２は、ばね１８で緩衝保持さ
れ、該打抜型枠ユニット１２と打抜用型枠１４との間に
もばね２０が介在し、更に受板装置Ｄ上には、ショック
を和らげる緩衝体４３が設けられているので、菓子材は
割れることなく打抜用型枠１４内に嵌まり込む。次いで
加圧シリンダー２４の複動動作で押圧板２７を引き上げ
ると、ばね１８で引張された打抜型枠ユニット１２は上
昇し、菓子材は打抜用型枠１４内に嵌合した状態で引き
上げられる。
押圧板２７を下降させると、該押圧板２７と上端押圧部
１２’で接した打抜型枠ユニット１２は、下方に押動さ
れ、下端の打抜用型枠１４が菓子材に食い込む。この
時、該打抜型枠ユニット１２は、ばね１８で緩衝保持さ
れ、該打抜型枠ユニット１２と打抜用型枠１４との間に
もばね２０が介在し、更に受板装置Ｄ上には、ショック
を和らげる緩衝体４３が設けられているので、菓子材は
割れることなく打抜用型枠１４内に嵌まり込む。次いで
加圧シリンダー２４の複動動作で押圧板２７を引き上げ
ると、ばね１８で引張された打抜型枠ユニット１２は上
昇し、菓子材は打抜用型枠１４内に嵌合した状態で引き
上げられる。
【００１３】その後、シリンダ−１０で該打抜型枠ユニ
ット１２をガイド杆９に沿って図４において左方向に移
動させる。この時、該打抜型枠ユニット１２と連結され
た打抜型枠ユニット１１も同様に左方向に移動する。よ
って、該打抜型枠ユニット１１と１２は、それぞれ加圧
シリンダ−２３と２５の下方へと移動する。そしてこの
状態で加圧シリンダ−２５を作動させると、該加圧シリ
ンダ−２５下方の押圧体２８が下方へと押し出され、当
接したピン１６を押し下げる。このことにより、該ピン
１６とばね２２を介して連結され、打抜用型枠１４内に
出没可能に内装された押出板（図示せず）が押し出さ
れ、該打抜用型枠１４内に嵌合した打ち抜き後の菓子を
押し出す。押し出された菓子は、後述する排出装置Ｅの
プレ−ト３０上に形成した菓子受け孔３０’に落下す
る。その後、該加圧シリンダ−２５を復動させることに
より、押圧体２８を引き上げると、該打抜型枠ユニット
１２もばね１８の引張力で現状に復帰する。このように
して右方の打抜型枠ユニット１２の一連の菓子の打ち抜
き成形がなされるものであるが、上記菓子の押し出しの
際、同時に左方の加圧シリンダ−２３も作動し、上述し
た右方の打抜型枠ユニット１２の打ち抜き動作と同様に
左方の打抜型枠ユニット１１で左方の受板装置Ｅ上に押
し出された菓子材を打ち抜き、打抜用型枠１３内に嵌合
させる。そして今度は、シリンダ−１０で両打抜型枠ユ
ニット１１，１２を右方向へと移動させ、打抜用型枠１
３内の菓子を押し出すと共に、打抜用型枠１４内に菓子
を嵌合させる。このようにして打抜装置Ｃでは、左右の
打抜型枠ユニット１１，１２で菓子の打ち抜きを交互に
行うと共に、打ち抜き成形された菓子をプレ−ト３０の
菓子受け孔３０’に順次落下させるものである。
ット１２をガイド杆９に沿って図４において左方向に移
動させる。この時、該打抜型枠ユニット１２と連結され
た打抜型枠ユニット１１も同様に左方向に移動する。よ
って、該打抜型枠ユニット１１と１２は、それぞれ加圧
シリンダ−２３と２５の下方へと移動する。そしてこの
状態で加圧シリンダ−２５を作動させると、該加圧シリ
ンダ−２５下方の押圧体２８が下方へと押し出され、当
接したピン１６を押し下げる。このことにより、該ピン
１６とばね２２を介して連結され、打抜用型枠１４内に
出没可能に内装された押出板（図示せず）が押し出さ
れ、該打抜用型枠１４内に嵌合した打ち抜き後の菓子を
押し出す。押し出された菓子は、後述する排出装置Ｅの
プレ−ト３０上に形成した菓子受け孔３０’に落下す
る。その後、該加圧シリンダ−２５を復動させることに
より、押圧体２８を引き上げると、該打抜型枠ユニット
１２もばね１８の引張力で現状に復帰する。このように
して右方の打抜型枠ユニット１２の一連の菓子の打ち抜
き成形がなされるものであるが、上記菓子の押し出しの
際、同時に左方の加圧シリンダ−２３も作動し、上述し
た右方の打抜型枠ユニット１２の打ち抜き動作と同様に
左方の打抜型枠ユニット１１で左方の受板装置Ｅ上に押
し出された菓子材を打ち抜き、打抜用型枠１３内に嵌合
させる。そして今度は、シリンダ−１０で両打抜型枠ユ
ニット１１，１２を右方向へと移動させ、打抜用型枠１
３内の菓子を押し出すと共に、打抜用型枠１４内に菓子
を嵌合させる。このようにして打抜装置Ｃでは、左右の
打抜型枠ユニット１１，１２で菓子の打ち抜きを交互に
行うと共に、打ち抜き成形された菓子をプレ−ト３０の
菓子受け孔３０’に順次落下させるものである。
【００１４】次に上述した排出装置Ｅのプレ−ト３０
は、上記加圧シリンダ−２５の動作と連動したシリンダ
−３１で前後に駆動され、菓子受け孔３０’内に落下し
た菓子を順次、下方の受け板３４，３５上に落下させ
る。そして所定の枚数の菓子が両受け板３４，３５上に
溜まると、シリンダ−３８が作動し、揺動ア−ム３３で
連結された該両受け板３４，３５は、互いに離間する方
向に移動し、溜まった菓子を回収装置Ｇのタ−ンテ−ブ
ル４１上に落下させる。このようにして所定枚数毎に打
ち抜き成形された菓子がタ−ンテ−ブル４１上に取り出
され、一連の菓子の打ち抜き成形が完了するものであ
る。
は、上記加圧シリンダ−２５の動作と連動したシリンダ
−３１で前後に駆動され、菓子受け孔３０’内に落下し
た菓子を順次、下方の受け板３４，３５上に落下させ
る。そして所定の枚数の菓子が両受け板３４，３５上に
溜まると、シリンダ−３８が作動し、揺動ア−ム３３で
連結された該両受け板３４，３５は、互いに離間する方
向に移動し、溜まった菓子を回収装置Ｇのタ−ンテ−ブ
ル４１上に落下させる。このようにして所定枚数毎に打
ち抜き成形された菓子がタ−ンテ−ブル４１上に取り出
され、一連の菓子の打ち抜き成形が完了するものであ
る。
【００１５】尚、上記受板装置Ｄのシリンダ−４２は、
左右に一対あり、打ち抜き後、左右の受板を交互に回動
させて、打ち抜き後の菓子くずをクラッシャー装置Ｆに
落下させて粉砕するようにしている。
左右に一対あり、打ち抜き後、左右の受板を交互に回動
させて、打ち抜き後の菓子くずをクラッシャー装置Ｆに
落下させて粉砕するようにしている。
【００１６】尚、本実施例では、楕円形の打抜用型枠を
用いて同形状の板菓子を６個づつ打ち抜き成形する例を
示したが、本発明の板菓子成形装置は、一対の打抜型枠
ユニットを用いて能率的に菓子の打ち抜き成形がなされ
るようにした点を要旨としており、打ち抜かれる菓子の
形状や個数は図示した実施例に限定されるものではな
い。
用いて同形状の板菓子を６個づつ打ち抜き成形する例を
示したが、本発明の板菓子成形装置は、一対の打抜型枠
ユニットを用いて能率的に菓子の打ち抜き成形がなされ
るようにした点を要旨としており、打ち抜かれる菓子の
形状や個数は図示した実施例に限定されるものではな
い。
【００１７】
【発明の効果】以上の通り、本発明の板菓子成形装置で
は、複数の菓子を一体に焼成した板状の菓子材を打ち抜
く打抜用型枠をばねを介して緩衝的に保持すると共に、
菓子材を保持する受板装置上に緩衝体を設けたので、打
抜き成形の際に菓子に割れや欠損を生じることなく、製
品の商品価値を損なうことがない。又、一対の打抜型枠
ユニットを交互に作動させ、打ち抜きと取り出しを連続
して行えることとしたので作業能率が高い。よって洋風
薄物煎餅のように薄く脆い菓子でもその品質を落とすこ
となく、且つ歩留り良くその打ち抜き成形が行えるとい
う従来には見られない優れた効果を奏する。
は、複数の菓子を一体に焼成した板状の菓子材を打ち抜
く打抜用型枠をばねを介して緩衝的に保持すると共に、
菓子材を保持する受板装置上に緩衝体を設けたので、打
抜き成形の際に菓子に割れや欠損を生じることなく、製
品の商品価値を損なうことがない。又、一対の打抜型枠
ユニットを交互に作動させ、打ち抜きと取り出しを連続
して行えることとしたので作業能率が高い。よって洋風
薄物煎餅のように薄く脆い菓子でもその品質を落とすこ
となく、且つ歩留り良くその打ち抜き成形が行えるとい
う従来には見られない優れた効果を奏する。
【図１】本発明装置の実施例を示す簡略全体側面図であ
る。
る。
【図２】同上、位置決め装置の一部切欠平面図である。
【図３】同上、位置決め装置の縦断側面図である。
【図４】同上、打抜装置の正面図である。
【図５】同上、排出装置の平面図である。
【図６】同上、排出装置の下半部を示す平面図である。
【図７】同上、排出装置の側面図である。
１，２ ベルトコンベア ３，４ 押出板 ５，６ 駆動機構 ７，８ 取付板 ９ ガイド杆 １０，３１，３８，４２ シリンダー １１，１２ 打抜型枠ユニット １１’，１２’ 上端押圧部 １３，１４ 打抜用型枠 １５，１６ ピン １７，１８，１９，２０，２１，２２ ばね ２３，２４，２５ 加圧シリンダー ２６，２７ 押圧板 ２８ 押圧体 ２９ フレーム ３０ プレート ３０’菓子受け孔 ３２ ガイド ３３ 揺動アーム ３４，３５ 受け板 ３６，３７ 連結杆 ３９，４０ ガイド ４１ ターンテーブル ４３ 緩衝体 Ａ 供給装置 Ｂ 位置決め装置 Ｃ 打抜装置 Ｄ 受板装置 Ｅ 排出装置 Ｆ クラッシャー装置 Ｇ 回収装置
Claims (1)
- 【請求項１】 供給装置から供給された薄板状の菓子材
を、位置決め装置で受板装置上の所定位置に位置決め
し、位置決め保持された該菓子材を打抜装置で所定形状
に打ち抜き成形する板菓子の成形装置において、上記受
板装置は、上面に緩衝体を取り付けて左右に一対設けら
れ、上記打抜装置は、出没可能な押出板を内装した複数
の打抜用型枠をばねを介して吊り下げ保持した一対の打
抜型枠ユニットを昇降且つ左右移動可能に上記受板装置
上に横架したガイド杆に保持したことを特徴とする板菓
子成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5198893A JPH07102121B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 板菓子成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5198893A JPH07102121B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 板菓子成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0731448A JPH0731448A (ja) | 1995-02-03 |
| JPH07102121B2 true JPH07102121B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=16398692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5198893A Expired - Lifetime JPH07102121B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 板菓子成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102121B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000316480A (ja) * | 1999-05-01 | 2000-11-21 | Hyung Seob Kim | 自動製菓機 |
| KR101993522B1 (ko) * | 2017-08-31 | 2019-09-30 | 주식회사 에프시이엔지 | 만두 성형기계용 만두피 접합장치 |
| JP6929575B1 (ja) * | 2020-05-26 | 2021-09-01 | 株式会社マスダック | 打ち抜き移載装置 |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP5198893A patent/JPH07102121B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0731448A (ja) | 1995-02-03 |
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