JPH07101281A - 車両用フロアカーペットの取付け構造 - Google Patents

車両用フロアカーペットの取付け構造

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JPH07101281A
JPH07101281A JP25323493A JP25323493A JPH07101281A JP H07101281 A JPH07101281 A JP H07101281A JP 25323493 A JP25323493 A JP 25323493A JP 25323493 A JP25323493 A JP 25323493A JP H07101281 A JPH07101281 A JP H07101281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor carpet
side sill
width direction
vehicle
vehicle width
Prior art date
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Pending
Application number
JP25323493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Hashimoto
和典 橋本
Tatsuya Fuwa
達也 不破
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP25323493A priority Critical patent/JPH07101281A/ja
Publication of JPH07101281A publication Critical patent/JPH07101281A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用フロアカーペットの取付け構造におい
て、スカッフプレートの浮き上がりを防止するととも
に、取付け作業性を向上する。 【構成】 サイドシル10にはTスタッド18が車幅方
向内側へ向けて突設されており、フロアカーペット20
の車幅方向両端縁部20Aには、Tスタッド18が貫通
係合する挿通穴22が穿設されている。サイドシル10
の車体上下方向上側には、車体前後方向に沿ってスカッ
フプレート24が配設されており、スカッフプレート2
4の縦壁部24Bの車幅方向外側面24CのTスタッド
18と対向する部位には、Tスタッド18と係合するク
リップ座28が突設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両のフロ
ア上に敷かれる車両用フロアカーペットの取付け構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両においては、車室
のフロア上にフロアカーペットを敷いたものが有り、こ
の車両用フロアカーペットの取付け構造の一例が実開平
2−5341号に知られている。
【0003】図4に示される如く、この車両用フロアカ
ーペットの取付け構造では、車体のサイドシル70にフ
ロアカーペット72の両側縁部72Aを係止する係止穴
74を車体前後方向に沿って複数形成し、フロアカーペ
ット72の両側縁部72Aの上側に、フロアカーペット
の両側縁部72Aをサイドシル70に押さえ付ける押さ
え板76を設けるとともに、この押さえ板76における
サイドシル70の係止穴74と対向する部位に、各係止
穴74内に挿入状態で係止される係止突起部78を突設
し、これらの各係止突起部78をフロアカーペット72
の両側縁部72Aに形成された挿通孔80を介して各係
止穴74に係止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
両用フロアカーペットの取付け構造では、図5に示され
る如く、サイドシル70の上部に上部フランジ70Aを
覆うためのスカッフプレート82が設けられており、こ
のスカッフプレート82の浮き上がりを防止するための
取付け部材を別に設けないとスカッフプレート82が浮
き上がってしまう。また、この車両用フロアカーペット
の取付け構造では、サイドシル70にフロアカーペット
72の両側縁部72Aを固定する場合に、作業者はフロ
アカーペット72の両側縁部72Aを固定位置に保持し
ながら、押さえ板76を取付けるため、2部材を同時に
取り扱うことになり作業が極めて煩雑となる。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、スカッフプレ
ートの浮き上がりを防止できるとともに、取付け作業性
を向上することができる車両用フロアカーペットの取付
け構造を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る車両用フロアカーペットの取付け構造は、車体の車
幅方向両端下部に車体前後方向に沿って配置された一対
のサイドシルと、これらのサイドシルに突設されたカー
ペット取付用の係合手段と、車体のフロア上に配置され
両端縁部に前記係合手段に係合する挿通穴を有するフロ
アカーペットと、前記サイドシルの上部を覆う位置に配
設され前記係合手段に係合する係合部を有するスカッフ
プレートと、を備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の本発明に係る車両用フロアカー
ペットの取付け構造では、予めフロアカーペットの両端
縁部に形成された挿通穴を、サイドシルに突設されたカ
ーペット取付用の係合手段に係止し、その後、サイドシ
ルの上部を覆うスカッフプレートの係合部をサイドシル
に突設されたカーペット取付用の係合手段に係止し、ス
カッフプレートを取付ける。このため、従来構造の様に
作業者が2部材を同時に取り扱うことがなく、取付け作
業性が向上する。
【0008】また、サイドシルに突設されたカーペット
取付用の係合手段をフロアカーペットの両端縁部に形成
された挿通穴を通し、これにスカッフプレートの係合部
を係合することで、スカッフプレート端部の浮き上がり
も防止できる。
【0009】また、従来構造の様にサイドシルに孔を開
けないため、孔部の防錆処理が不要となる。
【0010】
【実施例】本発明の車両用フロアカーペットの取付け構
造の一実施例について図1及び図2に従って説明する。
【0011】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印UPは車体上方方向を、矢印INは車幅方向内側を示
す。
【0012】図1に示される如く、車体の車幅方向両端
下部には、車体前後方向に沿ってサイドシル10が配設
されている。このサイドシル10は、サイドシル10の
車幅方向外側を構成するサイドシルアウタパネル12と
サイドシル10の車幅方向内側を構成するサイドシルイ
ンナパネル14とで構成されており、車体前後方向に延
びる閉断面部16を形成している。
【0013】サイドシルアウタパネル12の上壁部12
Aの車幅方向内側端部には、上方へ向けてフランジ12
Bが形成されており、サイドシルアウタパネル12の下
壁部12Cの車幅方向内側端部には、下方へ向けてフラ
ンジ12Dが形成されている。サイドシルインナパネル
14の上壁部14Aの車幅方向外側端部には、上方へ向
けてフランジ14Bが形成されており、サイドシルイン
ナパネル14の下壁部14Cの車幅方向外側端部には、
下方へ向けてフランジ14Dが形成されている。サイド
シルアウタパネル12のフランジ12Bとフランジ12
Dは、それぞれサイドシルインナパネル14のフランジ
14Bとフランジ14Dに溶着されている。
【0014】サイドシル10の車幅方向内側壁部を構成
するサイドシルインナパネル14の縦壁部14Eの上端
部近傍には、車体前後方向に所定に間隔を開けて係合手
段としてのTスタッド18が、車幅方向内側へ向けて突
設されている。
【0015】車体のフロア上に配置されたフロアカーペ
ット20の車幅方向両端縁部20Aは、サイドシルイン
ナパネル14の縦壁部14Eに沿って上方へ向けて屈曲
されている。このフロアカーペット20の車幅方向両端
縁部20Aには、Tスタッド18と対向する位置にTス
タッド18の円盤状の頭部18Aが通過可能な挿通穴2
2が穿設されている。挿通穴22は上部に小径部22A
を有する達磨状とされており、小径部22AがTスタッ
ド18の軸18Bに係合するようになっている。
【0016】図2に示される如く、サイドシル10の車
体上下方向上側には、車体前後方向に沿ってスカッフプ
レート24が配設されており、このスカッフプレート2
4は車体前後方向から見た断面形状が、開口部を下方へ
向けたコ字状とされている。スカッフプレート24の車
幅方向外側の縦壁部24Aには、下方から断面U字状と
された凹部26が形成されており、この凹部26内にサ
イドシルアウタパネル12のフランジ12Bとサイドシ
ルインナパネル14のフランジ14Bとが嵌合されてい
る。
【0017】スカッフプレート24の車幅方向内側の縦
壁部24Bの車幅方向外側面24Cは、Tスタッド18
の車幅方向内側まで延設されており、縦壁部24Bの車
幅方向外側面24CのTスタッド18と対向する部位に
は、係合部としてのクリップ座28が突設されている。
【0018】図1に示される如く、クリップ座28は、
開口部を下方へ向けた矩形の箱状とされており、車幅方
向外側縦壁部28Aに下方から、Tスタッド18が係合
する切欠き30が形成されている。
【0019】次に本実施例の作用について説明する。本
実施例の車両用フロアカーペットの取付け構造では、予
めフロアカーペット20の車幅方向両端縁部20Aに形
成された挿通穴22を、サイドシルインナパネル14の
縦壁部14Eに突設されたカーペット取付用のTスタッ
ド18に係止する。
【0020】その後、スカッフプレート24の縦壁部2
4Aの凹部26内に、サイドシルアウタパネル12のフ
ランジ12Bとサイドシルインナパネル14のフランジ
14Bとを嵌合するとともに、スカッフプレート24の
縦壁部24Bのクリップ座28の切欠き30にTスタッ
ド18を挿入する。この時、クリップ座28で、フロア
カーペット20の車幅方向両端縁部20Aを車幅方向外
方(図2の矢印A方向)へ押圧するため、フロアカーペ
ット20の弾性による反力が車幅方向内方(図2の矢印
B方向)へ作用し、クリップ座、28即ち、スカッフプ
レート24の縦壁部24Bを取付け位置(図2の位置)
に保持する。このため、従来構造の様に作業者が2部材
を同時に取り扱うことがなく、取付け作業性が向上す
る。
【0021】また、サイドシルインナパネル14の縦壁
部14Eに突設されたカーペット取付用のTスタッド1
8を挿通穴22に通し、スカッフプレート24のクリッ
プ座28を係合することで、スカッフプレート28の車
幅方向内側部の浮き上がりも防止できる。
【0022】また、従来構造の様にサイドシル10に孔
を開けないため、孔部の防錆処理が不要となる。
【0023】なお、本実施例では、係合手段としてTス
タッド18を用いたが、係合手段はこれに限定されな
い。また、係合部としてクリップ座28を用いたが、係
合部はこれに限定されない。
【0024】また、本実施例では、スカッフプレート2
4の車幅方向外側の縦壁部24Aに形成された凹部26
内にサイドシルアウタパネル12のフランジ12Bとサ
イドシルインナパネル14のフランジ14Bとが嵌合す
る構成としたが、これに代えて、図3に示される如く、
凹部26内に挿入したクリップ40によって、サイドシ
ルアウタパネル12のフランジ12Bとサイドシルイン
ナパネル14のフランジ14Bとを挟持することによっ
て、スカッフプレート24をサイドシル10に取り付け
る構成としても良い。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の本発明に係る車両用フロ
アカーペットの取付け構造は、車体の車幅方向両端下部
に車体前後方向に沿って配置された一対のサイドシル
と、これらのサイドシルに突設されたカーペット取付用
の係合手段と、車体のフロア上に配置され両端縁部に係
合手段に係合する挿通穴を有するフロアカーペットと、
サイドシルの上部を覆う位置に配設され係合手段に係合
する係合部を有するスカッフプレートと、を備えた構成
としたので、スカッフプレートの浮き上がりを防止でき
るとともに、取付け作業性を向上することができるとい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両用フロアカーペッ
トの取付け構造を示す車体斜め前方内側から見た分解斜
視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る車両用フロアカーペッ
トの取付け構造を示す図1の2−2線に対応する断面図
である。
【図3】本発明の他の実施例に係る車両用フロアカーペ
ットの取付け構造を示す図2に対応する断面図である。
【図4】従来例に係る車両用フロアカーペットの取付け
構造を示す車体斜め前方内側から見た分解斜視図であ
る。
【図5】従来例に係る車両用フロアカーペットの取付け
構造を示す図4の5−5線に対応する断面図である。
【符号の説明】
10 サイドシル 12 サイドシルアウタパネル 14 サイドシルインナパネル 18 Tスタッド(係合手段) 20 フロアカーペット 20A 車幅方向両端縁部 22 挿通穴 24 スカッフプレート 28 クリップ座(係合部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の車幅方向両端下部に車体前後方向
    に沿って配置された一対のサイドシルと、これらのサイ
    ドシルに突設されたカーペット取付用の係合手段と、車
    体のフロア上に配置され両端縁部に前記係合手段に係合
    する挿通穴を有するフロアカーペットと、前記サイドシ
    ルの上部を覆う位置に配設され前記係合手段に係合する
    係合部を有するスカッフプレートと、を備えたことを特
    徴とする車両用フロアカーペットの取付け構造。
JP25323493A 1993-10-08 1993-10-08 車両用フロアカーペットの取付け構造 Pending JPH07101281A (ja)

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JPH07101281A true JPH07101281A (ja) 1995-04-18

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