JPH07101168A - 溶融転写型インク受像シート - Google Patents
溶融転写型インク受像シートInfo
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- JPH07101168A JPH07101168A JP5244925A JP24492593A JPH07101168A JP H07101168 A JPH07101168 A JP H07101168A JP 5244925 A JP5244925 A JP 5244925A JP 24492593 A JP24492593 A JP 24492593A JP H07101168 A JPH07101168 A JP H07101168A
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
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- B41M2205/32—Thermal receivers
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/41—Base layers supports or substrates
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- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
- B41M5/44—Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドットの再現性が良好で記録濃度が高い溶融
転写型受像シートの提供。 【構成】 支持体、およびこの支持体の少なくとも一面
上に、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂と、ワックスおよ
び/又はロジン化合物と、顔料とを主成分として含むイ
ンク受像層を有し、前記支持体が、芯材の少なくとも片
面に、延伸成形した多孔性樹脂シート(例:合成紙、多
孔ポリオレフィンシート、発泡PET等)が貼合された
ものであり、この支持体の多孔性樹脂シート層側に、直
接またはアンダーコート層を介して前記インク受像層が
設けられていることを特徴とする溶融転写型インク受像
シート。
転写型受像シートの提供。 【構成】 支持体、およびこの支持体の少なくとも一面
上に、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂と、ワックスおよ
び/又はロジン化合物と、顔料とを主成分として含むイ
ンク受像層を有し、前記支持体が、芯材の少なくとも片
面に、延伸成形した多孔性樹脂シート(例:合成紙、多
孔ポリオレフィンシート、発泡PET等)が貼合された
ものであり、この支持体の多孔性樹脂シート層側に、直
接またはアンダーコート層を介して前記インク受像層が
設けられていることを特徴とする溶融転写型インク受像
シート。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融転写型インク受像
シートに関するものである。更に詳しく述べるならば、
本発明は、熱ヘッドを用いる溶融転写型熱転写用プリン
ターに使用されたとき、ドット再現性が良好で、記録濃
度の高い優れたプリントインク画像を受容し得る溶融転
写型インク受像シートに関するものである。
シートに関するものである。更に詳しく述べるならば、
本発明は、熱ヘッドを用いる溶融転写型熱転写用プリン
ターに使用されたとき、ドット再現性が良好で、記録濃
度の高い優れたプリントインク画像を受容し得る溶融転
写型インク受像シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱転写インクシートとサーマルヘッドと
を利用する熱溶融転写記録方式は、機構が簡単で保守が
容易なため、ワープロやファクシミリ等のプリンターに
広く用いられており、その受像シートとしては上質紙が
使用されてきた。しかし近年、熱転写記録のフルカラー
化に伴い、プリンターにおいては、従来よりも高い階調
再現性を得るため、1つのドットの大きさを変えずに階
調を得る方法から、各ドットの大きさを変更するドット
可変方式に変わってきている。また受像シートにおいて
は、低い印加エネルギーから高い印加エネルギーにわた
るフルカラー記録において、溶融転写されたインクのド
ット形状が忠実に再現される性能、すなわちドット再現
性がすぐれていること、および、十分な量のインクが転
写されること、すなわち記録濃度が高いことが記録画像
の重要な品質となっている。
を利用する熱溶融転写記録方式は、機構が簡単で保守が
容易なため、ワープロやファクシミリ等のプリンターに
広く用いられており、その受像シートとしては上質紙が
使用されてきた。しかし近年、熱転写記録のフルカラー
化に伴い、プリンターにおいては、従来よりも高い階調
再現性を得るため、1つのドットの大きさを変えずに階
調を得る方法から、各ドットの大きさを変更するドット
可変方式に変わってきている。また受像シートにおいて
は、低い印加エネルギーから高い印加エネルギーにわた
るフルカラー記録において、溶融転写されたインクのド
ット形状が忠実に再現される性能、すなわちドット再現
性がすぐれていること、および、十分な量のインクが転
写されること、すなわち記録濃度が高いことが記録画像
の重要な品質となっている。
【0003】上記のような熱転写画像のフルカラー化に
対して受像シートの特性も適切に対応する必要が生じて
いる。例えば、フルカラー熱転写記録用紙として通常の
印刷用の普通紙を用いると、表面が粗すぎることにより
インクが転写されない部分、すなわちヌケが発生した
り、逆に表面が平滑すぎてインクの投錨効果が働かず、
転写されたインクがインクリボンに逆転写してしまうこ
とによるヌケが発生しやすくなる。これらはいずれもド
ット再現性不良の原因となる。また、上記のようなドッ
ト再現性の不良に起因する記録濃度の低下のほかに、イ
ンク受像層のインク吸収性の低さに起因する記録濃度の
低下も発生することがある。さらに、支持体の断熱性や
クッション性の低さに起因する記録濃度の低下やドット
再現性の不良も発生することがある。
対して受像シートの特性も適切に対応する必要が生じて
いる。例えば、フルカラー熱転写記録用紙として通常の
印刷用の普通紙を用いると、表面が粗すぎることにより
インクが転写されない部分、すなわちヌケが発生した
り、逆に表面が平滑すぎてインクの投錨効果が働かず、
転写されたインクがインクリボンに逆転写してしまうこ
とによるヌケが発生しやすくなる。これらはいずれもド
ット再現性不良の原因となる。また、上記のようなドッ
ト再現性の不良に起因する記録濃度の低下のほかに、イ
ンク受像層のインク吸収性の低さに起因する記録濃度の
低下も発生することがある。さらに、支持体の断熱性や
クッション性の低さに起因する記録濃度の低下やドット
再現性の不良も発生することがある。
【0004】本発明者らは、インク受像層の記録品質を
向上させるために、その樹脂成分としてエチレン−酢酸
ビニル共重合体樹脂と、ロジン化合物およびワックスか
ら選ばれた少なくとも1種との混合物を用いることを提
案した。しかし、従来の技術では、その問題点を解決す
るために支持体に関して検討されることはあまりなかっ
た。すなわち、インク受像シートにおけるドット再現性
のより一層の向上を図るためには、受像シートのインク
受像層のみならず、支持体の改良検討が必要である。
向上させるために、その樹脂成分としてエチレン−酢酸
ビニル共重合体樹脂と、ロジン化合物およびワックスか
ら選ばれた少なくとも1種との混合物を用いることを提
案した。しかし、従来の技術では、その問題点を解決す
るために支持体に関して検討されることはあまりなかっ
た。すなわち、インク受像シートにおけるドット再現性
のより一層の向上を図るためには、受像シートのインク
受像層のみならず、支持体の改良検討が必要である。
【0005】特開昭63−231984号公報には、特
定受容層に、全体が多孔性又は発泡体構造を有する基材
を組合せることが記載されている。ここでの特定受容層
は、従来の昇華型熱転写受容紙の一般的な受容層組成を
有するものであって、下記(a)〜(e)の合成樹脂が
単独若しくは2種以上の混合物を使用して形成できると
されている。すなわち、 (a)エステル結合を有するもの ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、スチレンアク
リレート樹脂、ビニルトルエンアクリレート樹脂 (b)ウレタン結合を有するもの ウレタン樹脂等 (c)アミド結合を有するもの ポリアミド樹脂(ナイロン) (d)尿素結合を有するもの 尿素樹脂等 (e)その他極性の高い結合を有するもの ポリカプロラクトン樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂等 また、上記公開公報の開示において特定受容層は、飽和
ポリエステルと塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体との混
合樹脂により構成されてもよいものである。上記公開公
報に開示された昇華型熱転写受容紙の多孔性または発泡
体構造を有する基材としては、 熱可塑性樹脂に無機又は有機微粒子を添加して延伸
し、この際微粒子周囲に空隙を発生させる方法。 合成樹脂の有機溶媒溶液をオリフィスから押出し、
次いで凝固浴中に導入して脱溶媒して凝固させ、溶媒の
離脱による空隙を発生させる方法。 樹脂を発泡剤とともにオリフィスより押出し発泡さ
せる方法。 等により得られる合成紙や合成発泡シート同士の積層体
も用いることができる。さらに、上記公開公報、実施例
においては、受容層形成樹脂材料としてポリエステル樹
脂および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を用い、基材
としては多孔性ポリエチレンテレフタレートフィルムを
用いた構成の被熱転写シートが昇華型熱転写記録に用い
られている。このように、上記公開公報に開示された先
行技術においては昇華型熱転写の特殊な例として、特定
受容層組成と特定支持体の構成が検討されているにとど
まり、このような構成は溶融転写型インク受像シートに
おいては未だ検討されていないのが現状である。
定受容層に、全体が多孔性又は発泡体構造を有する基材
を組合せることが記載されている。ここでの特定受容層
は、従来の昇華型熱転写受容紙の一般的な受容層組成を
有するものであって、下記(a)〜(e)の合成樹脂が
単独若しくは2種以上の混合物を使用して形成できると
されている。すなわち、 (a)エステル結合を有するもの ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、スチレンアク
リレート樹脂、ビニルトルエンアクリレート樹脂 (b)ウレタン結合を有するもの ウレタン樹脂等 (c)アミド結合を有するもの ポリアミド樹脂(ナイロン) (d)尿素結合を有するもの 尿素樹脂等 (e)その他極性の高い結合を有するもの ポリカプロラクトン樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂等 また、上記公開公報の開示において特定受容層は、飽和
ポリエステルと塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体との混
合樹脂により構成されてもよいものである。上記公開公
報に開示された昇華型熱転写受容紙の多孔性または発泡
体構造を有する基材としては、 熱可塑性樹脂に無機又は有機微粒子を添加して延伸
し、この際微粒子周囲に空隙を発生させる方法。 合成樹脂の有機溶媒溶液をオリフィスから押出し、
次いで凝固浴中に導入して脱溶媒して凝固させ、溶媒の
離脱による空隙を発生させる方法。 樹脂を発泡剤とともにオリフィスより押出し発泡さ
せる方法。 等により得られる合成紙や合成発泡シート同士の積層体
も用いることができる。さらに、上記公開公報、実施例
においては、受容層形成樹脂材料としてポリエステル樹
脂および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を用い、基材
としては多孔性ポリエチレンテレフタレートフィルムを
用いた構成の被熱転写シートが昇華型熱転写記録に用い
られている。このように、上記公開公報に開示された先
行技術においては昇華型熱転写の特殊な例として、特定
受容層組成と特定支持体の構成が検討されているにとど
まり、このような構成は溶融転写型インク受像シートに
おいては未だ検討されていないのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、熱転写カラ
ープリンターに使用した場合、従来技術で実現できる記
録品質を越えて、ドット再現性がさらに良好で、記録濃
度の高い良好な画像記録が得られる熱転写型受像シート
を提供しようとするものである。
ープリンターに使用した場合、従来技術で実現できる記
録品質を越えて、ドット再現性がさらに良好で、記録濃
度の高い良好な画像記録が得られる熱転写型受像シート
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく鋭意検討した結果、シート状芯材に延伸
成形した多孔性樹脂シートを貼合して形成したシートを
支持体として使用し、この支持体の延伸成形した多孔性
樹脂シート側に直接または中間層を介して前記インク受
像層を設けることにより上記課題を解決し得ることを見
出し、本発明を完成した。
的を達成すべく鋭意検討した結果、シート状芯材に延伸
成形した多孔性樹脂シートを貼合して形成したシートを
支持体として使用し、この支持体の延伸成形した多孔性
樹脂シート側に直接または中間層を介して前記インク受
像層を設けることにより上記課題を解決し得ることを見
出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明に係る溶融転写型インク
受像シートは、支持体と、この支持体の少なくとも一面
上に形成され、かつエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂
と、ワックスおよびロジン化合物から選ばれた少なくと
も1種と、顔料とを主成分として含むインク受像層とを
有し、前記支持体が、芯材と、その少なくとも片面に貼
合された、延伸成形した多孔性樹脂シート層とからな
り、前記支持体の前記多孔性樹脂シート層側に前記イン
ク受像層を設けたことを特徴とするものである。
受像シートは、支持体と、この支持体の少なくとも一面
上に形成され、かつエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂
と、ワックスおよびロジン化合物から選ばれた少なくと
も1種と、顔料とを主成分として含むインク受像層とを
有し、前記支持体が、芯材と、その少なくとも片面に貼
合された、延伸成形した多孔性樹脂シート層とからな
り、前記支持体の前記多孔性樹脂シート層側に前記イン
ク受像層を設けたことを特徴とするものである。
【0009】前記インク受像層と、前記支持体の前記多
孔性樹脂シート層とは、直接に接合していてもよく、或
は、アンダーコート層を介して接合していてもよい。
孔性樹脂シート層とは、直接に接合していてもよく、或
は、アンダーコート層を介して接合していてもよい。
【0010】
【作用】本発明の受像シートは上記の構成を有すること
によりドット再現性が良好となり、記録濃度が高くな
る。その理由は、表面平滑度の高い多孔性樹脂シート層
の上にインク受像層を設けることにより、インクリボン
とインク受像層(以下受像層と略す)の密着が良好とな
り、ドット再現性が向上し、それに加えて、多孔性樹脂
シートのすぐれた断熱性によりインクの転写量が増加
し、それにより記録濃度が増加するためであると考えら
れる。
によりドット再現性が良好となり、記録濃度が高くな
る。その理由は、表面平滑度の高い多孔性樹脂シート層
の上にインク受像層を設けることにより、インクリボン
とインク受像層(以下受像層と略す)の密着が良好とな
り、ドット再現性が向上し、それに加えて、多孔性樹脂
シートのすぐれた断熱性によりインクの転写量が増加
し、それにより記録濃度が増加するためであると考えら
れる。
【0011】本発明における支持体の芯材に貼合される
延伸成形した多孔性樹脂シートは、ポリオレフィンと無
機、又は有機顔料を混練後、シート状に押出し、これを
1軸または2軸延伸して製造された合成紙、多孔フィル
ム、および発泡PETシートなどが使用できる。これら
多孔性樹脂シートは、その内部に独立した空隙や、表面
に開孔している微細孔、およびシートを貫通する細孔を
有し、これらの細孔により、良好な断熱効果やクッショ
ン性を有している。また、紙に比較してその表面の平滑
性が良好であるため、この多孔性樹脂シートの表面に形
成されるアンダーコート層、または受像層の表面の平滑
性も良好になる。
延伸成形した多孔性樹脂シートは、ポリオレフィンと無
機、又は有機顔料を混練後、シート状に押出し、これを
1軸または2軸延伸して製造された合成紙、多孔フィル
ム、および発泡PETシートなどが使用できる。これら
多孔性樹脂シートは、その内部に独立した空隙や、表面
に開孔している微細孔、およびシートを貫通する細孔を
有し、これらの細孔により、良好な断熱効果やクッショ
ン性を有している。また、紙に比較してその表面の平滑
性が良好であるため、この多孔性樹脂シートの表面に形
成されるアンダーコート層、または受像層の表面の平滑
性も良好になる。
【0012】本発明において、支持体の芯材に貼合され
る延伸成形した多孔性樹脂シートは、その多孔性に由来
するすぐれた断熱性、およびクッション性を有すること
が重要であるから、シートの内部や表面に空隙や細孔を
有していない延伸シートは本発明の支持体の芯材として
は使用されない。また、延伸成形した多孔性樹脂シート
の厚さは、100μm以下であることが好ましく、30
〜80μmであることがより好ましい。この多孔性樹脂
シート層の厚さが100μmより厚くなると、得られる
受像シートの厚さが過大になり、ドット再現性や風合が
不良になることがある。
る延伸成形した多孔性樹脂シートは、その多孔性に由来
するすぐれた断熱性、およびクッション性を有すること
が重要であるから、シートの内部や表面に空隙や細孔を
有していない延伸シートは本発明の支持体の芯材として
は使用されない。また、延伸成形した多孔性樹脂シート
の厚さは、100μm以下であることが好ましく、30
〜80μmであることがより好ましい。この多孔性樹脂
シート層の厚さが100μmより厚くなると、得られる
受像シートの厚さが過大になり、ドット再現性や風合が
不良になることがある。
【0013】本発明における支持体の芯材は、例えば上
質紙、塗工紙、含浸紙、ラミネート紙等の紙、不織布、
ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)、ポリスチレン、メタクリレート、
ポリカーボネート等のプラスチックフィルムなどが用い
られるが、これらに限定されるものではなく、シート状
のものであるならば何でもよい。しかし受像シートに対
し、コストが低くかつ手で破くことができるという特性
が要求される場合には、支持体芯材として紙を用いるこ
とが好ましい。一方、芯材の高い断熱性やクッション性
が期待される場合、特定の範囲の密度、平滑度および厚
さ方向の弾性率を有する原紙を用いたり、或はパルプと
発泡性粒子とを抄紙し、得られた原紙を加熱により発泡
させることにより得られた嵩高紙を使用することが効果
的である。
質紙、塗工紙、含浸紙、ラミネート紙等の紙、不織布、
ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)、ポリスチレン、メタクリレート、
ポリカーボネート等のプラスチックフィルムなどが用い
られるが、これらに限定されるものではなく、シート状
のものであるならば何でもよい。しかし受像シートに対
し、コストが低くかつ手で破くことができるという特性
が要求される場合には、支持体芯材として紙を用いるこ
とが好ましい。一方、芯材の高い断熱性やクッション性
が期待される場合、特定の範囲の密度、平滑度および厚
さ方向の弾性率を有する原紙を用いたり、或はパルプと
発泡性粒子とを抄紙し、得られた原紙を加熱により発泡
させることにより得られた嵩高紙を使用することが効果
的である。
【0014】本発明の延伸成形した多孔性樹脂シートと
芯材とを貼合するには、接着剤を、多孔性樹脂シートお
よび/または芯材の貼合面に塗布し、両者を貼合後、こ
れを乾燥する。接着剤としては、酸化でんぷん、エーテ
ル化でんぷん、デキストリン、にかわ、カゼイン、大豆
タンパク、アルブミン、酢酸ビニル樹脂、EVA、ポリ
ビニルアルコール、メトキシセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ゼラチ
ン、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、およ
びポリアクリル酸などのような水溶性樹脂、並びにロジ
ン化合物、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体樹脂、アクリル酸エステル共重合樹脂、メタクリ
ル酸エステル共重合樹脂、ブチラール樹脂、シリコン樹
脂、ポリエステル樹脂、スチレン樹脂などのような非水
溶性樹脂が用いられる。多孔性樹脂シートと芯材との貼
合せの際には、上記樹脂は溶液、エマルジョン、又はラ
テックスとして用いられる。また上記の樹脂は単独に、
又はその2種類以上を混合して使用できる。
芯材とを貼合するには、接着剤を、多孔性樹脂シートお
よび/または芯材の貼合面に塗布し、両者を貼合後、こ
れを乾燥する。接着剤としては、酸化でんぷん、エーテ
ル化でんぷん、デキストリン、にかわ、カゼイン、大豆
タンパク、アルブミン、酢酸ビニル樹脂、EVA、ポリ
ビニルアルコール、メトキシセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ゼラチ
ン、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、およ
びポリアクリル酸などのような水溶性樹脂、並びにロジ
ン化合物、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体樹脂、アクリル酸エステル共重合樹脂、メタクリ
ル酸エステル共重合樹脂、ブチラール樹脂、シリコン樹
脂、ポリエステル樹脂、スチレン樹脂などのような非水
溶性樹脂が用いられる。多孔性樹脂シートと芯材との貼
合せの際には、上記樹脂は溶液、エマルジョン、又はラ
テックスとして用いられる。また上記の樹脂は単独に、
又はその2種類以上を混合して使用できる。
【0015】本発明に用いられるエチレン−酢酸ビニル
共重合体樹脂(以下、これをEVAと略記する)は、エ
チレンと酢酸ビニルとを高圧ラジカル重合法、溶液重合
法、エマルジョン重合法を用いて重合して製造される。
EVAは酢酸ビニルの含有率を変化させるとその性質が
変化するが、一般に柔軟性、および弾性に優れた熱可塑
性樹脂であって、かつ水、紫外線に対し優れた安定性を
有している。
共重合体樹脂(以下、これをEVAと略記する)は、エ
チレンと酢酸ビニルとを高圧ラジカル重合法、溶液重合
法、エマルジョン重合法を用いて重合して製造される。
EVAは酢酸ビニルの含有率を変化させるとその性質が
変化するが、一般に柔軟性、および弾性に優れた熱可塑
性樹脂であって、かつ水、紫外線に対し優れた安定性を
有している。
【0016】本発明に用いられるロジン化合物は、ロジ
ン、水素添加ロジン、およびロジンエステルを包含する
ものである。ロジンは松柏類の樹木から得られ、アビエ
チン酸、ネオアビエチン酸、デヒドロアビエチン酸、ピ
マル酸、イソピマル酸、レボピマル酸、サンダラコピマ
ル酸、パラストリン酸等の樹脂酸を主成分として含有し
ている。
ン、水素添加ロジン、およびロジンエステルを包含する
ものである。ロジンは松柏類の樹木から得られ、アビエ
チン酸、ネオアビエチン酸、デヒドロアビエチン酸、ピ
マル酸、イソピマル酸、レボピマル酸、サンダラコピマ
ル酸、パラストリン酸等の樹脂酸を主成分として含有し
ている。
【0017】水素添加ロジンは、上記ロジンを水素化し
てジヒドロ化、又はテトラヒドロ化したものである。一
般にロジンは水素添加により無色化し、かつ高温安定化
する。
てジヒドロ化、又はテトラヒドロ化したものである。一
般にロジンは水素添加により無色化し、かつ高温安定化
する。
【0018】ロジンエステルは、上記水素添加ロジンを
エステル化したものである。具体的には水素添加ロジン
のメチルエステル、エチルエステル、グリセリンエステ
ル(エステルガム)、ジエチレングリコールエステル、
ペンタエリトリットエステルなどを包含する。
エステル化したものである。具体的には水素添加ロジン
のメチルエステル、エチルエステル、グリセリンエステ
ル(エステルガム)、ジエチレングリコールエステル、
ペンタエリトリットエステルなどを包含する。
【0019】本発明に用いられるワックスとしては、カ
ルナバワックス、木ロウ、イボタロウなどの植物性ワッ
クス、蜜ロウ、セラツカロウ、羊毛ロウなどの動物性ワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワ
ックスなどの石油系ワックス、モンタンワックスのよう
な石炭系ワックス、酸化ワックス、エステルワックスな
どの合成ワックス、低分子量ポリエチレン、脂肪酸エス
テル、および脂肪酸アミドなどを用いることができる。
これらのワックスは単独に、または2種類以上混合して
使用できる。本発明に用いられるロジン化合物およびワ
ックスは、インクの加熱転写時に軟化して受像層をイン
クリボンに密着させる機能を発現するためには、その融
点が120℃以下であることが好ましい。
ルナバワックス、木ロウ、イボタロウなどの植物性ワッ
クス、蜜ロウ、セラツカロウ、羊毛ロウなどの動物性ワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワ
ックスなどの石油系ワックス、モンタンワックスのよう
な石炭系ワックス、酸化ワックス、エステルワックスな
どの合成ワックス、低分子量ポリエチレン、脂肪酸エス
テル、および脂肪酸アミドなどを用いることができる。
これらのワックスは単独に、または2種類以上混合して
使用できる。本発明に用いられるロジン化合物およびワ
ックスは、インクの加熱転写時に軟化して受像層をイン
クリボンに密着させる機能を発現するためには、その融
点が120℃以下であることが好ましい。
【0020】EVAに加えてロジン化合物および/また
はワックスの使用により記録画像の色濃度が高くなる第
1の理由として、インクの加熱転写時に、EVA、ロジ
ン化合物および/またはワックスの熱軟化によってイン
クリボンと受像層が密着し、インクの転写性が向上し、
ドットの再現性が良好となることが推測される。また、
第2の理由として、EVA、ロジン化合物およびワック
スの熱転写インクに対する高い親和性により、インクの
転写性および保持性が向上し、ドットの再現性が良好と
なるためと推測される。さらに、第3の理由として、ロ
ジン化合物およびワックスと、インクとの相溶性が良好
であるため、インク転写量が増加し、記録される画像の
色濃度が向上するためと推測される。
はワックスの使用により記録画像の色濃度が高くなる第
1の理由として、インクの加熱転写時に、EVA、ロジ
ン化合物および/またはワックスの熱軟化によってイン
クリボンと受像層が密着し、インクの転写性が向上し、
ドットの再現性が良好となることが推測される。また、
第2の理由として、EVA、ロジン化合物およびワック
スの熱転写インクに対する高い親和性により、インクの
転写性および保持性が向上し、ドットの再現性が良好と
なるためと推測される。さらに、第3の理由として、ロ
ジン化合物およびワックスと、インクとの相溶性が良好
であるため、インク転写量が増加し、記録される画像の
色濃度が向上するためと推測される。
【0021】EVAに加えてロジン化合物および/また
はワックスを含有していない従来の受像層を有する熱転
写受像用剥離シートは、インクの加熱転写時に、受像層
の軟化によるインクリボンと受像層との密着性が低く、
かつ、受像層とインクとの接着性および相溶性が不十分
であるため、記録濃度が向上しないという不都合を生ず
る。
はワックスを含有していない従来の受像層を有する熱転
写受像用剥離シートは、インクの加熱転写時に、受像層
の軟化によるインクリボンと受像層との密着性が低く、
かつ、受像層とインクとの接着性および相溶性が不十分
であるため、記録濃度が向上しないという不都合を生ず
る。
【0022】本発明の支持体の延伸成形した多孔性樹脂
シート側に、直接またはアンダーコート層を介して設け
られる受像層の形成には、EVAと、ワックスおよびロ
ジン化合物のうちの少なくとも1種類とからなる主樹脂
成分に加えて、公知の樹脂がバインダー樹脂として添加
混合されてもよく、これらのバインダー添加樹脂として
は、ポリビニルアルコール、酸化でんぷん、エーテル化
でんぷん、メトキシセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、カゼイン、ゼラ
チン、大豆タンパク、ポリビニルピロリドン、ポリアク
リルアミド、およびポリアクリル酸などのような水溶性
樹脂、並びに塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル−塩化
ビニリデン共重合体樹脂、アクリル酸エステル共重合樹
脂、メタクリル酸エステル共重合樹脂、ブチラール樹
脂、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、フッ化ビニリデ
ン樹脂、ニトロセルロース樹脂、スチレン樹脂、スチレ
ン−アクリル共重合体樹脂、スチレン−ブタジエン共重
合体などのような非水溶性樹脂が用いられる。受像層形
成の際には、上記添加樹脂は溶液、エマルジョン、又は
ラテックスとして用いられる。上記の添加樹脂は単独
に、又はその2種類以上を混合して使用できる。
シート側に、直接またはアンダーコート層を介して設け
られる受像層の形成には、EVAと、ワックスおよびロ
ジン化合物のうちの少なくとも1種類とからなる主樹脂
成分に加えて、公知の樹脂がバインダー樹脂として添加
混合されてもよく、これらのバインダー添加樹脂として
は、ポリビニルアルコール、酸化でんぷん、エーテル化
でんぷん、メトキシセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、カゼイン、ゼラ
チン、大豆タンパク、ポリビニルピロリドン、ポリアク
リルアミド、およびポリアクリル酸などのような水溶性
樹脂、並びに塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル−塩化
ビニリデン共重合体樹脂、アクリル酸エステル共重合樹
脂、メタクリル酸エステル共重合樹脂、ブチラール樹
脂、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、フッ化ビニリデ
ン樹脂、ニトロセルロース樹脂、スチレン樹脂、スチレ
ン−アクリル共重合体樹脂、スチレン−ブタジエン共重
合体などのような非水溶性樹脂が用いられる。受像層形
成の際には、上記添加樹脂は溶液、エマルジョン、又は
ラテックスとして用いられる。上記の添加樹脂は単独
に、又はその2種類以上を混合して使用できる。
【0023】受像層の形成に樹脂とともに用いる顔料と
しては、例えば酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウ
ム、けい酸、けい酸塩、クレー、タルク、マイカ、焼成
クレー、水酸化アルミ、硫酸バリウム、リトポン、二酸
化チタン、酸化亜鉛、などの無機顔料、ポリスチレン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、エポキシ樹脂、メラミ
ン樹脂、フェノール樹脂、スチレン−アクリル共重合体
などの粉末やビーズ、でんぷん粉末、セルロース粉末、
マイクロスフェアー、中空粒子などがある。これらの顔
料は単独に、またはその2種類以上を混合して使用でき
る。一般に、受像層とリボンの密着性を良好にし、転写
不良を起こさないためにも、受像層に使用される顔料の
平均粒径は5μm以下であることが好ましい。
しては、例えば酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウ
ム、けい酸、けい酸塩、クレー、タルク、マイカ、焼成
クレー、水酸化アルミ、硫酸バリウム、リトポン、二酸
化チタン、酸化亜鉛、などの無機顔料、ポリスチレン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、エポキシ樹脂、メラミ
ン樹脂、フェノール樹脂、スチレン−アクリル共重合体
などの粉末やビーズ、でんぷん粉末、セルロース粉末、
マイクロスフェアー、中空粒子などがある。これらの顔
料は単独に、またはその2種類以上を混合して使用でき
る。一般に、受像層とリボンの密着性を良好にし、転写
不良を起こさないためにも、受像層に使用される顔料の
平均粒径は5μm以下であることが好ましい。
【0024】本発明における受像層に使用される樹脂並
びに、ロジン化合物および/又はワックスからなる樹脂
主成分の合計量は受像層形成用全塗料固形分重量の20
〜100%の範囲にあることが好ましく、60〜100
%であることがより好ましい。また受像層に顔料が含ま
れる場合、顔料の合計量は80重量%以下であることが
好ましく、40重量%以下であることがより好ましい。
全樹脂の含有量が20重量%より少ないと、得られる受
像層のインク転写性が不十分になり、ドット再現性の向
上および記録濃度の増加が不十分になるおそれがある。
びに、ロジン化合物および/又はワックスからなる樹脂
主成分の合計量は受像層形成用全塗料固形分重量の20
〜100%の範囲にあることが好ましく、60〜100
%であることがより好ましい。また受像層に顔料が含ま
れる場合、顔料の合計量は80重量%以下であることが
好ましく、40重量%以下であることがより好ましい。
全樹脂の含有量が20重量%より少ないと、得られる受
像層のインク転写性が不十分になり、ドット再現性の向
上および記録濃度の増加が不十分になるおそれがある。
【0025】上記の全樹脂中のEVAと、ロジン化合物
および/またはワックスとからなる樹脂主成分の合計量
と、その他の添加樹脂の合計量との固形分重量割合は、
樹脂主成分が10〜100重量%、添加樹脂分は90〜
0重量%であることが好ましい。全樹脂中の樹脂主成分
の合計量が10重量%より少ないと、得られる受像層の
インク転写性が不十分になり、ドット再現性の向上およ
び記録濃度の増加が不十分になるおそれがあり好ましく
ない。
および/またはワックスとからなる樹脂主成分の合計量
と、その他の添加樹脂の合計量との固形分重量割合は、
樹脂主成分が10〜100重量%、添加樹脂分は90〜
0重量%であることが好ましい。全樹脂中の樹脂主成分
の合計量が10重量%より少ないと、得られる受像層の
インク転写性が不十分になり、ドット再現性の向上およ
び記録濃度の増加が不十分になるおそれがあり好ましく
ない。
【0026】また、全EVAの合計量と、全ロジン化合
物および/またはワックスの合計量との固形分重量割合
は、前者が10〜95重量%、後者は90〜5重量%で
あることが好ましい。全EVAの合計量と、全ロジン化
合物および/またはワックスの合計量との固形分重量割
合がこの範囲を逸脱すると、インクと受像層との接着性
および相溶性のバランスが不良となり、記録濃度の不均
一化や塗膜強度の低下を発生するおそれがあり好ましく
ない。
物および/またはワックスの合計量との固形分重量割合
は、前者が10〜95重量%、後者は90〜5重量%で
あることが好ましい。全EVAの合計量と、全ロジン化
合物および/またはワックスの合計量との固形分重量割
合がこの範囲を逸脱すると、インクと受像層との接着性
および相溶性のバランスが不良となり、記録濃度の不均
一化や塗膜強度の低下を発生するおそれがあり好ましく
ない。
【0027】さらに、受像層に使用される全EVAの合
計量は、全塗料固形分の95重量%以下であることが好
ましく、全ロジン化合物および/またはワックスの合計
量は全塗料固形分の80重量%以下であることが好まし
い。全EVAの合計量が95重量%より多いと、得られ
る受像層の記録濃度が不十分になることがあり好ましく
ない。また全ロジン化合物の合計量が80重量%より多
いと、インクと得られる受像層の接着性が強くなりす
ぎ、このため、インクリボンとインクが剥がれにくくな
り、ドットの均一性が不良となったり、記録不良が発生
するおそれがあり好ましくない。
計量は、全塗料固形分の95重量%以下であることが好
ましく、全ロジン化合物および/またはワックスの合計
量は全塗料固形分の80重量%以下であることが好まし
い。全EVAの合計量が95重量%より多いと、得られ
る受像層の記録濃度が不十分になることがあり好ましく
ない。また全ロジン化合物の合計量が80重量%より多
いと、インクと得られる受像層の接着性が強くなりす
ぎ、このため、インクリボンとインクが剥がれにくくな
り、ドットの均一性が不良となったり、記録不良が発生
するおそれがあり好ましくない。
【0028】上記受像層のEVA、ロジン化合物、ワッ
クス、その他のバインダー添加樹脂および顔料は、これ
を適宜な方法によって分散し、塗料化することができ
る。すなわち、EVA、ロジン化合物および/またはワ
ックスおよびその他のバインダー添加樹脂を、別個に、
あるいは同時に液状化して調製した樹脂液と、顔料ある
いは顔料分散物とを、混合、分散し塗料化することがで
きる。
クス、その他のバインダー添加樹脂および顔料は、これ
を適宜な方法によって分散し、塗料化することができ
る。すなわち、EVA、ロジン化合物および/またはワ
ックスおよびその他のバインダー添加樹脂を、別個に、
あるいは同時に液状化して調製した樹脂液と、顔料ある
いは顔料分散物とを、混合、分散し塗料化することがで
きる。
【0029】EVA、ロジン化合物および/またはワッ
クス、およびその他のバインダー添加樹脂の液状化は、
これら樹脂の融点以上の温度、あるいは液体として取り
扱い可能な粘度を示す温度以上に加温して液状化する
か、溶媒を用いて溶液化するか、又はエマルジョン化し
て分散液状化することにより達成できる。
クス、およびその他のバインダー添加樹脂の液状化は、
これら樹脂の融点以上の温度、あるいは液体として取り
扱い可能な粘度を示す温度以上に加温して液状化する
か、溶媒を用いて溶液化するか、又はエマルジョン化し
て分散液状化することにより達成できる。
【0030】これら液状化したEVA、ロジン化合物お
よび/またはワックス、およびその他のバインダー添加
樹脂と、顔料または顔料分散物とを所定の比率で混合
し、場合によっては分散媒とともに、撹拌機、又はサン
ドグラインダなどの適宜の分散機を用いて混合、分散
し、その濃度、液状などを適宜に調整することができ
る。
よび/またはワックス、およびその他のバインダー添加
樹脂と、顔料または顔料分散物とを所定の比率で混合
し、場合によっては分散媒とともに、撹拌機、又はサン
ドグラインダなどの適宜の分散機を用いて混合、分散
し、その濃度、液状などを適宜に調整することができ
る。
【0031】受像層を支持体上に形成するには、通常の
塗工方式、すなわちメイヤーバー方式、グラビアロール
方式、リバースロール方式、ブレード方式、ナイフ方
式、エアーナイフ方式、スリットダイ方式等による塗布
工程、および乾燥固化工程を用いればよい。
塗工方式、すなわちメイヤーバー方式、グラビアロール
方式、リバースロール方式、ブレード方式、ナイフ方
式、エアーナイフ方式、スリットダイ方式等による塗布
工程、および乾燥固化工程を用いればよい。
【0032】一般に受像層の機能を十分にするために、
塗工層塗料は乾燥固化後の塗工量が4〜20g/m2 に
なるように塗布されることが好ましい。
塗工層塗料は乾燥固化後の塗工量が4〜20g/m2 に
なるように塗布されることが好ましい。
【0033】受像層を、直接支持体の多孔性樹脂シート
層側に設ける際、樹脂および顔料からなるアンダーコー
ト層を介して受像層を支持体上に配設してもよい。アン
ダーコート層は支持体の断熱性や平滑性をコントロール
するために有用なものである。アンダーコート層を形成
する樹脂としては、受像層に使用されるものと同じもの
が使用できる。アンダーコート層には顔料が含まれてい
ることが好ましく、この顔料は受像層に使用されるもの
と同じものであってもよいが、断熱性、平滑性を効果的
にコントロールするためには、プラスチックピグメント
の使用が有効である。
層側に設ける際、樹脂および顔料からなるアンダーコー
ト層を介して受像層を支持体上に配設してもよい。アン
ダーコート層は支持体の断熱性や平滑性をコントロール
するために有用なものである。アンダーコート層を形成
する樹脂としては、受像層に使用されるものと同じもの
が使用できる。アンダーコート層には顔料が含まれてい
ることが好ましく、この顔料は受像層に使用されるもの
と同じものであってもよいが、断熱性、平滑性を効果的
にコントロールするためには、プラスチックピグメント
の使用が有効である。
【0034】上記の構成を有する本発明の受像シート
は、感熱カラープリンターによる記録において、従来の
構成の溶融熱転写受像シートよりも、画像のドット再現
性が良好で、記録濃度が高く、記録画像の品質において
すぐれている。
は、感熱カラープリンターによる記録において、従来の
構成の溶融熱転写受像シートよりも、画像のドット再現
性が良好で、記録濃度が高く、記録画像の品質において
すぐれている。
【0035】
【実施例】下記実施例によって本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれによって制限されるものでは
ない。なお、実施例および比較例中の「部」はすべて
「重量部」である。
説明するが、本発明はこれによって制限されるものでは
ない。なお、実施例および比較例中の「部」はすべて
「重量部」である。
【0036】実施例1.支持体の芯材として、坪量70
g/m2 の上質紙を用い、その片面に酢酸ビニル接着剤
(AC200L、王子建材工業製)を、乾燥後の塗工量
が10g/m2となるように塗布し、この接着剤層を介
して、芯材上に、下記に示す延伸成形した多孔性樹脂シ
ート(1)を貼合せて支持体を作製した。次に、下記に
示す組成を有する混合物を攪拌機で混合して得られた受
像層塗料(1)を、乾燥後の塗工量が6g/m2 となる
ように支持体の多孔性樹脂シート層面上に塗布し、乾燥
・固化して樹脂層を形成して、溶融転写型インク受像シ
ートを作製した。
g/m2 の上質紙を用い、その片面に酢酸ビニル接着剤
(AC200L、王子建材工業製)を、乾燥後の塗工量
が10g/m2となるように塗布し、この接着剤層を介
して、芯材上に、下記に示す延伸成形した多孔性樹脂シ
ート(1)を貼合せて支持体を作製した。次に、下記に
示す組成を有する混合物を攪拌機で混合して得られた受
像層塗料(1)を、乾燥後の塗工量が6g/m2 となる
ように支持体の多孔性樹脂シート層面上に塗布し、乾燥
・固化して樹脂層を形成して、溶融転写型インク受像シ
ートを作製した。
【0037】延伸成形した多孔性樹脂シート(1) 紙化層を表裏に有する2軸延伸した非多孔性ポリオレフ
ィン系合成紙(商標:ユポFPG−80、王子油化合成
紙製、厚さ80μm)
ィン系合成紙(商標:ユポFPG−80、王子油化合成
紙製、厚さ80μm)
【0038】 受像層塗料(1) 成 分 部 EVAエマルジョン(商標:ポリゾールEVA AD−2、 昭和高分子製、固形分55%) 262 安定化ロジンエステルエマルジョン(商標:スーパーエス テルE−720、荒川化学工業製、固形分50%) 72 水 66
【0039】実施例2.実施例1と同じ支持体の多孔性
樹脂シート層面上に、下記に示す組成を有する混合物を
攪拌機で混合して得られたアンダーコート層塗料(1)
を、乾燥後の塗工量が8g/m2 となるように塗布し、
乾燥・固化し、アンダーコート層を形成した。次に、実
施例1と同じ受像層塗料(1)を、乾燥後の塗工量が6
g/m2となるように上記アンダーコート層面上に塗布
し、乾燥・固化し、受像層を形成して溶融転写型インク
受像シートを作製した。
樹脂シート層面上に、下記に示す組成を有する混合物を
攪拌機で混合して得られたアンダーコート層塗料(1)
を、乾燥後の塗工量が8g/m2 となるように塗布し、
乾燥・固化し、アンダーコート層を形成した。次に、実
施例1と同じ受像層塗料(1)を、乾燥後の塗工量が6
g/m2となるように上記アンダーコート層面上に塗布
し、乾燥・固化し、受像層を形成して溶融転写型インク
受像シートを作製した。
【0040】 アンダーコート層塗料(1) 成 分 部 プラスチック顔料液(商標:グロスデール104、 三井東圧化学製、粒子径0.6μm、固形分46.8%) 171 スチレン−ブタジエン共重合体(商標:L−1876、 旭化成工業製、固形分48%) 167 水 62
【0041】実施例3.坪量45g/m2 の上質紙から
なる芯材の片面に、実施例1と同じ接着剤を、乾燥後の
塗工量が10g/m2 となるように塗布し、この接着剤
層を介して下記に示す延伸成形した多孔性樹脂シート
(2)を芯材に貼合せて支持体を作製した。次に、実施
例1と同じ受像層塗料(1)を、乾燥後の塗工量が6g
/m2 となるように、支持体の樹脂シート層面上に塗布
し、乾燥・固化し、受像層を形成して溶融転写型インク
受像シートを作製した。
なる芯材の片面に、実施例1と同じ接着剤を、乾燥後の
塗工量が10g/m2 となるように塗布し、この接着剤
層を介して下記に示す延伸成形した多孔性樹脂シート
(2)を芯材に貼合せて支持体を作製した。次に、実施
例1と同じ受像層塗料(1)を、乾燥後の塗工量が6g
/m2 となるように、支持体の樹脂シート層面上に塗布
し、乾燥・固化し、受像層を形成して溶融転写型インク
受像シートを作製した。
【0042】延伸成形した多孔性樹脂シート(2) ポリエチレン多孔フィルム(商標:ポーラム35、徳山
曹達製、厚さ35μm)
曹達製、厚さ35μm)
【0043】実施例4.実施例1と同じ支持体の芯材の
片面に実施例1と同じ接着剤を、乾燥後の塗工量が10
g/m2 となるように塗布し、この接着材層を介して下
記に示す延伸成形した多孔性樹脂シート(3)を芯材に
貼合せて支持体を作製した。次に、実施例1と同じ受像
層塗料(1)を、乾燥後の塗工量が6g/m2 となるよ
うに支持体の延伸成形した樹脂シート層面上に塗布し、
乾燥・固化し、受像層を形成して溶融転写型インク受像
シートを作製した。
片面に実施例1と同じ接着剤を、乾燥後の塗工量が10
g/m2 となるように塗布し、この接着材層を介して下
記に示す延伸成形した多孔性樹脂シート(3)を芯材に
貼合せて支持体を作製した。次に、実施例1と同じ受像
層塗料(1)を、乾燥後の塗工量が6g/m2 となるよ
うに支持体の延伸成形した樹脂シート層面上に塗布し、
乾燥・固化し、受像層を形成して溶融転写型インク受像
シートを作製した。
【0044】延伸成形した多孔性樹脂シート(3) 発泡ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム
(商標:ルミラー#100E60、東レ製、厚さ100
μm)
(商標:ルミラー#100E60、東レ製、厚さ100
μm)
【0045】比較例1.坪量100g/m2 の上質紙の
片面上に、実施例1と同じ受像層塗料(1)を、乾燥後
の塗工量が6g/m2 となるように塗布し、乾燥・固化
し、受像層を形成して溶融転写型インク受像シートを作
製した。
片面上に、実施例1と同じ受像層塗料(1)を、乾燥後
の塗工量が6g/m2 となるように塗布し、乾燥・固化
し、受像層を形成して溶融転写型インク受像シートを作
製した。
【0046】比較例2.実施例1と同じ支持体の芯材の
片面に、実施例1と同じ接着剤を、乾燥後の塗工量が1
0g/m2 となるように塗布し、この接着剤層を介して
下記に示す延伸成形した樹脂シートを芯材に貼合せて支
持体を作製した。この樹脂シートは内部や表面に空隙や
細孔が形成されていない非多孔性樹脂シートであった。
次に、実施例1と同じ受像層塗料(1)を、乾燥後の塗
工量が6g/m2 となるように、支持体の延伸成形した
非多孔性樹脂シート層面上に塗布し、乾燥・固化し、受
像層を形成して溶融転写型インク受像シートを作製し
た。
片面に、実施例1と同じ接着剤を、乾燥後の塗工量が1
0g/m2 となるように塗布し、この接着剤層を介して
下記に示す延伸成形した樹脂シートを芯材に貼合せて支
持体を作製した。この樹脂シートは内部や表面に空隙や
細孔が形成されていない非多孔性樹脂シートであった。
次に、実施例1と同じ受像層塗料(1)を、乾燥後の塗
工量が6g/m2 となるように、支持体の延伸成形した
非多孔性樹脂シート層面上に塗布し、乾燥・固化し、受
像層を形成して溶融転写型インク受像シートを作製し
た。
【0047】延伸成形した樹脂シート(内部や表面に空
隙や細孔がないもの) PETフィルム(商標:ルミラー#75T、東レ製、厚
さ75μm)
隙や細孔がないもの) PETフィルム(商標:ルミラー#75T、東レ製、厚
さ75μm)
【0048】評価テスト 上記実施例1〜4、および比較例1,2の受像シートの
各々を、20℃,65%RHの環境下で2時間調湿後、市
販の熱転写カラープリンター(CHC−445、神鋼電
機製)により画像を転写記録した。この記録画像のシア
ン、マゼンタ、イエローの濃度をマクベス濃度計(商
標:DR−914、Kollmorgen Instruments Corp.製)
を用いて測定した。
各々を、20℃,65%RHの環境下で2時間調湿後、市
販の熱転写カラープリンター(CHC−445、神鋼電
機製)により画像を転写記録した。この記録画像のシア
ン、マゼンタ、イエローの濃度をマクベス濃度計(商
標:DR−914、Kollmorgen Instruments Corp.製)
を用いて測定した。
【0049】ドット再現性評価方法 ドット再現性は、リボンから受像層に転写されたドット
が良好に再現されている程度を、すぐれているものから
順に◎、○、△、×の4段階に表記した。テスト結果を
表1に示す。
が良好に再現されている程度を、すぐれているものから
順に◎、○、△、×の4段階に表記した。テスト結果を
表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】本発明により、熱転写画像のドット再現
性が良好で、高い記録濃度を得られる熱転写型受像シー
トを実用することが可能となり、産業界に寄与するとこ
ろが大である。
性が良好で、高い記録濃度を得られる熱転写型受像シー
トを実用することが可能となり、産業界に寄与するとこ
ろが大である。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体と、この支持体の少なくとも一面
上に形成され、かつエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂
と、ワックスおよびロジン化合物から選ばれた少なくと
も1種と、顔料とを主成分として含むインク受像層とを
有し、 前記支持体が芯材と、その少なくとも片面に貼合された
延伸成形した多孔性樹脂シート層とからなり、前記支持
体の前記多孔性樹脂シート層側に、前記インク受像層が
配設されていることを特徴とする溶融転写型インク受像
シート。 - 【請求項2】 前記インク受像層と前記支持体の前記多
孔性樹脂シート層との間にアンダーコート層が配設され
ている、請求項1に記載のインク受像シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5244925A JPH07101168A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 溶融転写型インク受像シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5244925A JPH07101168A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 溶融転写型インク受像シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07101168A true JPH07101168A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17126017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5244925A Pending JPH07101168A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 溶融転写型インク受像シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07101168A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0739751A2 (en) * | 1995-04-25 | 1996-10-30 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image forming method |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP5244925A patent/JPH07101168A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0739751A2 (en) * | 1995-04-25 | 1996-10-30 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image forming method |
EP0739751A3 (en) * | 1995-04-25 | 1997-10-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | Image forming method |
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