JPH07102062B2 - 埋め込み式熊捕獲用罠装置 - Google Patents

埋め込み式熊捕獲用罠装置

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JPH07102062B2
JPH07102062B2 JP3252955A JP25295591A JPH07102062B2 JP H07102062 B2 JPH07102062 B2 JP H07102062B2 JP 3252955 A JP3252955 A JP 3252955A JP 25295591 A JP25295591 A JP 25295591A JP H07102062 B2 JPH07102062 B2 JP H07102062B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は埋め込み式熊捕獲用罠装
置に係り、更に詳しくは仕掛けが容易迅速にできると共
捕獲率に優れた埋め込み式熊捕獲用罠装置に関するも
のである。
【0002】
【従来技術】熊を捕獲する熊用罠として、一部が開口し
た収容体に餌容器を仕込み、開口部に餌容器の移動によ
って作動する、括りワイヤを備えた餌容器連動式の罠
が、実開昭62−107678号公報および実開平1−
84582号公報に開示されている。これらの罠は、餌
を前足で引き寄せるという熊の習性を利用したものであ
り、立ち木等に地面から1m程度の高さで設置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した餌容器連動式
の罠は、鹿や猪等、熊以外の他の獣類がかかりにくい利
点はあるが次のような課題があった。 (a)罠は立ち木等に設置されるので、ある程度は木の
枝などでカムフラージュしていても、罠全体が見えてし
まう。このため、熊が警戒してなかなか近付かない。ま
た、心ない他の狩猟者が罠の仕掛けを壊してしまう問題
も生じている。 (b)罠作動時に括りワイヤに牽引力を付加する手段と
して、設置箇所の近傍にある立ち木の枝を撓ませて、そ
の反発力を利用するようにしている。このため、罠の設
置には、手頃な木の枝を探したり、木の枝を曲げたり剪
定したりする等、多大の手間と時間がかかり、作業が面
倒である。また、罠は熊が通ると思われる箇所に設置さ
れるが、設置に要する作業時間が長いと付近に潜んでい
た熊に気付かれて逃げられたり或は襲われる心配もあ
る。 (c)木の枝は曲げて反発力が作用するようにしていて
も、時間が経つと変形した形に馴染んで反発力が弱まる
傾向にあるので、捕獲率も良好とはいえず、長時間仕掛
けておく場合には不適である。
【0004】
【発明の目的】 本発明の目的は、仕掛けが容易迅速にで
きると共に捕獲率に優れた埋め込み式熊捕獲用罠装置を
提供することにある。
【0005】
【発明の構成】 上記課題点を解決し、目的を達成するた
めに講じた本発明の構成は次のとおりである。即ち本発
明は、地中に埋め込んで仕掛ける埋め込み式熊捕獲用罠
装置であって、この埋め込み式熊捕獲用罠装置は、土中
に埋設される収容体と、設置時には上記収容体と連結さ
れ、罠の作動時には上記収容体から離脱可能な括り罠本
体と、を備え、上記収容体は、開口部の端縁部に設けて
あり、上方に向けて開放されているワイヤ設置部と、側
壁部の外側に設けてある保護枠と、作動部は収容体の内
部下方に配設されており、作動伝達部は上記収容体を貫
通して上記保護枠内に位置しているトリガー体と、上記
保護枠の内部に配設されており上記作動伝達部の動きを
上記罠本体の引き金部材に伝達すると伝達手段と、を備
え、上記罠本体は、上記収容体のワイヤ設置部に設置さ
れるループ部を有する括りワイヤと、基台アームに揺動
可能に設けてあり、上記引き金部材の作動により弾性力
で跳ね上がって上記ループ部を引き上げできる跳上アー
ムと、を備えている埋め込み式熊捕獲用罠装置である。
【0006】 収容体の形状は特に限定せず、例えば筒
状、有底筒状等である。また、収容体の素材は容易には
壊れることのない金属製のものが好ましいが、限定する
ものではなく、例えばプラスチックやコンクリート等を
使用してもよい。
【0007】 ワイヤ設置部は括り罠本体が作動したとき
に括りワイヤが抜けやすいように、上方へ開口してい
る。収容体は分解、組立てが可能な構造にして、搬送の
際に嵩張ることのないようにすることもできる。
【0008】 餌は、トリガー体に直接設置したり、餌容
器を介して設置する。なお、トリガー体は餌容器を備え
た構造とすることもできる。括り罠本体の構造は特に限
定しないが、例えば括り力の強いコイルスプリングを使
用した跳ね上げ式のものや、安全ピン型の拡開スプリン
グを使用したものが好適である。
【0009】 括り罠本体と収容体とは、罠作動時に括り
罠本体が容易に離脱するように、例えば木の棒のような
比較的破損しやすい部材を介して取付けてあるが、離脱
が確実に行なわれるならば、破損せずに繰り返し使用で
きる部材を使用した構造でもよい。
【0010】 作動伝達部の動きを罠本体の引き金部材に
伝達する伝達手段の 構造は、トリガー体の作動によって
括り罠作動させるもので、例えば、罠本体の引き金部
をワイヤで牽引する構造のもの、或は棒体や板体等の
剛性のある部材を組み合わせて引き金部材を引く構造の
もの等があげられる。なお、引き金部材が僅かな力でも
動かせるように、伝達手段の各部分に梃装置やトグルジ
ョイント等の倍力機構や、釘やボルト等を利用したコロ
部材を介在させるようにしてもよい。
【0011】 作 用 熊捕獲用罠装置は、熊が収容体の開口部から前足を入
れ、餌と共にトリガー体の作動部を引き寄せる。この動
きは作動伝達部に伝わり、伝達手段を介して罠本体の引
き金部材に伝達され、括り罠本体が作動し、熊の前足が
くくられ捕獲される。その際基台アームに設けてある跳
上アームは、引き金部材の作動により跳ね上がってルー
プ部を引上げるので、ループ部は熊の足の動きに追従し
ながら熊の前足を括るので捕獲の確率が高い。
【0012】 また、収容体の側壁部の外側には保護枠が
設けてあり、トリガー体の作動伝達部は収容体を貫通し
て保護枠内に位置し、更に作動伝達部の動きを罠本体の
引き金部材に伝達する伝達手段も保護枠内に位置してい
る。このため保護枠内に土が入るのを防止されて作動伝
達部と伝達手段の作動性能を確保できる。
【0013】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基き、更に詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す斜視図、
図2はワイヤ装着溝の構造を示す要部断面図、図3は落
とし金具の取付け部を示す要部分解斜視図である。
【0014】 熊捕獲用罠装置は円筒形の収容体1を有し
ている。収容体1はプラスチック製で、一方の開口縁部
には全周にわたって上方へ開口した、ワイヤ設置部であ
ワイヤ装着溝13が設けてある。また、ワイヤ装着溝
13の底部には導水溝131が設けられており、導水溝
131は収容体1の上部側壁を貫通して設けられた所要
数の水抜孔132と連通している。
【0015】 ワイヤ装着溝13のうち、次に述べる保護
枠17と対応する部分には、ワイヤ装着溝13とほぼ同
じ深さに切り欠いてワイヤ通し部130が形成してあ
る。収容体1の側壁部100の外部側には、全長にわた
って断面ほぼV状の保護枠17が取付けてある。保護枠
17と側壁部100の間には空隙部170が形成されて
いる。
【0016】 側壁部100の下部の、空隙部170と対
応する位置には、貫通した通孔101が設けてある。通
孔101の、空隙部170側の縁部には二個の軸受片1
02が突設してある。軸受片102には、軸ピン103
を介して、トリガー体である餌台アーム18の基則が回
動可能に支持されている。
【0017】 餌台アーム18の先端側は、収容体1の内
部に延出してあり、基側へ向けてコ状に折曲されてい
る。そして、その先端部には円弧状の押え部材180が
取付けてある。また、餌台アーム18の基端側は空隙部
170内にあり、その端部には後述する、引き金部材で
ある落とし金具58を作動させる伝達手段である針金1
85の一端が取付けてある。
【0018】保護枠17の上部には、罠台172が設け
てあり、罠台172には、固定棒ホルダ53に木製の固
定棒59を嵌め込み、固定棒59を罠台172に嵌め込
んで括り罠本体5が取付けられている。括り罠本体5に
は、基台アーム51と、跳ね上がって括りワイヤ6を引
上げる跳上アーム52を備えている。基台アーム51の
先側には固定棒ホルダ53が軸ピンP1により回動可能
に取付けられている。そして、括り罠本体5は、固定棒
ホルダ53に木製の固定棒59を嵌め込み、固定棒59
を前記罠台172に嵌め込んで取付けられている。
【0019】 基台アーム51の先端部には縦溝517が
形成してあり、縦溝517には軸ピン518が取付けて
ある(図3参照)。基台アーム51の先端部には、引き
金部材である落とし金具58が装着されている。落とし
金具58は、ほぼL状の掛止片580と平板状の爪片5
82からなり、掛止片580の先部には、前記軸ピン5
18と下方から掛合する掛合凹部584が形成されてい
る。爪片582の後部の上面には、二個の突起585が
設けてあり、後端部にはV状の切欠き部586が設けて
ある。
【0020】 基台アーム51の前記固定棒ホルダ53よ
りやや後方の側部には断面コ状の軸受金具510が取付
けられており、軸受金具510には滑車512が取付け
られている。また基台アーム51の前部下側で、前記軸
受金具510よりやや後部には後述するコイルバネSの
一方を取着する取着片55が形成されている。そして、
基台アーム51の上側へ折曲された後端部には跳上アー
ム52が回動自在に取付けられている。
【0021】跳上アーム52の後部は、下方に折曲され
てコイルバネSの他方を取着する取着部521が形成さ
れている。跳上アーム52は、折曲部よりやや後部側を
軸ピンP3で軸支することにより取付けられている。跳
上アーム52の先端側は下方へ折曲され、先端部には前
記落とし金具58の爪片582の先部と掛合する掛合片
524が形成されている。また跳上アーム52の先端側
の側部には断面コ状の軸受金具526が固着されてお
り、軸受金具526には滑車528が取付けられてい
る。
【0022】 なお、前記取着片55と取着部521に掛
け渡して取付けられるコイルバネSは、カバーCで被覆
されており、バネの間に土や草等が挟まって引っ張り力
が弱まることのないようにしている。また、符号514
は安全装置で、上部にはピン孔515が設けられてお
り、括り罠本体5をセットした後、仕掛け作業が終了す
るまでの間、ピン孔515に安全ピン(図示省略)を装
着しておけば、万一の場合も跳上アーム52が跳ね上が
らず安全である。
【0023】 符号6は括りワイヤで、先端部には絞り金
具61が取付けられている。括りワイヤ6の先部側は絞
り金具61に通してループ状に拡げられ、ループ部60
が設けられている。ループ部60は、罠仕掛けの際に、
収容体1のワイヤ装着溝13に装着される。括りワイヤ
6は、ワイヤ通し部130からワイヤ装着溝13の外部
へ延出され、跳上アーム52の滑車528から基台アー
ム51の滑車512に巻き掛けられる。
【0024】 なお、符号62は猿環、64は括りワイヤ
6が各滑車から外れないように仮止めしておく止め針金
である。また、止め針金64は、ループ部60により獣
足を括るときに、括りワイヤ6に十分な緊張力を与えて
確実に括られるようにするもので、括られた後は、熊が
暴れて括り罠本体5を引き回す時の金属疲労等により自
然に外れる。
【0025】(作 用) 図4は熊捕獲用罠装置の作動前の状態を示す説明図、図
5は作動後の状熊を示す説明図である。図1ないし図5
を参照して本実施例の作用を説明する。熊捕獲用罠装置
は、図4に示すように地中に埋め込んで仕掛けられる。
まず、適当な箇所の地面に縦穴を掘り、同時にこの縦穴
につながる括り罠用のやや浅い横穴を掘る。そして、縦
穴に収容体1を収容し、横穴には括り罠本体5を収容す
る。
【0026】 罠の仕掛けは、まず、落とし金具58を基
台アーム51の縦溝517に、軸ピン518と掛合凹部
584を掛合させて下側から嵌め込み、次に跳上アーム
52を付勢に抗して閉じ方向に回動させ、掛合片524
を落とし金具58の爪片582の下面に掛合させる。
達手段である針金185は、図2に示すように、ずれな
いように切欠き部586を通して突起585に8の字状
に数回巻き掛けて取付けてあり、これによって前記餌台
アーム18と落とし金具58とは、針金185を介して
連動する。
【0027】 なお、保護枠17の空隙部170には、土
が入り込まないので、冬期に土が凍結して、針金185
や餌台アーム18が動かなくなる心配はない。また、水
抜孔132の作用によって、雨が降ってもワイヤ装着溝
13には水が溜ることはなく、括りワイヤ6が凍結して
作動不能となる心配もない。そして、収容体1の開口部
10周りと括り罠本体5の上部は、草や腐葉土などでカ
ムフラージュし、外部からは一見してわからないように
する。また、括りワイヤ6の基側は近くの比較的太い木
に括り付けてあり、収容体1内の餌台アーム18には、
熊が好む餌184(臭気の強いたくあん等)を外れない
ように固定して収容した餌容器182が括り付けてあ
る。
【0028】そして、餌184の臭いを嗅ぎつけた熊
は、収容体1の開口部10から鼻先を入れて取ろうとす
るが、餌184が取れないとわかると、前足Aで開口部
10の手前を掘る動作をする。これは熊の習性で、収容
体1の上縁部が爪で掻かれるが、括りワイヤ6のループ
部60は、ワイヤ装着溝13の中に収まっているので外
れることはない。
【0029】 このことは、熊以外のきつね、たぬき等の
小動物が開口部10付近を掘った場合でも同様である。
その後、熊は開口部10から前足Aを入れ、爪で餌18
4を引っ掛けて引き寄せる。これによって餌容器182
が上へ移動し、餌台アーム18が回動して針金185を
引っ張り、落とし金具58が軸ピン518を中心にして
回動し、跳上アーム52の掛合片524と落とし金具5
8の爪片582の掛合が外れる。
【0030】 これによって、括り罠本体5の跳上アーム
52が跳ね上がり、罠後部も図5に示すように固定棒ホ
ルダ53の軸ピンP1を中心にして跳ね上がる。同時
に、括りワイヤ6が上方へ引き上げられて、先側のルー
プ部60によって熊の前足Aが括られる。この際、図5
に示すように、跳上アーム52の跳ね上がり方向は、熊
の前足Aの方向とほぼ一致するので、前足Aの付け根部
分が確実に括られることになる。
【0031】 そして、前足Aが括られた熊は、驚いて収
容体1から前足Aを抜いて暴れるため、括りワイヤ6は
強靭な力で引き回され、括り罠本体5と収容体1を繋い
でいる固定棒59は破損するか或は抜け外れる。これに
より、括り罠本体5は収容体1から分離し、次いで軸受
金具510、526や滑車512、528がちぎれ飛
び、括りワイヤ6からも外れて、熊は捕獲される。この
ように、熊が暴れることにより、収容体1及び括り罠本
体5は、共に括りワイヤ6から逸早く外れることにな
り、収容体1及び括り罠本体5、更には括りワイヤ6の
損傷は最小限に抑えられる。
【0032】 図6はワイヤ装着溝の他の実施例を示す要
部断面図である。本実施例におけるワイヤ装着溝13a
は、収容体1の側壁上部の外周側を全周にわたって切り
欠き、切欠部をカバーするように、上部側がやや径小と
なった円筒状のカバ部材133を接着により取付けて形
成してある。作用効果については、前記実施例とほぼ同
様であるが、ワイヤ装着溝13aは収容体1の上縁から
より深く形成されているので、括りワイヤ6の保持はさ
らに確実である。
【0033】 なお、図面において図2に示した実施例と
同一または同等箇所には同一の符号を付して示してい
る。本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能であ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上記構成を備え、次の効果を
有する。 (a)熊捕獲用罠装置は地中に埋め込んで仕掛ける方式
であるので、外部から見た時にも罠が見えない。従っ
て、従来のような木に取付ける罠とは相違して、熊が警
戒して近付かないということはなく、捕獲率が向上す
る。また、心ない他の狩猟者に仕掛けを壊される等、邪
魔される心配もない。 (b)罠本体は基台アームと弾性力で跳ね上がってルー
プ部を引き上げできる跳上アームを備えており、これに
よって作動時に括りワイヤに牽引力が付加される。この
ため、熊捕獲用罠装置を仕掛けるときに、従来のように
括りワイヤの牽引に利用する手頃な木の技を探したり、
或は木の枝を曲げたり剪定したりする手間がかからない
ので、罠の仕掛けが場所を選ばず容易迅速にでき、熊に
襲われる危険も少なく、安全性が高い。 (c)基台アームに設けてある跳上アームは、引き金部
材の作動により跳ね上がってループ部を引上げるので、
ループ部は熊の足の動きに追従しながら熊の前足を括る
ので捕獲の確率が高い。 (d)収容体の側壁部の外側には保護枠が設けてあり、
トリガー体の作動伝達部は収容体を貫通して保護枠内に
位置し、更に指導伝達部の動きを罠本体の引き金部材に
伝達する伝達手段も保護枠内に位置している。このため
保護枠内に土が入るのを防止されて作動伝達部と伝達手
段の作動性能を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】ワイヤ装着溝の構造を示す要部断面図である。
【図3】落とし金具の取付け部を示す要部分解斜視図で
ある。
【図4】熊捕獲用罠装置の作動前の状態を示す説明図で
ある。
【図5】熊捕獲用罠装置の作動後の状態を示す説明図で
ある。
【図6】ワイヤ装着溝の他の実施例を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 収容体 10 開口部 13 ワイヤ装着溝 18 餌台アーム 185 針金 5 括り罠本体 58 落とし金具 6 括りワイヤ 60 ループ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋め込んで仕掛ける埋め込み式熊
    捕獲用罠装置であって、この埋め込み式熊捕獲用罠装置
    は、 土中に埋設される収容体(1)と、設置時には上記 収容体(1)と連結され、罠の作動時に
    は上記収容体(1)から離脱可能な括り罠本体(5)
    と、 を備え、 上記収容体(1)は、 開口部(10)の端縁部に設けてり、上方に向けて開
    放されているワイヤ設置部と、 側壁部(100)の外側に設けてある保護枠(17)
    と、 作動部は収容体(1)の内部下方に配設されており、作
    動伝達部は上記収容体(1)を貫通して上記保護枠(1
    7)内に位置しているトリガー体と、 上記保護枠(17)の内部に配設されており上記作動伝
    達部の動きを上記罠本体(5)の引き金部材に伝達する
    と伝達手段と、 を備え、 上記罠本体(5)は、 上記収容体(1)のワイヤ設置部に設置されるループ部
    (60)を有する括りワイヤ(6)と、 基台アーム(51)に揺動可能に設けてあり、上記引き
    金部材の作動により弾性力で跳ね上がって上記ループ部
    (60)を引上げできる跳上アーム(52)と、を備え
    ている ことを特徴とする、 埋め込み式熊捕獲用罠装置。
JP3252955A 1991-09-03 1991-09-03 埋め込み式熊捕獲用罠装置 Expired - Lifetime JPH07102062B2 (ja)

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